2010年05月28日

「 アバウト・シュミット 」

ランドマーク・シネマ・コレクション

邦題 :「 アバウト・シュミット 」
原題 : About Schmidt
鑑賞日 : 2010年05月19日(水)
会場 : ランドマークホール
字幕 : 松浦美奈

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

あれはニヘドンが何歳の時でしたかねぇ?
非常に強烈な印象を持った映画を見ました。
ジャック・ニコルソン主演の「 シャイニング 」です。
もうかれこれ30年近く経とうかと言うのに、いまだにニヘドンに取ってはジャック・ニコルソンと言えば、「 シャイニング 」なのですよ。
あの映画のラストシーンのジャック・ニコルソンの顔ったら!!
願わくばニヘドンが死ぬ瞬間に、あの顔がフラッシュバックしませんように。
自分が死ぬ瞬間は、いい男の顔を思い浮かべたいですよね。
ニヘドンの今の希望では、耳には石田様のヴァイオリンの音、目にはガエル・ガルシア・ベルナル。
口には江戸前寿司20貫!!
そんな調子で最後の時を迎えたいなあ…。

で、この映画は、ジャック・ニコルソン主演ですが、ホラーではありません。
全然怖くありません。

ジャック・ニコルソン演じるシュミットが、初っ端からコミカルな哀愁を見せてくれます。

積み上げたダンボールの横で、自分のデスクに座り、何もする仕事が無いので、じっと待つ。
ただ、ひたすら待つ。
時計が17:00を差すと、やっと立ち上がってコートを着る。
これがシュミットの定年退職の日。

このシチュエーションは、今の日本人も多くの人が直面した事でしょう。
或いはこれから経験するでしょう。
全く持って、他人事では済まされない映画です。
ラストに号泣シーンが有ります。
ティッシュとタオルは忘れずに手元に用意してから見て下さいね。




Posted by ニヘドン at 00:53│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。