2007年11月30日

綾鷹 家紋ジェネレーター naoさんからのパクリ

nao さんのブログにお邪魔して、( So-net blog a capriccio  ) ← お気に入りの欄をクリックして飛んで下さい。
PET 緑茶 綾鷹 のホームページで、家紋ジェネレーターがあるのを知りました。
嵌まりました!!
すごい面白いの。
家紋と一緒に、ちょっとした性格分析もついて来てさ!

nao さんは、二へドンが穿いていた ハイビスカス!
二へドンは ウツボカズラ。 他人の助けで成功するらしいよ。 皆様、愛のキューピッド役よろしくね!


石田泰尚様もやってみました。 生年月日があやふやだったんだけれど ( 彼、公表してないでしょ。 )
性格分析が当たっているから、多分これでOKかと・・・・・。

「 好奇心旺盛で非常に愛嬌のある子豚紋のあなた。 芸術的センス等、天才性を秘めている可能性があります。
  何事にも整理整頓が得意で几帳面なようです。 時折几帳面が行過ぎて神経質と見られる事があるかもしれませんが
  持ち前の愛嬌の良さで多くの人々から愛される事でしょう。 」

そしてですね、ペア家紋も作れるので、作っちゃいました!
ダーリン & 二へドン !!

血液型が分からなくて、多分彼の性格からあの型だろうと、推測で入れてみたら・・・・・・
2人の相性 85% !! 嬉しくて絶叫ものです!!
「 本質的に良い相性です。 」 きゃぴ~ん!
「 お互いに切磋琢磨し合える関係なので、」 やっぱりそうなんじゃないの~!!
「 共に前進すれば 」 するする! 前進する!
「 成長できるはず。 」 きら~ん!
「 手に手をとって前に進んでください。 」 バタリ。 嬉しさのあまり悶死。

皆さんの家紋はどんなだったか作って教えてね~!!

***** 「 綾鷹 家紋ジェネレーター naoさんからのパクリ 」 ・ 完 *******  


Posted by ニヘドン at 09:12Comments(22)徒然

2007年11月29日

11月28日 庭園美術館 及川浩治ピアノ・リサイタル

旧朝香宮邸・東京都庭園美術館2007
及川浩治 ピアノ・リサイタル

日時 : 2007年11月28日(水)   開場 18:00   開演 18:30 
会場 : 東京都庭園美術館 新館・大ホール
料金 : 全自由席 ¥5,000.- 
主催 : 東京都庭園美術館 / シム
企画 : 朝香誠彦
協力 : Cafe 茶洒 kanetanaka
      (株)ショコラティエ・エリカ
      ヤマハ(株)
制作協力 : クリスタル・アーツ
出演 : 及川浩治
演目 : モーツァルト / ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
      ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3

      休憩 10分

      ショパン / ノクターン 第1番 変ロ短調 Op.9-1
      ショパン / ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2
      ショパン / エチュード 第3番 ホ長調 Op.10-3 「 別れの曲 」
      ショパン / エチュード 第4番 嬰ハ短調 Op.10-4
      ショパン / エチュード 第5番 変ト長調 Op.10 -5 「 黒鍵 」
      ショパン / エチュード 第12番 ハ短調 Op.10 -12 「 革命 」
      ショパン / スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31

      アンコール
      ショパン / ノクターン 第8番 変二長調 Op.27-2
      ショパン / 子守歌 変二長調 Op.57
      クライスラー/ラフマニノフ 愛の喜び

      ティータイム 


      お茶菓子付きのコンサートは、たまに遭遇しますが、庭園美術館のお茶菓子が一番豪華だったので、コンサート・レポよりも先に写真アップなのであります。 遠目に見ると、「 え? お汁粉? 」 と思ってしまったお碗様の入れ物に、コーヒーか紅茶を入れてくれます。 ストロベリーソースのかかったムースと、チョコレートが、小さいトレーの上にまとめられており、持ち運びし易い所も、感動しました。 大ホール手前のソファーがあるロビーでティータイムなのですが、K席で呆けたドン・二へ一味は
ロビーに出るのが出遅れ、座る椅子が無い! 係りの人が、ホール内でもOKと言ってくれたので、ドン・二へ一味はホールの
椅子を勝手に円形に移動し、ティー・タイム。 途中、サイン会に並んだり、バタバタとしながらも楽しいひと時でした!

*******************************

当初、ショパン・プログラムと師匠から聞いていたので、オール・ショパン・プログラムなのかと思いきや、1曲目は
モーツァルトのピアノ・ソナタ。 何だかとっても 得した気分です。
おおおおお! 及川さん、今日は又一段と、タッチが素晴らしいです。 二へドンの数少ない及川体験からすると、及川さんって、演奏すればする程、どんどんエンジンがかかって来るタイプじゃないですか? だから1曲目は、「様子見」みたいに聞いてしまう二へドンなのですが、今日の及川さんは一味違~う!! 1曲目からパーフェクトですよ。
石田様の演奏でも何でも、小さいホールで聞くのが大好きな二へドンは、この庭園美術館のホールがすっごく気に入りました。
床は淡いピンク色の絨毯です。 カーペット敷きの場所でピアノ演奏を聞くのは初めてです。 良いです。 すごく良い雰囲気です。 やっぱピアノはサロンで聞くのが一番ですよ! やっぱステーキはサーロインですよ!?
今日の二へドンの気分に、このピアノ・ソナタはぴったりです! 
及川さんが、優しく、優しく、大切な物を慈しむようなタッチで演奏していきます。 Beeの時の演奏と全然違うじゃないですか!
及川さんて、激しいだけじゃない。 今日の演奏は、及川さんの心の静けさが湧き出て、客席に染み渡らせるような感じです。
一言で表現すれば、 「 風格 」。 本日のリサイタルの一等賞は、このピアノ・ソナタです!! 素晴らしい!!

2曲目もピアノ・ソナタ。 こちらはベートーヴェンさんの作品。 1曲目に負けず劣らず及川さんの音楽家魂があふれ出ています。 さすが、 「 ベートーヴェン好き 」 を公言する及川さんならではの演奏です。 二へドンの隣では miju さんが大感激。
miju さんの感激の波動が二へドンにビンビン刺さって来ます。 今日は、ドン・二へ一味はK席に横並びになっておりますが、
二へドン以外のメンバーが、真性及川ファンなものですから、及川さんの手元が見える席を占めました。 二へドンの席から及川さんの手元は見えませんが、困った事に、及川さんが客席に顔を向けると、二へドンと目が合ってしまう席なのでありました。
残念ながら、二へドンの本命は及川さんではありませんので、平気で顔をガン見しておりましたが、それにしても、目が合うと
ドキッとしてしまうものであります。 ぽたり。 ん? ああ、及川さんの額から汗の大粒のしずくが落ちました。 汗のしずくが目の悪い二へドンが見える程の近さって事ですよね。 演奏が進むに連れ、しずくが落ちる頻度が激しくなって来ました。
スプリンクラーのようです。 今までの演奏会で、これ程までに汗がしたたり落ちたのを見た事がありません。
みけ師匠、 及川さんのスプリンクラーの出現率についてレクチャーをお願いします。

もし、二へドンが石田様と出会う以前に、及川さんと出会っていたら、二へドンの本命は及川さんになったのかもしれない。
ずっと長く及川さんのファンをやっている方々の気持ちがよく分かると思っちゃいました。

19:20に第1部が終了。 10分間の休憩です。 ここのホールは気に入ったのですが、いかんせん、トイレの数が少ないので大行列。 「 下にい。下に~。 」 は大名行列。 どうしても駄洒落を言わなければ気が済まない二へドンの馬鹿は放っときましょう。 休憩時間は、大興奮の人々と感動を分かち合い~。 まだまだ喋り足らないのに第2部の開始。

ノクターン2曲、エチュード3曲を一挙演奏。
「 ノクターン 第1番 」は、心に染み入る甘さと切なさが、絶妙なブレンドに仕上がり、二へドンの目は思わずウルウル。
今日の及川さんの演奏はテンポもゆっくりめで、じっくりと味わう事が出来ました。 今日は足踏みは、ほとんど出ませんでしたね。 唸りも少なめ。 なのに心を締め付けられるような激しい感動を覚えます。

「 ノクターン 第2番 」 のチャーミングなメロディで、さらに胸の締め付けが大きくなります。 建長寺でのリサイタルの時、主催者の代表者である深浦さんが、「 及川さんはお寺での演奏が好き 」 と仰っていましたが、きっと及川さんは、今日のようなサロンスタイルの演奏も大好きなんだと思いますよ。 こんなエレガントな及川さんの演奏は聴いた事ないです。

「 エチュード 第3番 」に至っては、余りの神秘的な音の羅列に、思わずふくらはぎに鳥肌が立ちましたよ。 子供の時から
BGM等で、よ~く聴いた曲なのに、こんなに鳥肌は立ちませんでしたよ。 ゾクゾク・・・・・・。

「 エチュード 第4番 」 は、ちょっと危ない所があってヒヤヒヤしましたが、何とか踏みとどまり、ほっとしました。
演奏の激しさが増すに連れて、スプリンクラーも全開です。 ポタポタ、ピシャピシャ・・・・・・。 お見事です。

「 エチュード 第5番 」。 さあ、及川さんもエンジン全開。 多くの皆さんがよ~く知っている、いつもの及川さんの演奏です。

ここで及川さんは一度退場。 すぐに現われると、 今度は 「 エチュード 第12番 」。 ん~!! 激しさもひとしお!
演奏が終わると、二へドンの後ろの席のおじ様が一言。 「 すごいね。 」 ええ。 凄いんですよ。 今日だけじゃないんです。
いつも凄いんです。 

最後の曲は 「 スケルツォ 」。 ああ、これが今日の二へドンの2番目に好きな演奏です。 つまり今日のプログラムは、
二へドンが1番気に入った演奏で始まり、二へドンが2番目に気に入った演奏で終わった訳です。 始めも終わりも両方良かったという、聴く者に取って、こんな幸せなプログラミングは無いですよ!!

演奏後、及川さんが退場し再登場すると、すぐにアンコール1曲目の 「 ノクターン 第8番 」。 再び静かなメロディーの流れに乗って、すんごく良い気分です。 及川さんの集中力の凄さに脱帽です。 

アンコール2曲目も静かな曲を持って来ました。 「 子守唄歌 」です。 ああ、もう、うっとり。 でも二へドン、この演奏では眠れない。 だって、胸がときめいちゃうもん! ( 注意: 二へドンの本命はあくまでも石田泰尚様です。 )

アンコール3曲目は 「 愛の喜び 」。 うひょ~ん! そうですか。 そう来ましたか。 でも大歓迎ですよ。
曲の途中で、やっぱり拍手が入っちゃったのよ! 今日は及川さんの演奏は初めてという方々が多かったのかしら?
もの凄い盛大な拍手だったのですが・・・・・。 そうしたら、及川さん、二へドンの方を見て、にやりと、悪戯坊主が奇天烈な悪戯を実行に移す時みたいな嬉しそうな顔で笑うのよ。 後で師匠も仰ってましたが、及川さんは 「 へへへ。 また引っ掛かりやがった! 」 と思って喜んでいると思います。 お客を引っ掛けたくて、弾いているというのは本当ですか? 及川さん!?

3曲のアンコールが終わったのが20:28。 ティー・タイムが終わったのが21:00。 大満足の演奏会でした!!
及川さん、素敵な夢の一夜をありがとうございました!! 
興奮のあまり、レポを二へドンにしては異例の速さで仕上げましたぞ。
鬼編集長のマーたんさんに叱られそうです。 「 石田様のレポを優先させろ! 」 
すいません。 以後気をつけます!!
木曜日の朝、学校で 「 朝の読書タイム 」 の当番なのに、寝坊したらどうしてくれるの!!
では、おやすみなさ~い!

***** 「 11月28日 庭園美術館 及川浩治ピアノ・リサイタル 」 ・ 完 ******  


Posted by ニヘドン at 02:51Comments(14)コンサート

2007年11月29日

今日は記念日 ( 今日 「 も 」 記念日!? )

2007年11月28日(水)

今日は二へドンの人生で初めて! と云う、記念すべき出来事が2つありました。 
「 人生で初めて 」 なんですから、記念日として末永く記憶に留めておきたいと思います。

その1. 「 息子ちゃんに初めて面と向かって 『 婆あ 』 と呼ばれた日。 」

息子ちゃんは、大寝坊である。 いつも7時に目覚ましをかけて鳴っても起きない。 母が声をかけ、揺さぶり、叩き、上にのしかかっても、「 きも! きも! 」 と言うばかりで、起きない。 毎朝結局起きるのは7時40分頃である。 8時に友達が家にやって来るのに、である。 毎朝、息子を起こすのに費やす40分の時間を返してほしい。 1日40分。 平日1週間で200分。
200分と言ったら、3時間20分!! 1ヶ月で800分。 800分と言ったら、13時間20分。 2ヶ月で丸々1日分!!
二へドンのコンサート・レポが遅れ気味なのは、息子ちゃんが朝寝坊なのが大きな原因の1つである。
と、鬼編集長のマーたんさんには言い訳をしておきたいと思う。

そして、今朝も、不毛の時間を費やしている時に、事件は起きた!
むくっと起き上がった息子ちゃんが言った。 「 うるさい、婆あ!! 」 ・・・・・・・・・・・

????? え? トリオ・Baa の事ですか??????

どうやら、トリオ・Baa の事ではないらしい・・・・。
息子ちゃんは、家を出る直前にも一言吼えた。 「 婆あ! 」
何の事だか、さっぱり分かりません。
二へドンはいつも人から 「 奥様 」 とか 「 お嬢様 」 とか 「 奥方様 」 とか 「 マダム 」 とか 「 マドモアゼル 」
とかしか呼ばれないから ( たまに怪しい人達から 「 隊長 」 とか 「 ブログの人 」 とか呼ばれちゃうけど・・・。)
さっぱり 意味 分かりません。
でも記念日に指定しておきます。 
息子ちゃん、母への仕打ちは、君の嫁に倍にして返すから!!

その2. 「 miju さんに初めてあった日。 」

今日は東京都庭園美術館で行われた「 及川浩治 ピアノ・リサイタル 」へ行って来ました。
当初、行く予定では無かったのですが、miju さんが行くと聞いたら、二へドンが行かない訳にはいかないじゃないですか!
miju さんが超多忙なスケジュールを按配して、初恋の ( ? ) 及川浩治氏に会いに行くと言うのに、おせっかい婆あ
二へドンが、行かなくてどうする! もしかして、仕事で遅れちゃうかもしれない miju さんの為に、「 並び屋 」二へドン
参上仕りましたあああ!! miju さんの為に、K席ゲットですうううう~!!



目黒駅に着いたら、クリスマス・ツリー発見! 写メ! 写メ!
場所は atre 2 の1階の広場です。 写メするなら、16:00 以降、ライトアップされてからの方が綺麗です。
不動坂を少し散策してみましたが、この通りは、クリスマスの飾りは一切なく、二へドンの感想は 「 何だ、つまらん! 」。

無事に庭園美術館新館大ホール前のクリスマス・ツリーの前で miju さんと初顔合わせ。
演奏会後には、目黒駅近くで、秘密会議が開かれた事は言うまでもありません。

すっごいすっごい楽しかったです。 また近々 miju さんと おデイツしたいですう!
秘密会議には miju さんの他に あと2名も参加したのですが、 闇の組織に知られたくないので、秘密です。



***** 「 今日は記念日 ( 今日 「 も 」 記念日!? ) 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 01:00Comments(14)徒然

2007年11月28日

悶ぺ。ちゃん、振り込め詐欺に遭う!

これは悶ぺ。ちゃんから聞いた話です。 さっき悶ぺ。ちゃんのブログ 「 ダイナマイトアタック! 」 を覗いたら、未だ彼女は
この件に関して記事にアップしていないので、二へドンが先に書いてしまうのだ!

10月に、彼女の携帯に 「 ¥8,000.- 」 振り込めとメールが来たそうです。 振込み口座番号も書かれていました。
何の事かよく分からなかったのですが、「 振り込め 」 と言うので、振り込んだそうです。
( 悶ぺ。ちゃん、よく確かめてから振り込まないと危ないよ! )

すると数週間後、 KAMOMEのトリオ・リベルタ感謝祭のチケットが自宅に届いたそうです。 住所も本名も、事務局には知らせてないのに何故? と不思議だったそうです。

そして彼女は思ったそうです。 「 私、振り込め詐欺に遭った! 」
成る程~。 そして、その振り込め詐欺の犯人は、この二へドンなんでありんすね?
だって、二へドン、まだ若い悶ぺ。ちゃんが、リベルタ感謝祭の醍醐味も知らない人生を送るだなんて、耐えられなかったのよ!

ははは。 つまり、感謝祭に、4名枠で申し込んで当選し、ネネムさんと悶ペ。ちゃんに会う機会が無いので、チケットや代金の事で振込み、振り込まれとやっていたら、却って余計な手間と手数料がかかってしまうと思ったから、事務局に頼んで、個別振込み、チケット個別発送をお願いしたのよ! こんな幸福な振り込め詐欺に遭うなんて、超ラッキーよ!!
ネネムさんは、幸福のあまり、二へドンを告訴しないって言ってくれるわ、きっと!!


