2008年01月24日
王道をゆくピアノ三重奏 レポート
めちゃめちゃ癒やされました! やはりニヘドンが石田様に一番求めているものは、こういう演奏会なんだ!と心から、全身の細胞から喜べた演奏会でした!
石田様が弾く曲は何でも喜ぶのがニヘドンの基本スタンスなのですが、今日のは良かった!! クラシックをたっぷりと1楽章から最終楽章まで。しかもオケではなく、トリオだから、立ちで演奏する石田様を存分にビジュアル的にも堪能させて頂きました!
どの位、癒やされたかと言うと、翌朝気分はハツラツ。昨年からズルズル引きずっていたモヤモヤした悩みもスカッと晴れたんです!もう今日はやる気満々!! 第九もヴィルトゥオーゾも晴らしてくれなかったニヘドンの心のモヤモヤを、石田様の参加するピアノトリオが晴らしてくれたのですから、石田様、流石です!!
( 写真はプログラムのプロフィールのページより )
*******************************
「王道をゆくピアノ三重奏」
日時 : 2008年1月23日(水)
開場 18:30
開演 19:00
会場 : 横浜みなとみらいホール 小ホール
料金 : 全席指定3,000円
主催 : アーバン・クラシック
出演 : 石田泰尚様 / ヴァイオリン
山本裕康 / チェロ
諸田由里子 / ピアノ
演目 : D.ショスタコーヴィッチ / ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67
第1楽章 Andante-Moderato-Poco piu mosso
第2楽章 Allegro con brio
第3楽章 Largo
第4楽章 Allegretto-Adagio
休憩 20 分
P. チャイコフスキー / ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50 「偉大なる芸術家の生涯」
第1楽章 悲歌的小品 Moderato assai - Allegro giusto
第2楽章 - Ⅰ 主題と変奏
第1変奏 L'istesso tempo
第2変奏 Piu mosso
第3変奏 Allegro moderato
第4変奏 L'istesso tempo ( Allegro moderato )
第5変奏 L'istesso tempo
第6変奏 Tempo di valse
第7変奏 Allegro Moderato
第8変奏 Fuga ( Allegro moderato )
第9変奏 Andante flebe, ma non tanto
第10変奏 Tempo di Mazurka
第11変奏 Moderato
第2楽章 - Ⅱ 変奏終曲とコーダ
変奏終曲 Allegro risoluto e con fuocow
コーダ Andante con moto - Lugubre
アンコール クライスラー / ウィーンの小さな行進曲
**********************************
19:00。
上手の袖から山本さんが1人で登場しました。 燕尾を着て、直立不動の姿勢でピアノの前に立ちます。
何だか、泣いた後って、ぐったり疲れるでしょ? あの倦怠感が山本さんの周囲を取り巻いていました。
まずは山本さんの挨拶から始まります。
「 今日は寒い中、また、足元の悪い中、大勢のお客様にお越しいただき、ありがとうございます。
今、外の気温は0.9度だそうで、僕だったら、行きませんね。 」 客席からはどっと笑いが起こりました。
「 石田君とみなとみらいホールで演るのは、これで2回目なんですが、演ると必ず何かが起こると言う感じで・・・。
昨年は羽田健太郎さんが亡くなられ、今回は江藤俊哉(えとうとしかず)先生がお亡くなりになりました。
江藤先生は著名なヴァイオリニストで、 江藤先生には、弦楽器を学ぶ者なら、必ずどこかでお世話になっているという位で、 僕も室内楽の授業でお世話になりました。 ご冥福をお祈りいたします。 」
何だか、山本さんが今にも泣き出してしまうのではないかと思って、こちらもぐぐっと胸にせまる物がありました。
山本さんが一旦退場して、いよいよトリオの登場です。
チェロの山本さんは燕尾。 ヴァイオリンの石田泰尚様は、久しぶりのダブルの組長スーツ。 ネクタイは昨年中岡さんのと2人で演った時の紫の斜めのラインのもの。 ピアスも左胸ポケットの赤いリボンも、いつも通り。
違う所は ( ここ、2~3ヶ月、石田様との逢瀬が出来ていない方々に取って、目新しいものは、)
右手首のバンドの色が黒と白になった事と、右手の中指に黒っぽいビーズリングを嵌めている事ですかね。
今日、特筆したいのが、ピアノの諸田由里子さんのドレスです!上衣はノースリーブで、襟も無く、布があるだけのシンプルな
デザインで、スカート部分がふわっとお姫様スタイル。 ペールオレンジと茶色の組み合わせのフリルが大胆で、上のシンプルさと、下のゴージャス感のバランスが絶妙。 椅子に座ると、フリルの部分が、さらにボリュームが出て、布の花畑に座っている
お姫ですよ、全く。 服のデザインをする 布作家・maco さんにもぜひ見てもらいたかったです。
二へドン、こういうドレスが大好きなの!!
