2007年11月16日

湘南DANコンサート2007

座席指定の引き換えの列に並んだのは遅かったのですが、大半の人がペアでやって来る。だから1人だと前の方に1席だけポカリと空いた席を貰える事がある。
読売新聞からもらった神奈川フィルの定期演奏会のチケットも、当日座席指定券に引き換えで、ペアの人はB席にどんどん流されるのに、「 1人です。」 と言ったら、 「 少しお待ちください。」 と係りの人に言われ、係りの人は引き出しを開け、中の封筒から1枚だけチケットを出してくれました。 それは6列目のチケットでした。 おお! 自腹で買えば S席のチケットやんか。
無料ご招待の場合、お1人様は何かと美味じゃ。 これから、応募葉書は面倒臭くても、1名で出すと良いかもね?
そういう訳で二へドンは本日 「 1階B-25 」 という今までの湘南信金がらみのコンサートの中では最高の席でした。

よこすか芸術劇場は1列目がAA、2列目がBB、3列目がA、4列目がB・・・・・という座席配列なので、二へドンは4列目。
しかも通路側です。 前の人の頭がデカクても、座高が異様に高くても、斜め座りが出来るので、石田様との逢瀬には障害が無いという絶好のお席。 しかもクロークが無く、コインロッカーだけなので、二へドンのヴァイオリン、スポーツセンターで使うエアロビ・シューズ、エアロビ・ウェア、ヴァイオリンの楽譜、ブログのネタ帳、ブログにまだアップしていないコンサートのプログラム等、荷物がいっぱい過ぎて、コインロッカーに入らない二へドンの場合、端の席だと荷物を置くスペースを確保できるので助かるのです。

影アナの時、「ロビーにて石田泰尚のCD と グッズの販売を行なっております。 購入していただいた方限定でサイン会を行ないます。 」 という案内もありました。 今回二へドンは携帯で投稿記事打ち込むのに忙しくて、販売ブースやサイン会を覗きに行きませんでした。 

オケメンがステージに現れるのに、誰も拍手をしません。 二へドン嫌だな、こういうの。 1人で拍手って空しくて、つい尻すぼみになる。 チェロの山本さんは袖で誰かと話をしていたみたいで、何やら明るく笑いながら登場。 アシコンは執行さんです。
女性達は上下黒ですが、ズボンの方もいますし、スカートの方もいるし、いろいろです。 そんな中、石田様は燕尾で登場。
アクセサリーはいつもと同じです。 右手首には白とピンクのバンド。右耳には揺れるゴールドのピアス。 右手首には数珠ブレス。 白いカマーベルトにゴールドのヴァイオリンのブローチ。 ファースト・ヴァイオリンの青木るねさんは第2プルトの裏ですね。
お隣さんと何やら楽しそうに喋って笑い合っています。 オケメンはとてもリラックスしていて、定期演奏会とは又違った雰囲気を見せてくれています。

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SHONAN DAN CONCERT 2007

日時 : 2007年11月16日(金)   
      座席引き換え時間 16:30~
      開場  17:30~
      開演  18:30~
会場 : よこすか芸術劇場 ( 京急・汐入駅より徒歩3分 )
料金 : 無料。 往復葉書による応募制。 抽選。
出演 : 指揮 / 現田茂夫
      ソプラノ / 佐藤しのぶ
      ヴァイオリン・ソロ / 石田泰尚様
      管弦楽 / 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演目 : 團 伊玖磨 / 新祝典行進曲
      ビゼー / 「 アルルの女 」 第2組曲より 「パストラール」、「間奏曲」、「メヌエット」、「ファランドール」
      プッチーニ / 歌劇 「 ジャン二・スキッキ 」 より 「 私のお父さん 」
               歌劇 「 トゥーランドット 」 より 「 氷のような姫君の心も 」
               歌劇 「 マノン・レスコー 」 より 第3幕間奏曲
               歌劇 「 蝶々夫人 」 より 「 ある晴れた日に 」
      アンコール : シューベルト / アヴェ・マリア
     
      休憩 15 分

      L.バーンスタイン / 序曲 「 キャンディード 」
      ベートーヴェン / ロマンス No.2
      モンティ / チャルダッシュ
      L.バーンスタイン / 「 ウェストサイドストーリー 」 より 「 シンフォニックダンス 」

