2008年08月31日

Strings Concert 2008のお知らせ

ヤマハ横浜店で「大人の音楽レッスン」の受講をしている生徒達が発表会をする事になりました。
名付けて 「 Strings Concert 2008 」です。

日時 : 2008.09.15( 月・祝 )
開場 15:00 開演 15:30
会場 : 横浜みなとみらいホール 小ホール
出演 : 担当講師
ヴァイオリン / 足立 沙織、荒井 あゆみ、酒寄 由香里、竹内 絵美、引地 希
チェロ / 石黒 豪
生徒達 168人(うへ! 横浜店だけで、こんなに生徒いたんだ! )
賛助出演 : 穴田 貴也 / チェロ
山田 百合子 / ピアノ
司会 : 鈴木 初音
料金 : 無料
演目 : 1. よろこびのうた / ベートーヴェン
愛はかげろうのように / ロン・ミラー
2. メヌエット / バッハ
私のお気に入り / リチャード・ロジャース
3. 子守歌 / シューベルト
威風堂々 / エルガー
4. 『 我が祖国 』より モルダウ / スメタナ
Ich liebe dich / ベートーヴェン
5. ジュ・トゥ・ヴ / サティ
ラルゴ / ヘンデル

何か、このグループに、例のあの人が入っているらしい。( 笑 )
6. ブラジル / ヘンデル
『 ニューシネマパラダイス 』より 初恋 / エンニオ・モリコーネ
7. アメイジング・グレース / イギリス民謡
愛のあいさつ / エルガー

アンサンブル 第1部
エーデルワイス / リチャード・ロジャース
アヴェ・ヴェルム・コルププス / モーツァルト
星に願いを / リー・ハーライン
( 何か、この曲に『名前を言ってはいけないアノ人が出るらしい。笑! )
アイネ・クライネ・ナハトムジーク / モーツァルト

〜 休 憩 〜

アンサンブル 第2部
エーデルワイス / リチャード・ロジャース
アヴェ・ヴェルム・コルププス / モーツァルト
アイネ・クライネ・ナハトムジーク / モーツァルト

8. よろこびのうた / ベートーヴェン
主よ人の望みの喜びよ / バッハ
9. ブーレ / ヘンデル

見上げてごらん夜の星を / いずみたく
10. ジュ・トゥ・ヴ / サティ
メヌエット / ベートーヴェン
11. タイスの瞑想曲 / ジュール・マスネ
リベルタンゴ / ピアソラ
12. イエスタデイ・ワンス・モア / R.カーペンター
愛のあいさつ / エルガー

  13. 『 2本のチェロのための3つのデュエット 』より / クンマー
14. We're all alone / ボズ・スキャッグス
ハンガリー舞曲5番 / ブラームス

講師演奏

どうですか?
曲目リストを見ているだけで、楽しいでしょ?
石田様がリサイタルで弾いた曲もあるし。

ニヘドンみたいに、楽器を始めて2年未満の人もいるし、10年選手もいます。
アマチュアのオーケストラに在籍している人々もいます。
それなりに聞けるのではないでしょうか?
お暇な方は、ぜひ涼みに来て下さいませ!

***** 「 Strings Concert 2008のお知らせ 」 ・ 完 *******
  


Posted by ニヘドン at 21:44Comments(0)ヴァイオリンレッスン

2008年08月31日

今月のジョージ・クルーニー

2008.08.31(日)

うわあ! もう今日で8月もお終いですね。
まだまだあと半年位、夏が続いてもいいと思ってしまっているニヘドンです。
暑さにうんざりしている方々からは、お叱りを受けそうですが、
ニヘドンはもう脳が煮えたぎっちゃってて、まともな思考回路じゃ無いんで、お許しあれ。

さて、Vicky さんという女性がいます。
ニヘドンと彼女は、ジョージ・クルーニーという接点で結ばれています。
2人もジョージ・クルーニーのハーレムに入っているのよ。( 真っ赤な嘘だけど。)

今週末、Vicky さんは名古屋で野球選手と浮気旅行に旅立ちました。
それで、彼女もPCの前に座る時間が無いみたいなので、彼女の為に
ジョージ・クルーニーのネタを3連発です。

その1. goo 映画より。

( 記者が俳優に告白するのは ) ヴェネチア国際映画祭では、よく見られる光景。
今年も映画「 バーン・アフター・リーディング 」の会見中、ジョージ・クルーニーに
「 私のことを追いかけてみて! 」 と迫った女性テレビ・レポーターがいたが、
クルーニーは、「 僕が君の前を走るよ。 」 と大人の対応であしらっている。
( 取材・文 中山治美 )

シャーリーズ・セロンに記者から突然プロポーズのハプニング!【第65回ヴェネチア国際映画祭】 - goo 映画


Vicky さんも私も、ジョージ・クルーニーの「 大人 」の所が大好き!
数ヶ月前も、ジョージ・クルーニーがもう別れたがっている彼女を、
ちゃんと彼女の意向を汲んで、公のパーティーに同伴させてあげたエピソードが有りましたが、
日本人には真似の出来ない、大人な態度だよね~。
日本人だったら、嫌となったら、無言でポイだよね~。
やっぱ、ニヘドンは、欧米人に走ろうかな。
日本のヤサ男の見せかけだけの優しさなんて辟易だよ。

その2.

ああお! もうバイトに出かけなければならないので、続きはまた!  


Posted by ニヘドン at 09:17Comments(0)俳優

2008年08月30日

「コレラの時代の愛」一筆箋

2008年08月30日(土)

ニヘドンは、映画の感想を自分のブログに書いたり、映画サイトに書いたり、自分のブログ記事をトラックバックしたり、色々な所に「 ニヘドン・ウイルス 」を撒き散らしています。( 爆 )
そしてトラックバック先に懸賞コーナーが有ると、ついついクリックしてしまうのよねー。
今日はヴァイオリンのアンサンブル練習を終えて帰宅すると、厚みの有る定形封筒が届いていました。
映画「 コレラの時代の愛 」の一筆箋でした。
goo ネットで応募したのでした。
凄く嬉しかったです。と言うのも、「 コレラの時代の愛 」は、南米コロンビアを舞台に、1人の女性を51年も愛し続ける男の話で、是非見てみたい映画なんですねー。
結婚生活だって50年持たないカップルが多い昨今、ギネス級の凄さではないですか?
しかも、相手の女性は、他の男と結婚しているんですよ。
21世紀の現代にこの映画と同じ事をしたら、まずストーカー規制法に引っ掛かりますねー。
ニヘドンが高校生の時に惚れ込んだ太宰治も、長続きはしなかった。
と言うか、「 太宰治全集 」を完全読破し切った所で燃え尽きてしまった。
ニヘドンは好きなものにはのめり込む性だけど、燃え尽きると、ツキが落ちた様に忘れてしまうのよね。
やはり何事も「 程ほどに 」しとかないと長続きはしないのかしら。
今の仕事は14年続いている。
フラワーアレンジは10年続いた。
結婚生活は18年続いている。
50年続いたものは、まだ無いなあー。
おいおい。ニヘドンはまだ50年も生きてないんだってば! ( 笑 )
今からニヘドンが誰かを好きになるとしましょう。
51年後は、90歳を超えちゃいますよ!
石田様に対する愛は何年持つんだか…。
燃え尽きない様に、時々放置プレイしちゃったりなんかしてるんですが…。
いや、しかし、誰かを好きになるって素晴らしい事ですよ。
自分以外の人を愛せないより、よっぽどいいさ。
と言う訳で、
ジョージ・クルーニーを雑誌で見つけるとキャーキャー騒ぎ、
ジュード・ロウの人気が日本ではイマイチだと嘆き悲しみ、
ジョー・アンダーソンにはニヘドンしかいないのではないかと思ってしまう今日この頃。
ニヘドンが仮に後50年生きるとして、最後にニヘドンが好きな人は一体誰なんだろう?
ま、フツーじゃないのは確かだなぁ。
ペットのイグアナと結婚させろと裁判起こしているかもしれないな。
早くフツーの人になりたあ〜い!!
妖怪人間・ニヘドン。

***** 「『コレラの時代の愛』 一筆箋 」 ・ 完 ********
  


Posted by ニヘドン at 21:37Comments(0)懸賞生活

2008年08月30日

大アンサンブル初・音合わせ

2008年08月30日(土)

最近、ニヘドンのヴァイオリンの練習の件を「 ドンドン日記 」に書くウェイトが低くなったような気がします。
だからって、ニヘドンがヴァイオリンの練習に挫折したと思ったら大間違いですよ。
台風が来ようと、貧血で顔が真っ青になろうと、大失恋をしようと、ニヘドンのヴァイオリンの練習は地道に毎日続いております。
いや、楽器はいいですよ。
人間相手に疲れた時に、楽器は本当に心の慰めになってくれます。
楽器は逃げないからね。
「 今、疲れてるんだ。」なんて背中を向けたりしませんからね。
特にヴァイオリンは、顎と肩に挟むじゃないですか。演奏中は、誰かの肩にもたれ掛かっているみたいで、本当に慰められます。
もう楽器にしがみついていれば、他には何も要らないって感じですよ。
地道な練習を続けている内に第3ポジションなんて、当たり前に出来るようになり、
9月15日には発表会に出る事になりました。

そして今日、大アンサンブルの音合わせを初めて行なう日なのです。
場所はヤマハ横浜店の地下のミュージック・ハーバー。
石田様の「 Duo 」のインストアライブが行われた所ですよ。
クンクン。石田様の香りが残っていないかしら? クンクン、クンクン。
あ、いけない、練習に集中しなければ!

いつもは自分のクラスで生徒3人だけで弾いているので、会場ぎっしりの人を見ただけで興奮の余り身体が震えちゃいました。
ファースト・ヴァイオリンが15人位。
セカンド・ヴァイオリンが10人位。
ヴィオラが今日は欠席で、先生が1馬力で(笑)頑張ります。
そしてチェロが10人位。
弦楽四重奏にしては、確かに大アンサンブルだ。
発表会では、先生の門下毎に2曲を演奏し、最後に大アンサンブルを披露するのです。
大アンサンブルの曲はハーライン作曲の「 星に願いを 」。
昨年、まだファーストポジションしか弾けなかった時代に、簡単アレンジの「 星に願いを 」をクラスコンサートで弾いたので、ちょっとタカを括っていました。
初めて楽譜を渡された時に、ショックを受けました。
「 ちょ…ちょっと…これ、ニヘドンには無理だ。弾けない…。」
調が変わって、アレンジが変わるだけで、こうも弾けなくなるのかと思うと、身震いしてしまいますよ。

会場の席は、本番仕様で指定されていました。
それを知らされてニヘドンは、身震いし過ぎて、チビりそうになってしまいました。
ニヘドンの席ったら、2プルトの表ざんすよ。
ギョギョ!
ヤバい。 かーなーりー、ヤバい事になってしまった。
この席は、弾き間違えたら、真っ先に客席にバレてしまう、かなり呪われた席である。
因みにコンミスは、ニヘドンのヴァイオリンの先生なので、間違えるはずが無い。
ヤバい。客席に1番近い場所で、変な音を出す訳にはいかない。
くくく…。後2週間、最後の追い込みをせにゃならんて。
先生の門下だけで弾く2曲は、レッスンの中で、みっちり先生に仕込まれたので、もう暗譜も出来たんですけど、「 星に願いを 」は1度も先生の指導を受けてない状態だったのです。
だからテンポすら、あやふやで、兎に角、自己流で、楽譜の表面だけをさらったと言う感じ。
家で、先生のアドバイス無しに練習するのって結構しんどい。
G線の使用頻度が高くて、ニヘドンが弾くと、野太い演奏になってしまうのさ。
魔法使いのガウンを着たミッキーマウスが、魔法の杖を振ると、杖の先からお星様がキラキラこぼれ落ちるイメージから、かけ離れているんですけど…。
ニヘドンの演奏は、言うなれば「 昭和枯れすすき 」。
ニヘドン頑張れ!
貧しさに負けちゃ駄目だ!
世間に負けちゃ駄目だ!

