ドンドン日記

2011年08月23日(火)
イメージフォーラムのサマースクールを7日間も受講したのに、渋谷でランチを1回しか出来なかった。
(ToT)

それがサマースクール最終日の今日。
しかも、何故ランチが出来たかと言うと、体操教室をサボったから。
何ちゅう事やねん。
前回食べたワンプレートランチも食べたいし、
ビストロライス 1,000円 ( 大盛りも値段一緒！ )にも心惹かれます。

でもでも、ニヘドンは乙女なので、
「 アンチエイジングランチ 」を１度試してみようと思いました。
ランチのアンチエイジングには3種類有り、日替わり対応なので残念ながら自分で好きな物を選ぶ事は出来ません。
今日のアンチエイジングメニューは
「 南フランス Nice 風 Detox スープ Bowl with 吉田ハーブ ＆ バケット 」でした。
これで 1,000円です。
出て来たスープ・ボウルを見て、
たまげてしまいました。
「 !? これ、バケツ！! 」
パンはバケット。
スープはバケツ！？
こんなに山盛りスープをお客に 1,000円で出しちゃって、
渋谷の店舗の家賃をちゃんと払えるのかしら？
スープに入っている野菜を列挙してみます。
・ キャベツ
・ 赤パプリカ
・ 黄パプリカ
・ 赤蕪
・ アボカド
・ 茄子
・ いんげん
・ オクラ
・ 赤玉ねぎ
・ 豚肉
・ オリーブの実
・ ショートパスタ

12種類です！
この他にニヘドンが食べたのに、その存在に気がつかなかった哀れな食材があるやもしれません。

ちょっと考えてもみて下さい。
あなたが家の冷蔵庫を開けたら、中が空っぽだったとします。
上記の12種類の食品をスーパーで買ったら、1,000円で収まりますか？
仮に残り物野菜を使うとして、普通の核家族の家庭の冷蔵庫の中に 12種類の食品が残り物としてありますかね？
ニヘドンは買った食材は早目に使い切る派なので、
冷蔵庫に隙間無く、ギッチリ食品を詰め込む人は、
もっとスリムな生活を目指せばいいのに、と思っちゃいます。

さて、スープのお味なんですが、
味は特にメインの調味料の味付けと言うよりは、野菜逹が勝手に自分達のエキスを出しましたって感じの美味しさなんです。
スープの具の中では豚肉とアボカドに心を奪われました。
豚肉は、とろ〜り溶ろける柔らかさ！
何処の産地のお肉なんだろう？

出色はアボカドです。
ニヘドンは今までアボカドは生でスライスしてサラダに入れたり、ハンバーグのトッピングに使ったり、
サンドイッチに挟んだり、要するに加熱して食べた事が無かったのです。
生まれて初めて食べた「 煮アボカド 」は、
にょろ〜んとした歯応えで、何だか癖になりそう。
(^з^)-☆Chu!!

バケットの上に振りかけられているパセリが、
乾燥パセリではなく、生パセリだった事にもニヘドンは感動致しました。

「 吉田ハーブ 」は普通に言うとサラダですね。
赤キャベツ、赤蕪、サラダ菜、サーモンが1切れ乗って彩りを爽やかにしています。
それだけではありません。
上から見た時には見えなかったのですが、
葉っぱの下に隠し玉が有りました。
何だと思います？
牛ブロック肉の煮込みですよ。
レストランのランチに有りがちな、葉っぱだけのお仕着せミニサラダとは一味も二味も差を付けてくれちゃっています。

もう、全部食べるのに必死でした。
近くのテーブルの OL さん逹を見ると、サラダとかパスタとか、
結構食べ残しています。
こら〜！ 食べ残すなんてお行儀が悪いぞ〜！！
日本人は何時からこんなみっともない人種になってしまったんだ？

ニヘドンは頑張って全部頂きました。

実は「 スイーツセット 」500円も頼んでしまっていたのでした。
このスイーツセットに関しては
「 ドンドン村のお菓子な部屋 」
http://nihedon.hama1.jp/
に書きますね〜。

もうお腹いっぱいで動けない状態のニヘドンに、スタッフの男性がポイントカードを作る様に勧めに来てくれました。
自称ポイントカードの女王が断る訳が有りません。
作ってもらいました。
ふふ。これからイメージ・フォーラムで映画を見る時には、
必ず「 吉田パスタバー 」でランチしちゃおうっと！

  

第2回 広島アートカフェに参加して来ました。
その模様をレポートします！

写真は、第２回のゲストである
今中大介氏（　左　）と、
司会進行役のコラムニストの
神足裕司（　こうたり　ゆうじ　）氏（　右　）。

では、まず、広島アートカフェとは何か？
クリックして頂いてサイトをお読み頂ければ
よく分かると思いますが、
簡単に言うと、こんな感じです。

“広島アートカフェ”とは…

広島の未来に向けた"広島の力"をデザインするアイデアを皆様から
頂く試みです。カフェやレストランで、コーヒーやお茶を飲みながら
第一線で活躍される広島出身あるいはゆかりのあるアーティストや
クリエイターの方々、ナビゲーターと参加者の方々が、
共に"広島の力"を引き出し、広島をデザインするイベントです。
　　……………………………………………………………………………………

いいでしょう？　
如何にも二へドンが喜び勇んで行くようなイベントですね。
日本人として初めてツール・ド・フランスに出場した
今中大介さんが今回、第２回目のゲストです。
二へドンは今中大介さんを存じ上げなかったので、
彼のプロフィールを引っ張って来ました。

　国内最強のアマチュア選手から1994年プロに転向。イタリアの名門プロチーム、
　"ポルティ"と契約してヨーロッパ各国で転戦を開始。
　翌年、世界の3大自転車ロードレースの一つ、ジロ・デ・イタリアに出場。
　1996年　日本人のプロロードマンとして唯一、ツール・ド・フランスに出場。

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凄い経歴ですねー。
今回の広島アートカフェの会場は
六本木一丁目駅から直ぐの「　BALCONY　RESTAURANT & BAR　」でした。
丸テーブルが置かれたフロアーで、１つのテーブルに２～３人が座る
ゆったりとした会場でした。
二へドンは１番前のテーブルをゲット！

最初に今中大介さんが登場した時の二へドンの第一印象は、
「　げっ！　体脂肪率、低っ！！」でした。
今中大介氏は１９６３年生まれのおん年４８歳！
全然メタボじゃないんです！
この日、今中大介さんは、ロードレースのユニフォームを着用していました。
だから、身体のラインが露わになっているのですが、
見事に体脂肪率の低い究極のプロポーションをしていました。

広島アートカフェは、
最初二へドンは、広島県の観光PRをする場所だと思っていたのです。
でも、実際に参加してみると、確かに開演までの待ち時間には
正面のスクリーンに広島県の観光ビデオが流れておりました。
でも、トークが始まると、みっちり２時間のトークショーでした。
これは、勿体無いですよ。
もし、これは単なる観光PRなんだと思って、わざわざ行かなくても
いいやと思った人がいたら、本当に勿体無いです。

広島アートカフェは、今後も第２回、第３回と
予定されています。
広島県縁の、第一線で活躍している人達のお話を、こんなにじっくりと聞ける機会は
そう無いと思います。
次回からは、しっかりとスケジュールをチェックして、参加してみて下さいねー。