      團 伊玖磨 / 花の街

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現田さんがグレーの指揮者服で現れました。 1曲目は團伊玖磨先生の 「 新祝典行進曲 」です。 DAN コンサートはこの曲で始まるのがお約束ですね。 第1回目からそうなんでしょうか? 團先生がいらっしゃった頃の DANコンサートをご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えて欲しいです。

石田様のヴァイオリンのすごく柔らかい音が、二へドンの席まで暖かい春風の様に流れて来ます。 う~、沁みる~!!
考えてみたら、石田様の演奏は 10月28日のオペラシティ以来3週間振りなんですよ。 二へドン、よくそんな石田様日照りに耐えられたなあ・・・・。 及川さんとストリング・クインテット・ウィーンのコンサートには行っていたんだけどね。3週間振りに二へドンが会場に現れて、石田様もそりゃあやる気になったでしょ。 石田様~。 石田様~。 LOVE~!!
石田様も、恋人が会場に来てくれたものだから、天にも昇る心地だったのでしょう。 ヴァイオリンを、ヴァイオリン本体の重さが無いかの様な軽い持ち方です。 アシコン ( アシスタント・コンサートマスター ) は毎度お馴染み執行さん。
二へドンは今日、ヴァイオリンのレッスンの後、直接会場に来ました。 自分のレッスンの後、すぐに石田様の演奏を見ると、凄く参考になります。 いや、参考になり過ぎですね。 思わず口から 「 うへ~。 」 「 ぎょぎょ! 」「 ほっほ~。」等の言葉が出そうになり、慌ててお口にチャックです。 自分の駄目演奏振りを思い知らされ、メゲちゃったりもするのですが・・・・・。

團先生には申し訳ないのですが、この曲事自体は、特に秀逸な音楽史に残る名曲というものでは無いと思います。が、この曲を神奈川フィルが演奏すると、妙にOK!! だって・・・だって・・・・ 二へドンが待ちに待った・・・二へドンが大好きな現田っちょ&神奈川フィル&石田泰尚様なんですから! 三位一体ってこの事なのよお!!

曲が終わると現田さんが退場します。

入れ替わりに湘南信用金庫の服部真司理事長が登場です。
「 今日のプログラムを作るのには、今年の1月に上海と蘇州に旅行をした時に、今日のプログラムが出来ました。 」
理事長は原稿無しにお話をなさるので、文脈が合わない部分もあるのですが、ステージの臨場感をなるべくそのまま再現してみたいので、本人が言った通りに表記しておきます。
「 現田さん、佐藤しのぶさん、信金リースの社長とかと團先生が亡くなった蘇州に行ったんです。 團先生が亡くなったホテルの部屋に行きました。 きれいな部屋で、あまり使わしてないような部屋でした。 團先生が亡くなって丸6年が経ち、7回忌のつもりで行ったんです。 佐藤しのぶさんがお線香を持って来たんです。 しのぶさんのお人柄だと感心した訳で。
  蘇州の人民大会堂で團先生作曲の 『 筑後川 』 を アマチュア一般200人が歌い上げました。 現田さんが指揮をしたらアマ200人がプロの様に歌った。 指揮が違うと、こんなにも違うものかと思った。 それに私が立ち会う事が出来たのを光栄だと思う。」
理事長の話はまだまだ続きます。(笑)
「 皆さん、ご存知でありましょうが、現田さんと佐藤しのぶさんはご夫婦でありまして、夫婦で1つのステージを作り上げるのは、・・・・・・・ 嫌・・・みたいですね。 今日は、ご夫婦共演という事が実現致しまして、ここに、コンマスの石田君が参加すると言う、大変豪華なステージとなっております。 日本一のソプラノ歌手、佐藤しのぶさんは大変なオーラが出ておりまして、下手な司会者は圧倒されてしまって駄目な訳です。そこで今日は私が司会を兼ねて行います。 ケチっている訳ではないのですが、節約になるのではないかと。 どうぞ ごゆっくり最後までお楽しみ下さい。 」  ぱちぱちぱち。
今年の理事長の挨拶は、音楽を聴きに来た客からすると、とてもナイスでしたね。 企業の宣伝は一切無し。 確か前は、湘南信金の預金高が幾らを超えたとか、ヴィバルディの四季を何故全曲演らないかという説明に、『こんな楽章はつまらん』発言をして 「楽曲は全楽章を聞く」派の二へドンは大いにむくれたりもしたのでした。 今年は二へドンの大好きな、ワイドショー・ネタで、とても興味深かったですよ!
へえ~、團伊玖磨って、蘇州のホテルで亡くなったんだ。 そこに現田っちょとしのぶさんがペアで訪問してたんだ。 現田っちょ、神奈川フィルの定期演奏会に乗らないよな・・・・と思ったら、いろいろと他でお忙しいのね。