調弦を先生にお任せして、合わせ開始の11:20までは各自練習。
他の人の音は、異様に綺麗に聞こえるのね。
がむしゃらに練習をする。何だか合わせ開始までに、ヘタばってしまいそう…。

11:20ピッタリに合わせが開始。
今日の仕切り役はニヘドンの先生。
各パートのトップには先生方が座っているので、先生の紹介から。
そして先生方による模範演奏。
おおおお〜! この曲の全容は、こうなっておったのか〜。
こんなに美しい曲だったのかあ〜。
はあ〜。 もう溜め息しか出ませんって。

そして生徒と先生方の全員で演奏をしてみる。
テンポは、ニヘドンがいつも家で練習していたのと同じ位だったのでホッと一安心。
演奏後の先生の講評が爆笑ものでした。
「 最後まで通りましたね。」
わっはっはっはっ!
最後まで通らないかもしれなかったレベルでスミマセン。
そして、メロディーが各パート毎にリレーをして行く所は、 「 バトンを渡すように 」と
指示をされました。
はははは。 「 あー、終わったー。 」と余所見をしていたら駄目って事ですね。( 笑 )

4つのパートをさらに合わせる為のアドバイスを先生から頂きました。
 「いつもメロディが聞こえるように、音量バランスを考えなさい。」
うんうん。 つまりファースト・ヴァイオリンであるニヘドンは、メロディラインをセカンド・ヴァイオリンが弾いている時は、セカンド・ヴァイオリンの音を消さないように、自分の音量を絞らなければならない訳です。
メロディラインをチェロが弾いている時は、チェロの音を消さないようにしなければならないのです。
いちいちアドバイスを受けなくても、当たり前の様な気がします。
でも、こんな、素人にされるアドバイスを、意に介さないプロの演奏家が存在するって、驚きですよね。
他の楽器の音を消してしまって、ずっと平気って演奏家がいるんですよ。
客席からの「 聞こえない 」という意見は、ブログ等を通して本人の耳に入っていると思われるのに、
何故だか改善されないんだよね。

ま、いいや。 反面教師として置いといて。
後、ニヘドン達が受けた指摘は、
・ タイの後、遅れないように。
・ チェロがメロディ担当の所は、ファースト・ヴァイオリンは、チェロに寄り添うように弾くこと。
・ 最後の4小節は、ゆっくりと弾く。 ここもチェロに合わせる事。
そして音の強弱と弓の使い方のアドバイスがありました。

チェロの先生が面白い指摘をしてくれました。
「 その音がロックになちゃってるんだよ。 ガツンと弾かないで、クラシックだから、柔らかく入ってくれる?
  ああ・・・・・そこ、そこ。 そこもロックになってるよ~。 」
むはははは。 ニヘドン、ロック演りたいです。
ロックラシック演りたいです!!
しかし、先生から、弓の返しを柔らかくするように言われてしまったので、今回は100%クラシックを目指します。
でも、いつか、ロックラシック 演りたいなあ~。

セカンド・ヴァイオリンとチェロの合わせの練習が多くて、ファースト・バイオリンはちっとエネルギー余ったけれども、
他の人の演奏を聞くと、自分の駄目な所が一目瞭然なので、とても勉強になりました。
ニヘドンなんか今日の合わせで、ドのシャープが異様に低いという事を思い知らされてしまいましたよ。
家で1人で練習していると、こういう事に気付きにくいのよね。

最後に全員で合わせて、終了ー!!
演奏後、お隣のお姉様と顔を合わせたら、お姉様曰く 「 楽しかったー!! 」 。
うんうん。 もうこのアンサンブルの醍醐味を味わっちゃうと、ヴァイオリンから足抜け出来ないんだよね。

最後の最後に、先生から恐ろしい話を聞かされました。
「 湿気が多かったり、エアコンで乾燥したり、弦が切れ易い時期ですから、発表会当日は
  替えの弦を持って来るように。
  9月から弦の値段が上がるそうですよ。 」

それを聞いた生徒達は、大挙して売り場に現れたから、さあ大変。
普段は閑散としている弦楽器売り場に、20人位の人々が押すな押すなの芋洗い。
しかも全員がヴァイオリンケースを持っていますから、まあ邪魔だったらありゃしない!!
ニヘドンも散々並んで、弦を4本まとめてお買い上げ。
5,000円程、予期せぬ出費をしてしまいましたとさ。 ぢゃんぢゃん。

***** 「 大アンサンブル初・音合わせ 」 ・ 完 ************

  


Posted by ニヘドン at 14:50Comments(0)ヴァイオリンレッスン

2008年08月29日

イカとブロッコリーの明太子クリームソース

2008年08月09日(土)

本日の夕食は横浜駅地下街 Porta の 「 Portofino 」 です。
ここは時々利用します。
dinner set がデザート&ドリンク付きで1,490円とリーズナブルなんです。
下手したらファミレスのディナーセットより安い位です。
メインのパスタとドリンクとデザートを自分の好みで選べるから嬉しい限りです。

席に案内され、オーダーを通してもらうと、お水とグリーンサラダが運ばれて来ます。
サラダはルッコラと千切りキャベツ、紫玉ねぎ、赤パプリカと黄パプリカのスライスの盛り付けです。
掛けられているドレッシングの中にチーズが入っていて、チーズ好きのニヘドンはサラダだけで既に悶絶状態です。
ルッコラの苦味が、うーん、大人の味!
スパゲティーも茹で加減が良い感じ。
具のイカとブロッコリーが、大振りな物がゴロゴロ入っていて、明太子クリームソースが、ピリッとアクセントを利かせていて、もう最高〜!
電子レンジでチーンとする訳でも無いのに、この値段でこの味は、食べていてお店に申し訳無い気持ちで一杯です。
デザートもミニサイズでは無く、単品で頼むのと同じビッグサイズなんです。

お薦めのお店なんですが、1つ難クセをつけるとすると、席数が多く、いつも混んでいるので、何か頼みたい時にウェイターさんが来てくれない事かな。
だから、とっても急いでいる人や、声の小さい大人しい人にはお薦めできないかもです。
  


Posted by ニヘドン at 19:47Comments(0)グルメ

2008年08月29日

シネマビクス

2008年08月29日(金)

いやあ〜。
久々に磯子スポーツセンターで体操教室でございます。
実は今だから言うけど、8月上旬はニヘドン、体調不良が最悪だったんです。
今日医者に行くか、明日医者に行くかってタイミングを推し量っていて、ある晩、どうにもならなくなって、夜中までに唇が白くなったら救急車を呼ぼうと思った位。
自分の身体の具合を見ながら、万が一に備えて、息子宛てにニヘドンのブログのIDやパスワードをメモにリストアップしてたりしました。
体調が戻った今となってはお笑いなんですが…。
そんな調子で体操教室は2週間休んでしまい、ニヘドンが教室に行かれる状態になったら、今度は教室がお盆休みに入ってしまい、何だかんだで1ヶ月振りの復帰ですよ。
受講料が勿体無かったけど、「 お迎え 」を覚悟する程、酷い状態だったのだから仕方が無いわね。

さて、久しぶりの体操教室で、珍しく遅刻もせず参加する事が出来ました。
先生が最初に仰いました。
「 今日はシネマビクスをやっていきます。」
え!? シネマビクスって何?
新しいシネコンの名前?
教室では、ストレッチ、エアロビクス、リズム体操、ヨガ、筋肉トレーニング、バレエ、等様々なプログラムを先生が組み合わせて90分の指導をして下さいます。
ニヘドンみたいに、何でも色んな事を少しずつやりたい人には薔薇色のプログラムなのである。
しかし、先生の仰っしゃる「 シネマビクス 」なんて今まで聞いた事が無いわ。
アクアビクスならやった事がありますよ。
プールの水中でエアロビクスをやるとアクアビクスなのです。
マタニティビクスと言うのも聞いた事があるなあ。
妊婦のウェイトコントロールと安産の為のソフト・エアロビクスの事なんです。
これは大きな興味を持ってはいましたが、妊娠5ヶ月までツアコンの仕事を続け、妊娠6ヶ月で不正出血の為安静入院をさせられたニヘドンには、体験する機会は得られなかったの。
聞く所によると、「 太鼓ビクス 」なるものも有るらしいですね。
太鼓叩きながらエアロビクス? ( 笑 )

で、先生の説明が有りました。
「 映画音楽を聞きながらエアロビクスをやっていきます。皆さんがご存知の曲も有ると思いますので、楽しんでやっていきましょう。」
ニヘドン、ウハウハ笑ってしまったわ。
先生、ニヘドンが映画好きって知ってて、わざわざシネマビクスにしたのー!?
いや、偶然なんでしょうが、初めて聞く言葉に驚いたの何のって!!
シネマビクス!
いいねー。
もうニヘドンは一生これだけやっていたいよ。
アップテンポの映画音楽をかけながらのエアロビクス!
心無しか、いつもより身体が軽く感じられる。
ウハウハ。

ニヘドンは火曜日と金曜日の2回、教室に登録しています。それぞれ担当のインストラクターの先生が違って、金曜日の先生の方が振り付けやリズムが複雑なんですよ。
今日の「 シネマビクス 」で使われた曲は、全部ニヘドンが聞いた事有る曲ばっかりだったのです。でも、そこはほれ、オバサンの哀しい性で、曲のタイトルが突差に思い出せないの!
「 知ってるよ。知ってるんだよ、この曲。えっと、タイトルは何だっけ。何だっけ? 」
曲のタイトルを思い出そうとすると、複雑な振り付けについていけない。
複雑な振りに集中すると、音楽の聞き方が甘くなり、もう2度と何の曲だか分からなくなる。
コンサートと違ってプログラム無いからなあー。DJ が必要じゃん。
最初、「 シネマビクス 」と言うなら、正面にスクリーン設置して映像も流してよ! と思いましたが、そんな事をしたら、脳が空中分解してしまいそうです。

けど気に入ったよ。
シネマビクス!!
ニヘドンこれからはシネマビクス普及委員会を始めるから。
今日はスパイ映画特集です。とか、自分で構成しちゃうから!
目指せ、シネマビクス・インストラクター!! ( 爆 )

教室の後、TSUTAYA に行ってみました。
運動会用のCDや、エアロビクス用のCDのコーナーに、シネマビクスのCDが有るかと期待したのですが、「 シネマビクス 」と言う言葉は発見出来ませんでした。
今後、研究して行きたい分野です。
来週からは教室を休まない様に頑張ろう!

***** 「 シネマビクス 」 ・ 完 ******************
   


Posted by ニヘドン at 14:45Comments(3)スポーツ

2008年08月28日

永田ドック船製作プロジェクト・最終日

2008年08月28日(木)

中学校までの山道を登ったり下りたり、うねうね道を辿っている内に、ドワー!!
スコールが降って来た!
長い傘を持っては、いたが、全身びしょ濡れです。
持っていた紙袋もベリベリ破れてしまいました。
靴の中も水が沁みちゃいました。
ヨレヨレになりながら格技場への階段を上がりました。
先生2人がお出迎えしてくれました。
今日は、中学生が( 女ばかり ) 10人、大人が6人と少ないようです。
昨日、午前中で抜けたニヘドンは、船の本体ベースが完成しているので感動!!
僅か数時間で、ここまで出来るんだ!
今日のお仕事は、ベースに色紙をタイル状に貼る作業です。
藁半紙に捌毛で彩色した4センチ四方の四角い紙を使います。
色は、黒、灰色、黄色の3色と決められています。
ニヘドン的には、オレンジ色やピンク色を使いたかったのに残念!
黒い四角い紙の上に、丸く切った黄色い紙を貼る等の様に2色を組み合わせて、色彩感を出していきます。

まず、船本体の全面に貼り付け終わると、「 カナリア 」の貼り付け作業です。
紙が浮かない様に、しっかり糊をつけ、浮いている所には糊を付け直し、表面にも糊を塗りたくります。
根気が要るけれども、楽しい作業です。
夏休みの宿題の自由研究も良いのですが、このFUNE プロジェクトのように、皆の共同作業で1つの大きな作品を作り上げると言う経験こそ、今の子供達に必要なのではないかと思います。
ニヘドンが校長だったら、共同製作参加者には、内申点倍増しちゃうなあー。
美術の先生が、色紙を貼り付ける作業をしながら、いみじくも言いました。
「 江戸の職人の世界ですな。職人も大変だよなあ。狭い所にずっと1日座って作業をする訳だから。」
ニヘドンは先生の言葉を聞きながら、映画 「 靖国 」の中で、1人で黙々と作業をする職人の姿と、彼の節くれだった手を思い出していました。
映画って、1度見ても2度と思い出さない映画もあるし、「 靖国 」の様に、ふと思い出す映画もある。
何かの拍子に思い出せる映画が、その人に取っては、「 いい映画 」だったのだろうなあ。
今日もニヘドンは仕事の為、14:30で途中退室。
船の上に乗せるカナリアをメインに担当したので、カナリアの頭を体に取りつける所までやりたかったのですが、致し方有りません。
美術の先生に
「 お名残り惜しいのですが…。」とお断りして、会場を後にしました。
階段を降りながら、ニヘドンは心に誓いました。
「 ボランティア・クルーに応募してやる!」
かーなーりー気に入ったプロジェクトでありました。