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「 11/23 トリオ・リベルタ感謝祭 ・ 第1部 」の記事が2007.11.28. 01:50 完成致しましたので、 まだの方はお読み下され。

二へドン、気が狂って思わず中岡さんのブログにコメント投稿してしまいました!! 中岡さんのレスに 「 3時間前位から並んでませんでしたか? 」 とありました。 皆さん、その辺の所を知りたいみたいなので、書きますね。
当初、二へドンが並ぶ予定時刻は14:00でした。 13:00に友人と待ち合わせをしていた佐藤君と保土ヶ谷駅でランチ。
その後、ネネムさんが桜木町駅に到着するのが13:30頃。 初めてKAMOMEに来るネネムさんを案内しょうと思ったのです。

ところが現実は・・・・・。
11:50に駅ビルのレストランに入って、ランチを食べ始めたものの、12:10に佐藤君が徐に立ち上がり、 「 もう行く! 」
え~!? だってお友達との待ち合わせ時間は13:00だから、12:50のバスに乗れば間に合うじゃん!
「 だって、TSUTAYA とか見たいし。 とにかく、僕は旅立つ! 」
呆然・・・・・・・・。 さ・・・・佐藤君に振られた!? 仕方なく、予定より早くJRに乗る。 そして何と~! ネネムさんにも振られていたのであ~る!! 「 お迎え不要 」 がび~ん! 
かくして 二へドンは思った。 「 ええ~い! もう並んでしまえ! 」

12:53  KAMOMEの前に到着。 ふふふ。 1番乗りだ。
       (モンともさん、浅草海苔じゃなかったのよ。 1番乗りだったのよ。) 
       ガラスの壁面から店内を覗き込むが、中は暗くて様子を窺い知る事ができなかった。
       でもピアノの音が聞こえてくる。
       ヴァイオリンとサックスの音は全く聞こえないから、中岡さんが先に来て練習をしているら
       しい。
       ピアノの音は休む間も無くずっと聞こえている。
13:10  悶ぺ。ちゃん登場! PETボトルの紅茶を差し入れてくれる。
       悶ぺ。ちゃん、さんきゅでした!
13:45  ネネムさん登場! 「霜ばしら」 とチョコレートで二へドンを餌付けする。
       ネネムさん、さんきゅべりまっちょでした!
13:50  松原さん登場。
       正面入り口から入るから、私達、松原さんに100%気付かれた!
       でも二へドンは立て看板にすっぽり隠れていたから、
       松原さんには顔を見られなかったぞ。
       松原さんはネネムさんと悶ぺ。ちゃんに「 おはようございます 」 と声をかけて、
       好感度抜群!!
13:58  あや姫登場。
14:07  斎藤雄介さん、登場。 クラリネットケースを持っていたので、斎藤さんと判明。
       そうでなかったら、キッチンスタッフかと思ってしまったかも?
       だって、ずっと待っている間、店内から威平シェフやらその他のスタッフやらが
       出たり入ったりしていて、出入りの度に、二へドンを不思議そうな、
       世にも珍しい物を見るような視線を投げかけて行くのよ。
       KAMOMEのマスターにもバッチリ見られたし!
       斎藤さんは無言で店内に入って行きました。
14:15  石田様登場!
       きゃ~! きゃ~! お待ち申し上げておりました!! 
       結果的に入り待ちしてしまった訳ね、むふ!
       石田様は青いジャージの上下。 おニューらしい。
       他の人の話では Converse らしい。 
       メタリックピンクのスーツケースの上に、パールピンクがかった
       白いバッグが乗っていました。 ( 女性物のバッグじゃない? ) 
       ヴァイオリンケースも肩から下げています。
       ケースには高さ15センチ位の大きなマスコットが付いていました。 
       緑色の、名前は知らないキャラです。
       ちょっと見には、ケロロ軍曹に似ていると思いました。
       で、石田様がドアの前に立った時、顔を右側に向けたのです。
       石田様は、座っている私達を凝視しました。
       今まで、石田様と二へドンが接近遭遇した時は、石田様も目を反らすし、
       二へドンも目を反らすので、絶対に視線が交差する事は無かったのです。
       ところが、今日は石田様が意表を衝く行動に出たので、二へドンはウッカリ
       目を反らす事が出来ませんでした。 
       結果、石田様と二へドンは見詰め合ってしまったのです! 
       石田様は目を丸くしたような感じで、じ~っと二へドンを凝視。
       二へドンは、もう筑波のがまの油売りの口上の様に、竦んで、油汗を流しながら
       もうどうして良いか 分からなくなってしまいました。
       石田様もどうして良いか分からなくなっていたのだと思います。
       随分長い間、お互いの目を見詰め合ってしまいました。
       途端に石田様がドアを開けると、無言で中に入って行きました。
       あ~。 とうとう2人は見詰め合う所まで、関係が進展してしまったわね。
       世間ではこういう2人を 恋人って言葉で呼ばないかい?
       別に組長にガン飛ばされた訳ではないと思う。 多分・・・・・・・。
14:30  マスターが出て来た。

       整理券を配られる。 
       マスター曰く、「 どこかで暖まって来て。 4時過ぎに来て。 」
       何だか、ここにいられたら迷惑みたいに聞こえてしまいました。
       整理券を貰ったものの、何となく立ち去り難い想いに捕らわれたのか、
       誰も動こうとしません。 そこで二へドンが音頭を取って、
       「 じゃあ、4時にここ集合ね! 」
       そして皆を散らし、悶ぺ。ちゃん、ネネムさん、二へドンの3人は近くの
       タリーズへ。
       そこで、振り込め詐欺の示談が行われたんだったっけっかな?

23日、24日両日共に、先頭の20人位の人に整理券が配られました。 開場30分前にKAMOMEの前に戻った時、
後ろに並んでいた人の中から、「 ちゃんと並べ 」 とクレームが出たらしいけれど、こんな事情で整理券持っていたから、
許しておくんなましよ。 
整理券にも TRIO LIBERTAD と印刷されているのが 凄いと思いました。 誰がいつ印刷したんだろう、これ。


******* 「 悶ぺ。ちゃん、振り込め詐欺に遭う! 」 ・ 完 ********

  


Posted by ニヘドン at 03:35Comments(3)石田様偏愛倶楽部

2007年11月26日

KAMOMEでプレゼントを頂きました。

その1。
2007.11.23(金)
KAMOME の前のベンチで悶ぺ。ちゃん、ネネムさんと落ち合った時、またもやネネムさんに餌付けをされてしまいました。
今回は「九重本舗 玉澤」の冬季限定のお菓子 「霜ばしら」です。
うを〜!!
ニヘドンは今までに何度も仙台に行った事があると思っていましたが、仙台の菓子文化の奥は深い。
とてもニヘドンは追いつけません。
水色の円い缶が可愛らしい。中身を食べ終わったら何を入れようかな。将来石田様の弓毛でも拾ったら、保管缶にしようかな?そして盗まれないように保安官に守ってもらおう!
まず缶の蓋を開けると、プラの内蓋があります。さらにそれを開けると、パウダーがぎっしり!
ちょ…ちょっと、これどうやって食べるの?
たまたま開けた所がタリーズだったので、木のマドラーでパウダーをそっとどかして、中を掘り出してみました。
おお!
中から水飴で作った2 × 2.5 センチの小さな板状のお菓子が出て来ました!
口の中に入れると、すっと上品な甘みが広がって、あっという間に溶けていきます。
くくく…。
負けた… …。
またしても仙台に負けてしまった!
残念ですが、横浜にはこんな繊細なお菓子はありません!
毎日ブログを書きながら、ケチケチ舐めているの。息子ちゃんには内緒なの。て言うか、息子ちゃんには 「これを舐めたら毒やで〜。 死ぬるぞ〜。」と言ってありますの。ほほほ。彼は「毒」は信じてないみたいだけど、「死ぬるぞ〜。」の部分は、いかにも有りそうだと思って手を出せないでいます。前回の「黒砂糖まんじゅう」を馬鹿食いした時の母の目に宿った不吉な光を忘れていないようです。

おや、今、鞄の奥底から、「霜ばしら」の商品説明リーフレットが出て来ました。
お取り扱い時期 : 冬季限定商品 10月~翌年4月 
お取り扱い店舗 : 三越仙台店地階、 藤崎本館地階、 エスパル仙台店地階、 ザ・モール仙台長町店1階、
            さくら野仙台店地階、 三越名取店1階、 本社直営売店

シッカロールみたいだと思った白いパウダーの説明もついていました。 もち米を主原料とした 「 らくがん粉 」だそうです。
らくがん粉も食べられるようです。
「 乾燥したフライパンに移し、弱火で加熱しながら焦げ付かぬようかき混ぜ、若干色がついた頃、器に移し、砂糖と極く少量の食塩を加え良く混ぜてお召し上がり下さい。 」
ほ~! またいつか、らくがんクッキングの結果を報告しますね。

ネネムさん、本当にありがとうございました!

その2。 
2007年11月24日(土)
KAMOME ライブ終演後、次々にお客さんが帰って行き、段々寂しくなる店内でまったりしていた。
昨日は、中岡さんと、松原さんと、クラリネットの斎藤さんにサインを頂いたものの、石田~リンが出て来なかった。
待った。 待った。 ・・・・・・・・ 業を煮やした、あや姫が控え室を覗きに行った。 誰もいなかったって。 ははは・・・・。
あや姫の説に拠ると、23日は石田様が酔っ払ってしまった為、 ( 酔いつぶれてしまった為? ) 先に帰ったそうである。
だよねえ~。 だって石田様は、いつもKAMOME ライブ終演後はキッチン内を徘徊し、何やらごそごそするのが恒なのである。 石田様はキッチンにも立ち入ってないみたいだったもん。

だから今日はリベンジ! 石田様のサインをおねだりするんだもん。 
ほ~ら! 石田様がキッチンの中を歩いている。 Tシャツでキッチンの中をウロウロしている様は、知らない人が見たら、
バイトのお兄さん! ついさっきまで王子様ブラウスでヴァイオリンを弾いていたなんて、誰も思わないよね。
とにかく、今日も中岡さん、松原さんのサインをチケットに頂き、石田様で上がり!!
さあ! 頂くものを頂いたので、帰ろうかな?と思っていたら、何と、二へドンはあるお方から話し掛けられたのであります。
誰かって!? 石田ママでございます。
さらりと言ってのけましたが、今でも心臓バクバクでございます。
ママのお話では、9月のKAMOME ライブの時、中岡さんがステージの演奏をムービーで撮っていました。
それとは別に、イーランの客席の裏打ち手拍子を撮影したかったのか、カウンターの上にも別のカメラを置いていたそうです。
で、ママがその録画を見たら、二へドンが同伴した若い男だけが映っていたそうな。
「 手拍子がとっても上手だったの。 私、それ見て感動しちゃったわ。
  そのお礼にこれ渡して。 動く鉛筆削りなの。 私が見つけたのよ。 」
ははあ・・・・・。 有り難き幸せに存じますうううううううう。

これが頂いたプレゼントの外装でございます。

二へドンは駅から自宅に帰る道すがら、ずっとずっとこの包みを大事に抱えて歩きましたよ。
帰宅するとまだ 若い男は起きていたので、早速包みをご開帳~!!

出て来たのはロボット君でした。 ロボット君の胸を開くと鉛筆を入れる孔があり、そこに鉛筆を入れて
グルグル回すとぜんまいが巻けてロボット君が歩き出すのです。 若い男は狂喜乱舞致しました。 男の子はこういうの好きだね! 実際彼は、幼稚園の時、さんざん買ったビーストウォーズのトランスフォーム人形を20体位持っていて、いまだにそれで遊んでますからね。 最初買った時は、1体¥5,000.-位するものなんて、たくさん買ったら勿体無いと思いました。
でも、かれこれ10年遊んでますから、十分原価償却できていると思います。

このロボット君、なかなかの優れ物で
削り屑は頭を開くと捨てられて、手には鉛筆を持つ事が出来ます。 鉛筆を削らなくても、付属のネジで歩かせる事も出来ます。
今、若い男が、ロボット君の名前を考案中です。

あや姫が、プレゼントの中身はKAMOME ライブのDVDだと勘違いしていたので、本当の所を書いてみました。
ロボット君だったのですねえ。 若い男は今、このロボット君に夢中です。 次から次に鉛筆を削りたくて、家中鉛筆を探し歩いています。 ねじでも巻けるんだよ、と言っても、鉛筆でないと彼は納得出来ないみたいです。 男のこだわりって奴ですかね?

石田ママ、愚息に有り難いお気遣いを頂き、本当にありがとうございました。 感謝です!

****** 「 KAMOMEでプレゼントを頂きました。 」 ・ 完 *********  


Posted by ニヘドン at 22:10Comments(10)

2007年11月25日

トリオ・リベルタ感謝祭2007メニュー

モンともさんからのリクエストにお応えして、ビュッフェメニューをバスの中からメール投稿します。

ビュッフェタイム1回目
ブルスケッタ3種
・ パルマ産プロシュットのムース
・ 鶏レバーのパテ
・ フルーツトマトと水牛のモッツァレラチーズのカプレーゼ風
パルミジャーノチーズの衣で包んだ色々茸のフリット
軽くスモークした北海道産ホタテ貝柱、シイタケ、ジャガイモのプロシュット バルサミコソース
ワタリガニと生海苔のさっぱりとしたクリームパスタ


これが3種のブルスケッタ。 盛り付けが美しくなくてすみません。
( だから中岡さんが給仕してくれれば良かったのに!)

ビュッフェタイム2回目
プレミアムべーコンとローストハムのアマトリチャーナパスタ
茹で上げオマール海老のアンチョビソース
岩手花巻産“白金豚”もち豚肩ロースのミラノ風煮込み
フルーツヨーグルト


オマール海老と白金豚とピラフ。 向こうに写り込んでいつのはモンキーバナナ。
ライチーや姫リンゴなどのフルーツや、大皿の添えにスターフルーツとか、凝った演出がなされていましたよ。

料理の写真は、今日24時に帰宅予定なので、帰宅後編集します。 ( しました!)
取り敢えずメニューだけ読んでヨダレを垂らしていて下さい。モンともさん! (笑)

メニューが書かれたカードは、(最初の写真参照)中岡さんの力作です! 中岡さんからサインを頂く時にご本人から伺いました。で、このカードに、すごく面白い 事が書かれてあったので転記しちゃいます。

ご挨拶
本日は 『トリオ・リベルタ感謝祭2007 』にようこそお越し下さいました。いつもトリオ・リベルタを応援していただき有難うございます。日頃の感謝を込めて、皆様に特別な一夜をお贈りしたいと思います。
これからも変わらぬご声援をよろしくお願い致します。
TRIO LIBERTAD
******************

・本日は演奏を3ステージに分けて演奏致します。ステージの合間の2回に分けてビュッフェスタイルのお料理をお出し致します。
・録音、出演者に許可のない写真撮影は固くお断り致します。盗撮もご遠慮下さい(笑)。
・お料理はビュッフェスタイルとなっておりますが、1人で“ギャル曽根”のように食べ過ぎないで下さい。海老とかは1匹でお願いします(笑)。

********************************


ギクッ! ギクッ!
これって絶対悶ペちゃんを想定して書かれているよね! 悶ペちゃんの指名手配写真が出てなくて良かった!

料理は全部美味しかった! ファミレスに行くのが日常なんて生活をしていては駄目よ!と反省しきり。
ニヘドンが特に気に入ったのは、ブルスケッタ! こういう単純なメニューを美味しいと感じさせるのは、一流のシェフの技なのよ!
それから、生海苔のクリームパスタ。生海苔を使う発想に脱帽!発想だけではなく、味もGood でしたよ!
威平シェフ、ご馳走様でした! 一晩で太りました!

でも、二へドンはフルーツヨーグルトを貰いに行ったら、もう売り切れだったの。 だから日を改めて中岡さんにご馳走してもらうの。 あ、松原さんでもいいや。 でも、本命のあの人には頼めない・・・・。 怖い・・・・・・。


********* 「 トリオ・リベルタ感謝祭2007メニュー 」 ・ 完 ******  


Posted by ニヘドン at 15:40Comments(4)グルメ

2007年11月25日

11/24トリオ・リベルタKAMOMELIVE 第1部・前半

写真はポストカード型の入場チケットに出演者3名にサインをして頂いたものです。
レポは小出しに進みます。明日はバイオリン初心者が100人集まって不協和音をがなり立て、講師の先生の胃に穴を開けると言うスペシャル・イベントに参加し、その足でバイトに行きますので、ブログ更新はまず無理でしょう。取り敢えず曲目だけアップしておきます。

日時 ::2007年11月24日(土)
     開場 17:00
     開演 18:00
料金 ::¥ 4,000.-
  別途ドリンク代が必要
出演 : トリオ・リベルタ
      ピアノ - 中岡太志
      ヴァイオリン - 石田泰尚
      サックス - 松原孝政
      
      ゲスト クラリネット - 斎藤雄介
演目 : リチャード・ロジャース / My Favorite Thing
      エンニオ・モリコーネ / ニュー・シネマ・パラダイス メドレー
      ラルフ・ラブランド / Song From a Secret Garden
      ラルフ・ラブランド / イーラン
      ピアソラ / ブエノスアイレスの冬
      ピアソラ / 鮫
      チック・コリア / スペイン
      レクォーナ / マラゲーニャ

      休 憩  2 5 分

      ピアソラ / ミケランジェロ70
      ピアソラ / 天使のミロンガ
      ピアソラ / ミロンガ・ピカレスク
      ラウレンス / 我が愛のミロンガ
      ビジョルド / エル・チョクロ
      ピアソラ / むかしむかし
      ピアソラ / フーガと神秘
      ピアソラ / レオノーラの愛のテーマ
      ピアソラ / 五重奏の為の協奏曲

      アンコール ロドリゲス / ラ・クンパルシータ
             ピアソラ / ミロンガ・ピカレスク
             ピアソラ / リベルタンゴ

************************************

18:16 いよいよ開演です。 店内のライトが落ち、薄暗がりの中、リベルタの3人が入って来ました。
まず、松原さんが白いシャツに黒いズボンでアルトサックスを抱えて登場。 控えめな笑顔で客席に何度も軽く会釈をしながら定位置につきます。 次に入って来たのが二へドンの心のダ~リン石田様。 黒いブラウスに、白い細いパイピングのラインが2本入っています。 ズボンは黒です。 中岡さんは白いシャツに黒いズボンです。 あっら~。 悶ぺ。ちゃんが悶える腕まくりを
しています。 石田~リンと中岡さんはシルバーネックレスをしているのですが、ヘッドがよく見えません。 あまり彼らの胸元を燃える様な目で見詰めると、彼らが怯えて演奏に悪影響が出るといけないので、調査は後ほど、個人的に!?
石田様のアクセは、いつもの通り。 このページから初めて「ドンドン日記」を読む方の為に一応書いておくと、右耳にゴールドの揺ら揺らピアス。 左耳は青い四角い石のイァクリップ。 右手首はピンクと白のバンド。 左手首は黄白色の数珠ブレス。

そしてですね、今日は静かな大事件が起こったのです。 その大事件はコトリとも物音一つ立てず、静かに追っかけファン達の心に疑惑とジェラシーのどす黒い影を芽生えさせたのです。 石田様の・・・・・・ ( ああ、こんな事、書いちゃっていいのでしょうか?) ごくり。 い・・・・石田様の・・・・ ちょちょっと、待って、一口お水を飲ませて。 ゴクリ。 はあ~。
あのですね・・・・。 あの・・・・・・・ ( 本当にこんな事書いちゃって良いのでしょうか? ) あの・・・あの・・・・。

石田様の右手中指に、いつもは無い・・・・・・ある物が・・・・・・ある物がある~!! 
指にある物と言えば・・・・それは何ですね。 指の上でペット飼ってるヴァイオリニストはあまり いませんよね、多分。
つまりそれは、指輪だったのです。 それが、長淵剛リングとか、そういう代物だったら、まあ理解の範疇なのですが、
黒っぽく光る、その指輪は、ビーズの指輪に見えました。 石田様が市販のピーズの指輪を買うとは、ちょっと思えません。
パチンコ屋の景品交換所に置いてあるとも思えません。 二へドンも時々、自分でビーズ・アクセ作りますし、友達も複数の人は作ります。 そんな様子を見ていて出した結論。 あの石田様の指輪は、どこかの女が作ったものだ!!
市販の物ではない事は確かだ!! 二へドン、45年も女をやっていると、こういう時の勘は、めちゃめちゃ真実に肉迫するのよね。 実は休憩中、前のテーブルではこの指輪の話題で持ちきりだった。 「 お母様が作ったんじゃない? 」 いや、二へドンの第六感は、それを否定する。 だったらもっと早く指輪をしていたと思う。 世の中のビーズブームが下火になった昨今、どこの誰が作って石田様に渡したのか? いくら私たちが、かぶりつき席(俗に言うK席)でも、指輪の詳細までは分からないのです。同じテーブルになった、kaorukko さんは、メタルの指輪であると、イラストまで描いて説明してくれました。
結論から言うと、それはビーズの指輪だったのです。 でもここでは、この指輪事件の顛末は語りません。
この先、ドキドキしながら、読んで行って下さい。 次のコンサートで、みんながお行儀良く静かに聴けたら、ご褒美に真実を
語って差し上げましょう。 贈り主は二へドンなんてオチにはなりませんからご安心を。

第1曲目はリチャード・ロジャースの “My Favorite Things”。 プログラムが無いライブハウスで、いきなり音を出され
「 ああ!これか!この曲を演ってくれるのかああああ!!」と衝撃と感動がボワン!と一気に押し寄せて来ます。
大体どの演奏会でも、時間が経ってから振り返ってみると、一番最後の曲が盛り上がりは最高なんですが、一番最初のガツンと来るのも すごく好きだなあ。 この曲もリズミカルで聴いてる方はノリノリで楽しいのですが、演る方は大変ですよ。
実は二へドン、このリベルタの演奏会の1週間後にヴァイオリンのレッスンで同じ曲を練習する事になり、運命を感じました。
石田様が二へドンに見本を見せてくれる為に、わざわざこの曲を演奏してくれたのかな? なんて思っちまいました。
二へドンの楽譜にはテンポ180と書かれています。 180!? 石田様なら何の問題もないでしょうが、ヴァイオリン暦1年3ヶ月の二へドンには、この速さは有り得ない!! は・・・速! ついていけないですうううう!!!
もう1度見たいです。 二へドンが出来ない部分を石田様がどの様に弾いていたのか、もう1度ガン見したいです!!
しかもこれ、3つの楽器の音の重なり具合がとても心地よい。 まあ、元々、複雑な音の重なりの無いシンプルな曲なんだけれども、それにしても リベルタ格好良過ぎ。