そしてお次は 「アルルの女」から 4曲続くのですが、まずは 「 パストラール 」。 有名なフレーズですが、静かで流れる様な曲調に、明るい躍動感を感じさせる演奏は、神奈川フィルならでは。 この曲は神奈川フィルにピッタリですよ。 管楽器だけの演奏パートでは、軽く首で拍子を取る石田様。 そして、膝の上にヴァイオリンを裏向きに置きます。ヴァイオリンの道 ウン十年という人も、 「 何で石田君はヴァイオリンを裏向きにするのかな? 」 と仰ってました。 誰か、この謎を知っている方、答えを教えて下さい!

続いて 「 間奏曲 」。 出だしの曲調は重厚です。 下手に弾くと、おどろおどろしい感じになってしまうのですが、さすが神奈フィル。 厳かで上品に仕上げています。 あ~、どこまでも二へドン好みに演奏してくれて、もう最高です。 もしかしたら、コンマスがお上手な方なのかしら? どれどれ、プログラムでコンマスの方のお名前を確かめてみましょう。 え~と、石田・・・・泰
・・・尚・・? お名前は「やすなお」さんと、お読みするのかしら? 「 いしだやすなお 」・・・・?
ああああ!! いやっだ~!! もしかして二へドンの想い人じゃないかしら!? ひゃっひゃっひゃっ・・・・・。
今更、どうしたって感じにスットボケてしまいましたが。 ( だって石田様のお陰で演奏がぴか一って大声で言えないじゃない。いろいろ気兼ねってものもあるしね。 ) でももう言っちゃったから、言います。
石田様がコンマスに乗ってる神奈川フィル最高っすねえ~!!
すっげぇ~、最高~!! ピアソラでもないのに、はぁはぁしてしまいましたよ。

そして 「 メヌエット 」。 フルートとハープの繊細な音の編み模様が、ふわ~っと会場に広がって行き、会場の人々の気持ち良さがどんどん連鎖して、会場内の雰囲気が 「 うっとり 」 に統一される頃、チェロとコントラバスのピチカートが入ります。
そしてヴァイオリンとヴィオラが合流すると、二へドンは期待と恍惚にウルウルした眼差しを石田様に固定させて動かないのです。 じーっ、ウルウル・・・。 じーっ、ウルウル・・・・・・。 するとまた、二へドンを我に返そうというのか、フルートとハープの旋律が会場内を たおやかに蛇行して上昇して行きます。 フルート大活躍の曲ですが、ブレスの息遣いまでハッキリ聞こえて来ます。 ん? 誰かヴァイオリンの弦をはじきましたね? 今日の演奏はどれも大満足の出来だったので、二へドンの 「 本日の苦言 」 は、これにしよう。 「 本番中に雑音立てちゃ駄目ぢゃん!! 素人じゃないんだから! 」
でも、ハープが素敵でした。 二へドンって、一度嫌いと思うと徹底的に嫌悪感を持っちゃうのですが、今日のハープの音は
一目ならぬ一耳で大好きになってしまいました。 お弾きになっていたのはどなたなんでしょうか? せめて入り口辺りに、
「 本日のメンバー表 」なる物を張り出しておいて欲しいのよね。 わざわざ印刷する程ではなく、ちょっと興味のある人がチェック入れられる様にしておいてくれたら、それも立派なサービスになると思うのよ。 個別の問い合わせに対応しなくて良いって利点も事務所サイドに生じると思うのですが・・・・・?