諸田さんも、石田様に負けず劣らずスリムだから、羨ましいです。 どんなドレスでも着こなせる体型ですよね。
二へドンが諸田さんのステージを見るのは、これで5回目なんですが、いつも素敵なドレスにウットリしちゃいますよ。
諸田さんには素敵なスタイリストさんが就いているのでしょうか?
そう言えば、諸田さんの髪型は肩に届くか届かないかという短めのボブなんですが、maco さんの髪型に似てたかも。
センスの良い人の好む髪型なんでしょうかね?
前半は二へドンの大好きなショスタコの曲。 石田様が切ない音で、二へドンの膝裏をゾクゾクさせます。
クハ~。 いいわ。 いいわ。 石田様のショスタコ、久し振りに聞いたわ。 クハ~。
二へドンは、今、ヴァイオリンのレッスンで、二重音、三重音の練習をしているから、第1楽章で石田様の奏でる重音をたくさん
聞けて、超幸福でした。 なのに、なのに、後で悶ぺ。ちゃんたら、この第1楽章を 『 昭和枯れすすき 』 みたいな曲だって
言うのよ!! 爆!! はっはっはっはっは! 演奏前にこのセリフを聞かなくて良かったよ~。
もし聞いてたら、演奏中に思い出し笑いが止まらなかった事でしょう。
第2楽章でね、二へドンは石田様がお痛わしくて、お痛わしくて、胸が張り裂けそうでしたよ。
肩で息をしているのが分かっちゃって・・・・・。 スケジュール、ハード過ぎるよね。 しも1週間に全部違う曲を演奏しなければならないのだから。 「 はあああああ~。 」 と長~い ため息をつく場面も有り、もう涙無しには聞けませんって。
このため息は、後ろのブロックに座っていた、ナオ先生にまで聞こえたと言う事ですから、参っちまいますよ。
第3楽章では、石田様は泣きそうな表情を浮かべて演奏です。 演奏中、アクションはオーバーでも、顔の表情を変える人では
無かったので、真近で見ていて、ちょっとびっくりしてしまいました。 石田様の額は汗でびっしょりです。
冬場は、よっぽど会場内が暑くない限りは、石田様はそんなに汗をかかないのに、今日は前半で汗ビショですね。
熱演でございます。 妖しい魔王がエメラルド色の宮殿の中でユラユラ踊っているような妖しい映像が二へドンの目の前で展開されました。
第4楽章では、二へドンが石田様の演奏テクニックの中でも大好きなピチカートの連続で、演奏を楽しみました。
ヴァイオリンとチェロが息ピッタリだったのは、さすが、いつも同じオケで一緒に演奏しているからでしょうか。
石田様と山本さんの音楽の方向性も、同じ向きを向いているのだろうなあ・・・なんて思いながら聞いちゃいました。
諸田さんのピアノも、相変わらず気に入りました。
二へドンの気に入らないピアノは、ガンガン弾いちゃうピアノなので、弦の音を際立たせてくれるピアノ大好きです。
「 主張が無い。 ただの伴奏だ。 」 と言う、厳しい指摘も演奏後、聞かれましたが、いや、 OKです。 OKです。
二へドン的には十分OKですよ! でも今度、諸田さんのソロも、いっぱい聞いてみたいな。
横浜美術館の時の様に、各自のソロがあっても良かったかな?
ショスタコを、さも当たり前の様に美味しく料理してしまう石田様のテクニックに心を熱くしながら休憩時間の20分を過ごす。
お友達と馬鹿話をしつつも、心の中では未だに石田様がショスタコを熱演し続けている。
二へドンも、いつかあの曲を弾く事があるのだろうか? 下手でも良いから弾いてみたい。
やっとセカンド・ポジションを習い始めた二へドンには無謀な夢なのだろうか?
いや、取り敢えず、セカンド・ポジションの練習を頑張ろう!!
