2011年06月03日

突然のパッチワーク

2011年05月31日(火)の事でした。
体操教室の帰り道、ついフラフラと本屋さんに入ってしまったのです。
ニヘドンに取って本屋は鬼門です。
本屋に一度入ったが最後、必ず1冊は買わなければ出られないのです。
もう家には、本棚に入り切らない本や雑誌が床に積み上げられ、あちらにも、こちらにも。
戸籍上の Otto 君も息子ちゃんも、ニヘドンに負けず劣らず本の虫。
彼らの部屋も、同じ状態で、リビングや階段にも進出しています。
火事になったら、よく燃えるだろうなぁ…。

この日も、何も買わない積もりで本屋に入りました。
ただちょっと平積みになっている本を眺めるだけの積もりでした。
平積みの本を眺めると、売れ筋の本から世相が分かろうと言うものです。

「 あ、まだ有る…。」
それはニヘドンが先月から目を着けていた物でした。
ディアゴスティーニの「 パッチワーク 」です。

作り方を書いた本と、布がセットになっているので、
家に針と糸が有れば、直ぐに作る事が出来るのです。

その時、ニヘドンの頭の中には理性も良識も火の車の家計の事も、ポーランドに遊びに行く為に「 つもり貯金 」をしている事も、何もかもがブッ飛び、
気が付いたら、「 パッチワーク 」を持ってレジに並んでいたのでした。
最近は書店もポイントカードを発行する所が多いし。
ニヘドン、ちゃんとポイントカード持ってるし。

ああ…買ってしまったよ〜。
表紙に書かれている事柄を転記すると
「 今すぐ始められる“ 材料付き ”コースマガジン
Patchwork
隔週刊 パッチワーク
2011/6/21 ⑦ 価格 1390円 ( 税込 )

* レッツパッチワーク 収納に便利なバッグインバッグ①
* Tie Quilt  わかりやすい作業ガイド付き
* Wipil
* パターンレッスン バスケット

今号に付いているキット
・ 布 6種類
・ 接着芯
・ 実物大型紙
・ プラスチック型紙  」

早速、バッグインバッグを作り始めました。
実はニヘドンは今迄、パッチワークをした事が無いのです。
だから、まち針の打ち方から、縫い代の倒し方から、作業工程の1つ1つの写真が載っているのは、本当に分かり易いです。
二へドンは何事につけ、アバウトな人なので、たかだか5cm四方の布に、
まち針を5本も打つなんて信じられません!!

Sueさんに、「 二へドン、パッチワークを始めたんです!」と言いましたら、
Sueさんも昔、パッチワークを習っている友人から教えてもらって幾つか作品を
作った事が有るそうなんです。
そうなんです。 日本のオバサンに取って、パッチワークとフラダンスは必修科目です!
Sueさんも言ってました。
「 パッチワークは、きちんとまち針を打って正確に縫っておかないと、
  後で大変な事になるのよね。」
うーむ。 二へドンには向かないかもですよ。
でも、昔、ハワイアン・キルトの先生が、こんな事を言っていました。
「 ハワイアン・キルトは、神経質なA型の人が緻密な作品を作ると思われるかも
  しれませんが、実は逆。 A型の人は最初に計算してしまうから、
  この作品は自分には完成出来ないと思うと、最初からやろうとしない。
  でも、O型の人は、何も考えないで勢いでワーっと作ってしまうから、
  結果的に誰も真似の出来ない大作が出来たりしちゃう。
  大作をつくる人って、O型の人が多いんですよ。」
うーむ。 ズレズレの大作って事かい?( 二へドンは紛れれも無いO型。)

毎晩、1片ずつ、ちまちま縫い合わせて行こうと思いました。
しかし、これが面白くて止められないのですよ。
二へドンは縫い合わせるのは好きですが、布を裁つのが嫌いでした。
でも、もっと布を縫い合わせたいと思うと、ジャカジャカと布も切ってしまえます。
6月に入ってから、ブログの更新量が目に見えて減ったでしょう?
パッチワークのせいなんですよー。