曲が終わって、拍手の時、石田様もヴァイオリンを肩の高さまで持ち上げて、拍手。 おお、石田様がこんなに同僚に敬意を表するとは! いつもは、どちらかと言うと、お義理の様な拍手ですよね。 ( 笑 ) それだけ名演奏だと 石田様が認定したと言う事でしょうか? いいなあ。 認定してもらって。

さ、そして 「 アルルの女 」シリーズの最後を飾るのは 「 ファランドール 」。 この曲は格好良いから、石田様にピッタリだよな・・・・と思ったら、ふふふふ・・・・・ やっぱり!! 石田様大爆発です!! Bee じゃないんだから! そんなに爆裂してどうする!? でも、そんな石田様を見たい二へドンは、口の周りに薄ら笑いを浮かべながらも、石田様を見つめながら、心をジーンと震わせていたのです。 石田様、さすがだよ。 ピチカートの音も一番大きいですよ。 石田様が他の人々にも火をつけちゃったのか、どんどんオケ中が熱くなって来ちゃって、指揮者の現田さんもジャンプするわ、もう大変!!
おお・・・・良いねえ・・・・・・。 心がジーン、ジーン、ジーンと震えが止まらない二へドン達観客の方をクルリと現田っちょが向く。熱い拍手に応えて、現田っちょは両手をバンザイポーズで大きくにっこりしました。

現田さんのMCが入ります。
「 ここからは、ソプラノと一緒に演奏して行きます。 来年はプッチーニの生誕150周年です。 来年はプッチーニを聞く機会が多くなると思いますが、今日はそれを先取りします。 オペラは基本的に単純だと僕は思っています。 声の高いソプラノの女性
に、声の高いテノールの男性が恋をし、声の低いバスの男が邪魔をすると言う・・・・・。
  理事長のお話にも出て来ましたが、佐藤しのぶと僕は結婚していますが、共演している時は夫婦という感じは無いです。
  それでは、佐藤しのぶさん、どうぞ! 」

そしてステージに現われた佐藤しのぶさんの艶やかな事。 自分で自分の事 「 艶女 」 とか言って悦に入っているバカージョさん達、佐藤しのぶさんに謝りなさい。 彼女みたいな女性が本物の艶女よ!! しのぶさんは 水色のワンショルダーのタイトドレスに、ビーズの蝶が表に大小6匹程。 肩から後ろに長く垂らした布にもビーズの蝶が群れています。 白とピンクの蝶です。 髪は後ろにお団子にしています。 左手首の極太ブレスは目も眩む程、光がさんざめいています。 うむむ・・・。 石田~リン、ちょっと負けちゃったかも・・・・。 肩まで届く長いイヤリングもキラキラ輝いています。 ヴェルサイユ宮殿のシャンデリヤだって敵わない程、しのぶさんのイヤリングは光を放っています。 ( 石田~リン、ちょっと負けちゃったかも・・・・? )
髪のお団子に付けている髪留めにも キラキラ輝くヘアアクセをつけています。 

まず最初に歌うのは、「 ジャン二・スキッキ 」 から 「 私のお父さん 」。 さあ、生まれて初めて聴く、生・佐藤しのぶさんの歌声です。 ドキドキ・・・・・。 この歌は、いろいろな声楽家の方が歌うのを聴きましたが、はあ~。。。。。。 そうですか。。
佐藤しのぶさんは、こういう風に歌いますか・・・・・。 落ち着いていて、きれい。 この曲は、可愛らしく歌う人が多いですが、
しのぶさんは、どこまでも落ち着いて歌う。 泉があっても、水面に1つも漣を立てないような歌い方です。
前評判が高過ぎると、実際に聞くと 「あれ?」って思っちゃう事がままあるのですが、佐藤しのぶさんは、噂に違わぬ素晴らしい歌声です。 でももうちょっと感情表現の激しい人かと勝手に想像していましたが、歌う時は、ほとんど動かないで歌うのですね。 申し訳無い、石田~リン。 ダ~リンを見つめるの忘れちゃった! 佐藤しのぶさんしか視界に入って来なかった!!

