2008年07月31日

鯖のブレゼ ジンジャー風味 - LAFINAでランチ

2008年07月25日(金)

今日は、ヴァイオリンのレッスンの後、佐藤君と映画 「 崖の上のポニョ 」を見る。
佐藤君を同伴する為、余計な交通費を節約する為に磯子スポーツセンターの体操教室はサボる。
ヴァイオリンのレッスンの前に、お昼ご飯を食べるべくレストランへGO !!
佐藤君のグルメ能力はまだ開花していないので、無難な所でいつもの LA-FINA にする。
佐藤君は「 本日のカレー 」。
今日は 「 ミートボールとコーンのカレー 」です。 ¥920.-。
二へドンは、いつも限定の数量が終わってなければ、頼む 「 スペシャルランチ 」です。
今日は 「 鯖のブレぜ ジンジャー風味 」です。 ¥980.-。

まずは冷たいポタージュスープが運ばれて来ました。
佐藤君は 「 食わず嫌い病 」 を発揮して、手をつけませんが、二へドンの一睨みで、
渋々食べ始めました。 食べたら美味しかったらしく、スープは完食。

お次にミニグリーンサラダ。
これは佐藤君は頑として手をつけなかったので、二へドンが2人分を頂きました。
そして、メインの 「 鯖のブレゼ 」 の登場です。
この店の料理はいつも芸術的なシェフの技が光るのですが、今日は「 ブレゼ 」 です。
付け合せは人参、大根、蕪でした。 この付け合せの野菜も、ブレゼされていたのでしょうか?
よく分からんところが、素人の悲しさ。

恐らく、「 ブレゼ 」 を知らない方も多いのでは? と思うので、ブレゼについて、解説をお届けしますね。
ブレゼとは、フランス語で 「 蒸し煮 」 の意味です。 「 braiser 」 と綴ります。
日本料理で「 蒸し煮 」 と言うと、蒸し器に入れた鍋や容器( 茶碗蒸し等 )ごと蒸気で加熱する事を言います。

ところが、「 ブレゼ 」は、素材の1/4 から 1/2 が、液体 ( 出し汁やワイン等のアルコール類 )に浸かった状態で、
きっちりと蓋をしてオーブンで火を通して行きます。
その為、下からは液体、上からは鍋の中の蒸気で加熱されて、素材に柔らかく火が通ります。
つまり、1つの鍋の中で、「 蒸す 」 「 煮る 」という2つの加熱方法が同時進行するのです。
これって、喩えると、夫への愛と、愛人への愛が同時進行するって事かしら?
え? そんな事言っちゃ駄目だ? す・・・すみません。

単純な 「 煮込み 」に比べると、「 ブレゼ 」 は大変な手間隙が掛かります。
その分、素材の旨味が、 ただの 「 煮込み 」 よりも保たれるのです。
素材の旨味が溶け込んだ煮汁をソースに仕上げます。
LA-FINA さんは、このソースを生姜仕立てにした訳ね。

ブレゼと言う調理法は、野菜、肉、魚、何れにも用いられます。
この調理法は、まだまだ日本の家庭には浸透しておらず、レストランのシェフの独断場という事らしいです。
でも、料理の本には、色々レシピが紹介されています。
牛肉、魚、兎の肉まで!!
この調理法には、STAUB や、クルーゼの様な、鍋がピッタリらしいですよ。

ブレゼで調理した時の特長は、食感がもっちりとする事。
今日の鯖も、身がしまって、やや固めの食感になっていました。

デザートは、ミニミニ・シャーベットと、ミニミニチーズケーキ。
いつもはデザートのデコレーションもバッチリなのに、今日は地味だったので、写真は無しです!

ああ、美味しかった!! ご馳走様でした!

***** 「 鯖のブレゼ ジンジャー風味 - LAFINAでランチ 」 ・ 完 ******  


Posted by ニヘドン at 20:54Comments(0)グルメ

2008年07月31日

July 2008 Reader's Digest

2008年07月30日(水)
今日は充実の1日だった。
まず横浜市営バスの1日券を600円で、最初に乗ったバスの運転手さんから買う。
その後は市バスを乗り継いで行きたい所に行く。
当面の目的地はJR川崎駅。ここまでバスオンリーで向かう。
LAZONA 川崎でインドレストランの昼食。
そしてフェスタ サマーミューザで下野竜也氏が振る読売日本交響楽団の演奏で、ドイツの森とライン川の世界に遊ぶ。
また市営バスで高島町まで行き、「 水曜の女 」となる。
今日見る映画は 「 テネイシャスD 」。
ところが 20:20 の回1本だけだったので、それまでの時間潰しに、みなとみらいの TSUTAYAに来た。
ここはスターバックスと書籍売り場が有り、洋書も置いてあるのだ。
ここでゆっくりコーヒーを啜りながら、アメリカの映画雑誌をめくるのがニヘドンの夢であった。
何故そんな些細な事が夢なのかと言うと、週末は超混みで席を確保出来ないのである。
流石に今日は平日なので、難無く席は見つかった。
ふと日本では日本語版の出版が中止になって久しい リーダーズ・ダイジェストの香港・英語版を手に取った。
これが面白かった!
日本で買うと1冊870円だけど。
最初のページから丹念に読んでみる。
「 LETTER FROM THE EDITOR 」は、 Editor-in-chief ( 主席編集員 )の Jim Plouffe 氏の「 The Dad Effect 」( お父さん効果 )について。

彼のシンプルだけど説得力のある英文に酔いしれる。
「 子育てにおいては父親の役割が重要 」と言う理論は、子育てを経験した事のある女性なら常識と言ってもいい位、日本では浸透している考え方だと思う。
まあ、それを確実に実践しているかどうかは別にして。
でも、その当たり前の理論を、平易に改めて書かれると、もの凄く納得出来てしまう。
ニヘドンが心に残ったフレーズを引用します。
> I remember reading that mothers carry their children facing in,protected,while dads tends to carry their kids facing out, ready to take on the world.
( 母親達は、子供を連れて歩く時、子供を外界から守る様に、母親の方に子供の顔を向けるが、父親達は、子供が社会に適応する準備の為に子供の顔を外向きにしたがる。)

アジアのお父さん達は、おしなべて女性的で守るタイプのパパが多いと思うが…。
本文では、この父親達の本能が生物学的に正しいと述べている。
かなり女性化している日本男児には通用しない理論かもしれないが、面白い事は面白かった。

他にニヘドンの興味を引いた記事は、
・  北京の新しい建築物の是非
・  映画「 カンフー・パンダ 」に声の出演をしている ダスティン・ホフマンのインタビュー
彼凄いですよ。
「 celebrated actor 」なんて、最大級の賛辞を書かれています。
・  眠っている間に SEXY SLIM & SMART になろう
 今、英文の女性雑誌の見出しに踊っているキーワードは 「 SEXY 」と言う言葉。
日本の皆さんも SEXY を目指さないと世界トレンドに乗り遅れるよ。
な…何か元気無さそうだけど…。
・  Social Networking Websites の危険性

んー。やはり世界は広い!
雑誌1冊で視野が広くなった気がする。
映画が始まるまで後30分……。( 笑 )
 
***** 「 July 2008 Reader's Digest 」 ・ 完 ********
  


Posted by ニヘドン at 00:54Comments(0)読書

2008年07月30日

BOMBAY TALKIE のカレーランチ

2008年07月30日(水)

LAZONA 川崎の4階にあるインド・レストラン。
エスカレーターの上り口にあるので、通る度に目にする。
日替わりランチが850円なので、いつか入ってみたいと思っていた。
思ったら即、行動!
入ってみたよ〜ん。
店の入り口に入ったのが12:15。
入り口には 「 係の者がご案内するまでお待ち下さい。」とプレートが置かれている。
待つ。 しかし複数のウェイター達がニヘドンの前を行き来するのに、全然「 案内 」が無い。
ニヘドンは、数センチずつ前ににじり寄る。
ニヘドンは結構短気なので、虫の居所が悪いと、U ターンして帰ってしまう。
しかし、本格的インド・カレーを自宅で自分で作る気力は無いので、( ナンを焼く釜が無いではないか! 電子レンジでチンしたナンなんか食べたくない。) 待つ。
5分程すると、やっと日本人のウェイターが「 お一人様ですか?」と声をかけてくれた。
しかし、彼の目は語っていた。「 けっ。儲からない客かよ!」
何か不愉快ゲージがドンドン上がって行きますよ。
テーブルに付いたのが12:20。 待てど暮らせどオーダーを取りに来てくれない。
ガラスの壁の向こうでは、次々に新規来店客をテーブルに案内している。
コールボタンも無い。
やれやれ。厨房に行って、スタッフを指でちょ〜んとつっ突いて、オーダーお願いしま〜すと言ってやろうかしら。
12:27。 やっとオーダーを取りに来てくれた。
レディースランチ 1,150円を頼む。
1番安い日替わりランチにしなかった。
日替わりランチはカレーが1種類だけ。
レディースランチはカレーが、海老カレーと野菜カレーの2種類つく。白いライスと、ナンをカットした物が2切れつく。
そしてサラダ。
極めつけはデザート!300円の差だったら、ここは迷わずレディースランチで行こうではないか!
ふっふっふ。しかもニヘドンは今日、極めつけの秘密兵器を持っているのだ!
それは、フェスタ サマーミューザのチケットを提示すると、各店で様々なサービスを得られるのだ。
BOMBAY TALKIE ではドリンク1杯が無料になる。ラッシー( ヨーグルトドリンク )だけかと思いきや、好きなドリンクを選べると言う。
だったらニヘドンの心の媚薬であるマサラティー400円を。
凄いでしょう?
400円ディスカウントって事ですよ!
12:29。水が入ったグラスが運ばれて来る。やれやれ。席についてから9分後に水かよ。
ドリンク1杯無料のサービスが無ければ、店を出ちゃうかもですよ。
12:40。レディースランチの登場。
いよー、待ってましたよ〜。パチパチパチ。
野菜カレーの具は、人参、角切りジャガイモ、インゲン。
思いの他、辛さが後から込み上げて来た。
「どうせ日本で食べる日本人向けのカレーよ。」と、タカを括っていたニヘドンは、少しむせてしまった。( 恥 )
エスニックの達人を目指しているニヘドンには、あるまじき失態ですぞ。
サラダは、千切ったレタスに千切りの紫キャベツを散らしただけ。フレンチドレッシングが掛かっている。
デザートにはガッカリ。マンゴームースにブルーベリーソースが掛けられているのだが、味はイマイチ。
何より最初っからプレートの上に乗っかっているって言うのが、何か興冷め。
やっぱりデザートは、食後のお楽しみだから、後から運ばれて来て欲しいよね。
ナンは、お代わり自由なのですが、レディースランチを全部食べたらお腹いっぱいになってしまったので、お代わりは出来なかった。
ニヘドンの隣のテーブルの6人組は、男性3人がナンをお代わりしていた。
サービスで頂いたマサラティーは、妙に油が浮いていて、沸騰させ過ぎな風味で、これまたイマイチ。
全体的に 「 おもてなし 」の心が欠けているんだと思う。
やはり料理でも音楽の演奏でも、大切なのは「 心 」だろう。
日本人より遥かに心を大切に生きる哲学を身に付けているように思われるインドのレストランで、これは、ちょっと悲しかった。

