2008年04月29日

ラフマニノフ〜ある愛の調べ

2008年04月29日(火)

「 1人映画鑑賞会 」に入っているニヘドンは、今日はオキテを破ってお友達と ラフマニノフの映画を見てしまいました。

ロシア映画は久しぶりに見たので、全編ロシア語の響きが心地良かったです。
この映画は巷のシネコンでは上映されないので、ストーリーを解説しちゃいます。
ラフマニノフが 1918年にアメリカに移住して以降の出来事をメインに、ロシア時代のシーンを織り交ぜながら、ビバリーヒルズの自宅で、一時は気持ちが離れかけた妻子と、再び心を通わせるというラストシーンで終わります。

シューベルトの映画もそうなんだけれど、よくもまあ、作曲家の写真とそっくりな俳優さんを連れて来るよね。
映画を見ながら、これは紛れも無く、作曲家本人なんだという錯覚に陥ります。
今まで、ラフマニノフは、ロシア人、ロシアの作曲家と言う認識が強かったので、彼のアメリカでの生活には興味が無かったけれど、亡命後の彼は、スタインウェイの良い金蔓だったのだと理解しました。
これが、ロシア映画なので、アメリカ資本に対する反発心もあったのでしょうが、それにしても、「 金 」の為に馬車馬のように働かせられるアーティストは古今東西いっぱいいるので、あながちロシアの穿った見方とも言い切れない。

アメリカ映画の 「 ドリームガールズ 」を思い出しましたよ。 
ラフマニノフも、スタインウェイ男のせいで、200日で100都市を回る全米ツアーで働かせられます。
ラフマニノフは段々疲れて行き、もう弾かない。 契約は更新しないと愚図り始めます。

この映画の中のスタインウェイ男みたいな方針の業界人は、どこの世界にもいるし、
この映画の中のラフマニノフのような状態のピアニストを知っているような気もするし、映画を見ていて胸が痛かったです。

当時、飛行機が一般庶民の乗り物ではなかったので、ラフマニノフの全米ツアーは列車での移動です。
ラフマニノフの曲に合わせて、列車の車輪が動くシーンが結構長く映し出され、これが凄くドラマチックなんですよ。
このシーンを見ていると、「 ああ、やっぱり曲には作曲家の人生がこめられているんだ。 」と痛切に感じます。
コンサートでは、いつも映像は自分の頭の中だけで勝手に像を結んでいますが、
映画は映像と音を結びつけてくれるから、強烈なイメージが植え付けられます。
今後、ラフマの曲を聞く時は、車輪の映像が浮かんでしまうのでしょうか?

映画は、アメリカ時代とロシア時代を行ったり来たりしてストーリーが進行して行きます。
しっかり時系列を把握しておかないと、訳分からなくなってしまうかもしれません。
これからこの映画を見る予定のある方は、ラフマニノフの年表を予習しておくと良いかもしれません。
全部ロシア語なのは、分かります。 ロシア映画なのだから。
でも、アメリカのシーンで、アメリカ人役の人々にまでロシア語を喋らせるのはどうかな?
ハリウッド映画だったら、外国人役は外国語で喋らせて、字幕を出すよね。

1897年にラフマニノフの交響曲第1番が初演され、酷評されるシーンもあります。
開演前、ナターシャ( その後、ラフマニノフの奥さんになる人 )の母親がプログラムを見ます。
「 A.L.に捧ぐ? 」
そこへ、当時ラフマニノフの恋人だったアンナがバルコニー席にやって来て、それを当時アンナの婚約者だったダール医師が見て言います。
「 A.L.のお出まし。 彼の霊感の泉。 街では有名です。 」
ナターシャの母親もアンナを見て、「 彼より年上ね。 」 と言う所は思わず大爆笑してしまいました。

ラフマニノフには、コンサートの度に、贈り主不明のライラックの花束が届いたそうです。
これは複数のラフマニノフ研究家が指摘しているので、事実だったらしい。
この映画では、贈り主は妻のナターシャだったとラストで答えを出しています。
本当かどうか、実際に証明をする事はできないけれども、ロシア時代にもアメリカ時代にもライラックの花が届けられたのだから、それが出来るのは本人か奥さんしかいないでしょうね。

「 もっと演奏を聞きたかった! 」 一緒にこの映画を見たとぅるさんが言ってました。
はは。 フィルム・コンサートではないので、許してやってつかあさい。
全体的には、音楽の使い方は上手だったと思いますよ。

参考 : 主な使用曲

      ラフマニノフ / ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
                前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
                前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12
                交響曲 第1番 二短調 Op.13
                幻想小品集 Op.3-1
                ヴォカリーズ Op.34-14
                パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
      スクリャービン / 練習曲 Op.8-12
      ショパン    / 練習曲 Op.25-9

      演奏 : スロヴァキア放送プラティスラヴァ交響楽団
      コンサート・マスター : ヴィクトール・シンチスコ
      指揮者 : アラン・ウィルソン、  レニエド・ヤーノシュ
      ピアノ・ソロ : トマス・ネメク、  ラディスラフ・サンゾウィッツ
      ヴァイオリン・ソロ : ステファン・フィラス

この映画のタイトルは 「 ラフマニノフ 」 だけれど、真の主役はラフマニノフの奥さんのナターシャですね!
準主役は スタインウェイ男ですよ!! ( 笑 )
ロシア語の原題も、「 ライラックの小枝 」なんだそうです。
「 ある愛の調べ 」 なんかよりも 「 ラフマニノフ ライラックの小枝 」にした方が良かったのに。

  

Posted by ニヘドン at 22:16Comments(2)映画

2008年04月27日

手作りの器を使って

2008年04月24日(木)
フラワーアレンジ・レッスン

1.しっくい紙を6分の1にカットした物を同色 又は 2色で2枚用意する。
2.ブロンズネットは、しっくい紙より一回り小さくカットしておく。
3. しっくい紙に両面テープを貼り、ブロンズネットを挟んで2枚のしっくい紙を貼り合わせる。
4.ガラスの器に葉物を入れ、ガラス器の側面をカバーリングする。5.そこにオアシス( 給水スポンジ ) を置く。
6.しっくい紙の上に器を置き、四隅を折り込み、思い思いの形のベースを作る。
7.花をデザインし、リボン等でアクセントをつける。

花材 : イキシヤ
コアラファン
マトリカリア
スカピオサ
レースフラワー ( 白 )
ネリネ( 白 )

しっくい紙でベースを作るのが超、面白かった!
今回は黄色と緑色の、コントラストのハッキリした2色だったので、コントラストの部分を大袈裟に出したいと思い、黄色いしっくい紙の方を濡らして、千切ってみました。
しっくい紙って、濡らすとビリビリ千切れるんですよ。 ハサミで切るより、手で千切った方が輪郭がぼやけて、造形的に面白いニュアンスが出せます。
自然な「 いびつさ 」を出そうと、かなり熱中して作ってみました。
大抵の人は四隅を折るだけなので、鋭角なラインが出てますが、二へドンは鋭角な気分ではなかったので、
遮二無二折り込んでみました。
 折込み過ぎて、折角色のコントラストを作ろうとしていたのに、色の境目まで折り込んでしまったのは残念! 
全体的にぽってりと両手に収まるような、焼き物風な器になりました。

今度はもっと色のコントラストを出す為に、卵の殻が割れたような大胆なデザインに挑戦してみよう。

肝心の花のアレンジの方は、コアラファンが面白いと思ったのだけれど、写真で見るとススキの様で
秋のアレンジみたいに見えてますよね?
もっと「 初夏 」 を感じさせるギラギラ系のアレンジで攻めたかったな。
これからはフラワーアレンジも、生け花の世界もミニヒマワリのオンパレードの季節になるな・・・・・。

次回のレッスンの花は何だろう?

***** 「 手作りの器を使って 」 ・ 完 ****************

  


Posted by ニヘドン at 22:48Comments(0)フラワーアレンジ

2008年04月26日

ラッキーな事

嬉しい! 今週はラッキーな事が2つあった。
その1。磯子スポーツセンターの自動販売機で、お茶を買った。
ルーレットのついている自販機だった。
これは、100本に1回の割合で当たると言う。しかしその割には、当たった事が無い。
或いは絶対に当たりが出ない様に細工がしてあるのかもしれない。だって懸賞運は抜群のニヘドンが、1度も当たった事無いんだもん。いや1度もと言うのは語弊があるな。ここ5年位には1度も当たった事が無い……だな。
まずは自分が買ったお茶がガランと音を立てて商品取り出し口に落ちて来た。
ルーレットが回り始める。
ピピピピピピピピ…。
最初の数字は6だ。
ピピピピピ…。
次の数字は6だ。
ピピピピピピピ…。
お次の数字も6だ。
ふっ。
最後まで確認しようとしている自分が哀れである。当たる訳無いじゃん。何期待してるの? そんなの石田様とニヘドンが結婚する確率位、虚しいだけじゃん。
我ながらヤキが回ったよなあ…。
こう言うのって、絶対最後の数字が1ずれて外れになるんだよ。
ピピピピピピピ…。
最後の数字は6だった。
へ? 当たったりするの? 細工してあるんじゃないの?
慌ててもう1本のお茶のボタンを押した。
ガチャン。
確かに、もう1本ゲット出来た。
ほほ〜。当たったりするのかぁ〜。
ささやかな幸せ。


その2。ゴールデン・ウィーク中は、目一杯バイトのシフトを入れた。その後 「 ラ・フォル・ジュルネ 」の「 ソムリエ・サロン 」に行き、オーストリア国営放送が制作したシューベルトの映画の紹介をされた。
この映画は、5月3日と5月5日の19:00〜上映されると言う。
見たい! 絶対見たい! でも、1度シフトが組まれてしまうと、それをキャンセルするのは至難の業である。
店長はキレ易い性質である。ヤバい事に店長は、いつも厨房で、大変によく切れるプロフェッショナル仕様の刺身包丁を持っている。
彼を怒らせたくない。でも映画は絶対見たい。このチャンスを逃したら、もうこの映画は2度と日本では公開されないであろう。
ルネ・マルタン氏が、ぜひ日本で LFJ の機会に上映したいという映画を見たい。見たい。見たい。
店長に、どんな言い訳をしたら、1度入れたシフト希望を撤回する事が出来るのか。
「 映画を見たいので撤回させてくれ。 」 ?
そんな戯言が通じる相手ではない。
悩んだ。 悶々と悩んだ。
もう映画は諦めるしかないと項垂れながらバイト先に行った。
店長が言った。
「 ごめん! 君のシフト希望表、なくしちゃった。 もう1回書いて出してくれる? 」
え? シフトまだ決定してないの?
あひょ~ん!
5月5日をバツ印つけて出した。 初めからこの日はバツだったも~ん!! 
言い張った。 もう証拠は無いから、言い張った。
店長がシフト希望表をなくす? こんな事が現実にあるんだ!!
ルネ・マルタン氏が、二へドンに映画を見せてあげようと、奇蹟を起こしてくれたに違いない!!

「 シューベルトの生涯を描いた映画 」と一言で言うと、皆は見なくてもシューベルトの事は大体知っていると思われるでしょう。
でもね。 これは、1986年にオーストリア国営放送局が製作したTV映画なんです。
放送後、オーストリアで大論争が起きたと言う、いわく付きの映画なんです。
何故大論争になっちゃったかと言うと、
「 余りにもシューベルトの実像にせまり過ぎた 」 為なんですと。
「 シューベルトのダークな部分をえぐり出している 」 んですと。

日本では1997年に、「 シューベルト 愛の鼓動 」と言う邦題で公開されたそうです。
現在、配給元の配給権が切れてしまっていて、上映するのは大変らしいです。
で、多分この映画は、音楽マニアしか見ないから、DVDだって、作っても売れやしないでしょう。
だから、今年のLFJ を逃したら、もう普通の日本人は一生この映画を見られないかもしれないのですよ!!
オリジナルは、約4時間半の大作で、3時間半版とか、100分版とか、色々なバージョンがあるらしいです。
LFJ では、3時間40分で上映するらしいです。
日本語字幕はないそうです。
大論争になる位だから、「 PG-12 」 相当位の映画だろうと、ソムリエ・サロンで熱弁を揮ったサウンド・ビジュアル・ライターの前島秀国氏が言っていました。 だから中学生未満のお子さんの同伴は無理でしょう。

じゃあ、おさらいね。
日時 : 2008年05月03日(土)  19:00~
     2008年05月05日(月)   19:00~
料金 : 無料 ( ただし、LFJのどれか1枚、チケットか使用済みチケットの半券の提示が必要。)
 
二へドンが 「 この映画を見るべし!!」 と誰彼なく掴まえて訴える訳。
すると大半の人は、興味なさそうなの。 プィっと横を向いちゃう人もいるの。
「 あんた達、絶対損するわよ!! 」 見なきゃ駄目よ。 見なきゃ!!
何故二へドンがこんなに騒ぐかと言うと、「 ソムリエ・サロン 」 で、この問題の映画の2つの場面をそれぞれ10分位ずつ
見せてもらったからなんです。 一部でも、実際の映像を見ちゃったら、もう全部見なくちゃいられないのでごわす。
ソムリエ・サロンで上映された箇所は、1つ目が、
1823年にシューベルトが病院から帰る場面。
ほとんど台詞が無く、淡々と病院を出、馬車に乗るシューベルトの目線のウイーンの街並みが映し出されます。
前島秀国氏によると、この映画は時代考証もしっかりしていて、当時の埃っぽいウイーンの街並み、薄汚い建物が続く情景が見事に再現されているんだそうな。 当時のウイーン ( 他のヨーロッパの都市は皆似たりよったりだったのでしょうが )
の極めて劣悪な衛生状態を考えると、30代で死ぬ人が多くても頷けるかなと・・・・・・。
これだけでも、この映画の「 問題 」な部分が浮き彫りにされてますよね。
「 音楽の都ウイーン 」 は素敵な所、美しい所、日本には無い文化の殿堂・・・・・・と思い込んでいる人々には、あの胸の悪くなるような、ウイーンの街並みの映像は、大ショックでしょうね。