一応、本日の進行表を書いておきます。

2008年08月28日(木)
09:00 ミーティング・ 受付。
09:30 色紙作り・色貼り。
12:20 昼食。
13:00 色紙作り・色貼り。
16:00 片付け。
16:30 終了。

この後、10月23日の学園祭で、生徒達が最終的な仕上げを施し、来年、横浜ベイサイド・エリア 大さん橋で展示となるのであります。
来年、大さん橋で150艘の船の展示を見られる方は、是非ニヘドンが作った作品を見てやって下さいね。
目印は、船の上に乗ったカナリアだから!
カナリアだから!!
誰が何と言おうとカナリアだから!
アヒルじゃないから。( 泣 )
  

Posted by ニヘドン at 21:47Comments(2)

2008年08月28日

FUNEプロジェクト〜永田ドック2日目

2008年08月27日(水)

「 面倒臭いなあー。」
「 サボっちゃおうかな? 」
のろのろと中学校へ向かう。
今日は「 FUNEプロジェクト 」の船作りにやって来た。
学校の正門をくぐった時、何かイベントをやっている気配はまるで無かった。
校庭では野球部の連中が練習をしている。
半信半疑で指定されていた格技場に向かう。
格技場に入るのは、息子ちゃんが中学校に入学してから初めてである。
格技場は、1階部分が職員よう駐車場になっていて、2階部分が広いフロアになっている。
崩壊後はよく剣道部が練習に使っているらしい。
2階に上がる階段の上がり口に「 FUNE プロジェクト 会場 」と言う張り紙がしてあった。
「 あ、やっぱりやってるじゃん。」
少し安堵しながら階段を上がる。

会場の中に入る。 入り口で靴を脱ぎ、持参したスリッパに履き替える。
だだっ広い板敷きの部屋で、背の高い男の人が何やら説明をしている。
会議用の長机を2つ合わせた上に、昨日製作したと思われる船が置かれていた。
想像していたよりも、サイズは小さい。
が、使用材料はダンボールのみ、と言う所が凄い。
( 実際に水に浮かべる訳ではないので、それでOKなのである。)

では、本日のタイムテーブルを書いておきましょう。

09:00 ミーティング・受付。
09:30 甲板取り付け。
10:00 目止め ( 外側 )。
10:30 甲板上の制作。
12:20 昼食。
13:00 甲板上の制作。
16:00 片付け。
16:30 終了。

広い格技場の床の上に、5つ位のグループに分かれて作業をしている。
二へドンはFUNE プロジェクトの1日目に参加をしていないので、皆目、様子が分からないまま
何となく大人チームに紛れ込む。
「 こんな大きなダンボール 見た事ない!!」 と思える巨大な巨大なダンボールを床に敷き
( 置くと言うより、敷いてますよ。 ) 鉛筆で設計図を書いていく。
こちらは、そんな事は普段やらないので、先生の説明が分かった様な、分からない様な、
曖昧なまま、とにかく我武者羅に鉛筆を走らせて行く。
先生のOKをもらうと、カッターで切り出す。

昨日完成させた船下部に乗せる飾りの部分を鳥のカナリアにする事になったそうだ。
そのカナリアのパーツを大人組が切り出す事になった。
しかし、大人とは言っても、母親達数名。
料理ならお手の物だが、ダンボールの切り出しの為の図面作成は、ちょっと・・・・・。
しかもカナリアの頭部は球体である。 
平面のダンボールから球体を作り出す為には一体何をどうしたら良いのだ?
「 ここをこうしろ! 」という指示を出す者も無く、ただ我武者羅にダンボールと格闘する。
うーん、だから場所を格技場にしたのか!?
二へドンはこの日は12:00までしかFUNE プロジェクトに参加出来ない。
ビッチリと詰まった我がスケジュールが恨めしい。
たった2時間では、作業は遅々として進まなかった様に感じる。
こんな大きな作品を作り上げるのに、たった3日しか充てないというのが、
そもそもの間違いなのでは!?
だって作業をする肝心要の人々が、ダンボール船作りに関してはド素人ばかりなのですよ。
二へドンは大いに後ろ髪を引かれながら、取り敢えずこの日は会場を後にした。


***** 「 FUNEプロジェクト〜永田ドック2日目 」 ・ 完 **********
  


Posted by ニヘドン at 07:21Comments(0)イベント

2008年08月27日

横浜FUNEプロジェクト

「 横浜FUNEプロジェクト 」を知っていますか?
これは2009年に、横浜開港150周年記念を迎える横浜のテーマイベントです。
日比野克彦氏がアートプロデューサーとして就任しています。

どの様なイベントなのか、プロジェクトのチラシから転記してみます。
「 1859年の開港とともに発展してきた横浜は、港を出入りするFUNE( 船 ) によって、諸外国との間で多くのヒトやモノの交流が始まり、情報・文化・技術が横浜を通じて日本全国に広がっていきました。
『 横浜FUNEプロジェクト 』は、2009年の開港150周年に向けて、こうした歴史を踏まえ、横浜の成長と発展に寄与してきたFUNE( 船 )をモチーフに、開港150周年テーマイベントのアートプロデューサー日比野克彦監修のもと、ダンボール等を素材とした150艘のFUNE ( 船 )を制作するなど、大勢の市民が様々なメッセージを FUNE ( 船 ) に託し、横浜から出航( 発信 )させます。」

このプロジェクトは2007年から既に開始され、2009年まで続きます。
今月になって、ようやくニヘドンが参加できる機会に巡り会えました。
息子ちゃんが通っている中学を会場に、3日間に渡り船の製作が行われるのです。
2008年08月26日(火)
   08月27日(水)
   08月28日(木)
いずれも9:00 〜 16:30 です。
会場が中学校なので、主体は中学生の有志ですが、保護者、小学生もいました。
中学の美術の先生と、もう1人の先生の2人が製作指揮を取っていました。
初日の08月26日(火)は、参加しなかったのですが、スケジュールだけ書いておきます。
   9:00   ミーティング、受付。
   9:30   場所作り。
  10:00   オリエンテーション
  10:30  骨組み、板材作り。
  12:20   昼食。
  13:00  板張り・甲板作り。
  15:30  目止め(内側)。
  16:00   片付け。
  16:30   終了。

この日は、午前中に30人、午後に30人、延べ60人の有志によって製作が行われました。
ニヘドンは27日(水)の午前中と、28日(木)の午前中に参加しますので、製作現場レポートを後日アップしたいと思っております。

横浜市内の各会場で作られるFUNE(船)の総数は150 !!
全部、横浜ベイサイドエリア大さん橋会場に展示予定だそうです。
各製作会場は「 ドック 」 と言う名で呼ばれます。もう既に「 その気 」満々です。
「 永田ドック 」で製作される船は、客船「 エンプレス・オブ・ジャパン 」。
大きさは 2万6,032トン。
横浜初入港が1930年。( ニヘドンの両親もまだ全然生まれていない昔だよ! )
中国・日本 ⇔ アメリカ の太平洋航路を担当。
太平洋横断に7〜8日を要し、当時としては新幹線並みの超高速だった。
ベーブ・ルースら、大リーガーも乗って来た。
煙突が3本。
マストが2本。
流れる様な形が特徴。

さあ、果たしてどんな船が完成するのか?
乞うご期待!!

横浜FUNE プロジェクトについての詳細は、
http://www.yokohama150.org
で Check it out !!

***** 「 横浜FUNEプロジェクト 」 ・ 完 *************
  


Posted by ニヘドン at 20:18Comments(6)イベント

2008年08月27日

イベントのお知らせ ~ 殺人 - こんな世界は最悪だ!・・

神沢敦子さんの出演するイベントへのお誘いです。
ニヘドンも、噂には聞いていた神沢敦子さんのパフォーマンスを見るのは
今回が初体験になるので、とても楽しみにしています。

***********************************

神沢敦子企画 第一弾

殺人  ーこんな世界は最悪だ! もう殺すしかないー


2008.9.19(金) 18:30開場 19:00開演

料金 1000円(ドリンク別)

会場 前衛派珈琲処Matching Mole
   住所 東京都杉並区高円寺南3-45ー1 永和ビル3F
   電話 03-5378ー1517
   http://www.softs.org/matching_mole/index.php
   http://mixi.jp/view_community.pl?id=143766


「命を救う殺意」「正義なる殺人」
「殺意による連帯」「生きるための殺人」ーー

現代最大のタブーに挑む、
トークありライブありアジテーションありの、
パンクでアナーキーで妖しく、
かつ大真面目な企画。

       +++++++++++

日々様々な形で世界から送られてくる、
「お前なんか死んで当然」というメッセージ。
そんな中で「生きてあろうとすること」、
それは全世界を敵に回すことである。

物理的命よりも大切な、「生きてある」実存、
それを侮蔑否定されることは、
生まれる以前にまで遡って、殺されること。
それは物理的殺人よりもおぞましい、魂の殺人。

生きることを許されるのは、「生きてあろう」としない命だけ。
それでもなお「生きてあろう」として、殺意が芽生える。

だが世界は、
「殺意を持つ奴等は、ガス室送りへ!」と、
残酷に連呼し続ける。

       +++++++++++

「生きてある」とは、物ではなく事件である。
本物の命とは、「もの」ではなく「こと」なのだ。

だがそれを成立させるために、
殺人事件まで起こさねばならないほど、
この世界には、健全な事件が枯渇している。

願わくばこの「殺人」イベントが、
多くの殺意を抱く人々にとって、
殺人事件よりも意義のある、
健全な事件とならんことを!
                  by 神沢敦子


       +++++++++++

出演者紹介

パイソン
外山恒一の思想に影響され、ファシストを名乗る活動家。
政府転覆を目指す市民団体「黒い旅団」団長。

朧塚
自らの世界滅亡・人類絶滅願望の、芸術的昇華を切望する、自称ゴシキスト。
ユニット「溺死する空」やブログサイト「鉄の鳥篭」などで、
自らの思想ゴシキズムを表現。

暗器使い
小・中・高と学生時代を通じていじめに合い続け、
世の中に対するテロ願望を抱くにいたる。
イベント「いじめは深刻な問題」を、継続的に主催。

神沢敦子
半年間、無差別殺人衝動に駆られ続けた過去を持つ。
2000年1月、AGUA GALAの「ハムレット・マシーン」に出演後、様々なアーティスト達と、コラボレーション。
ユニット「天空鏡」を立ち上げてより、自らの思想をアジテートする、
思想的パフォーマンスを展開。

スー
ユニット「阿呆船」や宮西敬三とのコラボレーションなどで活躍する、
サックス吹き兼ボイスパフォーマー。
今回は音楽のみでの参加。

*************************************

チケットの前売り等はありませんので、当日、直接会場にGO!です。
突然、彼氏に 「 仕事が忙しい! 」 とかフラれた方、
飲み仲間が突然、電撃駆け落ちしてしまった方、
親友がある日「 自分探しの旅に出る 」とか言って in to the wild してしまった方、
当日思い立ったら、高円寺で神沢敦子ワールドを体験してみましょう!!

