2010年03月31日

「 17歳の肖像 」

英国大使館主催の試写会に
行って来ました。
今日の映画は「 17歳の肖像 」。

凄く良かったあ〜。
まさか、こんなに共感出来るとは
思っていませんでした。
だってさ、
言っちゃ悪いけど、
タイトルが「 17歳の肖像 」だよ。
地味なタイトルだね〜。
これでお客さん動員出来るの?
原題は「 AN EDUCATION 」。
日本語訳は「 教育 」。
流石に「 教育 」のままでは映画のタイトルにはならないけれど、「 17歳の肖像 」じゃあ、ちょっと〜。
ニヘドンに映画のタイトルを決める権限が有ったら、
「 エデュケーション 」と、そのまま持って来るか、
「 スクール・ガール 」にするな。
兎に角、お洒落な映画なので、カタカナの題名が似合うと思います。

じゃあ、ニヘドンがこの映画を熱く語る前に、基本情報を。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

邦題 : 17歳の肖像
原題 : AN EDUCATION
監督 : ロネ・シェルフィグ
脚本 : ニック・ホーンビィ
出演 : キャリー・マリガン
ピーター・サースガード
製作年 : 2008年
製作国 : イギリス
上映時間 : 1時間40分
配給 : ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

4月17日(土)よりロードショー !

TOHO シネマズ シャンテ
03 ( 3591 ) 1511

TOHO シネマズ ららぽーと横浜
045 ( 929 ) 1040

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この映画のお勧めポイント

☆ 本年度アカデミー賞 主要3部門ノミネート
* 作品賞
* 主演女優賞 ( キャリー・マリガン )
* 脚色賞

☆ 主演女優のキャリー・マリガンが超可愛い〜
白痴美人なんじゃなくて、知的で、清純派で、キュートなの。
しかも、「 あ、いる。いる。こう云う娘いる。」と云う共感度が高くて、映画ファンとしては、これからの映画界を面白くしてくれる新星誕生に拍手ですよ!
彼女はこの映画が初主演。
これから大女優の道を歩むのは確かだから、彼女のデビュー作を今の内に見ておくべき!
他の映画ファンと大きく差を付けられる事、間違い無しです!

☆ 映画の設定は 1961年。
まさにニヘドンが生まれた頃。
懐かしいキーワードが沢山出て来ます。
「 ジュリエット・グレコ 」
「 シャンソン 」
「 フランソワーズ・サガン 」
「 サルトル 」
「 バーン・ジョーンズ 」

まるで、「 ALWAYS 3丁目の夕日 」を見ている様な懐かしさに、ニヘドンはもう目がウルウルでした。
1960年代カルチャーを肌で知っている方は、是非この映画を見て下さいね!
「 ALWAYS 3丁目の夕日 」は、懐かしい「 物 」をいっぱい映画に満たしていましたが、この「 17歳の肖像 」では、昔懐かしい「 文化 」で満たされています。
そう、ニヘドンはこの映画に出て来る「 文化 」に憧れて、少女時代を過ごした人だから、旧い友人にバッタリ出会えて嬉しかったです。
自分のアイデンティティはここから来たのだと、改めて知らされた気分。

☆ ファッションが素敵!
60年代のニヘドンのママ達が夢見て真似していたファッションを、スキニーなキャリー・マリガンが素敵に着こなしてくれています。
勿論、学校のシーンも沢山出て来るから、制服マニアも満足かな!?

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ニヘドンはこの映画を見て、2つの映画を思い出しました。
・ 「 小さな恋のメロディ 」
・ 「 禁じられた遊び 」です。
この2つの映画と、「 17歳の肖像 」は、共通項が有ると感じました。
それは、1960年代と時代がキーワードになるかもしれません。
何と言っても1番大きな共通項は
「 純粋な心の持ち主が、ひたむきに生きる姿を見る事が出来る。」と言う点です。

皆さん、この映画を見逃さないで下さいね!



Posted by ニヘドン at 00:06│Comments(0)
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