シューベルトが乗っている馬車が、囚人達のような哀れな一団が乗った荷車とすれ違うのです。
荷車に乗っていた頭を虎刈りにした女性が馬車に乗っているシューベルトに気付き、ジーッとガン見するのです。
すると、シューベルトも女性に気付き、シューベルトは髪の毛を持ち上げるのです!!
つまりシューベルトはかつら( 所謂「ズラ」 )をお被りになっていらっしゃったのです。
かつらの下の禿げ頭が、何とも哀れです。
前島秀国氏の解説によると、梅毒の水銀療法は、副作用で髪が抜けるとの事。
恐らくすれ違った女性は、シューベルトと関係のあった女性なのではないかと。

シューベルトは作曲家であると言う事なんかぶっ飛んでしまいますよ。
あの映像を見ると・・・・・・・・・。
「 梅毒で髪の毛を失なった男 」と言うイメージがこびりついてしまいますよ。
物議をかもしますわね。 この問題作を、アングラ系の、頭イカれた自称・芸術家が作るならまだしも、
オーストリア国営放送が作ってしまったって言うのが驚きだわさ。
日本だったら、NHKが、こんな映画を作ってしまったって考えれば、驚きも2倍!!
そして、作った挙句、論争を恐れ、お蔵入りにしないで、放送しちまったって言う所も実に驚きですよ。
  

Posted by ニヘドン at 23:00Comments(0)徒然

2008年04月24日

 キィウィモーニ&ジントニック 

2008年04月20日(日)
M氏とデートなんぞしてみた。
特に行く宛ても無く、大道芸で賑わう馬車道を歩いた。
ふと立て看板を見つけ、地下に降りてみた。
「 キリン ビヤ ホール 馬車道 」と言う店であった。
酒を飲む店であるので、当然 「 お飲み物は何になさいますか? 」と聞かれた。
直前まで「 オレは今日は飲まねえ。」と言っていたM氏が、すかさずジン・トニックを注文した。
写真の左側がジン・トニックである。
確か500円位だった様に記憶している。
M氏が平成の時代を代表する呑ん兵衛だと言う事を知っているニヘドンは、苦笑を禁じ得なかった。
大酒呑んでは正体不明になり、駅前ロータリーの生け垣に刺さっているM氏が、「 オレは今日は飲まねえ 」訳が無い。
ニヘドンは未成年者なので飲酒は出来ない。
でも折角初めての店に来たのだから、何か変わった物を頼みたい。ノンアルコール・ビールでも飲みたかったが生憎メニューに、その様な表記は無かった。
ソフトドリンクの欄を見たら「 キィウィモーニ 」と言う聞き慣れない品名を発見した。
「 ? ? ? 」これは何と発音するのだ?
あのオーストラリアの果物は、普通「 キウイ 」と表記しないか?
キとウの間の小さい「 ィ 」は、どの様に発音すべきなのだろうか?
「 キィーウィー 」なのだろうか?
それとも短く 「 キィ・ウィ 」なのだろうか?
スタッカートを付けた方が良いのだろうか?スラーつけちゃう?
あ、ヴァイオリンを弾く訳じゃないか。
ウェイターさんに、ささやかな声でメニューを指差しながらオーダーした。
ウェイターさんはオーダーを復唱する時に「きぃーうぃーもーに 」と言う発音をした。言われてみたら当たり前の発音だったのだが、フランス人のニヘドンには、ちょっと分からなかった。

写真の右側が 「 キィウィモーニ 」。緑の色が濃淡に層になっていて beautiful !
「 よくかき混ぜてお召し上がり下さい。」
運んで来たウェイターさんが言った。

言われた通り、マドラーでかき回してみた。 こういう無心になれる、ちょっとした時間が好きである。
下の方に、キウイ味の濃いシロップが沈殿している。
メロンソーダの大人バージョンという感じ。
そんな凄い味わうべき代物でもないと思うが、普通の店にはおいていないと言う希少価値の虜になりました。
また今度来よう。
「 キィウィモーニ 」を飲みに。 1杯¥400.-

データ :

キリンビヤホール 馬車道   横浜市中区常磐町4-45 アートビルB1F
                   JR京浜東北線 関内駅北口より  徒歩3分
                   みなとみらい線 馬車道駅より   徒歩5分
                   市営地下鉄 関内駅9番出口より 徒歩0分
営業時間  月~金 11:30~14:30   16:00~23:00
        土日祝日 15:00~23:00
電話 : 045-671-1851

*****************************************

日曜日の16:00頃に入ったから、店内はガラガラで、ゆっくり出来ました。
ここは飲み物の値段がリーズナブルで納得出来ます。
あのね。 「 PUB 鴨 」って店があるの。 ここはウーロン茶が1杯¥700.-なの。
え? アルコールより値段が高いの?
いえね、メニューには載ってなかったんです。
でも、お店の人に 「 ウーロン茶ありますか? 」って聞いたら、「 はい、あります。 」って。
深く何も考えずにお金を払って、家でレシートを見て、目玉飛び出ました。
ぼったくり? キャッチバー? どうせぼったくるなら、ソフトドリンクじゃなくて、アルコールの方でぼったくって欲しかった。
店名の 「 鴨 」って、お客が鴨だからなの?

***** 「 キィウィモーニ&ジントニック 」 ・ 完 ****************  


Posted by ニヘドン at 00:14Comments(7)グルメ

2008年04月23日

早くお家に帰りたかった・・・・・。

二へドンは、ある場所に来ると早くお家に帰りたくなる。
学校での新年度の懇談会の事なんです。
だって、1人1人何故私は役員を出来ないのかと言うみっともない美意識に欠けた言い訳が披露されるのを延々と聞かされるのですよ。
そして、全員が無責任なその場凌ぎの非建設的な戯言を言い終わると、全員下を向き、決して担任の先生と目を合わせないのですよ。 先生と目を合わせると石にでもなっちゃうのでしょうかね?
二へドンは夕方からお仕事だから ( ほら、銀座のNO.1 でしょ。 ほほほ。) 大抵授業参観の後に行われる懇談会に長い時間を費やせないのですよ。
もう後5分で仕事場に向かわなければならないと言う土壇場で、今年も言ってしまった。
「 私がやります!! 」
うは~。 小学校1年生の時からずっとこのパターンだよ。 これで7年間PTA役員をやってますけど?
どこの学校も1人1回は委員をお願いしますみたいなルールがあると思う。
役員が嫌で逃げ回っている小ずるい人々よ。 1人で5人分PTA活動をやってあげてるのだから、二へドンの所まで貢物を持って来てくれても、バチは当たらないと思うよ。

ああ・・・・・。 今年もやってしまったか。 そして、昨年の学年学級とは変わり、今年は広報委員になりました。
これで広報委員歴6年ですけど・・・・・・・・・。

そして、広報委員会の集まりがありました。
委員長と副委員長を決めるのです。 まだ3年生の3クラスの広報委員が決まっていませんでした。
担任の先生が個別に電話をかけて、委員のお願いをしているとの事。
さあ、委員長を決めましょうと言う段になって、1人がむくれて言いました。
「 まだ決まっていないクラスがあるのに・・・・・。 」
つまり、自分が委員長に選出される危険性があるのに、まだ選出されていないクラスの人は絶対委員長にならないから不公平だと言うのです。 
嫌なんだよなあ。 こういう考え方。 
大体、中学校のPTAの親達は、小学校の親達に比べると平均年齢高いから、顔の頬はたるみ、メイクもおざなり、メタボ度もアップ。 美貌の人妻度が衰えて来るのね。
薄汚い婆あが、ふてくされた顔を見せるから、お化け屋敷で辛気臭い幽霊に出会ってしまった気分よ。

ああ! 嫌だ! こういうふてくされ婆あと一緒に仕事したくない!!

すると、「 私やってみたい! 」と手をあげた人がいます。
ペルー出身のマルちゃんです。 すごい!! 
やっぱり異国に嫁に来る度胸の有る人は考え方違うよ!!
で、二へドン言いました。
「 あ、すいません。 私あと5分で仕事に行かなければならないので・・・・・。」
途端にさっきのふてくされ婆あが、ム~っとした顔をしました。

だからあ! ただでさえ顔が薄汚いんだから、そういうムッとした顔しちゃあ、馬の糞の方がマシでしょ!?
まあ、人の話は最後まで聞け。
「 私あと5分で仕事に行かなければならないので、私が副委員長になります。 」
今度は途端に安堵した表情に変わりましたよ。
ふん。 薄汚い顔は安堵しても薄汚いよ。 
これは顔の造作の問題では無く、もう心のさもしさが現れちゃっているんだね。
嫌だよ。 こういう人。

と言う訳で、二へドン副委員長になったので、実行委員会のメンバーになりました。
今日、新旧役員の引継ぎで中学校に行って来ました。
何しろPTA室に集っている人々は、二へドンの長年のPTA活動で気心のしれた人々ばかりなので、話が最初からツーカーで手っ取り早いのさ。
何しろPTA会長は、読み聞かせで一緒のハバネロ・クイーンなんだぜ。
副会長は幼稚園の頃、息子のお嫁さん候補NO.1だった、トモちゃんのママなんだぜ。
書記は育児サークルで一緒だった古馴染みなんだぜ。
会計も育児サークルで一緒だったんだぜ。
いつも初めて会う人の名前を覚えるのに大変な苦労をします。
何故かと言うと、イケメンの名前しか脳に許容量が無いからなんですね。
1年同じ委員会にいて、名前を覚えられなかった人が毎年必ずいます。
斎藤さんだと思い込んでいた人が、実は小林さんだったと、1年後気付いたりします。

でも、今年度は見知った顔ぶればかりで、ほとんど名前が分かるやんけ。
すっばらすいい~。

マルちゃんがラテンのノリで、1年間楽しめそう~。
マルちゃんのサルサ教室があるらしい。 発起人は二へドンですが。( 笑 )
もう既に団地の夏祭りでPTA mothers でサルサの発表をする話が出ちゃったぞ。 
もう今から衣装を作り始めるらしいぞ。 ( 爆 )
これが原因で子供達がグレたりして・・・・・。 ( 悶 )

マルちゃんのペルー料理教室もあるらしい。 発起人は二へドンですが。( 笑 )

マルちゃんは素晴らしいですよ。 何故日本人は皆可愛い名前があるのに、家族の名前である苗字を使うのか、と言うてですね、今年の広報委員会は、皆ファーストネームで呼び合う事が議決されました!!
ぱちぱちぱち!
夏祭りは、すんごいセクシー衣装でサルサを踊ります!! これは未承認ですが。icon15

PTA室に置いてある造花の百合の花にインクか何かがついて汚れていたのね。
大抵の日本人は 「 何これ、きったない!!」 と文句を言うだけですが、 
マルちゃん曰く 「 心の目で見て。 」
ワ~オ! 好きだわ、こういう考え方する人icon06

と言う訳で、今年はペルー関連の日記が増えるかも!?
ラテンのノリの人が集まってくれると嬉しいなあ。

***** 「 早くお家に帰りたかった・・・・。 」 ・ 完 **********  


Posted by ニヘドン at 16:03Comments(4)中学校

2008年04月21日

4月20日 トリオ・リベルタ KAMOME LIVE ・前半

トリオ・リベルタ KAMOME LIVE

日時 : 2008年04月20日( 日 )
      開場 17:00    開演 18:00
会場 : KAMOME live matters
出演 : トリオ・リベルタ
      中岡 太志 ( なかおか ふとし ) / ピアノ
      石田 泰尚 ( いしだ やすなお ) / ヴァイオリン
      松原 孝政 ( まつばら たかまさ ) / サックス

演目 : リチャード・ロジャース / マイ・ファニー・バレンタイン 
      リチャード・ロジャース / マイ・フェィバレット・シングス
      ガトー・ヴァルヴィエリ / ラスト・タンゴ・イン・パリ
      チック・コリア / スペイン
      エンニオ・モリコーネ / ガブリエルのオーボエ
      エンニオ・モリコーネ / ラ・カリファ
      ヘンリー・マンシー二 / ひまわり
      ヘンリー・マンシー二 / ピンク・パンサーのテーマ ~ ロクサーヌのタンゴ
      レクオーナ / マラゲーニャ

      休憩 30 分

      アストル・ピアソラ / ブエノスアイレス午前0時
      アストル・ピアソラ / タンゲディアⅢ
      アストル・ピアソラ / タンゴ・アッパショナンド
                         Ⅰ. プロローグ
                         Ⅱ. 3人のためのミロンガ
                         Ⅲ. ストリート・タンゴ
                         Ⅳ. ミロンガ・ピカレスク
      アストル・ピアソラ / 悪魔のロマンス
      アストル・ピアソラ / 鮫
      アストル・ピアソラ / ヴィオレンタンゴ

      アンコール : ガルデル / 首の差で
               ラルフ・ラブランド / ヒム・トゥ・ホープ
               アストル・ピアソラ / リベルタンゴ
               ヘンリー・マンシー二 / ピンク・パンサーのテーマ ~ ロクサーヌのタンゴ

******************************************

この日の二へドンの整理番号は「 9 」番でした。
17:00に開場。
開演は18:00の予定でしたが、18:15に客席の電気が消灯されました。
松原さんが、白いブラウス姿で登場。
石田様は袖の部分に切り込みが3か所位入った白いブラウスです。
うう~。 悩殺!! 石田様の素肌がチラ見出来ちゃうなんて~。
ふにゃふにゃ~ん。
中岡さんは、黒い植物柄プリントの長袖のブラウス。
( ふっふ。 二へドンは中岡さんの服のセンスが大好きだわ。)

1曲目は Richard Rodgers  / My Funny Valentine
     ( リチャード・ロジャーズ作曲 / マイ・ファニー・バレンタイン )
ピアノのイントロの間、石田様頭を項垂れてヴァイオリンと弓を右手に下げ持ち
身動ぎもしない。
この日の二へドンの席は2列目。
トリオ・リベルタのメンバー3人の演奏風景が全部見えて美味しい席ですicon06
石田様は、目茶、上機嫌です。
石田様の機嫌の良い様子を見られるのは、ファンとしては幸福の極み。
石田様のポジション移動をする時の指の仕草がエロいってば!!
恐らく、石田様の機嫌と、演奏のエロっぽさって、正比例してると思いませんか?
機嫌の良い石田様&エロ~い石田様。
1曲目から、もう二へドンの胸は高鳴りっぱなし!!
演奏後、松原さんが口の端で、ニヤリと笑いました。
ん? 何か有った?
まさか、二へドンの胸の高鳴りが聞こえちゃったかしら?
え? それはお腹が鳴ったん? ぶんぶん。ちゃうちゃう。

2曲目はRichard Rodgers  / My Favorite Things
     ( リチャード・ロジャース作曲 / マイ・フェイバレット・シングス )
石田様が出すヴァイオリンの高音の所で、ズギュ~ン!!
ああ、胸を撃ち抜かれてしまった・・・・。
もう、高鳴ったり、撃ち抜かれたり、二へドン、いや会場の女子は全員、
胸が大忙しだわよ。
松原さんが又、演奏後笑っているの。 何???

