2009年05月07日

「 蘇州夜曲 」

05月01日(金)のヴァイオリンのレッスンから、「 蘇州夜曲 」の練習に入りました。

それまで練習していた サミー・フェイン作曲の 「 慕情 」を仕上げるのだとばかり思っていたのです。
「 慕情 」は見てもらえなかったので、「 慕情 」一筋に家で練習して来たニヘドンは拍子抜けしてしまいました。
レッスンの後、クラスメート の f-chan にその事を訴えたら、「 私もですよ。」 と言っておりました。

で、いきなりの「 蘇州夜曲 」に面食らってしまいました。
先生が非情にも次々に口頭で指番号を読み上げるのを、生徒達は必死に楽譜に書き写して行きます。
ふー、やれやれ。 セカンド・ポジションから始まる曲ですよ。
これが曖昧なポジションなんですよ。 初心者泣かせのポジションですね。
ファースト・ポジションは、糸巻きの方を基準にするから分かります。
サード・ポジションは、左手の小指の側を、ヴァイオリンのボディに触れて位置の確認が出来るので、
まあ分かります。
セカンドは、ファーストとサードの中間なので、音がずれやすいの何のって!!

セカンドから始まり、3小節目の途中でセカンドに移動。 7小節目からファーストに戻り、
11小節目の途中で再びセカンドへ。
13小節目の終わりでファーストに戻り、17小節目の終わりでサード・ポジションへ。
18小節目の終わりにファーストに戻り、25小節目の途中でサードに上がり、
26小節目の終わりで、ファーストへ。
29小節目の途中でサードに上がり、30小節目でファーストに下りて、そのままフィニッシュ!
忙しいなあ。 ボッとしていられない曲ですね。

「 伴奏君 」の素敵な伴奏で、1回全員で弾いてみます。
指板の上に左手を置いて確かめるだけでも良いし、いきなり弾いちゃっても良いのです。
個人個人のやりたい様にやらせてくれる、自由度の高いレッスンです。
二へドンは、 「 実際に音を出してみないと分からない 」派なので、弾ける弾けないはともかく、
実際に弓を弦に当てながら左指を確認していきます。
この曲は、とてもゆっくりで、楽譜には 「 Slow ( ♪=75 ) 」 と印刷されています。
かなり遅いテンポです。 ・・・・・・・・・ 
でも、だからと言って二へドンが初見で弾けるという意味では全然有りません。
孤軍奮闘したのですが、結局先生のソロ演奏と同じだった・・・・・・・・・・・・・・。

家に帰って弾いてみたら、出来ませんねえ・・・・・・。
やはり曲はどんどん難しくなっていると言う事ですか・・・・・・・。
こうなったら、1小節ずつ出来る様にして行くしかありません。
しかし、現実は・・・・・・・・・・・
05月01日(金) ヴァイオリン・レッスンの後、LFJ 前夜祭スペシャルコンサートへ。
05月02日(土) ブリリア・ショートショート・シアターで短編映画を楽しむ。
05月03日(日) ラ・フォル・ジュルネ( LFJ )08:30 ~ 23:00
05月04日(月) LFJ 08:30 ~ 22:00
05月05日(火) LFJ 09:30 ~ 21:00
05月06日(水) 川崎・はいさいFESTA 、 映画 「 Red Cliff Part Ⅱ 」を見る。

こんなお出かけ三昧のゴールデン・ウィークだったので、ヴァイオリンの練習はいまいち・・・・。
そこで今日、05月07日に、みっちりと「 蘇州夜曲 」を練習しました。

二へドンが新しく練習する曲を始めるには、念入りに準備をする必要があります。
1. 指番号を書く。
2. ポジションを書く。( 二へドンの場合、ミスを防ぐ為にマーカーで色分けをします。)
3. 弓のアップ、ダウン ( 弓を上げるか、下げるか )の記号を書く。
   これを書いておかないと、途中から演奏を始める時に、どっちから始めるか分からないのです。
4. スラーの部分を○で囲む。 ( これも見落とすと弓のアップ、ダウンが逆になっちゃうからね。)
5. 半音関係の音同士を線で結びます。
   これを記入しておく事で、指をくっつけるのか、開くのかが瞬時に分かります。
   ( 楽譜を見ただけで、瞬時に判断出来ない私なのです。)

ヴァイオリンを弾くには、上記の5つの作業をしておかないと、二へドンはヴァイオリンが弾けないのです。
今日は朝、昼、夜と3回練習して ( トータル2時間位 ) 全く弾けないレベルから、
まあこれなら次のレッスンで先生を必要以上に困らせなくていいぞ。。。。というレベルまで
進むことが出来ました。
まだ曲の雰囲気を出す事が全然出来ないのですけれど。

二へドンは、ヴァイオリンを練習する時、ヴァイオリンのインスピレーションが沸く程には
ヴァイオリンが身体に沁みていないので、曲についての情報をゲットするようにしています。
幼児から始めた学習者との違いは、大人の方が、情報量が多いという事です。
大量の情報から、自分で構築できるイメージは、3才児よりは鮮明でくっきりしているはずです。

「 蘇州夜曲 」 服部 良一 ・ 作曲      西条 八十 ・ 作詞
Youtube で、李香蘭が歌っている動画を見てみました。


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この記事へのコメント
こんばんは。
蘇州夜曲いい曲ですね。
でもゆっくりな曲難しそうですね…。
グループレッスンって進度が違うから大変そう。
でもアンサンブルできていいな。

習い始めて一年たちましたがまだポジション移動はできません…。
最近跳ね弓が出てきました。楽しいです♪
Posted by みーた。 at 2009年05月11日 23:01
> みーたさん。

   コメントありがとうございます。
   ヴァイオリンを習い始めて1年が経ったのですね!!
   おめでとうございまーす!!

   ヴァイオリンは、ソロができる力量がつくまでは、
   アンサンブルが楽しいですよー。

   お互いにこれからも楽しくヴァイオリンと付き合っていきましょうね。
Posted by ニヘドン at 2009年05月12日 21:55
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