2009年11月20日

「 ジュリー & ジュリア 」

邦題 : ジュリー & ジュリア
原題 : JULIE & JULIA
監督・脚本 : ノーラ・エフロン
キャスト :
ジュリア ( パリで料理を習い、アメリカの料理番組に出演して人気になったアメリカ人主婦 )
/ メリル・ストリープ
ポール ( ジュリアの夫 )
/ スタンリー・トゥッチ
ジュリー ( ジュリアのレシピを再現した料理ブログを書く女の子 )
/ エイミー・アダムス

鑑賞日 :2009年11月19日(木)
試写会場 : Happy Shufu Festival 2009
椿山荘タワー棟4階 ジュピター
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

うわはははははは。
メリル・ストリープが最高!!
やっぱり彼女はニヘドンが1番好きな女優さんだけの事はあります。
素晴らしい!!
「 プラダを着た悪魔 」とはまた一味違う、メリル・ストリープのお気楽主婦振りが最高です。
「 自分のやりたい事をとことん追求する! 」。
これぞ主婦のあるべき姿ですよ!
だから主婦の皆さんはこの映画を見るべし!
あんなチャーミングな女性に誰だってなりたい筈です!!

この映画は、1949年にパリの料理学校コルドン・ブルーに入学してフランス料理を学んだジュリア・チャイルドの実話をベースに作られています。
ジュリアは家庭で主婦がアシスタント無しで作れるフランス料理のレシピを524にまとめて料理本を出版しました。
ジュリアは、コルドン・ブルーで冷たい視線を受けても、試験を受けさせてくれない仕打ちを受けても、頑張ります。
本の出版も、紆余曲折があり、出版にこぎ着けるには10年近くも掛かりました。
子供のいない寂しさがあったり、夫が「 赤 」( 共産主義者 )との関連で取り調べを受けたり、ジュリアの人生には結構波風が有ったのです。
でも、それを笑顔で乗り切るガッツは素晴らしい!
「 巨人の星 」や 「 アタックNo.1 」で育ったニヘドンには、しごきと涙と汗が無ければ成果は得られないと、子供心に刷り込まれています。
でもジュリアがした事は、「 笑顔で諦めない 」。
ただそれだけ。
鬼コーチも筋肉養成ギプスも要らないんです。
素晴らしい。
時には愚痴り、時には涙を流しながら、でも最終的には「 好奇心 」と 「 笑顔 」が勝つ!!
本当に憧れの女性像です。
会社に所属していないから、社会の為にならない訳じゃない。
「 主婦業 」をしていたって、1つの道を極めれば、凄い業績を残せるのです。

ニヘドンが理想としたい女性の生き方を、ニヘドンの好きな女優さんが、見事に演じてくれる素敵な映画です。

50年後、ニューヨークでOLをしているジュリーは、夫との新居はボロくて気に入らない。
仕事はストレス。
しかし料理が好きだったので、ジュリア・チャイルドの524レシピを365日で再現し、それを料理ブログにアップする事を思い付きます。
この映画のテーマは「 料理 」だと大半の人は思うでしょう。
でもニヘドンが物凄く共感出来たのは、ジュリーがブロガーであると言う事。
今、日本には何千万人と言うブロガーが、日々ブログを更新しているのです。
だとしたら、ブログを持っている人は全員この映画を見るべきです。
だって凄い共感出来るもの!
「 君がブログを書いても書かなくても、世間の人には関係無いんだよ! 」
ジュリーの夫は言います。
ブログを始める時も、ジュリーの母は反対します。
しかも初コメントは母親から。
「 あなたの読者はママだけよ。」
(-.-;)

でも524レシピを達成し、結果ジュリーのブログは評判になり、ニューヨーク・タイムズ紙に乗り、原稿依頼が殺到し、ジュリーは昔の夢だった作家になる事に成功します。
このジュリーのエピソードも実話をエピソードに作られています。
実在のジュリアと実在のジュリー。
どちらもニヘドンの憧れの人生。

兎に角、勇気を貰える映画です。
この映画を見終わった後、めちゃくちゃ、料理が作りたくなります。
メチャクチャ、ブログを書きたくなります。
滅茶苦茶、ハッピーになりたくなります。

こう言う映画こそ、もっと沢山の映画館で上映すべきなのにぃ…。
12月12日(土)から
TOHOシネマズ シャンテ で公開です!
電話 03-3591-1511

みんな見てね。
絶対共感出来るから!!



Posted by ニヘドン at 15:18│Comments(0)
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