二へドンと同じテーブルに座った男性は、広島在住の方で、
わざわざ広島県から今中大介さんを「　追っかけ　」て来た方でした。
その位の価値が有るという事です。

今中大介さんと、神足裕司さんのお話の中で、二へドンが面白いなと思ったのが
１．片岡右京さんの事。
２．ピレネーの虹の話。
３．イタリア人の爺さんの話。
４．自転車はダイエットにいい！！
　　（　あの筋肉スリムの身体を目の前で見せられたら説得力有りますよー。）

ありゃりゃ・・・・広島県の話題が無い！？
いえいえ、広島県の旬な情報が欲しい方は、ひろしま観光ナビをご覧下さいませ。

　これは、今中大介さんが、
「自転車に乗ってペダルを漕いで見せてくれた」の図。
二へドンは、かぶりつきの席で彼のペダリングを見て
もう大感激！！
これがツール・ド・フランスを制覇した男の
ペダリングなのかああああああああ！！！！

こんな得難い体験が出来るトークショーに皆さんも参加してみませんか？
美味しいおやつも振舞われます。
おやつの事は「　ドンドン村のお菓子な部屋　」のブログに
書きますね。

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＊＊＊＊＊　「　第2回 広島アートカフェ　」　・　完　＊＊＊＊＊


  

2011年08月25日(木)
みなとみらいホールでオルガン1ドルコンサートを楽しんだ後、ニヘドンがやる事と言ったら、
それはもうランチしかありません。

最初、ニヘドンは家を出る時、
「 今日のランチは Bubby's にしよう！ 」と心に決めていました。
…… でも、心変わりしました。
と言うのも、オルガン1ドルコンサートでは、いつも配られるチラシの中に、
クイーンズスクエアのお店で特典を受けられるクーポン券が入っているのです。
このクーポンを見たら心変わりしました。
だってクーポンは、コンサート当日だけ有効なんですもの。
使わなかったら、クーポン券はただの紙ゴミになってしまいますよね。

クーポンが使えるお店は多数有りますが、ニヘドンが選んだのは、
10％の割引が受けられる「 NEW YORK GRAND KITCHEN 」です。
このお店は以前、2〜3度利用した事が有りますが、前よりランチの価格がリーズナブルになりましたよね？
勘違いかもしれませんが。
13:30 過ぎと言う時間で、近隣の会社員逹が食事を終えた頃合いだったのでしょうか。
待たずに席に案内して貰えました。
店内もテラス席も選べました。
テラス席を頼んだら、何と、長いエスカレーターに乗っている人々の視線に晒されると言う
なかなか恥ずかしい席でありました。

頼んだのは「 ポークスペアリブのブラックカレー グリル野菜添え 」。
ドリンクが付いて 1,050円。
( 税込 1,102円 )

テラス席の丁度上の広場で無料コンサートが行われていました。
ブラスバンドがメインで、元気の良い生演奏を聞きながら
お食事をするなんて、これ人生の醍醐味ですよ。

先程迄演奏していたクラシックの曲が終わり、別のバンドが賑やかに「 ジンギスカン 」を演っています。

このお店は、コーヒー単品は 400円 ( 税込 420円 )ですから、如何にランチが良心的な値段に設定されているか、
分かろうと言うものです。

このお得過ぎるランチは、14:00迄です。
14:00を過ぎると、別のメニューに差し替えられます。
大体はランチメニューと同じですが、
「 ポークスペアリブのブラックカレー 」は姿を消します。

ライスの上にグリル野菜が乗っています。
列挙すると、
・ カボチャ
・ 茄子
・ ヤングコーン
・ オクラ
・ 赤パプリカ
・ 黄パプリカ です
う〜ん。凄いゴージャスなトッピングですねぇ。

スペアリブがメニューの写真より小さかったので、
運ばれて来たお皿を一瞥した時には
正直ガッカリしました。
が！！
滅茶苦茶滅茶苦茶、美味いのです！
肉食派のニヘドンも大満足の美味しさです。
照り焼きソースが掛かった所が炙られて焦げ目が付いた所の美味しさと来たら！！

カレールーは、具の無い胡椒の風味が強い辛いカレーです。
気に入りました。
みなとみらいホールに来る時には、
いつも利用したいお店です。
  

2011年08月27日(土)
横浜ゴスペル祭 2011 に参加したニヘドンは、リハーサルと団体写真撮影の間に1時間以上有るので、
当然ランチに走りました。
会場の神奈川県民ホールに入る前に、向かいのお蕎麦屋さんのショーウインドウを眺めたのですが、
値段が高いんですよね。
これから GONZA 先生がおっしゃった様に
「 汗出して、鼻水たらして、一生懸命歌う姿に観客は感動するんだよ。
きれいに歌おうとしないで！ 」
と言う歌い方をするんですから、
お蕎麦じゃ腹持ち悪いんだよなぁ。
もっとガッツリご飯を食べたいです。
でも近くに有るジョナサンは超混みだろうなぁ。

いえいえ、皆さん、余り利用しないみたいですけれど、
県民ホールの６階に
「 英一番館 」と言うレストランが有るのです。
そこへ行って見ようと思います。
外はいつ雨が降ってもおかしくない程の灰色の重たい空でした。
同じ建物の中なら、天気の突然の変化も平気のヘーザです。
見た目は、百貨店の大食堂みたいな雰囲気ですけど、このお店の売りは、窓からの眺めが素晴らしいんです。
青い空と青い海、ベイブリッジと大桟橋が見えるのです。
県外からの観光客の皆さんに、ここを穴場レストランとして、こっそり教えてあげたいですね。
ランチは1,000円とか 1,200円とかで各種有り、ゴースメニューも有りますよ。

今日はニヘドンは入り口の見本を見て、
「 おすすめランチ 」1,000円 ( 税込 )にしました。
決め手は、おかずに茄子が使われていた事です。

・ 白身魚のカレーソース
・ 茄子のカレーソテー
・ オニオンソテー
・茹でインゲン 4本
・湯剥きプチトマト 1個

これらが見目麗しくお皿に盛られています。

更に、
・ ライス or パン
・ ドリンク
・ スープバー
２種 ( 味噌汁、キャベツと人参のコンソメスープ )
・ サラダバー ( キャベツの千切り、赤キャベツ、マカロニサラダ、ひじき、大根スライス、白キクラゲ、コーン )
2種のドレッシング

そして、そして！
デザートも付いちゃうんです！
今日のデザートは、リンゴのコンボートを小さくカットした物がゴロゴロ入っているヨーグルトでした

素敵な風景と、ボリューム満点のお食事が 1,000円です。

ニヘドンはサラダもスープもお替わりしました！
エネルギー充電バッチリでした！

ただ、ちょっとお願いも有ります。
折角美味しい茄子なんですから、カレー味にしないで欲しかったです。
シンプルに醤油を垂らして食べたかったな。
後、デザートにバナナも入れてくれたら、もっと美味しくなったと思いますよ！

お会計の時にポイントカードを作ってもらいました。
フッフッフッ。
ポイントカードの女王・ニヘドン、頑張ってスタンプをいっぱいにしますね〜！！
(^o^)／

  

2011年08月29日(月)
眠いです。
ここ数日、睡眠時間が3時間を切る日が続いていています。

昨夜は、杉田夏祭り会場から帰宅し、
23:30 頃に就寝しました。
ふと目が覚めました。
室内が異様に暑かったのです。
タイマーを1時間にセットして、
エアコンを点けました。
その時の時刻が 02:15 でした。
起き出すには、ちょいと早過ぎますよね？
最近、まともにブログ記事に向き合えず、ブログに関しては不完全燃焼なんですから！
次の日も 7時間のバイトの後、
広島県の PR イベント「 広島 Cafe 」の取材が有ります。
長い1日になりそうです。
寝ましょう。
zzzzzzzz グーグー (-.-)zzZ
しかし、その後が大変でした。
10分おきに目が覚めてしまい、目覚まし時計を見る始末。
10おきに目覚めるって、それ全然眠れてないじゃん！！