***** 「 イベントのお知らせ ~ 殺人 - こんな世界は最悪だ!・・ 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 08:35Comments(4)パフォーマンス

2008年08月26日

8月26日石田泰尚ヴァイオリン・リサイタルレポ 前半

石田泰尚ヴァイオリン・リサイタル

日時 : 2008年08月26日(火)
18:30 開場 19:00 開演
会場 : 東京文化会館 小ホール
主催 : MIN-ON
料金 : 4,000円 ( 全席指定 )
出演 : 石田泰尚様 ( いしだ やすなお ) / ヴァイオリン
中岡太志 ( なかおか ふとし ) / ピアノ

演目 : 第1部
ラヴェル ( コハンスキー編 ) / 亡き王女のためのパヴァーヌ ( 約7分 )
クライスラー / クープランのスタイルによるルイ13世の歌とパヴァーヌ ( 約5分 )
クライスラー / ベートーヴェンの主題によるロンディーノ ( 約3分 )
クライスラー / ジプシー奇想曲 ( 約5分 )
クライスラー / クープランのスタイルによる才けた貴婦人 ( 約3分 )
クライスラー / プニャーニのスタイルによるプレリュードとアレグロ ( 約5分 )
シャミナード ( クライスラー編 ) / スペインのセレナード ( 約3分 )
グラナードス ( クライスラー編 ) / スペイン舞曲 ( 約3分 )
ファリャ ( クライスラー編 ) / スペイン舞曲 第1番 ( 歌劇《 はかなき人生 》 より ) ( 約4分 )

休 憩 1 5 分

第2部 :
バッハ / 無伴奏パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 ( 約25分 )
ピアソラ / 忘却 ( オブリビオン ) ( 約5分 )
ピアソラ / 来るべきもの ( 約5分 )
ヴィジョルド / エル・チョクロ ( 約7分 )
アンコール :
1. 映画「 ひまわり 」のテーマ
2. ジェラシー
3. ガーシュイン / サマータイム

*************************************

カツン、カツンと靴音が数回聞こえたと思ったら、ステージ背面から石田様が出て来て、ピアノの陰から、ひょっこり姿を表しました。
黒いシンプルな長袖開襟シャツを、黒いズボンの上に出して、オーバーブラウス風な装いです。
右耳にはユラユラ揺れるゴールドのピアス。
左耳にはゴールドのイアカフ。
ネックレスと指輪はチェック出来ませんでした。
今日のニヘドンの席はJの42。
随分端っこだけれども、石田様の身体の真正面に向かい合う形なので、なかなか穴場な席です。
今回ニヘドンは自分のチケット1枚だけを買ったのですが、この穴場席を狙ったのでしょうか、ニヘドンの並びは、いつもの常連さんが偶然並んでしまいました。
中岡さんは、完璧な茶髪。もう黒髪は止めたんでしょうかね?
中岡さんの前髪は、ニヘドンが知っている中岡さんの中では1番長くて、ちょっとウエンツ演じるゲゲゲの鬼太郎っぼい?

さあ、石田様が両足を開いて仁王立ちになって、立ち位置にスタンバイしました。
1曲目は「 亡き王女のためのパヴァーヌ 」です。
石田様は2~3度、音出しをして、直ぐに演奏に入りました。
ニヘドンが持っているヴァイオリンの教則本の付録CDに、この 「 亡き王女のためのパヴァーヌ 」の
参考演奏が収録されているのですが、そのテンポより、さらにゆっくりと気持ちを込めて演奏して行きます。
いつものタンゴやジャズの演奏に比べると、やや地味目の演奏ですが、
石田様は、きっとこの曲が大好きなんだと思いますよ。
よく石田様のソロ・リサイタルで演奏されるし、何しろ、気持ちの入り方が半端じゃないですから。
演奏が地味目とは言ったものの、石田様の演奏アクションは、いつも通りで( 笑 )、
右耳のゴールドのピアスがゆらゆら揺れて見えます。

偶然、ニヘドンの隣の席になった若いお嬢さんが、「 今日は音が違って聞こえる! 」と
仰ってましたが、うーん、実はニヘドンは、ピアノに少し物足りなさを感じてしまっていたのでした。
特に「 亡き王女のためのパヴァーヌ 」は、ピアノ伴奏がシンプルなので、簡単だから簡単に弾くのではなく、
簡単だからこそ、もっと奥を極めた演奏をして欲しかったのです。

ヴァイオリンの重音の部分が心に沁み入ります。
ピチカートを弾き終わった時にも、決めポーズを忘れない石田様に脱帽です。
石田様が操る弓が、弦の上を滑る様になめらかな動きを見せるのを凝視してしまいました。
驚嘆です。
実はニヘドンは、今日の演奏会の為に家を出る直前まで、自分のヴァイオリンの練習をしていました。
ニヘドンのボウイングが、なっていない事を、目の前の石田様の演奏が告発しているかの様です。
自分の弓が、全然滑らかでない事を、思い知らされました。
ま、自分と石田様とを比べてしまう事自体が頭オカシイけどね。

演奏が終わると、石田様はササッとマイクを取ります。
過去の、マイクを手に取るためらいが全く無くなってしまったのには驚きです。
「 えーーーーー。 こんばんは。 石田泰尚です。
  今日はですね、天気が余り良くないのですが、来ていただいて有難うございます。
  最後まで全力で頑張りますので、楽しんじゃって下さい。 」

おおおおおおおお! 最初から、中岡さんのフォローが無くても、1人で結構長くしゃべった!!
数年前は、中岡さん1人にトークを任せて、だんまりだった石田様が!!
トリオBEEではピアニストの及川さんの突っ込みが有って、やっとボソボソ何かつぶやいていた
石田様が!! 石田様のトークが立派に育っている!!
ニヘドンの石田ーリンが成長した様を見て、ついつい目が潤んで視界が滲んで来たところで、
次の2曲目が始まった。
ニヘドンは慌てて両目を手の甲で、ぐわしぐわしと拭う。
石田様の生演奏を滲んだ視界で見る訳にはいかないからね。
2曲目は 「 クープランのスタイルによるルイ13世の歌とパヴァーヌ 」。

涙を拭いて、石田様をガン見した結果、もの凄い収獲が有った!!
石田様のヴァイオリンを弾くアクションって、他の演奏家に比べると 「 揺れ 」 が大きいじゃないですか。
あの、オーバーアクションに、ちょっとした法則性が有るんですよ。
何故、今まで認識しなかったのか不思議な位。
いつも必ず100%そうだとは言いません。
が、この曲の演奏中はですね、G線( 4番線 )を弾く時は右足のつま先を上に上げるのです。
で、E線 ( 1番線 ) を弾く時は、膝をスクワットする様に深く曲げるわけですよ。
もちろん、いつも必ずそうだと言う訳では無いのです。
石田様の動きは、そんな単純なものではありませんからね。
E線を弾くのに、右足のつま先を上に上げる事もありましたよ。
ただ、大まかな傾向として、上述の現象が見られた、と言う事なんですね。

これは自分でヴァイオリンを習っているから発見できた事だと思って、ちょっと嬉しかったです。
そうこうする内に、石田様は腰を右に左に振りながら、実に細かい弓の動きで演奏します。
これもね、ヴァイオリン初心者に言わせると、物凄い事なんですよ。
大体、初心者は「 細かい弓の動き 」 と言うのが、からきし出来ませんからね。
ニヘドンが先生から注意される事と言ったら、毎回 「 弓はもっとコンパクトに動かして! 」
ですからね。 「 弓を使い過ぎです。 」 ですからね。

石田様がこの曲を演奏するのを聞くのはレアな事です。
確かニヘドンは2回目だったかな?
でも、昔から聞きなれている曲を聞く様な、すんごく心地よい感じ。
はひーん。。。。。。。。石田様ーicon06

この記事の冒頭でも述べましたが、ニヘドンが座っているJ42の席は、最高ー!!
石田様の立ち位置からは、ちょっと距離が有るけれども、石田ーリンの正面に向かい合う
お見合い席!! しかも前のA列B列が斜めに来る位置なので、前の席の丁度
頭と頭の間から石田様の全身がくまなく見えるのであります。
じゅる・・・・じゅるるるるるるる・・・・・・・・・・・。

3曲目が「 ベートーヴェンの主題によるロンディーノ 」。
有名なメロディーを、ニヘドンの石田ーリンが軽々と弾いていきます。
はあー。 まるで夢の様です。
今日の演奏会は Min-on ( 民音 )が主催です。
Min-on が主催の石田様の演奏会は昨年も東京文化会館で行なわれました。
昨年も今年も、共通している事は、Min-on の会員さんが少なからず来ているという事です。
横浜市内で石田様のソロ・リサイタルをやろうものなら、会場に来ている人
イコール 石田様が好きな人、石田様の噂を聞いて聞きに来た人、 石田様のファン、
石田様の追っかけ、 自分は石田様の彼女であるとカン違いした人々、 石田様マニア、
石田様フリーク、 石田様中毒、 石田様依存症、という 「 濃ゆい 」 面々で
客席が埋め尽くされます。
東京文化会館で行なわれる演奏会の会場には、「 Min-on 」 の会員だから、
min-on 主催の演奏会に来たというお客さん達が混じります。
だから客席の雰囲気が、いつもの 「 濃ゆい 」 客席の雰囲気とちょっと違う。
「 石田って誰? 」 という雰囲気を放った年配のお客さんが目につきます。

石田様が凄い所は、いつも彼のリサイタルで、
最初は 「 石田って誰? 」 的な、 マニアから見ると信じられないお客さん達が、
3曲目辺りで、石田様の演奏に酔い痴れる魔法をかけるという所です。
石田様ったら、ヴァイオリニストだとばかり思っていたら、副業でマジシャンもやっていたんだ!!
今日も案の定、客席全てのお客さんが 「 石田様が好き 」 モードになって
石田様の演奏に聞き惚れてしまっています。

「 あちゃー、 今日も全員陥落だ。 」
もう誰も石田様相手に宣戦布告は出来ませんって。
陥落させられるに決まっているのだから。
はあー。 いいわ。 石田様、いいわー。
「 ベートーヴェンの主題 」 石田様が弾くと最高だわ。 石田様ーicon06

4曲目はクライスラーの 「 ジプシー奇想曲 」です。
エキゾチックなメロディーを石田ーリンが怪しい雰囲気をドラマチックに盛り上げながら弾きます。
石田様の左手に注目ですよ! 
驚異的な速さで指が、うにゃうにゃ動いて行きます。
トゥリルの小指の動きと来たら!!
うはー! うはー! こんな超絶技巧の曲を第1部の中間に持って来るのか。
最後のフィニッシュは弓を真上に放り投げ、ヴァイオリンまで放り投げちゃう勢いです。
見事! 見事! ぱちぱちぱちぱち。 
館内は冷房が効いているはずなのに、石田様の熱演を見ているだけで、
こちらも汗だくです。

5曲目は クライスラーの曲で 「 クープランのスタイルによる才けた貴婦人 」。
二へドンの事ですかな? 
あ、馬鹿な事を言ってないで、真剣に石田様の演奏に耳を傾けましょうね。
先程の情熱の演奏とは、ガラリと趣を変えて来ました。
柔らかくノーブルな音色です。 うっとり。
石田様が、どんな貴婦人像を頭に思い浮かべながら演奏しているのかが
気になる所です。 ここはやっぱり、お世辞でも二へドンと言ってもらいたい所です。
結局二へドンは、そんな事ばっかり考えている内に、もう曲は終わりですよ。
石田様のフィニッシュは、軽く弓を上げたかと思うと、弓を撥ねる様に動かし、
その弾みで背を丸めてお辞儀です。

6曲目はまたしてもクライスラーの曲で 「 ブニャー二のスタイルによるプレリュードとアレグロ 」です。
今日の二へドンの席から、ステージの上で立っている石田様を見上げると、丁度E線を弾く時に
弓が地面に垂直に立っている様に見えるのです。
二へドンが自分で弾く時にも、ああいう風だっけ?
ヴァイオリンの教室には鏡が無いし、もし有ったとしても、自分を客観的に見る角度では
見られない訳なので、比較のし様がないか・・・・・・。
あれ? 石田様でも普通に弾く時にはE線でも普通の弓の角度で弾くじゃん。
ヴァイオリンの教科書に載っている 「 正しい弓の角度 」のイラストと同じですよ。
じゃあ、弓が地面に垂直になる様に見える時は、石田流パフォーマンスって事か!!
石田流パフォーマンスをしていても、安定した綺麗な音程を保っていられるのは神業です!!
この綺麗な音程が耳に心地良い~。
二へドンはいつもヴァイオリンの先生に耳の健康に悪い音を聞かせ続けているので、
罪滅ぼしに石田様のこの美しい音を聞かせてあげたいと真剣に考えました。
二へドンが中学生の頃、森村桂の小説 「 天国に一番近い島 」 に夢中になったのだけれども、
今、二へドンは石田様の 「 天国に一番近い演奏会 」に居ます。
心も魂も何もかも浄化されそうな、いい気分です。