喫煙席と禁煙席の仕切り壁には四角いガラスが4枚嵌め込まれていて、インドのナウいミュージシャンのポスターが貼られている。
民族的な古風なインテリアも良いんだけど、こう言う、今のインド文化を発信する様な感覚が凄くイイ!!
こういう店で、インド映画の話題作とか見ながらインド料理を楽しみたいよね。

ランチを食べ終わった。
食後に頼んでおいたマサラティーが来ない。
こちらから催促しても良いのだが、ここまで色々待たされたのであるから、とことん待ってやろうじゃないの!
向こうが気が付くまで待ってやろう。
インド時間だと思えば良いさ。
ご飯お預けはイラつくけど、もうメインを食べてしまえば、こっちのもんさ。
隣の6人組が帰り、ウェイターさんが片付けを始めた。
ニヘドンは、その様子をボンヤリ眺める。
13:10 頃、何の前触れも無く、ニヘドンのマサラティーが運ばれて来た。
「 マサラティーをお持ちしてよろしいでしょうか? 」って聞いて欲しかったけれど、まあ、いいか。
マサラティーの最後の1滴までを飲み切ると、ニヘドンは席を立った。
ガラス張りのキッチンの中で調理をしているインド人のお兄ちゃん2人が、とびきりのスマイルでニヘドンに愛想を振りまいた。
ああん、それ、それ。
そのスマイルが最初に欲しかったんだよな。
そのスマイルを見たら、また来ても良いと思っちゃうじゃんよ。

DATA :
INDIAN RESTAURANT
BOMBAY TALKIE ( ボンベイ・トーキー )
ラゾーナ川崎プラザ店
住所 : 〒212-8576
川崎市幸区堀川72-1 ラゾーナ川崎プラザ4階
電話 : 044-874-8438
FAX  : 044-874-8498
営業時間  : 11:00 〜 23:00
年中無休
http://www.maharaja-group.com

***** 「 BOMBAY TALKIE のカレーランチ 」 ・ 完 *********
  


Posted by ニヘドン at 19:23Comments(0)グルメ

2008年07月30日

母の日のアレンジ

2008年05月08日(木)

フラワーアレンジ・レッスン
「 母の日のアレンジ 」

お母さんへ、又は自分にプレゼント( ご褒美 ) として花をデザインする。
器の形に合わせて、ふんわりと器からこぼれる様にデザインする。
ベアグラスでアクセントを付ける。

制作のポイント:
1. ルスカス ( 緑の葉 ) でカバリングする。
2. カーネーションは、枝分かれしている所は必ず切り落とす。

花材:
・ ルスカス
・ アパンサス
・ オオニソガラム
・ ベアグラス

ニヘドンのつぶやき :
先生は、ベアグラス等で曲線をつけるのが大好き。
でもニヘドンは、それをすると誰の作品も同じに見えるので、余りやりたくない。
ニヘドンの今日の作品は、ヤケクソでベアグラスを使い過ぎたか!?
もっとスッキリ、主張を1つに絞った作品にしたかったなぁ…。

***** 「 母の日のアレンジ 」 ・ 完 *************
  


Posted by ニヘドン at 10:44Comments(0)フラワーアレンジ

2008年07月29日

大雨洪水警報

2008年07月29日(火)

お昼頃、横浜に大雨洪水警報が出されました。
近年、地球温暖化の為か、日本列島に季節外れに上陸する台風が多いのは、覚悟していましたよ。
でも、まさか台風上陸でもないのに大雨洪水警報!?
昨日、金沢の洪水のニュースに肝を冷やしたばかり。
もし、ニヘドンの息子が例年通り、2週間の「 こども体験村 」に参加していたら、海辺の民宿が孤立してしまったのか?
そんな風に考えて、ぞっとしていました。
昨年の大地震でやっと復興したばかりなのに。
昨年、「 元気です。能登。」のステッカーを体験村の主催者である輪島市教育委員会から送ってもらったばかりだと言うのに…。
被害に遭われた皆様には、こんな日記の中ですが、心よりのお見舞いを申し上げます。
また、「 こども体験村 」には、息子がボランティア・スタッフとして参加出来たら良いな、と考えています。
昨日は神戸でも、増水した川で4名の方が亡くなっていますよね。
mixi の日記にも書いたのですが、ニヘドンは何が嫌って、水の事故が1番怖い。
だって、水の中では呼吸が出来ないのですよ!
肺の中にゴボゴボ水が入る苦しさを想像してご覧なさいって。
うう……。

各地で大雨の被害が遭った後に、横浜で大雨洪水警報でしょ。

俄かに東の空から黒い雲が湧き起こり、雷鳴が轟くのを聞くと、不安が胸いっぱいに広がりました。
今日は、お昼時は近所の町内をチラシ配りしてました。
二へドンは自分の商売のチラシ撒きを自分でやるんです。
真っ黒な雲が湧き起こり、昼間だと言うのに、稲光が空を切り裂く。
そんな中で、いつ雨が降り出してもおかしくない。
傘を持って出なかった二へドンはビクビクしながら、1軒1軒ポスティングをして歩きました。
自分の頭上は青空なんですよ!!
チラシ撒きを終え、自宅に辿り着く1歩手前で、大粒の雨が降り始めました。
その後は、横浜の皆さんはご存知の、あの凄いどしゃ降りですよ。

玄関のドアを開けると、執事のセバスチャンが苦虫を噛み潰した顔で仁王立ちになっていました。
停電が有り、彼がPCで綴っていた長文の原稿が飛んでしまったそうな。
ははは・・・・。 雷鳴が聞こえてるんだから、用心しなけりゃ!!

帰宅した時、丁度時刻は13:30。 
早速TVをつけ、お昼ご飯を食べながら フジテレビの「 白と黒 」を見ます。
昼ドラお約束のドロドロのドラマの誘惑シーンで、ヒューンと音がして、画面が消えました。
やれやれ、また停電です。
PCは当分使わない方が安全なので、この日記は、自宅に居るのに携帯電話から書き込んでいます。

激しい雨は2時間程降ると、15:00前には上がり、また青空が戻って来ました。
結局、横浜チベット自治区には、大雨は降ったけれども、さしたる被害は出なかったようです。
ただ、近所の子供が教えてくれましたが、交通信号機も停電の時に消えてしまった様です。
今はガソリン代高騰で、道路を走る車の数が激減していますから、大事故になる事も無かったようです。

もうこれで、雨雲は通り過ぎたのかと思いきや、バラバラ・・・と大きな音がし、またもや豪雨です。
油断した二へドンは、2階の畳の部屋の窓を全開にしていました。
窓の周囲の畳がずぶ濡れです。
やれやれ、やっちまったよ。

そう言えば、ニュース記事で読んだばかりでした。
曰く「 自分の頭上の天気ばかりではなく、もっと広い範囲で大気の状態を把握しておかないと駄目だ。」
はい。 気をつけようと思ったばかりなのに、やってしまいましたね。
これからは天気図を読む力もつけておかなければなりませんね。

大気の状態が不安定なのに、文句はつけません。
だって、二へドンの精神状態もかなり不安定だもの。 ( 爆 )

後記 : 写真は横浜チベット自治区の、或る御宅の庭先の、
      二へドンの顔のサイズより大きなジャンボ紫陽花です。

***** 「 大雨洪水警報 」 ・ 完 *****************

  


Posted by ニヘドン at 20:49Comments(0)徒然

2008年07月29日

Acqua Cafe のランチプレート

2008年03月25日(火)

磯子スポーツセンター内にあるレストラン。以前から有った障害者がスタッフとして働いていたレストランが閉鎖された。
ニヘドンは、内部事情は知らないが、ただ閉鎖されたと言う一事だけを取って見ると、「 何で行政が支援しないかな!? 」と憤慨した物である。

半年位、閉鎖状態が続き、突如、「 Acqua Cafe 」がオープンした。
恐らく、経営者がガラリと代わったのであろう。
非常に民間的な営業努力を始めた。
スポーツセンター正面入り口でのビラ配りが頻繁に行われた。
ビラには100円引きのクーポンが付いていた。
ニヘドンはスポーツセンターを利用する度に、何度となく呼び込み攻撃を受けた。
ニヘドンは役人が嫌いなのである。民間が好きなのである。
こんな涙ぐましい営業努力を見せつけられたら、協力しない訳に行かないじゃないの!
「 Acqua Cafe 」は健康食を売り物にしている。
ランチプレート 850円は、日替わりでおかずが少しずつ替わる。
本日は、
・ 雑穀米
・ ポテトボール たこ焼きアレンジ 3個。
ポテトボールの中に、タラコが入っており、上にマヨネーズと青ノリがあしらわれている。
・ ヒジキの煮物
・ だしまき玉子
・ オクラ
・ ブロッコリー
・ サラダ ( レタス、 赤パプリカ、 黄

この店のサラダには、お約束で、黒酢ドレッシングがかけられている。
・ スープ
醤油ベースで、具は貝割れ大根、舞茸、玉ネギ。

全体的な味わいは、まあ、自然食を謳っているだけに、「 素朴 」。好き嫌いは分かれるかもしれないが、「 本来の自然の恵み 」は、こんな味 」でしょう。

Data :
「 Acqua Cafe 」
営業時間 : 11:00 〜 19:00
( ランチタイム 11:00 〜 14:30 )
定休日 : 日曜日

カウンターにノートパソコンが2台置いてあり、カフェ利用者は30分100円で利用出来る。
ニヘドンのPCがダウンした時に、体操教室の後、ここでランチしてPCも使えて、本当に重宝致しました。
また利用させて頂きます!