中岡さんがマイクを持ちます。
「 まだ外が明るいって言うか、日が長くなって来ましたね。
  トリオ・リベルタ4月のライブの巻き。
  先ず最初に演奏したのが、リチャード・ロジャースの2曲でした。
  殆ど知っているでしょうが、メンバー紹介です。
  サクソフォンの松原孝政( まつばら たかまさ )!
  ヴァイオリンの石田泰尚( いしだ やすなお )!」
石田様ったら、右手を上げて最近お気に入りの「 俺様ポーズ 」で
客席からの拍手に応えます。

中岡「 ピアノの中岡太志( なかおか ふとし )です。
    様々な曲を午前中・・・じゃないか。( 笑 )
    まだ明るいですけど、演奏して行きたいと思います。
    次の曲は『 ラスト・タンゴ・イン・パリ 』なんですけど、
    誰か、映画を観た方います?
    あ? 誰も、この官能の映画を観た事が無い?
    イタリアで4日で上映禁止になった映画です。
    ちょっと空虚な物語なんですけどね。
    アルゼンチンで生まれたタンゴが使われた曲で
    最初にサックスが非常にエロい音を出すんです。
    作曲者のバルビエリはサックス奏者で、彼の演奏は
    『 泣きのサックス 』 と言われました。」
( 補足 : ガトー・バルビエリは、アルゼンチン生まれのサックス奏者。)
中岡「 松原のテナー・サックスが、そう言った所を演奏してくれる訳です。」
松原「 凄いプレッシャー掛かるんですけど。」
松原さんは、そう言いつつも、手にはテナー・サックスを持ち、準備万端!?
中岡「 まあいいから、行きましょう!」

3曲目 ガトー・バルビエリ / ラスト・タンゴ・イン・パリ

うっひょう~。 
サックスもいいけど、石田様のヴァイオリンも、今日は更に甘いよ。

いつもは、あんなに透明な音を出す石田様のヴァイオリンが、今日少し潜もった
様な音です。
こればサックスと絡むと、凄くいい!!
かと思うとE線上のクリアな音が流れて来るんてす。
淑女と悪女が同居している様なミステリアスな女性を思わせる、ゾクゾク物の演
奏です。

演奏が終わり、石田様がヴァイオリンを肩から下ろしました。
えっ!? 石田様の胸元が赤い!!
いやーん。ニヘドンは顔を手で覆い隠そうとして、指の隙間から石田様の胸元を
ガン見です!
石田様ったら、胸元が赤くなる程、お酒を飲んでしまったのね。
ニヘドンは石田様の演奏で酩酊状態なんですけど。

中岡 「 なかなかアンニュイな雰囲気が籠もっている曲ですが、
それを自分達流にアレンジして、エロさの中に包まれた感じを昇華させ
て行きたいなと思います。」
中岡 「 次の曲はチック・コリアの『 スペイン 』です。
ラテンジャズの名曲として有名な曲です。
冒頭にアランフェス協奏曲のメロディーも出て来るので、お聞き下さい。」

4曲目 チック・コリア / スペイン

ピアノがイントロを奏でます。
松原さんはソプラノサックスで名曲に挑みます。
松原さんが軽快かつシャープなメロディーを奏でて行きます。
注目は石田様のヴァイオリンです。
今日は夜のムード満点の大人仕様の演奏になっています。
TPO に応じて音色を使い分ける彼等に脱帽です。
彼等も、その日の客席の雰囲気を敏感に感じ取って、演奏に反映させたりするの
でしょうね。

松原さんのサックスが、昨日よりキレが有って、ヴァイオリンがそれに呼応して、
昨日より迫力満点です。
もう完璧に自分達の曲にしてしまっているので、彼等に余分なパフォーマンスは
必要有りません。

演奏が終わると、石田様が松原さんの直ぐ近くに立ち、松原さんに向かって
お辞儀をして、客席の笑いを取ります。
松原さんは、黙ってニヤニヤしています。

中岡 「 演奏していても、お客さんがノリノリで熱くなって来るんです。
     皆さんの熱くなった心を冷まして行きたいと思います。」
ここで中岡さんは、松原さんに話を振ります。
中岡「 ソプラノ・サックスで演るって難しいのかな?」
松原「 ソプラノ・サックスですか?」
中岡「 ソプラノ・サックスでオーボエの曲をよく演りますね。
    そういう思いで演りますか?」
松原「 多分モリコーネの思い?」
中岡「 爽やかなイメージだよね?」
松原「 ああ、そうですね。」
中岡「 モリコーネの『 ガブリエルのオーボエ 』をお聴き下さい。」

5曲目 エンニオ・モリコーネ / ガブリエルのオーボエ
中岡さんと松原さんのデュオは、美しい~!!
惚れ惚れしてしまいました。
演奏が終わると石田様の登場です。

中岡「 次の曲はモリコーネの『 ラ・カリファ 』です。
    マニアックな話をしますと、この曲は1985年に
    『 ルーブル美術館 』と言う番組でサラ・ブライトマンと言う
    ソプラノ系の歌手が歌った非常に短いフレーズが大人気になって
    よく知られる様になった曲です。」

6曲目 エンニオ・モリコーネ / ラ・カリファ
ソプラノ・サックスが入る時、石田様が左手を「 どうぞ!」と言う感じに
松原さんの方に向けました。
ヴァイオリンのパートが始まり、松原さんが一休みになると、
松原さんはハンカチで目の周囲を拭い始めました。
( 演奏者の皆様、お疲れ様でございます。)

石田様は親指を指板に掛けたまま、他の4本の指を、ぐるりと回転させました。
おお! 新技だ!!

中岡「 モリコーネの曲を昨年から演奏し始めて、モリコーネの曲を色々
    聴いたんですが、いい曲がいっぱい有って、また皆さんに
    お聞かせ出来ると思います。 楽しみにしていて下さい。」
松原さんが1人で退場します。

中岡「 次の曲はヘンリー・マンシー二の『 ひまわり 』です。
    ヘンリー・マンシー二は映画音楽を作る巨匠と言われ、
    1970年の映画『 ひまわり 』では、男女の別れが描かれました。
    ひまわりが画面溢れんばかりに映るのが印象的でした。
    ちょっと僕より年配の方は知ってるかな?
    今日のお客さんは若いので、この映画見た事無いと思いますが、
    見て下さい。
    涙をそそる名曲です。」

7曲目 ヘンリー・マンシー二 / ひまわり
中岡さんと石田様のデュオ演奏が始まりました。
石田様のヴァイオリンの音は、しっとり、どこまでも、しっとり。 湿度200%!!
涙で潤んだ二へドンの瞳には、石田様が、この映画の主役のソフィア・ローレンに
見えて来ましたよー。

演奏が終わり、石田様は退場。

中岡「 この曲を聴いて、映画を見たくなったと思うんですが、
    ソフィア・ローレンが目茶目茶美人で、映画に一役買ってるなと思うんですが、
    みなさんも見て下さい。」
兎に角、中岡さんが大絶賛する映画「 ひまわり 」なのでした。

中岡 「 次の曲はヘンリー・マンシーニの『 ピンクパンサーのテーマ 』です。
途中でガラリとヘンリー・マンシーニの曲では無いんですが、
    変わりますので、その辺もお楽しみ下さい。」
8曲目 ヘンリー・マンシー二 / ピンクパンサーのテーマ
    ~ スティング /  ロクサーヌのタンゴ
最初、ピアノの中岡さんとテナーサックスの松原さんの二人だけでの演奏です。
途中で石田様が登場します。
中岡さんが「 途中でガラリと変わります。」と言ったのは、
映画『 ムーランルージュ 』の曲の事でした。
石田様のヴァイオリンが、同じフレーズを連続で弾く所で、ニヘドンは頭クラクラ。
魂を持って行かれてしまいました。
演奏の最後で、石田様は右手を上げて、宙に弧を描く様に、ゆっくり動かしました。
はあ―。それは、客席の乙女達がため息を吐き出す合図にもなるのです。

中岡 「 この曲は映画『 ムーランルージュ 』で使われた
    『 ロクサーヌのタンゴ 』でしたが、
      ポリス( スティングがボーカルを務めている。)がデビューした
    時の『 ロクサーヌ 』が下地になっています。
    『 ロクサーヌのタンゴ 』 はフィギュアスケートで使われて有名に
     なりました。」

中岡 「 次の曲はスペインのレクオーナ作曲の『 マラゲーニャ 』です。
     マラガと云う土地から発祥した民族音楽です。」

9曲目 レクオーナ / マラゲーニャ
松原さんがソプラノ・サックスの音出しをします。
石田様はヴァイオリンを肩の上で左右に動かして派手なアクションで演奏します。
中岡さんは途中でカスタネットも叩いたりして、
トリオ・リベルタは聴衆を楽しませる為なら、努力を惜しみません。

たった3人で、これだけ完成された音作りが出来るって有り得ません、普通!!
たった3人の演奏力で、スペインの風景が横浜のKAMOMEに広がりました。

ピアノ・ソロの間、石田様は右手を腰に当て、ヴァイオリンと弓を一緒に左手で持ち、
目を瞑って下を向いています。
熱い演奏が終わり、これで第1部の終了です。
先ず最初に石田様が退場しました。
そして、松原さん、中岡さんと退場です。
時刻は19:10。 おお、もう1時間近くも経っていたのですね!

第2部は、別の記事にまとめます。

おまけに、スティングが歌う「 ロクサーヌ 」のYouTube 動画を貼り付けて
おきます。 「 ロクサーヌのタンゴ 」の下地になったとは言え、
石田様がヴァイオリンで演奏するのとは、100%違う曲です。( 笑 )


***** 「 4月20日 トリオ・リベルタ KAMOME LIVE ・前半 」 ・ 完 *****
     






  
 
               
  


Posted by ニヘドン at 00:09Comments(2)コンサート

2008年04月20日

4月19日 トリオ・リベルタ KAMOME レポ前半

トリオ・リベルタ KAMOME LIVE

日時 : 2008年04月19日( 土 )
      開場 18:00    開演 19:00
会場 : KAMOME live matters
出演 : トリオ・リベルタ
      中岡 太志 ( なかおか ふとし ) / ピアノ
      石田 泰尚 ( いしだ やすなお ) / ヴァイオリン
      松原 孝政 ( まつばら たかまさ ) / サックス

演目 : リチャード・ロジャース / マイ・ファニー・バレンタイン 
      リチャード・ロジャース / マイ・フェィバレット・シングス
      ガトー・ヴァルヴィエリ / ラスト・タンゴ・イン・パリ
      チック・コリア / スペイン
      エンニオ・モリコーネ / ガブリエルのオーボエ
      エンニオ・モリコーネ / ラ・カリファ
      ヘンリー・マンシー二 / ひまわり
      ヘンリー・マンシー二 / ピンク・パンサーのテーマ ~ ロクサーヌのタンゴ
      レクオーナ / マラゲーニャ

      休憩 25 分

      アストル・ピアソラ / ブエノスアイレス午前0時
      アストル・ピアソラ / タンゲディアⅢ
      アストル・ピアソラ / タンゴ・アッパショナンド
                         Ⅰ. プロローグ
                         Ⅱ. 3人のためのミロンガ
                         Ⅲ. ストリート・タンゴ
                         Ⅳ. ミロンガ・ピカレスク
      アストル・ピアソラ / 悪魔のロマンス
      アストル・ピアソラ / ヴィオレンタンゴ

      アンコール : ラルフ・ラブランド / ヒム・トゥ・ホープ
               アストル・ピアソラ / リベルタンゴ
               ヘンリー・マンシー二 / ピンク・パンサーのテーマ ~ ロクサーヌのタンゴ

******************************************

当初、チケットに書かれていた開場時間18:15より15分早く開場となりました。
なので、開演時間までゆっくり食べて、飲んで、おしゃべりして・・・・と極上の時間が過ごせました。
19:00を2~3分過ぎて、会場のライトが落とされ、手元も見えない状態が、随分長く続いたように感じられました。
パッとステージのライトが点くと、松原さんが登場です。
真っ白な開襟シャツです。 シンプルなデザインなので、襟のラインがくっきり鮮やかに浮き上がって見えます。
今から思えば、あのシャツは、かなり襟が誇張されたデザインだったのかもしれない。
ファッションアドバイザーのnamaco さんが、その場にいない事が残念です。
5月は、namaco さんもKAMOME ライヴに行くと小耳に挟んだので、ファッションレポートは充実するかもしれません!
松原さんのボトムは、黒のズボンに黒いベルトに黒い靴と、かなりシンプル路線です。
胸元のシルバーネックレスがおしゃれでございますわよ~。

次に入って来たのが石田様。 白いシャツに、両腕の所に幾つか切れ目が入っています。
後ろ身ごろにも切れ目はあります。
このシャツ、ファンの間では人気が高いのですが、普段石田様の事を組長呼ばわりしている二へドンは、
「 組長が乱闘でシャツがビリビリになった 」状態に思えて仕方有りません。
黒いカマーベルトに黒いズボンに黒い靴。 右の耳にはゴールドのユラユラピアス。
右の手首には黒いベルトと白いベルトのバンド。
左手首には数珠ブレス。 今日は、紫色の房が見えてますね。
右手の中指には黒いビーズの指輪ですが、今日は指の付け根までしっかりはまってなくて、2センチ程浮いた感じです。
石田様のネックレスをチェックしようと思ったら、石田様の首筋は既に真っ赤になっています。
いつもは、第2部で、この位の染まり方になるのですが、今日はのっけからこんなになっちゃってますね。
かなり飲んじゃっている様子です。
いつもはポーカーフェースで淡々と演奏をするのに、今日は演奏が始まる前から、何かデへデヘ笑っているし。
か~な~り~、飲んじゃっている様子です。

中岡さんは、白地に黒い花柄っぽい植物柄のプリントが施されたシャツを着ています。
下は黒いズボンです。
おっとっとっと・・・・・。 腕まくりしてないっすよ!! 駄目じゃん!!
悶ぺ。ちゃん好みの貴方でいなければならないのにっ!!