昔、不眠症の患者に医者がアドバイスしている文章を読んだ事が有ります。
「 身体を横にしているだけでも、身体は休まるから、
眠れない事を気にしないで。」
二へドンはこれを信じて、眠れない事を大袈裟に考えない様にしています。
（　あ、まあ、他の事も何事も、あんまり深く考えない傾向の人ですが・・・。）
だったら思い切って起きちゃって、ブログ記事を書けば良かったですね。

  

2011年08月28日(日)
今日、「　杉劇リコーダーず 」は杉田夏祭りに乱入します！
16:00 に杉田劇場に集合でした。
06:00 〜 14:00 迄バイトをし、事務所でかき氷を食べてまったりし、
JRで新杉田駅へ移動。
La Vista 杉田の2階 の「 花まる うどん 」で、かけうどんと、おにぎりを食べてエネルギー・チャージ。
バイトが終わってから集合時間まで
2時間も有ると油断していて、はっと気がついたら、もう 15:40でした！
慌て杉田劇場へ向かいます。

杉劇リコーダーずのユニフォームである
黒地に金色でリコーダーのイラストが描かれている格好イイTシャツに着替え、
裏通りを歩いて京急杉田駅の駅ビル・プララ杉田へ移動します。

杉劇リコーダーずの前の出演者達のステージが行われていました。
ゴスペルです。
迫力の有るソロ・ボーカルに聞き覚えが有りました。
ステージを見ると、
＼(◎o◎)／ エッ！？
GONZA 先生じゃありませんか！！
昨日、横浜ゴスペル祭でお世話になったばかりのGONZA 先生が！！

ニヘドンは連日ステージに立つと言うお馬鹿なスケジュールをこなしていますが、
もう一人、ニヘドンと同レベルのお馬鹿が……
いえいえ、そんな失礼な事を言ってはいけません。
GONZA 先生はプロフェッショナルなんですから、
毎日ステージをこなす売れっ子シンガーなんですよね。

控え室が1個しかなかったので、入れ替えの時にGONZA 先生に昨日のお礼を改めて伝えました。
GONZA 先生曰く
「 ああ、リコーダーずね。
あたしも入ろうと思ったんだ、リコーダーず。」
w(☆o◎)w マジッすか？
先生それ、マジッすか！？
でもGONZA 先生がリコーダーずに入ると、
超、的を得た厳しい指摘弾が飛び交いそうだなぁ。
んじゃあ、んじゃあ、今度リコーダーずとゴスペル・クワイアーのジョイントしちゃいますか？


プララのステージの持ち時間は1時間。
渡辺さんのサックス演奏のひと時も有り、リコーダー・チームは一息入れながらの演奏でしたが、
プララの1階ピロティは暑い！
蒸す！！
風が通らない。
サックス・タイムの間にニヘドンはタオルでゴシゴシ自分の顔を拭いまくりました。

会場に並べられた椅子は8割位が埋まり、
周囲に立って聞いている人もいました。
ふと上を見ると、２階のテラスから見下ろしているお客さんもおり、
池袋サンシャインシティのイベントみたいと思ったら、
ちょっと緊張してしまいました。
が、演奏そのものはとても楽しく出来ました。
ゴスペル歌っても楽しいし、
ヴァイオリン弾いても楽しいし、
リコーダーを吹いても楽しいんだ、これがまた。

10年前のニヘドンからは考えられない位、充実した人生を過ごしていますよ、はい。
1時間のステージを終え、子供チームは縁日で遊びたいだろうから次のステージ会場の八幡宮に現地集合。
大人チームは、揃って八幡宮へ向かいました。

ビックリしました。
杉田夏祭りが、こんなに規模が大きく盛り上がるとは、夢にも思いませんでした。
  

2011年08月27日(土)
横浜ゴスペル祭　2011に参加しました。
楽しかったです！
ニヘドンは過去に2回、単発のゴスペル体験会に参加した事が有ります。
1回はカルチャーセンターの講座で。
もう1回はゴスペル・グループのお試し体験会に。

でも今回は充実感たっぷりでした。
４回の練習と、神奈川県民ホールでの本番と言う完結編のシリーズでした。
達成感有りました。
ニヘドンがこのワークショップの事を知ったのは、シネマ ジャック＆べティに置いてあったチラシからです。
一見、映画館とゴスペルは関連が無さそうですが、
映画館の音楽特集の企画と連動してたみたいです。

歌唱指導は GONZA 先生です。
名前だけ聞くと男性か女性か分からないのは「 ニヘドン 」と同じ?
女性ですよ。女性。

練習は初め、親子グループを GONZA 先生が担当。
大人だけのグループを サニーサイドと言うゴスペル・グループで歌唱指導をしているヒロミ先生が行いました。

ヒロミ先生が最後に言いました。
「 練習の時は間違えてもいいのよ。
だって練習なんだから。
でも本番で間違えたら、GONZA 先生が何か言うかもね。」
ニヘドンはこれを聞いてビビってしまいました。
GONZA 先生の指導は厳しいと感じていたからです。
何が、どう厳しいかと言うと、アマチュアを「 アマチュアだから 」と言う甘えの世界に居させてくれない厳しい先生でした。

「 アマチュアはね、高校野球と同じなのよ。
年間を通じて同じレベルで歌えるプロとは違うの。
ある日突然、ぐわーっと力を出す事が有る。」

ああ、そうか。
だから下手くそな初心者を相手に出来るんですよね。

でも、結構、小心者でビビりなニヘドンは、深い妄想の世界に入り込んで行きました。

妄想の世界では、先生は相撲部屋の親方でした。
そして率先して弟子のリンチに加担していました。
ゴスペル本番直後、ニヘドンは親方に呼び出されました。
そしてボコボコにのされ、バラバラにされ、東京湾に投げ棄てられました。

変わり果てた姿で発見されたニヘドンに、検死医が死亡診断書に死因を書きました。
「 歌にグルーヴ感が無かった事に拠るリンチ死。」

え〜！！ 嫌だよ、そんなの〜！？

ふふふ。でも頑張ったので、「 歌にグルーヴ感が無かった事に拠るリンチ死 」は避けられました。

めでたし。めでたし。
  

2011年08月26日(金)
ニヘドンが習いに行っている
ヴァイオリン教室は
レッスン回数は月に3回と決められています。
第何週に有ると言う風には決まっておらず、
その月の先生のご都合に合わせて
スケジュールが決められ、
1〜2ヶ月前に発表されます。

先週のヴァイオリンのレッスンに引き続き、
今週もヴァイオリンのレッスンが有る日でした。

昨夜から、ニヘドンの心は、ちょっとグレーでした。
と言うのは、前回のヴァイオリンのレッスンの時から今日まで、ヴァイオリンの練習が全く出来なかったからです。

言い訳をすると、
先週の 08月19日(金)と 08月20日(土)、そして今週の 08月22日(月)と 08月23日(火)の4日間は、
バイトの後にイメージフォーラムのサマースクール「 フィルム・ヒストリー 」を受講したのです。
朝 05:00 に家を出て帰宅は 23時過ぎ。
これでは普通、自宅でヴァイオリンの練習は出来ませんよね。

