2009年11月29日

「 アイーダ 」MET Live Viewing 09-10

前回のライブ・ビューイングの「 トスカ 」同様、今シーズン新しい演出の「 アイーダ 」です。
新しいトスカはブーイングが出たらしいですが、ニヘドンは非常に気に入りました。
今回の「 アイーダ 」も滅茶苦茶気に入りました。
歌手が実力派揃いにかてて加えて、新演出が非常に洗練されていました。
大掛かりなセットばかりに力を入れると、単なる田舎芝居になってしまうんですよ。
それはそれで味わえる場合も有りますが、今回のセットは非常に大掛かりなのにも関わらず、それを感じさせませんでした。
舞台装置がオペラの邪魔をしていません。
これはポイント高いでしょう。
色調も抑えめなんです。
ステージの上の人間の動きも、メインキャストもエキストラも共に静止しているかのごとしでした。
動画に慣れ親しんでいる若い世代には、この動きの少ないステージ構成はちょっとストレス溜まるかもです。

その結果、何が起こったか?
観客は歌手の声に集中する事が出来たんです。
やっぱヴェルディのオペラは面白い!とつくづく感じさせて貰いました。
この新演出バージョンはオペラ初心者に良い教材になるのではないかと思いましたよ。

ニヘドンなんか、歌手の歌声だけじゃなく、オーケストラの音、特にヴァイオリンの音にも集中出来、ライブ・ビューイングを見ながらヴァイオリンの旋律に合わせて手が動いちゃいましたもん。
左手も右手も。
ヾ(≧∇≦)〃

ニヘドンはいつも2列目に座るので、周囲には誰もいないから誰にも迷惑は掛けてないよー。

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MET ライブ・ビューイング 2009 - 2010
第2作品 ヴェルディ / 「 アイーダ 」

鑑賞日 : 2009年11月29日(日)
上映館 : 東劇 ( 東京・東銀座 )
料金 : 3,500円 ( 全指定席 )

MET メトロポリタン歌劇場上演日 : 2009年10月24日
上演言語 : イタリア語
東劇上映日 : 11月28日(土)〜12月04日(金)
指揮 : ダニエレ・ガッティ
演出 : ソニヤ・フリゼル
キャスト : アイーダ ( エチオピア王の娘 ) / ヴィオレタ・ウルマーナ
アムネリス ( エジプト王の娘 ) / ドローラ・ザジック
      ラダメス ( エジプト軍の将軍 ) / ヨハン・ボータ
アモナスロ ( エチオピア王 ) / カルロ・グエルフィ
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[ 世界一簡単な荒筋 ]
・ 三角関係の話 !

[ もうちょっと詳しい荒筋 ]

古代エジプトとエチオピアが戦っていました。
エチオピア女王のアイーダは捕虜となりエジプト王女アムネリスの下で働いていました。
アイーダが王女だと言う事は秘密にし経歴詐称中です。
エジプト軍の将軍ラダメスはアイーダに「 あんた、彼女に惚れてるね 」。
一方アイーダもラダメスに「 お慕い申し上げております。」状態。
ちぇっ。2人は相思相愛か!
人の幸福が許せない、根性ひねくれている皆さ〜ん。
ご安心下さい。
邪魔者が現れますから。
(>_<)



Posted by ニヘドン at 23:39│Comments(0)
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