***** 「 Acqua Cafe のランチプレート 」 ・ 完 ******************
  


Posted by ニヘドン at 05:38Comments(0)グルメ

2008年07月28日

テレビ東京「和風総本家」

二へドンは今、ほとんどTVを見ない。
夜のゴールデンタイムは仕事時間だし、昼間も外出ばかり。
しかも頭の片隅で、「 TV番組より映画の方が質が高い。」と思っている節が有る。

元々、TV番組を見るのは好きだ。
外国に行くと、ホテルの部屋で、必ずその土地のTV番組を1日に2時間はたっぷり楽しむ。
しかし、ブログを書き始めると、情報の送信が一方通行というTV番組は、やはり魅力に欠けて見えるかも。

そんな二へドンが今日、仕事が終わった20:30にTVをつけた。
いつもは、仕事が終わると仕事場で、報告書を書きながらご飯を食べる。
今日は何かの弾みで、2階の居間でご飯を食べる事になった。
1人で黙々と食べるのも芸が無いので、居間のTVをつける。
1 → 3 → 4 → 6 → 8 → 10 → 12 と、順にチャンネルを回して番組をチェックする。
最後の12チャンネルで、二へドンの目が番組に釘付けになる。
初めて見る番組だった。

和傘の製作工程を紹介していた。
二へドンは、和傘の作り方を知るのは、生まれて初めてである。
紙を貼る、ただそれだけの行為に、一切の失敗は許されないという職人芸の厳しさに心を打たれる。
二へドンは、自分の息子が芸術家志望なので、
( 絵描きか、漆職人になりたいと言っている。 )
様々な工芸品を創るワークショップや講座に、息子と一緒に参加して来た。
その経験を持ってしても、和傘は初めて知る事ばかりで、心を奪われた。

こんなに職人技を必要とする製作工程の積み重ねが、完成品の和傘なら、価格が26,000円だって、安いものである。
和服の女性に和傘がよく似合う。
でも、折角、職人の匠の技を紹介する番組であるなら、雨の降らせ方も、もちっと自然にやって欲しかったのだけれども・・・。

番組の最後には、「 仏像ソムリエ 」 なる方が現われ、 悩める女性の悩み事に応える仏像をチョイスしてくれました。
何にでも、「 ソムリエ 」と言う名称を付ければ良いという風潮は、どうかと思うが、
仏像を選んで紹介してくれるという斬新なアイデアには脱帽です。
このシリーズは、もっともっと見たいですね。

すごく気に入った番組です。
来週から毎回欠かさず見たいですよ。
因みに来週のテーマは、「 お墓参り 」だそうです。 おおおおお。

DATA : テレビ東京「 和風総本家 」。
       20:00 ~ 20:53 
      「 日本人なら知っておきたい文化や風習を勉強して日本の素晴らしさを再確認 」
      出演者 : 地井武男、 萬田久子、 高部あい、 他。

日本人に、よく有り勝ちな日常生活の過ごし方で、日長1日TVをつけている人いるでしょ?
二へドンは、そういう人生の過ごし方には否定的なのね。
TVを見るのでも、そこから世相を切るとか、レポを書くとか言うんだったらいいのだけれど。
ただそれが1番、お金をかけずに、楽チンな方法だと言うだけの理由でTVを見るのは嫌なのね。
1時間や2時間なら、誰でもTVは見るでしょう。
朝、会社に行く前に、支度をしながらニュースをつけたりするよね?

でも、1日TVのお守りをする人で、1番二へドンが駄目なのが、
そういう人達の話題が、得てしてTV番組からの受け売りの知識だけなのね。
「 自分はこういう経験をした。 」 と言う発言が皆無なの。
学校では、「 皆と仲良くしなさい。」 と教わったけれど、二へドンは、
こういう受け売りの知識だけで成り立っている人とは、お友達になりたくないんです。
まあ、「 TVを見る事も経験です。 」 と言われちゃ、それまでなんだけど・・・・。

でもでも、良いTV番組を発見したら、二へドンは声を大にして言いますよ。
「 和風総本家 」は良い番組だから、皆で見ましょう!!
この番組からの知識の受け売りは、してもOKです!!
だって、日本人として、知らなきゃ恥ずかしい事柄ですもの。
知れば、エレガントな人生を過ごせる事、請け合いですよ!!

紹介の構成は、到って真面目で、バラエティ番組に有りがちな、一般大衆のお下劣な品性に阿るような番組作りはしていない所を目茶目茶高く評価したいです!!
視聴率に拘らずに、ずっと息の長い番組にしていってもらいたいです。
こういう良い番組に触れると、自分もTV関係の仕事をすれば良かったとか思っちゃうんだよね。

あと、TVと言えば、フジテレビの昼ドラ 「 白と黒 」 も良さげじゃない?
13:00~13:59
二へドン、ドロドロ大好きだし!!
8月は、家に篭って、TVッ子になろうかな?

二へドンの父親のように、番組表の見たい番組にマーカーで印を付けなければ! ( 笑 )

***** 「 和風総本家 」 ・ 完 *****************  


Posted by ニヘドン at 23:32Comments(0)テレビ / ラジオ

2008年07月27日

血の話

映画「 崖の上のポニョ 」を見て、「 ドンドン日記 」に感想の記事をアップした。
昨日のネットの 「 Movie News 」の観客動員数ランキングでは、「 ポケモン 」を抜いて 「 崖の上のポニョ 」が1位になっていた。
やはり皆さん、ポニョを見たいんだよね。
ニヘドンが「 ポニョ 」の感想記事をアップした後、他の方々の「 ポニョ 」に関する記事を巡回してみた。
総数は10,000件以上あったので、とても全部は読めない。
昨夜、眠い目をこすりながら、僅か10本程を読んでみた。
プロ・アマ問わず、皆さん、大絶賛されていた。
確かに、どう客観的に見ても「 ポニョ 」は良い映画である。
良い映画なんだけど、ニヘドンが大絶賛の論調にならないのは、まあ、ニヘドンの感想記事を読んで、理由を知って欲しい。
いつもは、記事を書き上げると、その記事に関する事柄はニヘドンの頭の中からリセットされるのであるが、今回ばかりは、ずっとポニョの事をズルズル引きずっていた。
何故ニヘドンは、皆と同じ様に大絶賛しないのか?
ニヘドンがあまのじゃくだから。
これが大方の意見でしょうが、いや、本人に言わせると、そんな簡単な事では無いのだ。
毎日、ポニョの事を引きずりながら、今朝ふと思い出した事がある。
「 そうだ。 あの事を書き忘れたじゃん! 」
突然「 あの事 」を思い出したので、今日の日記としてアップする。

あの事 とは、「 血の話 」である。
「 血 」と一口に言っても様々な意味合いがある。
日常的によくお目にかかるのが、ちょっと怪我をした時に出てくるアレである。
転んで膝小僧を擦りむいて血が滲んじゃった。
コピー用紙で指を切っちゃった。あれ、OLがよくやるんだよね。痛いんだよね。( 笑 )

普段は目には見えないけれど、動物の体内に血が流れている事は周知の事実である。
血が無くなってしまったら、動物は生きていられない。

象徴的な意味でも使われる。
「 血も涙も無い。」
「 血も凍る。」
「 呪われた血 。」

つまり、一般的に「 血 」と言う物は、動物が生きていく為に必要不可欠の物で、それは冷たいよりは温かくあるべきだと認識されている。

映画「 崖の上のポニョ 」の中で、宗介が指に怪我をして、金魚のポニョになめてもらう。
うっすらと血の滲んだ指先をポニョに舐めて貰うと、ふと気がつくと、指の傷が後片も無くスッカリ治っていると言う設定だ。
宗介は誇らし気に、「 ポニョが舐めてくれたら怪我が治った。」とわざわざ台詞で言う。
しかも、台詞で言うシーンが2カ所有る。
そんなに強調するべき事なのか?
ポニョの魔法の力を言いたいのであろうが、ニヘドンは、ここに引っかかってしまったのだ。

今の21世紀の世の中で、こんな考えを持つ人々は化石なのだろうが、「 血 」は穢れた物だと言う考え方がある。( あった。)
生理中の女性は神社境内に入る事を禁じられていた。
ニヘドンが知っているのは何故かと言うと、この21世紀の世の中で、どこかの神社の境内の張り紙に、「 神事なので生理中の女性はご遠慮下さい。」みたいな事が書かれていた。
今でこそレアな考えだが、文明開化以前は、日本人の常識だったかもしれない。子孫繁栄に必要な生理の血を不浄な物としてシャットアウトする。
ご神体の山に女は登ってはいけない。
船に女は乗ってはいけない。
これらも「 神様が女性で嫉妬するから。」ともっともらしく言われているが、元を正せば、理由は生理の血だったかもしれない。

どうよ、これ?
女に生まれてしまったニヘドンは、立つ瀬が無いじゃないの?

「 ポニョ 」の中では、ポニョが宗介の血の滲んだ指を舐める。
逆じゃなかったって言う所が、私達女性が、穢れた存在としてシャットアウトされて来た事を暗示していないですか?
勿論、制作側に、そんな意図が微塵も無い事は分かっている。
でも、意図しないのに、無意識に、その「 穢れた者は入らないでくれ 」意識が働いていなかったと100%言い切れる?
多分、これはニヘドンの言いがかりでしょう。
でもニヘドンは、ポニョが舐めた人間の血のエピソードに引っかかってしまったのだ。
これをどう説明したらいい?

これもまたニヘドンの勝手な憶測なんだけれども、スタジオジブリって、非常に男性的な職場ではないですか?女性スタッフがいても、根底は男性的みたいな。
昔からの熱狂的なジブリ・ファンは男性が多いのも事実ですよね?
女性達の多くはフツーにジブリが好きで、マニアックにジブリを好きになる人って、圧倒的に男性が多いですよ。

そこで、このニヘドンの引っかかりを解明する為にも、ニヘドンからスタジオジブリにリクエストがある。
今度は、大人寄り、子供寄りっていう見方ではなく、徹底的に女性の視点からの作品を作って欲しいと思う。
監督に女性を起用しても良いのでは?
昔からのジブリ・ファン達に攻撃されそうな提案ですが、これらもずっと作品を作り続けて行くジブリなら、1回や2回そんな実験をやってみても良いのでは?
そう言えば、女性のアニメ監督って、余り聞かないよなあ。
アニメの表現方法って、女性には向かないのかなぁ?

そして出来るなら、宗介が、ポニョの血を舐める位の逆転の発想で作って欲しい。

実は、猫も杓子も 「 ジブリ様 」「 ジブリ様 」となびいている世の中で、大絶賛しないブログ記事を書くには勇気が要った。
勇気を振り絞って書く気になったのは、「 試写会の女王 」と今日ランチをしたからだ。
「 試写会の女王 」は、一般人の癖に、異常な数の映画を見ている。その殆どを試写会で見ているらしい。
だから 「 試写会の女王 」なのだが。
本人がニヘドンに語った所に拠ると、試写会会場のスタッフに顔を覚えられて、挨拶してもらえるらしい。
ニヘドンも、「 水曜日の女 」から足を洗って、そんな試写会人生を送ってみたいものである。

で、今日のランチで、当然話題は専ら映画の話である。
彼女はニヘドンの周囲の人間には珍しく、ジュード・ロウは格好良いと同意してくれた。
彼女と話をしている内に、ニヘドンは決意を固めた。
よし、今年の下半期のテーマは、「 ジュード・ロウの研究 」だ! ジュード・ロウをニヘドンのイギリス人の「 彼氏 」にしちゃおう〜!

映画の話は、さらに進む。
最近見た映画の話になる。
ニヘドンは、いつもブログ原稿用ネタ帳を大量に持ち歩いているが、その中に「 ポニョ 」の映画パンフレットが入っていた。
すると、試写会の女王の口から、恐ろしい言葉が漏れた。
「 私、ジブリ好きじゃないんだ。」
はあー!? や、やばくないですか?
この日本で、そんな事を言っちゃってよろしいんでしょうか?