しかも、明日08月27日(土)は横浜ゴスペル祭りの本番で、歌の練習をしなければなりません、
更に明後日の 08月28日(日)は、杉田夏祭りに杉劇リコーダーずの本番が2回行われます。
ゴスペルとリコーダーの本番が2日続くので、どうしたってヴァイオリンの優先順位は低くならざるを得ません。

何の練習もせずにレッスンに行くのは、
正直、ツラいものが有ります。
今は生徒が5人のグループレッスンですが、3人がキャリア 10年選手達。
残りの2名がニヘドンと、ニヘドンと同期の Fu-chan です。
ニヘドン達は、今年の10月で6年目に突入します。
やはり、4年のキャリア差は、ボーッとしていたら埋める事は不可能です。
置いて行かれない様に全神経を集中して取り組まなければなりません。

同期の Fu-chan も、ニヘドンとスタートが同じだった筈なのに、めちゃくちゃ上達が早く、
ニヘドンが未だに出来ないビブラートを澄ましてやっちゃう娘なんですよ。

だから1週間何も練習せずにレッスンに臨むのは自殺行為に等しいのです。

でもね、でもね。
今日のレッスンは腹を括って、今日の1時間で1週間分の気合いを入れるって思ったら、スッゴク楽しかったんです。

やっぱりヴァイオリンを弾くって、凄く楽しい！
もしかしたら、ニヘドンの気合いをヴァイオリンが感じて、応えてくれたのかもしれません。
世の中には、楽器の演奏を、ただの暇潰しの趣味と言うように捉える人がいますが、
全然違いますよ！
楽器は魂ですから！！
人間はズルしたり、嘘ついたり、悪口言ったり、
攻撃したりするけれども、
楽器は、いつも演奏者の気持ちに寄り添い、心を代弁し、
決してNO ！ と拒絶しない。
ヴァイオリンに出会えて良かった。
今日からちゃんと練習するよぉ！
  

保土ヶ谷区・児童遊園地にお住まいの
ボヘミアン・キャッツのお一人。
人間が近付いても、こんな風に
「　ふにゅ～ん　」としている
お猫様が可愛くて仕方が無いのです。
撮影　：　執事のセバスチャン

さて、二へドンは２０１１年０８月１６日（火）から
２０１１年０８月２３日（火）まで
日曜日を除く全７日間の
「　イメージフォーラム　サマースクール　」を
受講しました。
２つのコースが有り、
・　アニメーション　ワークショップ　：　創作の現場
・　フィルム・ヒストリー
ですが、二へドンが受講したのは
フィルム・ヒストリーの方です。

実験映画の黎明期から現在に至るまでの全容を
日本と海外に分けて俯瞰しました。
講師の先生
（　日本　－　イメージフォーラム・プログラマーの澤隆志
　　海外　－　映像作家の中島崇　）
の解説と実際の映像作品を多数観ました。

１８９５年のリュミエール兄弟、ジョルジュ・メリエス、
マン・レイ、レン・ライ、ジガ・ヴェルトフ、
細江英公、大林宣彦、松本俊夫、寺山修司・・・・・・・等等。

この講座を受けたら、実験映画について薀蓄垂れても許されるだろう
と思える位、充実の内容でした。
毎日３時間の講座を７日間受けて、受講料は１２，０００円でした。
１日当たり　1,714円。
１時間当たりは　571円ですから、目茶目茶良心的です。
１，８００円出して、実に下らないハリウッドの金儲け主義の駄作を見せられる
事を考えたら、映像の歴史の名作の数々を見られて
１時間５７１円ですか！？
これは受講しなければ嘘でしょう。
中島崇先生のお話では、例年、大阪とか遠方の受講生がちらほらいるそうなんですよ。

大満足の講座に、二へドンは又来年も必ず申し込もうと胸を熱くしたのですが、
上映作品の中に細江英公の「　へそと原爆　」と云う作品が有りました。
日本は今年、想像だにしなかった原発の事故により再被爆をする事になってしまいました。
その緊迫した状況下に身をおいて、この映像を見ると恐怖も一塩です。
この映像で被写体となっているのが、舞踏家の土方巽（　ひじかた　たつみ　）でした。
二へドンは勅使川原三郎とか岡本芳一等の、日本人のパフォーマーに感銘を受けていたので、
俄然、土方巽にも興味を持ちました。

そして講師の澤隆志先生が、二へドンに取って実に悪いフライヤーを見せてしまいました。

山口県山口市にある山口情報芸術センター（　YCAM　）のイベントでした。
内容をYCAMのホームページからコピペしますね。

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土方巽「肉体の叛乱」　撮影：羽永光利
映像で見る世界のダンス vol.2 「特集 土方巽」
日付/時間 : 2011-09-23（金・祝）-2011-09-25（日）

場所 : 山口情報芸術センター　スタジオC
料金 : 料金：700円　【全作品券】一般1,500円／any会員・特別割引・25歳以下1,200円

9月24日(土)
10:30「肉体の叛乱」「疱瘡譚」／
13:35 レクチャー「土方巽ー言葉と身体」 講師：安藤礼二／14:40「陽物神譚」／
15:50　トークイベント「人間土方巽（カマイタチの跋扈）」ゲスト：麿赤兒／
17:00 「夏の嵐 燔犧大踏鑑」

※レクチャー、トークイベントへのご入場には、
本特別上映会のチケット、またはチケットの半券が必要です。
*全作品券を、電話／窓口にて予約、販売しております。
※チケット発売：8月6日（土）
電話／窓口：山口市文化振興財団チケットインフォメーション（YCAM内）
083-920-6111（10:00-19:00 ※火曜休館・祝日の場合は翌日）


パフォーミングアーツの歴史と魅力を再発見する
今もなお、世界中の芸術家に影響を与え続ける舞踏家が蘇る
舞台芸術の歴史と、映像によって語られる身体表現の魅力を紹介する
上映シリーズ「映像で見る世界のダンス」2回目は、記録映像4作品の
上映、レクチャー、トークイベントを通じ、舞踏家、土方巽をご紹介します。
1960年代に土方によって創始された暗黒舞踏は、「BUTOH」の名として世界中に伝播し
、多様な芸術表現、幅広い世代へと影響を与え、現在の日本のダンスシーンにおいても
その軌跡を見ることができます。
本特集では、土方の身体像を描写し、その時代背景までを感じさせる貴重な記録映像、
土方の思想を伝えるテクスト、創作に携わった人物の語りから、土方の魅力と
今日における土方の功績を考えます。
貴重な映像記録とともに、もうひとつの記録である言葉を通じ、
土方巽という、現代に続くイマジネーションの源泉をご紹介します。

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ね？　滅茶、面白い企画でしょう？
しかも二へドンは土方巽に興味を持ってしまったのだから、行かなきゃ二へドンが廃るよね？
でも、でも、山口県は遠すぎる。
先週、往復飛行機でホテルの宿泊を付ける「　ANA楽パック　」で試算を試みました。
８万円近く掛かりました。
うっそ～。　８万円払うんだったら、韓国とかグアムとか、下手したら台湾１周ツアーに
参加出来ちゃいます。
今の二へドンの経済状態では無理だな。
１度は諦めました。