でもこの曲も、移弦の嵐で、スゴイんですよ。 
二へドンは自分では弾きたくないですね。 キッパリ!
ヴァイオリ二スト・石田泰尚様の凄さを分かりたい人は、二へドンが同じ曲を弾いてあげましょう。
許して下さいって泣いても、途中でストップしないからね。 ← S な二へドン。

しかし、凄い超絶技巧であります。
石田様の黒い服が赤く見えて来ました。 
照明の関係ではなくて、石田様の熱演の成せる技なんですよ。
石田様の内なる熱さが、服の色まで変化させてしまう・・・・みたいな。
石田様は全身を揺らして大熱演です。
石田様の演奏が終わると会場は大拍手。 大拍手。 もう拍手が鳴り止みません。
石田様はポーカーフェースで次の曲に備えて調弦をします。

7曲目はシャミナード( クライスラー編 )の 「 スペインのセレナード 」です。
小川のせせらぎを感じさせるピアノ伴奏から始まりました。
牧歌的なヴァイオリンのメロディが流れ、客席は夢見心地モードに陥ります。
ピツィカートから、曲のスペイン色が強まり、客席がさらに うっとり度を深め、曲が終わりました。

石田様は再び調弦をします。

8曲目はグラナードス ( クライスラー編 )の「 スペイン舞曲 」です。
ヴァイオリンの弓と弦の摩擦を全く感じさせない、石田様の滑る様な見事な弓捌きに脱帽です。
もうヴァイオリンは、石田様の演奏でなければ聴く気になれません。
どうしよう。 石田様 LOVE の気持ちがどんどん大きくなっていっちゃってます。 くすん。

9曲目はファリャ ( クライスラー編 )の 「 スペイン舞曲 」です。
これまた有名な曲なのですが、石田様が弾くと情熱的なメロディが、彼の激しい激しい演奏に
臨む気迫に押されて、さらに情熱パワーが増幅されて、聴く者を圧倒します。
演奏が終わると、客席からは大きな拍手が湧き起こりました。
石田様の情熱的な演奏に負けるものかと云う様な、熱狂的な拍手です。
石田様の渾身の演奏の前には、前からのファンも、初めて石田様を聞くお客も、追っかけも
マニアもストーカーも、ブラックリストに載っている女も、全く関係無くなってしまいます。
「 良かった! 素晴らしい演奏だった!! 」 
客席の全ての人の思いは1つでした。

これで第1部は終了なんですが、私達の最高潮に興奮した神経は、たった15分の休憩時間で
鎮まるのでしょうか?

第2部のレポは、別の記事に独立させますね。

***** 「 8月26日石田泰尚ヴァイオリン・リサイタルレポ 前半 」 ・ 完 *********


小出しに続きます・・・・・・・。
  


Posted by ニヘドン at 23:22Comments(2)コンサート

2008年08月26日

2/15トリオBEE文京シビックホールコンサート・レポ後半

2008年02月15日(金)
20:10 トリオBEE の第2部が始まりました。
3人共、燕尾服にお色直しです。
誰が1番燕尾が似合っているかなー?
うーん。これは悩む。3人共キャラクターが全然違うから、着こなしも違うのね。
同じデザインの服でも、着る人によって、こんなに違って見えるって事に改めて驚く。

及川さんは、フワフワの猫っ毛が燕尾そのものの雰囲気を柔らかく演出している。
石川さんは、キョトンとしたようなまん丸の瞳がキラキラしていて、燕尾姿も瑞々しい印象を与えている。
石田〜リンは、ニヘドンに取っては、もう見慣れた彼のお仕事着なので、特に感慨も無し。( 笑 )
ま、強いて言えば、カマーベルトを見ると、彼のウエストの細さに驚愕の念を禁じ得ません。

文京シビックホールのステージは、袖の出入り口と平面な床で繋がっていないのです。
( つまりバリアフリーでは無いと言う事ですね。 )
なので、出演者はステージに上がる時、2~3段のステップを飛び乗るような感じで上がって来ます。
トリオBEEの3人共、かなり敏捷性があるんだなあ・・・・・・と、変な所に感心してしまいました。
皆さん、地球の重力を感じさせない、軽々とした身のこなしでしたよ。

第2部の1曲目は、ベートーヴェンの「 ゴースト 」。
トリオBEEの演奏の中で、この曲は演奏がいつもいつも安定しています。
安心な分、石田様のお姿を見る事に集中出来るというものです。
ふっふっふっふ。 石田様本人は嫌がると思いますが、見させて頂きましたよ。
舐めまわすようにね。 ほっへっへっへ・・・・・・。
出ましたよー。 左手くるりん!! 大きいのが1回。
おっと~。 またもや大きい左手くるりんが1回出ましたー。

では、最近石田様ファンになった方々の為に、「 左手くるりん 」のレクチャーをば。
石田様は、演奏スタイルが独特なので、普通のヴァイオリンの先生が
「 やってはいけない。 」 と許してくれない事を平気でやっちゃうのでありますよ。
1番顕著なのが、左指を真っ直ぐに立ててしまう事ね。
ヴァイオリンの初学者が、あれをやったら覿面に先生からお叱りを受けますって。
事実ニヘドンもヴァイオリンのレッスンの時に先生から指摘を受けました。
「 指が立ってるから曲げなさい。」 って。
指を、素早く正しいポジションに置く為には、指の関節をいつも90°に曲げてスタンバイしておくのが
望ましいからなんです。
後、ニヘドンが受けた説明では、1度指を伸ばして、また曲げると、余分な力が入ってしまうからだと。

そんな数ある石田様の「 俺様パフォーマンス 」の中で、昨年春辺りから出現率が高くなったのが、
「 左手くるりん 」です。 ヴァイオリンの教則本にも名前が出ていないので、ニヘドンが命名しました。
指板の上に置いておくべき左手を、指板から離す仕種の事です。
離すったって、ただ無造作に離すのではありません。
ふわっと、香水が香り立つような優美な仕種で、空中に綺麗な円を描くんです。
この円周が、大きい時と小さい時が有るんです。
大きい円を描くのを見た時は、ニヘドンは何か良い事が起こりそうに感じて、
とっても幸福な気分になるのです。

いつも同じ箇所で同じパフォーマンスが見られるとは限りません。
だから、見られた時は、とてもラッキーなのです。
多分、石田様の気分がノッてる時には、たくさん出現するのだと思います。
オーケストラでコンマスやってる時には、まず出現しません。
「 立ち 」で演奏する時には要チェックなんです。

今回は第2部の1曲目から、石田様の大きく鮮やかな「 左手くるりん 」 を2回も見る事が出来ました。
もう大満足です!!
左手くるりんの時に、左手首の黄色い数珠ブレスがニヘドンの視界に入りました。
右の手首も気になって見てみました。
太いバンドは白色で、少しピンクがかって見えます。
もう1つ、重ね着けをしているはずなのですが、よく見えません。

石田様は左手を離し、右袖の肘の辺りを、ちょいちょいっと引っ張る。
その背後では、ピアニストの及川さんが頭を振る振る。
それはまるで、水浸しになった子犬が、ブルブルッと身体を振って、水を弾き飛ばそうとしている様です。
及川さんの仕種って、どことなく可愛いのよね。
( 兄貴をつかまえて可愛いとか言ったら失礼かもしれませんけど、可愛いんだから仕方無いわ。)

さて、「 ゴースト 」の演奏が終わりますと、可愛い及川兄貴がマイクを持ちます。
「 我々も装いを新たにしましてね。 それでは改めてメンバー紹介を致しましょう。
  まず、ヴァイオリンの石田泰尚。 ( 客席から拍手が起こる。 )
  チェロ、石川祐支。 ( ぱちぱちぱちぱち。)
  そして、ピアノは、ワタクシ、及川浩治です。 ( ぱちぱちぱちぱち!) 」
おお、今日は及川さん、自己紹介を忘れませんでしたね。
時々及川さんは、石田様と石川さんの紹介だけして、自分の名前を言わない事があるからさあ。
及川さんが続けます。
「 次にお贈りする曲は『 タイスの瞑想曲 』 なんですが、石田君、この曲は小さい頃からよく聞いてたの? 」
突然振られた石田様は、
「 は? あ? ああ・・・・まっ、そっ。 そんな感じ・・・・・・・・。」
 及川 「 じゃあこの曲をよく知っている訳だから、解説をお願いしようかな。 」
 石田 「 ま、それは・・・・どういう曲かって言うと、えー・・・・・・・・。 瞑想・・・・・・。 」
 客席からはクスクス笑いが止まらない。
 石田 「 瞑想・・・・・・・。 瞑想しちゃうって言う・・・・・・・・。」
尻すぼみに終わる石田様のトークに、及川さんは 「 ま、仕方が無いな。 」 と言う
表情を見せながら、話を石川さんに振りました。
 及川 「 その次にフォーレの 『 エレジー 』 を弾いてくれる訳なんだけれども、
       この曲はTVドラマなんかでもよく使われるでしょ。」
 石川 「 は・・・・・ははははは。 は・・・・・はい、そうです。」
及川さんは怪しい目つきで石川さんを見る。
 及川 「 はい。 では石川君、解説を。 」
 石川 「 えー。 この曲は死んだ人の魂を鎮める鎮魂歌です。 
       綺麗で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 及川 「 もの哀しい。」
 石川 「 もの哀しい。」
 及川 「 はははは。」
 石川 「 はは・・・・・。 いえ、何も可笑しくないんです。」
 及川 「 『愛のよろこび』は編曲者の名前がプログラムにあるんですが、
       ラフマニノフ。ラフマニノフが編曲したものです。」
 石川 「 はい。」
 及川 「 ね? 石川君、そうですよね?」
 石川 「 は、はい。 あ、あります。」
 及川 「 出だしを聞くと、『 え?どこが愛のよろこびなんですか?』という風に思うのですが・・・。
       では、石田君!!
       と、僕が弾きます。」

とまあ、こんな感じで結構長目のトークが繰り広げられたのですよ。( 喜 )
さあ、石田様の「 タイスの瞑想曲 」が始まります。
まずはピアノの前奏から。 その間、石田様はじっと下を向いて神妙な面持ちです。
石田様も瞑想なんでしょうか?
流れるようにヴァイオリンの音色が流れていきます。
石田様の音色は、空気の中をたゆたって行く様が、目に見える様なんです。
余りにもよく聞き知ったメロディに、( しかもそれは極上の音色です。)ボーっと聞き入ってしまいました。

はっと、演奏の最中に気が付くと、二へドンの背後の客席が全員ノックダウンされている事に
二へドンの背中のセンサーが関知しました。
「 あの男~!! またやりやがった!! 」
あの男とは、勿論石田様の事でございますよ。
またやりやがったとは、客席の心を極楽浄土に連れて行ってしまったという事ざます。
「 うっとり 」なんて、生易しいものではございません。
客席中の人々が、息をするのを忘れていますから。
会場内の二酸化炭素濃度が、少し薄まったような気がします。
これで本当に会場から死者が出たら、石田様は「 未必の故意 」で、責任を追及されてしまうのでしょうか?
二へドンの場合は、「 未必の恋 」なので、しかもかなり重症なので、早く石田様に責任を取ってもらいたい所です。

とにかく石田様が「 タイスの瞑想曲 」を弾くと、どこの会場でも、客席は同じ状態になります。
日本に、こんな清らかな空気が流れる空間があったのか? とビックリする様な清浄な場所に変身するのです。
お客は皆、ノックアウト状態で無呼吸。( 脳に悪いよー。)

演奏が終わると、人々は夢うつつの状態で、半ば自動的に拍手をします。
及川さんもピアノの前に座ったまま、石田様に拍手を送りました。
その後、及川さんは、自分のポケットからハンカチを出して、額の汗を拭います。
石田様は、何事も無かったかのように平然と、及川さんに右手を上げて颯爽と退場して行きます。

さして時間を置かずに石川祐支さんがチェロを抱えて登場です。
チェリストによって、登場する時のチェロの抱え方が違うの、お気づきですか?
二へドンはそれを見るのが結構好きなんです。
「 チェリスト登場フェチ 」 という新しい変な分野を開拓進行中の二へドンです。
チェロを床と垂直に持って、そのまま垂直の軸を微動だにしない持ち方をする人や、
ヴァイオリンより遥かに重いチェロを、ひらりと風になびかせるように、
遠心力(?)を働かせるような持ち方をする人もいるのです。
石川さんは、少しだけ斜めになった時のチェロから、爽やかな風が吹いて来るようで、
それが好感度抜群なんだなあ・・・・・・・。