彼女は 「 となりのトトロ 」すら見ていないそうだ!
そ、そんな馬鹿な!
「 トトロ 」を見なければ、人と話が合わんだろう?
「 猫の恩返し 」は見たそうである。「 猫が好きだから〜。」
あ、そう言う理由ですか。
「 千と千尋の神隠し 」は見たそうである。
「 私、あれ駄目だった〜。」
え〜!? ニヘドン、「 千と千尋 」は、ジブリの中で1番好きだけど!?
いくら何でも、トトロを見ていなくては、「 試写会の女王 」の称号を剥奪されかねない。
ニヘドンは彼女の称号剥奪の危機を救う為にポニョの映画を詳しくレクチャーした。
「 女王 」なんだから、今更 「 トトロ 」は見なくても、「 ポニョ 」位、見ておきましょう。
ニヘドンの熱弁の末、彼女は言った。
「 多分、見ないな。」

えええ〜!! 女王様。
そんな、そんな…。
打ちひしがれるニヘドンに向かって、女王は宣告した。
「 別に意見が合わなくてもよくね? 」

ニヘドンは雷に打たれた。
よくね?よくね?よくね?よくね?よくね?

そうだよ! 自分の気持ちを自分が語らずに、誰が代弁してくれるんだよ!
かくして「 試写会の女王 」の一言で、ニヘドンは危険な賭けに出た。
熱狂的なジブリファンに因縁つけられるかもしれんが…。

明朝、急に弱気になって、トンズラしなければ、又明日ブログ更新する予定です。
さよなら!

***** 「 血の話 」 ・ 完 *******************
  


Posted by ニヘドン at 22:45Comments(0)映画

2008年07月27日

オリジナルベースのプチボケー

2008年04月10日(木)

フラワーアレンジ・レッスン
「 オリジナルベースのプチボケー 」

* ボケーは、「 ブーケ 」(仏語)の英語の発音の表記。
ニヘドンの先生は、アメリカでフラワー・デザインを学んだマミ・フラワーの主催者のスクール所属なので、英語表記の用語を使う。
前準備 :
・ 受け筒のワイヤー部分をフローラルテープで巻く。
お尻の部分も巻くのを忘れずに。
先端をテープで包んだら、下から上へ二重巻きにする。
・ 受け筒は、見た目は小さいが、花は結構分量が入る。

作り方 :
1. 受け筒の大きさに合わせてハランを3枚にカットする。
( 受け筒の長さより2cm程、長目にカットしておく。)
2. ハランは葉先と根元部分を使用し、受け筒の外側を外表に両面テープで貼る。
両面テープで貼る位置は、余り、端過ぎると、受け筒にくっつかないので、やや中央寄りに。
3. 受け筒の大きさに合わせて花束を作る。花束のステム(茎)の長さは、筒の長さ、形に合わせ、先端は斜めにカットする。
先端をステムティッシュ(保水性の有るアレンジ用ティッシュ) で包み、緑色のミシン糸で巻いて留める。
ステムの上部はスティックロープで留める。

4. アルミワイヤーは手で歪め、癖をつけて表情を出す。
アルミワイヤーをハランを貼った筒の中に入れてから、ハランの茎と受け筒の足をワイヤーで巻きつけて行く。

花材 :
・ ハラン
・ バラ ( 黄 )
・ ガーベラ ( 黄 )

余った花材で、もう1つミニブーケを作ってみました。


***** 「 オリジナルベースのプチボケー 」 ・ 完 **********
  


Posted by ニヘドン at 10:34Comments(0)フラワーアレンジ

2008年07月26日

華屋与兵衛ランチ天丼セット

2008年03月27日(木)

フラワーアレンジ後の昼食は、いつもの華屋与兵衛( はなやよへい ) だ。
月に1度は必ず現れるので、数人いるウェイトレスさん達にすっかり顔を覚えられ、「 お得意様 」の待遇を受けている。
何かの用事があっても、こちらから呼んだ事が無い。
いつも店側から、最新の注意を払われて、あれこれ気を使ってくれる。
今日はランチ天丼セット。
ご飯大盛が無料なので、迷わず大盛を頼む。
840円。 これにお代わりの出来るホットコーヒー 147円を付ける。
計 987円也。

丼のご飯の上に乗っているのは、海老天1本。ナス天 1つ。いか天 1つ。
オクラを白身魚で巻いた天ぷらを、輪切りにした物が2つ。
その他に、ざるうどん、香の物、お吸い物が付く。
お吸い物にはワカメ、おふ、三つ葉が入っている。

味はファミレスの味。職人の味、お袋の味とは言い難い。
ボリュームも少な目なので、欠食児童にはお勧め出来ない。
ご飯を食べなくなってしまった今のニヘドンにはピッタリなのだが…。
永年通っていると、ランチメニューもマンネリ気味なので、もう少しバリエーションをつけて欲しい。

***** 「 華屋与兵衛ランチ天丼セット 」 ・ 完 *********
  


Posted by ニヘドン at 17:39Comments(2)グルメ

2008年07月26日

桜を生ける

2008年03月27日(木)

フラワーアレンジ・レッスン
「 桜を生ける 」

桜を使い、トライアンギュラー( 三角 )の形で表現してみる。
・ 二等辺三角形
・ 正三角形
・ 不等辺三角形 ( 高さの花を真っ直ぐ垂直に立たせるのでは無く、斜めである事。= 後ろ側に倒す。 )

色々な三角形の中から1つを選んでデザインする。

花材 :
・ ヒガン桜
・ 金魚草 紅 2本、 黄 2本
・ ガーベラ ピンク 3本
・ チューリップ「ジェネレーション」
( 白と赤のチリメン) 3本
・ マーガレット
・ ぜんまい 5本
・ レモンリーフ 3本
・クリスマスローズ 3本

***** 「 桜を生ける 」 ・ 完 ****************
  


Posted by ニヘドン at 16:08Comments(0)フラワーアレンジ

2008年07月25日

崖の上のポニョ

2008年07月25日(金)

写真は、600円出して購入した映画プログラムの表紙です。

この映画は、MSC(サウンド&ヴィジュアル・ライターの前島秀国氏のファンクラブっぽい物らしい。)第1回課題作品と言う事だった。
公開初日の7月19日より、ずっと、見なきゃ、見なきゃ、と思い続けて今日やっと見る事が出来た。
中学2年生の佐藤君を同伴した。
ところが佐藤君を同伴するのは大変だったんだな、これが。
理由は、「 僕、ポニョには興味無いし!」と言い張る。
ニヘドンは映画1本には1000円より高い金額は払いたくないので、水曜日のレディース・デーか、109シネマの今年だけの企画の19日は1000円の日に、佐藤君と 「 ポニョ・デート 」をする事を計画していた。チャンスは2回有ったのに、どちらも佐藤君が勝手に友達と遊ぶ予定を入れてしまい、オジャンになってしまったのだ。
今日は8月に佐藤君が出演する神奈川区民ミュージカルの練習が無く、一緒に遊んでくれる友達もいなかったらしい。
昼ご飯を外食にする事と、モスバーガーのホットドッグ( 何故か佐藤君は、これを好む。)のおやつで釣って、やっと実現した。

では、ニヘドンの感想をば……。

う〜ん……。
今ちょっと悩んでいます。
良い映画だったか、良くない映画だったか、と言えば、勿論、良い映画だった。
家族で安心して見る事が出来る映画だ。

じゃ、ニヘドンは何を悩んでいるの?
あのね、ニヘドンは、もう1回人生をやり直す事が出来るとしたら、「 船乗り 」になりたいんだよ。
約20年前、当時は総務庁( 現在は内閣府 ) 主催の 「 第1回世界青年の船 」のメンバーとして73日間のクルーズを経験してから、もう船と海の魅力に取り憑かれた。
しかし、クルーズ客船の女性乗組員になるには、年齢制限の壁にぶち当たってしまったのだ。
機関士や船医の資格も無いしね。

船と海への、止むに止まれぬ思いを、ニヘドンは自分の息子に託した。
名付けて「 息子を海の男に育て上げる10ヵ年計画 ! 」。
幸い、結婚後の住まいが横浜だったので、海は結構近場である。
学校が休みの時は、息子を海に連れ出した。
横浜マリンスクールにぶち込み、帆船にっぽん丸に泊まっての研修を受けさせた。
江ノ島ビーチクラブでサーフィン、ウェイクボード、ビーチフラッグ等々を体験させた。
横浜市民ヨットクラブに所属して1年間ヨット修行をさせた。
伊豆の海で遠泳も経験させた。
カヌー、カッター、筏津、漁船、遊覧船、カーフェリー、クルーザー、モーターボート、軍艦、ペダルボート(!)、およそ、現在の日本人が経験出来る海の乗り物は全て体験させた。
海は眺める物ではなく、体験する物であると言う育て方をした。
当然、息子に取って、海は 「 自分の居場所 」となった。
「 外国人 」と、心無きクラスメート達から揶揄される程、いつも真っ黒に日焼けしていた。

水族館にも散々、足を運んだ。
彼は妊娠7ヶ月の時に生まれた早産の赤ちゃんだったので、身体的にも精神的にも発育が遅れていた。
養護学校に行かせようと考えた程、発達障害があった。
言葉にも不自由していた。
そんな彼が、自分の表現方法としていたのが、「 絵を描く事 」だった。
彼の父方の母が、画家だったので、画用紙や絵の具は捨てる程、家に転がっていた。
なので、彼は、0歳の時から画用紙にクレパスで絵を描いた。
また祖母が出来た人で、孫に 「 絵を描く技術 」 は一切教えなかった。
「 デッサンが上手い人は大勢いるが、心を描ける画家はほとんどいない 」 からだそうだ。

「 絵を描く事 」 が彼の 「 言葉 」 だったが、不思議な事に、或いは当然の事か(?) 彼は海の絵ばかりを描いた。
海そのものの絵、白イルカの絵、魚の絵、舟の絵・・・・・・・・・。
小学校4年生の時、三浦の体験学習から帰って来た彼が描いたのは、
岩場に一面に蔓延るフナ虫の絵だった。

そう。 「 崖の上のポニョ 」 を見て、二へドンが非常に混乱したのは、
映画のワンシーン、ワンシーンが、ほとんど全て、彼が14年間の人生の中で描き続けた「 絵 」と
酷似しているのだ。
映画を見ていて、このアニメがフィクションであるという感じが全く無かった。
それは自分に取って、余りにも良く見知った風景だったから。
だから混乱した。
自分の世界と映画の世界の境目が分からなくなった。

ひっくり返して言うと、この映画で描かれている世界に嘘偽りは無いと言う事。
映画の冒頭の海の中のシーン。 
海が透明で美しいと思っている方は、ちょっと違う。 
「 ポニョ 」 で描かれているのが正解。 海の生物や微生物で、海の水は混濁しているのだ。
フナ虫は、あんな風にうわーっと散るし、海は本当に盛り上がる!!
宴が盛り上がるのは楽しいが、海が盛り上がるのは、船に乗っている人間には恐怖なのだ。
何かの原因で、空が晴れ渡っていても、突然海が盛り上がる事が有る。
二へドンがクルーズをしている時、1度物凄い 「 盛り上がり 」 に襲われた事が有る。
食堂のテーブルに着いていた時だった。
船の底でドカン! と衝撃音を感じ、あっと言う間に横方向に振られた。
テーブルがザーッと壁際に流された。 30以上有るテーブルが全て流された。
人間も、椅子に座ったまま壁際に流された。
その場にいた人たちは、お互いの顔を見合いながら、ただ椅子に座って流された。
成す術が無かった。
立ち上がる機転すら起きなかった。 もし立ち上がったら、そっちの方が危険かもしれないけれど。