ところが、今朝、ブログ更新をサボって何をしていたのかと言うと、
何とか安く山口に行く方法は無いものかとネット検索を繰り返していたのでした。
二へドンが得意とする高速バスは、残念ながら横浜or東京　→　山口の便を
見つける事が出来ませんでした。
そこで横浜　→　広島の便を見てみました。
０９月２２日（金）の便で　６，５００円です！
ビックリ！　６，５００円では、新幹線だったら、東京から浜松までだって行けない！
もう、これは頼むしかないでしょう。
３連休の時期ですから、うかうかしていると、１万円の高いバス便しか残っていなく
なるかもです。
慌てて帰りの便も探しました。
０９月２５日（日）　広島→横浜で料金は何と　４，８００円でした。
往復で約１万円！！

広島から山口までの在来線を調べると、約３時間の乗車で料金は　２，５２０円でした。
全然、許容範囲です！
更に宿を調べると、JR山口駅周辺には見つけられませんでしたが、
１つ手前の湯田温泉駅周辺に安いビジネスホテルを見つけました！
「　湯田温泉プラザホテル寿　」でシングルルームが１泊３，９００円です！
このホテル、宿泊費も安いですが、ホテルから山口情報芸術センターまで徒歩圏と、
立地条件もバッチリなのです。

もうこれは行くしかないでしょう！！
そういう訳で、２４時間前迄は二へドンの予定には全く無かった山口旅行が
突如として決定してしまったのでした。
人生って、こんなものでしょう。　
運命が背中を押しているとしか思えない。
行って来ます。  

写真は保土ヶ谷区・児童遊園地の野良一家の１匹。
名前はまだ無い。
が、ミュージシャン高井つよし氏の愛猫
ブラッキーに似せて、
「　フラッキー　」にしようかな？
宿無しで、ふらついているから、
ネーミングとしては間違ってないぞ！？

撮影　：　執事のセバスチャン

昨日「　ドンドン日記　」を更新する事が出来ませんでした。
愕然としました。
だって、そんなに忙しいつもりはまるで無かったんですよ。
身体の調子が悪かったわけでもないし。
誘拐されて監禁されてた訳でもないし。
愛の逃避行に走ってくれる男もいないし。

ただただ、いつもと同じ様に普通に暮らしていた
つもりだったのに、何でブログを更新する時間が無かったのだろう？？

はい。　また恒例の、ブログ更新をサボった時のお約束。
二へドンの今月のスケジュールを発表したいと思います。

２０１１年０８月０１日（月）
０６：００～１４：００　バイト。
１５：００～１７：００　杉劇リコーダーず演奏。　＠横浜教育委員会夏期研修会
２０：３０～２２：００　家庭教師。

２０１１年０８月０２日（火）
０９：１５～１０：００　ヘルシー・スポーツ受講。＠磯子スポーツセンター
１０：００～１２：００　杉劇リコーダーず練習。
１５：００～２１：００　本職。

２０１１年０８月０３日（水）
０６：００～１２：００　バイト。
　　　　　　　　　　　　映画「　赤い靴　」　デジタル・リマスター版鑑賞。＠シネマ　ジャック＆ベティ
２０：００～２１：３０　家庭教師。

２０１１年０８月０４日（木）
１１：００～２１：００　「　浴衣で屋形　」イベントに参加。

２０１１年０８月０５日（金）
０６：００～１０：００　バイト。
　　　　　　　　　　　　映画「　復讐捜査線　」鑑賞。　＠MOVIL  

題名 ： Peace ピース
監督・製作・撮影・編集
： 想田和弘 ( そうだ かずひろ )
鑑賞日 ： 2011年08月23日(火)
映画館 ： イメージフォーラム
製作年　：　2010年
製作国　：　日本・アメリカ・韓国
上映時間　：　75分
種別　：　ドキュメンタリー

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

平日の午前 11:15 開映と言う事で、観客は女性ばかりが 10人でした。
75分と言う比較的短い映画が終わり、
会場に電気が灯されても、お客の誰１人立ち上がらないのです。
「　！？　」
年間 100本以上の映画を映画館で見るニヘドンにも、こういう現象は初めてなので、ビビってしまいました。
「 何これ？ まさか、映画終了と見せかけて、第2部が有るの？
これって2本立てだっけ？ 」

ニヘドンは勇気を振り絞って立ち上がりました。
立ち上がったのはニヘドンが第1号でした。
こんな事は初めてです。
普通、エンドロールが流れる間に席を立つ観客の多さに舌打ちをしつつ、荷物をまとめて忘れ物が無いかどうか確認して席を立つと、どうしたってニヘドンはシアターを後にするのは最後の方なのです。

今日は周囲の人々の様子を恐る恐る窺いました。
「 凄くいい映画だったぁ〜。」
１人の声が聞こえて来ました。
ああ… そうか。皆、今観た映画の余韻に浸っていたくて、
それで席を立たなかったんだ。

ニヘドンが出口に向かうと、すれ違いにスタッフがお客を追い出しに来ました。
しみじみ静かに考えたい映画です。
イケメンは出て来ませんが、強力にお薦めします！！

この映画は、想田監督自らが「 観察映画 」と銘打つ映画で、
ジャーナリスティックなニュアンスを強く全面に押し出したものよりも、
もっともっと日常の人々の気持ちに、そっと寄り添う映画です。
わざとドキュメンタリーと言う言葉を使わない監督の心意気に拍手です！
凄いよ、「 観察映画 」の実力は。
大体からが、平日の午前中にイメージフォーラムに映画を見る人って、かなり特殊に映画が好きな人達だと思うのですが、そういう強者達が席から立ち上がれなくなる映画ですからね。

静かで、でもスクリーンに登場する人達は、地面にしっかり足を付けて、自分の人生に自分で決着を付けようと生きている。
大往生するまで、見た目は冴えなくても、「 今を生きる 」人達が登場しているので、凄く勇気を貰えます！！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

[　本日の予告編　]
☆　半の月は寝ず
☆　ふたりのヌーヴェルバーグ　ゴタールとトリュフォー
☆　ジョン・レノン、ニューヨーク
☆　UPSIDE　DOWN　オアシスの映画
☆　灯りを灯す人
☆　サヴァイヴィング・ライフ　夢は第２の人生
☆　ゴモラ
☆　エッセンシャル・キリング  

2011年08月23日(月)
痛い。痛いんです。
こんな痛み、初めてです。
いえ、別にニヘドンがオボコだったとか、
そう言う色っぽい話ではありません。
まあ、この年齢でオボコだったら
色っぽいんじゃなくて
世にも奇妙な物語になっちゃいますけど。

実はニヘドン、今日バイト先で火傷しました。
色恋沙汰の火傷なら、これまたコケッコーだったのですが、
残念ながら物理的な火傷です。
写真だと、よく分からないですかね？
腕に 20cm 程のラインが2本付いてしまいました。
バイト先の厨房には揚げ物用の業務用フライヤーが置いて有ります。
185℃に設定した油の中に、揚げ物を入れる金属製のバスケットを設置します。
今日は朝からお客さんが、押すな押すなの大盛況で、14時00分迄、そんな状況が続きました。
ニヘドンはテンパっちゃって、焦ったのでしょうね。

じゅー。と、いい音がして、
香ばしい美味しそうな匂いが鼻先を流れました。
( いえいえ、これはちょっと脚色過剰でしたか。笑。)
皮下脂肪が多いから、よく焦げた？
会社員の皆さんも、バイトの皆さんめ、
焦げ付きには気をつけて下さいね。

骨付きですよ。
脂身たっぷりの骨付きスペアリブ。
誰か食べるかい？

2 〜 3分すると、来ました！
  

2011年08月21日(日)
いつも京急・黄金町駅からシネマ ジャック＆ベティの方へ向かう時に、
ホテルマイステイズ横浜の角を通り掛かります。
そこでランチバイキング 1,200 円の看板が出ているのを
いつも横目で見ていました。