ヴァイオリンの立ち位置に置かれているスタンドマイクが、随分と下に下がっていました。
松原さんが、それをひょいっと上に押し上げました。
それを見ていたのか、すぐさま、スタッフが袖から出て来て、マイクを固定しました。
石田様はそれを見ながら、口の端でニヤニヤしておりますよ。

1曲目はリチャード・ロジャースの「 マイ・ファニー・ヴァレンタイン 」。
長いピアノのイントロが、静かにしっとりと流れて、トリオ・リベルタの演奏を今か今かと待っていたファン達の心に沁みて行きます。
ある方からの質問を受けて、ビックリした事があります。
ブログって、本当に色々な方が読むんですね。
トリオ・リベルタを全く知らない方も読んで下さるので、知らない方にも分かるように説明しているつもりだったんですけれど、
今日は念には念を入れて説明しちゃいますね。
リチャード・ロジャース ( Richard Rodgers )は、1902年06月28日にニューヨークで生まれた作曲家です。
パリのポンピドー・センターで有名になったイギリス人建築家のリチャード・ロジャースとは同姓同名ですけれど、別人です。
作曲家で、建築もしたって事は無いです。( 笑 )
同姓同名って、多いんですよ。
二へドンの本名で検索すると、30万件以上ヒットして、もうウンザリしちゃいます。
日本で一番つまらない名前だと思います。
夫の名前は、TVの某有名CMディレクターと同姓同名( 漢字も全く一緒 )です。
息子の名前は、作家・池波正太郎氏の書生をしていて、今はグルメライターとして本を出している方と同姓同名です。
勿論、漢字も全く一緒です。
息子ちゃんったら、最近、「 僕はグルメライターになりたい!」なんて言い出して、  
「 それじゃ全く区別つかないんだよ!」って感じです。
名前も職業も同名異人がいると、世間の人々は混乱しますよねえ・・・・・。

2曲目は1曲目と同じくリチャード・ロジャーズの 「 My Favorite Things 」。
邦題は「 私のお気に入り 」。
二へドンのヴァイオリンのレパートリーでも有ります。
と言うと聞こえは良いのですが、二へドンが通っているヴァイオリン教室は
YAMAHA のポップス・ミュージック・スクール( PMS )なんですよ。
YAMAHA さんと言えば、簡単アレンジの楽譜を、基礎もろくに身に着いていない
生徒にガンガン弾かせて、生徒は「 自分は弾ける 」と大いなるカン違いをする
メソッドですから ( 爆 )、「 私のお気に入り 」も、二へドンの場合は
簡単ヴァージョンなんです。
二へドンはこの曲を第1ポジションだけで弾きます。
石田~リンの弦を押さえる指に注目をしていたら、ちゃんとポジション移動をしていたから、
流石にダーリンは、ちゃんとしてます。

中岡さんのピアノ・ソロが中盤に有ります。
その時、石田様は、ヴァイオリンを右脇に抱えていました。
ああー、二へドンも石田様のヴァイオリンに変身して、脇に抱えられてみたい!!
石田様は、右足を床の上に置かれているスピーカーの上に乗せています。
石田様はKAMOME ライブの時に、ひょんな事から、このスピーカーの上に足を乗せまして、
足乗せ台として丁度良い按配だったらしく、その後ちょくちょく足を乗せる様になったのです。
ああー、二へドンもスピーカーに変身して、石田様に踏みにじられてみたい!!
オマエはMかって感じですが・・・・・・・。

二へドンのド素人ヴァイオリン・グループ「 アンサンブル・クッキー 」の
ムッシュ・アッシュは、PMS のテキストのジャズっぽいアレンジの 「 私のお気に入り 」が
気に入らないそうなんです。 
彼の中では、JRのTV CMの 「 そうだ京都に行こう 」のアレンジがお気に入りなんですって。
でも、二へドンはトリオ・リベルタのジャズ大爆発の格好良いアレンジが大好きだから、
すごいすごいイイです!! 
リベルタ最高っす!! ムッシュ・アッシュも、リベルタの「 私のお気に入り 」の生演奏を
聞いたら、考えを改めると思います。
本当に、リベルタは最高っすよ!!

中岡さんがマイクを持ちました。
「 えー、皆さん、こんばんは。 トリオ・リベルタです。 何だ、これ? 
  3日前から言ってたよね、 松原ね?
  早くから並んでくれている人がいるんじゃないかなあってね。 」 それ、二へドンの事か!?
「 早い時間に多くの方がお越し頂いて、ありがとうございます。
  お酒飲みながらの席なんで、皆さん緊張しないで、はっちゃけて下さいね。
  では、メンバー紹介を。
  サクソフォン、松原孝政!( 髪が )カールおじさんになってるんだけど、どうしたの? 」
松原 「 昨日、無人島から帰って来ました。( 笑 )」
中岡 「 スーパースターの石田泰尚! 」
中岡さんが片手を石田様の方に向けると、石田様は右手を上げて客席にアピールし、
笑いを誘います。
中岡 「 飲む時間が凄く速くて、心配したんだけど。
      ピアノの中岡太志です。 30代男の魅力を出して、頑張ります!」

中岡 「 次に演奏するのは、『 ラストタンゴ・イン・パリ 』 です。
      この曲はガトー・バルヴィエリと云うアルゼンチンのサック奏者が作曲しました。
      この映画曲に関しては、『 プレイに泣きが入っている 』『 一流じゃない 』
      『 エロティックである 』等と非難されました。
      その余りにもセンセーショナルな映像表現で、イタリアでは上映4日で上映禁止になりました。
      フランスのアパートで繰り広げられるお話みたいですね。
      僕はまだお子様なので、観てないんですが、エロ格好いいタンゴのリズムが少しだけ出て
      来ます。 聴いて下さい。 」
3曲目は「 ラスト・タンゴ・イン・パリ 」。
ピアノがポロポロンと鳴り、もうこれだけでゾクゾク!!
でもこれだけでは許してくれなくて、次に松原さんのテナー・サックスが、聴かせる。 聴かせる。
タンゴのリズムは少しだけだったかもしれませんが、演奏は最初から最後までエロ格好良くて、
もう最高~!!
いつも、会場の前の方の席は、石田様ファンが占拠して、じーっと熱い視線を送るのが常ですが、
今日はいつにも増して、前のテーブルの全員と、カウンター席の全員が、もう石田様しか見て
ないんですけど!?
それだけ石田様がエロ格好いいオーラ全開だったって事なの!?
石田様は、今日もまた、沢山の罪を作ったんだな・・・・・・・・・・・・。

中岡 「 どうだろうねえ? エロ格好いい雰囲気が出てましたかねえ?
      クラシック界で、このエロ格好いいという言葉を使い始めたのは僕達なんだけれども。」
客席から拍手! 拍手!!

中岡 「 次はチック・コリアの曲で、チック・コリアは言わずと知れたジャズ・ピアニストです。
     頭にアランフェス協奏曲のメロディが出て来るのです。
     チック・コリアの『 スペイン 』 を格好良く決めてみたいと思います。」

そして4曲目のチック・コリアの「 スペイン 」の演奏が始まりました。
熱の籠もった中岡さんおピアノのイントロです。
松岡さんのソプラノ・サックスも情熱的に絡みます。
石田様が、ヴァイオリンの演奏をしながら、身体が伸び上がり始めました!
小さい楽譜片を譜面台から後方の床へ、パラリと落としました。
こういう小さな演出もキマッています!!
そして、( ご満悦の証の!?)「 大きい左手くるりん 」パフォーマンスが出ました!!
ひゃっほ~い!! 二へドンはこの石田~リンの「 左手くるりん 」を見るのが大好きなのです。

中岡 「 ここまではジャズの雰囲気の曲を演奏したんですけど、ジャズのミュージシャンには
      奏でられないクラシックのミュージシャンが奏でられない・・・・・? あー・・・・・・
      クラシックのミュージシャンならではの、演奏が出来たのではないかと思っています。
      次の曲はモリコーネの「 ミッション 」より「 ガブリエルのオーボエ 」です。
      オーボエの曲ですが、今日はサックスで。
      美しいメロディを奏でてくれるのではないかな? 」

5曲目はエンニオ・モリコーネの「 ガブリエルのオーボエ 」です。
石田様はお休みで、中岡さんのピアノと、松原さんのソプラノ・サックスとのデュオです。
静かな中に、色味の有るピアノの音がいいな。
中岡さんも本気モード入っています。
かなりこの曲に入れ込んでいますねー。
松原さんのサックスは本当に上手い。
お! 中岡さんに気を取られている内に、松原さんがいつの間にか有ると・サックスに
持ち替えていましたよ!!
この曲は二へドンが気に入ったので、トリオ・リベルタの定番曲にしてもらいたいのですが、
その後、あんまりこの曲を演ってくれなくなっちゃったよね?

中岡 「 すげ~、綺麗だったよ。 良かったよ。
     これがさっき言ったクラシックの良さで、何でも屋さんになって行きたいな
     と思っています。 」
そこへ石田様が楽屋から、ふらふらとステージに登場。

中岡 「 只今演奏したのと同じ、モリコーネの曲を次も演奏したいと思います。
     『 ラ・カリファ 』と言う映画の曲なんですが、映画自体は日本未公開です。
     が、NHKの『 ルーブル美術館 』で使われて有名になりました。
     お聴き下さい。 」
6曲目はエンニオ・モリコーネの「 ラ・カリファ 」です。
中岡さんのピアノと、松原さんのソプラノ・サックスが美しい前奏を奏でて行きます。
石田様は、その間、右腕を左肘に当てて、じっと下を向いて立っています。
ステージの上で下を向く石田様を、二へドンは何度、客席から見上げて来た事だろう。
いい男は、下を向いてもいい男なのである。
石田様に見とれている間に、おお! 石田様の出番だ!!
石田様のヴァイオリンのメロディーが流れ始めます。
もう、もう、ただただ美しく、頭の中も心の中も「 美 」のイメージでいっぱいになります。
余り、うっとりし過ぎて、はっと気が付いたら、曲はしっとり美しく終了してしまいました。
( え”え”~!? 誰が終われって言ったよ!?)

中岡「 何か溜め息混じりに聴いて頂いたと思うんですが。」
松原さんが笑いながら退場して行きます。
中岡「 はい? 
    次に演奏しますのは、ヘンリー・マンシー二の『 ひまわり 』です。
    年輩の方がよく知っている、まあ多くの方がご存知みたいですね、今日のお客さんは。
    この映画『 ひまわり 』に出演していたのがソフィア・ローレンですね。
    ソフィア・ローレンの美しさが凄いなと思ったんですが、これは或る一種の反戦映画ですが、
    地平線いっぱいのひまわりが印象的でした。
    ヴァイオリンのメロディーが涙物と云う感じです。」
この曲はピアノとヴァイオリンのデュオで演奏されます。
そうか、それでさっき松原さんは1人で退場して行ったんだ。

7曲目はヘンリー・マンシー二の「 ひまわり 」です。
石田様がヴァイオリンを弾いている姿の美しさったらないです!! 美しい~。 ほけ~。
ああ、二へドンも、ヴァイオリンで、ああ云う音を出さなきゃいかん!!
煌いているのは、石田様のヴァイオリンの音色だけではありません。
石田様のカフスボタンもキラキラキラキラ・・・・・光を反射させています。
弓のスクリュー部分( お尻の方 )もキラキラキラキラ。 
( そう、飾りの石が嵌め込んで有るんですよね。)

石田様が楽屋に退場して行きます。
中岡「 こういう映画音楽もいいなあ。
     クラシック奏者が演奏しても、いいですよね?
     皆さん、ハンカチで拭いましたか? ( 笑 )
     さて、『 ひまわり 』を作曲したヘンリー・マンシー二ですが、他には
     『 ティファニーで朝食を 』 や『 ムーンリバー 』等が有名です。
     もう1曲、ヘンリー・マンシー二の曲を演ろうと思います。
     『 ピンクパンサーのテーマ 』です。 途中まで『 ピンクパンサー 』。
     途中から全く違う調になっていますので、その辺を楽しんでお聴き頂けたらなと
     思っています。

8曲目が始まりました。 ヘンリー・マンシー二の「 ピンク・パンサーのテーマ 」 ~
 スティングの 「 ロクサーヌのタンゴ 」です。
中岡さんのピアノのイントロ部分の間、松原さんがテナーサックスを下げて立っているのですが、
何だか松原さんが下を向いて笑っている様でした。 ??
おー!!! 途中で石田~リンの登場です!!
石田様のヴァイオリンが始まったら、松原さんは確かに「 へへっ。」 と笑いました!! ??
石田様ったら、演奏の前後には硬派な男子を演出しているけれども、こういうロマンチックな曲を
演らせると、めちゃくちゃロマンチック全開で弾いてくれるんですよね~。
石田様の気分も最高潮で、「 左手くるりん 」が出ました!!
最近、石田様は左腕を指板から離して下に下ろす時に、シェイクする様な揺らしが入るんですけど!?
演奏後、石田様は右手でグーを作って、頭の上に高く上げました。
おお! これはなかなか会心の演奏だった様です!!
石田様以上に二へドンも聴いていて嬉しかったです!!

中岡 「 聴いて頂いてお分かりの様に途中からタンゴの曲に変わりました。
      これは映画『 ムーランルージュ 』 から『 ロクサーヌのタンゴ 』です。
      ロック・グループ『 ポリス 』が作った『 ロクサーヌ 』がオリジナルです。
      フィギュアスケートでもよく使われていて、高橋大輔やキム・ヨナ選手も使っています。
      高橋大輔がSP( ショート・プログラム )で使った時に
      『 男らしくちょっとエロく 』 と言っていました。
      まさかこれを演奏する人はいないと思って取り上げたんですが、如何でしたか?」 拍手~。
余談になりますが、この Policeの「 ロクサーヌ 」は「 空耳アワー 」でも取り上げられましたよね。
曰く 「 うな重、うな重、うな重、 うめ~!! 六千円!! 」
今度聞いたら笑っちゃうかも!?