なまじ、こんな経験が有ると、「 ポニョ 」 の、荒れ狂う海の場面が怖かった。
「 スリリング 」 なんて言葉以上に怖かった。
ポニョと宗介が船に乗って、リサを探しに行く時に、ジャングルの様な所を通る。
あの場所は二へドン行った事がある。
タイのプーケット島で、カヌーツアーに参加した時の風景と同じだった。
前山公園のあずま屋にも二へドンは行った事がある。
グアムとサイパンの間に、ロタ島という小さな島があるが、そこにあれに似ている橋とあずま屋が有る。
ポニョと宗介が通るトンネルも知っている。
毎年、夏と冬に泊まる南伊豆臨海学園から海に出る道に、そっくりなトンネルが有る。

ジブリのスタッフが、どこをモデルに絵コンテを起こしたかは分からないが、
二へドンに取っては、確かに自分が実際に見知った風景ばかりが描かれていたのだ。

風景だけでは無い。
ポニョがご飯を食べながら眠りこけてしまうシーンが有る。
有る! 有る! 小さい子って、これやるんだよね!!
もう忘れていた事を思い出させてくれた。
これだけ、子供目線で描かれた映画も、珍しいと思った。

後、二へドンが悩んでいる原因の1つに、映画を見る前に、余計なニュースを読んじゃったという事が挙げられる。
いつもは先入観無く、映画を見る主義なんだけれど、今回は MSC「 課題作品 」 だった事がプレッシャーになったか?
ネットで 「 ポニョ 」 関連のニュースを読んじゃいました。

7月7日配信のニュース。
鈴木敏夫プロデューサーが「 これは傑作だ。 」 と言ったという反面、
宮崎駿監督は、試写会での子供達の反応が無かったので、不安になっていると言うもの。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=547672&media_id=54

7月22日配信の夕刊フジのニュース。

「 素朴さに賛否 」 という見出しに、否定的な見方のコメントがあった。

> 「自然破壊や道徳、反戦を真正面から扱った直近の3作と比べると、愛と約束を守るというテーマは重要だが地味すぎる」「海が舞台の割にはスケール感がなく、高揚感も今ひとつ」「刺激に慣れた子供たちは同じ日に公開の『ポケモン』に足が向くのでは」

参考までに、前島秀国氏の「 ポニョ 」鑑賞直後の感動が書かれている 記事も、もう1度読んでみて欲しい。
鈴木敏夫プロデューサー並みの感激振りを呈していますよ。
「 ポニョ 」 は、大人の男性の心を捉える映画なのだろうか?
だとしたら、ジブリ側の、「 子供の側に立ち帰る 」 目論見は外れた事になる!?
http://nihedon.hama1.jp/t54070

少し映画の内容に触れると、「 ポニョ 」が 宗介に対して「 好きだ! 会いたい! 」と言う一途な
気持ちを持つ事で、手足を生やして人間の女の子になってしまうのだ。
これって・・・・・・・。 これって・・・・・・・・・。
ジブリ・ワールドの世界だから、「 その一途さ 」が良い・・・・と言う事なのでは、ありませんか?
これを現実の世界に置き換えたら・・・・・・・・・・・・。

だって、ワタクシ、足掛け3年、ヴァイオリニストの石田泰尚様の追っかけをして来ました。
自分の経験から言うと、「 その一途さ 」 故に、各方面から大顰蹙買って来ましたの。
白い目で見られ、後ろ指をさされ、面と向かって「 すっごいですねえ~。 」と言われ、
ブログに批難中傷の書き込みをされ、非公開のソーシャルネットワーキング・システムでは
二へドン祭りが催されているし・・・・・・。

ポニョは良くて、二へドンは駄目か。
5歳の金魚の女の子は良くて、ブログを書くオバサンは駄目なのか。
ポニョは、二へドンの「 ひがみ根性 」にボーボー火をつけてくれた。

ここが、この日記で二へドンが切り出した「 悩んでいる 」ポイントの1つなのだ。
海の風景や、子供の仕草に嘘は全く無い映画なのだ。
なのに、「 一途さ 」 が容認されるかされないかの、大きな隔たりがここにある。
見知った風景の中で、自分が疎外される異空間を見つけてしまった以上、
二へドンは素直に「 よい映画でした。 」 と言う事は出来ない。

宗介は、ポニョの魚の姿も、半魚人の姿も、人間の女の子としての姿も全部見て、
その全部を受け入れる。
二へドンは映画を見ている間と、佐藤君の前では、呑み込んだ言葉がある。
「 そんな事、嘘だ!! 」

なまじ、海の世界を知っているだけに、「 フィクション 」 や 「 おとぎ話 」で片付けられなくなっていた。
何で、ポニョばっかり愛されるのだ?
何で、ポニョばっかり守ってもらえるのだ?
だって、もしかしたら、もしかしたら、ポニョの妹達の中に、人知れず宗介に恋をしている金魚がいたかもしれないのに?
ぶふふふ。 二へドン、昼の連ドラの見過ぎ?

二へドンは息子が生まれて、男のが育つ過程を見て、男の子と女の子の違いに愕然とした。
女の子は、まっとうに育つのに、男の子はエイリアンの期間が長い。
何故だろう?
男女の脳の違いを述べた書籍などを読むのが習慣になった。
兎に角、男と女の脳は違うらしい。
頭蓋骨を開けて目で確かめる訳には行かないが、違うらしい。

大人になっても、やっぱり男と女は違う。
男は、映画でも音楽でも絵画でも何でも、理屈で鑑賞しようとする。
女は、感情で雰囲気を掴もうとする。
恐らく同じ作品を前にして、同じ意見になる事は少ないんじゃないかな?
もし、「 うちはいつも同じ意見になる! 」 という方々は、多分どちらかが、言い合いを恐れて歯に衣を着せているか、
面倒臭くて、本当の事を言っていない可能性があると思いますよ。
違うからこそ、発見が有って面白いと思うのですがね。

そこで、ワタクシ、鈴木敏夫プロデューサーと、ライターの前島秀国氏に公開質問状を投げつけてしまうのである。
 『 一体君たちは、この映画の何がどう、素晴らしいと言うのだ!? 』

確かに、1枚1枚手書きのセルがは beautiful ですよ。
久石譲さんの音楽も、ポニョの世界にマッチしていて、楽しかったですよ。

もしかしたら、ひがみ根性丸出しのオバサンには、この映画を語る資格は無かったのかもしれない。
「 どうせ、どうせ、私なんか、誰からも愛されてないわよ!! 」 
これが今の二へドンの感想です。
もうちょっと、頭の中を整理して、1ヶ月か2ヶ月、ポニョを反芻してみたいと思う。

「 本日のおまけ 」
怒られるのを承知で書いてしまうのだ。
ラストで、二へドンは大変な事に気付いてしまった。
宗介はまだ5才だから、身元引受人にはなれないだろう。
人間の女の子として、暮し始めるポニョ・・・・・・・・・ 日本国籍は取得できるのか?
最近は、母親が外国籍の婚外子にも日本国籍が認められたり、
性同一性障害の人が性別の記載を変更出来る時代になって来た。
カナダ等では、同性同士の結婚も認められている。
でもさ、 元金魚の日本国籍取得って、どうよ? 全く前例が無いでしょ?
ポニョは無国籍のまま、宗介と暮らすのでありましょうか?
無国籍で小学校入学はどうする? 無国籍ではパスポートも取れないなあ・・・・・。
ポニョが、日本国籍取得の申請をしたら・・・・・・?
続編はこれかなあ・・・・・・・・。 
「 ポニョに日本国籍を! 」 ポニョの為に、運動を始める宗介???????

しょ~も無い事ばっかり考えちゃて、すみませ~ん・・・・・・・・・・・・・。


***** 「 崖の上のポニョ 」 ・ 完 *****************  


Posted by ニヘドン at 22:22Comments(0)映画

2008年07月24日

グリーンアレンジ

2008年07月24日(木)

フラワーアレンジ・レッスン
「 グリーンアレンジ 」

葉、ツル、実の花のグリーンを生かしてデザインする。
季節感を出して夏らしく涼しく風が通るようなデザイン。
器は自由。


今日はアレンジする前に、雑誌「 花時間 」を参考に眺めていた。
いつもニヘドンがアレンジする時は直感で制作するのだが、暑くて頭が働かないのか、今日ばかりは参考にする物が必要だった。
丁度「 花時間 」にはグリーンアレンジの特集が組まれていた。
アジアン・リゾート風。
虫食い葉を使って鄙びた山村風。
ガラスの器を使って涼感重視した物。
ページを捲る度に、雑誌からグリーンの香りが風に乗ってやって来る。
雑誌を眺める醍醐味を久しぶりに味わった。
暫しレッスンの事を忘れ、雑誌に没頭する。
今日、私は何をデザインしたいのか?
モンステラの大きい葉が有るから、トトロの森をイメージしてみるか?
アジアン・リゾートも捨てがたい。
いつもは、先生の簡単なインストラクションの後、いきなり各自が制作に入る。
アレンジ10年選手が多いから、それで充分なのである。
今日は欠席の生徒が1名おり、先生に制作を頼み、後日引き取りに来る事になっていた。
そこで先生の制作を出席の生徒全員で見物する事になった。
こんな経験は滅多に無い。
いつも生徒が好き勝手にデザインした物を完成後、先生がコメントするだけだからだ。
先生のデモンストレーションを堪能する。
ニヘドンは自分のデザインが出来なくなった!
先生の猿真似はしたく無い。
でもグリーンアレンジは余り経験が無いので、「 自分はこれがやりたい! 」と言う確固たる物が無い。

トトロもなあ…。
瞬巡しながら花材の包みを開く。
今日は余り広げず、ギュッとコンパクトに固めてみようか…。

まずニューサイランの葉を2分の1に切り、丸めて、葉の隅に小さな穴を開けてモンステラの茎を挿して留めた。
フォーカルポイント( 中心になる花 )では無い物から挿すのは蛇道なのかもしれないが、構うものか。
デザインは結果オーライなのだ。
モンステラの葉をもう1枚対称的な位置に来る様に挿す。
リュウカデンドロの赤が大きくて存在感が有ったので、それをフォーカルポイントとして置く。
タニワタリの葉を垂直に立て、後は気の向くまま、計算等まるで無く、闇雲に挿れまくる。
脳がぐったりと疲れた。
先生もおっしゃった。
「 グリーンアレンジって難しいのよ。」
はい。
夏ばて気味の脳には、かなりキツい物が有った。