石田様以外の音楽家で、二へドンを夢見心地にさせる人がいたんですね! 佐藤しのぶさん。。。。ぽわん。。。。。。。
そして次は 「 トゥーランドット 」から 「 氷のような姫君の心も 」。
はあ~。 石田様のヴァイオリン・ソロの部分があるのですが、ほとんど音が聞こえませんでした。 石田様、佐藤しのぶさんに遠慮し過ぎ? でも、歌う時はほとんど揺れない佐藤しのぶさんと、演奏する時は必ずユラユラ揺れちゃう石田様との対比が
すっごい面白かったです!! 人生初めての佐藤しのぶさんのお歌に、先ほどは石田~リンの存在を忘れてしまう程でしたが、2曲目になったら、少し自分を取り戻して(?) 石田様を見つめる事が出来ました。 でも、100%石田~リンを見てた訳じゃない。 半分は佐藤しのぶさんを見てたかな? だって、しのぶさんの歌、凄いんだもの。 二へドンと同じ人間とはとても思えない
。 絶対に人間は平等なんかじゃないよ。 あんな感動的な歌を歌える人間もいれば、あんな美しいヴァイオリンを弾く男もいれば、何の取り得も無く、「 凄いですねえ。 」 「 凄かったですねえ。」 と言ってるだけの凡人もいる。 二へドンの場合凡人
未満ですが・・・・・。 会場のお客さん達も、すっかりしのぶさんに呑み込まれてしまって、客席はいつもより異様な雰囲気に包まれている。 演奏が終わり、しのぶさん、退場。 カーテンコールに1度出て来て又退場。
うう・・・・。 今年の DANコンサートは豪華過ぎる!! 来年はどんな大物をゲストに呼んでも、今年と比較したら、つまらなくなってしまうのではないかしら?

次はオーケストラだけで 「 間奏曲 」。 この曲は美味しいです! そもそも曲自体が二へドン好みの所に持って来て、
ヴィオラ・ソロで脳天バキュ~ン!なんですよ。 隠れヴィオラ音フェチを最近認識し始めた二へドンに取って、ヴィオラ・ソロが入っている曲は 「 めろんめろん 」 になってしまうのですねえ。 今日は二へドンお気に入りの劉さんが乗り番じゃなく、ソロを弾いていた方がどなただったのか分からないのですが ( 泉さん? でも髪が短かった! ) 音は二へドンを 「 めろんめろん 」にするに充分の美音でありました。 ほんのひと時のヴィオラ・タイムが終わってしまうと、山本さんのチェロのソロが入ります。 おお! 山本氏のソロを聞くのは、とっても久し振りです! う~ん。 またもやほんのちょっぴりの チェロ・タイムの後、ほっへっへっへっへっへ。 全国の石田様ファンの皆様、お待たせ致しました。 泣いていただきましょう。 石田泰尚様のヴァイオリン・ソロが始まります!! おや? 石田~リンのヴァイオリン、いつもよりピカピカ光っていませんか? 念入りにポリッシュしたのかしら? 二へドンの為に? 因みに本日のアシスタント・コンサート・マスターは毎度お馴染み執行恒宏さんです。 石田様がソロをやる時は、必ずと言って良い程、執行さんがゲスト・コンマスをやられるのよね。 最近では神奈川フィルのコンマス席に座っている事が多いので、知らない人は、執行さんは神奈川フィルの団員だと思っちゃうよね。 二へドンと執行さんの遭遇率はすごく高くて、青島さんが神奈川フィルを振る時にもお見かけしたし、アートホールのカジュアルコンサートでもお見かけしたし、柴田智子さんのソプラノ・リサイタルでもお見かけしたし、あれ? 二へドンって、執行さんの追っかけっだったっけ? と錯覚
してしまう程の遭遇率です。 
この曲の楽しみ方の一つは、ちょっとムスッとした表情の執行さんが、背筋をピンと伸ばして微動だにしない様に演奏をしている手前で、石田~リンが、うねうねぐるんぐるんわっさわっさゆっさゆっさ 揺れ動いている様子ですね。 まあ、この対比が楽しめるのはこの曲だけではなく、全部そうなのですが、佐藤しのぶさんが歌っている時は、どうしてもしのぶさんに心を奪われてしまうので、存分に 石田様 vs. 執行さん の対比を楽しむのなら、 「 間奏曲 」 だなあ、という事で。
ふふふ。 間奏曲をこんなに 120% 楽しめるのも、 石田様が乗ってる神奈川フィルだからだよなあ。 いいなあ・・。