もうニヘドン位のお年頃( ！？ )になると、
バイキングはそんなに魅力じゃないんですよ。
だって、そんなに食べられませんもの。
モトを取った試しが有りません。

でも今日は朝 06:00 から 3時間のバイトをし、
10:00 から1時間半 のゴスペルの練習をしました。
このゴスペルは、08月27日(土)の横浜ゴスペル祭りに参加する為の練習です。
いよいよ本番を1週間後に控えての最後の全体練習だったので、とにかく歌い込みで、ヘトヘトに疲れてしまいました。
勿論お腹もペコペコです。
そこで、バイキングへ GO ！


  

蛙男　FROGMAN　の人気アニメがブリリア・ショートショート・シアターで
上映された事が有りました。
今回、この記事を書くに当たって、キャラクターの名前の漢字を間違えたら
いけないので、「　京浜家族　」のホームページを見てみました。
懐かしいキャラクターのオンパレード。
１人ずつ眺めていたら、笑いがこみあげて来て、
二へドンはネットカフェの中で実に怪しいオバサンになってしまいました。
出入り禁止になったら、FROGMANさんの所為なんだから！！

もし今年の夏の暑さでバテバテで元気が無い方。
失恋症候群で悲しみに沈んでいるそこのお嬢さん。
「　京浜家族　」がきっと貴方を元気にしてくれます。
こちらのホームページで、きっとお気に入りのキャラクターと出会えます。
→　http://www.toei-anim.co.jp/sp/keihin/

　ハマの蛙男祭り・赤い蛙編
鑑賞日　：　2009年07月10日（金）

先ずは、FROGMANさんのプロフィール映像が流れます。
2002年、突如、島根県に移住。
ネットを使って動画配信を始めたら、
これが大当たりした事。
彼は現在はもう島根県から脱出しましたが、
二へドンは島根県をこっそり応援するグループ
「　リメンバーしまね　」のメンバーなので、
FROGMAN　氏のキャラクターはすっかりお馴染みです。  

第３回　みうら夜市（　２０１１年　）レポシリーズ・その５．
今回取り上げるのは、三崎の朝市に出店している安田商店の
「　まぐろカレー丼　」。
安田商店のお店は学園祭レベルの良心的なお値段！
二へドン、涙ちょちょ切れです。
この写真の丼が、驚くなかれ、￥３００．－です。

具には、ほんのちょっぴり人参が見え隠れしていますが、
メインはまぐろだけです。
やや薄味のカレーで、まあ、カレーうどんのカレーと考えて
良いかもしれませんね。
魚系のカレーの宿命かしら？
このカレーがご飯の上にかかっているのですが、
ご飯の量が多いのにビックリです。
これで３００円なのは、本当に有り難いです。
欠食児童は、三崎港に行きましょう！

では、二へドンが書いた「　みうら夜市　」関連のレポをまとめてみましょう。
2011年08月16日「　阿木丼　（　あきどん　）」　
　　　　http://nihedon.hama1.jp/e922629.html
2011年08月14日「　くろば亭の『　まぐろトロ串　』」
　　　　http://nihedon.hama1.jp/e922415.html
2011年08月13日「　三崎まぐろラーメン」　
　　　　http://nihedon.hama1.jp/e922287.html
2011年08月13日「　『　みうら夜市　』で息子ちゃんとまったり」
　　　　http://nihedon.hama1.jp/e922272.html
2011年08月13日「　安田商店の『　まぐろカレーパン　』」　
　　　　http://yasunaolove.hama1.jp/e922302.html

＊＊＊＊＊　「　安田商店の「　まぐろカレー丼　」」・ 完　＊＊＊＊＊  

ショートショート・フィルム

邦題　：　タナカ
原題　：　TANAKA
監督　：　Clayton Jacobson
製作国　：　オーストラリア
製作年　：　２００２年
上映時間　：　２３分３０秒
種別　：　コメディ
　　　　　ええ！？　これはブリリア・ショートショート・シアターの
　　　　　ホームページにそう書かれていたから、そのまま転記しましたが、
　　　　　二へドンが見た限り、これはシリアス・ドラマですよ～！
　　　　　これをコメディと笑い飛ばす事は二へドンには出来ません！
特記事項　：　この映画は、簡単な場面設定だけで、脚本は存在せず、
　　　　　　　台詞は全て役者の即興で作られたものだそうです。
　　　　　　　これ、役者さん達が凄いわ！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

タナカ　モリ氏にヒロシの死が伝えられる。
ヒロシは１１月１１日に胃がんで亡くなったとの事。
メルボルンの彼の家族が葬儀を行った。

ロン・カールソンは、雨の銀座をタクシーで走る。
タクシーは渋滞に嵌まってしまい、運転手が謝まる。

遺骨を持って来たタナカは、時計を気にしながらタクシーで墓地に向かう。
神父は葬儀が立て混んでいて忙しそうな素振りを見せる。
タナカ　「　私が両親の手紙を読む。
　　　　　　ヒロシよ。　兄ちゃんだ。こんな形で、結婚と言う形を取って
　　　　　　いなかったが、親戚が居る。
　　　　　　兄　ヨシゾウ。」
白人達が参列する。
老人のロンと、娘のクリスが話しかける。「　これから家でウェイクをします。」
（　二へドン注　：　ウェイクとは、葬儀の後に行われるお茶の会で、
　　　　　　　　　　日本で言う所の、精進落としみたいなものかしら？　）
タナカは神父と一緒にロンの家に行く。
タナカが奥さんの話をすると、皆一様に口籠もる。
ロンはタナカに言う。
「　ヒロシはここに３５年住んでいた。
　　彼の心は日本ではなく、ここになっていた。
　　彼は、ここに遺骨を残したいのだ。
　　彼ははっきりと、ここに残したいのだと言った。
　　彼には、貴方が考えている様な奥さんはいなかったんだ。
　　彼はホモセクシャルで、そのパートナーが私なんだが。」
タナカは笑う。　いや、笑うしかなかったのだろう。
タナカ「　でも、お子さんを紹介してくれましたよね？　」
ロン　「　それは遥か昔の事で。　突然で申し訳無い。
　　　　　２人だけで話したかったんだ。
　　　　　ショックなのは当然だ。」
バスルームの便器に腰掛け、呆然とするタナカ。

親族達はバスルームから出て来ないタナカを心配し始める。
「 あの日本人、トイレから出て来ないぞ。」
「 見て来いよ。ハラキリしてるかもな。」
キーナ神父もタナカの様子を見に来る。
クリスがトイレに様子を見に行く。
クリス「 私達も父の事を知ってショックだったわ。
世界が壊れてしまうかと思ったけど、でも何も変わらなかったわ。」
タナカ 「 でも両親に何て言えば…。」
クリス「 誰かを愛したからって、おじさんは変わらないわ。」
ロン「 これはヒロシが日本の家族の為に残したものだ。」
タナカ 「 実際におじさんに会ったのは1回だけ。
僕が5歳の頃。」

ロンとヒロシが写っているビデオを皆で見る。
タナカは日本の父から電話を受ける。
タナカ 「 奥さんは綺麗な人ですよ。」
父 「 写真を1枚持って来てくれないか？」

田中はオーストラリアの家族達に向かって言う。
「 父に嘘をついてしまった。やっぱり本当の事は言えないよ。」
ロンはタナカにアルバムを見せ、思い出話を語る。
タナカは結局、別の女性が写り込んでいる写真を持ち帰る。