しかしクラシックな石田様は格好良くて、タンゴな石田様はエロ格好良くて、ジャズな石田様は「おされ」だよね。
前日に引き続きのりベルタ演奏会で、もう「初めて」という感動は無いかな・・・なんて思ったら、とんでもありません!!
リベルタは いつも、こちらの予想を遥かに上回る感動を与えてくれるのです。
“ My Favorite Things ” 1曲目、良かったです。 ガツンと来ました。 きっと二へドンの記憶にいつまでも残る名演奏の1つになるでしょう。 ( アルツハイマーになっても! )

中岡さんがマイクを持ちます。
「 ありがとうございます。 今日は、ようこそリベルタの演奏会にお越しいただきました。
 今日がトリオ・リベルタ年内最後の演奏会になります。 リベルタは、最初はピアソラの曲を演っていたのですが、新しい曲も
 どんどん開拓していって、今日も新しい曲、久し振りの曲、いろいろ演りますので、どうぞ最後までライブハウスでの演奏を
 お楽しみ下さい。 今年はピアソラ以外の曲に取り組んで、リベルタに取って、大きな1年だったと思っています。」

そして2曲目が「ニューシネマパラダイス・メドレー」です。
音は昨日よりも格段に良くなっています。 深みも、ピアノのメロディも、サックスの落ち着きも、
ヴァイオリンの悩ましさも最高潮!
石田様が精悍な顔で演奏を続けています。 指輪に続きもう一つ裏話をしちゃうと、昨夜ライブを終えて午前は休養かと思いきや、石田様は今朝も早く起きて、お仕事に行かれたのよ。 多分録音の仕事だったと想像します。
 石田様が KAMOMEに到着したのが 15:18。 そしてすぐ合わせですから。 本当にお仕事お好きですよね。
休む間も無い連日の演奏の疲れを全く感じさせない石田様のパフォーマンスにただただ圧倒される二へドンでありました。
リベルタの演奏は今年最後という意識がそうさせるのか、はたまたリベルタが円熟の極みに達したのか、ただ満足。
聴いている方は、ただ満足の幸福な時間を過ごしました。

ピアノのソロ・パートでは、石田様は左手を腰に当てて右手にヴァイオリンを持ってじっと下を向いています。
二へドンもピアノの音をBGMに、石田様をじーっと見つめました。 あれ? いつも左耳にしているクリップが水色と赤の2つなのに、今日は水色の方1個だけだよ。 赤いのはどうしちゃったんだろう?
しかし、石田様、午前中から仕事をして来たとは思えぬ機嫌の良さなんですけど・・・・。
昨日よりヴァイオリンに対する愛が感じられます。  おお! 「左手くるりん」が出ました!! 本日初でございます!!
もう石田様は、毎日たくさんヴァイオリンを弾かないと、生きていけない身体になっちゃったのでしょうね。

中岡さんがマイクを持ちます。 「ありがとうございます。 今年 リベルタはいろいろなジャンルの曲を演りまして、これをまた
来年演ると思うと、そうではないので、その時々の演奏をお楽しみいただければと思います。」
だから、ファンとしては、リベルタが演奏した曲のCDが、何が何でも欲しい訳でありますよ!! 中岡さ~ん、プリーズ!!

そんな二へドンの心の叫びも知らずに、中岡さんは、あくまでも甘いナイス・ボイスでMCをする。
「 次の曲はシークレット・ガーデンの 『 Song from a Secret Garden 』 です。 この曲を書いたのはノルウェーの作曲家
  ラブランドさんで、荒川静香さんが彼の 『 You raise me up 』 を使った事から有名になりました。
  この季節にぴったりのナンバーではないかと思います。 」
中岡さんの喋りはいつ聞いてもうまい!! 読み聞かせをやっている二へドンと致しましては、我が師匠と仰ぎたい位です。
彼の喋りの特長は、新興宗教の教祖様みたいな、演技が先走る事は全くなく、淡々としていて、でも話の内容がぐぐっと
心の中に染み込んでくる、静かな説得力のある迫力があるんですよね。
中岡さんに説教されたら、素直に聞けちゃいそう。
  演奏の方は完璧でした。 これぞ癒しの王道!! って感じ。 ただちょっと気になったのは、ピアノとヴァイオリンの演奏中
出番を待つ松原さんが ぬぼ~っと魂の抜けた顔で立っていたんです。 呆けた顔と申しましょうか?
も・・もしかして、疲れてますか、松原さん? 
  リベルタの演奏をいっぱい聞きたいけれど、 ファン達が演奏家を疲れさせていると言われるのは心外だな。
頑張れ! 頑張ってくれよ~!!

中岡さんがMCをします。 「 皆さんが息を呑んで演奏を聞いていただいているのが、僕も演奏をしながら分かりました。
次に演奏しますのは、先ほどの曲と同じラブランドさんの曲で『イーラン』です。 この曲は『リバーダンス』で使われブレイクしました。 民族色の強いケルティックな音楽をお届けしたいと思います。」

石田様がチューニングをします。 おや? 随分時間がかかっていますね? 最近石田様のチューニングがとっても念入り?糸巻きを仕切りにいじり、アジャスターも、いじっています。
今日は酔っ払っている素振りは全く見せない石田様。( 全く飲んでないとは言わないけれど ) 3曲目までは比較的静かに
叙情的に演奏しておりましたが、この曲で石田様が炸裂だあ!!
9月のKAMOME LIVE で聞いているので、何年か振りに聞くって訳じゃないのに、とっても久し振りに聞いた気がする。
今回は客席の手拍子参加は無し。 ちょいと物足らない気もするが、毎回違った形で聞けるのが面白い。
1回目は突然、心の準備が出来ていなかった客席の人々が手拍子で参戦。ズレズレノタノタの裏拍に出演者引きつったっけ。
2回目は、客席の手拍子は封印された。
3回目は、若振って無理な裏拍参戦はしない事、と言う中岡さんからのお達しがあり、名誉挽回。
      中岡さんから 「 よし! 」 と言われ、客席の皆さんはク~ンク~ンと尻尾を振って喜んだんでした。
今日の4回目は、客席の意向は無視でしたが、その分石田様が爆裂してくれたので、ただただ聞いて楽しみました。
「 ふ~ん。 私たちが邪魔をしなければ、こんなカッケぇ演奏になるんだなあ。」と思いながら・・・・。
リベルタの演奏は、音から絵が見える素敵な演奏です。 北イングランドの林を背景に、踊っている人々がKAMOMEに出現していました。 
( 何故北イングランドなのかと言うと、単なる二へドンの個人的趣味です。 別にスコットランドでも良いのですが・・。)
絵が見える演奏は、妄想肌の二へドンにぴったりですね。

何だか長過ぎる様な気がするので、 第1部の前半は終了!! 続きは別記事で。

***** 「 11/24トリオ・リベルタKAMOMELIVE 第1部・前半 」 ・ 完 *****





  


Posted by ニヘドン at 01:02Comments(6)コンサート

2007年11月24日

11/23トリオ・リベルタ感謝祭

トリオ・リベルタ感謝祭 2007

日時 : 2007年11月23日(金・祝) 開場 16:30    開演 17:00
会場 : KAMOME live matters 
料金 : ¥8,000.- ( ドリンク代別 )
出演 : トリオ・リベルタ
          ピアノ - 中岡 太志
          ヴァイオリン - 石田 泰尚様
          サックス - 松原 孝政
      ゲスト クラリネット - 斎藤 雄介
      シェフ 田中 威平
      キッチンスタッフ 伊勢田 勝、 小林 雄飛、 神 一公、 宮田 麻衣子

演目 : 第1部 
      ピアソラ / 天使のミロンガ
      ピアソラ / レミラード
      ピアソラ / ブエノスアイレスの冬
      ピアソラ / 鮫
      ガルデル/ 首の差で
      ラウレンス / 我が愛のミロンガ
      ビジョルド / エル・チョクロ
      ロドリゲス / ラ・クンパルシータ
      
      ビュッフェ・タイム その1 ( 約40分間 )

      第2部
      ジョージ・ウィンストン / Thanks Giving
      渡辺雄一 / アンティーク・ローズ
      渡辺雄一 / ロマンティック・ノート
      モリコーネ / ニューシネマパラダイス メドレー
      リチャード・ロジャース / 私のお気に入り
      チック・コリア / スペイン
      レクォーナ / マラゲーニャ

      ビュッフェ・タイム その2 ( 約40分間 )

      第3部
      ピアソラ / ミケランジェロ 70
      ピアソラ / フーガと神秘
      ピアソラ / レオノーラの愛のテーマ
      ピアソラ / むかしむかし
      ピアソラ / 五重奏のためのコンチェルト

      アンコール
      ピアソラ / リベルタンゴ
      ラルフ・ラブランド / A Song From A Secret Garden
      ピアソラ / ミロンガ・ピカレスク

******************************

17:06 いよいよ 第1部の開始でございます。
松原さんがステージに一番乗り。 白い長袖シャツに、黒い長ズボン。 ( 長いに決まっているけど。 多分ステージで短パンは穿かない。 笑 ) そして石田様が登場です。 二へドンの顔はニンマリしてしまって、だらしない緩み方だったのを自覚してました。 だって昨夜から興奮状態だったのですよおお!! リベルタのKAMOME ライブが大好きなんですよおおお!
9月下旬からずっとBeeが続いたので、久々のリベルタに夜も眠れなかったのですよおお!!
石田様はゴールドのフリルブラウス。 黒のズボンに黒のカマーベルト。 右耳はゴールドの揺れるピアス。 左耳は赤と水色の四角い石のついたイヤ・クリップ。 右手首にはピンクと白のバンド。 左手には白い数珠プレス。
最後に中岡さんが出て来ました。 赤いブラウスに、ラメが散りばめられていて、正面を向いて立つと、ラメがキラキラ輝いて華やかです。 黒いズボンを穿いていますが、 悶ペ。ちゃんの大好きな腕まくりはしていませんでした。
松原さんも石田様も、髪はさっぱり短めでした。
おっとっとっと。 もういきなり石田様の首筋が赤いんですけど・・・・・。 ふふふ。 KAMOME ライブでは恒例の 「 飲酒演奏 」 ですが、今日は既に出来上がっていますか? 
石田様が何度も中岡さんにアイコンタクトを送るのですが、タイミングが合わず、石田様のアイコンタクトは4回程不発に終わりました。 ふふ。 たまには こんな事もあるのですね。
1曲目の 「 天使のミロンガ 」は、スローテンポで、ヴァイオリンの深い音をじっくり聞かせてくれます。 く~。 1曲目の出だしから、沁みる~!!  ヴァイオリンとピアノのイントロ部分の演奏の最中、松原さんが紙コップのコーヒーを一口ゴクリと飲む。
いや~。 今日も、石田~リンのヴァイオリンの音は美しいし、深いし、哲学的だし、熟達の極みです。 それに何故か知らぬが( 笑 )首が赤く染まっているせいか、石田様は1曲目から恍惚状態で演奏にのめり込んでいます。
好きだわ。 何度見ても、( 聞いても ) こういう石田~リンが好きだわ。 二へドンも1曲目から石田様の演奏に惚れまくりです。

中岡さんのMCです。 「 皆さん、今日はようこそ トリオ・リベルタ感謝祭にお越し頂きました。 リベルタは結成して今年で7年目になります。 今年はライブも幾つかやりました。 アストル・ピアソラ以外の曲も取り上げる様になりました。 今日は勤労感謝の日です。 そしてアメリカでは Thanks Giving の日です。 でもそれは後から知った事で、それとは別に リベルタ感謝祭と名前をつけました。 日頃、聞きに来て下さるお客様に対する感謝の演奏会です。 」 客席の拍手にも熱が入る。
「 次の曲 『 レミラード 』 は 『 反抗的な 』 と言う様な意味です。 曲からは、どういう事なのか、分かりにくいと思いますが、久しぶりの演奏になりますが、どうぞ お聞き下さい。」

この曲は二へドンは初めて聴きましたが、中岡さんの伴奏が最高でした。 静かな所と、情熱的な部分がしっかり弾き分け出来ていて、悶ぺ。ちゃんじゃないけど、中岡さんに浮気しそうになってしまいました! 石田様のヴァイオリンは、コンサートホールで演奏する時よりも、荒いボウイングが笑える。 笑えるなんて言ったら失礼か。 全く愉快です。 二へドンもいつか真似してみたいですよ。 石田様の弓毛が切れました。 ときめきの2曲目が終わると、中岡さんのMCです。
「 今日は、リベルタで初めて弾く曲、久し振りに弾く曲なんかを演ってみたいと思っていますので、また新しいリベルタを知って
もらえるんじゃないかと思います。 これから2曲続けて演奏するのは、ピアソラの名曲 『 ブエノスアイレスの冬 』 と、『 鮫 』 です。 『 鮫 』は、鮫釣りの場面を想像してみては如何でしょうか? 大きな鮫と格闘して、果たして釣れるのでしょうか?」 

3曲目の 「 ブエノスアイレスの冬 」の演奏直前に、石田様が弓から弓毛をむしり取りました。 あれ? いつ切れたんだろう? 前の曲の時に切れてから、随分時間が経っています。ちょっと前に切れたのかどうかは気がつかなかった。 リベルタが演奏するピアソラは、どれも秀逸で、甲乙つけ難いのですが、ブエノスアイレスシリーズは曲が、ピアソラの曲の中では長い方なので、「 聞いた~!」という満足感が大きく、二へドン大好きです。リベルタのコンサートでは、必ず演奏してもらいたいですよね。 で、これは前からお願いしているんですが、 春、夏、秋、冬、全部
まとめて演奏するか、CD出して下さいよ!! 中岡さん、お願いしますよ!!
演奏中に、石田様の 「 左手くるりん 」が出ました! 結論から言うと、今日の 「 左手くるりん 」 はこれ1回だけだったので、レア物でしたね。 マーたんさんにも見てもらいたかったわ! いつもマーたんさんがいない時に、 「 左手くるりん 」が出現しやすいと思うのは気のせいでしょうか?

この曲の中盤、サックスが随分長い間お休みで、その間の松原さんを観察してると面白いです。 いや、自称・石田様の恋人を騙る二へドンと致しましては、何が何でも石田様を凝視し続けなければならないのですが、美味しい物も、そればかり食べていては、味に鈍感になってしまうので、( 二へドンの「ドン」は「鈍」が由来らしい・・・・。) 箸休めに ( おいおい! 松原さんに失礼じゃないか? そういう言い方!! ) いいの、いいの。 松原さんは一番良い人だから、きっと許してくれます。 ね~。
だから、箸休めに松原さんを観察しちゃったの。 元はと言えば、松原さんが二へドンの方をチラリと見たのよ。 それで、二へドンと致しましては、「 ん? 何故私の方を? 最近演奏家達の間で、ドン・二へとか言う悶ぺ。ちゃんのお友達が、モンスターかの如くの噂が広まっていて、怯えながらも、怖いもの見たさに、チラ見する人が増えているのです。 もしかして、松原さん、二へドンの事、ドン・二へと間違えたんじゃない? 」 と思って、俄然松原さんに注意が向いちゃったのよね。 松原さんはステージ上手の端にちんまり立って、紅潮した頬で熱演する石田様を見て、今にも笑いたそうな顔をしたりしています。

勿論、二へドンは松原さんを見ている時でも、心の目で石田様を見詰めているから、石田様がいつもと違った動きをすると、ピピピッと、アラームが鳴るのよ。 急いで石田様に注意を戻すと、ほ~ら、トゥリルの時、ヴァイオリンを肩に乗せたまま、ヴァイオリンのネックをグルグル小刻みに右回転させてるのよ。 最近、この「 ネックグルグル 」 は良く見られます。

そして、 「 鮫 」の演奏。 佐藤君が大好きなのに、生で聞かれなくて残念だねえ。 佐藤君は及川さんとリベルタが好き。
二へドンは石田様と石田様が好き。 ( ? )
演奏の直前、石田様はヴァイオリンを右腕に抱え込み、ヴァイオリンの裏板を頬に当ててじっとしていました。
く~!! 二へドン、石田様のヴァイオリンになりたいです。 石田様のヴァイオリンになって、石田様の頬と密着して、じっとしていたいです! 演奏は、もう、素敵でごわした。 中岡さんは、さっきのMCで、「 果たして釣れるのでしょうか? 」と言ってましたが、はい。 二へドン、石田様を釣っちゃいました。 妄想ですけど・・・・・・。

客席の盛大な拍手の後、中岡さんがマイクを持ちます。 
「 最近では珍しく静かな曲から始めたので、お客さんの緊張感がありましたが、ここに来て、ほぐれたかなって感じました。」
え~? 緊張感なんか、有りましたかねえ? 二へドンは妄想感100%でしたけど・・・。

5曲目は 「 首の差で 」。 中岡さんが、この曲は 映画 「 セント・オブ・ウーマン 」 の中でアル・パチーノが見事なタンゴ・ダンスを披露した事を解説しました。 この中岡さんの解説は、今までにも何度か聞いたのですが、今日突然、中岡さんの話を聞きながら、 「 うぎゃあ~!! 二へドンは未だこの映画を見てないじゃ~ん! 」 という驚愕の事実に気がついてしまったのです! コアなファンなら、リベルタのコンサートで中岡さんがコメントした映画は全部見なきゃ駄目よね!! 二へドン、駄目じゃん! そこでちょいと調べてみました。 
原題 「 Scent of a Woman 」  
邦題 「 セント・オブ・ウーマン 夢の香り 」
製作 1992年 アメリカ     およ! すんごい昔の映画かと思いきや、そんな大昔ではない! もう二へドン生まれてたし。
( 爆 )

さあ、果たして、二へドンがこの映画を見る事が出来るのは、いつになります事やら・・・・・。
中岡さんのMCの間、松原さんがハンカチで額の汗を拭く。
「 首の差で 」 の演奏が始まると、石田様の額にも汗が光っているのに気がついた。
どの曲もどの曲も、石田様のオーバーアクションが凄いわ。 コンマスのお仕事の時は、確かに揺れ方は日本一なんですが、
座っているので、やはり動きは制限されますよね。 「 立ち 」 だと制限が無いので、スクワット! スクワット! 入っちゃうし、石田様のパフォーマンスは 「 立ち 」 で楽しみたいですよね。 しかも今日は 「 飲酒演奏 」 だし。
石田様のビブラートのかけ方もド派手。 日本人のヴァイオリニスト達の多くはビブラートをうるさい位かけるタイプが多いと思います。 その中で、石田様はビブラートは決して激しい方ではないですよね。 
この間、本で読んだんですが、大昔、ヴァイオリンのビブラート奏法は無かったって書かれてました。 ビブラートをかける様になったのは近代あたりだと・・・・・・。 という事は、日本のヴァイオリニスト達は、とても現代的な奏法をなさっていらっしゃるのね。
因みに二へドンは今、レッスンではビブラートは封印されています。 初心者がビブラートをかけると、音程を誤魔化すのに使ってしまい、正しいポジションを覚えないから、という理由です。 なので、二へドンは今、自称 「 バイオリンの原点に立ち戻った演奏 」 を実践中でございます。 ( 爆 )
で、そんなに激しくビブラートはかけない石田様が、今日のKAMOMEではド派手なビブラートをかけてます! 愉快!
手首から指先にかけて、中気にでもなってしまったかい?という激しさですよ。 ペットボトルで作った風車が、強風にあおられてカラカラカラカラって狂った様に回っているかの如くです。 石田様の手の甲が、パタパタパタパタって音をたててもおかしくない激しさ! 石田様の手の甲の周辺では、風が巻き起こっていたよ。 絶対!
ド派手なボディ・パフォーマンス & 超ド級のビブラートで、 「 首の差で 」 の優雅なダンス風景を思い起こさせる美しい音!
大体からして、石田様のファッションとヴァイオリンの音の落差に嵌まり込む人が多いのに、今日は派手な動きと美しい音のギャップにしてやられました! 今までの石田様の演奏中に、二へドンが一番良く見るのは石田様の手の甲と指なんだなあ・・・・。
「 この手は誰だ? 」 クイズがあったら、石田様の手だけは即答出来ると思う。
白くて大きくて滑らかな魔法の手をガン見している間に、演奏は終わってしまった。 退場していく石田様の背中を見やりながら、二へドンの頭の中には石田様の手の残像がくっきりと残っていた。

では恒例のクイズタイム。
石田様1人だけ引っ込んで行ったのは何故でしょうか?
1. トイレ。
2. モクモクタイム。
3. 飲酒タイム。
4. 昼寝。 ( もう夜だけど・・)
5. 二へドンに LOVE メールを打ちに行った。

あ、もう答えは5番しか無あ~いっと!!!