しかし、生みの苦しみの後には、我が子の顔を見る喜びがあるのさ。
今日も、満足の行く作品が出来ました。
写真ではスモークツリーのフサフサが見えにくいのが残念だ。
他の人々は、このスモークツリーを高く持って来るのだが、ニヘドンは、敢えて低く抑え、手前にボリュームを出す様にした。
他人と違う事をする事に喜びを見い出す、この頃のニヘドンなのである。

一口に「グリーン」と言っても、緑色のトーンがそれぞれ違うので、色彩的にも楽しめるアレンジだと思う。

花材:
・ リュウカデンドロ 緑 2本、 赤 1本
・ スモークグラス ( 雑草みたいなフワフワの穂 )
・ モンステラ ( トトロが傘に使っていたみたいな葉 )
・ ルリ玉あざみ ( 紫 2輪 、 緑 10輪 )
・ パイナップルツリー ( 花 3本 )
・ ニューサイラン 1本
・ タニワタリ 1本

***** 「 グリーンアレンジ 」 ・ 完 *************
  


Posted by ニヘドン at 13:00Comments(0)フラワーアレンジ

2008年07月23日

American Lunch Buffet

2008年07月23日(水)

横浜みなとみらいホールでの「 オルガン1ドルコンサート 」の後、ランチをする。
オルガン1ドルコンサートに入場すると、クイーンズスクエア辺りの飲食店で使えるクーポン券が貰える。
時々利用しているが、今日は久しぶりに、そのクーポンを使う事にする。
毎回、クーポンが使える店舗と、お得内容が微妙に変化する。
クーポンに記載された店舗リストを凝視する。
今日ニヘドンの心を射止めたお店は、 American Lunch Buffet を謳っている
「 アメリカンハウス Q's 店 」。
みなとみらいホール近くのフードコート突き当たりの店である。
横浜みなとみらいホールが出来てから10年。ずっと通っているが、この店に入るのは初めてである。
実は数年前、夕方にこの店に入ろうと入り口に立ったが、待てど暮らせど店員さんの案内が無かったので、回れ右をして帰ってしまった事がある。
何故、今日アメリカンハウスなのか?
多分、考えられる理由は、数週間前に見た映画 「 マイ・ブルーベリー・ナイツ 」。
日本で公開される少し前、ポスターを見て 「 あ、これはニヘドンが気に入る映画だ!」と直感が働いたが、見る機会を逃していた。
今月、やっと実際に見たら映画の隅々に至るまで全部ニヘドン・テイストだった。
失恋体質のニヘドンも、ジュード・ロウのブルーベリー・パイで、傷ついた心を癒やしてもらいたいと思ったに違いないのである。
潜在意識の奥底の事なので、想像するだけだが…。

いざ、行ってみる。
満席っぽいが、入り口に立つと、若いお兄さんがレジでお会計をしており、ニヘドンと目を合わせると、にっこり笑って、頷く様な仕草をした。
こういうのって嬉しいよね。入り口で無視されるのは辛い。
前の人たちがお会計をした後、しばらく入り口で待ってしまった。
何と、ここは最初にビュッフェの代金を払うシステムだった。
オルガン1ドルコンサートでもらったディスカウント・クーポンを見せ、1200円の料金を100円にしてもらう。

奥の2人用の丸テーブルに案内してもらう。
荷物を置いたら、早速ご飯を取りに行きましょう!

ジャンバラヤは、かなりスパイシーで、子供には無理っぽい。 
チキンガンボも、アメリカ南部の定番メニューだが、色が黒っぽくて、ブードゥーっぽい怪しい雰囲気を漂わせている。
ピザ、スパゲティ、カレーライス、サラダ、チキン。
ドリンクは、ピンクレモネード、ウーロン茶、アイスコーヒー、ホットコーヒー。
アメリカンなピンクレモネードがあるのが嬉しい。
先日のネット・ニュースで、「 PEPSI ブルーハワイ 」の飲料を、青く着色するのが奇怪だというコメントが載っていたが、
レモネードをピンクにする所も、かなり奇怪だと思う。 黄色いままで良いんじゃない?  

Posted by ニヘドン at 22:26Comments(0)グルメ

2008年07月22日

技師長が語る特別ワイナリーツアー

2008年06月14日(土)
サントリー登美の丘ワイナリー主催の
「 技師長が語る特別ワイナリーツアー 」に参加してみた。
JR 中央線・甲府駅前のバスロータリー1番乗り場から無料送迎バスが出る。
小さなマイクロバスかと思いきや、大型観光バスだったのでビックリ!
だってこのガイドツアー、参加費は2000円なんですよ。大型観光バスを借りるのに、年間契約でもしていない限り、1万円〜2万円では無理だと思うのですが…。
バス車内には、流石に未成年者はいません。男性の参加者が7割弱と言う感じでした。
男性同士のグループ。ご夫婦。男性の1人参加者。……等々。
女性の1人参加はニヘドンだけだったかもしれない。
甲府駅からワイナリーまでは、約30分の道のり。
ニヘドンの母が生きている頃は、1ヵ月に2回も3回も観光バスツアーに参加して遊んでいたが、( 散々添乗員の仕事で観光バスに乗ったのに、プライベートでも自分でお金払ってでも、まだ観光バスに乗るのだから、本当に物好き! )
母の死後、ぷっつりとツアー参加を止めてしまった。
数年振りの甲府ドライブだ。
へ〜。 甲府って、こんな景色だっけ?
見事な青空の下に広がる甲府の町並み、川の沿道、遠くの温泉ホテル等を眺める。
「 はあ〜、来て良かったよ。
こう言うのを命の洗濯って言うんだよね。 」
凄く嬉しいのは、甲府の景色は、余所者である旅人を拒否せずに受け入れてくれる優しさが有る。
場所によっては、旅人を頑なに拒絶する場所もあるからね。
この観光バスドライブだけでも、横浜から甲府まで来た甲斐が有ったと言う物だ。

ワイナリーに着いた。
参加者はまず一端バスを下りて、受付にて参加費2000円を払う。
お手洗いも済ませ、参加札を首からぶら下げて再びバスに乗り込む。
駐車場の周囲はレンガの建物がグルリと連なり、日本じゃないみたい。
再び乗り込んだバスの中で、案内嬢が簡単な挨拶をした。
そして、早速、栽培技師長の渡辺氏のガイドが始まった。

以下、渡辺技師長のガイドを要約したものです。 ( )内は二へドンのつぶやきです。

甲府は今年は6月2日から梅雨入りをした。
しかし、今日は、梅雨の中休みの晴れ渡った日に、お越し頂き、良かったと思う。
ここ、登美の丘は、1909年にワイナリーを開設した。
( わ~お! 来年は100周年ではありませんか!!!! )
開設当初は、車にもパワーが無かったので、皆さんが今バスで走っている道路も、JR中央線をモデルに道路もスイッチバックしています。
( おおおお! 車の道路もスイッチバック! 二へドンはツアコンとして、2年間、日本の道路をバスで走り回ったが、
 道路のスイッチバックは初めてだよ! 西村京太郎氏もビックリやな。 )

ワインという物は、ぶどうの葉が光合成をするおかげの産物だ。
光合成をする為には、日光が必要だが、日本で1番日照時間が長いのが、ここである。
2200~2300時間/年。
( ほほ~。 2200時間を365日で割り算をすると、365日欠かさず、1日に6時間は日照時間があると言う訳だ。 )

夜と昼の気温差が大きいのも、ここの特長である。
夏場の昼の気温は30℃を越す。 ところが同じ夏場でも、最低気温は20℃である。
因みに東京の夏場の平均最低気温は26℃。

降水量の事を述べれば、ぶどうの生育に適していると言われているのは、1100mm。
日本の平均降水量は1800mm なので、やや多過ぎる。
因みにボルドー地方の降水量は800mm。 
( 少ないー!! ボルドーって、そんなに乾燥している所だったんだ! )
また、ブドウ栽培に適した標高は600mだとか。
甲府盆地の標高は250m。

***************************************

上記の話をバスの中で聞いている内に、あっと言う間にバスを下りる事になった。
「 眺望台 」(ちょうぼうだい)に着いたのだ。
眺望台は小さな物だったが、甲府盆地を一望の下に見渡せ、富士山もバッチリ見える。
甲府盆地からは乾いた涼しい風が、眺望台に吹き上がって来る。
ああ・・・・いい気持ちだ。 落ち込んでいた気分が爽快な気分に変わった。
正に転地療養だ。
夜にここに来たら、甲府盆地の夜景が美しいだろうなあ。
夜は、この展望台に来るのは不可能だから ( 私有地だし。) 心の目で
宝石を散りばめた様な甲府盆地の夜景を想像するに留めた。
最近のエコロジーの考え方には相反するが、二へドンは 「 街の灯り 」を見るのが大好きである。
よく100万ドルの夜景なんて言うが、二へドンにとっての100万ドルの夜景は、
13才の時に見たコロラド州デンバー郊外のハイウェイから見た谷あいの夜景である。
アメリカのど真中で無限に広がるかに見える山の尾根の連なりの麓に、
ちかちか瞬く街の光は、空の星より美しいと思った。

眺望台からの壮大な眺めを堪能した後は、階段を下りて、すぐ近くのぶどう畑を見学した。
足元にはたんぽぽや、巨大なクローバーがびっしりと蔓延っている。
技師長が説明をしてくれる。
ここではカベルネ・ソーヴィニオンを栽培している。
栽培して5年目の木であり、25~50%が開花している。
今年は冬から4月にかけて寒くて雨が多かった為、開花がちょっと遅めなんだそうである。

ブドウの蔓の高さは2m50cm位。
7月下旬頃パチンコ玉位の大きさの実がつくそうで、それが育つと、
10月中旬に収獲出来るそうだ。

葉がブドウの養分を作るので、葉に光を当ててやる。
ここで大事なのが、「 キャノピー・マネージメント 」。
いくら葉が、光合成によって栄養を作るとは言っても、葉の枚数が悪戯に多ければ良いという物でも無い。
6月中旬に1回、枝の高い部分をカッティングする。
そうする事で、枝は横に伸びようとする。
さらに7月にカッティングを行なう。
おまけに8月にもカッティングをする。
ブドウの葉が病気にならない様に、雨除けのビニール屋根を設置している。



ブドウの木には、消毒も施す。
ブドウの木が病気に罹る事は、おいしいワインが出来なくなる事。
病気を防ぐ為に、もう1つの事を行なっている。
それは、「 ブドウの木の足元に草を生やす事 」。



土の中にある病原菌が土から跳ね返って来るそうだ。 それを草で防ぐ。
また、草が生えると、土中の微生物の動きが活発になり、ブドウの木に良い影響を与える。
人間の目から見ると、「 雑草くらい取り除きなさいよ。 だらしが無い。」なんて
思うかもしれないが、実はちゃんと戦略の下に草を生やしているのである。

登美の丘のスローガンは、「 いいワインは いいブドウから 」。
現在、循環型のワイナリーを目指していて、ワインの搾りカスやカッティングした枝を
焼却処分にするのではなく、堆肥にしているそうだ。