石川さんが演奏するのはフォーレの「 エレジー 」です。
毎回毎回、トリオBEEの演奏会で、石川さんの 「 エレジー 」を聞いていると、
またもや副作用として、石川さんじゃない演奏家の 「 エレジー 」 を聞くと、
「 ふん、何それ? 」 と思ってしまう事があるんです。
世界中の演奏家の演奏を聞いてみたいと思う反面、
「 エレジー 」 は石川さんの演奏だけで充分と思ったりもして。

しかし石川さんの 「 エレジー 」は、いつ聞いても良いね~。
死に体の二へドンの荒んだ心も鎮まったって感じ。
石川さんのチェロは、怨霊退散に効く!?
分かりました。 石川さんに新しいキャッチフレーズを差し上げましょう。
「 チェロ界の陰陽師 」 どうです、これ? ( 笑 )
荒ぶる心は鎮まるのですが、二へドンの妄想だけは鎮まらないなあ・・・・・・・。

他のお客さん達も、石川さんの演奏を充分堪能してくれたみたいです。
演奏後のお客さんの拍手の時間が長いのがいい感じです。
こういう客席の心が現れている拍手が長い間続くのって、いいよね。 いい時間だ。

石川さんが瞳に哀愁( の様に二へドンは感じた。)の光を宿しながら、
( もしかしたら、石川さんの感動を、控えめに隠そうとしたのかもしれませんが。)
チェロをヒラリとステージの上の空気になびかせて、退場します。
次にステージに姿を現わしたのが、調律師の川真田氏。
ピアノの蓋を開け、固定させると無言で退がって行きます。
( たまには何かしゃべったりしたら面白いと思うのだが・・・・・・・・。
  もうピアノ弾いちゃえば!? )

次は及川兄貴の ラフマニノフ版 「 愛の喜び 」。
おおおおおお! 今日は最高の出来でした!!
及川兄貴が、この曲を弾いている時に、誰を念頭において弾くのか、
彼の頭の中を窺い知る事が出来たら分かるのになあ・・・・・・。 残念!
蛇足ですが、毎日の様に 「 ドンドン日記 」 に
「 及川浩治 結婚 」 「 及川浩治 離婚 」 のキーワードで検索してくる方々が
いるのですよ。 わははは。
一部の方々は、とてもとても、及川兄貴の結婚に関して興味が有るようです。
が、二へドンに言わせれば、及川兄貴は現在結婚しておられますよ。

え!? ば!! 爆弾発言!!

ええ。 及川兄貴の結婚相手はピアノなんざます。 わははは。
つまり、人間の女では駄目だと、こういう事なんでしょうか?
もし貴女がピアノだったら、及川兄貴にアタックしてみては如何でしょうか?

演奏後、再び川真田氏が現われ、ピアノの蓋を下げに来ました。
舞台袖から石田~リンのヴァイオリンの音出しの音が聞こえて来ます。
石田様~!
石田様の生の演奏姿も最高なんですが、姿が見えずに、
ヴァイオリンの音だけ聞こえるというシチュエーションも二へドンは大好きなんです。
平安時代に御簾の向こうの想い人に和歌を詠む様な雅やかな気分になりませんか?
ああ、今日も石田~リンが、二へドンの為に愛を込めてヴァイオリンを弾いてくれようとしている・・・・・・
え? ちょっと違う? 全然違う!??????

まあ、誰の為に石田様がヴァイオリンの演奏をしてくれるのかは、さておき、
石田様が随分と機嫌の良さそうな、さっぱりとした顔の表情でステージに登場して来ました。
チェロの石川さんと「 パッサカリア 」を演奏するのですが、
おっと! 出だしが、ちょっぴりずれた!! 珍しい! このコンビでは珍しいかも!?
二へドンは、パッサカリアの、ちょっと「 枯れススキ 」っぽい音が大好きなんです。
10代の若い子が、あんまり瑞々しい若葉のフィトンチッドを充満させる弾き方は、この曲には似合わないと思っています。
石田様 & 石川チェロじ ペアは、少し枯れ色の入った、絶妙の音を重ね合わせていきます。
ちょっとちょっと! 「 重ね合わせる 」だなんて! やばくない? やばくない?
きゃー!! 二・・・・二へドンと・・・・・・・重ね・・・・・・・・う!! 悶絶!!

ステージの上の石田様は、二へドンの際どい妄想なんかには知らん顔で、自分の演奏に打ち込んで行きます。
おお! 石田様の「 左手くるりん 」が出ました!!
これはきっと、石田様はノリにノッているに違いありません!!
石田様の「 左手くるりん 」に、さらにテンションが上がった二へドンは、
目に異様な力を入れて、石田様の演奏スタイルを凝視します。
ほほ~。 移弦する時の弓の方向性が、大変に参考になりました。
自分がヴァイオリンを構えている時って、先生に注意されても、自分の目の方向はいつも同じ場所しか見えないから、
分かった様な、分からない様な、曖昧な返事をしてしまうのですよ。
こうして、石田様の演奏スタイルを見ると、「 正しい 」 ポジションって、どういう事なのか、本当に良く分かります。
  

Posted by ニヘドン at 22:38Comments(0)コンサート

2008年08月25日

2008年08月のヴァイオリン・レッスン

2008年08月01日(金)

ヴァイオリン・レッスン 67回目
ヴァイオリンを始めて96週目

まずは1人ずつ調弦を先生に見てもらいます。
そして G Major Scaleの練習。
もう5月30日から2ヵ月以上このスケールの練習なので、大分慣れて、音も安定して来た様に思う。
・ 3拍ずつ伸ばして。・ 1拍ずつ。
・ 2つずつスラーで。
・ 4つずつスラーで。
最初の11音は第1ポジション。 次の8音は第3ポジションに移行して、
ハーモ二クスで高い「ミ」を出して、8音下降して、再び第1ポジションに移行。
11音下降して、振り出しに戻る。

移弦の指のバランスを注意された。 ヴァイオリンは4本の弦の太さが全部違うので、
それぞれの太さに必要な圧力がある。 各弦にマッチした押さえ方をするようにと。

次にGコードの練習。 4本の弦を全て使って、
「 ソシレ ソシレ ソシレ レシソ レシソ レシソ 」 と上がって下りて来る。
これも第1ポジションから第3ポジションへの移行があるので、 気を抜くとポジション移動を忘れてしまうのだ。

そして次に恐怖のエクササイズに突入。
写真に出ているのが、この恐怖のエクササイズの楽譜である。
3部構成になっている。
まず6月に、ヴァイオリン1 の上のパートを練習した。 7月にヴァイオリン1 の下のパート。
そしてヴァイオリン2 の練習に入った訳なんだけれども、これが難しいのなんのって。

ピアノで弾けば片手で弾けちゃう 「 レレ ミレ ファレ レレ ミレ ファレ ドレ レレ ミレ ・・・・・」
という練習なのだが、ヴァイオリンで弾くと、1音ずつ移弦をしなければならないのだ。
1小節に移弦が5回有る。 それが16小節有るんのだ。 ざっと計算すると1曲に80回の移弦だ。
下手に弾くと、弓が波打って、大騒動になってしまう。
上手な人はどう弾くかと言うと、出来るだけ弓の振幅を少なくする為に、
小指で弓元に重心を掛けたり緩めたりして、弓をコントロールするのである。
これが、頭では分かってはいても、出来ないんですよ。
テキストにはこんな事が書かれている。
「 鉛筆などを使って人差し指と小指に交互に圧力をかけてみましょう。 」
つまり、上腕部を動かすと、弓さばきがバタバタして大変な騒ぎになるので、
手首から先を上手に使って、お上品に静かに移弦致しましょう。 おほほほほ。 と言う訳よ。
言うは易しよ。 
散々家で練習して来たつもりだったのだけれど、レッスンでは討ち死に状態だった。
ニヘドンはいつも家でみっちり練習をするタイプなので、レッスンで何も出来なかった、トホホホホ・・・・。
という状態になった事はまず無い。
レッスン料の元はしっかり取っている自負があった。
しかし、今日は惨敗であった。
こんな惨めな気持ちになったのは、ヴァイオリンのレッスンを始めて1年11ヶ月の間に初めてだ。
あの程度の練習では駄目であったのか。

伴奏君を掛けながら、クラスメート3人と一緒に弾くのだが、直ぐに弓が止まってしまって立ち直れない。
途中から参加しようとしても、1音を出すとすぐに移弦なので、そこでまたしくじる。
結局、1音か2音出しただけで、曲が終わるという羽目に・・・・・・。
これで全員がこければ、先生もテンポを遅くさせるとか、曲を分割して特訓とか、何か手を打ってくれるのだろう。
しかし、恐ろしい事に、ニヘドン以外の生徒はすまして弾いているのである。

落ち込んだ。 奈落の底に落ち込んだ。 これが練習をして来なかった結果ならば、諦めもつく。
練習しなかった自分が悪いのだ。
でも毎日練習したつもりでレッスンに臨んで、何、この体たらく!?
練習した結果がこれって、要するにニヘドンはヴァイオリンの才能が無いって事!?
いや、別に才能は必要無い。 今更プロになる訳ではないのだから。
それにしても、結果に納得が行かない。
  

Posted by ニヘドン at 22:42Comments(0)ヴァイオリンレッスン

2008年08月25日

またまた 「マトリョーシカ」! あんたも好きねえ。

2008年08月21日(木)

LIQUIDROOM で行われた 「 ROOKIE A GO-GO 」 のライブの前に アトレ恵比寿6階のロシア料理店 「 マトリョーシカ 」で少し遅いランチを食べた。
その時は1人だった。

ライブの後、「 恵比寿に『 マトリョーシカ 』があるよ。」と ライブを一緒に楽しんだ Tazoo に言ったら、Tazoo は1も2も無くマトリョーシカ行きを望んだ。
実は Tazooは 札幌大学でロシア語を専攻した人なのである。
この間 Tazoo に会った時も Tazooは ツルネーゲフなんぞを読んでいた。
Tazooは ロシア料理だって好きなのである。
かくして、ニヘドンは、いくら『 マトリョーシカ 』が大好きとは言え、同じ店に2度行くと言う、物好きな新記録を樹立してしまった。
今度は1日に3回行って、記録を塗り替えないとな。
夜ご飯に頼んだのは
「 ライトセット 」。
軽目の食事を希望する人の為のお手軽メニューで、数種有る。
・「 チキンストロガノフと8種の穀物入りバターライス 」を頼んだ。 1,180円。

チキンストロガノフの他に、
・ はと麦と緑のサラダ
・ ドリンク
が付く。

ランチはボルシチが1品多かったが、1,230円。
夜は軽目とは言え 1,180円。
何か、夜の方がお得感がある様な…。
チキンストロガノフは、ビーフの「えぐみ」が無い分、女性向きな喉越しの良い感じ。
バターライスは、セットメニューに付いて来るのと同じ。バターライスと言う名前の割りには、バターの風味や油分が足らない感じの理由が分かった。本来、ストロガノフ用に使うライスだから、ストロガノフの味を引き立てる為に、薄味なんだ!
ドリンクは当然、ロシア紅茶。
Tazoo も、ロシア料理は久しぶりだと大変喜んでくれました。
もう、こうなったらマトリョーシカのメニューを全制覇するしかないだろう!!
燃えるニヘドン! ボー!!