え~っと、本当の答えは、次の曲が中岡さんと松原さんのデュオだから。 ちぇっ~。 今度はダ~リンからメールを貰いたいなあ・・・。 中岡さんと松原さんが演奏するのは、「 我が愛のミロンガ 」。 中岡さんがマイクを持ちます。
「 小編成の楽団用に作曲されたものを、松原と僕、2人で演奏します。 ダンスを踊る男女の足捌きを想像しながら聞いてみて下さい。 ミロンガとは何かと言いますと、もともとスペインやインドにあったリズムが相まってミロンガになった・・・・・ 」
ごめん。 中岡さん、ここから二へドンの耳は上の空になってしまいました。 だって、袖から、ライターに火をつける カチッて言う音が聞こえちゃったんだもん。 今、袖にいるのは、「 あのお方 」しかありません! 「 あのお方 」がライターに火をつけたって事は、マッチ売りの少女ごっこをしている訳はありませんから、 ( もしやってたら、どうしよう! ) モクモクタイムが始まったのですね。 今日は二へドンがKAMOMEに来た時、中岡さんのピアノの音が既に聞こえていました。 3時間も弾いちゃって本番大丈夫なんだろうかと心配になっちゃいました。 次に松原さんが現われ、最後に現われたのが石田様。 咥えタバコでやって来たんですよ。 袖から聞こえて来たライターのカチ! の音で、二へドンは、数時間前に見た石田様の咥えタバコの渋~いお顔が脳裏にクッキリ鮮やかに思い出されて、心ここに非ず・・・・。
  おっと! いかん。 いかん。 ちゃんとステージに集中しなければ。 この 「 我が愛のミロンガ 」は名曲ですね。
聞いてるお客は、ただ楽しいのですが、演奏している側、特にサックスの松原さんは大仕事なのです。 9月の3回の KAMOME ライブの時は、中岡さんに 「 こればかり練習してた。」 とか、「 どれだけ速く出来るか期待してるよ。」なんて
からかわれてましたっけ。 松原さん本人も、 「 今、気合い入れてる所だから話し掛けないで! 」 とか、「かなり難しいので事故があっても温かく見守って下さい。」 なんて言ってましたよね。 今日は、そういう後ろ向き発言は一切無し!
すっかりこの曲を自分達のものにしてしまった様です。 演奏も見事でした! この曲は確かに大変でしょうが、逆に松原さんに取っては美味しい曲でもあります。 だって会場の95%以上のお客さんの視線は松原さんに集中しちゃうのだもの。
熱烈な中岡さんファンだって、この曲の時ばかりは、思わず松原さんを見ちゃうと思います。 そうしたら、100%のお客さんの視線が松原さんに釘付け。 演奏後の拍手が一段と大きく、時間も長いのも頷けます。 
松原さん、格好良い~!! ヒューヒュー!! 
中岡さんが言います。 「 もう1度、松原に拍手をお願いします! 」 ぱちぱちぱちぱちぱちぱち・・・・・!
いや~、盛り上がるねえ~。

7曲目は 「 エル・チョクロ 」。 中岡さんと石田様のデュオです。
中岡さんのMC。 「次の曲は、ビジョルドが作曲した 『 エル・チョクロ 』 です。 『 とうもろこし 』 という意味ですが、この曲を聞いて、とうもろこしを連想する人は誰もいないでしょう。 英語の題名は 『 炎の接吻 』 になっています。 『 ジェラシー 』に次ぐ、エロカッコイイ 第2弾をどうぞお聞き下さい。 」
 ごくり。 二へドン、また石田様に悩殺されてしまうと言う訳ね。 危険だわ・・・・・。
この曲はまずヴァイオリンから始まります。 のっけから二へドンを惑わす作戦ね・・・・・。 程無く、ピアノの伴奏が始まるのですが、左手のみ。 中岡さんって、片手だけで弾いても、絵になる人だわ。 ぽわん。。。。。。 おっと、悩殺される相手が違いました! 演奏の合間に、中岡さんがピアノの上部を両手で叩いてリズムを取ります。 格好良い~!! ラテンの雰囲気が厭が応にも盛り上がります。 中岡さんも、石田~リンに負けず劣らず、何をしても格好良くキマルんだよね~。

曲の後半、メロディがメローになり、ぐぐっと来ます。 さらに熱く、テンポも速くなり、クライマックスです。
うひょ~ん! 中岡さんの言う通り、エロカッコイイ第2弾だった~!! 石田様にこういう曲を弾かせたら最高! 
じゃあ、じゃあ、第3弾も第4弾も、ずっとずっ~と期待してますからねえ!!

そして第1部最後の曲が、「 ラ・クンパルシータ 」。 
中岡さんのMCは、 「 この演奏の後、40分位ビュッフェで飲んだり食べたりする時間があります。 飲んで食べて暴れないようにして下さい。 」 いや~ん。 中岡さん、二へドンはそんな低次元な事では暴れないわよ。 でもでも、イケメン食べ過ぎると暴れちゃうかも・・・・!? 今日はリベルタの3人に + 威平シェフだし。 むふふふ・・・。 おっと、いけない。 良い子は真面目に音楽鑑賞致しませう。 「 ラ・クンパルシータ 」なのよ~ん。 相変わらず石田~リンの演奏は乙女の心に火を点けちゃいますね。 そりゃあ、そうでしょ。 第1部の締めは、石田様がヴァイオリンの音で二へドンへの愛を叫ぶコーナーだもの。
凄いと思うのは、石田様、酔ってオーバー・アクションの演奏になっても、音の美しさは損なわれないという事。 感服。

この第1部だけで、充分満足。 ネネムさんが興奮していたけれど、KAMOME は石田様と同じフロアー! 石田様の足元のほんのちょっと先に、私達の足元があるんですよ。 いつも大きなコンサートホールで石田様の演奏を聞いている人には、この
KAMOME の現実は ヨダレ物かも・・・・。

17:50頃よりビュッフェ・タイムが開始。 大皿が置かれているのがカウンター1箇所なので、長い列が出来ました。
列はステージの前を通り、お手洗いのある方まで伸びています。 この待ち時間がとても楽しかったの。 列の前後の人々とおしゃべりしたり! だってもう大半の人々とお顔見知りだもの。 これって同窓会!? はたまたファンの定期総会!?
しかし恐ろしい事に、前のテーブル3卓を占領したのは石田様の追っかけ軍団でしたね。
そして、演奏者の譜面台の前でも、列が動くまで暫し待つので、滅多に見られぬプロの楽譜をじっくり覗いてしまいました。
石田様のヴァイオリンの楽譜! おお! 鉛筆で書き込みがしてある!! おおおおお!! 所々、指番号が書いてある!!
初心者二へドンは全ての音符に指番号書きます。 ( 1度弾き間違えた時に、指番号が書かれていないと、立ち直る事が出来ないのよ! ) 石田様は流石に一流のプロフェッショナルなので、全部の指番号は書きませんが、4の数字は、あちこちに書かれていました。 へえ~。 プロでも指番号を書くんだあ!! 新しい発見でした。 プロの楽譜を近くで見たのはこれが初めてでした。 おまけに所々、弓のアップ、ダウンの記号も書き込まれています。 これも二へドンは、全ての音符にアップ、ダウンの記号を書くのです。 だから二へドンのヴァイオリンの楽譜は書き込みでごちゃごちゃしてます。

石田様クラスの演奏家でも、指番号や弓のアップ、ダウンの書き込みをするって事実にじ~んとしました。 石田様はこの楽譜で練習をしているのね。 石田様の努力の証を見たような気がしました。 
列が少し先に進みます。 ふふ。 中岡さんの楽譜も見せて貰おうっと。 おおおおお! 中岡さんの楽譜にも、やはり鉛筆で
あちこち書き込みがされている!!!   「 おちついて 」って書かれている。 ふ~ん。 後、よく分からなかったのが、
「 式奥 」 「 sop 」のメモ。 これはどういう意味なんでしょうか?
ビュッフェのおかげで、楽譜見物まで出来ました。 じゃんじゃん。


******* 「11/23トリオ・リベルタ感謝祭」 第1部 ・ 完 **********



お知らせ : 「 湘南DANコンサート2007 」 前半の記事が 2007.11.24 09:25 に完成致しました。 ノリノリ石田~リンの様子を読んでやってちょうだいな!

  


Posted by ニヘドン at 00:47Comments(6)コンサート

2007年11月22日

すごいコンクールなんですね!

来週、全日本学生音楽コンクール全国大会の市民審査員をします。
今まで、さして気にもとめないコンクールでした。 だって、自分が出場する訳でなし、佐藤君が出場できる訳じゃ無し。
じゃ、何で、市民審査員かって、言うと、今横浜は 「 クラシック・ヨコハマ 」 のイベントで盛り上がっている ( ? )から。
少なくとも広報だけは、すごく頑張ってて、審査員募集の案内が二へドンのアンテナに引っ掛かってしまった!
最初はヴァイオリンの審査を希望していたのですが、ヴァイオリンは希望者が多かったらしく、フルートに流された。
今まで二へドンは、ヨコハマ・ジャズ・コンペティション や 地元の中学の合唱コンクールの市民審査員をやって来て、市民審査員の存在意義に疑問を感じてしまっているので、今回も、そんなにやる気があった訳じゃないのですよ。

今日、当日の流れに関する書類が送られて来ました。
中に 「 全日本学生音楽コンクール全国大会 主な第1位受賞者 」 というリストがあったの。 
どっひゃあああああ~ん。 有名な方、偉大な先生、人気のあの演奏家、誰もが知ってるあの名前、この名前・・・・。
二へドン、権威主義が嫌いだから、「○○コンクール優勝」なんて聞いても、鼻くそ程にしか感じなかったのですが、凄い。
あんまり凄いから、 二へドンが演奏を聞いた事のある人だけピックアップしてみますね。

ピアノ部門 小学校の部
第 7回 (1953年) 田崎悦子
第17回 (1963年) 花房晴美 ( シフラ国際コンクール1位無し第2位 )
第33回 (1979年) 野原みどり ( リスト国際2位、 ロン・ティボー国際コンクール1位 )

ピアノ部門 中学校の部
第12回 (1958年) 中村紘子 ( 1965年ショパン国際ピアノコンクール第4位 )
第13回 (1959年) 野島 稔 ( 1963年日本音楽コンクール第1位、 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第2位 )
第27回 (1973年) 小山実稚恵 ( 1982年チャイコフスキー国際第3位、 1985年ショパン国際第4位 )
第38回 (1984年) 横山幸雄 ( ショパン国際ピアノコンクール第3位 )

ピアノ部門 高校の部
第31回 (1977年) 小川典子 ( 1987年リーズ国際コンクール第2位 )

ヴァイオリン部門 小学校の部 
第 5回 (1951年) 黒沼ユリ子
第12回 (1958年) 徳永二男 ( 元・NHK交響楽団ソロコンサートマスター )
第27回 (1973年) 千住真理子 ( 1977年日本音楽コンクール第1位 )
第48回 (1994年) 庄司紗矢香 ( 1999年パガニーニ国際第1位 )
第50回 (1996年) 神尾真由子 ( 2007年チャイコフスキー国際第1位 )

ヴァイオリン部門 中学校の部
第25回 (1971年) 堀米ゆず子 ( 1980年エリーザベト国際音楽コンクール第1位 )
第33回 (1979年) 漆原朝子 ( 日本国際音楽コンクール第1位 )
第39回 (1985年) 諏訪内晶子 ( 1990年チャイコフスキー国際第1位 )

ヴァイオリン部門 高校の部
第26回 (1972年) 大谷康子 ( 東京交響楽団コンサートマスター )
第54回 (2000年) 荒井章乃

独唱部門 高校の部
第52回 (1998年) 市原 愛 ( 第1回マルチェッロ・ヴィオッティ記念国際声楽コンクール2007 第2位 )

声楽部門 大学・一般の部
第46回 (1992年) 森 麻季 ( プラシド・ドミンゴ世界オペラコンクール優勝 )

フルート部門 高校の部
第43回 (1992年) 江川説子 ( 神奈川フィルハーモニー管弦楽団主席フルート奏者 )

どうです。 このお歴々のリスト!
まだまだ他にも有名な方々いらっしゃるのですが、二へドンが聞いた事のある演奏家に絞って、これだけ名前が出て来るのだから、このコンクール、金の卵の宝庫と言っても良いですよね!!
うう~、来週、二へドンが金の卵を探し当てるのね! ちょっとワクワクして来ました! 頑張ります!!


****** 「 すごいコンクールなんですね! 」 ・ 完 ********  


Posted by ニヘドン at 23:12Comments(4)

2007年11月22日

小枝のリース

2007年11月22日(木)
フラワーアレンジの教室では、毎年11月の最後のレッスンで翌月に備えたクリスマスリースの制作を行う。
今年で教室在籍10年のニヘドンは、これで10個目のクリスマスリース制作となる。
我が家にはクリスマスが終わっても、リースが1年中壁を飾っている。
毎年1個ずつ壁が無くなって行く。
エレクトーンの上部の壁には石田様のチラシがベタベタ貼られており、ここも、もうすぐスペースが無くなる。
壁の無い家に住むニヘドン。

資材
・ソーラーローズ    ・ 八角
・ブナの実       ・ 実
・松笠          ・ 山ゴケ
・ラグラス

作り方


小枝のベースは市販のものを使いました。 ベースの上にネスト(鳥の巣状の物)を置いて、ワイヤーでくくりつける所までは
先生がして下さいました。 ( 作業時間がレッスン時間内に収まるように。 )

1. ベースに山ゴケを、内側と外側に美しく乗せる。
2. テトロン スパン ミシン糸(60) 緑色 で、山ゴケをからげる。 糸の最初だけ結ぶ。 糸がゆるむと山ゴケが落下し易いので、ワイヤーに引っ掛ける様にからげて行く。 しかし二へドンは糸がゆるまない様に引っ張り過ぎて、糸を切ってしまいました。 この力の入れ加減が難しい。 ヴァイオリンと同じ。 男の子の育て方とも同じ!? 山ゴケは、ふわふわした状態ではなく、ギュッとしぼった位が良い。
3. 上部を決め、ワイヤーでフックを作る。
4. 木の実を木工用ボンドで付けていく。 例年グルーガンで接着を行なっていましたが、グルーガンは年数もたないので、
   木工用ボンドを使用します。 横から見た時も、横がスカスカになっていない様に、横向きにも接着します。
5. ゴールドのリボン、 Merry Chtistmas と書いた経木の板 ( お弁当容器を切り取って使用 )、 サンタクロースのオーナメントでデコレーション。

出来上がり ~ !!

デパートで売ったら ¥5,000.-以上はするな!


******* 「 小枝のリース 」 ・ 完 ***********
  


Posted by ニヘドン at 13:22Comments(2)フラワーアレンジ

2007年11月21日

ダメダメの日

今日は珍しく仕事も、コンサートも、PTAも、ボランティアも、習い事も、お食事会も、何のお誘いも無かった。
なので、野暮用を2・3片付ける事にした。
駅まで30分歩く。
気温は低いけれども、空は晴れ渡り、気持ちが良い。
京急上大岡まで電車に乗る。
到着時刻は13:30 。
まだお昼ご飯を食べていないので、早速バイキング・レストランへ。
京急百貨店10階の GRAND BUFFET だ。
結構気に入っていて、上大岡に行く時は利用する事が多い。
ランチ    大人 ¥1,330.-
   小学生 ¥880.-
ディナー   大人 ¥1,700.-
   小学生 ¥970.-
ディナータイムは握り寿司を売りにしているが、持ち帰り専用の寿司店より、哀しいものがある。やはりお勧めはリーズナブルなランチタイム!
今日、二へドンが食したものは、ちらし寿司、蕪と高野豆腐の煮物、水餃子、ピザ、ガーリックトースト、あんかけ焼きそば、貝柱と小松菜のピラフ、カリフラワーのマリネ、かぼちゃの天ぷら、サラダバーより数種、プチシュークリーム、トライフル、パンプキンブレッド、ココナツケーキ、チリ産ぶどうのコンポート、 等等 ですね。 でもこれは息子ちゃんには内緒です。 「 ダイエット!ダイエット 」 ってウルサイからね。

さ、ここまでは良かったのです。 ダメダメはここから。 
まず、エスカレーターで下ると、ヨドバシカメラ。 仕事に使っているCD プレーヤーのコードの接続部分が千切れてしまったので、新しいのを買うのです。 ちゃんと現物を持って来たの。 なのに、なのに、 本体の型番が分からないと発注出来ないと言う。がび~ん。 本日上大岡まで来た意味が無かった。 本日のダメダメ1号。

さらにエスカレーターで下に下り、お歳暮カウンターへ。 エレクトーンの先生へのお歳暮を贈るのだ。 支払いの段階で、
「 送料 ¥300.-でございます。 」 がび~ん。 送料無料の期間はもう終わってしまったのか。 本日のダメダメ2号。

外に出て、宝くじ売り場へ。 オータム・ジャンボを仙台と銀座で買ってあったので、番号を調べてもらう。 すっごい当たってる気がする。 20枚の内、末等が2枚。 要するにハズレじゃん。 本日のダメダメ3号。 ¥600.-ぽっち貰っても嬉しくないので、スクラッチ籤を3枚だけもらう。 何かすごい当たってる気がする。 当選金額が少ないのに限って当たるんだよね。
全部ハズレ! がび~ん、 本日のダメダメ4号。

お、そうだ。いけない。 今日、上大岡に来た一番の理由は、これだった。 慌てて 「 ひまわりの郷 」へ向かう。
12月9日(日)に ひまわりの郷で アマオケと子供達の合唱団のクリスマス・チャリティ・コンサートがあるので、チケットを買いに来たのである。 又々エレベーターで4階のひまわりの郷に向かうと、大きな掃除機を押した兄ちゃんにぶつかりそうになった。入り口の前に立っても自動ドアが開かない。  「 ? 」 
小さなボードを見つけた。 「 本日、施設点検日の為、休館致します 」 がび~ん。 本日のダメダメ5号。

しか~し、ひまわりの郷のチケットは、港南区役所の地下の売店でだって売られているのだあ! 上大岡駅から地下鉄の港南中央駅まで歩く。 元々予定に無かった道のりを歩くのは結構疲れる。 売店の愛想の良いおばちゃんにチケットを所望する。
おばちゃん曰く、 「 それがねえ、まだチケットこちらに来てないのよ。 もう来てなきゃいけない時期よねえ。 」。 そして引き出しから 空っぽのクリアファイルを出して振って見せてくれた。 がび~ん。 本日のダメダメ6号。

何だか自分の背中が猫背になっているのを感じながら、トボトボ上大岡まで戻る。 これで今日片付けたかった野暮用の2つが果たされなかった訳だ。 ( 泣 )

駅に着いた時、近くの銀行による。 ふふ。 先月のバイト代をまだ引き出してなかった。 下ろして行こう!
ATMで残高確認をする。 ヴァイオリンのレッスン料の引き落とし口座も兼ねているから、1万円は残しておかないとね。
あれ? 引き出すお金が無い! あああああああ! そう言えば先月はせんくら行って、東響のこども定期演奏会に行って、ヴァイオリンのクラスコンサートがあって、上り坂コンサートに行って、秋川に行って、小山に行って、オペラシティに行って、16時間しかバイトしてなかったあああああ!! 下ろすお金無かった・・・・・・・・。 本日のダメダメ7号。

石田様のCDを聞いて癒されようと思ったが、CDプレーヤー使えなかった!! 
おおおおお! 神様~!! 明日はHAPPY な日にしておくれ泰!!  