中岡 「 次に演奏する曲は、スペインのアンダルシア地方を感じる作品です。
      ライブ前半の最後に、『 マラゲーニャ 』をお贈りします。」
9曲目はレクォーナの「 マラゲーニャ 」です。
中岡さんがカスタネットを宙で鳴らし、雰囲気を盛り上げます。
お~!! 石田のやっちゃんが、超・機嫌いいんですけど!!
こういう機嫌の良い石田~リンの生演奏を目の前で見る事が出来るのは、ファンとして最高の幸福です。
幸福の絶頂で、レポは後半へと続く。
後半の記事はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e869500.html

前半終了は20:08。

*****「 4月19日 トリオ・リベルタ KAMOME LIVE レポ前半 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 00:16Comments(0)コンサート

2008年04月19日

セバスチャン丼

2008.04.19.(土)
朝、起きて仕事場のPCを開いていたら、執事のセバスチャンが、
「 奥様、おはようございます。」と半開きのドアの隙間から声をかけて来た。
ニヘドンがセバスチャンの方を見やると、セバスチャンはおずおずと丼をニヘドンの方に差し出した。
「 奥様。お食事でございます。」
え? セバスチャンが作ったの?
ソーセージの輪切り、わけぎの小口切り、スクランブルエッグを大量に入れたチャーハンにした逸品。
見た目は「?」でしたが、味が絶品。
ニヘドンは子供の頃、父が作った醤油かけ過ぎチャーハンに悩まされた事が数度有りました。
セバスチャンのチャーハンは美味い!
辛過ぎず、しょっぱ過ぎず、ちゃんと味がついています。
油少なめでイイ感じです。急いで冷蔵庫に残っていた豆腐と長ネギで味噌汁を作り、朝から優雅な朝食タイムを楽しみました。

あなたの家にもチャーハンを作るのが上手い執事を1人如何ですか?


***** 「 セバスチャン丼 」 ・ 完 *****************
  


Posted by ニヘドン at 15:11Comments(4)グルメ

2008年04月17日

mango tree cafe 横浜ルミネ店

ニヘドンが大好きだった、タイ屋台料理の店「 ゲウチャイ 」を追いやる様に出現した mango tree cafe 。
絶対行かないと思ったのに、エスニック料理を食べずにはいられない身体になってしまったのよね。
佐藤君と一緒にフラフラと入ってみた。
ランチタイムとは言え、店内はお客さんで鈴なり。
殆どが女性。
店のインテリアは、白を基調とした明るい雰囲気。食器も真っ白。ランチメニューは1,000円〜1,300円が主流で約10種類程あったかな?
ニヘドンはセンレックナームセット。 ¥950.-
お米で作った麺がメインディッシュ。 
小皿には、タイ風スコッチエッグ、ひき肉の炒め物、春雨サラダ。
センレックナームは、ありし日の 「 ゲウチャイ 」は、結構しっかり味が付いていましたが、ここのは、ほとんど淡白。
調味料セットで自分で味をつけろと言うのですが、おふくろの味がタイ料理ではないので、自分で味付けは難しい。
無意識に日本風の味つけに近づいてしまうので、それはわざわざエスニックを食べに来た意味が無いだろう。
欲を言えば、既に味付きの物を出してもらいたい。
自分の好みの味付けにって言うのは、個人のニーズに応えている様で、実は不親切だったりする。
エスニック料理の場合は、ちょっと考えてもらいたいと思いました。

春雨サラダが、日本の味と違って、すっぱ辛いのでビックリしました。

一方、佐藤君は辛い物は苦手なので、辛くない無難な線で 「 タイ風チャーハンセット 」。 ¥800.-



このセットには、スコッチエッグの代わりに、トムヤムクン・スープが付いています。
佐藤君はトムヤムクン・スープは飲めないし、春雨サラダも駄目だったので、二へドンが残飯整理をしました。

今日、何故この店を選んだかと言うと、どうせどこかで外食をするのなら、クーポン券が使える店が良いなと思ったのです。
今、横浜市内で無料配布されているタウン情報誌 「 BERRY 」 に夢中でございます。
3月からクーポン券を使いまくっていますよ。
ハーバーズムーンで、ケーキセット代金10%引き。
CakeMania でケーキ代金10%。
そして、ここ mango tree cafe では、 ランチドリンクが無料になります。
ランチドリンクがドリンクバーじゃないのに、意外と高めに設定されているのですよ。
1杯が300円ですから!! これが無料になるなんて、2人で600円お得です。
3人集まれば900円のお得ですから、1人分のランチ代が無料になるのと同じですよ!
二へドンはホットコーヒー。
佐藤君はアイス・ウーロン茶を頼みました。 
でもアイス・ウーロン茶は、これでもか!と言う位に氷がグラスに入っていて、ウーロン茶の量は、ほんの僅かでした。

この店の佐藤君の評価は100点満点中、80点だそうです。
店内のインテリアがユニークな所を評価したそうです。
二へドンは、外の通路に顔を向ける席だったので、店内の様子には注意を向けませんでしたが・・・・・。

ただねえ、二へドンは、余りにもゲウチャイの思い出に浸りきっているので、今ひとつ mango tree cafe を評価しきれないんだなあ・・・・・。 綺麗過ぎる所が駄目なのかな?
キッチンのスタッフが日本人なのが駄目なのかな?

二へドン、スイーツに関してはマリー・アントワネットになるけれども、食事は一般庶民、特に下町の庶民でいいや。
安くて、ちょっと汚い位が丁度良いのかもしれない。

データ :

マンゴーツリーカフェ横浜

〒220-0011 横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜6階
℡ 045-342-7873
fax 045-342-7874
営業時間 11:00~23:00 ( L.O. 22:00 )

***** 「 mango tree cafe 横浜ルミネ店 」 ・ 完 **************  


Posted by ニヘドン at 23:09Comments(0)グルメ

2008年04月16日

4月のヴァイオリン・レッスン

写真は泰次郎君の寝床。


2008.04.1 1(金)
ヴァイオリンを始めて 週目
ヴァイオリン・レッスン 回目。


1人ずつ、音出し。
先週から他の人の音を聞いて、合っているか違っているかお互いに言い合う事になった。まずは妹君。
ん〜。何かよく分からない。合っているような気がする。合っていないような気もする。「合ってる?」無責任な発言をしてみる。
違った場合は先生が訂正してくれる。
次にお姉さん。
「合ってる!」適当〜。
皆の視線を浴びて先生が判定を下す。
「はい、合ってます。」
「おお〜!! 合ってたあ〜!! きゃ〜! きゃ〜! 」
恐ろしく次元の低い人々である。
当て感のレッスンじゃないって。
お姉さんがA線とE線を一緒に弾く
。「合ってるよね?」
「あ、合ってる!合ってる!よね?」
またもや皆の視線が先生に集中。
先生に言わせると、
「ほとんど合っているけれど、もっと明るいハーモニーで聞こえる所を探して下さい。」
そうかあ? 根暗な人には、これ位が丁度良いんじゃない?
でも、お姉様が少しずつ糸巻きを動かすと、音が1度も変わらないのに、明るく聞こえる所に落ち着いた。
だからヴァイオリンって難しいんだね。
その日の気分や、演奏者の元々の気質によって、微妙に明るくなったり暗くなったりするんだよね。
因みに、ニヘドン達のヴァイオリンの先生は、断然、明るいのがお好みです。
さあ、いよいよ最後にニヘドンの番です。お姉様が出してくれるA線の開放弦の音に自分の音を合わせます。
自分の音は、とてもじゃないけど客観的には聞こえません。
「いいの?」「ねえ、いいの?」と上目遣いにクラスメートを見て行き、最後に先生を窺い見ると、先生がOKの印に頷いてくれます。おお! 珍しい!
今日はドンピシャですよ! ただ最後に合わせるE線が少し高いとの事。
おお、珍しい。泰次郎君は大抵、低い事が多いのです。
高いと言われたのは、もしかしたら初めてかもしれません。
アジャスターで下げようと試みますが、音が変わらないので、先生にやってもらっちゃいました。

今日からですね、第3ポジションですよ!
正確に言うと先週、ちょっと 「 シドレ・レミファ 」 の第3ポジションの触りの練習はしました。
今日はテキストの LESSON 3。 D Major スケールを、しっかり練習します。
D線の開放弦のレから始まって、A線でポジション移動して、E線の高いレまで。
登ったら、同じ道を下りて来ます。
まだまだ音は安定していませんが、第2ポジションよりやり易いと思いました。
第2ポジションは、音が1度しか移動しないから、手の移動幅も、ほんのちょっと。
第3ポジションは音が2度上に上がるので、かなりガバッと移動します。
移動幅の大きい方が、二へドンの性に合っている様です。
しかし、D Major スケールを2つずつスラーをつけての練習でマリアナ海溝に撃沈致しました。
「 二へドンここに眠る 」
スラーの中にポジション移動をしなけりゃならない箇所が1ヶ所出てくるのです。
思いっきりグリッサンドして、どうするんだ!!
悪戦苦闘する3匹の迷える子羊達に先生が強力なアドヴァイスをしてくれました。
「 スラーの中でポジション移動する時は、いくら左手だけ早く動かそうとしても駄目。
 ポジション移動の時に右手の弓のスピードをゆっくりにしてあげないと、余分な音が入ってしまうのよ。」
先生のアドヴァイスは正しく神の言葉。
先生の指示通りに弾き方を変えると、あ~ら、不思議。
今まで出来なかった事が、スッと出来るようになります。
二へドンは本当にラッキーだよ。
全くの初心者で、先生を選ぶ事もせずにポッとクラスに入ってしまいました。
が、決して怒らず、ただただ的確な指示を下す先生に当たったからね。
生徒の不協和音にも動じず、生徒1人1人の弱点を瞬時に見抜き、事態を改善する的確な指示を短い言葉で言う。
講師の鑑ですね。
大人になってから初めてヴァイオリンを習い始めた人たちの間では、二へドンのクラスはかなり順調に進んで来ていると思う。それもこれも、みんな先生の的確なアドヴァイスのお蔭でございます。 おありがとうごぜえますだあ。 へへえ~。

次に第1ポジションから第3ポジションへの移動、第3ポジションから第1ポジションへの移動を含んだエクササイズ曲に入ります。 先生が指番号を読み上げるので、生徒は各自で指番号を楽譜に書き込んで行きます。 
最近、先生が読み上げるスピードが速くて、ついていけない事が多くなりました。
そういう時は後でこっそり指をごにゃごにゃ動かして自分で指番号を割り出して記入していきます。
このエクササイズもビックリタマゲーション。
わずか8小節の短い曲ですが、ポジション移動が12回も出てくるのです。
まだ無意識に手が動く所まで行っていないので、休み無く神経を集中させていないと、ポジション移動を忘れます。
指が足らなくなってから、気がつくおそまつさ。 気がついても、準備が遅いとテンポが遅れます。
澄ました顔してヴァイオリンを弾いている石田様の姿が一瞬脳裏に浮かびます。
くそ~!! しかしこの曲、全ての音符にスタッカートがついています。
ヴァイオリンでスタッカートを弾くのは初めてです。
ピアノ
なら、1音ずつ区切って短く弾けば良いのですが、ヴァイオリンはちょいと複雑。
弓と言う道具を使うので、たくさんの方法があります。
大きく分けると、
・ 弓を弦から離さずに弾く。
・ 弓を弾ませて弾く。

で、しかも
・ 腕の動きをコントロールする事によってスタッカートを弾く。
・ 手首の動きをコントロールする事によってスタッカートを弾く。
・ 指の動きをコントロールする事によってスタッカートを弾く。
・ それらの組み合わせ。

音の強弱の出し方もそうなんだけど、 「 それらの組み合わせ 」って奴が、初心者にはエライ迷惑なんだよね。
訳分からないもん。 で、楽譜にはピアノと同じスタッカートの記号しか書かれていないから、ここは一体どういうスタッカートにすれば良いのかって事は、先生に聞かなければ分からない。

まずは初心者チームは、弓を弦から離さずに弾く練習です。
スタッカートの時は音の長さが短いので、使う弓幅も小さくしますが、ポジション移動に気を取られている内に、どんどん弓の位置がずれていきます。 はあ~。 ピアノだったらこんな曲5分も練習したら暗譜できちゃうのに、ヴァイオリンは右手と左手と違う動作を一度にしなければならないから難しいのよ。 
一度もヴァイオリンを演った事のない人の為に、分かり易い説明をすると、両手に鉛筆を持ち、右手は三角形を描き、同時に左手は四角形を描くという感じかな。 1度できれいな四角形が描ける人はまずいないと思うよ。 必ず四角形の角が1つ歪むは
ず。  

Posted by ニヘドン at 23:21Comments(0)ヴァイオリンレッスン

2008年04月14日

事務局長が見てしまったもの。( 内密にお願いしますよ。 )

どうも。 毎度お騒がせのドンドン日記でございます。
いやね、内密にお願いしますよ。 
今度はね、事務局長さんが見ちゃったらしいんです。
( こんな事、書いちゃっていいのか? ドキドキ。 )

いえ、二へドンは見てません。 本当に何も見てません。 
二へドンが見たものは、事務局長さんの日記です。
そこに、石田様のマニアだったら、驚愕の事実が書かれていたのです。
事務局長の許可無く、無断転載致します。
だって、もしかしたら、知らない人が多いかもしれないので・・・・・。

あのね、4月13日の日曜日に、事務局長さんがTVを テレビ東京にチャンネルを変えたんですって。
毎週日曜日の22:54 から始まる 「 みゅーじん 」 が終わりかけの時間帯よ。
最初から見ないで、終わりかけの所を見ちゃうって所が、「 うっかり 」 ぺネポイントがもらえそう。
全然見てなかった二へドンは何も言う資格は無いのだけれど、石田様に貢ぐ為にバイトしてたんだから仕方が無いわよね。

今更の様に 新聞のTV欄を見たら、
「 ピアノ界のイケメン王子登場 ・・・ 清塚信也 」 と書かれていたわ。
そう。 清塚さんが出演していたらしい。
で、事務局長が、番組が終わろうとしている所で見た画面には、映画のサントラをスタジオで録音している場面が写ったんですって。 清塚さんの後ろには、弦楽器などの、その他大勢の人々・・・・・・・・・。
そこで事務局長さんは、見てしまったのです。
その他大勢の人の中に・・・・・・・・・・・・・・・・。
白いTシャツを・・・・・・・・・・。
白いジャージを・・・・・・・・・。
金髪の髪を・・・・・・・・・・・。
これらを総合した男にヴァイオリンを持たせてごらんなさい!!