1針1針縫って行くと、小さな布切れに、恐ろしい程に情が移って行くのです。
これ、ある意味、本当に恐ろしい事です。
戦争中の千人針とか思い出してしまいました。
丁度、パッチワークのガイドブックに、コラムが載っていましたので、
転機しておきます。

「 想いをつなぐメッセージキルト

  パッチワークキルトには、友人の結婚式や送別に際し、個人個人が
  " 友情の証 ” として作成したパターンを持ち寄り、1枚のキルトに
  仕立てて贈る習慣があります。
  縫い合わせたキルトは、その目的に応じて、メッセージキルト、
  フレンドシップキルト、チャリティキルトなどと呼ばれます。
  現在は、地域やグループの輪を広げるために作られるフレンドシップキルトが
  多くなっていますが、もとはアメリカの経済恐慌時代 ( ’30年代 )に、
  経済的に困窮した教会や病院へ寄付を募るために作られたチャリティキルトが
  始まりだそうです。
  寄付を目的としたチャリティキルトは、アメリカ人が西部開拓時代以来、
  バックボーンとして持ち続けている、質素、倹約、感謝、思いやりの精神の
  現れだと言われています。
  本シリーズでは、第8号の「 デザイナーズメッセージ 」でメッセージキルトを
  ご紹介します。 」

何か、東北大震災でダメージを受けた今の日本に必要な事だと思いました。
自分は被災者の方々の為に、何も役に立てていないと思っている皆さん、
取り敢えず、パッチワークをしてみませんか?
1針1針の地味な行為に、どれだけ念が篭るか、体験してみるといいですよ。
そして作品が完成した暁には、バザー等に出して寄付金を集める事も出来るかも
しれませんからね。

二へドンの作品が完成したら、ブログ上で写真を公開したいと思います。

***** 「 突然のパッチワーク 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 16:46Comments(0)手工芸品

2011年05月20日

初めてのシュガークラフト

2011年05月18日(水)
初めてシュガークラフトに挑戦しました。
写真のベビーシューズが完成しました。
きゃわい〜!
きゃ〜わ〜い〜!!
こんな素敵な作品を完成する事が出来て、
もう大満足です!!
このシュガー・クラフト講座は、
05月18日(水)にグランドプリンスホテル高輪で開催された
「 新たなチャレンジが私を変える!
美食とカルチャーを堪能する一日 」
のカルチャー講座の時間に受講しました。

さして期待はしていなかったのですが、
自分で作ってみたら、凄く気に入ってしまいました。
講師はホームメード協会の先生でした。
ニヘドンはホームメイド協会のシュガークラフト講座の授業料の表を見て、ため息をつきました。
「 行きたい。絶対にこのスクールに行きたい。
…… で、お金が無い……。 」
早いとこ、カードローンの借金を、綺麗さっぱりゼロにしなければ!
頑張ろう!!

今日の指導は、若杉ゆう子先生です。
先ずは、先生の机の周囲に集まって、
先生の実演を見ながら説明を聞きます。
そして各自の席に戻って、いざ製作開始です。


写真は、シュガークラフトに使う道具一式と、
ベビーシューズの製作見本。

[ 作り方 ]
1. 小さな作業台の上にショートニング( 油 )を指で塗る。
2. 予め、着色済みの 生地の3分の1を千切り、麺棒で伸ばす。( 厚さは 1mm 位。)
専用の型抜きで靴底を抜く。
3. 残りの生地を麺棒で伸ばし、靴の表面部分を型抜きする。
4. 型抜きをしたパーツの縁に卵白を筆で塗り、貼り合わせる。
5. ロイヤルアイシングや、小花で好きな様に飾り付ける。
6. ディスプレイ用の台に貼り付け、プラケースに入れる。

[ その他の注意事項 ]
★ 家に持ち帰ったら、ケースから出し、よく乾燥させる。
梅雨時の湿気はよくないので、乾燥剤等を入れると良い。
一度完全に乾燥すれば、2〜3年は持つ。
それ以上経つと、色が褪せる事がある。
先生曰く、「 そうしたら、ホームメード協会にいらっしゃい。」
( 先生、お上手です!笑。)
★ ロイヤルアイシングのコルネは1週間位使える。

余った生地とロイヤルアイシングはお持ち帰りです。
何を作ろうかなぁ?