Posted by ニヘドン at 23:04Comments(0)徒然

2007年11月21日

10月のバイオリン・レッスン

2007年10月12日(金)
レッスン37回目 ( レッスンを始めて54週目 )
10月の第1週はレッスンが無かったので、2週間振りのレッスンである。
前回のレッスンで A minor の自然的短音階 のスケールを練習したが、たった1回レッスンでやっただけで、もう今日は A minor の旋律的短音階のスケール練習に入る。明後日がクラスコンサートなのに、こんな新しい事をやってしまって、ニヘドンの脳の許容量は大丈夫なのか? しかもこれ、バリ難なんですけど! 僅か8小節に0-1-23-4 / 0-1-2-34 / 01-2-3 / 0-12-3-4 の4通りのF.D.( Finger Distribution ) がある。もっと簡単に言うと、指の形が4通りって事。これがバイオリンのやっかいな所なんだよな。ピアノだったら臨時記号の所を黒鍵弾くだけじゃん。ピアノが羨ましい。バイオリンと来たら、指を離したり、くっつけたりを自分で考えなければならない。ゆっくり考えてるとテンポが超スローになってしまうから、考えなくても指が動いてくれる様に身体に叩き込まないといけないんだよな。
これが子供だったら、あっという間に出来る様になるんだけど、大人はついつい頭で考えちゃうんだよね。地道な練習…分かっちゃいるけど…。宝くじ3億円当たったら、仕事は止めちゃって、毎日バイオリン3時間、ピアノ2時間練習するぞ!ニヘドンの夢は果てしないなあ…。
そしてトゥリルの練習。前回は1拍に2つ音を入れて練習したが、今日は1拍に4回音を入れました。恥をさらすと、実はニヘドン、ピアノを弾く時は何気にトゥリルをやってて、深く考えた事無いんですが、トゥリルって、始めた音で終わるんですね! 目からウロコって言うか、衝撃でした。しかも、何回弾くかは、その人次第なんですね! 何でピアノを習っている時にちゃんと正しい弾き方を覚えなかったのか後悔。
家でイブリー・ギトリスのCDを何度も聞いたのですが、トゥリルは早めに終えて、最後の音を長目に伸ばしているのが印象的です。ほほ〜。巨匠はそういう風に弾きますか。今まで何となく聞き流していたトゥリルも、研究すると奥が深いぞ。世界一トゥリルの長い人は誰なんだ?逆に短い人は…? う〜ん、また寝不足になる種が増えてしまった!
そしてアルペジオの練習。今日はエチュード曲はやらずに、クラスコンサートの曲を最終練習。
まずは「ムーン・リバー」。いきなり最初の音が低いと指摘を受ける。うむむむ…。8分音符の所は、「肘をリラックスしてから、弓を細かく」と言われた。ぐむむむ。リラックスって、頭で考えても出来ないものなのであります。「リラックスしなきゃ。リラックスしなきゃって考える余り、余計にチカラが入ったりするのよねぇ。
7小節目の「ラ」も低いですと!? この曲を練習し始めたのが6月29日。約4ヵ月経っても、音程正しく取れないですか?
後半は無難に行くかと思いきや、8分音符が6個並ぶ所は、「弓が元過ぎると引き難いので、銀巻きの上位」と指摘を受ける。そして、「付点2分音符は弓を引き切らないで、少し残す様に」と。要するに、左手の音程も右手のボーイングもなって無いって事ですね。はあ〜。本番が恐ろしくなって来た。

よれよれになりながら、お次は 「 星に願いを 」。 これもいきなり最初の音を指摘された! 「 オクターブの場合、最初の音をしっかり、2番目の音を弱く。 最初の音の響きの中に2番目の音が入る様に」 ですと。 これだからヴァイオリンは・・・・・。
だって、楽譜には 「 レ・レ 」 と書いてあったら、ピアノでは 「 レ・レ 」 と弾けば良いじゃないですか。 ヴァイオリンは何の記号もついてないのに、自分で強弱を弾き分けないといけないんですよ。 独学でヴァイオリンは有り得ないだろう。 師匠から口伝えで教えてもらう事が山ほどある。 この曲はいつも後半はノッて来てまずまずなので、出だしが攻略法だな。 そうは言っても、本番までに何とかなるのか? 最後に、やけくそでカノン。 2小節ずつずれて弾く練習。 集中力が切れると訳分からなくなるぞ。

さてさて、本番の模様は、既に記事になっておりますので、過去記事を参照の事。

2007年10月19日(金)
レッスン38回目 ( レッスンを始めて55週目 )
クラス・コンサートが終わった翌週のレッスンは、何だかやる気がある様な無い様な・・・・・・・・。
A minor の旋律的短音階のスケール練習。 苦戦しております。 
音階の最初の音を 「 主音 (しゅおん) 」 と言うそうである。 ほほ~。 初耳でんがね。
主音の1つ前の音を 「 導音 (どうおん) 」 と言うそうである。 へへ~。 全く知りませんでしたな。
先生曰く、「 導音は主音に近く取れ 」。 つまり、指をくっつけろと、こういう訳ですね。 ところがねえ、そうしたいのは山々なのですが、指がくっついてくれないのよね。 指を真っ直ぐ立てて、くっつけるのは造作も無い事ですが、指の関節を90°、90°に曲げた状態で指同士をくっつけるなんて!!どうしても人差し指と中指が離れてしまう。
そうだ! 人差し指を二へドンだと思うのよ! 中指は石田様よ。 さあ、くっつきましょう! あれ? ちょっと待って!
そんなに遠慮しなくても・・・・・。 あらら、ちょっとお待ちになって。 くっつけないと、 もっとくっついて、 苦しゅうない、もっと近う寄れ。 だから! ピッタリくっついて・・・・・。 ちょっとちょっと、離れない!! がるるるる・・・・・・。
あ、先生、すみません。 左手にチカラが入っちゃってるんですね。 駄目ですよね。 ぺちん! はは・・・・。 ちょっと家で特訓して来ますね。 

そしてアルペジオの練習。 家で弾くと、出来たつもりなんですが、レッスンではどうも いけてません。 そして、いよいよ
G・マリーの 「金婚式」 の練習に突入。 涙!! 来たか。 ヴァイオリンのレッスン1年目で、とうとうここまで来たか。 涙。
ヴァイオリンを弾く者に取って、この曲は、ピアノを弾く者が、「 エリーゼのために 」 を弾くのと同じ意味合いがあります。
これでようやく、 「 アタシ、ヴァイオリン習ってます。 」 って他人に言えるようになったのです。 ( ま、二へドンは頭オカシイので、体験レッスンの時から、『 習ってる 』 『 習ってる 』 とうるさく言っておりましたが・・・・。)
この記事の冒頭の写真が、「 金婚式 」 の楽譜です。 
まずは先生が 40小節全部の音符の指番号を言ってくれるので、慌ててメモ。 一応予習として、自分で指番号を書いて来るのですが、開放弦を使うか、4の指を使うか等の部分があやふやな所もあるので、訂正しつつ、メモメモ。
「 4分の4拍子 」 はかっちり拍を取るが、 「 2分の2拍子 」 は、流れる感じでテンポ的にも早いと レクチャーを受ける。
はしょって言うと、拍の取り方、進み方が違うと言う事ですね。 ( はしょり過ぎましたか~? )
この曲はアウフタクトで、弓の真中始まり。 弓のどこから始めるかと言う事も楽譜には書かれていないので、初心者は先生の
「 教え 」 が命! 「 ラ・ソ・ファ・ミ・レ 」 の部分と 「 ソ・ファ・ミ・レ・ド 」 の部分を特訓させられる。

そしてレパートリー集の 「 早春賦 」 に突入。 これも指番号をメモし、取り合えず全員で弾いてみる。
うう・・・・。 1度に2曲新しい曲を練習せにゃならんのは辛い。 先生、頼むよ~。 こちとら学生じゃないんだからさあ・・・・。
追っかけもせにゃ、ならんのよお・・・・!! 泣きながら次のレッスンへ。


2007年10月26日(金)
レッスン39回目 ( レッスンを始めて56週目 )

またもや A minor のスケール練習。 4分音符4つに2つずつスラーをつけ、弓はダウン、ダウン、アップ、アップで。後半の2つにはテヌートをつけて、半弓、半弓で。 2拍目をやや短くする様に指示を受ける。 相変わらず、スケールが下がって行く時にボロが出てしまう。 「 ラを弾いている間に、2 と 1 の指をナチュラルに移動しておく 」 そうな。 ふ~。 これがね・・・。
楽天家の O型人間には、ちょいと苦しい所。 「 何とかなるさ! 」 では駄目なんです。 緻密に準備を怠らない様にしないと。 さらに、 「 4の指だけ遠くに行こうとしないで、全部の指を開く様に 」 と言われる。 
さらに、アルペジオ。 今日は新しく、エクササイズの曲を2曲。 それぞれ16小節だが、 G major の曲に臨時記号が付いているので、どの指がくっつくのか、慌てて楽譜に書き込んだ。 この作業をしないと弾けないんだよお!
2曲目は、 A minor の 曲に、やはり臨時記号がついている。 スラーも複雑。 はあ~。 また家で特訓か・・・・。

「 金婚式 」 の練習。 伴奏君をかけながら、最後まで弾いてみる。 速い!! 二へドンは家ではチンタラしたペースで練習しているので、レッスンではいつも ジェットコースターに無理矢理乗せ込まれた気がしてしまう。 は! さっきのスケール練習の時の応用練習が、この曲に8回も登場する事に気付く。 うむむむ・・・・・。 敵さんもやるな! 弓先を残したり、弓を短く、短く使う事などの注意を受ける。

そして 「 早春賦 」。 8分の6拍子らしさを出す演奏を求められる。 これもなあ・・・・・ ピアノを弾く時に 「 8分の6らしさ 」って先生から求められた事が無いので、困ったが、逆に弦楽器の方が弓の使い方で 8分の6拍子感を出し易い事に気付く。
先生からも OK が出ました。 先生からのアドバイスは、 「 弓を持つ右手の親指と薬指を、セットでチカラを抜く事 。 」
はい。 とにかくヴァイオリンは身体全体からチカラを抜けば、良い演奏が出来るらしい。 何とこの曲は、先週と今日の2回だけで終了してしまった。 二へドンの満足感はまだまだなので、チキショー、家で弾きこなしてやる!!
でも、来週の新曲は何だろう? レパートリー集は前のページから順番に弾くのではなく、進度に合わせて先生が曲を選んでくれるので、次は何なのか予測がつかない。 曲名だけでも教えてくれれば良いのに・・・・。 ドキドキ。


******** 「 10月のバイオリン・レッスン 」 ・ 完 ********
  


Posted by ニヘドン at 17:33Comments(0)ヴァイオリンレッスン

2007年11月20日

パンツ検定

この間、本屋に入ったら、「 パンツ検定 」なる本が平積みになっていた。
手に取って見る事はしなかったが、実はいつか買って読もうと思っている。 だって、前に 「 白いブリーフ 」 伝説の事を
書いたら、マーたんさんが 過剰に反応して、面白かったって、悶ペ。ちゃんが言ってたんだもん。
もっと 「 パンツ 」 の事を追求したいなと思っていたら、世間には先を越す人がいるのよね。 
もし、既にこの本を読まれた方は、ぜひ 二へドンが買うべきかどうか、アドバイスをお願いします。

「 むすて会 」 の事も、コメントは出来ないけど そっとメールを送ってくれる方々が複数いて、意外な反応の多さにビックリ
してます。 ついでに 息子ちゃんネタ兼パンツネタ。
息子の毒舌は母のおパンツにも及ぶ。
「 何だよ。 年のくせに ガラの悪いパンツなんて穿きやがって! 」
息子ちゃん、母のおパンツ見たら駄目じゃん。 
いや、 母がジーンズ探して部屋の中をおパンツ姿で歩いちゃったんですけどね・・・・・。
しかし、息子ちゃん、日本語の使い方を間違えてるし。 「ガラの悪い」って、「様子が上品じゃない」って事なんですが、君は 「柄が悪い 」 の意味で使ったわね!? え? 駄洒落!? 母の親父ギャグより質が高い? ・・・・・・・・・・。
で、どんな柄だったか、一応説明しておきます。 さすがに写真はアップしないけど・・・・・。
黄色い地に ・・・・・・・ ( ! ) ・・・・・・・ 赤いイチゴが散りばめられている奴!!
ええ~!?
駄目ですか? こういうのは駄目なんですか? 息子によると 「 ガラが悪い 」 そうですけど・・・・。
でも、これ位インパクトがあった方が、「 白いブリーフ 」 に対決できるかな・・・・と・・・・・思・・・・ったり・・・・・なんか・・・して・・・・・!?

PTAの中3の男の子の母から、こんなお話を聞きました。
パンツ5枚セールで、中3の息子にパンツを買ったそうです。 母としては、可愛い可愛い息子に、まだ可愛いままでいて欲しいので、パンツを選ぶのに、つい母の趣味が入ってしまったそうです。 家に帰って息子ちゃんの前でおニューのパンツを披露。
1枚にはスティッチのイラストが・・・・。 もう1枚にはミッキーのイラストが・・・・・・。 もう1枚にはドナルドのイラストが・・・・。
もう1枚にはグーフィーのイラストが・・・・。 最後の1枚にはプーさんのイラストが・・・・・・。
いくら息子が可愛いくても、中3の息子にこういうおパンツはどうなのかな? 本人が望むなら、何も言う事はないけどねえ。
二へドン家では、こんなおパンツを息子に買ったら、パンツを母の顔に投げつけ、「 お前なんて、この家から出てけ! 」 と
叫ばれるのがオチですよ。 で、彼女の息子さんは何と言ったと思います?
「 スティッチぐらいなら許せるけど、プーさんだけは勘弁して。」
「 でも、もったいないから、寝る時にはいてよ。 」
「 うん、分かった。 寝る時専用にする。」

ええ~!!!! こんな聞き分けの良い息子ちゃんがいるなんて信じられな~い!!
うちだったら、寝る時だって穿いてくれないよ! 
みんな、息子ちゃんとラブラブなのね。

明日は中学の中間テストです。 今、母は息子に英単語を書かせながら、嵐を吹かせています。
ゲームの攻略本を破り捨て様と荒れております。
テストが返されたら、我が家を訪れるのは平安か・・・・・・( 確率2.7% )
さらなる大嵐か・・・・・・・ ( 確率 97.3% )
頼むよ、息子ちゃん。 どんなパンツを穿いてもいいから、テスト勉強だけは普段からしておいてくれよ!!

「 キモ! キモ! キモ! キモ! 」 全然英単語が書けない息子が母に悪態をついた。
「 キモって言った回数、チューするよ。 」
「 だから、それがキモいって言ってんだよ!! 」
「 だって ママから キモさを取ったら何も残らないじゃん。 」
「 残るよ! 」
「 何が残るんだよ? 」
「 脂肪 。」
「 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 」 

****** 「 パンツ検定 」 ・ 完 *************  


Posted by ニヘドン at 22:13Comments(4)徒然

2007年11月19日

焼いたモヤシ!?


何食わぬ顔でカキ氷を食らう少年S。
昔の息子は可愛いらしかった。
ママが大好きで大好きで、ママの抱っことチューが大好物だった。
5歳頃、彼は言った。
「僕が25歳になったらママと結婚するから!」
きゃー!まだこの約束は生きてるの〜? 生きてるよね〜?
息子ちゃんとデパートに行くと、彼がよく言ったものである。「ママにどの服を買ってあげようかな?」
もう2人はラブラブの恋人以上の蜜月だったんです。
それが今では…。
ふ〜。母を批判の対象としてしか見てくれない。
「ちょっと、あんた!人の偏差値上がらない、上がらない言うけど、あんたのメタボリック指数は見事に上がってるよね!流石だね!」
湘南DAN コンサート2日目の今日、息子ちゃんを同伴。
駅までの道すがら、彼曰わく「あんた、最近髪の毛パサパサ。ちゃんとトリートメントしてるの?」
「してるよ。昨日なんか2度付けしたんだよ。」
「ふ〜ん。なんかバーベキューの鉄板で残ってチリチリになったモヤシみたい。」
はあ〜? ありがとうよ。ママの髪を焼けモヤシに例えてくれて。どうするよ、このヘラズ口息子…。
ま、〇田佳子の次男よりはマシか!?


****** 「 焼いたモヤシ!? 」 ・ 完 ********  


Posted by ニヘドン at 23:21Comments(6)佐藤隆介

2007年11月18日

本牧サティのクリスマスツリー

11月17日(土)
よこすか芸術劇場向かいのダイエー2階のクリスマスツリーの前で神奈川フィルのバイオリンとチェロの奏者が楽器ケースを持ったまま写メを撮っていた。あれ?
今、時間13:00 だよ。
佐藤君のミュージカルの感覚でいくと、開演1時間前は楽屋入りの時間なんですけど…。
彼女達を見送った。
さらに売り場の奥へ歩いて行く。時間大丈夫なの?
でも、彼女達を見て思った。
そうだ!クリスマスの飾りって毎年違うんだ! あちこち出歩いた時には必ず写メする事にしよう。
そこで本日はニヘドンのバイト先の近くの本牧サティの2階広場のクリスマスツリーです。 余り見てくれる人もなく、不良中学生が端っこに5人程座り込んで奇声を発しておりました。
横須賀のダイエーのクリスマスツリーは、「後で撮ろう!」と思って、やっぱり忘れました!
  


Posted by ニヘドン at 17:46Comments(0)そぞろ歩き

2007年11月18日

11月18日(日)題名のない音楽会

半年振り位にTV朝日の「題名のない音楽会」を見ました。 
だってユンディが出るんですもの。

ゲストは、元オーボエ奏者の宮本文昭氏。 ( 「元」ってつくのが悲しいですね。彼のオーボエは魂を引き抜かれる位美しかったから、まだまだ現役で吹いて欲しかったけど・・・・。) 1曲目はユンディお得意のショパン。
ノクターン No.2 作品9-2 
静かで優しいのだが、キレのある、二へドン好みの演奏です。
いや、二へドンだけの好みではなく、ユンディの演奏は大半の日本人の好みでしょう? 彼はもてはやされる訳ですよ。
ふとTVの前を通りかかった家主が 「 きれいな音だね。」 と言った。
クラシック音楽なんて聴かない トーヘンボクの家主が、そんな事を言った!? だいたい彼の音楽の趣味は、台湾の高砂族の郷土芸能の歌とか、インドネシアのガムラン音楽とか、プリミティブな方向へ行ってしまっているのです。
その朴念仁が、「 きれいな音だね。」 ??? ユンディ、恐るべし!!