石田泰尚様~icon06

石田様がスタジオ録音の仕事をよく演るのは知っていましたが、その現場の絵を見る機会が訪れるとは、夢にも思いませんでしたよ。

番組を見なかった二へドンが、何故、見たような口ぶりなのかって!?
あの番組をDVDに録っていた人がいましたよ。 その方が問題のシーンをPCにアップしてくれましたよ。
その画像を拡大して、二へドンも確認しましたよ。
ふっふっふっふっふ。 まさしく 石田泰尚様でしたよ。

多分、あの番組を見ていた方々も、清塚さんに気を取られて、石田様に気がつかなかったのではないのでしょうか?
え? 石田様に対する愛情があれば、絶対に気づく?
それは番組を見たけど石田様に気づかなかった人の割合を計算しないと分からないなあ・・・・・。

さて、「 事務局長が見てしまったもの。 」 は、オンエアされたものなのですから、内密でも何でもないのです。
東スポ並みに思わせぶりをしてしまいましたよ。 ( 笑 )
でも恐らく、石田様本人は、自分の姿もオンエアされたとは思っていないのではないでしょうか?
いや、いいものを見させて頂きました。 事務局長さん、お勤め、ご苦労様でござい泰た。

6月の第1週は、「 王子様週間 」 なんて、二へドンが目をハートにしている間に、
世間の目の届かない所で、石田様と清塚さんの共演が秘密裏に行われていたのですね。
もうこうなったら、ステージの上で共演しちゃって下さいよ!!

トリオ・プリンス!! きゃ~!!
ピアノ・・・・・・・・・・・・ 清塚信也さん。
ヴァイオリン・・・・・・・ 石田泰尚様。
チェロ・・・・・・・・・・・・ 古川展生ちゃん。

これはもう・・・・・・・ 鼻血ものですね。 ステージで誰を見て良いか分からなくて、目がグルグル回っちゃいますね。
こんな企画を、誰か現実のものにして下さあ~い!!!

今からチケット予約入れちゃいますよ。
トリオ結成前から 「 思いっきりフライング先行予約 」 開始致します。 
希望者はコメント欄にお名前をどうぞ。 ははははは。


***** 「 事務局長が見てしまったもの。( 内密にお願いしますよ。 ) 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 22:17Comments(6)石田様偏愛倶楽部

2008年04月13日

ニヘドンのすっげぇ『おされ』なスプリングコート

2008.04.12.(土)
今日はニヘドンのスプリングコートのお話です。
ニヘドンはとにかく、今の季節に重宝する薄手のスプリングコートが欲しかったの。
持っている薄手のコートは色が黒だったから、今ニヘドンは鬱を脱却してそうの状態だから黒は着たくなかったのね。で、近所のブティックに1つだけ残っていたのを慌て買いました。
家を出て、バス停まで行く間に、すれ違った人達は皆ニヘドンのコートを見るのよ。
チラッと目を向ける人もいるし、振り返って見る人もいます。
「ん?」
バス停に着いても、並んでいる人達が見るのよね〜。
「何だろう?」
ふっ。あんた達、このニヘドンに惚れているね。いやだなあ、ニヘドンの心は、石田〜リンにしか向かないというのに…。
ん? ニヘドンに惚れる訳が無い? ……
あ、そうか。このスプリングコートが余りにも『おされ』なんで、皆さん、振り返って見ちゃうのね。
いやだよぉ。照れちゃうよぉ。 このコートはね、『スタイリッシュnamaco』って言うブランドなの。(爆)
横浜駅に着いたら、ルミネ1階のチケットぴあに行きました。
『王子様週間』のチケットを買う為です。
皆さんは、『黄金週間』は知っていますよね? ゴールデンウィークって奴ですね。
でもね。
6月の第1週は『王子様週間』なの。
ニヘドンが勝手に命名したの。
だって
2008.06.04(水) 杉並公会堂大ホール
西江辰郎 & 岡田将 デュオ・リサイタル

2008.06.06.(金) 日本大学カザルスホール
清塚信也リサイタル

なんですよ。
2008.06.07.(土)はシュナイト音楽堂シリーズがあるでしょ。

1週間に王子3人の演奏会ですよ!!
これを『王子様週間』と言わずして、どうする!?

チケットぴあのカウンターで、直ぐに支払いが出来る様にカードを用意して待っていました。でも時間がかかる様なので、カードを落としたりしない様にコートのポケットに入れようと思いました。
手探りでポケットの在りかを確かめたのですが、無いんですよ。
ポケットが無いんです!
あれ〜?
ポケットに穴が開くのは、たまに経験しますが、ポケットその物が無くなってしまうなんて!?
今度は目で確かめるべく、右手下方向を見やると、何だかコートが光沢があってツルツルしています。
「 こ、これは!? もしかして裏地!? 」
ニヘドンは全てを理解しました。
何故、コート表面に光沢があったのか。
何故、ポケットが無かったのか。
そして、何故、ニヘドンが人々の注目を集めてしまったのか。
… 脱力 …… 。

コートを裏表に着てるやないのぉ〜。
くすん。くすん。
もう嫁に行かれませんって。仕方が無いので石田〜リンに引き取ってもらいたいと思います。
きっと、ニヘドンのコートが裏表になっているのに気付いた人々も、ニヘドンが余りにも堂々と着ているので、そう言う今時の訳分からんファッションだと思ったんだろうね。
ぐわびぃ〜ん!!
暑い振りしてコートを脱ぎましたわ。
脱ぎっ。 脱ぎっ。
見て見ぬ振りして笑いをこらえる人々が周囲にいたかどうかは、敢えて言及しない。
「青いコアラ」様。
同様よ! このニヘドンのペネロペ振りは?
何ペネポイントくれますか?(笑)
  

Posted by ニヘドン at 15:07Comments(6)

2008年04月12日

署名運動にご協力をお願い申し上げます。



いつもお世話になっているピアニストさんから、下記の協力要請がありました。
音楽ファンの方も、スイーツファンの方も、旅行大好きの方も、通りすがりの方も、1人でも多くの方に助けて頂きたいのです。
どうぞ、よろしくお願い致します。

****************************************

府から大阪センチュリー交響楽団への補助金が廃止されるかもしれない・・・という事態になっております。
反対のための署名です。

私のように大阪府民でなくてもOK。
これは是非とも協力しなければ!!

http://coo1989.exblog.jp/

上の楽員の方のブログから、署名用紙にたどり着くことが出来ます。

皆様のご協力をお願いします。m(__)m

*****************************************

***** 「 署名運動にご協力をお願い申し上げます。 」 ・ 完 ***********  


Posted by ニヘドン at 00:43Comments(1)

2008年04月11日

CYCLO-ベトナム鶏飯

横浜駅地下にQUEEN'S 伊勢丹 がある。デパ地下大好きギャル達の心を捉えて離さない、グルメショップとスーパーマーケットが入っています。
JRを下りてQUEENS の入り口を入ります。
ウナギの寝床の様に、奥は深いです。
歩きます。どんどん、どんどん歩きます。
一番奥に、QUEENS PATIO ( クイーンズパティオ )と言うイートインコーナーがあります。
いつもベトナム料理のCYCLO ( シクロ ) で、シクロセットを食べます。
フォー( ベトナム麺 )と、鶏飯のセットなんです。 この鶏飯が美味なんですね〜。
エスニックな味つけは、ちょっと家では出せないと思います。
何が嬉しいって、ちゃんとタイ米を使っているんです。この、さらさらしたタイ米の食感が、ちょっと刺激的なエスニックのスパイス味を支えてくれるのですよ。
タイ米には、おそらくニョクマム(魚醤)をベースにしたタレがまぶしてあります。
ワケギの小口切り、パクチー( 香菜 )、なます( 大根と人参 )、 野沢菜漬け、 乾燥ニンニクフレークが乗っています。
勿論、大きなチキンを6切れに切り分けたものが、ど〜んと上に乗っています。
ところが!!
あれ〜 ?
シクロセットでは、あんなに美味しいと感じた鶏飯が、何か冴えないんですよ。
セットのミニサイズだと、ご飯の量が少なくて、その方が上の具が多目になって美味しいんですかね。
それともフォーと一緒に食べるから、双方の旨味を引き出し合うんですかね?
それともそれとも、料理人が、いつもと違った?
ちょっと当てが外れた鶏飯でありました。
780円。 ランチタイムはスープでもつけて欲しいぞ。
この間、スタンプカードをもらって、今日喜んでカウンターで出したら、このカードは、タピオカドリンクをオーダーした時だけ、スタンプを押してくれるんだって。ちぇ〜。

このクイーンズパティオは、なかなかの穴場だと思います。入り口から、ここまで歩いて来る途中にもう1つイートインコーナーがあります。でも、こちらは入り口に近いせいか、ランチタイムは席の奪い合いなんですよ。1番奥まで歩かなければなりませんが、スペースもゆったりしているので、ベビーカーを持っている人でも、楽器を背負っている人でも、ゆったり食事が出来ると思います。

***** 「 CYCLO - ベトナム鶏飯 」 ・ 完  **************
  


Posted by ニヘドン at 14:36Comments(6)グルメ

2008年04月10日

HELLO ! KITTYのスポーツカー

2008年04月09日(木)
降る雨に少し肩を竦めながら、家を出る。
今日はフラワーアレンジの日。
帰りは、自分の作品を持ち帰らなければならないので、荷物が多くなる。
そこへ雨に降られると、傘をさすのが大変。これが、肩を竦めた理由。
いつもの様に、バスに乗り、いつもの様にバス停から教室まで歩く。
およ!!
教室の入り口脇に、いつもと違う物が鎮座ましましていた。
スポーツカーである。
スポーツカーなら、ニヘドンは車マニアではないので、「へー。珍しいなあ。」位に思うだけで、さっさと教室の中に入ったと思う。
ところが、このスポーツカー、HELLO KITTY で覆われていた!!
ボンネットに大きな KITTY の顔が!!
バンパーにも KITTYの顔が!!
後部座席には大きな KITTY のクッションが2つ。ハンドルも KITTY。
写真が光っちゃって肝心の KITTYが写ってないのが悲しいですが…。
他人の車だから、あまりジロジロ詮索するのもいけないと思って、そこまでにした。

教室の中に入り先生に挨拶をすると、先生は開口一番、「あの車見たあ?」。
はい〜。勿論見ましたよ〜。
もう教室の話題は KITTY のスポーツカーです。先生の情報によると、車の持ち主は、花屋の社長に会いに来たそうです。40代の男性で、頭にはバンダナを巻いていたそうです。
「男のキティラーって珍しいですね。」
「宇都宮ナンバーでしたよ。」
「宇都宮から、あの車に乗って来たんでしょうか?」
「みんな、見たでしょうねぇ。」

レッスン中に、ブロロロロロ〜!! という音が外から聞こえて来ました。
「 走った!走った!」先生が叫びます。
フラワーアレンジの生徒達は、一斉に席を立ち、窓際に走り寄りました。
「 キャ〜! 」凄い歓声です。
車は、あっという間に視界から消え去りました。
ふと気が付くと、向かいのビルも、斜向かいのビルも、車を見ようと言う人々で鈴なりになっていました。

皆、珍しい物を見たいのね。
社長に KITTY CAR の持ち主を紹介してくれたら良かったのに。
1度で良いから乗ってみたいよねえ・・・・・。

***** 「 HELLO ! KITTYのスポーツカー 」 ・ 完 *************


  


Posted by ニヘドン at 13:24Comments(0)徒然

2008年04月10日

一つ屋根の下

息子ちゃんが小学校の時は、よ~くキャンプに参加させた。
横浜は、また、子供キャンプの企画が星の数程有る。
NPO団体が主催のもの。 スポーツ財団が主催のもの。 教育委員会がらみのもの。 市や県の施設主催のもの。
知らない人は全く知らずに子供時代を過ごしてしまうのでしょうが、息子ちゃんは、ひどい時は毎週末キャンプに出かけた。
夏休み40日間に、30日間キャンプに参加した事もある。 アメリカ人かお前は!! という感じです。

何故、そんなにキャンプに参加させるのか? 
そもそもの発端は、息子ちゃんが障害児だったから。 とにかく身体を動かす事が身体と心のリハビリに効くと信じていた。
また、息子ちゃんも嫌がらなかった。 彼自身も自然を必要としていたのかもしれない。
そして、日本のありとあらゆる所にはびこっている マザコン男に辟易していたから。
自分の息子は絶対にマザコンにはしない!! したくない!! いや、させない!!
早くから親元から離し、強い男に育てあげるのだ!!