講習時間は先生の説明時間を入れて、きっかり1時間でした。生まれて初めての作業は緊張して、神経が張り詰めるので、酷く疲れますね。
でも、素敵な作品が生まれたので、大満足でした。

***** 「 初めてのシュガークラフト 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 15:41Comments(2)手工芸品

2010年12月14日

クリスマスが近いんだもんで…。

2010年12月14日(火)

ブログ更新遅れます!
って、いつもの事ですけど・・・。(汗)
今日の更新遅れの理由は、
写真のフェルト細工を作り始めてしまった事です。

二へドンは下手の横好きで、手芸が大好き。
小学校の課内クラブでは手芸部に所属してました。
大人になってからも、地区センター等で
クラフト系の講座に多数参加しています。

2007年にはBenesseの手作り応援雑誌
「 はんど & はあと 」を定期購読していました。
2007年って、何が有った年かお分かりですか?
二へドンがブログ「 ドンドン日記 」を始めた年です。

だからブログに血道をあげ、結局「 はんど & はあと 」は
続かなくなってしまいました。
2007年の12月号は、封さえ開けていない状態の物が
ごろりと出て来ました。

ええ、我が家は積み上げてある本の山が何かの拍子に雪崩落ちると
長年見なかった物が、ひょっこりと姿を表す家なんです。

おっと・・・・・2007年の未開封の雑誌が出てきちゃったよ。
でも、丁度12月号です。
今、付録の「 ナチュラル クリスマスリース 」を作らなかったら、
また1年、書籍の山の構成要員になってしまうのです。

「 作ろうっと!!」
二へドンは俄然、作る気になってしまいました。
フェルトを切り抜いて、リース台にボンドで留めて行くだけです。
簡単は簡単なのですが、フェルト細工に丁度良い裁ち鋏が無く、
工作用の鋏で無理やり厚さ3mm のフェルトを切り抜くのは
なかなか大変でした。

出来上がったパーツを、リースの土台にボンドで貼り付けて行って、
はた!と気が付きました。
ヒイラギの葉っぱのオーナメントは3個作らなければならなかったのに、
二へドンは1個しか作っていませんでした。
でも明日も06:00からの早朝バイトがあるので、もう作り続ける根性が
ありません・・・・。
ヒイラギの葉っぱが1番、曲線が多く、切るのに時間が掛かるのです。
明日にしようっと!!

楽しかった。 やっぱり手作りって最高!
自分はやっぱり女の子なんだなあって思える瞬間です。
無事、完成出来た暁には、ここに完成写真をアップしますね。
では、おやすみなさーい!!

*******************************

[ 追記]
翌朝、何とクリスマスリースは放置されず、見事に完成の日の目を見たのでした。
これが完成した作品です。


きゃわいい~!! きゃわいい~!!
最近の二へドンの作品の中で、ごっつぇ~、お気に入りの作品になりました。
いつもリースはフラワーアレンジの教室で作っているので、
「 花 」が主役みたいな感じなのですが、フエルトだけで作ったリースも
たまには良い物です。
でも欲を言えば、リースの土台も布で作りたかったなあ・・・・・。

実は、「 さかたの種 」で値引きされていたので衝動買いをした
リースのキットがもう1つ我が家に未開封で放置されているのです。
今、エンジンがかかっている状態だから、弾みを付けて作ってしまおうかなあ?