先週、一番弟子からの情報を受け、二へドンはショックを受けた!  
ユンディが髪を切ってしまったのですよ! しかも 芋っぽく!! 前の髪が断然好きだった二へドンは、「絶対ユンディ・サイドに髪を伸ばして1月の日本公演に臨む様に申し入れてやる! 」 って憤慨したのですが、あの素敵な演奏を聞いちゃったら、髪型なんて、どうでもいいや。 もし魔女が現われて、ユンディに呪いをかけて二目と見られぬブ男にしてしまったとしても、二へドンはユンディのピアノを聞きに行きますよ!

宮本さんがユンディに 「 ちょっと手を見せて。」 と言って、ユンディの両手がTV画面に大写しになりました。
司会者が、「 白くて長いですね。」
そうなの。本当に。 大半の演奏者の手って、美しいのよ。 ただ外側だけの美しさではなくて、両手を使い込んでいるから、
筋肉から神経から細胞から、オーラが出ちゃって、それでさらに美しく、神々しく見えますよね。 ついつい石田様の手を思い出して、じゅるじゅるしてしまいました。
宮本さんは、ユンディがコンサート活動を制限してドイツに留学した点を高く評価。 「 大きな演奏家になる為に賢明な選択だった。」 とユンディの目の前で大絶賛。 ユンディの英語は訛りがあるものの流暢で、声も素敵。 
( ユンディがダミ声でなくて良かった! 爆 ) 
「 ドイツに留学してカルチャーショックは? 」 との問いに、「 中国と違って几帳面 」 と言ってました。
ただ、ドイツの食事がユンディの口に合わないみたいで、時々中華料理を自分で作るそうです。 ええ~!! ユンディの手料理を食べてみたい!! 中岡さんと料理対決してみたらどうですか!? イケメン・ピアニストの料理対決ですよ!!
中華で挑むユンディに、中岡さんはイタリアンで攻めて来ますかね?
石田様のヴァイオリンのピアノ伴奏対決もいいですねえ。  石田様とユンディの競演!? ぽわわ~ん。。。。。
二へドン、日曜の朝から妄想が止まりません!!

ユンディ曰く、ドイツはビールがすごく美味しいそうです。 う~ん。 アルコールは駄目な二へドンの分も、ユンディ、ドイツでいっぱいビール飲んで来てね。 
ユンディのピアノの練習時間は1日に5~6時間か、それ以上だそうです。その他に楽譜を見て研究などもするらしい。

次に ラヴェルのピアノ協奏曲 第2楽章を演奏。
真横からユンディの全身を取った絵が映されましたが、 「 うわ~、足長い!!」

マエストロ・小澤とユンディが初めて会ったのは4年前。 難曲だったけれど、マエストロが温かく受け入れてくれて、マエストロが 『 良かった 』 と言ってくれて安心したそうです。 小澤氏は、ユンディについて、「 彼には彼自身の夢がある。」
う~ん。 素晴らしい! では二へドン、1月の みなとみらいホールで、ユンディの演奏で彼の夢をほんの少し分けていただこうと思いました。 ユンディの公演が待ちきれなくなってしまいました!! 願わくば、ユンディのスタイリストさんが、ユンディの髪型をバッチリ決めてくれますように!!

残念な事に、息子ちゃんと家主の計2名の強い要望により、9:15より TVのチャンネルは、「 ゲゲゲの鬼太郎 」に移った。
レベルの低い男達め。 代わりに来年もバンバン追っかけ地方巡業をさせてもらう!! 後半をご覧になった方は、ぜひ続きをコメント欄に・・・・・・。


******** 「 11月18日(日)題名のない音楽会 」 ・ 完 ******

お知らせ
小出し・小出しの 「 後半・10月28日トリオ・Bee東京オペラシティ・レポート 」 やっと 2007.11.18に完成致しました。  


Posted by ニヘドン at 12:25Comments(9)テレビ / ラジオ

2007年11月17日

サンマルクカフェ

2007年11月17日(土)
よこすか芸術劇場で神奈川フィルと現田さんと佐藤しのぶさんとニヘドンの心の恋人石田〜リンを楽しんだ後、お次は関内ホールで市民広間演奏会40周年特別演奏会を聞きます。コンサートのハシゴなんて当たり前の人生になってしまいましたよ! 少し早く関内に着いたので、サンマルクカフェで腹ごしらえ。ここはクロワッサンの美味しいお店。でもニヘドンの生活圏には支店が無いので、この機会を逃す手は無い。
フランクパイ ¥200.-
ブレンドコーヒー Sサイズ ¥200.-
レジでパイを温めてくれと依頼。返事は「出来ません。」
ええ〜!?
今時、どこのコンビニでも電子レンジでチン出来ますよ!
ハワイのコンビニですら、おにぎりを買ったら 「ぬくめまっか?」と関西弁で聞かれのけぞった覚えがある。自由主義経済をこよなく愛し、企業は顧客のニーズに限りなく応えるべし!と言う信念を持っているニヘドンは、この仕打ちは耐えられない。冷たいフランクパイをコーヒーで胃袋に流し込み、早々に店を出た。さようなら、サンマルクカフェ。もう来る事は無いでしょう。バイバイ!

  


Posted by ニヘドン at 18:34Comments(5)グルメ

2007年11月16日

湘南DANコンサート2007

座席指定の引き換えの列に並んだのは遅かったのですが、大半の人がペアでやって来る。だから1人だと前の方に1席だけポカリと空いた席を貰える事がある。
読売新聞からもらった神奈川フィルの定期演奏会のチケットも、当日座席指定券に引き換えで、ペアの人はB席にどんどん流されるのに、「 1人です。」 と言ったら、 「 少しお待ちください。」 と係りの人に言われ、係りの人は引き出しを開け、中の封筒から1枚だけチケットを出してくれました。 それは6列目のチケットでした。 おお! 自腹で買えば S席のチケットやんか。
無料ご招待の場合、お1人様は何かと美味じゃ。 これから、応募葉書は面倒臭くても、1名で出すと良いかもね?
そういう訳で二へドンは本日 「 1階B-25 」 という今までの湘南信金がらみのコンサートの中では最高の席でした。

よこすか芸術劇場は1列目がAA、2列目がBB、3列目がA、4列目がB・・・・・という座席配列なので、二へドンは4列目。
しかも通路側です。 前の人の頭がデカクても、座高が異様に高くても、斜め座りが出来るので、石田様との逢瀬には障害が無いという絶好のお席。 しかもクロークが無く、コインロッカーだけなので、二へドンのヴァイオリン、スポーツセンターで使うエアロビ・シューズ、エアロビ・ウェア、ヴァイオリンの楽譜、ブログのネタ帳、ブログにまだアップしていないコンサートのプログラム等、荷物がいっぱい過ぎて、コインロッカーに入らない二へドンの場合、端の席だと荷物を置くスペースを確保できるので助かるのです。

影アナの時、「ロビーにて石田泰尚のCD と グッズの販売を行なっております。 購入していただいた方限定でサイン会を行ないます。 」 という案内もありました。 今回二へドンは携帯で投稿記事打ち込むのに忙しくて、販売ブースやサイン会を覗きに行きませんでした。 

オケメンがステージに現れるのに、誰も拍手をしません。 二へドン嫌だな、こういうの。 1人で拍手って空しくて、つい尻すぼみになる。 チェロの山本さんは袖で誰かと話をしていたみたいで、何やら明るく笑いながら登場。 アシコンは執行さんです。
女性達は上下黒ですが、ズボンの方もいますし、スカートの方もいるし、いろいろです。 そんな中、石田様は燕尾で登場。
アクセサリーはいつもと同じです。 右手首には白とピンクのバンド。右耳には揺れるゴールドのピアス。 右手首には数珠ブレス。 白いカマーベルトにゴールドのヴァイオリンのブローチ。 ファースト・ヴァイオリンの青木るねさんは第2プルトの裏ですね。
お隣さんと何やら楽しそうに喋って笑い合っています。 オケメンはとてもリラックスしていて、定期演奏会とは又違った雰囲気を見せてくれています。

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SHONAN DAN CONCERT 2007

日時 : 2007年11月16日(金)   
      座席引き換え時間 16:30~
      開場  17:30~
      開演  18:30~
会場 : よこすか芸術劇場 ( 京急・汐入駅より徒歩3分 )
料金 : 無料。 往復葉書による応募制。 抽選。
出演 : 指揮 / 現田茂夫
      ソプラノ / 佐藤しのぶ
      ヴァイオリン・ソロ / 石田泰尚様
      管弦楽 / 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演目 : 團 伊玖磨 / 新祝典行進曲
      ビゼー / 「 アルルの女 」 第2組曲より 「パストラール」、「間奏曲」、「メヌエット」、「ファランドール」
      プッチーニ / 歌劇 「 ジャン二・スキッキ 」 より 「 私のお父さん 」
               歌劇 「 トゥーランドット 」 より 「 氷のような姫君の心も 」
               歌劇 「 マノン・レスコー 」 より 第3幕間奏曲
               歌劇 「 蝶々夫人 」 より 「 ある晴れた日に 」
      アンコール : シューベルト / アヴェ・マリア
     
      休憩 15 分

      L.バーンスタイン / 序曲 「 キャンディード 」
      ベートーヴェン / ロマンス No.2
      モンティ / チャルダッシュ
      L.バーンスタイン / 「 ウェストサイドストーリー 」 より 「 シンフォニックダンス 」

      團 伊玖磨 / 花の街

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現田さんがグレーの指揮者服で現れました。 1曲目は團伊玖磨先生の 「 新祝典行進曲 」です。 DAN コンサートはこの曲で始まるのがお約束ですね。 第1回目からそうなんでしょうか? 團先生がいらっしゃった頃の DANコンサートをご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えて欲しいです。

石田様のヴァイオリンのすごく柔らかい音が、二へドンの席まで暖かい春風の様に流れて来ます。 う~、沁みる~!!
考えてみたら、石田様の演奏は 10月28日のオペラシティ以来3週間振りなんですよ。 二へドン、よくそんな石田様日照りに耐えられたなあ・・・・。 及川さんとストリング・クインテット・ウィーンのコンサートには行っていたんだけどね。3週間振りに二へドンが会場に現れて、石田様もそりゃあやる気になったでしょ。 石田様~。 石田様~。 LOVE~!!
石田様も、恋人が会場に来てくれたものだから、天にも昇る心地だったのでしょう。 ヴァイオリンを、ヴァイオリン本体の重さが無いかの様な軽い持ち方です。 アシコン ( アシスタント・コンサートマスター ) は毎度お馴染み執行さん。
二へドンは今日、ヴァイオリンのレッスンの後、直接会場に来ました。 自分のレッスンの後、すぐに石田様の演奏を見ると、凄く参考になります。 いや、参考になり過ぎですね。 思わず口から 「 うへ~。 」 「 ぎょぎょ! 」「 ほっほ~。」等の言葉が出そうになり、慌ててお口にチャックです。 自分の駄目演奏振りを思い知らされ、メゲちゃったりもするのですが・・・・・。

團先生には申し訳ないのですが、この曲事自体は、特に秀逸な音楽史に残る名曲というものでは無いと思います。が、この曲を神奈川フィルが演奏すると、妙にOK!! だって・・・だって・・・・ 二へドンが待ちに待った・・・二へドンが大好きな現田っちょ&神奈川フィル&石田泰尚様なんですから! 三位一体ってこの事なのよお!!

曲が終わると現田さんが退場します。

入れ替わりに湘南信用金庫の服部真司理事長が登場です。
「 今日のプログラムを作るのには、今年の1月に上海と蘇州に旅行をした時に、今日のプログラムが出来ました。 」
理事長は原稿無しにお話をなさるので、文脈が合わない部分もあるのですが、ステージの臨場感をなるべくそのまま再現してみたいので、本人が言った通りに表記しておきます。
「 現田さん、佐藤しのぶさん、信金リースの社長とかと團先生が亡くなった蘇州に行ったんです。 團先生が亡くなったホテルの部屋に行きました。 きれいな部屋で、あまり使わしてないような部屋でした。 團先生が亡くなって丸6年が経ち、7回忌のつもりで行ったんです。 佐藤しのぶさんがお線香を持って来たんです。 しのぶさんのお人柄だと感心した訳で。
  蘇州の人民大会堂で團先生作曲の 『 筑後川 』 を アマチュア一般200人が歌い上げました。 現田さんが指揮をしたらアマ200人がプロの様に歌った。 指揮が違うと、こんなにも違うものかと思った。 それに私が立ち会う事が出来たのを光栄だと思う。」
理事長の話はまだまだ続きます。(笑)
「 皆さん、ご存知でありましょうが、現田さんと佐藤しのぶさんはご夫婦でありまして、夫婦で1つのステージを作り上げるのは、・・・・・・・ 嫌・・・みたいですね。 今日は、ご夫婦共演という事が実現致しまして、ここに、コンマスの石田君が参加すると言う、大変豪華なステージとなっております。 日本一のソプラノ歌手、佐藤しのぶさんは大変なオーラが出ておりまして、下手な司会者は圧倒されてしまって駄目な訳です。そこで今日は私が司会を兼ねて行います。 ケチっている訳ではないのですが、節約になるのではないかと。 どうぞ ごゆっくり最後までお楽しみ下さい。 」  ぱちぱちぱち。
今年の理事長の挨拶は、音楽を聴きに来た客からすると、とてもナイスでしたね。 企業の宣伝は一切無し。 確か前は、湘南信金の預金高が幾らを超えたとか、ヴィバルディの四季を何故全曲演らないかという説明に、『こんな楽章はつまらん』発言をして 「楽曲は全楽章を聞く」派の二へドンは大いにむくれたりもしたのでした。 今年は二へドンの大好きな、ワイドショー・ネタで、とても興味深かったですよ!
へえ~、團伊玖磨って、蘇州のホテルで亡くなったんだ。 そこに現田っちょとしのぶさんがペアで訪問してたんだ。 現田っちょ、神奈川フィルの定期演奏会に乗らないよな・・・・と思ったら、いろいろと他でお忙しいのね。

そしてお次は 「アルルの女」から 4曲続くのですが、まずは 「 パストラール 」。 有名なフレーズですが、静かで流れる様な曲調に、明るい躍動感を感じさせる演奏は、神奈川フィルならでは。 この曲は神奈川フィルにピッタリですよ。 管楽器だけの演奏パートでは、軽く首で拍子を取る石田様。 そして、膝の上にヴァイオリンを裏向きに置きます。ヴァイオリンの道 ウン十年という人も、 「 何で石田君はヴァイオリンを裏向きにするのかな? 」 と仰ってました。 誰か、この謎を知っている方、答えを教えて下さい!

続いて 「 間奏曲 」。 出だしの曲調は重厚です。 下手に弾くと、おどろおどろしい感じになってしまうのですが、さすが神奈フィル。 厳かで上品に仕上げています。 あ~、どこまでも二へドン好みに演奏してくれて、もう最高です。 もしかしたら、コンマスがお上手な方なのかしら? どれどれ、プログラムでコンマスの方のお名前を確かめてみましょう。 え~と、石田・・・・泰
・・・尚・・? お名前は「やすなお」さんと、お読みするのかしら? 「 いしだやすなお 」・・・・?
ああああ!! いやっだ~!! もしかして二へドンの想い人じゃないかしら!? ひゃっひゃっひゃっ・・・・・。
今更、どうしたって感じにスットボケてしまいましたが。 ( だって石田様のお陰で演奏がぴか一って大声で言えないじゃない。いろいろ気兼ねってものもあるしね。 ) でももう言っちゃったから、言います。
石田様がコンマスに乗ってる神奈川フィル最高っすねえ~!!
すっげぇ~、最高~!! ピアソラでもないのに、はぁはぁしてしまいましたよ。

そして 「 メヌエット 」。 フルートとハープの繊細な音の編み模様が、ふわ~っと会場に広がって行き、会場の人々の気持ち良さがどんどん連鎖して、会場内の雰囲気が 「 うっとり 」 に統一される頃、チェロとコントラバスのピチカートが入ります。
そしてヴァイオリンとヴィオラが合流すると、二へドンは期待と恍惚にウルウルした眼差しを石田様に固定させて動かないのです。 じーっ、ウルウル・・・。 じーっ、ウルウル・・・・・・。 するとまた、二へドンを我に返そうというのか、フルートとハープの旋律が会場内を たおやかに蛇行して上昇して行きます。 フルート大活躍の曲ですが、ブレスの息遣いまでハッキリ聞こえて来ます。 ん? 誰かヴァイオリンの弦をはじきましたね? 今日の演奏はどれも大満足の出来だったので、二へドンの 「 本日の苦言 」 は、これにしよう。 「 本番中に雑音立てちゃ駄目ぢゃん!! 素人じゃないんだから! 」
でも、ハープが素敵でした。 二へドンって、一度嫌いと思うと徹底的に嫌悪感を持っちゃうのですが、今日のハープの音は
一目ならぬ一耳で大好きになってしまいました。 お弾きになっていたのはどなたなんでしょうか? せめて入り口辺りに、
「 本日のメンバー表 」なる物を張り出しておいて欲しいのよね。 わざわざ印刷する程ではなく、ちょっと興味のある人がチェック入れられる様にしておいてくれたら、それも立派なサービスになると思うのよ。 個別の問い合わせに対応しなくて良いって利点も事務所サイドに生じると思うのですが・・・・・?

