2010年09月22日

「 ミックマック 」

邦題 : ミックマック
鑑賞日 : 2010年09月22日(水)
映画館 : 109シネマズ MM
料金 : 1,000円 ( レディース・デー )

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

不思議なフランス映画でした。

ニヘドン自身も、よく「 不思議ちゃん 」と言われますが、
( 不思議を通り越して変態の範疇みたいだけど。)
その不思議ちゃん頭で、この映画を見ても、やっぱり不思議でした。

父親を地雷で失い、不幸な生い立ちを生きて来たバジル君の物語です。
30年後、冴えない中年男に成長した(?) バジルは、勤め先のビデオ屋でビデオを見ていました。
このバジルが冒頭から変態なの。
大人しくビデオを見てないんだもの。
画面の台詞をそっくりそのまま言うんだよ。
声色もそっくりに。
声帯模写って言うのかな?
マニアックと言うより、既に、あっちの世界に行っちゃってない?
そこに、バイクに乗った男と、車に乗った男が銃撃戦になって、車がビデオ店に突っ込んでしまうの。
そして流れ弾がバジルの額にめり込んでしまいます。
額からダラダラ血を流しながら、病院に運ばれます。
日本だったら、臭いテレビドラマでは必ず、友人や家族が執刀医に取り縋って、
「 先生! お願いです! バジルを助けてやって下さい!!」なんてワンパターンな事をやるのでしょうね。

このミックマックでは何をやったかと言うと、
手術室で執刀医と看護士達が話をします。
途中まで頭を切っておきながら、
「 手術をすると植物人間になってしまう。
どうしたものかな? 」
結局、看護士がコインを投げて、表か裏かで決めました。
お医者さんが言いました。
「 よし、手術は中止だ! 」

しょっぱなから万事こんな感じのストーリーと味付けなんです。

1人もイケメンが出て来ないのも、最近のフランス映画っぽいですねぇ。
アラン・ドロンは何処へ行ってしまったんだい?



Posted by ニヘドン at 18:41│Comments(0)
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