2021年06月06日

小鹿野ワーケーションツアーリポート ~ 小鹿神社旧本殿。

小鹿神社・旧本殿by二へドン2021年02月19日(金)
小鹿野町役場で西武バスの路線バスを下りた
二へドンは、待合室で暫しまったりとした後
08:55 に散策をスタートしました。 
 小鹿野町( おがのまち )の中に幾つか
「 小鹿神社( おしかじんじゃ )」が有
ります。 よく町の名前と同じく「 おが神
社 」と呼ぶ人がいますが、神社の名前は
「 おしか 」が正解です。 小鹿野町の地
図を見ると、町役場から近い所にも小鹿神社
が有る様なので、早速行ってみましょう!
09:08 「 小鹿神社旧本殿 」と看板が出
ていました。 以前、ここが神社として多く
の参拝者が来ていた頃は広い境内を有してい
たであろう場所は現在では駐車場となってい
ます。 まるで広い駐車場の端に、ひっそり
と身を縮めて社殿が居候しているかの様で
す。 神社の説明版が有りましたので、
転記しておきます。
「 小鹿野町指定有形文化財( 建造物 )
  昭和45年12月13日指定
  小鹿神社旧本殿一棟
  江戸時代初期の小鹿野の由緒を記した記
  録には、腰之根地内上の森に諏訪明神を
  祀り、下小鹿野から小鹿野明神を街並み


小鹿神社旧社殿の彫刻by二へドン  の入り口に移し、両社を小鹿野上郷の鎮
  守として奉ったとあります。
   小鹿神社は、赤平川に南面して建てら
  れていましたが、明治38年の地震、明
  治43年の水害などにより、境内地が地
  すべりを起こしたため現在の腰之根地内
  の社地へ移転しました。
   諏訪明神は小鹿神社に合祀され現在に
  至っています。 小鹿神社旧本殿は飛地
  境内となり社殿のみが残されました。
  桁行( けたゆき・門口 ) 142 cm
  梁間( はりま・奥行 ) 153 cm
  流造り、正面に唐破風( からはふ・曲
  線状の装飾板 )と千鳥破風の装飾があ
  る向拝( こうはい・正面階段に張り出
  した廂の部分 )が付きます。
   建物は切石の基壇上に建ち、地覆( 
  じふく・最下部の横材 )下に亀腹( 
  かめばら・上壇 )、浜縁( 向拝の階
  段の下の床 )付、組物は二手先、二重
  虹梁( やや反りを持たせて造った化粧
  梁 )、大瓶束( たいへいづか・虹梁
  の上に立てる瓶子形の束柱 )など
  華やかな構造形式を採っています。
 」
社殿はしっかりと覆屋で覆われています。 
先祖から受け継いで来た物を守って行こうと言う土地の人達の気持ちが嬉しいですね。
龍の彫刻もリズミカルで、とても素晴らしいと思いました。
覆い耶の隙間から舐める様に社殿を見て、09:28に小鹿神社旧本殿を後にしました。

*****「 小鹿野ワーケーションツアーリポート ~ 小鹿神社旧本殿。 」 ・ 完 *****




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Posted by ニヘドン at 19:49│Comments(0)SAGOJO神社仏閣
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