曲が終わって、拍手の時、石田様もヴァイオリンを肩の高さまで持ち上げて、拍手。 おお、石田様がこんなに同僚に敬意を表するとは! いつもは、どちらかと言うと、お義理の様な拍手ですよね。 ( 笑 ) それだけ名演奏だと 石田様が認定したと言う事でしょうか? いいなあ。 認定してもらって。

さ、そして 「 アルルの女 」シリーズの最後を飾るのは 「 ファランドール 」。 この曲は格好良いから、石田様にピッタリだよな・・・・と思ったら、ふふふふ・・・・・ やっぱり!! 石田様大爆発です!! Bee じゃないんだから! そんなに爆裂してどうする!? でも、そんな石田様を見たい二へドンは、口の周りに薄ら笑いを浮かべながらも、石田様を見つめながら、心をジーンと震わせていたのです。 石田様、さすがだよ。 ピチカートの音も一番大きいですよ。 石田様が他の人々にも火をつけちゃったのか、どんどんオケ中が熱くなって来ちゃって、指揮者の現田さんもジャンプするわ、もう大変!!
おお・・・・良いねえ・・・・・・。 心がジーン、ジーン、ジーンと震えが止まらない二へドン達観客の方をクルリと現田っちょが向く。熱い拍手に応えて、現田っちょは両手をバンザイポーズで大きくにっこりしました。

現田さんのMCが入ります。
「 ここからは、ソプラノと一緒に演奏して行きます。 来年はプッチーニの生誕150周年です。 来年はプッチーニを聞く機会が多くなると思いますが、今日はそれを先取りします。 オペラは基本的に単純だと僕は思っています。 声の高いソプラノの女性
に、声の高いテノールの男性が恋をし、声の低いバスの男が邪魔をすると言う・・・・・。
  理事長のお話にも出て来ましたが、佐藤しのぶと僕は結婚していますが、共演している時は夫婦という感じは無いです。
  それでは、佐藤しのぶさん、どうぞ! 」

そしてステージに現われた佐藤しのぶさんの艶やかな事。 自分で自分の事 「 艶女 」 とか言って悦に入っているバカージョさん達、佐藤しのぶさんに謝りなさい。 彼女みたいな女性が本物の艶女よ!! しのぶさんは 水色のワンショルダーのタイトドレスに、ビーズの蝶が表に大小6匹程。 肩から後ろに長く垂らした布にもビーズの蝶が群れています。 白とピンクの蝶です。 髪は後ろにお団子にしています。 左手首の極太ブレスは目も眩む程、光がさんざめいています。 うむむ・・・。 石田~リン、ちょっと負けちゃったかも・・・・。 肩まで届く長いイヤリングもキラキラ輝いています。 ヴェルサイユ宮殿のシャンデリヤだって敵わない程、しのぶさんのイヤリングは光を放っています。 ( 石田~リン、ちょっと負けちゃったかも・・・・? )
髪のお団子に付けている髪留めにも キラキラ輝くヘアアクセをつけています。 

まず最初に歌うのは、「 ジャン二・スキッキ 」 から 「 私のお父さん 」。 さあ、生まれて初めて聴く、生・佐藤しのぶさんの歌声です。 ドキドキ・・・・・。 この歌は、いろいろな声楽家の方が歌うのを聴きましたが、はあ~。。。。。。 そうですか。。
佐藤しのぶさんは、こういう風に歌いますか・・・・・。 落ち着いていて、きれい。 この曲は、可愛らしく歌う人が多いですが、
しのぶさんは、どこまでも落ち着いて歌う。 泉があっても、水面に1つも漣を立てないような歌い方です。
前評判が高過ぎると、実際に聞くと 「あれ?」って思っちゃう事がままあるのですが、佐藤しのぶさんは、噂に違わぬ素晴らしい歌声です。 でももうちょっと感情表現の激しい人かと勝手に想像していましたが、歌う時は、ほとんど動かないで歌うのですね。 申し訳無い、石田~リン。 ダ~リンを見つめるの忘れちゃった! 佐藤しのぶさんしか視界に入って来なかった!!

石田様以外の音楽家で、二へドンを夢見心地にさせる人がいたんですね! 佐藤しのぶさん。。。。ぽわん。。。。。。。
そして次は 「 トゥーランドット 」から 「 氷のような姫君の心も 」。
はあ~。 石田様のヴァイオリン・ソロの部分があるのですが、ほとんど音が聞こえませんでした。 石田様、佐藤しのぶさんに遠慮し過ぎ? でも、歌う時はほとんど揺れない佐藤しのぶさんと、演奏する時は必ずユラユラ揺れちゃう石田様との対比が
すっごい面白かったです!! 人生初めての佐藤しのぶさんのお歌に、先ほどは石田~リンの存在を忘れてしまう程でしたが、2曲目になったら、少し自分を取り戻して(?) 石田様を見つめる事が出来ました。 でも、100%石田~リンを見てた訳じゃない。 半分は佐藤しのぶさんを見てたかな? だって、しのぶさんの歌、凄いんだもの。 二へドンと同じ人間とはとても思えない
。 絶対に人間は平等なんかじゃないよ。 あんな感動的な歌を歌える人間もいれば、あんな美しいヴァイオリンを弾く男もいれば、何の取り得も無く、「 凄いですねえ。 」 「 凄かったですねえ。」 と言ってるだけの凡人もいる。 二へドンの場合凡人
未満ですが・・・・・。 会場のお客さん達も、すっかりしのぶさんに呑み込まれてしまって、客席はいつもより異様な雰囲気に包まれている。 演奏が終わり、しのぶさん、退場。 カーテンコールに1度出て来て又退場。
うう・・・・。 今年の DANコンサートは豪華過ぎる!! 来年はどんな大物をゲストに呼んでも、今年と比較したら、つまらなくなってしまうのではないかしら?

次はオーケストラだけで 「 間奏曲 」。 この曲は美味しいです! そもそも曲自体が二へドン好みの所に持って来て、
ヴィオラ・ソロで脳天バキュ~ン!なんですよ。 隠れヴィオラ音フェチを最近認識し始めた二へドンに取って、ヴィオラ・ソロが入っている曲は 「 めろんめろん 」 になってしまうのですねえ。 今日は二へドンお気に入りの劉さんが乗り番じゃなく、ソロを弾いていた方がどなただったのか分からないのですが ( 泉さん? でも髪が短かった! ) 音は二へドンを 「 めろんめろん 」にするに充分の美音でありました。 ほんのひと時のヴィオラ・タイムが終わってしまうと、山本さんのチェロのソロが入ります。 おお! 山本氏のソロを聞くのは、とっても久し振りです! う~ん。 またもやほんのちょっぴりの チェロ・タイムの後、ほっへっへっへっへっへ。 全国の石田様ファンの皆様、お待たせ致しました。 泣いていただきましょう。 石田泰尚様のヴァイオリン・ソロが始まります!! おや? 石田~リンのヴァイオリン、いつもよりピカピカ光っていませんか? 念入りにポリッシュしたのかしら? 二へドンの為に? 因みに本日のアシスタント・コンサート・マスターは毎度お馴染み執行恒宏さんです。 石田様がソロをやる時は、必ずと言って良い程、執行さんがゲスト・コンマスをやられるのよね。 最近では神奈川フィルのコンマス席に座っている事が多いので、知らない人は、執行さんは神奈川フィルの団員だと思っちゃうよね。 二へドンと執行さんの遭遇率はすごく高くて、青島さんが神奈川フィルを振る時にもお見かけしたし、アートホールのカジュアルコンサートでもお見かけしたし、柴田智子さんのソプラノ・リサイタルでもお見かけしたし、あれ? 二へドンって、執行さんの追っかけっだったっけ? と錯覚
してしまう程の遭遇率です。 
この曲の楽しみ方の一つは、ちょっとムスッとした表情の執行さんが、背筋をピンと伸ばして微動だにしない様に演奏をしている手前で、石田~リンが、うねうねぐるんぐるんわっさわっさゆっさゆっさ 揺れ動いている様子ですね。 まあ、この対比が楽しめるのはこの曲だけではなく、全部そうなのですが、佐藤しのぶさんが歌っている時は、どうしてもしのぶさんに心を奪われてしまうので、存分に 石田様 vs. 執行さん の対比を楽しむのなら、 「 間奏曲 」 だなあ、という事で。
ふふふ。 間奏曲をこんなに 120% 楽しめるのも、 石田様が乗ってる神奈川フィルだからだよなあ。 いいなあ・・。

そしてお次が、「 ある晴れた日に 」。 
素晴らしい。 世界中の何万人という声楽家が、この歌を歌うのでしょう。 そして二へドンはその全員の歌声を聞く事はまず不可能でしょう。 一生は短か過ぎますよね。 全ての声楽家の歌声を聞くのは不可能と承知で敢えて言わせて下さい。
世界一の 「 ある晴れた日に 」 を歌うのは佐藤しのぶさんであると、断言しちまいます。
彼女の持ち味を一言で表現するなら、 「 信頼 」。 落ち着きとか包容力とか言う月並みな言葉の羅列では表現しきれない、聞いている人を安心させる、不思議な力を、佐藤しのぶさんの声は持っています。 
石田様とアシコンの執行さんのソリ演奏もあるのですが、ほんのワンフレーズで、これは欲求不満になりました。
最後に佐藤しのぶさんが歌い終わって、オケの演奏が最終部分を奏でている間、しのぶさんは立って両手を上に上げて、空の遠くを眺めている様な演技をするのですが、これがもう、凄いオーラを発しておりまして、ただ声も出さずに立っているだけで、こんなにも見る者の心を捉える人を未だかつて見た事がありません。 はあ~。 ほお~。 ふう~。 会場から出るのは溜め息ばかり。 
演奏が終わって、ブラボー! ブラボー! ウォ~!! の嵐の中、しのぶさんは客席に何度もお辞儀をすると、コンマスの石田様と握手をし、現田っちょとも握手をしました。 数度のカーテンコールの後、しのぶさんがマイクを持ちました。
「 今日は皆様本当にありがとうございます。 」 またもや会場から大拍手。
「 私は全然お話が上手じゃないんですね。 けれども、ぜひ皆様にお話をさせていただきたい事がありまして、こうしてマイクを持っている訳なんです。 」
しのぶさんは、美しい歌声とは全然違う、押し殺した様な、ちょっと苦しそうな感じで喋って行く。
「 團先生と初めてお目にかかったのは、團先生が文化庁オペラ研修所の所長をしていた頃、私が大学を出たばかりで、その研修所へ入った時です。 そこでいろいろな事を教えて頂き、プライベートでも本当にお世話になりました。 私に取って、かけがえの無い人でした。 團先生がよく言っていたのは、 「 しのぶちゃん、世界を見なさい。 世界を見るのよ。」 と言う事でした。日本という国が平和で安全な時代に、私は生まれて育つ事ができました。 でも世界には、親と一緒に暮らせない子供達がおり、また短い生涯を終わらなければならない子供達が大勢います。 10年前から、私は何かをしたいと思いまして、チャリティーコンサート等、私にできる事をして来ました。 私が書いたエッセイの本とCDがロビーにあるんですが、収益金は私にではなく、子供達に寄付されます。 ミャンマーで1つの井戸が出来ます。 ぜひご協力頂きたいのです。 」
会場はじーんと静かな感動に包まれました。 こういうトークにも人柄が滲み出るのですね・・・・・。 じーん。
この後、しのぶさんの販売コーナーは飛ぶ様に売れたらしい。 見には行かなかったけれど。

そしてしのぶさんのアンコールは シューベルトの 「 アヴェ・マリア 」。
もう感涙。 しのぶさんのチャリティの話を聞いた後に、 シューベルトのアヴェ・マリアですよ!! コンサート終演後、いろいろな人から、 「 泣けた 」「 涙が出た 」「 感動した 」「 じーんとした 」「 震えた 」 等の感想を聞きました。
二へドン、もし石田様の追っかけをしていなかったら、しのぶさんの追っかけになったかも!? でもしのぶさんのチケットは高い
から追っかけきれなくて、イジイジするかも・・・。

しのぶさんはハズバンド現田と握手。 そして二へドンのボーイフレンド石田様と握手。 そして退場。
マエストロ現田は指揮台を下りると、コンマス石田様と握手。
そして15分の休憩に突入するのでありました。 第1部終了時刻は19:38。 
プログラムが凄過ぎて、もう立てません。

内容が濃過ぎたからか、はたまた理事長の話が長かったからか ( 笑 ) またまた文章量が膨大になっちまったので、後半
第2部は別の記事に書きます。 長い間のお読み頂き、ありがとうございます!


******** 「 湘南DANコンサート2007 」 前半 ・ 完 ********
  


Posted by ニヘドン at 22:12Comments(0)コンサート

2007年11月16日

待ちました。

2007年11月3日(土)
雨が降りそうなどよ〜んとした朝。今日は土曜日だが息子は学校だ。まだ寝ている息子を置き去りにして、母は6時50分に家を出る。おっと、携帯が充電器の上に置き放しだ!取りに戻ったのが運のツキ。再び家を出たら家の前でバスに鉢合わせ! バス停まで2分走ったって、もう間に合わない!諦めて5分程歩いて別の路線のバスで保土ヶ谷駅まで向かう。藤沢も地図上の直線距離は近いが、実際ちょっと面倒臭い。保土ヶ谷からだと戸塚か大船で東海道線に乗り換えなければならない。今日は朝ご飯を食べたかったので、大船駅で乗り換えよおっと!
しかし、大半の店は10時オープン。開いているのは蕎麦屋とスターバックスのみ。諦めてとにかく藤沢へ向かう。藤沢駅周辺でも、10時前に開いているニヘドンテイストの店が無い。え〜? ミスドも10時オープンですか!?向かい側にモスバーガーがあったので、そこでモーニング。これがニヘドンの命取りになる。手早く朝食を済ませ、コーヒーは紙コップに移してもらって藤沢市民会館に行く。チケット売り場はどこだろう? 案内看板に「会館棟受付」と言う文字が見えたので、大ホール右手の建物に向かう。がび〜ん!!
ぎ…ぎょ…行列が…!甘かった!今まで地方のBee 公演が、拍子抜けする位並んでなかったので、油断してしまった! やはり自分の努力が無駄になっても良いと言う位の気力で並ばないと駄目だ!しくしく36。 (お? 佐藤君には内緒にしておいて! 頭殴られるレベルのダジャレじゃ!)
泣いても仕方が無いので、並ぶ。隊長不本意の5番目。ニヘドンが並び始めたのは8時25分。8時30分になったら、上下青の作業服みたいな格好のオヤジ様がガラス扉の鍵を開け扉を開けてくれた。「中にお入り下さい。」と、オヤジ様が言った。中はちょっとしたロビーになっており、左手に、さらにガラス壁の小部屋がある。結婚式もできるんだ。物珍しそうにキョロキョロしてしまった。最初、小部屋の前に並び始めたが、女性スタッフが「お掛け下さい。」と声を掛けてくれたので、テーブルを囲む3人掛けの椅子2つに先陣組が腰掛ける。発売開始は9時。30分、座って待てるのは嬉しい。待っている間に、この記事を携帯に打ち込む。携帯でブログ書きって、隙間時間を有効に使えるから最高だよね。文明の進化万歳!
全然記事が完成しない内に9時になり、いよいよ販売開始。こう言う時一番の人には何の心労も無いが、順番が後の人程、イライラ感と、まだかまだか感が増幅していくのである。今日は、いつも追っかけ先で顔を合わせる方と、今まで散々喋っていたのに、お名前も知らなかったので改めて名前を名乗り合いアドレス交換なんぞをしてみたのでした。彼女とのやり取りのお陰で今日はイライラしなくて済みました。
「5番の方」と呼ばれ焦りながら窓口へ。うっひゃあ!やっぱり1列目、2列目の中央は売れてしまった! 心の中で大粒の涙を流しながらK席の右寄りを5席頼む。またしばらく先程のお嬢様と話をし、市民会館を後にする。さっきは朝食も落ちつけなかったので、朝食敗者復活戦&早めの昼食を取ろう!
法華ホテルの二階にサイゼリヤがあった。ここのホテルはアメリカからの青少年団体が藤沢でホームステイした時にコーディネーターだったニヘドンが宿泊した思い出の場所であった。当時の事を懐かしく思い出す。あの時は、まさか自分が追っかけになるなんて、夢にも思わなかったよなあ…。人生どう変化して行くか分からないから、今追っかけが出来る状況を大切にして、追っかけしまくるぞ!(結局ニヘドンの結論は、いつもそういう所に落ち着くのである。)
サイゼリヤは、二十年以上前、市川に住む友人に初めて連れて行かれ、その「安さ爆発」振りに大感激したものである。千葉県民を心から羨んだ。当時イタリアンをあんなに安く食べられる店は他に無かった。サイゼリヤが次々に東京や神奈川に出店してくれて、今は良い時代だよなあ。当時はティラミスとエスカルゴを集中的に食べていた。
ところが、今ニヘドンが入ったサイゼリヤはモーニングバイキングをやっている店で、一律980円だそうだ。ゲ!サイゼリヤには有り得ない高さだが仕方が無い。しかも後10分でバイキング終了だから食べたい物は先に取れと言う。何か又せわしないが仕方無い。ニヘドンは既に「杉田劇場で並ぶ前に食べるぞ!」モードなのである。モーニングのお客は既に食べ終わった様で、食べ物はほとんど無くなっていた。バットの隅をほじくる様にして皿に盛る。980円払って残飯整理かよ…。今日は何もかも後手後手に回っちゃってるよね〜。1時間かけて残飯整理の任務を果たす。ゲフッ。もう立ち上がれません。暫し誰もいないサイゼリヤで呆ける。
おおお! こうしている場合ではありません!ニヘドンはこれから杉田劇場に行くお仕事があったのです!
1週間分は食べたぞ!と言う妊婦顔負けの重いお腹を抱えながら、のろのろ藤沢駅まで戻る。大船駅で京浜東北線に乗り換え「新杉田」駅へ。もう慣れ親しみ過ぎている杉田劇場の4階フロアに行く。どの位並んでいるのかな? ドキドキ。自動ドアが開くと、張り紙をしたポールが見えたので、その紙に書かれている内容を読もうと近付くと、椅子に座っていたお嬢さん2人が立ち上がり、ポールの所に立つ。ポールには「ここから並べ」と書かれていた。ニヘドンが杉田劇場に到着したのが11時丁度。やはりその前に来ないと1番は取れませんか。
「オペラシティにもいらしてましたよね。」ニヘドン話しかけられてしまう。ギョギョ!よく覚えてるよね。
「ブログ書いてる方ですよね?」ニヘドン顔引きつる。ニヘドンは自分のブログに顔は出してないんですけど、何でこう行く先々で正体がバレるんだ?どこかにニヘドンの指名手配写真が出回ってますかね? これではもう2度と劇場周辺で拾い食いなんか出来ない。「ブログのあの人が拾い食いしてたわよ!」なんて噂があっと言う間に広まって、今度から「拾い食いされる方ですよね?」なんて声をかけられる様になるんだ? そうなっちゃったら、「ホームレス追っかけ婆あ」にでもなって、本を出版して花の印税生活をするのだ! 既にニヘドンはネットカフェ難民に片足を突っ込んでいるぞ!今年の2月にニヘドンのブログを始めてから、PCを1台壊し、一昨日まで使っていた2台目のPC も壊し、修理の目処が立たないので、昨夜からネットカフェ通いです。
その内一人、二人と並ぶ人が増え、結局先着10名様はほとんど師匠の顔見知りと言う凄い事になりました。ニヘドンは指名手配中の身なので、一人で静かにしておりました。え?事実と違う!? いや、きっと師匠も同意してくれると思うのですが!? あ、師匠! もし裏稼業が忙しくなければ、コメントお願いします!(笑)
立ったまま話しが尽きません。交代でお昼を食べに行く事になり、第2陣として師匠、一番弟子、ニヘドンがバーミヤンに行きました。師匠と一番弟子はキャベツチャーハンじゃ!ニヘドンはフルーツアンニン。そして全員お茶婆(bar)を頼む。
秘密会議は楽しい〜!ブログには書けないあんな事や、こんな事、全部実名報道で名誉棄損なんて何のその!
よくニヘドンのブログを評して「凄いですね〜!」と言う方がいますが、ノン!ノン!ニヘドンは言いたい事の半分しか言ってませんのよ! あの方に気兼ねし、この方に遠慮し、セーブしまくり! 貴女はまだニヘドンの本当の妄想の嵐を知らない…。ふっふっふっ…。この日、結局整理券は出されず、開場時間の前倒しも無く、2時間半待ちました。藤沢での35分の待ち時間を足すと3時間5分。追っかけとは待つ事なり。
2007年11月16日(金)
今日も待った。湘南DANコンサートである。15:30 に京急・汐入駅に着いた。横須賀芸術劇場の中に入ると、長い列が出来ていた。やれやれ。今日は仕方が無い。朝、スポーツセンターでエクササイズしてバイオリンレッスン受けて、その足で横須賀入りして、この時間なんだから仕方無い。列の最後尾についたのが15:40。座席指定券引き換え開始が16:30。50分待ちなら大した事はない。暖房の効いた館内だし。今日はニヘドンはバイオリンケースを持っていたので、あちこちに立っている信金のスタッフが慌てちゃって、面白かった。(爆) ちゃう、ちゃう! バイオリン持ってるからって楽員の訳あらしまへんわ!でも黙ってスタッフに案内されるまま楽屋まで連れて行かれるって言うのも良かったかも!(爆) 昨年だったか、一昨年だったか、DANコンサートに神奈フィル合唱団が参加した時は、ニヘドンたまたま白いブラウスに黒いスカートと言う出で立ちになってしまい、信金スタッフに楽屋に案内されかかったと言う過去を持ちます。人を見掛けで判断しちゃ駄目ぢゃん。今度は白いジャージで行って、石田
様の楽屋に案内してもらっちゃおうかな?
今日の待ち時間は短かかったものの、ニヘドンの後ろに立った紳士が超ウザかった。マスクをしたご婦人と2人連れなんだけど、喋りまくり。で、紳士の口が丁度ニヘドンの耳元に来るの。ダミ声でさ。50分間ダミ声を聞かされる地獄を貴女も味わってみませんか?
音楽家って声の良い方多くないですか?石田様の声って素敵ですよね。中岡さんもトロけちゃうし! 人に不快感を与える声の持ち主っていませんよね? ニヘドンの家主も声は素敵なのよ。ダミ声には免疫が無かったので、イライラも最高潮になってしまいました。おまけに、紳士と来たら、ゴンゴンぶつかって来るの。こういう無神経な男が日本の社会にセクハラを蔓延させるのよ。ダミ声&ゴンゴン! 30分経過した時、ついにニヘドンが切れた! くるりと後ろを振り向くと言っちゃいました。「すみません。ぶつからないでくれます?」ごめんなさいの一言でこちらの気も済むというのに紳士曰わく「ぶつかってなんかいねえよ。」ほ〜。では何故私にゴンゴン振動が来るのでしょうね〜? お連れのご婦人が言葉を挟みます。「嫌だって言ってるんだから、離れてればいいのよ。近寄っちゃ駄目よ。あんな大きな荷物しょってるから、気がついてないのよ。」いや、自分の荷物位自分で認識してます!じゃ、爺さん何かい?ニヘドンが荷物をしょってなければ直接身体にゴンゴンですか?それってニヘドンが痴漢被害を訴えて「触ってねえよ。」で済む
とでも? 頼むから、日本の爺さん達に告ぐ! ぶつからないくれ! 触らないでくれ! 逃げ場の無い満員電車の中じゃないんだから。ニヘドンに触れてもいいのは息子ちゃんと石田〜リンだけなんだから!
係の人がやって来て言う。「列の後尾が外に出ていますので、申し訳ありませんが2列になって前にお詰め下さい。また座席指定引き換えの時間は16:30からで変更は致しません。早く始めてしまうと、だったらもっと早く来たのに、とクレームになってしまいますので…。」
ああ、分かります。無料ご招待でクレーム出されちゃ、やってらんないよね。
かくして16:30きっかりに座席指定の引き換えが始まり、ニヘドンはダミ声&ゴンゴン攻撃から解放されたのでした。
ふー。どうせ待つならお友達と楽しくお喋りをして時間を過ごしたいものです。明日はマーたんさんと一緒だ!ひゃっほー!! マーたんさん、よろしくね!