キャンプと一口に言ってもいろいろな形態がある。
日帰りデイキャンプ。 1泊2日。 1週間以上の長期。  子供だけのキャンプ。 親子参加のキャンプ。

親子参加のキャンプは、親子1組に1部屋を与えてくれる所も有る。 ( 南伊豆臨海学園など。 )
大抵は、数組の親子を1部屋に入れる相部屋制である。 ( ふれあいの村など。 )
相部屋にするにもルールが一応ある。 両親と子供が参加の場合は、相部屋の人も両親と子供参加の人と。
父親と子供参加の場合は、相部屋の人も父親と子供参加の人と。
母親と子供参加の場合は、相部屋の人も母親と子供参加の人と。
父親と子供ペアが、母親と子供ペアで同室になると、やはり問題有りと見なされるのでしょうね。
よっぽど部屋数の問題がなければ、上記のような組み合わせになります。

その時初めてあった人と、一つ屋根の下で眠る。 お相手がイケメンだったらドキドキですが、イケメンと同室なんて有り得ない。
大体イケメンはキャンプには参加しないでしょ。 ( 笑 )
大抵は、気の合う人々と楽しい語らいの夕べを過ごす事になります。
わざわざ休日を、田舎に来て、レストランに行けばただ食べるだけで良いのに、薪を割って、火をおこして、料理を屋外で作って食器や鍋は山からの冷たい水で洗わなければならない。 洗濯にも不自由する。 虫にさされる。 都会では考えられない、あぶとか、ぶよとか、猛烈に痛い虫に刺される。 雨が降れば足はドロドロ。 テントにボトボト落ちる雨の音はうるさくて眠れない
。 プログラムには山登りとか、カヌー漕ぎとか、疲れる事ばかり。 夏はクーラーが無い。 TVも見られない。
お酒は禁止。 ( バーベキューの時にビールを出してくれる所もありますが・・・・・。 それは秘密! )
こんな体験を嫌がらずに、いや、むしろ楽しい事だと思ってしまう人種が、キャンプに参加するのですから、気が合ってしまって当然ですね。 キャンプ先で知り合った仲間って、本当に良いものです。 
各地のキャンププログラムで、複数回顔を合わせる、いつものメンバーという人々もいて、キャンプの世界でも隊長な二へドンです。

ところがですね、たまに、波長の合わない人と一つ屋根の下で寝なければならない事態にも遭遇します。
その1. 「 考え過ぎママ 」 
      コテージに3組の母&息子が相部屋になった時の事。
      「 子供が低学年ならともかく、6年生の男と一緒の部屋って有り得ない。」って言われた事あります。
      二へドンにとって、子供は子供。 異性の対象として見た事がなかったので、この発言にビックリです。
      「 私は女なのに、あんな大きい男の子と一緒じゃ眠れない。 」
      ええ~!? だったらキャンプなんか参加しないで、旅館にでも泊まって個室を取りなよ。
      しかも、部屋割りを決めるのは主催者側だから、嫌だと言う事を、二へドンに言われたってどうする事もできませんが?
      しかし、6年生の男の子を、一般の男と見なす考え方は、どうなんでしょうか?
      二へドン以上に妄想肌!?
      こういう人と一つ屋根に寝ても、今ひとつ盛り上がらなかったのは、言うまでもありません。

その2. 「 クレーマーママ 」
      最初、テントに3組の母&息子が相部屋( 相テント? )になった時の事。 
      「 狭い。 狭い。 」 と叫び回って、主催者にくってかかって、自分達2人で1つのテントをせしめた。
     その夜、大雨。 小さいテントは、やはり防水の点で、大きいテントに劣り、散々な目にあったらしい。
     翌朝、「 私達だけ小さなテントに寝せた! 」と吠えまくった。
     食事のメニューから、行事の進行から、何から何まで文句をつけ、最後の晩のお別れディナーには、体調が悪いと
     ボイコット。 帰りのバスが横浜に着いた時は 「 もう2度と参加しない 」 と捨て台詞を吐いて姿を消しました。
     そういう母の姿を見ながら育つ小学生って・・・・・・・。

その3. 「 じっと待つママ 」

      相部屋の場合、どこで寝るのかって、言うのは、同じ部屋の人たちの間で決めます。
      大体、部屋に入った順で荷物を置いた辺りに適当にって、感じが多いみたいです。
      中には夜中にトイレに行くから、出口に近い所がいいわ。 と、ちゃんと理由をつけて、好きな場所を確保する人もいます。
      ある時、宿舎がコテージで、2段ベッドが4つある部屋に2家族が泊まる事になりました。
      このキャンプは、一度に複数のプログラムが同時進行し、参加者は好きなプログラムに参加する事が出来ます。
      二へドンも息子ちゃんも、プログラムは参加するものだと思っているので、いかに1つでも多くのプログラムを消化するかに命を掛けていました。 
      受付を済ませ、部屋のベッドの上に荷物を放任り投げると、早速プログラムにすっ飛んで行きました。
      次から次に参加しまくり、ようやく消灯時間前に部屋に戻りました。
      すると、青白い顔のママと娘が言いました。
      「 どうして、早く帰って来てくれなかったの? 」
      へ????????  あの、あの、プログラムに参加する為に来てますから。。。だから、あの・・・・。
      「 早く帰って来てくれなかったから、私達、寝るところを決められない。」
      えええええええ!? あの、荷物が置かれていないベッドに勝手に寝てはいかがでしょうか?
      ひざを寄せ合って、お話し合いをしなけりゃいけなかったのでしょうか?

      世の中には色々な考え方の人がいますね。
      二へドンは、ツアコン、交流プログラムのコーディネーター、新幹線のグリーンアテンダント、キャンプ等を通じて
      他人と1つ屋根状態を、普通の人より遥かに多く経験して来たけれど、
      何の気兼ねも無く、一緒に寝られるのは、やっぱり夫と子供だね。 
      あとは、石田~リン!っと。

***** 「 一つ屋根の下 」 ・ 完 ****************  


Posted by ニヘドン at 02:07Comments(0)徒然

2008年04月07日

あなご寿司(ハーフ)

2008年04月06日(日)
牧之原S.A.で30分近く休憩となった。
時刻は02:45。
夜行バスが名古屋駅に着いたら、待ち合わせ時間の10:30まではネットカフェで過ごすつもりだ。朝ご飯にインスタントラーメンやハンバーガーはつまらない。できたらニヘドンが住んでいる横浜では余り見ない様な変わった物を食べてみたい。そんな思いで売店を物色してみた。ふふふ。有りました。有りました。
「あなご寿司 ( ハーフ ) です。
所謂「棒寿司」の類。
早速、ネットカフェの個室ブースに座を占めると、パックを開けてみました。ん〜。肉が薄い〜。決して安い物では無かったのに。
プラパックの中に入っているのに、さらにラップにくるまれている。残り物のご飯を冷凍にする為にラップでくるんだみたいで、何だか悲しい。
ラップを剥がす時、ラップの内側にこびり付いていたつゆで、指先がベタベタになってしまった。あなごと酢飯の間には、煮た椎茸が挟まっている。うん。椎茸は美味しいぞ。
でも、全体的に大量生産の味がする。
昨日、夜行バスに乗る前の夕食は、新宿駅で売られていた駅弁を、やはりネットカフェで食べた。この駅弁がい〜い仕事をしていたんだなあ。それと無意識に比べちゃったんだなあ。片や、良い仕事の駅弁。片や、何だかなあの「あなご寿司」。
1つ強力に言いたいのは、あなごは絶対にダイエットをしては駄目だ!! 太っていてくれ。ニの付く人の様に。
データ :

品名 : あなご寿司 ( ハーフ )
原材料 : 酢飯 ( 米、 醸造酒、 果糖ぶどう糖液、 食塩、 調味料 ( アミノ酸等 )、 植物油脂、 pH調整剤、 保存料、 酸化防止剤、 真穴子、 煮椎茸、 砂糖、 酒、 醤油、 昆布、 生姜、 原材料の一部に小麦・大豆を含む。
製造者 : (株)山
静岡県沼津市原1418
電話 055-966-2916

***** 「 あなご寿司(ハーフ) 」 ・ 完 ***************  


Posted by ニヘドン at 05:03Comments(0)グルメ

2008年04月06日

石川祐支チェロリサイタル ( 2008.04.06 )・前半

「 チェロじ応援団 第1回遠征大成功の巻 」
行って来て良かった。
石川祐支氏の演奏は震える程、良かった!
天気も、BEE の時に楽しめた雨や雪は全く降らず、ピーカン天気!
演奏会後、車で名古屋城の外周をぐるぐる回って桜見物をしました!
もう美味しい事だらけですよ。
ルンルン!

「 石川祐支 チェロリサイタル 」
日時 : 2008年04月06日(日)
13:00 開場 13:30 開演
会場 : 愛知県/ 文化フォーラム春日井 視聴覚ホール
出演 : チェロ / 石川祐支 ( いしかわ ゆうじ )
ピアノ / 江上菜々子 ( えがみ ななこ )
主催 : NPO いきいきなごや わ・わ・わの会 ( 吾・和・輪 )

演目 : F.クライスラー / 愛の喜び
G.U.フォーレ / エレジー
F.クライスラー / 美しきロスマリン
M.ブルック / コル・ニドライ
G.リゲティ / 無伴奏チェロソナタ
F.ショパン / 序奏と華麗なるポロネーズ Op.3 ハ長調

休 憩 2 0 分

J.ブラームス / チェロ ソナタ 第2番 へ長調

文化フォーラム春日井は、思った以上に立派で、広々としたスペースを惜しげもなく使った文化施設です。図書館、ホール、ギャラリーなどがあり、地下駐車場は車でいっぱいでした。嬉しい事に、この駐車場は無料でしたよ。
開場時間より30分早く会場に到着したので、同じビルにある図書館の児童書コーナーで、読み聞かせボランティアの活動に必要な新しい絵本の選定を行いました。ここの図書館はセレクションがとても良くて、わずか30分の間に候補に推薦したい本を数冊見つけてしまいました。
本当に充実しまくりの1日です。

視聴覚ホールの座席は、1列17人位座れるのが16列位有りましたから、ざっと数えて17×16 = 372 ですかね。
8割位の入りでした。
チェロじ君、凄いじゃん。ソロ・リサイタルとしては悪くないよ。もっとガラガラのコンサート、ニヘドンいっぱい経験してるよ。

13:30 に影アナが入り、NPO わ・わ・わの会代表・山田雅雄氏の挨拶がある事が告げられました。とは言っても、会長はステージ上には現れず、声だけの出演でした。今日のコンサートは、スリランカの子供達への教育支援の一環であり旨の紹介がありました。ロビーには、スリランカの紅茶を販売するデスクと、寄付金制の古本のデスクが出ていました。山田会長の挨拶は、とても短く、事務局の伊藤康子さんの演奏中の注意事項に関する影アナが終わると、唐突に石川チェロじ君がステージに登場して来ました。

石川さんは黒い長袖シャツに、黒いズボン。 当然ですが(?) 靴も黒と、全身黒ずくめ。
オーケストラの時に黒は着るだろうから、ソロの時には、 ピンクとかオレンジとか着れば良いのにね。
二へドン、前から、チェロじ君には、パステルカラーが似合うと思っているのですよ。
髪はライトを浴びて、やや赤めに見えます。 
耳が出る長さで、少しモシャモシャなセットです。 前髪が揃った感じに見えるので ( おかっぱとは違うけど )、
BEE の時よりも若く見えます。 頭髪評論家のクラシック界のミランダ先生に言わせると、髪はもう少し短い方が良いとの事。
ロン毛愛好家の二へドンの嗜好では、後ろは、もっと長くても可。 要するに人好き好きって事!?

続いてピアノ伴奏の江上菜々子さんが登場です。 パステルグリーンの両肩を出したロングドレスです。
若草の季節に相応しい良い色です。 続いて譜めくりの女性がやって来ました。 黒の膝丈のワンピースドレスです。
ショートカットが清楚な感じです。

まずは、チェロじ君が調弦をします。
間を持たせる事も無く、こちらが拍子抜けをする程、すぐに演奏が始まりました。
1曲目は クライスラーの 「 愛の喜び 」 です。
この曲が作曲されてから、世界中で何十万人という演奏家がこの曲を愛し、演奏して来たと思います。
でも、チェロじ君の演奏が、他の誰よりも軽やかで小粋な感じの演奏です。
二へドンが大好きな音色です。 わざわざ春日井までやって来た甲斐がありました。

ヴァイオリンも演奏者に拠って随分音色が異なる楽器だけれど、チェロはその特徴が際立ちます。
一概に上手い演奏と言っても、音色は千差万別。
渋い枯れた音のチェロ。 暗い程に重厚な音のチェロ。 軽薄な感じの音のチェロ。
二へドンはやっぱりチェロじ君のチャーミングな音が大好き!!
だって、チェロと言う大きさを感じさせない軽やかな音なんですもの。
チェロは、皆、規格が同じはずなのに、何で音色がこんなに違うのかな?

初っ端からチェロには大満足だったのだけれども、ピアノの音に違和感を感じてしまいました。
ピアノの音が、石川チェロじ君の音に合っていない気がしたのです。
ピアノが固い? チェロの軽やかさに合っていない?
これは、音が合っていないとか、テンポがずれているとか、そういう技術的な事なんでは無く、
直感的な相性とでも言いましょうか、何か違うんだよね。
チェロじ君のチェロの音には、もっと温かく包み込んでくれる音を出す人が理想だなあ・・・。
ギャラとか、スケジュールとか、本人同士のやり易さとか、一切考えず二へドンの好みで言わせて頂けると、
岡田将さんなんて、如何でしょうか?
まあ、今日の主役は、あくまでもチェロじ君 こと石川佑支氏なので、良しとするか。

チェロじ君は演奏が終わると立ち上がって、客席中央に向かって礼儀正しく一礼をしました。
全く好青年だよねえ・・・・。
お辞儀を終えて、顔を上げたチェロじ君の左耳のピアスがきらり~んと反射して光りました。
チェロじ君は、椅子に腰掛けると、クロスで指板を拭きました。
ヴァイオリンより大きいから、拭くのも大変よね。

2曲目はフォーレの「 エレジー 」。
これもお馴染みの曲です。 チェロじ君が、どんな味付けをしてくれるのか、ワクワクです。
チェロじ君は、この曲は昨シーズン、トリオBEE で何度も演奏しています。
今日は、長男の及川兄貴と、次男の石田兄ちゃんがいません。
三男坊が、女性ピアニストの伴奏で、果たしてどの様に演奏してくれるのでしょうか!?