タナカは骨壺の入った箱を持ってタクシーに乗る。
タクシーの中で笑うタナカ。
骨壺の中にはバーベキューの後に残った骨を入れたのだ。

エンドロールの背景は、ロンとタナカの叔父ヒロシの愛の写真の数々。  

写真は、ニヘドンの今日のランチ場所
東白楽のカフェ「　FONTANA　」の
壁に架かっている素敵な絵。
静かだけれども、多くの物語を秘めた絵で、見飽きません。

2011年08月20日(土)
今週は毎日、イメージフォーラムで
「 フィルム・ヒストリー 」を受講しています。
今迄、行き当たりばったりに映画作品と触れ合っていたので、講師の方から体系的に教えを乞うのは
本当に楽しいです。
頭の中の霞みが、ふわ〜っと吹き飛ばされるみたいです。
ニヘドンもちょっとは、日本の実験映画の流れが分かった様な気がします。

今日は凄いですよ。
06:00 〜 09:00 バイト
10:00 〜 13:00 かなっくアートラボ 第２回
・ 制作とは何か、企画について
・ 企画の方法
・ 企画のワーク

18:30 〜 21:30 イメージフォーラム 「 フィルム・ヒストリー 」第５日目

何じゃ、これは？
1日に講義を聞く時間が合計 6時間 ！！
それに 3時間のバイト！
これってまるで、学生さんの1日の様ではありませんかっ！！
でも実はニヘドンは大学に行きたい。
社会で何十年も過ごして来た今だからこそ、自分が何を学びたいのか分かって来たんだよねぇ。
別に大学だけが学びの場では無いんだけれども、隙間時間にチョロチョロっと本を読むだけじゃなくて、どっぷり研究生活をしてみたいんだ、本当は。
映画とか、音楽の事をね。
んじゃあ、コーヒーを飲み干したら、渋谷へ移動しようかね。
横浜の空はスッキリしない曇り空。
昨日みたいな豪雨じゃないだけマシか。
今ニヘドンがランチのコーヒーを飲んでいるのは、
東白楽の 「 FONTANA 」です。
ここに来るのは２回目なんです。
最初に来たのは丁度１年前でした。
息子ちゃんのミュージカルを、カバさんが見に来ると言うので、東白楽の駅までお迎えに行きました。
今年と同じ位、暑い暑い日でした。
ところがカバさんが遅れるとメールをして来たので、暑さを避ける為に飛び込んだのが、この FONTANA だったのです。
その時はコーヒー １杯だけを飲みました。
他のお客さんが、ランチスパゲティを食べているのを見て、
美味しそうだったので、
「 今度来たら、ランチスパゲティを食べるぞー！ 」と思ったのです。
実現するのに 丁度１年掛かってしまいました。
このお店に来て、１年前の事をまざまざと思い出しました。
１年前は、ニヘドンが大好きだった男を、まさかあのカバさんに盗られるなんて夢にも考えた事は無かったんだよ。
昨年の 08月から、僅か１年間に、ガラリと人生が変わりましたね。

あんなに大好きだった男と会わなくなり、
毎日あんなにあの人からのメールを待ち焦がれていたのにメールのやり取りも途絶え、
もう今では、あいつの事を好きなのか、そうでないのかさえ分からない状態です。
今月、ふと気が付いたら、ずっと１年間残っていた
twitter と facebook のフォローが消えていました。
へー、そうなんだ。
サクラとしてご奉仕しない女は用無しか。
カバでもサクラは必要か。

忘れられない事なら、無理に忘れた振りなんてしないのが
ニヘドン流。
とことん付き合ってやるさ、思い出に。
思い出はいいよ〜。
ニヘドンに優しい言葉を投げてくれた事だけ思い出してる。
思い出の中の彼は、スッゴクいい人なんだ。

ニヘドンのこの１年間は、失った事ばかりじゃありません。
得た物の方が遥かに多いんです。
来もしないメールを待って悶々としていた馬鹿げた時間を勉強に費やせる様になった事は、
自分の人生に対して大きな収穫でした。
時々過去を思い出すけど、先へは進む。
だってそれがニヘドンなんだもの。

学生さんみたいな生活なので、
学生さんみたいなコイバナなんぞもしてみました。
(*^_^*)

みんなは頑張って素敵な恋愛をしてくれ。
負け続きのニヘドンは、ちょいと勉強に精を出してみるね。

＊＊＊＊＊　「　「 学生なのか、私は！？ 」みたいな生活のニヘドン。」・完　＊＊＊＊＊

  

イメージフォーラム・サマースクール
「 フィルム・ヒストリー 」
第２日目

今日も充実していましたよ〜！
本日のメニューは
★ Complete ＜ 大林宣彦、1964年 15分 ＞
★ 南岸沿 ＜ 中島崇、1971年　3分 ＞
★ 薔薇の葬列 ＜ 松本俊夫、1969年 107分 ＞

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

いやあ〜、充実してました。
大林宜彦監督の実験映画も観る事が出来、
何と言っても、あの噂の 「 薔薇の葬列 」
  

2011年08月19日(金)
今週のニヘドンは、ボケまくりです。
確かに、今週は朝05時に家を出掛け、
帰宅は23:10 と言うハードスケジュールを連日こなしているので、
仕方が無いと言えば仕方が無いのですが。
かてて加えて、今週の猛暑は記録的でしょう？
頭ボケて、当たり前じゃないですか？

ではニヘドンが、どんなボケをかましたか、書いて行きましょう。

2011年08月17日(水)
バイトが終わった後、横浜駅東口地下街のロッテリアで、
バニラクレープとジンジャーエールのレギュラーサイズを買いました。
気持ち良くお金を払い、持ち帰りの袋に入れたのを、見事に置き忘れました！
図々しい人は、翌日お店に行って、お金を払ったのだから、同じ物を出せと要求するんだろうけど、
慎み深いニヘドンには、そんな真似は出来なかったのです。
涙を呑んで諦めました。
お財布をショルダーバッグに仕舞う時に、２つの取材ノート袋を床に置き、それを片手ずつ持ったら、
買った商品を忘れたと言う訳です。
この日の横浜は神奈川新聞花火大会の日で、お店は異常な混み方だったので、其処に商品の袋が置いてあっても、誰の物だかお店の人だって分からない様な状況でした。
もっと、物に対する執着心を持たなければいけないと変な反省をしてしまいました。

2011年08月18日(木)
16日(火)から毎日、渋谷のイメージフォーラムで「 フィルム・ヒストリー 」の講座を聴講しています。
3日目の猛暑の日、講座終了後、席に座ったまま携帯メールのチェックを行いました。
実はニヘドンのバイト先は数年前から大家から立ち退きを要求されており、裁判までして抗ったのですが負け、09月19日で閉店する事になりました。
ニヘドンはこの事は予め店長から聞いて知っていたのですが、閉店日がハッキリ決まったとのメールが入っていたので、スケジュール帳にメモを書き入れました。
そして、手帳をショルダーバッグにしまい、いつもの取材ノート袋２つを片手に１つずつ持ちました。