後半は3人のお着替えは無しでした。 ( ちょっと残念? )
石田様が弾く曲は何でも喜ぶのがニヘドンの基本スタンスなのですが、今日のは良かった!! クラシックをたっぷりと1楽章から最終楽章まで。しかもオケではなく、トリオだから、立ちで演奏する石田様を存分にビジュアル的にも堪能させて頂きました!
どの位、癒やされたかと言うと、翌朝気分はハツラツ。昨年からズルズル引きずっていたモヤモヤした悩みもスカッと晴れたんです!もう今日はやる気満々!! 第九もヴィルトゥオーゾも晴らしてくれなかったニヘドンの心のモヤモヤを、石田様の参加するピアノトリオが晴らしてくれたのですから、石田様、流石です!!
( 写真はプログラムのプロフィールのページより )
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「王道をゆくピアノ三重奏」
日時 : 2008年1月23日(水)
開場 18:30
開演 19:00
会場 : 横浜みなとみらいホール 小ホール
料金 : 全席指定3,000円
主催 : アーバン・クラシック
出演 : 石田泰尚様 / ヴァイオリン
山本裕康 / チェロ
諸田由里子 / ピアノ
演目 : D.ショスタコーヴィッチ / ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67
第1楽章 Andante-Moderato-Poco piu mosso
第2楽章 Allegro con brio
第3楽章 Largo
第4楽章 Allegretto-Adagio
休憩 20 分
P. チャイコフスキー / ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50 「偉大なる芸術家の生涯」
第1楽章 悲歌的小品 Moderato assai - Allegro giusto
第2楽章 - Ⅰ 主題と変奏
第1変奏 L'istesso tempo
第2変奏 Piu mosso
第3変奏 Allegro moderato
第4変奏 L'istesso tempo ( Allegro moderato )
第5変奏 L'istesso tempo
第6変奏 Tempo di valse
第7変奏 Allegro Moderato
第8変奏 Fuga ( Allegro moderato )
第9変奏 Andante flebe, ma non tanto
第10変奏 Tempo di Mazurka
第11変奏 Moderato
第2楽章 - Ⅱ 変奏終曲とコーダ
変奏終曲 Allegro risoluto e con fuocow
コーダ Andante con moto - Lugubre
アンコール クライスラー / ウィーンの小さな行進曲
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19:00。
上手の袖から山本さんが1人で登場しました。 燕尾を着て、直立不動の姿勢でピアノの前に立ちます。
何だか、泣いた後って、ぐったり疲れるでしょ? あの倦怠感が山本さんの周囲を取り巻いていました。
まずは山本さんの挨拶から始まります。
「 今日は寒い中、また、足元の悪い中、大勢のお客様にお越しいただき、ありがとうございます。
今、外の気温は0.9度だそうで、僕だったら、行きませんね。 」 客席からはどっと笑いが起こりました。
「 石田君とみなとみらいホールで演るのは、これで2回目なんですが、演ると必ず何かが起こると言う感じで・・・。
昨年は羽田健太郎さんが亡くなられ、今回は江藤俊哉(えとうとしかず)先生がお亡くなりになりました。
江藤先生は著名なヴァイオリニストで、 江藤先生には、弦楽器を学ぶ者なら、必ずどこかでお世話になっているという位で、 僕も室内楽の授業でお世話になりました。 ご冥福をお祈りいたします。 」
何だか、山本さんが今にも泣き出してしまうのではないかと思って、こちらもぐぐっと胸にせまる物がありました。
山本さんが一旦退場して、いよいよトリオの登場です。
チェロの山本さんは燕尾。 ヴァイオリンの石田泰尚様は、久しぶりのダブルの組長スーツ。 ネクタイは昨年中岡さんのと2人で演った時の紫の斜めのラインのもの。 ピアスも左胸ポケットの赤いリボンも、いつも通り。
違う所は ( ここ、2~3ヶ月、石田様との逢瀬が出来ていない方々に取って、目新しいものは、)
右手首のバンドの色が黒と白になった事と、右手の中指に黒っぽいビーズリングを嵌めている事ですかね。
今日、特筆したいのが、ピアノの諸田由里子さんのドレスです!上衣はノースリーブで、襟も無く、布があるだけのシンプルな
デザインで、スカート部分がふわっとお姫様スタイル。 ペールオレンジと茶色の組み合わせのフリルが大胆で、上のシンプルさと、下のゴージャス感のバランスが絶妙。 椅子に座ると、フリルの部分が、さらにボリュームが出て、布の花畑に座っている
お姫ですよ、全く。 服のデザインをする 布作家・maco さんにもぜひ見てもらいたかったです。
二へドン、こういうドレスが大好きなの!!
