2008年01月31日
コンサートの後で ~ 出町柳の女 ~ その1
モンともさんから聞きました。
「 京都に 『 出町柳 』 ( でまちやなぎ )という所があるよ。 」
はい。知ってます。 京都旅行をした時、電車の乗換えで下りた事があります。
二へドンの為にあるような地名ですね。 てな訳で今日から二へドンは 「 出町柳の女 」。
いえ、ワタクシ、決して出待ちなんぞといふことは、いたしておりませぬ。 ただ、出町柳の女だけです。
駄目ですかね? こういう言い訳?
と、言う訳で、ちょっとコンサートの後、何が起こったのかという話を書いていきたいと思います。
2008年01月26日(土)
岩沼市民会館での木村大君のコンサートの後、木村大君のサイン会がありました。
コンサート前に木村大君のCDを1枚購入しておいたので、( DAI KIMURA BEST SELECTION ¥1,680.-)
サイン会の長い列の中間に並びました。 石田様のサイン会は無し。 仕方ありません。 明日の三重県青山町のBEEのコンサートのスケジュールが入っている為、石田様はこの後すぐ、仙台空港から中部空港まで飛ばなければならないのです。
まだ列が先に進まない頃、二へドンの見知らぬ女性が二へドンに迫って来ました。
女性はハアハア肩で息をし、「 二へドンさんですか? 」と声を掛けてきました! !? 二へドン、何か悪い事した?
女性は、ネネムさんのお友達で、今、下に石田様が出て来て、サインをしていると言うのです!!
「 もう終わりかけているから、早く! 」女性の切羽詰った声に、一緒に並んでいたA嬢と一緒に、サイン会の列を抜け出し
階段を駆け下りました。 「 こっちです! 」 女性の案内に着いて行くと、おっ!!
嫌だ!! 二へドンのダ~リンがいるじゃない! まだステージ衣装の家紋シャツのまま。
10人位のファンがひしめいています。 二へドンは、サインは数度もらっているので、特に今日絶対に貰わなければ!という
気持ちはありませんでした。 今日の所は、岩沼の皆さんにお譲りしますよ。
でも、石田様の格好良い事。 ステージの上で、スポットライトを浴びていれば、誰でもそれなりに見えるのですが、
石田様はステージの上でなくとも、スポットライトを浴びていなくとも、超カッコイイ スペシャル オーラを発していて、もう頭クラクラです。 だから、ステージを下りた石田様は畏くて直視できないんですよ。 今までにも、金縛りに遭った様にコチコチに固まるか、柱の陰に隠れるか、ただの通りすがりですって顔で通過するか・・・・・・ 情け無い事になっておりやした。
でも、人が群れている場合は、群れの中に入ってしまえば良いのですから、石田様のカッコイイビームを ガンガン浴びながら、群れの中に埋没しましたわ。 サインに固執しない二へドンは、携帯を取り出すと、パパラッチと化したのです!!
ところがですね、石田様サインに忙しいので、下ばかり向いているのですわ。 石田様の頭頂部の写真を撮ってもなあ・・・・。
もし万が一、石田様の頭頂マニアの方がいらしたら、今度別の機会にお撮り致しますが・・・・・?
顔を上げたタイミングを狙ってシャッターを押したはずなのに、左横の女性が前に飛び出して来た! おい!!何て事を!
次のタイミングを辛抱強く待つ。 よし! カチ! シャリ~ン。 ああああああ! 右横の女性が腕を上げた! おい!! 何するだよお~!
3度目の正直か!? よし! カチ! ゴチ! ゴチ? 慌て過ぎた二へドンが勝手に前につんのめりました! 自爆!?
2度ある事は3度あるだったあ~!!