ブドウの栽培方法には2種類有る。
上に棚に枝を這わせる方法と、背の低い垣根に枝をからませる方法。
二へドンの先入観では、日本では棚式が多く、ヨーロッパでは垣根式が多いんじゃないんですか?
技師長のお話では、棚でも垣根でも、同じように収獲が出来るとの事。
ただ、垣根の方が、ブドウの木の根の量が多くなるので、
どっちが究極に良いかと言うと、垣根だそうだ。
現在は、改めて棚栽培が良いと見直されて来て、積極的に棚栽培に取り組んでいる。
ポイントは、ブドウの葉に、よく光が当たる事。
上からの光は絶対に当たる。
垣根式は、太陽の向きが変わると、光が当たったり当たらなかったりするのが欠点。

とても面白いと思ったのは、草を刈る時期を天体を見てやろうとしているという話だ。
経験的に、草が伸びにくい時期というのがあるそうだ。
満月から新月に向かう時期に刈ると効果があるらしい!?
現在、満月から新月期の草刈りを実行しながら、真偽の程を確認中だ。
この話が出たら、バス車中の参加者から笑いが起こった。

いや、でも、紀元前の人々みたいで可笑しいと思われるかもしれないが、
天体の運行状況によって、この地球の動植物が受けている影響は計り知れない物が有るのは事実だ。
二へドンが出産の為に、入院していた病院の周産期病棟の看護士さんから聞いた話も有る。
「 前は海に近い病院にいたので、満月の日は、入院している妊婦さんが
  ポンポン風船が割れる様に破水して、次から次だから、
  病院スタッフは大わらわになるんです。
  本当に不思議なんですよ。
  科学的には10月10日、お腹にいるはずの胎児が、
  満月に引っ張られる様に出て来ちゃうんです。
  だから、満月の夜は、当直の係りは覚悟を決めて仕事に入るんですよ。」

だとすると、星占いも、あながち迷信ではない!?

では、次は工場見学に入るのですが、別の記事に書きます。

***** 「 技師長が語る特別ワイナリーツアー 」 ・ 完 ***********  


Posted by ニヘドン at 23:46Comments(0)そぞろ歩き

2008年07月21日

Gloria Cafe のビーフカレー

2008年07月19日(土)

15:00 からのバイトに備え、腹拵えをせねばならない。
今日は朝ご飯も昼ご飯もまだ食べていない。このまま22:00まで何も食べずに、店のホールを走り回る気力は無い。
よく利用するのは本牧サティの3階のフードコート。
ところが、子供達の夏休みの初日のせいか、フードコートは超満員。
5分や10分待ったって、空席なんて見つかりそうもなかった。
フードコートは諦めて、1つ階下に下りた。
エスカレーターの近くに Gloria Cafe があった。
ニヘドンの本牧歴は長い。
本牧のショッピング・モールがオープンした時から、足を運んでいる。
オープン当時は、夢の様にお洒落なショップが立ち並び、2階部分のテラスが棟と棟を繋ぎ、まだ
みなとみらい地区の開発が進んでいない時だったから、横浜1オサレな場所だと思ったものだ。
何故、二へドンが通うには時間のかかる本牧でバイトをするのかと言うと、
昔の本牧への憧れが脳裏に刻み込まれてしまったからなのだろうなあ。

そんな思い入れの深い本牧でも、二へドンは今まで、この Gloria Cafe には入った事が無かった。
外に出ているメニューのセット価格の値段が高いのである。
カレーセットで950円は高い!!
銀座ですら、運が良ければ500円でランチが食べられるのに・・・・。
  

Posted by ニヘドン at 23:28Comments(0)グルメ

2008年07月20日

横浜花火大会2008年07月20日(日)

今日は本当は、ピアニストの清塚信也さんのインストア・ライブに行こうと思っていた。
ところが呑気に1週間前にお店に電話したので、どう言う訳か繋がらなかった。
1度など、電話が繋がったのに、無言で放置された。感じ悪い〜。
コンサートチケット絡みでは、よくこういう現象が起こる。
電話が殺到すると、スタッフはパニックにもなるのだろうが、人気アーティストの場合は、電話も殺到すると言う前提でスタンバイして欲しいんだな。
結局、清塚さんは諦めた。
でもバイトはシフトを入れなかったので、日なが1日、PCなんぞで遊んでみた。
今日は mixi のアクセス数が 20,000 を越えた。1番反応が多かったのが、「 山本モナ 」 の記事だった。
皆さん、モナさんがお好きみたいですね。( 笑 )

さて、そのまま家にいる訳にはいかない。
何度か、このブログでも述べているが、ニヘドンは24時間、家にいると、死んでしまう体質なので、お出掛けをする事にした。
今日、町では何かやっているのでしょうか?
ふっふっふっ。ワトソン君、これを見たまえ。( 殆ど意味不明。)
じゃあ〜ん!
「 横浜花火大会〜!」
と言う訳で、16:30に友人宅から帰宅した佐藤君をかっさらい、横浜駅を目指した。
横浜駅から臨港パークまで歩く。
2年前は、大混雑で、臨港パーク会場まで繋がる歩道橋も人が溢れていた。
今年は、閑散としている。
冒頭の写真は、臨港パークの芝生広場で花火大会の開始を今か今かと待つ人々。
確か昨年は台風の影響で中止になったのでした。
18:00 に5〜6 発の煙り花火が上がった。
18:30にまた煙り花火が数発上がった。
アナウンスが「 花火が打ち上げられる方向をご確認下さい。」と言っている。
よし、山下公園側から打ち上げられる花火はバッチリ見える。
19:00 にまた煙り花火タイム。
公園に到着した17:30 には、直射日光が当たらなくなった。
海からの風が涼しい。
極楽気分である。
花火大会も、「 エコ 」なイベントかもしれない。 何万人の人々が、一同に会し、エアコンを使わずに数時間を過ごす。
エコだなあ〜。
会場に集まる人々は、やはり若者が多い。
ニヘドンの耳に入って来る会話によると、20代のヤング・サラリーマン達。
小さな子供を連れたファミリー。
浴衣を着込んだ白人のカップルもいる。

公園内は、禁煙なのに、タバコを吸う馬鹿男がいた。
ニヘドンがギリギリ睨んでやるが、無視された。

空には雲が厚く垂れ込め、文字通り「 雲行きが怪しい。」が、炎熱地獄から解放されただけ、マシ。
待ち時間の2時間は、あっという間に過ぎた。
現在 19:20。
花火大会開始まで後10分。
空中はヘリコプターが爆音を立てながら飛び回っている。
もう暗くて雑誌を読む事は出来ない。
レジャーシートの上に寝そべってみた。
芝生と言うよりオオバコがはびこっている。
野外で寝そべるなんて、ここ久しく無かったな。気持ち良い〜!!

*******************

横浜花火大会は休憩無しに一気に1時間15分打ち上げる。
始まるまでは、眠っていた0才の赤ちゃんも、ママのお膝で目を皿の様にまん丸にして花火を指差している。
ふふふ。 あんな赤ちゃんでも、花火を見る事が楽しいんだ。
花火は最初、とても低い所で複数発、上がった。
見えるは見えるのだが、山下公園から臨港パークは結構離れているので、
低い所で開く花火は、ちんまりした感じに見えてしまう。

しばらくすると、夜空の高い所で、1尺玉が上がった。
ギャラリーからどよめきが起こる。
後ろの方から、5歳くらいの男の子の声が 「 た~まや~! 」 と叫ぶ。
それを聞いた周囲の人々は一斉に振り返って、男の子の姿を認めようとし、微笑む。
二へドンの真後ろにいたOL風の女の子は、思わず 「 可愛い~! 」と声を漏らした。

二へドンが花火見物を好きな理由。
それは、見物客達が醸し出す雰囲気が、とてもリベラルなものに感じられるから。
スポーツ観戦と違って勝ち負けが無い。 勝ち負けが無いから、悔しさや怒りが無い。
勝ち負けが無いから、八百長も、ミスジャッジも何も無い。
演奏会でも無いので、「 あんな所で音を外しやがって。」 と言う批判も起こらない。
ドカーンと花火が開く時に、そこで花火を見上げている何万人もの人々が、
「 おおおお~! 」 とか 「 ひゃああああ~! 」 とか言いながらどよめく。
いい感じである。
やはり花火大会もライブが良いですね。
TVで見たって、ちっとも面白くないでしょ?

海から吹いてくる涼しい風に吹かれ、花火が開いた後に風に乗って漂ってくる焦げた火薬の匂いを嗅ぎ、
お尻はレジャーシートの下の地面の温もりをそっと感じる。
  

Posted by ニヘドン at 22:20Comments(3)徒然

2008年07月20日

いのちの電話

ブログを始めて1年と6ヶ月が経過した。
「 石田様に愛を叫びたい! 」と言う、止むに止まれぬ思いで、ブログの基礎知識も何も無いまま、
突発的に始めた。
思えば、二へドンにブログ作成を決意させた引き金になったのは、名前は忘れたが、何かのフリーペーパーの1ページ全面の広告だった。
それは hama1 の広告で、「 あなたもブログを始めよう! 」みたいな趣旨だった。
ブログ解説の手順が大きくチャートで載っていて、たまたま二へドンが個人的に使えるノートPCが家主より下賜された時だったので、チャートの通りに手順を踏んだら、あっと云う間に、「 ドンドン日記 」の出来上がりになった。

毎日毎日が驚きと発見だった。
自分のブログに読者がいるというのが、そもそも信じられない事である。
それ以上に、その読者達から、ダイレクトに反応が来ると言うのが驚きだった。
書き手が全く意図しなかった反応を返してくれる人々もいる。
全く違う方向に理解する人々もいる。
書いている自分が楽しければ良いや・・・という世界では最早無くなってしまった気がする。
ここで、大きなジレンマに陥る。
私はプロでは無い。 趣味でやっているのである。 それでも、プロ並みの配慮が必要なのか?
疲れる。 これだけ書くのに、どれだけの時間を費やしていると思っているのだ。
視力を大幅にダウンさせて、睡眠時間を削って、挙句の果てに自分が得るものは批判ばかり?

読者の反応で二へドンが1番空しく思うのは、「 あなたらしくない 」と言われる事だ。
私らしさって、ご存知なんですか?
例えば、コンサートレポを1つ書くとする。
コンサートは通常2時間。
コンサート前にお茶をする。
コンサートの後にお食事をする。
全部合わせても4時間余り。
二へドンは、当然、コンサート・レポを書く。
お茶をした事も書く。
食事をした事も書く。

でも、読者の方々は、この1日の4時間の描写で、二へドンが分かった気になるらしい。
ちょっと、待って下さいよ。
二へドンは他にも、ブログに書かない20時間を過ごしているのです。
20時間を、「 二へドン 」とは別の人間として過ごしているのですよ。

2日で、読者が知り得る事は8時間分。 でも、「 あなたの知らない 」40時間が存在する。
1ヶ月で、読者が知るのは120時間分。 「 あなたの知らない 」時間は、600時間。
1ヶ月で、読者と、このブログを書いている「 私 」には、480時間分の差が出て来る。
480時間! 丸々20日分!!
「 私 」に取っては、1ヶ月の720時間全てを知っている。 だって、それは自分だもん。
だけど、1ヶ月の120時間分だけを知って、
「 二へドンさんらしくないですね。 」 「 あなたらしくないよ。 」 「 へえ~、意外! 」
と言われると、どうして良いか分からなくなる。
そうなんですかね?
本当の私は、どうでも良いんですかね?