***** 「 またまた 「マトリョーシカ」! あんたも好きねえ。 」 ・ 完 *****

「 いまさらニュース!! 」

2008.06.30付けの記事( カテゴリー・グルメ )
「 バレンタインに1人でランチ(泣) 」 が完成しました。
よろしかったらお読み下さいませ。

  


Posted by ニヘドン at 06:55Comments(0)グルメ

2008年08月24日

夏祭りの豚汁を作ってみた。

2008年08月23日(土)

毎年、息子ちゃんの中学では、夏祭りに豚汁を作って1杯100円で売る。
写真は炒めた豚肉をバットに取って、粗熱を取っている所。
土曜日の昼に、生徒のボランティアとPTAの母達が、中学の調理室に集まって作る。
昨年はニヘドンは、学年学級委員として参加し、今年は広報委員として参加した。
昨年は最初、こう言われた。
「 これは生徒達の体験学習の一環として行います。 あくまでも主体は生徒達です。
母は、生徒達の、おぼつかない所をサポートするだけでお願いします。」
分かりました。よく肝に銘じておきます。

ところが!!
昨年は生徒が3人しか来なかった!!
これが単位制の高校で、活動も単位として認められるのであれば、参加希望者は多いのであろうが…。
結局、悲しい現実の前に、母達が総力を結集して、豚汁を作った。
今年は12時に調理室に集合であった。ニヘドンの家からは、学校の裏門から入るのが近道なのだが、今日は裏門は大きな南京錠で、ガッチリと固定されていた。防犯意識が高まった昨今の風潮を恨むよ。外部から来る不審者を中に入れないのは良いが、鍵を持っていない関係者まで入れないのだからねえ…。
柵は背が高くて、とてもじゃないけどニヘドンには乗り越えられない。諦めて又少し道を戻り、ゴルフ練習場の周囲の坂道を下がって上がって又下がって、巨大な団地群を向かい側に見ながら、学校の正門に辿りついた。
ああ! 何故、学校の正門がニヘドンの家と正反対の所にあるんだ!?
これが平地なら、大した事は無いだろう。
しかし、ここは横浜山岳特別自治区なのである。
学校の敷地はゴルフ練習場と山林に取り巻かれていて、歩道が無い。ぐるりと、山道を迂回しなければならないのだ。
ああ、やれやれ。おかげで土曜日の昼間にトレッキングを楽しめちゃったわ! 健康的ね。
やっとの思いで学校の調理室に到着したのは12:10 。 あちゃー、10分の遅刻じゃー!!
扉を開けると、エプロンと三角布で武装した( ? ) 恐怖の ( ? ) PTA ママさん軍団が既に各調理台に分かれて、せっせと調理の真っ最中だった。
あちゃー。 てっきり今頃、分担を決めている所かと思いきや、今年は随分取り組みが早いじゃないのよー。
昨年に比べると、母達の人数が少ない。10人位か? 教職員が校長・副校長を筆頭に6人程。
( 蛇足ですが、横浜では「 教頭 」と言う言葉は使わないの。 「 副校長 」なのです。まだ 「 教頭 」と言う言葉を使う地域の人は、ビックリしないで下さいね。)
今年はボランティアの生徒の数が昨年よりも増えていた! 8人!!
黒板に近い調理台では、息子ちゃんの担任の先生が、こんにゃくの袋をハサミで切り、中身を取り出しているので、勝手に一緒にお手伝い。
50袋位あったのかね?
次にそのこんにゃくを縦半分に切り、薄切りにしていく。今年は切ってから下茹でをするというので、闇雲にこんにゃくを切りまくる。
次に下茹でなのだが、この調理台に2つあるガスコンロの内、どう言う訳か1つ使えないと言う。1人が、コンロでこんにゃくの下茹でを始めたので、ニヘドンは隣の調理台に移動。
豚肉をフライパンで焼く作業をしている所に勝手に手を出した。
肉から出た肉汁まで、きちんとポットに保存する細やかさ。
何でも投入のキャンプの料理とは、一味違います。
豚汁の具材も、各地域や家庭に依って、バリエーションが有るのでしょうが、ここ横浜山岳民族特別自治区の夏祭りレシピは、
材料 :
・ 豚肉
・ 人参
・ 大根
・ ジャガイモ
・ ごぼう
・ 油揚げ
・ こんにゃく
・ 長ねぎ
・ 合わせ味噌

材料はそれぞれ別々に火を通し、最後に大鍋で合わせる。
今年は教職員の先生方が午前中から張り切って準備を開始したそうで、全ての作業が終了したのは13:30と言う異例の早さ!
母達は流しや、コンロ周りをクレンザーで磨きまくった!
焦げついた鍋まで磨いた!

昨年は、PTAママの調理ボランティア達には教職員の先生方からアイスキャンディの差し入れがあった。
今年は、作った豚汁の試食と、先生が1人、シフォンケーキを焼いて来て下さったので、それを1切れずつ頂いた。

ニヘドン、こういう調理ボランティア大好きなのよ。人手が欲しい方は、遠慮無くニヘドンに依頼して下さいね!
いや〜、楽しいひと時でした。
こんにゃくを切りながら、隣のお母さんと喋った喋った。
豚肉を炒めながら、息子の幼稚園時代の彼女のママと喋った喋った。
豚肉の脂を切りながら、クイーン小濱と喋った喋った。
帰り道を歩きながら、知り合いのママと喋った喋った。
ボランティアが楽しいのか、喋ったのが楽しいのか、よう分からんが・・・・。
その後バイトに行ったのである。

***** 「 夏祭りの豚汁を作ってみた。 」 ・ 完 ***********
  


Posted by ニヘドン at 16:12Comments(6)中学校

2008年08月24日

マトリョーシカ  ピリ辛ランチ

2008年08月21日(木)
今日は恵比寿のライブハウスでロック・イベント。
昼食兼夕食を恵比寿で取る事にした。
恵比寿と言ったら、ニヘドンが行く所は、恵比寿の駅ビル「 アトレ 」6階にある ロシア料理店 「 マトリョーシカ 」だ。
いつもは新宿ミロードの「 マトリョーシカ 」に行くが、恵比寿のアトレにも支店が有るのである。
ランチタイムが終わらない様に急ぎ足で6階へ。
この時間帯は、他に客はいないだろうと思ったが、驚いた事に、こんな中途半端な時間に客のざわめきが凄い。
店自体は小さい。
テーブルが10卓位にカウンターが有る。
その店内に、3人組、5人組、6人組、カウンターのお一人様がいた。
ニヘドンはカウンターの端に案内された。
今日は 「 ピリ辛ランチ 」1,230円。
・ ボルシチ
・ はと麦サラダ
・ ポークソテーのピリ辛トマトソース
・ バターライス
・ ドリンク
の5品のセット。

ボルシチは、一言で言えば「 具沢山のトマトスープ 」。
その土地で取れた具材を使うので、各地方、家庭によって様々なバリエーションが有る。
「 マトリョーシカ 」のボルシチは、至ってオーソドックスな物。
トマトスープの中に入っている具は、ジャガイモ、牛肉、玉ねぎ、人参。
トッピングにヨーグルトが使われている。
お店のメニューの説明書きによると、「 世界一、栄養価の高いスープ 」なんだそうな。
風邪をひいた時にアメリカ人がよく飲むチキンスープよりは遥かに栄養価は高そうだ。

はと麦サラダは、レタス、トマト、人参の普通のグリーンサラダに、はと麦がふり掛けられている。
このはと麦がカリカリで歯触わりが良く、いくらでも食べられる感じ。

この店で使われている食材は店頭販売もされている。
「 漢方屋さんが作ったはと麦 」 100g 380円。
… サクサクの食感と香ばしい味が大好評。はと麦は売っていても、そのまま食べられる物には滅多にお目にかかりません。
健康の為にもコーンブレーク、サラダやヨーグルトと一緒にどうぞ!

サラダに掛けられているドレッシングも売られています。
「 白ごまドレッシング 」 320g 600円。
… 白ごまをすり鉢であたって、蜂蜜とキノコのエキス等を加えて味を調えています。ごまの香りと旨味をたっぷりどうぞ。

このドレッシングも軽めな味だけど自然の旨味が凝縮されている。
余り大きな声では言えないけれど、サラダを食べ終えた後、器に残ったドレッシングだけ、スプーンで掬って飲んじゃう!
だってライトで美味しいんだもん!
メインのポークのピリ辛チーズ焼きは、ポークソテーの上にチーズを乗せ、ピリ辛トマトソースをたっぷり掛けてある。
ポークは、鶏肉と勘違いする程柔らかで癖が無い。
トマトソースは、サルサソース程の酸味は無いが、太陽をいっぱいに浴びたトマトの味がする。
ポークのお皿には、かぼちゃ、ブロッコリー、サツマイモを煮た物が2切れずつ添えられている。
バターライスは、新宿ミロード店よりバターの香りが匂い立って美味しかったんですけど。やはりレシピが同じでも、シェフが違うと、微妙な違いが出るのは仕方が無いよね。

食後のドリンクは当然「 ロシア紅茶 」。
ワインと苺ジャムと紅茶の風味の協奏曲を味わうと、人生の余韻を感じちゃいますよ。
どちらかと言うと、爺婆向けの飲み物だね。ロシア紅茶は。若僧に余韻もへったくれも無いからね。

マトリョーシカ「 アトレ恵比寿店 」
超お勧めです。

JR恵比寿駅ビル アトレ恵比寿店 6F
電話 03-5475-8419

URL http://www.matoryo-shika.com/

***** 「 マトリョーシカ  ピリ辛ランチ 」 ・ 完 ***********
  


Posted by ニヘドン at 01:37Comments(0)グルメ

2008年08月23日

コーヒーな人生

2008年08月20日(水)

今朝、息子ちゃんが体操教室主催のサマーキャンプに出掛けた。
寝たら起きない息子に、ついつい声を荒げながら一緒に横浜駅まで行く。無事に引率の先生に会い、観光バスに乗せ込んだ。
ニヘドンは、その足でスターバックスへ。
自宅近くのバス停まで1本で行けるバスの始発が10:06 なので、その時間まで時間を潰すのである。
コーヒーを啜りながら、5月17日の夕食の記事を携帯に打ち込んだ。
打ち込みながら思った。
「 ああ…。この時は幸福の絶頂だったよなあ…。」
そう。そうなのである。丁度この日の1週間後に、死にたくなる程、打ちのめされたのだった。それからご飯が食べられなくなったが、考えてみたら、既に5月17日の時点で食欲は少な目だったではないか。
昨日、映画を見た。
「 ドラゴン・キングダム 」だ。
この映画の中では、不老不死の人間と、普通に死ぬ人間が共存している。映画の山場でジャッキー・チェンが言う。
「 人を愛して、限り有る人生の方がいい。」
ううん。これが真実なら、ニヘドンの生き方は間違ってないじゃん。

5月に打ちのめされて、既に3ヶ月が経とうとしている。
その間、辛くて苦しくて悲しかった。今でも同じ状態だが、今はもう表面上は取り繕っている。
では、幸福の絶頂だった頃と比べて、今は不幸か……?
いや、辛くて悲しいけれど、幸福である事に違いはない。

映画の台詞を借りれば、「 人を愛しているから。 」。

ふと手元のカップを見て思った。
「 コーヒーと同じじゃん!! 」
そう。コーヒーは苦味が有るから美味しいのである。ただ甘いだけで良いなら、砂糖水でも飲んでいれば良いのである。
甘味も有れば、苦味も有る。
ああ…、私のコーヒー人生…。
どの様に飲むかは、その人次第。
ブラックで飲むも良し。
砂糖を入れるも良し。
ミルクを入れるも良し。
シナモンパウダーを振っても良し。

今、ニヘドンは、苦味ギンギンのストロングコーヒーを飲んでいるって訳だ。
いいよ。自分で淹れたコーヒーだから、最後まで自分で味わうさ。
今日からニヘドンの事を「 バリスタ 」って呼んで下さい。( 笑 )
  

Posted by ニヘドン at 15:21Comments(0)

2008年08月23日

フジロックに行かれなかったので……。

2008年08月21(木)

フジロックに行かれなかったので……。

代わりに
「 ぴあ X ROOKIE A GOGO
ROOKIE A GO-GO '08 AFTER PARTY 」に行って来ました。

日時 : 2008年08月21日(木)
開場 17:00 開演 18:00
会場 : LIQUIDROOM ( 恵比寿 )
料金 : 1,000円 ( 全立ち見 )
入場時にドリンク代 500円を払う。 2杯目以降は400円。
* 公演当日、会場にて「 フジロックリストバンド 」提示で返金有り。
3日通しリストバンドで500円、各1日リストバンドで200円の返金。


この日、Tazooと恵比寿駅の山手線ホームで待ち合わせをした。
山手線が止まっており、駅はイラつく人々で騒然としていた。
ニヘドンもホームの端っこでTazooを待ちながら、何時にTazooを見捨てるかタイムリミットを設定しかねてイライラしていた。
こういう時、携帯を持っていない相手と待ち合わせって、しんどいよなあ…。
携帯の無い時代は一体どうしていたっけ?