石田様が喋りました! 「 もう時間がないので、これで。 飛行機の時間があるので! 」
お付きの女性と楽屋に入るその時、カチ! シャリ~ン。 あああああああおおおおお! 石田様が素早く身体をひねったので、撮れた写メは星座の運行写真の様に見事に流れておりました。
茫然自失。 写真1枚も撮れなかった。 これなら最初から大人しくサインを貰っておけば良かった・・・・・。
悲しみに打ちひしがれながら重い足取りで階段を上る。 木村大君のサイン会の列は、もう終わりかけていた。
何事もなかったかのように木村大君の前にCDを置く。
「 お願いします!」
「 ありがとうございます。 」 いやだ! 大君爽やか~。
「 あの、あの、『 天国への階段 』 良かったです! 」
「 あ、ありがとうございます。 」 ニッコリ笑う大君に、石田様とは違う意味で頭クラクラ。 いや、クラクラの頭の中を爽快な風が吹き抜ける。
「 それから、それから・・・・あの、 四季が・・・・四季が・・・・ベバル・・・・ボバル・・・・あ・・・ははは・・・・。
ヴィヴァルディ! ヴィヴァルディの四季の、あの、夏・・・・・・夏が・・・・・すんごい良かったです。 カッコ良かった~。」
「 ああ、そうですか。 ははは。 」 どこまでも爽やかな大君から、カリフォルニアの風が吹いて来ました。
「 もう、すごい良かったから、もう、今度はヴィヴァルディの四季全曲弾いちゃってくださいよ!!」
「 はははは。 まあ、やってみたくなくもないけど、あれ、弾くのすっごい大変なんですよお。」
「 ああ・・・・・。 そ・・・そうですよね。 そうですよね。 ははは。 」
「 ははははは! 」
・・・・・・・ おい、二へドン。 お前何大君と談笑してるの? 石田様にもそれ位の勢いで話し掛けてみれば?・・・・・・・・・
「 今度、東京文化会館にも行きます! 行きますから!」
「 ああ、ありがとうございます。」
「 頑張って下さい!」
「 ありがとうございます。 また、よろしくお願いします!」
大君、大人! 初対面のおばちゃんと、これだけ長く話してくれるなんて、若いのに、偉いね~。 面倒臭がりもせず、偉いね~。 また、マネージャーも大人だった。 普通、サイン会って、スタッフは、いかにスムーズに人を流すかしか考えない。
でも大君のマネージャーさんは、とことんお客の気の済むまで、喋らせてくれる。
マネージャーさんは、大君の背後にいたはずなのに、二へドンはその存在に気がつかなかった。 黒子に徹しているんだね。
二へドンの他のお客さんも、いっぱい話して満足して帰って行きました。
自分もギターを弾くんですよとかね。 大君も、ああ、そうですかで終わらせずに、何弾いてるんですか?とか、ちゃんと
『 会話 』 をしてくれるの。 夫婦の間にも、親子の間にも、会話が稀薄な時代にあって、ファンと会話が出来る大君って、
偉いです。 出来た青年です。 感動!
どうせ、サイン会をやるのなら、こういう和やかな雰囲気で成功させたいですよね。
二へドンは、石田様にはフラレちゃったけれども、大君に心満たされて、岩沼市民会館を出ました。
ところで、二へドンとA嬢は、JR岩沼駅から歩いて来たのですが、駅を背に左側の道を辿って来ました。
そうすると、市民会館の裏口から正面入り口に回りこむ感じで入るんですよ。 つまり帰りも、正面入り口から、裏口へ回り込んで・・・・・・。 う? 裏口!? 出町柳の女は足を止めた。 これが出町柳の女の悲しい習性ですね。
バンが停まっている。 皆様はあれに乗るのだろうか?
「 仙台フィルの人たちは、仙台周辺に住んでいるだろうから・・・・。 」 A嬢が言う。 ああ、そうね。
石田様はもう空港に行ってしまったのか、それともまだ館内にいるのか、それすらも分からない。
でも、出町柳の女は、その場所から立ち去る事が出来ない。
裏口のドアが勢いよく外側に開いた。 「 ! 」 大きな赤いチェロケースを抱えた男性が出て来た。 続いて仙台フィルのメンバー達が出て来ました。 するとそこへ、石田様が!! やだ、まだ居るじゃない!!
A嬢はドアの彼らの所に向かってダッシュ! うわ! よくやるよ! 二へドンは1人、植え込みの所に取り残される。
二へドン的には、自分はドアから10メートルは離れた所に居るし、植え込みがあるから、よもや彼らに見つかる事は無かろうと・・・。
駄目だった。 仙台フィルの皆様、二へドンの方見てるじゃん。
季節は冬。 植え込みの葉は全て落ちていた。 しかも出町柳の女は、杜の都の寒さに負けじと、ベンチコートを着ていた。
MICHIKO LONDON の真っ赤なベンチコートだった。 か~な~り~目立ってしまった様だ。
仙台フィルの皆様は、怯えている様にも見受けられた。 後でネネムさんに聞いた話。
「 仙台の人は出待ちなんかしません。 」 ええ~! じゃあ、二へドン明らかにストーカーもどきじゃん。
ちょっと、ちよっと、二へドンよりもっと過激な女が、只今そちらに向かって接近中ですよ~。
しかし、彼らには、枯れた植え込みの向こうに立っている赤いベンチコートの女の方が衝撃だったらしい。
もう、このコートは着ませんって。 夜行バスを待っている時でも、スタッフと間違えられて声をかけられるし・・・。
仙台フィルのメンバーがビビる中、A嬢は石田様からサインをゲット。
メンバー達はぞろぞろと帰って行きました。 石田様が1人、外でタバコを吸っております。
チラッ。 あちゃちゃちゃちゃ・・・。 こっちを意識しておるわ。
違う。違う! 旦那、あっしは出町柳の女なんかではございませんって! 枯れ木に咲いた赤い花の精ですってば!