東横線の電車に乗り込み、「 さあ、ブログ記事を打ち込むかね〜。」と携帯入れのポシェットを見ました。
( あれ？ 入ってない…。)
あははは。よくやるんだよね。
何でも定位置に入れないと、探すのに時間を無駄にするから
いつも自分を戒めていた積もりだったのに、又やってしまったか。
さて、どちらの取材ノート袋に突っ込んじゃったのかな？
混雑している電車内でガサゴソ鞄の中を探ってみます。
１つ目の袋に見当たらなかったので、
２つ目をゴソゴソ…。
うーん。どちらにも入ってないよ。
まあ、無いと思い込んでいたら、後から出て来たなんて事はよく有る事ですよね。
もう１度、両方の袋を底から掬う様に引っ掻き回してみました。
ここまで探して見つからないのは、多分ニヘドンは携帯を不携帯している状態なのでしょう。
青くなりました。
駅への道すがら、途中で JP ローソンに寄りました。
あそこでお財布を出した時に、落とした？
いや、携帯を落としたら、かなり大きい音がしますよね？
イメージフォーラムで携帯メールを見た後、ニヘドンは携帯をどうしたんだ？
手帳にメモをした事は鮮明に記憶に有るのに、
携帯の記憶は真っ白なのです。
うーむ。家で携帯が行方不明になった時には、戸籍上の Otto君か息子ちゃんに電話してもらって、振動音を頼りに何処に有るか探し当てるのですが、街中に落としていたら、もう捜索不能だよね〜？

携帯電話機は、また別のをポイントで貰えばいいんだけど、ブログ用に撮り貯めしていた画像 998 枚は、どうしてくれるんじゃ？
SD メモリーカードは、携帯にセットしたままじゃん。
意味無〜い。(∋_∈)
だっていちいちバックアップ取ってる暇なんか無いよ。
くそ〜、何でこんな事になってしまったんじゃ。
斯くして、いつもニヘドンのブログ執筆の書斎となる電車内で、ニヘドンは無為な時間を過ごしてしまったのでした。
実は、携帯の紛失よりも、この時間の喪失の方がニヘドンに取ってはコタエたのでした。

横浜駅に着いて、取り敢えずイメージフォーラムに電話をしてみようと思いました。
最後に携帯を見た記憶が有るのがイメージフォーラムだからです。
其処に無ければ、ニヘドンが歩いた順に探して行く事にしましょう。

最近めっきり数が減った公衆電話を見つけ、
お財布を覗くと、小銭が全く無い！
何ってこったい！
ショルダーバッグを引っ掻き回すと、もう長い事使わずにいたテレホンカードが出て来ました。
公衆電話のスリットにカードを入れてみたら、残高 １度数。
はははは。力無い笑いは、いつまでも尾を引きました。
これじゃあ、東京迄電話掛けられないよ。
執事のセバスチャンに電話を掛けて、代わりにイメージフォーラムに携帯の有無を確認して貰おかとも思いました。
横浜市内なら １度数で掛けられそう…… 普通なら。
執事のセバスチャンは普通じゃ無かった。
コミュニケーション能力が著しく欠如している男なのであった。
何もかも万事休すです。
お茶を淹れるのは急須です。

電車を降りたニヘドンは、今度はバスの中で焦れた時間を過ごしました。

自宅に着くと、家電に飛び付き、イメージフォーラムに電話をしました。
23:00 を過ぎていましたが、夜遅い業界だけに電話に出てくれました。
(^o^)／
「 すみません。今『 フィルム・ヒストリー 』を受講している者なんですが、
もしかして携帯電話を忘れてませんでしたか？」
「 何色の携帯ですか？ 」
「 あの、黄色で…。」
「 黒と黄色の携帯ですか？ 」
「 はい。」
「 有りますよ。」
「 へ？ 有る！？
＼(◎o◎)／
じゃあ、じゃあ、明日、伺いますから、申し訳ないですが取っておいて貰えませんか？ 」
「 分かりました。事務所で保管しておきます。」
あ¨〜！ 何て、こったい！！
こんな心臓に悪い事件は、韓国の釜山の入国審査場でパスポートを置き忘れ、その事に気が付いたのがソウルだった大事件に次ぐ衝撃だったわ〜。

( 後日談 ： 翌日無事に携帯を手にし、今、帰宅途中の車内で記事を打ち込んでま〜す。
イメージフォーラムの皆さん、お騒がせ致しました。
m(__)m )

2011年08月19日(金)
イメージフォーラムの「 フィルム・ヒストリー 」には、バイトの後とか、
杉劇リコーダーずの練習の後とか、
ヴァイオリンのレッスンの後とか、
様々なアクティビティの後に直行します。
どうしても、時間を潰す必要が生じます。
たまたま初日に見つけた宮益坂の
「 まんが喫茶 マンボウ 」が綺麗で落ち着けるので、毎日利用しています。
今日も行き、帰る時、２つの取材ノート袋を片手に１つずつ持って精算カウンターに行き、
(￣ー+￣)ニヤリと笑って、また個室に戻りました。
ヴァイオリンの泰次郎君を置き忘れて来た事に気が付きました。

今日の事件は未遂で良かった〜。
もしかしたら、２つの取材ノート袋が諸悪の根源なのかしら？
鞄持ちが必要かしら？
もし、無償ボランティアでニヘドンの鞄持ちをしたい方は、
遠慮無く申し出て下さいね！！
  

ショートショート「 D.I.Y. 」

鑑賞日 ： 2009年
監督　：　Roystan　　Tan
映画館 ： ブリリア・ショートショート・シアター
製作国 ： シンガポール
上映時間　：　５分４５秒
種別　：　Musical　/ Dance
製作年　：　２００５年

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

D.I.Y. とは、当然 Do it yourself の頭文字です。
じゃあ、何を「 自分でやってみる 」かって言うと、
音楽なんですよ。
しかも楽器を使わない音楽。
人間の歌声も使いません。

日常生活の中では、どちらかと言うと「 雑音 」の部類に入る音を、実に素敵な音楽に構築しています。
このアイデア自体は、決して新しいものではありませんが、
「 大人のスタイリッシュ 」が表現されていて、完成度高いです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

どんな音楽が奏でられたのか、想像しながらお読み下さい。
荷物わ抱えてエレベーターに1人で乗る男。
海パンを穿いて佇む男。
食器の山を前に立つ男。
( 東急・東横線の中中目黒駅のホームから、隣接するレストランの厨房が見えるんですよね。
お皿をうず高く積み上げた前にコックさんが立っているんです。
この様子を見る度に、この「 D.I.Y.」のシーンを思い出すのです。)

車椅子に乗ったおばさん。
小さな兄弟の前で微笑む若い女の子。
壁のヤモリを見て仏頂面。

水槽の前に座っている女は水槽を叩く。
エレベーターの男は荷物をタッピング。
タイプライターを前にお姉さんは頭を掻く。
ヤモリを打とうとゴムを引っ張る手。
厨房で皿洗いをしている男が、皿をレコード盤に見立てて、皿をスクラッチング。
車椅子のおばさんは「 ワンダラー。ワンダラー。」と歌い始める。
( 物乞いのおばさんなのか！？ )
海パンの男は腕立て伏せをしてハーハー呻く。
点滴をしている男は苦しそうな声を出す。
こんな感じで様々な人々が出す様々な音が
１つのミュージックを奏でる。

ラップの音は止み、それぞれの人々は満足そうな表情を浮かべる。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

この最後のみんなの満足気な表情に、
ニヘドンはヤラレてしまいましたね。
音楽って、毎日の生活の中から出て来るものであって欲しいと思っちゃう作品でした。
全体的にトーンの暗い映像が、クラブの中の演奏を彷彿とさせ、
すっごいお洒落。
今、ニヘドンが夢中になっている
「 杉劇リコーダーず 」の演奏も、こんな風でありたいです。

＊＊＊＊＊　「　D.I.Y.　」　・　完　＊＊＊＊＊