2019年08月24日

独鈷の湯公園

湯かけ権現大師2019年08月22日(木)
昨年から度々、添乗の仕事で修善寺温泉の散策に行っております。
昨年は、桂川に有る露天風呂
「 独鈷の湯 」の反対側の川原が。ずっと工事中でした。
何が出来るのかと思っていましたら、独鈷の湯公園にテラスと足湯が
出来たのでした。
もう、すっかり完成しているので、
散策で訪れるにはもって来いの場所です。

写真は、「 湯かけ権現大師 」。
小さな竹製の柄杓が2つ置いてあります。
お湯を柄杓で掬って、権現大師に
全身たっぷり掛けてあげました。
亡くなったニヘドンの母親と、妹と、
お婆ちゃんの名前を呼びながら、
3人分のお湯をたっぷり賭けて
あげました。
ニヘドンの目からも涙が出て、
顔が濡れました。
熱い最中なので、権現大師に掛けた
お湯は、あっと言う間に乾いて
しまいました。
ニヘドンの顔は、いつまでも
濡れていました。
独鈷の湯公園の独鈷
湯かけ大師の写真の背後に小さく、塔の様な物が写り込んでいたのですが、気が付きましたか?
拡大すると、左の写真です。
仏具の独鈷( とっこ )です。
デザイン性に優れ、
装飾も見事で無駄が無く、
完全なフォルムを持っています。
仏具と言うより、美術品ですよね。
これが「 独鈷の湯 」の名前の由来です。
その昔、孝行者の息子が、年老いた父親の背中を川 の水で洗い流している所に弘法大師がやって来て
その様子を見ました。
「 水では冷たかろう。」と手に持って
いた独鈷で岩を掘りました。
すると温泉が湧きだしたと言う伝説です。
観光客のお婆さんが、
「 どっこ! 」「 どっこ!」と大声で
呼ばわっていましたが、いい年こいて
常識も無いと本当に恥ずかしいです。
独鈷は「 とっこ 」と読みます。
濁りません。
もう1人恥ずかしいお嬢さんがいました。
看板を読んでいて、言いました。
「 ごりえきが有るんだって!ねえ、ごりえきが有るんだよ。」
いいえ。 日本人のくせに日本語が分からない人には「 ご利益 ( ごりやく )」は有りません!!
みんな、もっと日本語を勉強しましょうね。
K国の人に笑われちゃうよ。

***** 「 独鈷の湯公園 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 21:28Comments(0)そぞろ歩き