そうこうしている内に、タクシーが来て、石田様とお付きの女性が乗り込みました。
木村大君も出て来て、やっぱりタバコを吸い始めました。
走り出すタクシーに向かって、大君が 「 お疲れ~! また~! 」と手を振りました。
おお! 石田様もタクシーの中から大君に手を振っていますよ!
タクシーは直ぐに視界から姿を消しましたが、大君はのんびりとタバコを吸っています。
この時の時刻が16:15でした。
何か、ここが大君のお家の様なリラックス振りです。
大君は、サイン会の時から、白地に黒い花模様のプリントシャツを着ています。
石田様は白いニット帽に、白いTシャツに黒い(紺?)ジャージ。
2つチェックするのを忘れました。 白いニット帽は、スケルトンだったのか、麒麟だったのか。
家紋は、何の紋だったのか。
後日、この家紋は 「 葵の紋 」 であると、諜報員Bから聞きました。
しかし、今日、出町柳の女は深い充足感に包まれて、駅まで歩いた。
心の恋人が車に乗り込む所まで、見届けて、それで本当にコンサートは終わるのさ。
「 お疲れ~! また~! 」 大君の爽やかな声が、いつまでも二へドンの心の中でこだましていた。
***** 「 コンサートの後で ~ 出町柳の女 ~ その1 」 ・ 完 *****
「 京都に 『 出町柳 』 ( でまちやなぎ )という所があるよ。 」
はい。知ってます。 京都旅行をした時、電車の乗換えで下りた事があります。
二へドンの為にあるような地名ですね。 てな訳で今日から二へドンは 「 出町柳の女 」。
いえ、ワタクシ、決して出待ちなんぞといふことは、いたしておりませぬ。 ただ、出町柳の女だけです。
駄目ですかね? こういう言い訳?
と、言う訳で、ちょっとコンサートの後、何が起こったのかという話を書いていきたいと思います。
2008年01月26日(土)
岩沼市民会館での木村大君のコンサートの後、木村大君のサイン会がありました。
コンサート前に木村大君のCDを1枚購入しておいたので、( DAI KIMURA BEST SELECTION ¥1,680.-)
サイン会の長い列の中間に並びました。 石田様のサイン会は無し。 仕方ありません。 明日の三重県青山町のBEEのコンサートのスケジュールが入っている為、石田様はこの後すぐ、仙台空港から中部空港まで飛ばなければならないのです。
まだ列が先に進まない頃、二へドンの見知らぬ女性が二へドンに迫って来ました。
女性はハアハア肩で息をし、「 二へドンさんですか? 」と声を掛けてきました! !? 二へドン、何か悪い事した?
女性は、ネネムさんのお友達で、今、下に石田様が出て来て、サインをしていると言うのです!!
「 もう終わりかけているから、早く! 」女性の切羽詰った声に、一緒に並んでいたA嬢と一緒に、サイン会の列を抜け出し
階段を駆け下りました。 「 こっちです! 」 女性の案内に着いて行くと、おっ!!
嫌だ!! 二へドンのダ~リンがいるじゃない! まだステージ衣装の家紋シャツのまま。
10人位のファンがひしめいています。 二へドンは、サインは数度もらっているので、特に今日絶対に貰わなければ!という
気持ちはありませんでした。 今日の所は、岩沼の皆さんにお譲りしますよ。
でも、石田様の格好良い事。 ステージの上で、スポットライトを浴びていれば、誰でもそれなりに見えるのですが、
石田様はステージの上でなくとも、スポットライトを浴びていなくとも、超カッコイイ スペシャル オーラを発していて、もう頭クラクラです。 だから、ステージを下りた石田様は畏くて直視できないんですよ。 今までにも、金縛りに遭った様にコチコチに固まるか、柱の陰に隠れるか、ただの通りすがりですって顔で通過するか・・・・・・ 情け無い事になっておりやした。
でも、人が群れている場合は、群れの中に入ってしまえば良いのですから、石田様のカッコイイビームを ガンガン浴びながら、群れの中に埋没しましたわ。 サインに固執しない二へドンは、携帯を取り出すと、パパラッチと化したのです!!