***** 「 クリスマスが近いんだもんで…。 」 ・ 完  


Posted by ニヘドン at 21:32Comments(0)手工芸品

2008年03月13日

うさ子のつぶやき

初めまして。
私の名前は、うさ子です。
うさぎだから、うさ子って、
ほとんど何も考えてないネーミングよね。
私は横浜市内の、とある家に住んでいます。
私の他にヒト科の生物が3匹同居しています。
オスが2匹に、メスが1匹。
私は何の因果か、このメスのヒトに作られたのよ。
このメスは、ブログを始める前は、毎日カルチャーセンターとか地区センターを渡り歩いて、何やら色々な講座を受講しまくっていたのよ。
好奇心と言うか、知識欲と言うか、その根性(野次馬根性かしら?)は見上げたものだけど、何しろ、このメス、すんごい不器用なのよ。
やりたがる割には結果が伴わないのよ、いつも!
私は2年程前、地区センターで 布工房の先生が開いた講座の課題だったの。
あのメスと来たら裁縫なんか、まるで駄目で、まあ手の遅い事、遅い事!
1回3時間を2回 受講して、男雛と女雛のペアを作る講座だったのよ。それが何よ!
2回の講座を終了して、ヤツが作ったのは、私1体だけなのよ!!
シングル雛だなんて、今時の世相を反映してるって? そんな馬鹿な事がまかり通っていいの?
他の受講生の家では、ちゃ〜んとペアの「うさぎ雛」が飾られたと言うのに、何で私だけ悲しい独り身なのよ。
一体どこの家に独り雛を飾る変わった趣味の人がいるって言うのよ!
雛人形をしまい遅れると、婚期が遅れるって言うけど、私自身が婚期を逃しているなんて! こうなったら、先に子供産んでやろうか? こうのとりさん、お願い!!
布工房の先生が「基本的には女雛と男雛は作り方一緒なんだけど、家で一人で出来るかしら?」と仰った時、先生の目には不安の光が宿っていたわよ。それなのに、あのメスと来たら、「はい、大丈夫です!」なんて明るく笑っちゃってさ。何がどう大丈夫なんだよ!
最初の1年は、私にもまだ希望と言う物があったのよ。「今度のひな祭りには、ペアで並んで、おすまし顔でポーズ決めてやる!」ってね!
ヒトの暦では、今年は2008年なんだってね。やれやれ。今年も私は独りでひな祭りを迎えたわ。しかも365日出しっ放しよ。
そんな私の唯一の楽しみは、メスがかけるCDを聞く事ね。あのメスと来たら、家にいる時は朝から晩までCDをかけているからね。私も耳が肥えて来たわ。このまま肥えまくって象の耳になっちゃったらどうしよう。
色々な音楽を聞くわ。この家のヒト科の生物は、ヒトによって違う音楽を聞くの。
オスの大きい方は、台湾の民謡とか、中国語やタイ語の音楽。オスの小さい方は、オレンジレンジとかアニメの曲。この小っこい方は、自分でもエレクトーンを時々弾いてる。よく「ゲゲゲの鬼太郎」を弾いてるわ。近々ヤマハのグレードを受けるらしいけど、グレードで「ゲゲゲの鬼太郎」って、ちょっと悲しくない?
そしてメスが、クラシックとロックね。クラシックの中でも私が一番好きなのは、石田泰尚とか言う人だわ。スッゴく綺麗な音を出すわよね。え? むりやり言わされている? ううん、ホント、ホント。
でも1つ耐えられない物を聞かされる事があるの。 
あのメスが、「 ばよりん 」とか言う楽器を練習するんだけど、これはもう毎日聞かされる身になって御覧なさいよ。
死ぬるわ!! 孤独と波乱に満ちた私の人生、誰か私にハゲマシのメッセージでも送ってちょうだい!!
布工房の先生の言葉で気になった事があるの。
「 人形の顔って不思議と作った人の顔に似るのよね。 」 え”え”え”~!!
あいつに似てるなんて嫌だわ、私!!

最後に1言つぶやかせて。 「 ああ、男が欲しい・・・・・。 」 
あら、お下品でごめん遊ばせゑ。

***** 「 うさ子のつぶやき 」 ・ 完 **************


  


Posted by ニヘドン at 14:12Comments(2)手工芸品