そしてお次が、「 ある晴れた日に 」。 
素晴らしい。 世界中の何万人という声楽家が、この歌を歌うのでしょう。 そして二へドンはその全員の歌声を聞く事はまず不可能でしょう。 一生は短か過ぎますよね。 全ての声楽家の歌声を聞くのは不可能と承知で敢えて言わせて下さい。
世界一の 「 ある晴れた日に 」 を歌うのは佐藤しのぶさんであると、断言しちまいます。
彼女の持ち味を一言で表現するなら、 「 信頼 」。 落ち着きとか包容力とか言う月並みな言葉の羅列では表現しきれない、聞いている人を安心させる、不思議な力を、佐藤しのぶさんの声は持っています。 
石田様とアシコンの執行さんのソリ演奏もあるのですが、ほんのワンフレーズで、これは欲求不満になりました。
最後に佐藤しのぶさんが歌い終わって、オケの演奏が最終部分を奏でている間、しのぶさんは立って両手を上に上げて、空の遠くを眺めている様な演技をするのですが、これがもう、凄いオーラを発しておりまして、ただ声も出さずに立っているだけで、こんなにも見る者の心を捉える人を未だかつて見た事がありません。 はあ~。 ほお~。 ふう~。 会場から出るのは溜め息ばかり。 
演奏が終わって、ブラボー! ブラボー! ウォ~!! の嵐の中、しのぶさんは客席に何度もお辞儀をすると、コンマスの石田様と握手をし、現田っちょとも握手をしました。 数度のカーテンコールの後、しのぶさんがマイクを持ちました。
「 今日は皆様本当にありがとうございます。 」 またもや会場から大拍手。
「 私は全然お話が上手じゃないんですね。 けれども、ぜひ皆様にお話をさせていただきたい事がありまして、こうしてマイクを持っている訳なんです。 」
しのぶさんは、美しい歌声とは全然違う、押し殺した様な、ちょっと苦しそうな感じで喋って行く。
「 團先生と初めてお目にかかったのは、團先生が文化庁オペラ研修所の所長をしていた頃、私が大学を出たばかりで、その研修所へ入った時です。 そこでいろいろな事を教えて頂き、プライベートでも本当にお世話になりました。 私に取って、かけがえの無い人でした。 團先生がよく言っていたのは、 「 しのぶちゃん、世界を見なさい。 世界を見るのよ。」 と言う事でした。日本という国が平和で安全な時代に、私は生まれて育つ事ができました。 でも世界には、親と一緒に暮らせない子供達がおり、また短い生涯を終わらなければならない子供達が大勢います。 10年前から、私は何かをしたいと思いまして、チャリティーコンサート等、私にできる事をして来ました。 私が書いたエッセイの本とCDがロビーにあるんですが、収益金は私にではなく、子供達に寄付されます。 ミャンマーで1つの井戸が出来ます。 ぜひご協力頂きたいのです。 」
会場はじーんと静かな感動に包まれました。 こういうトークにも人柄が滲み出るのですね・・・・・。 じーん。
この後、しのぶさんの販売コーナーは飛ぶ様に売れたらしい。 見には行かなかったけれど。

そしてしのぶさんのアンコールは シューベルトの 「 アヴェ・マリア 」。
もう感涙。 しのぶさんのチャリティの話を聞いた後に、 シューベルトのアヴェ・マリアですよ!! コンサート終演後、いろいろな人から、 「 泣けた 」「 涙が出た 」「 感動した 」「 じーんとした 」「 震えた 」 等の感想を聞きました。
二へドン、もし石田様の追っかけをしていなかったら、しのぶさんの追っかけになったかも!? でもしのぶさんのチケットは高い
から追っかけきれなくて、イジイジするかも・・・。

しのぶさんはハズバンド現田と握手。 そして二へドンのボーイフレンド石田様と握手。 そして退場。
マエストロ現田は指揮台を下りると、コンマス石田様と握手。
そして15分の休憩に突入するのでありました。 第1部終了時刻は19:38。 
プログラムが凄過ぎて、もう立てません。

内容が濃過ぎたからか、はたまた理事長の話が長かったからか ( 笑 ) またまた文章量が膨大になっちまったので、後半
第2部は別の記事に書きます。 長い間のお読み頂き、ありがとうございます!


******** 「 湘南DANコンサート2007 」 前半 ・ 完 ********



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Posted by ニヘドン at 22:12│Comments(0)コンサート
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