諸田さんも、石田様に負けず劣らずスリムだから、羨ましいです。 どんなドレスでも着こなせる体型ですよね。
二へドンが諸田さんのステージを見るのは、これで5回目なんですが、いつも素敵なドレスにウットリしちゃいますよ。
諸田さんには素敵なスタイリストさんが就いているのでしょうか?
そう言えば、諸田さんの髪型は肩に届くか届かないかという短めのボブなんですが、maco さんの髪型に似てたかも。
センスの良い人の好む髪型なんでしょうかね?
前半は二へドンの大好きなショスタコの曲。 石田様が切ない音で、二へドンの膝裏をゾクゾクさせます。
クハ~。 いいわ。 いいわ。 石田様のショスタコ、久し振りに聞いたわ。 クハ~。
二へドンは、今、ヴァイオリンのレッスンで、二重音、三重音の練習をしているから、第1楽章で石田様の奏でる重音をたくさん
聞けて、超幸福でした。 なのに、なのに、後で悶ぺ。ちゃんたら、この第1楽章を 『 昭和枯れすすき 』 みたいな曲だって
言うのよ!! 爆!! はっはっはっはっは! 演奏前にこのセリフを聞かなくて良かったよ~。
もし聞いてたら、演奏中に思い出し笑いが止まらなかった事でしょう。
第2楽章でね、二へドンは石田様がお痛わしくて、お痛わしくて、胸が張り裂けそうでしたよ。
肩で息をしているのが分かっちゃって・・・・・。 スケジュール、ハード過ぎるよね。 しも1週間に全部違う曲を演奏しなければならないのだから。 「 はあああああ~。 」 と長~い ため息をつく場面も有り、もう涙無しには聞けませんって。
このため息は、後ろのブロックに座っていた、ナオ先生にまで聞こえたと言う事ですから、参っちまいますよ。
第3楽章では、石田様は泣きそうな表情を浮かべて演奏です。 演奏中、アクションはオーバーでも、顔の表情を変える人では
無かったので、真近で見ていて、ちょっとびっくりしてしまいました。 石田様の額は汗でびっしょりです。
冬場は、よっぽど会場内が暑くない限りは、石田様はそんなに汗をかかないのに、今日は前半で汗ビショですね。
熱演でございます。 妖しい魔王がエメラルド色の宮殿の中でユラユラ踊っているような妖しい映像が二へドンの目の前で展開されました。
第4楽章では、二へドンが石田様の演奏テクニックの中でも大好きなピチカートの連続で、演奏を楽しみました。
ヴァイオリンとチェロが息ピッタリだったのは、さすが、いつも同じオケで一緒に演奏しているからでしょうか。
石田様と山本さんの音楽の方向性も、同じ向きを向いているのだろうなあ・・・なんて思いながら聞いちゃいました。
諸田さんのピアノも、相変わらず気に入りました。
二へドンの気に入らないピアノは、ガンガン弾いちゃうピアノなので、弦の音を際立たせてくれるピアノ大好きです。
「 主張が無い。 ただの伴奏だ。 」 と言う、厳しい指摘も演奏後、聞かれましたが、いや、 OKです。 OKです。
二へドン的には十分OKですよ! でも今度、諸田さんのソロも、いっぱい聞いてみたいな。
横浜美術館の時の様に、各自のソロがあっても良かったかな?
ショスタコを、さも当たり前の様に美味しく料理してしまう石田様のテクニックに心を熱くしながら休憩時間の20分を過ごす。
お友達と馬鹿話をしつつも、心の中では未だに石田様がショスタコを熱演し続けている。
二へドンも、いつかあの曲を弾く事があるのだろうか? 下手でも良いから弾いてみたい。
やっとセカンド・ポジションを習い始めた二へドンには無謀な夢なのだろうか?
いや、取り敢えず、セカンド・ポジションの練習を頑張ろう!!
後半は3人のお着替えは無しでした。 ( ちょっと残念? )
横浜バッカスブラスオーケストラ! #25定期演奏会
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
第272回 神奈川フィル定期演奏会
第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
第272回 神奈川フィル定期演奏会
第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
Posted by ニヘドン at 13:23│Comments(0)
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