**** 「 待ちました。 」 ・ 完 ************
  


Posted by ニヘドン at 21:33Comments(4)

2007年11月15日

後半・10月28日トリオ・Bee 東京オペラシティ・レポート

トリオ・Bee 10.28(日)東京オペラシティ・レポート 前半の記事は 11月15日01:40に完成致しました。
まだ最後までお読みでない方はぜひお読みくだされ。

14:50~15:10の間は休憩でございました。 何となくホワイエをうろつきながら、追っかけ仲間達とじゃれあいながら、あっと言う間に時間は過ぎてしまいました。 さあ、後半の始まりですよ!!
舞台袖からチューニングの音が聞こえてきます。 期待に胸が高鳴ります。
何たって、「 ちょっとお澄ましオペラシティ 」だから、あの、素っ気無さが売り物の石田様まで、今日はお辞儀が深くて長いのよ。 一体どうしちゃったって訳? でも 後半1曲目の「 ゴースト 」は二へドンのイチ押しだから 楽しみましたわさ~。
演奏は Good! Good!

石川さんがマイクを持ちます。 「 皆さん、こんにちは。」 これだけで会場から笑いが出ます。 う~ん。 笑いの取り方まで石田様からテクニックを盗んだか? 「 今お聞きいただいた曲はベートーヴェンの「ゴースト」から1楽章をお届けしました。 ベートーヴェンは僕らが一番尊敬する作曲家です。 これから、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの名曲3曲をお届け致します。名曲中の名曲なので、どこかで聞いたメロディーが流れてくるかと思います。その事を思いつつ聞いてみて下さい。」
はい。石川さん、しゃべるお仕事ご苦労様でした! 石川さんのトークは、会場のお客さん達にとても気に入られているから、変に今以上に上手になって欲しくないですよね。 素朴さが出ている今の感じがすごくいい感じ。 皆さんはどう思いますか?
 
石川さんが退場すると、舞台に残った及川さんと石田様の2人で 「 タイスの瞑想曲 」。 いやあ~!! また二へドンと石田様が見詰め合う愛のロマンスタイムがやって来ました。 どんな演奏になるか、今までの石田様の「タイス」の演奏風景が二へドンの頭の中をグルグル回り、期待で胸が苦しくなっちまいましたよ! 
ほ~ら、ヴァイオリンの音が流れると途端に会場の空気が変わりました。 皆が息をのむから、一時的に会場は酸欠状態に
なっているはず。 でも皆息をするのも忘れている状態だから、そんなの関係ねえ~のよね。 会場内の人々は身じろぎもしないで、し~んと静まり返っています。

では、この様に、この世のものとも思われない美しい演奏を聞いた時に、乙女がするべき正しい妄想の仕方を伝授しましょう。
実例を元に添削していきます。
実例1. 「 タイツ姿のタイス 」 う~ん。 石田様は王子様なので、タイツも履くんでしょうが・・・・・。 どうですか、皆さん。
      石田様のタイツ姿を見たいですか? 投票で決めましょう。
実例2・ 「 タコライスでタイス 」 うむむむ。 確かにタコライスは二へドンの好物ではありますが、タコライスのイメージと、
      タイスの美しい雰囲気が今ひとつマッチしていませんね。 サルサソースに合うのは、やはりラテン系の曲が良いか
      と・・・・・・。 今度タコライスに合う曲を探しておきます。
実例3. 「 ダイスでタイス 」 ん? だじゃれなら何でも良い訳ではなくてですね・・・・・。 でも組長、カジノがとってもお似
      あい。 ラスベガスのカジノで、組長スーツでポーカー台に座っていたら、めっちゃ絵になりますよね! そそる~。
      「 オーシャンズ 」 に出てくる ブラッド・ピットなんかより全然格好良いし。 マット・デイモンなんかよりよっぽどセク
      シーだし。 石田様、ハリウッド映画に出演してもOKです! ( ただしギャング役のみ。爆!)
実例4・ 「 クイズでタイス 」 ええ~? ボツ!!
実例5. 「 ノイズでタイス 」 ムカっ! ノイズだなんて、石田様に一番似つかわしくない言葉です。 却下!却下!

やっぱ二へドン的には 「 ナイスなタイスでパラダイス!!」 
むほほほ。 ( これって、だじゃれ講座だったんですか? ) あ、いえ、もごもご・・・・・。

石田様の魔法のヴァイオリンに夢見心地になってしまった会場の人々に後ろ姿を見せながら石田様が颯爽と袖に歩み去る。
石田様の演奏が素晴らしければ素晴らしい程、一抹の悲しみを感じてしまう。
「 ああ・・・・幸せは永くは続かないのね。 もっともっとあの美しい音に包まれていたいのに・・・・・。」

石田様の代わりに舞台に登場して来たのは石川さん。 会場から拍手が起こる。 石川さんのチェロの腕前も広く認知されて来て、結構ファンが多いですよね。 今までの公演では石川さんの顔が譜面台で見えなかったから、 ( いや、彼は故意に二へドンから身を隠しているな! ) 今日は石川さんをガン見 第2弾!!  及川 & 石川 ペアの 「エレジー」を聞いちゃったら、もう他の演奏家のは聞かなくていや。 と思っちゃう。 もうこれから 「エレジー」はこの2人にお任せしちまいましょう!
斜め45°の角度で見る石川さんは美しいよな。 甘過ぎず、マッチョ過ぎず、丁度良いハンサム振り。
じーんと 「エレジー」の世界に浸っていると、及川さんも石川さんも、この曲は静かに丁寧に惹き終わりました。 今日のオペラシティの演奏は、Bee の3人ともハイテンションな演奏になっていたので、この静かな終わり方には意表を衝かれました。
「じーん」がさらに深く身体の中に沁みていきます。 じーんじーんじーん・・・・・・・。 二へドンが闇雲に じんじんしている間に
及川さんと石川さんは退場して行きました。

次に及川さんが1人で登場。 だって次はピアノ・ソロですもの。 「 愛の喜び 」ですわね。 及川さんはピアノの前の椅子に座ると、暫し目を瞑って瞑想。 これにもビックリしました。 今年の今までのBee 公演で、こんな姿を及川さんが見せたのは初めてです。 今まではどちらかと言うと、椅子に座るや否や、あっという間に弾き始めるという感じでしたからね。 今日のオペラシティに対する Bee の皆さんの思い入れは並々ならぬ物があるという事なんでしょうか? !! 弾き始めてすぐ、及川さんが演奏を中断しました。 !! ? また始めから弾き始め、そのまま演奏を続けました。 二へドンの席から少し顔を上げると、
P席のお客さんの姿が見えます。 P席の皆さんは全員、身体を乗り出して及川さんを見つめていました。 ハハ。 石田様ファンがK席狙いの様に、及川さんファンはP席狙いなんですね。 ピアノはデカ過ぎて、K席なら良いというものではないので、皆さんなかなか大変ですよね。 今日初めて及川さんの「愛の喜び」を聞いた方々は、ビックリしたでしょう。 度肝を抜かれた事でしょう。 二へドンも初めて及川さんの「愛の喜び」を聞いた時は、もう開いた口が塞がりませんでしたよ。 二へドンはもう何度も聞いて、度肝を抜かれる所まではいきませんが、やっぱり口がポカンと開いてしまうのですよねえ。
今日の及川さんの演奏は、高級レストランのピアノの生演奏みたいなゴージャスな味わいがありましたよ。
及川さんの演奏後は会場中が拍手! 拍手! 及川さんが退場すると、客席がざわめく。 ざわめく。 あの感動の熱演の後で黙っていろと言うのは無理ですよ。 会場中が、熱いさんざめきに包まれました。

そして、再び二へドンアワー。 石田様と石川さんが登場して、奏でますのは 「 パッサカリア 」。 
石田様は演奏前にヴァイオリンのあご当てを、小刻みに動かして肩に乗せ、安定させます。 これもビックリ! 石田様はいつもパッと瞬間技でヴァイオリンを肩に乗せる人なのですよ。 そんな安定した場所を求めて小刻みにヴァイオリンを動かすなんて、まるで初心者の二へドンみたいではありませんか!! 及川さんも石田様も今日はどうしちゃったんでしょうか? 演奏は高レベルなのに、ちょっとした仕草がいつもと違いますよ!!  でも 今日の「パッサカリア」を一言で表すとするならば、「 熟達 」。もう、お見事としか言い様がありません。 今シーズンのBee を初めて聞いたお客さんは幸せ。 いきなりこの完全無欠の「パッサカリア」を聞けたのだから。 痺れまくって二へドンは目が潤んでます。 ドライアイの二へドンは、石田様の演奏でウルウルできると、目薬要らずで好都合なのよ。 会場の拍手も大きかったです。 石田様は演奏後、P席を見上げて会釈。
2人が退場して行きます。 

さあ、また及川さん、石田様、石川さんの3人が揃って登場です。 「熊蜂の飛行」ですが、ほ~らね、やっぱり及川さんが
とっとと弾き出しちゃいました!! !? ちょっとちょっと! ピアノ ガンガンですよ!! 今日の及川さんのピアノは全体的に抑え気味だったのですが、この曲では音量増量キャンペーン中になってますよ! しかもテンポが滅茶速過ぎ!!
ほら~、石田様も石川さんも、いつもより苦しそうですよ。 石田様の余裕の笑みが無いではありませんか! 
狂熱の演奏に会場の拍手も熱狂で応えます。 やんややんや!!

すると石田様がマイクを口に当て、後ろを向きます。 「 え~~~、こんにちは。」 クスクスクス。 「残り1曲となってしまいましたが、如何がお過ごしでしょうか? 」 クスクスクス。 「 昨日は大雨で、あの~~・・・・・」 ドワッと会場は笑い。
「・・・・・・大変でした。 でも今日は晴れて・・・・・」 会場爆笑。 「 ・・・・・良かったです。」 大きな拍手。
いいなあ、石田様のトーク。 こんなに中身の無いトークで (爆!) 会場中を盛り上げてしまえるのだから。 
「 それでまあ、あの・・・・今日はオペラシティは久しぶりの完売と言う事で、皆様のお陰だと感謝しております。」
!! い・・・石田様どうした!?  今日はそんな殊勝なコメントを発したりして、どうした? 熱でもあるのか? お腹痛くした?
あ、分かった! 二へドンに恋患いだね!!

次はメンデルスゾーンのピアノ・トリオ。 
ん? 何か、ピアノが重くないですか? どうした? ここに来て、疲れが出ちゃった? 前日の小山の演奏がパーフェクトで、しかも出演者3人ノリノリで最高に楽しめたから・・・・ あ~・・・・・ ま、いいや。 オペラ・シティが今シーズン初めてのBeeだという人々には、きっと分からなかったよ。 知らない。 知らない。 二へドン、何も感じなかった。 久しぶりにBee の生演奏を楽しんでいるお客さんがたくさんいるんだから、余計な事は言うまい。 あ・・・・でも・・・・・・ 後半もちょっとバラついたよなあ・・・。

早くも、本日のオペラシティのチャンピオンを決めてしまいましょう。 本日のチャンピオンは石田泰尚様で~す!! ぱちぱちぱち。 受賞の理由は、演奏が最初から最後まで乱れが無く、美しく深い音色を出してくれたからで~す!! 
賞品は 「 二へドンの愛・詰め合わせ 1年分 」 です! いつもの通り、返品不可です。 大入り袋なんかより、 「 二へドン
の愛・詰め合わせ 」 の方が、もらって嬉しいよね? 遠慮せずに受け取ってね! 足らなかったら、コンサートの度に、お代わりをあげるからね! 
二へドンが変な妄想に耽った為でしょうか? 石田様が目の下の汗を拭きました。 あらら? 新種発見!! 石田様のヴァイオリンの構え方が新しいですよ!! ヴァイオリンのエンドピンが、8の字を描いたんです! 瞬間の事だったので、一体どの様にヴァイオリンが動いたのか、具体的に記述が出来ないのですが、確かにエンドピン( ヴァイオリンのお尻の部分 )が大きく8の字を描いたのですよ!! スローモーションで見てみたいです!! 二へドンも、石田様がどの様にしたのか、二へドンのヴァイオリン「泰次郎君」で実験してみようなんて思ってしまいましたが、大事なヴァイオリンを落とすといけないから、良ゐ子は決して真似しないでね! 

演奏後、及川さんは立ち上がると口の動きだけで、「 ありがとうございました。 」と言い、3回お辞儀をしました。
石田様はP席に会釈です。 ねえねえ。 今日石田様はやたらとP席に愛想振りまいていたんだけど、P席に誰かいたの?
見たところ、若くて可愛い子は皆無だったような・・・・・ あわわわ。。。。。 大変失礼致しました。 皆さん、花の様に可愛らしいお姫様たちが大勢座っていらしたわ。 

退場したメンバーが出て来ると、及川さんが 「 早いですけど、アンコールさせて頂きます。 ピアソラの 『 天使の死 』 です。 」 と言いました。 会場は拍手と熱気で、熱帯雨林地帯。 国土地理院に申し出て、オペラシティだけは熱帯雨林地帯だと地図を書き換えてもらいましょう。 演奏が始まると、会場の温度はさらに上昇。 地球温暖化に拍車を掛ける様な事をしちゃ駄目じゃん。 うわ~。 盛り上がるなあ。 二へドンだって、満席の会場で聞くBeeは久しぶりだよ~。 嬉しいよ~!!
熱に浮かされている間に演奏は終わり、及川さんがお辞儀をしている石田様にぶつかりそうになり、石川さんともぶつかりそうになり、おいおい及川さん、交通事故には気をつけましょう、ですよ。 

2曲目のアンコールは言わずと知れた 「 リベルタンゴ 」。 もうこれは及川さんも石田様も石川さんも 3人が3人とも神懸かり状態になっちゃって、「 そんなになっちゃって、大丈夫なんですか?」って心配になりました。 いいけど。 そんな狂おしい演奏もいいけど。 何しろ皆さんハードスケジュールだから・・・・。 うお~! 神懸かったのは演奏者だけではなかった。 皆さん
一体どうしちゃったの? P席の人、立ち上がっちゃってますけど。 あれ? 3階席の人々なんて半分以上の人たちが立って身を乗り出してますよ。 一瞬、「 私は今、何のコンサートに来てたのかな? 」 と分からなくなりました。 ラルクのステージやジャニーズのステージや、ベイシティ・ローラーズ(!)とかプリンスとかボン・ジョビとかKISSとか、どんどんハチャメチャな映像が頭の中をグルグル回って、中学時代からの親友が大学時代 「 ○○哲也 」の追っかけをしていて、それに名古屋まで付き合わされて、演奏中に彼女が立ち上がってステージ際まで走って行って、二へドンも訳も分からず彼女の後を着いて行って、ステージに身を乗り出して手拍子しちゃう彼女を、制止すべきか黙認すべきか、ひどく困った事まで思い出してしまいました。 その時二へドンが出した結論は、「会場スタッフが制止に来ない所を見ると、別に良いんだろう。」 と言う事で、二へドンも彼女の隣
で手拍子し始めました。 二へドンの記憶の奥底に眠っていた恥ずかしい話まで表面に浮かび上がって来る程、脳みそをかき乱される熱狂の演奏でしたよ。 あ~。 今シーズンのBeeのステージとしては、演奏レベルは 「 う~ん、もっともっと良い演奏
の時があったよ。」 なんですが、こんなにも満席のお客さんが喜んでくれたステージは二へドンとしてもとても誇らしく思います。
「 ほら、見てご覧なさい。 二へドンが追っかけてる人は凄いべ? 」 

石川さんは上手2階席を見上げてお辞儀。続いてさらに顔を上げ、3階席にお辞儀。 石田様は今日ご執心のP席にまたまたお辞儀。 追っかけ仲間の中には、演奏内容について厳しい指摘もチラホラ耳にしましたが、終わり良ければ全て良し。
最後の会場の熱狂振りは、Bee の存在を揺るぎないものにしたと思います。 首都圏の多くのBeeファンに取って、このオペラシティの公演は、末永く記憶に(心にも)残る メモリアル・ステージになった事でしょう。

でも欲を言えば、Beeの名演奏は、地方で花開く事も多いので、自分で自分の事、「ファン」だなあ・・・・・・と思われる方は、Beeが自分のテリトリーに演奏をしに来てくれるのを待つのではなく、どんどん追っかけてもっともっと素敵な演奏に心を焦がしてほしいな・・・・・。 「 でも子供が・・・・・・。」 「 でも主人が・・・・・・。」 「 でも姑が・・・・・・。」 「でも仕事が・・・・・・・。」
何とかなりますって! 子供や夫や会社に良い顔見せても、それらは貴女を一生幸福にはしてくれないのに・・・・。
追っかけ道の皆様、これからも健康第一で頑張って行きましょう!!


********「 後半・10月28日トリオ・Bee 東京オペラシティ・レポート 」 ・ 完 ********


  


Posted by ニヘドン at 02:28Comments(4)コンサート