しーん・・・・・・・・・・・・。 客席は水を打った様に静まり返りました。
客席中が聞きほれています。
恐らく、今日のお客さんの大半は、石川さんを聞きに来た人達ばかりのはずです。
暇を持て余していたら、たまたま近所で演奏会が有ると聞いて、来たと言う人はいないはずです。
大半は過去にどこかで石川さんの演奏を聞いた事があるはずなんです。
なのに・・・・・・・・・。
してやられちゃいました。
涙が目の端に滲み始めました。
チェロじ君・・・・・・・・。 君は何時の間にそんなに大きな演奏家になってしまったの。
3年前、トリオBEEのステージで、長男と次男に遠慮しつつ、遠慮しつつ、おどおどさえして見せた、
あの石川祐支君が、ホール中のお客さんを感動で言葉を無くさせるのですよ!
僅か2曲目で、こんなにお客を骨抜きにさせて・・・・・・・。
チェロじ君、君もなかなか悪い男になったねえ・・・・・・・。
あんなに何度も聞いたお馴染みのメロディで、何故二へドンはうっすら涙を浮かべなければならないのだ?
ハッキリ言って、トリオBEEの「 エレジー 」で二へドンは泣きたくなった事はないぞ。
まあ、トリオBEEが目指しているものは、もっと動的な感動なのでしょうが・・・・。
ウェットな、心にひたひたと打ち寄せる静かな感動を得たいなら、チェロじ君のソロだね。
トリオBEEの演奏の時よりもテンポもゆっくりで、たっぷりと落ち着いて聞く事が出来ました。
二へドンは最初の2曲を聴いただけで、遥遥春日井まで来た甲斐が有ったと満足してしまいました。
素晴らしい演奏でした!
二へドンが今まで聞いた「 エレジー 」の中での最高傑作でした。
演奏後、チェロじ君は、椅子に座ったまま一礼し、客席からの猛拍手を受けました。

3曲目は「 美しきロスマリン 」。
これまた有名な名曲です。 前半に有名所ばかり集めて来るっていうプログラムが凄いと思います。
クラシックファンでなくとも知っている曲と言うのは、1音でも間違えると、お客さんがすぐ分かってしまうから、
ミスは許されないと、演奏家の方はよく言いますよね。
あ! 最近では全く同じ事を、ヴァイオリニストの岡崎慶輔氏も、神奈川フィルの第246回定期演奏会プログラム「 そのりて 」
のインタビュー・ページで言っておりましたわ。 彼が演奏したのはメンデルスゾーンの協奏曲だったのですが。
曰く 「 私も好きなコンチェルトなのですが、余りにも有名な曲のために、ソリストとしては一音のミスもごまかせない程、
第3楽章のフィナーレまで、いかに集中力を持続できるか、逆にプレッシャーを感じる曲でもあります。」

ふーん。 二へドンは平気。 だって、どの曲弾いても、全部間違えるんだもん!!( 爆 )
いえいえ、二へドンとチェロじ君を比較するなんて、言語道断なので止めておきましょう。
こういう愛らしい曲は、チェロじ君に任せておけば、大丈夫。
うっとり、安らかな時間を過ごせる事、間違いございません。

二へドンは、石川さんのソロ・リサイタルに足を運んだのは、これが初めて。
ついつい、トリオBEEの時の石川祐支さんと比べてしまう。
やはり、ソロ・リサイタルともなると、トリオBEEの演奏と違って、
自分なりの世界を構築しようとしているのが、手に取るように、よく分かりました。
聞いていて楽しかったです。
ティー・ルームのBGMにかかる、何となく聞き流してしまう「 美しきロスマリン 」なんかでは無い。
「 石川祐支jここに在り!」の「 美しきロスマリン 」でした。

ふー。ため息。 二へドンもいつか、ヴァイオリンでこの曲を弾く日が来るのだろうか?
その時に、聞いた人はどんな感想を持つのだろうか? 恐ろしい・・・・・。

チェロじ君は、椅子に座ったまま一礼しました。

4曲目は「 コル・二ドライ 」。 
ピアノの静かなイントロが流れます。
今日のピアノに二へドンの耳が慣れて来たのか、ピアノの音が良い感じに聞こえる様になって来ました。
結論から言って、この日の「 石川祐支チェロ・リサイタル 」の中で二へドンが1番気に入った
「 本日のピカイチ! 」 はこの曲だと思いました。
チェロじ君の「 音の世界 」 が、この「 コル・二ドライ 」の1曲に確立されていました。
静かな、「 わびさび 」の様な印象を持ちました。
決して雅やかな華やかさの有る曲では無いのに、チェロじ君が今まで歩んで来た音楽の歴史や、
チェロじ君の人生の全部が凝縮されて 「 入魂! 」の出来栄えでした。
二へドンはこの曲を初めて聞きました。 
初めて聞く曲と言う物は、やはり曲の理解度と言う点では聴衆が不利なのです。
初めて「 コル・二ドライ 」 を聞く二へドンを大満足させるのだから、
チェロじ君の力量は凄いのでありますよ。
すっかり満足した二へドンの視線の先で、チェロじ君が演奏を終え、立ち上がって一礼し、
ピアノのお姉様と一緒に退場して行きました。

今度は石川さんが1人だけでステージに登場しました。
二へドンの隣に座っていたみけさんが囁きました。
「 何か、いつもより伸び伸びしている気がするんですけど。 」
ははは・・・・・。 怖い人がいないからって事ですよね。
ははは・・・・・。 笑うしかないです。 
これ以上詳しい事は二へドンに言わせないで下さい。 ははは。
さて、5曲目に石川さんが挑むのがG.リゲティの「 無伴奏チェロソナタ 」です。
何しろ石川チェロじ君、まだ若いのに実力派ですから、ソロでも安心して聞いていられます。
いや、むしろ無伴奏の方が、石川ワールドを堪能出来るかもしれません。
石川チェロじ君ったら、「 虚無僧 」みたいな雰囲気で格好良いですうicon06
1列目に小学生の男の子が2人座っていました。
物凄く真剣に石川さんの演奏を見詰めているのが、とても印象的でした。
彼らもチェロを習っているのでしょうかね? 
彼らに声をかけるチャンスが無かったのは残念でした。
演奏が終わると、石川さんは一旦舞台の袖に退場して行きました。

次は石川チェロじ君は、ピアニストの江上菜々子さんと一緒に登場して来ました。
6曲目の演奏は、ショパンの 「 序奏と華麗なるポロネーズ 」です。
流れる様な旋律から、激しい旋律へ、ドラマチックな美しさの中に、
チェロじ君がショパンの世界に命を吹き込みます。
うんうん。 ショパンの雰囲気を良く出せています。

曲全体を通して、指板の上を動く左指も、弓を持つ右手のボーイングも、
滑らかで伸び伸びしています。
1言で言うと 「 華麗 」。 正に「 華麗 」。
いいよ。 いいよ。 凄く良いです。
いやー。 石川さんの持ち味を堪能するなら、やっぱりソロ・リサイタルですよ。
良かった。 名古屋まで来た甲斐がありました。

14:17 から休憩に入りました。

では、第2部の模様は、別の記事に書きますね。

***** 「 石川祐支チェロリサイタル ( 2008.04.06 )・前半 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 20:43Comments(0)コンサート

2008年04月05日

佐藤君のお友達 - その2 デカヘグ

昨年、佐藤君のお友達として「ひこにゃん」を紹介しました。
今日は、「デカヘグ」を紹介です。
佐藤君は、5歳位の時に八景島シーパラダイスの白イルカが大好きでした。バンドウイルカでも、カマイルカでも何でも好きでしたが、1番好きだったのが、白イルカでした。
白イルカなんて呼び捨てにしたら、佐藤君に叱られてしまいますよ。「白イルカちゃん」と可愛いく呼ばなければ!
当時、佐藤君はまだ生まれた時の障害が色濃く残っており、普通の小学校に行かせるか、養護学校に行かせるか迷っている時期でした。なので、セラピーとして有効だと考え、ありとあらゆる水族館に連れて行き、イルカと触れ合ってみました。
葛西臨海公園、江ノ島水族館、八景島シーパラの水族館、によく通いました。江ノ島水族館が新規オープンして以来3年間、年間パスポートを買っていました!
佐藤君は保護者無しでも、石川県の能登島水族館や三重県の鳥羽水族館を訪れています。そう言えば、鴨川シーワールドや、オーストラリアのシーワールド、ラスベガスのドルフィンプールも行きましたね。
年に2〜3度は水族館に行くマニアなやつなんです。
で、彼のお誕生日に執事のセバスチャンにお伴をさせ、八景島シーパラダイスでお誕生日をお祝いしました。
散々水族館の生き物を眺めやり、そろそろセバスチャンが飽き始めたので、帰る事にしました。すると出口に、巨大ぬいぐるみを販売するワゴンが出ていたのです。
「これ買って!」
佐藤君の唐突なリクエストに、ニヘドンは身を竦ませました。
ニヘドンは傍らで何も聞こえなかった振りをして明後日の方向を見ているセバスチャンの脇腹をつっ突きました。
「そう言えばセバスチャン、君はまだ佐藤君にお誕生日祝いの贈り物をあげてなかったね。」
ニヘドンが声高らかに宣告すると、セバスチャンは「ぐ!」だか「げは!」だか文字で表せない、くぐもった音を出しました。
当時は天使の様に愛らしかった佐藤君が期待の瞳をキラキラさせて、じっとセバスチャンを見上げています。
「こんな大きいの?」
セバスチャンはなかなか決断を下せません。そう。その白イルカの巨大ぬいぐるみは、長さが1メートル50センチはあったのです。
「セバスチャンがいる時でなければ、持って帰れないじゃん。」
当時はマーク・レスター並みに可愛いらしかった佐藤君は、ダダをこねる事も無く、絶対に買って貰えると言う確信を瞳に宿し、燃えるようにセバスチャンを見上げています。
セバスチャンは、うなだれながら巨大白イルカを買いにワゴンに近寄りました。白イルカは巨大なビニール袋に二つ折りにされ押し込められました。帰宅するまで、通り過がりの人々が一様に振り返って見ました。余りに大きなお買い上げ品だったので。
あの時、セバスチャンが一緒でなければ、絶対に買っていなかったであろう巨大ぬいぐるみは、こうして我が家の一員となった。
当時、佐藤君は、イルカの鳴き声を真似するのが得意であった。ところがニヘドンには、それは到底真似し切れない不思議な音。犬がワンワン。猫がニャンニャン。と言う訳には行かない。今度国語の先生にでも、イルカの鳴き声は、どの様に表記したら良いのか聞いてみたまえ。「君の聞こえる様に書いてごらん。」と、お茶を濁されるはずです。
ある日、佐藤君が仕切りにイルカの鳴き声を披露しているのが「へぐ〜」と言っている様に聞こえました。
「へぐ〜?」
すると佐藤君が、その音感を気に入り、それ以降、イルカの事を「へぐ」と呼ぶ様になりました。
巨大なイルカぬいぐるみは、「デカいへぐ」なので略して「でかへぐ」と呼ばれる様になりました。
でかへぐは、佐藤君に散々愛玩された挙げ句、毎日枕として酷使されました。
所で、このぬいぐるみ、メーカーは「マザーグース」でした。マザーグースの商品は今までに沢山購入しましたが、結構粗悪品が多くてですねえ。ファスナー付きの鞄はファスナーが壊れるし、かいまきガウンは肩の部分が避けるし、購入して1時間以内に必ず駄目になるのです。
でかへぐもご多分に漏れず、外側がタオル地のぬいぐるみだったのですが、1週間もしない内に糸がビロンビロンに伸びてしまい、全身に長い髭が生えた様になってしまいました。5000円近く払ったのに、1週間で、この始末だったので、不良品として返品しようかとも思いました。あれだけ大きなぬいぐるみを入れるダンボール箱が手元に無かった事や、忙しさにかまけた事やで、結局返品の時期を逃してしまいました。
数度の縫合手術を経て、ブラックジャック状態に。
数年後、佐藤君は従兄弟の家から譲り受けた「少年アシベ」のゴマちゃんぬいぐるみに心を移し、長い間、でかへぐは打ち捨てられていた。
今日ニヘドンは佐藤君に言ってみた。
「もう、でかへぐ捨てちゃっていいかな?
これ以上縫合に耐えられない程に布がもろけちゃってるし、綿が飛び出して、凄いから。虫が湧きそう。」
駄目って言われるかと思ったが、佐藤君からOKが出た。佐藤君はでかへぐにお別れのチューをした。本当は人形供養にでも出したい所だが、ゴミ袋に入れて、燃えるゴミとして出した。もうすっかり中の綿がヘタってしまっているのでゴミ袋が空き空きだったのが悲しかった。
でかへぐ君。長らく佐藤君と仲良くしてくれて、ありがとう。
時は流れるねぇ。
もう今では江ノ島水族館の年間パスは更新していない。
今度捨てられる物は何だろう? ニヘドンが捨てられる日は、まだずっと先である事を祈るよ。 アーメン。

***** 「 佐藤隆介君のお友達 ・ その2 デカへグ 」 **********  


Posted by ニヘドン at 18:52Comments(2)佐藤隆介

2008年04月04日

モンともさん、お誕生日おめでとうございます!!

モンともさん!!
お誕生日おめでとうございます!!

やれ、めでたい。 めでたい。 お赤飯を炊け! 舞いを舞え!! 酒を飲め!!

HAPPY BIRTHDAYsakura_01

おひつじ座の女は才色兼備なんだぜ!!
漫画家の里中真知子先生が、作品の 「 アリエスの乙女達 」の中でそう言ってたも~ん。

思い起こせば幾星霜!? 
モンとも嬢がトリオBEEの演奏会の感想をブログに書いたのを、二へドンが嗅ぎ付け、
モンとも嬢のブログに、二へドンが乱入したのがお付き合いの始まりだったわね。

今日は、二へドンは、ヴァイオリンのレッスンで、モンとも嬢のお誕生日に寄せて、心を込めて 「 虹の彼方へ 」を演奏しました。
そうしたら、先生が鼻声で、「 素晴らしかったわ。 合格よ。 」とおっしゃってくれたの。
そんなに二へドンの演奏に先生が感極まって、涙声になってしまったのかと思ったら、先生は花粉症の持ち主だったのよ。
今ごろ、モンとも嬢は、誕生祝いの飲み会に出かけ、「 二次会の彼方へ 」 行ってしまってなければいいのに・・・・・。

あ、それからそれから、モンともさんの為に、息子ちゃんと2人で、
「 mango tree cafe 」 で、モンともさんとのタイ料理デートを思い出しながら、タイ料理のランチを食べたわ。
そして、モンともさんの為に、横浜赤レンガ倉庫のアフリカンフェスティバルに行って、アフリカのスイーツを食べたり、民芸品売り場を冷やかしたり、セネガルの情熱的なダンス・パフォーマンスを見たりして、お誕生日気分を盛り上げておきました。



これは、今日写した「 フラワーガーデン in 横浜赤レンガ倉庫 」 の1枚。
モンともさんのお誕生日記念に、横浜市がモンともさんに捧げた、45種類・約15万輪の花のオブジェです。
結婚式も行われるのよ。 来年は二へドンもここで、石田~リンと結婚式を挙げるの!!

そして、息子ちゃんのフィギュア・スケートの練習を見学して、さらにモンともさんの祝賀ムードを高めました。
その後、二へドンと同じイケメン好きなモンともさんの為に、息子ちゃんの「 男 」を上げ様と、美容院に行って息子ちゃんの髪をさっぱりして来ました。

その後、モンともさんの不老長寿を祈願して、「 大阪回転寿司 すしろう 」 で寿司食って帰りましたの。
寿司屋の店内は、今度公開される映画 「 スシ王子 」 のポスターがベタベタ貼られていました。

え? 二へドン、ただ遊んだだけ?
いえいえ、全部、モンとも嬢の25才のお誕生日記念祝賀行事の一環として、綿密な打ち合わせの下、行われたものなんです。

おっめっでっとうううううううううううううう~~~。
これからも、私達、おひつじ座の才色兼備な乙女達は、石田~リンに幸せにしてもらおうね!!

***** 「 モンともさん、お誕生日おめでとうございます!! 」 ・ 完 *******  


Posted by ニヘドン at 22:39Comments(2)