ところがですね、石田様サインに忙しいので、下ばかり向いているのですわ。 石田様の頭頂部の写真を撮ってもなあ・・・・。
もし万が一、石田様の頭頂マニアの方がいらしたら、今度別の機会にお撮り致しますが・・・・・?
顔を上げたタイミングを狙ってシャッターを押したはずなのに、左横の女性が前に飛び出して来た! おい!!何て事を!
次のタイミングを辛抱強く待つ。 よし! カチ! シャリ~ン。 ああああああ! 右横の女性が腕を上げた! おい!! 何するだよお~!
3度目の正直か!? よし! カチ! ゴチ! ゴチ? 慌て過ぎた二へドンが勝手に前につんのめりました! 自爆!?
2度ある事は3度あるだったあ~!!
石田様が喋りました! 「 もう時間がないので、これで。 飛行機の時間があるので! 」
お付きの女性と楽屋に入るその時、カチ! シャリ~ン。 あああああああおおおおお! 石田様が素早く身体をひねったので、撮れた写メは星座の運行写真の様に見事に流れておりました。
茫然自失。 写真1枚も撮れなかった。 これなら最初から大人しくサインを貰っておけば良かった・・・・・。
悲しみに打ちひしがれながら重い足取りで階段を上る。 木村大君のサイン会の列は、もう終わりかけていた。
何事もなかったかのように木村大君の前にCDを置く。
「 お願いします!」
「 ありがとうございます。 」 いやだ! 大君爽やか~。
「 あの、あの、『 天国への階段 』 良かったです! 」
「 あ、ありがとうございます。 」 ニッコリ笑う大君に、石田様とは違う意味で頭クラクラ。 いや、クラクラの頭の中を爽快な風が吹き抜ける。
「 それから、それから・・・・あの、 四季が・・・・四季が・・・・ベバル・・・・ボバル・・・・あ・・・ははは・・・・。
ヴィヴァルディ! ヴィヴァルディの四季の、あの、夏・・・・・・夏が・・・・・すんごい良かったです。 カッコ良かった~。」
「 ああ、そうですか。 ははは。 」 どこまでも爽やかな大君から、カリフォルニアの風が吹いて来ました。
「 もう、すごい良かったから、もう、今度はヴィヴァルディの四季全曲弾いちゃってくださいよ!!」
「 はははは。 まあ、やってみたくなくもないけど、あれ、弾くのすっごい大変なんですよお。」
「 ああ・・・・・。 そ・・・そうですよね。 そうですよね。 ははは。 」
「 ははははは! 」
・・・・・・・ おい、二へドン。 お前何大君と談笑してるの? 石田様にもそれ位の勢いで話し掛けてみれば?・・・・・・・・・
「 今度、東京文化会館にも行きます! 行きますから!」
「 ああ、ありがとうございます。」
「 頑張って下さい!」
「 ありがとうございます。 また、よろしくお願いします!」
大君、大人! 初対面のおばちゃんと、これだけ長く話してくれるなんて、若いのに、偉いね~。 面倒臭がりもせず、偉いね~。 また、マネージャーも大人だった。 普通、サイン会って、スタッフは、いかにスムーズに人を流すかしか考えない。
でも大君のマネージャーさんは、とことんお客の気の済むまで、喋らせてくれる。
マネージャーさんは、大君の背後にいたはずなのに、二へドンはその存在に気がつかなかった。 黒子に徹しているんだね。
二へドンの他のお客さんも、いっぱい話して満足して帰って行きました。
自分もギターを弾くんですよとかね。 大君も、ああ、そうですかで終わらせずに、何弾いてるんですか?とか、ちゃんと
『 会話 』 をしてくれるの。 夫婦の間にも、親子の間にも、会話が稀薄な時代にあって、ファンと会話が出来る大君って、
偉いです。 出来た青年です。 感動!
どうせ、サイン会をやるのなら、こういう和やかな雰囲気で成功させたいですよね。
二へドンは、石田様にはフラレちゃったけれども、大君に心満たされて、岩沼市民会館を出ました。
ところで、二へドンとA嬢は、JR岩沼駅から歩いて来たのですが、駅を背に左側の道を辿って来ました。
そうすると、市民会館の裏口から正面入り口に回りこむ感じで入るんですよ。 つまり帰りも、正面入り口から、裏口へ回り込んで・・・・・・。 う? 裏口!? 出町柳の女は足を止めた。 これが出町柳の女の悲しい習性ですね。
バンが停まっている。 皆様はあれに乗るのだろうか?