17:55 にTazooがヒョッコリ現れた。
急いで会場の LIQUIDROOM に向かう。
駅から3分と言うロケーションが嬉しい。

入り口から階段を上がり、TOWER CAFE の手前で受け付け。
名刺大のプラケースに入ったカードを貰う。
今度は階段の左側を下りると、LIQUIDROOM の入り口。
そこで、先程受け取ったカードを出し、ドリンク代500円を払うと、小さな缶バッジみたいなのをくれる。
奥のバースタンドで缶バッジを出し、ドリンクと引き替える。
Tazooは大人だからバドワイザーの生。
ニヘドンは永遠の未成年者なのでジンジャエール。

ドリンク片手に中に入ると、周囲の段差の所に人々が座っていた。
もうニヘドン達が座るスペースは無い。
フィーバーする気満々の人々が5~6人、ステージの前に陣取っている。
軽くウォーミングアップなのか、ステップを踏んで身体を揺らしている。
ニヘドンとTazoo は、音響スタッフのいる場所の前の柵に寄りかかる。

ニヘドン 「 ねえねえ、この辺、シルバーシートっぽくない? 」

ニヘドンの左下のステップに腰掛けているグループは、明らかに50歳は越えていると思われる男女だった。
ライブの最中、デジカメで仕切りに写真を撮っていたから、出演者の家族だったのかもしれない。
その又、左側には、これまた50歳前後だろうなあ。
オヤジが20代の彼女と来ていた。 オヤジは演奏中、ノリノリで身体を揺らしてダンスしていたが、
彼女はさして興味が有る訳でもなく、無表情だった。
オヤジは、彼女の背中を撫でさすったり、彼女の座っている足にもたれかかったりして、恋人っぽい素振りを見せるが、
あの年の差と、彼女のハッピーには見えない挙動は何だったのだろうか?

そうそう、この ROOKIE A GO-GO について、軽く説明しておきます。
今年で12回目を迎えるロック・フェスティバル 「 FUJI ROCK FESTIVAL 」で、
「 新人さん、いらっしゃ~い 」みたいなステージが用意されています。
これは、応募者の中から審査で残った15組が出演できます。
その15組の中から人気投票をして、1位、2位、3位、そして追加1組とゲストの計5組が出ます。
だから名称が 「 ROOKIE A GOーGO  AFTER PARTY 」なんだね。
フジロックと言うパーティーは終わっちゃったけど、ROOKIE達で、東京で盛り上がっちゃおう! というイベントです。
投票総数は8072票だったって言うから、なかなかのものですよ。
ニヘドン、こういうイベント大好きなのね。
青田買いしちゃう訳よ。 そんでもって、有名になった暁には、
「 ああ・・あいつらね。インディーズの頃から知ってるよ。 」と言うのが趣味な訳さあ!!

因みに、過去の出演者の中には、KUNG-FU GENERATION とか サンボマスターなんかもいるのだから、
侮れないっすよ。

二ヘドン達が自分の縄張りを決めて落ち着くと、フロアーの明かりが消え、いよいよライブの開始です。
トップバッターは、投票で3位になった 「 LOS SKAUTERS 」 。
なかなか個性的。 ヴォーカルがイギリス人のアリとキリギリス。 嘘! 嘘!
アリ君 と、オーストラリア人のダニエル君。
ギター、ベース、ドラムス、キーボード、アルトサックス、テナーサックス、トロンボーンという編成。
「 バンド作ろうか? 」 というノリで、2006年2月に結成されたそうです。
彼らは、「 UKスタイル SKAバンド 」が、オフィシャルな触れ込みらしいが、
うーん・・・・・・・・ 大阪弁と英語と、タドタドしい標準語が何とも怪しい。
大阪弁は流暢なのに、標準語は、「 怪しい外国人の日本語 」です。

「 朝ご飯 」をテーマに歌ったりと、深遠なメッセージとは程遠い。
前日に映画 「 アクロス・ザ・ユニバース 」を見たニヘドンは、やはり強烈なメッセージを発している歌でないと、
簡単には 「 良かった! 」って言ってあげられないんだよな。
まあ、1番前で踊っていた( 多分お友達 )連中が、ノリノリだったから、大目に見てあげよう。
楽しそうなステージは、評価出来ます。

30分程で彼らのステージは終わり。 次のステージまでの10~15分の合間に、
ニヘドンとTazoo は、無責任な辛口批評をして時間を潰す。

Tazoo  「 今のバンド、どうよ? 」
ニヘドン 「 いいんだけど・・・・。 イケメンが欲しかった。 
       あれだけ、人数の多いバンドだったら、1人位イケメンがいてもおかしくないと思うんだけど。」
Tazoo  「 あの、ヴォーカルの人、体が外国人してたね。 」

た・・・・Tazoo・・・・・・。 あなたは、出演者の身体を舐めるように見ていたんだね!!
恐るべし、 Tazoo・・・・・・・。 君は何をしにライヴに来ているんだ!

お次は、投票で2位をゲットした 「 OLE DICK FOGGY 」。
2003年結成というから、なかなかキャリア有ります。
実はかなり、ニヘドンの好みのバンド。 音も、好みだった。
オフィシャルでは、「 カントリーやブルーグラスを基盤としている 」 そうだが、
この日の演奏では、「 沖縄 」音楽を強く感じたステージだった。
ステージから時間をおいて、この記事を書きながら、彼らの演奏を思い返してみると、
彼らの音楽に対して、むくむくと興味が湧いて来る。
本当にブルーグラスを基盤にしているの?
ニヘドンの周囲で、「 私はブルーグラスが好きだ! 」という人にお目にかかった事がない。
でも、昔、ブルーグラスは色々なジャンルの音楽家を巻き込んだ事があって、
あの、チック・コリアやヨーヨー・マも、何かブルーグラスをやってたよなあ・・・・。

ニヘドンはヴァイオリンを習っているので、ちょっと、ブルーグラスのフィドルの速弾きには
そそられる物を感じている。 
いつかは自分も演ってみたいと、密かな野望を胸に秘めているのだが・・・・・。
ヘンデルのラルゴで、左手が遅れるという指摘を受ける現在のニヘドンのテクニックでは無理っぽいが。
夢なら無料で見られるから・・・・・・・。

蛇足ですが、日本唯一のブルーグラスの月間専門誌 「 ムーン・シャイナー 」が有るのを
ご存知ですか?
雑誌が次々に廃刊に追い込まれる昨今、まだ2008年8月号も発刊されてますよ。
専門誌って、値段が高かったりするものですが、「 ムーン・シャイナー 」は ¥525.-( 税込み )なんです。
何か、安さが嬉しくて、つい買いたくなったりなんかして・・・・・・・・。
もし、横浜界隈で、「 ムーン・シャイナー 」を抱えている女がいたら、多分それはニヘドンの可能性が高いので、
迷わず声をかけて下さいね。( 笑 )

18:00に今日のイベントが始まった時点では、50人程のお客の入りだった。
それが、「 OLE DICK FOGGY 」のステージの時には一挙に人数が膨れ上がって、
150人はいたのではないかという盛況振り。
場内は盛り上がり、盛り上がる。
「 OLE DICK FOGGY 」 のステージがおわった。

ニヘドン 「 今のバンドはどうよ? 」
Tazoo  「 あのヴォーカルのロン毛が駄目だ!! 」
 * ヴォーカル氏は、腰まで届く様なロン毛でございました。
ニヘドン 「 ちょっと、ちょっと、ロックで、ロン毛駄目なんて言ったら、ミュージシャンほとんど全滅だよ。
        ヴァン・へイレンはどうよ? イーグルスはどうよ? 」
Tazoo  「 おい! ヴァン・へイレンもイーグルスも70年代だぞ。 古過ぎだろう!」
ニヘドン 「 70年代はニヘドン生まれてないから、よく分からないけど・・・・・。
        1つ言っていいっすか? ニヘドン、あのロン毛に痺れたっすよ。
       この間の話を蒸し返す様ですが、ニヘドンはロン毛が大好きだ!! 」

音楽についてはちっとも語らない2人を尻目に、3番目のバンドの演奏が始まる・・・・。
次は 「 solaris 」。 
ドラムスが「 ゆっこ 」と言う女の子。 
1番最初に元気良く飛び跳ねながらステージに現われ、自分の仕事場に着く。
このバンドは人気投票で第1位を獲得したんだけれども、ニヘドンはやや引き気味。
ヴォーカルの男の子の声が高杉晋作。 あ、いえ。 高過ぎなの。
後ベースとギターと4人組なんだけど、あの、高くて甘ったるい声はロックには向いていない。

ニヘドン 「 ねえ・・・あの声、あいざきしんや だよね? 」
Tazoo  「 ねえ・・・さっきから ヴァン・へイレンとか、あいざきしんやとか、古過ぎて
        話にならんから、やめてくれる!? 」  


Posted by ニヘドン at 00:41Comments(0)コンサート

2008年08月22日

インドマグロのずけと薬味の混ぜ混ぜご飯

2008年05月16日(金)

HAKUJU ホールで行われるピアニスト及川浩治氏のリサイタルの前に夕ご飯。
当ても無く代々木公園駅付近を物色する。

決めたお店が Toji。
飲み屋さんなのだが、まだ飲むお客が来る時間には早い為、店内はニヘドン達4人で貸し切り状態。
入り口はオープンテラス状になっており、建物内との境目は透明ビニールシートで覆われている。

飲み屋さんなので、サーチャージ 315円がかかる。
「 お飲み物のご注文をどうぞ。」と言われアイス・ジャスミン茶を頼む。420円。
因みにここの店のアイス・ウーロン茶も420円だった。(「 Pub 鴨 」のウーロン茶は700円だからね!)

店内は細長いウナギの寝床状。
BGMは、ダイアナ・ロスなど、アメリカン・ポップスやロック。
さて、ニヘドンが夕飯として頼んだのが
「 インドマグロのずけと薬味の混ぜ混ぜご飯 」。945円。
ボリュームは満点なのだけれども、タレの味が濃過ぎて、評価はイマイチ。
このお店のビジネスカードには、「 ドレッシングやソースなど手作りの味が飽きの来ない味です。」と書かれている。
うーん、そうかな?
1回で十分飽きた感じ。
分かった! きっとオリジナルを追求し過ぎて、凝り過ぎなんだ。もちっとシンプルにした方が良いんじゃないかな?
大葉や、ミョウガ等、ニヘドンの大好きな薬味をふんだんに使っているんだけど、美味しいとは言い難いかな?
多分、お店のスタッフに、客に対するおもてなしの心が少し足りてなかったかも…。

DATA :
Toji 成瀬風 わがまま食材工房
住所 : 渋谷区富ヶ谷1-44-1 ロイヤルタワー代々木公園1階
小田急線代々木八幡駅
地下鉄千代田線代々木公園駅
八幡口徒歩1分
営業時間 : 昼 11:30 〜 15:00
夜 17:00 〜 24:00
日曜 定休
電話&FAX 03-3460-7888
http://r.gnavi.co.jp/g670800/

***** 「 インドマグロのずけと薬味の混ぜ混ぜご飯 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 14:22Comments(0)グルメ

2008年08月22日

8月15日FM東京「闇の子供たち」緊急生放送・後半

映画館での上映後に東京FMの出口調査隊8人が、観客の生の声を拾って来たと言う事で、その録音が幾つか流された。
「 重いなあ…と言うのが最初の一言。 でも現実として起きているのを考えながら見ました。」
「 子供達を虐待しているシーンは目を覆いたくなる。」
「 見ていて鳥肌が立った。」
「 自分も東南アジアに旅行に行くので、こんな事が現実に起こっているなんて信じたくない。生きたままの子供達の臓器が売買されているなんて考えた事も無かった。」
「 日本で暮らしていると、そう言うのは無い。普段、いかに自分がなあなあに生きているか思い知らされた。」
「 日本では、こういうのに触れる機会が無い。 考えさせられる事、多かったですね。」

*********

さとり 「 視聴者の皆様から、続々とメッセージが届いています。監督、どうですか?
メッセージを聞いてみて。」
阪本 「 作り手が想像している以上に伝わっているなあ…と思いますね。暑かった時が、撮影は大変でしたが
  

Posted by ニヘドン at 00:09Comments(0)