それは、「 二へドン 」というキャラクターを作り上げ、勝手に歩かせて来た、「 私 」の責任なんでしょうか?
怪物やロボットを作ってしまって、それが人間に害を成す様になると云うストーリーは古今東西有るが、
まさか自分が、ブログ上で、それをやってしまうとはね。

「 そんな事をする人だとは思わなかった。」
「 あんな風に言うべきではなかった。」
「 どうして、私の気に入るコメントをしてくれなかったのか? 」
「 私だけ、特別扱いして。 1番のお友達にさせて。 」

・・・・・・・・・・・・・・・へ? ・・・・・・・・・・・・・・・・・???
「 私 」は、私生活でも二へドンを演じる必要がありますか?
有るんでしょうね・・・・・・・。 大方のご意見を読ませていただくと、そうなんでしょう。
「 二へドン 」 と 「 私 」 は、どんどん乖離して行くようです。
たまには、ブログから離れて、「 素の私 」を受け入れてくれる人が必要なようです。
「 あのブログを書いているあの人 」 でいるのもなかなか辛いものがありますよ。( 苦笑 )

さあ、今までのが前置き。
今日は、ここいらで、「 あなたの知らない二へドン 」を1つ紹介したいと思う。

それは、「 私 」 は、すぐに死にたくなってしまう人であると言う事だ。
ただの口癖なのでは無く、心の底から、本当に死にたくなる。
「 あなたはラテン系だから。 」 と言われた事がある。 24時間ラテン系なんじゃないっすよ。
人知れず、どよ~んと死に方を考えていたりしますよ。
勿論、ラテン系の時間もある。 それは事実だ。
人間の心は、絶えず移ろうものだと、思って欲しい。

躁鬱病なのかもしれない。 専門医の診断を受けた事は無いが、ラテン気分の時と、死にたくなった時の落差が激し過ぎる所を見ると、多分そうなのであろう。 4年前の母の死が、躁鬱状態に、さらに拍車を掛けたと思う。
母の死の直後、すごく虚無状態になった。
その時も、もう死にたいと思ったが、積極的に死のうという気はなかった。
自分から行動を起こすというエネルギーが無かった。
もし、誰かが突然、二へドンの額に銃口を突きつけても、別に困ったりはしないだろう位の、受動的に死にたい気分だった。
誰かが私を殺してくれたら、こんな楽チンな事は無い・・・・・・そんな他力本願な考え。

5月下旬に打ちのめされた。 それは、ドンドン日記には書いてない、720時間の内の出来事で。
この時ばかりは、積極的に死にたいと思った。
死にたいと思った反面、未練も虫の様に湧いて来た。
父親が生きている間は、先に逝くべきではない。
せめて、息子が成人するまでは・・・・・・・・・。
ヴァイオリンの泰次郎君は、どうなる? 捨てられてしまったら、そんな酷い話は無い。
それに、もしかしたら、もしかしたら、万が一にも、あの人が救ってくれるかもしれない・・・・。
ネス湖で本物のネッシーを見つける位、現実味は無いかもしれない。
UFOに攫われて、その後、宇宙人と交信が出来るようになるのと同じ位、可能性は低いのかもしれない。
それでも、自分の脳が、まだ、本の少しでも「 希望 」を望んでいるのだとしたら・・・・・・・。

そんな僅かな希望が、二へドンにある行動を起こさせた。
「 いのちの電話 」に電話をさせたのだ。
これは各都道府県に支部が有り、それぞれの居住地の都道府県に合わせて電話が出来る。
が、繋がった例しが無い。(笑)
二へドンは何度も電話をして、一生に1度も繋がった事が無い。
ツチノコ探しより難しいかも!?

いのちの電話のホームページ上を逡巡してみる。
過疎の県に電話してみようか?
すると、インターネット相談が有る事が分かった。
早速クリックしてみる。
相談フォームが現われたので、書き込む。
書いて書いて、書きまくって、送信の段になって、送信出来ない!
赤い文字でメッセージが現われた。
「 相談は2,000文字以内でお願いします。 」
2,000文字!? す・・・・・少ないでしょ!!
多分二へドンの文章は10,000文字を越えていたはず。
だって、事情を知らない人に、2,000字で何をどう説明出来るって言うのよ!!

書いた時間の倍の時間を使って、削除作業をした。
全然、説得力が無くなってしまったが、仕方が無い。
送信した。 返事が来るまでに、1週間程かかるらしい。
繋がらない電話よりもマシだわね。

その後、返信が来た。
短い文面では有ったが、私の文章に対して非常に正直な感想が綴られていて、涙が止まらなかった。
時々、この返信を読み返しては泣く。 
今の二へドンを支えてくれているのは、実はこの 「 いのちの電話 インターネット相談 」なのである。
「 また、書いて下さい 」 という言葉に甘えて、書く。
どんな感動の名作映画よりも泣ける返事をくれる。

今まで、ドンドン日記を読んで下さった全ての皆さんに感謝致します。
そして、忙しい時間を割いて、コメントを送ってくれた方々には、
感謝の気持ち増量20%キャンペーン中です!

ただね、どうせ送ってくれるのでしたら、正直な意見を歓迎致します。
意見が合わなくても全然OK。
でも、二へドンは、「 顔は笑っているのに、目が笑っていない人 」 って言うのが
とっても苦手なの。
表面上、優等生のコメントより、本音で勝負するコメントをお待ちしております。
それから、再度お伝えしておきますが、
全部文字化けしているコメント、メッセージには返信はしませんので、悪しからずご了承下さいませ。
どういう訳か、1ヶ月に1度位、全文文字化けメールが来るのですよ。
イケメンから、二へドンへのラブレターだったら、勿体無いな・・・・・と思いつつ、
即ゴミ箱行きになってます。 悪しからず、ご了承下さいませ。

ってな訳で、二へドンが生きている間は、毎日ブログ更新していくので、
今後共お付き合いの程、よろしくお願い致します!!

***** 「 いのちの電話 」 ・ 完 ******************  


Posted by ニヘドン at 11:39Comments(5)徒然

2008年07月19日

演奏会から2ヵ月も経ってから、プログラムを読んでみた。

2008年07月19日(土)

5月21日(水)の東京オペラシティのCOMPOSIUM 2008 スティーヴ・ライヒの音楽#JIS2D21# を聞いてから、2ヶ月が経過する。
そんなに経ってから、公演プログラムを読んでみた。
!!!
だってね、先にプログラムを読むと、洗脳されちゃうから、読まないんだ。
で、自分がコンサート・レポを書くのに1〜2ヶ月以上平気で掛ける今日この頃なんで、公演プログラムも数カ月眠ってる訳。
その内、プログラムや雑誌に埋もれて、考古学者が発掘してくれるまで何千年もの眠りに就く物も数知れず。(笑 )
まあ、よく今この時期にスティーブ・ライヒの公演プログラムが出て来たよ。
で、読んでみました。
初体験。ドキドキ。
読んでみて、ニヘドンが感じた事の「訳」が沢山書かれていて、凄く興味深かったのさ。
今日はその点を、挙げてみようと思う。

まず、1番驚いたのが、ライヒのプロフィール。
おじいちゃんの部類に入るとは思っていたけれど、まさか71歳とは!?
ステージに現れたライヒ氏は、背筋もピンとしていて、年齢不詳に見える。
勿論、日本人にも、実年齢よりも体力年齢や精神年齢が若い方々はいっぱいいらっしゃいますよ。
でも日本人の場合は、かくしゃくとし過ぎて、中身は若いのだろうけれど、逆に年齢を感じちゃうんだよね。
欧米人の場合、過去を引きずらずに、「 現在 」を生きている感じだから、ただもう若い若い!
プロフィールで、もう一つ目を惹いたのが、こんな件( くだり )。
「 76 〜 77年にはニューヨークとエルサレムでヘブライ経典の伝統的えい唱方を研究した。」
ははあ〜ん。ニヘドンが仏教の声明( しょうみょう ) と感じた正体は、これだったのね。
いいなあ。 エルサレムはニヘドンの憧れの都市なんだよなぁ…。
高校生の頃、宗教、哲学に惹かれ、世界の三大経典を読破する!と頑張った。旧約聖書を読破し、新約聖書を読破し、コーランの途中で挫折した。仏教は、般若心経で短くお茶を濁した。
で、旧約聖書、新約聖書を読んだ所で、何だかひどくイスラエルに行ってみたくなった。
当時、インターネットの無かった時代に、ニヘドンがどうして、その情報をゲットしたのか不思議でしょうがないのであるが、イスラエルのキブツで、世界中の若者が集い、農作業のボランティアを行うプログラムが有ると知った。
希望者には、エルサレム市内の観光名所を訪れるツアーや、死海を訪れるツアーにも参加出来ると言う。
又、希望者にはヘブライ大学での講義を受ける事が出来、ヘブライ語も学ぶ事が出来ると言う。
  

Posted by ニヘドン at 22:54Comments(0)

2008年07月19日

サイゼリヤ角切りカットステーキ

2008年04月19日(土)

KAMOME LIVE の整理券をゲットした後、開場時間まで腹拵えタイム。
お昼ご飯がまだだったので、もうお腹ペコペコ。
本当は、裏道でひっそりと営業しているガイドブックに載っていない様な店を発掘したい所だが、あんまりお腹が空いていたので、ガッツリ食べられて値段がリーズナブルな、あの店へ!
関内駅近くのマンションの2階の「 サイゼリヤ 」へ直行。
ガッツリ食べたい時は、ステーキですよ。
今日は、「 角切りカットステーキ 」719円也を注文しました。
スープセット280円も付けました。スープセットは2種類のスープから選べるのですが、ニヘドンは、いつもミネストローネ一筋です。
サイゼリヤのミネストローネは、ちょっと塩気が多くて、ニヘドンには、しょっぱく感じられるのですが、野菜たっぷりの魅力には抗えません。スープセットには、スープの他にライスも付くので、本当にお得!
サイゼリヤのステーキは、1,000円以下と言う価格にしては、めちゃ美味しい。
サイゼリヤの関内店は、いつも若い人で混んでいる。
高校生、20代のサラリーマン、ギターを抱えたお兄ちゃん軍団、等々。
そんな彼らの人間ウォッチングを楽しめる、ニヘドンのお気に入りの店です。
スタッフの働きっぷりも合格です。
ただ残念な事に、この店でイケメンに出会った事が無い。
ガ━(゜Д゜;)━ン!
  

Posted by ニヘドン at 14:05Comments(0)