「 仙台フィルの人たちは、仙台周辺に住んでいるだろうから・・・・。 」 A嬢が言う。 ああ、そうね。
石田様はもう空港に行ってしまったのか、それともまだ館内にいるのか、それすらも分からない。
でも、出町柳の女は、その場所から立ち去る事が出来ない。
裏口のドアが勢いよく外側に開いた。 「 ! 」 大きな赤いチェロケースを抱えた男性が出て来た。 続いて仙台フィルのメンバー達が出て来ました。 するとそこへ、石田様が!! やだ、まだ居るじゃない!!
A嬢はドアの彼らの所に向かってダッシュ! うわ! よくやるよ! 二へドンは1人、植え込みの所に取り残される。
二へドン的には、自分はドアから10メートルは離れた所に居るし、植え込みがあるから、よもや彼らに見つかる事は無かろうと・・・。
駄目だった。 仙台フィルの皆様、二へドンの方見てるじゃん。
季節は冬。 植え込みの葉は全て落ちていた。 しかも出町柳の女は、杜の都の寒さに負けじと、ベンチコートを着ていた。
MICHIKO LONDON の真っ赤なベンチコートだった。 か~な~り~目立ってしまった様だ。
仙台フィルの皆様は、怯えている様にも見受けられた。 後でネネムさんに聞いた話。
「 仙台の人は出待ちなんかしません。 」 ええ~! じゃあ、二へドン明らかにストーカーもどきじゃん。
ちょっと、ちよっと、二へドンよりもっと過激な女が、只今そちらに向かって接近中ですよ~。
しかし、彼らには、枯れた植え込みの向こうに立っている赤いベンチコートの女の方が衝撃だったらしい。
もう、このコートは着ませんって。 夜行バスを待っている時でも、スタッフと間違えられて声をかけられるし・・・。
仙台フィルのメンバーがビビる中、A嬢は石田様からサインをゲット。
メンバー達はぞろぞろと帰って行きました。 石田様が1人、外でタバコを吸っております。
チラッ。 あちゃちゃちゃちゃ・・・。 こっちを意識しておるわ。
違う。違う! 旦那、あっしは出町柳の女なんかではございませんって! 枯れ木に咲いた赤い花の精ですってば!
そうこうしている内に、タクシーが来て、石田様とお付きの女性が乗り込みました。
木村大君も出て来て、やっぱりタバコを吸い始めました。
走り出すタクシーに向かって、大君が 「 お疲れ~! また~! 」と手を振りました。
おお! 石田様もタクシーの中から大君に手を振っていますよ!
タクシーは直ぐに視界から姿を消しましたが、大君はのんびりとタバコを吸っています。
この時の時刻が16:15でした。
何か、ここが大君のお家の様なリラックス振りです。
大君は、サイン会の時から、白地に黒い花模様のプリントシャツを着ています。
石田様は白いニット帽に、白いTシャツに黒い(紺?)ジャージ。
2つチェックするのを忘れました。 白いニット帽は、スケルトンだったのか、麒麟だったのか。
家紋は、何の紋だったのか。
後日、この家紋は 「 葵の紋 」 であると、諜報員Bから聞きました。
しかし、今日、出町柳の女は深い充足感に包まれて、駅まで歩いた。
心の恋人が車に乗り込む所まで、見届けて、それで本当にコンサートは終わるのさ。
「 お疲れ~! また~! 」 大君の爽やかな声が、いつまでも二へドンの心の中でこだましていた。
***** 「 コンサートの後で ~ 出町柳の女 ~ その1 」 ・ 完 *****
Posted by ニヘドン at 09:55│Comments(2)
│石田様偏愛倶楽部
この記事へのコメント
二へドンさん
京都の地名は「出町柳」(でまちやなぎ)
二へドンさんは「出待ちさなぎ」(でまちさなぎ)ぢゃないんですか?
「出待ちさなぎ」そのこころは、「出待ちで蝶になる~」
出待ちで美しく変身?するかも(笑)
京都の地名は「出町柳」(でまちやなぎ)
二へドンさんは「出待ちさなぎ」(でまちさなぎ)ぢゃないんですか?
「出待ちさなぎ」そのこころは、「出待ちで蝶になる~」
出待ちで美しく変身?するかも(笑)
Posted by モンとも at 2008年01月31日 14:04
> モンともさん。
出町さなだ虫にならない事を望みます。
石田様にパラサイトする「出町さなだ虫」!!
うわ~。 阿鼻叫喚のホラーの世界ですねえ。
出町さなだ虫にならない事を望みます。
石田様にパラサイトする「出町さなだ虫」!!
うわ~。 阿鼻叫喚のホラーの世界ですねえ。
Posted by ニヘドン at 2008年01月31日 14:17
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