2009年02月18日
竹原暁子ピアノリサイタル その1.
最近「 竹原暁子 」さんのお名前で「 ドンドン日記 」に飛んで来る方が連日いるので、とうとうニヘドンは重い腰を上げて、竹原暁子さんのレポを書く気になりました。
( ドンドン日記は男性の演奏家優先で書くからさあ…。遅くなってごめんね。)
実は、竹原暁子さんのお嬢さんとニヘドンの息子ちゃんは今、同じ中学に通うクラスメイトなんですよ。
昨年は、子供達は別のクラスだったので、ニヘドンと竹原さんはPTAの学年学級委員会で一緒に活動した仲間だったんですねぇ。
まだ学年学級委員会のメンバーの顔もウロ覚えの5月に、ニヘドンと竹原さんの2人で、学校の裏門で保護者の参加者にリボンを渡す仕事をしておりました。
( 因みに、竹原姓は旧姓で、演奏活動の時に使っております。PTA活動は、結婚後の姓を使っています。
ニヘドンは普段は彼女を竹原さんとは呼ばないのですが、ブログの上ではハンドルネーム的に使います。)
裏門から裏口入学して来る人は、そんなに人数は多くなくて、私達の仕事は暇でした。
でも決められた時間までは、そこにスタンバイしていなければならず、結果、ニヘドンは竹原さんと、しゃべりまくったのでした。
当時ニヘドンは彼女がピアニストだと知らなかったのです。
だってその時の彼女の恰好は、ジーンズに野球帽だったんですよ!
ドレスを着てたら、もしかしたらこの人はステージに立つ人なのかもしれないと思ったかもしれません。
ジーンズに野球帽ですからね。
ニヘドンはてっきり竹原さんは普通のお母さんだと思い込んで、こんな事まで言ってしまいました。
「 私はお友達と月に1回、テアトルフォンテでグランドピアノを借りてピアニストごっこをするんだけど、良かったら一緒にやる?」
今から思えばお腹の皮がよじれる程、笑っちゃいますが。
それはまるで佐藤しのぶさんに、PTAのママさんコーラスに入らないかと言う様なものですよね。
だからあの時、竹原さんの返事は微妙だったんだなあ…。
そして2008年の02月にPTA行事として中学の音楽室で竹原暁子さんの演奏会が行われました。
ピアニストのご主人との共演でした。
それがニヘドンが竹原さんの演奏を聞いた最初でした。
暖かい物が溢れてくる素敵な演奏でした。
そして2008年の7月にPTAの定例会で竹原さんのピアノ・リサイタルの話を聞きました。
その時に、校長先生の所に何枚かチケットを預けてあるので、ご希望の方はどうぞと
言われたのです。
生憎、すぐその場で行かれるかどうか即返出来なかったので、
家に帰ってスケジュールを調べたら、行かれる事が判明しました。
ところが夜中に学校に電話は通じないし、こちらも忙しさにかまけてぐずぐずしている内に
木曜日の夜になってしまったのでした。
もう半分行くのは諦めてしまいました。
が!二へドンの自宅の郵便受けに夜、クイーンがコンサート・チケットを2枚投げ込んで行って
くれたのです。
クイーンのメモが添付してありました。「 行くと思って。」
ふはははは。 二へドンの性癖をお見通しだな。 流石はクイーンだけの事は有ります。
そして佐藤君と2人で行って来ました。
*************************************
竹原暁子 ピアノ・リサイタル
日時 : 2008年07月04日(金) 18:30 開場 / 19:00 開演
会場 : 東京文化会館 小ホール
料金 : ¥4,000.-( 全自由席 )
出演 : 竹原 暁子 ( たけはら あきこ )
演目 : シューマン / 子供の情景 作品15
シューマン / クライスレリアーナ 作品16
シューベルト / 即興曲 変ロ長調 作品142-3、へ短調 作品142-4
リスト / 巡礼の年 第1年「 スイス 」より 『 オーベルマンの谷 』
竹原さんのプロフィールをコンサートチラシより抜粋しておきます。
『 都立芸術高校音楽科卒業。
第29回全日本学生音楽コンクール東日本大会高校の部で第1位。
東京藝術大学音楽学部卒業。
’82~’84年 ドイツ国立ハノーヴァー音楽演劇大学の大学院ソリストコース。
’84~’86年 スイス、ヴィンタートゥール・コンサヴァトリウム演奏家養成コース。
’85年 イタリア、ブゾー二国際ピアノコンクール入選。
洗足学園音楽大学講師。
*************************************
前回、竹原さんのピアノ演奏を聴いたのは、中学校の音楽室でした。
だからピアノの状態も、音響効果も全く期待出来ない中での演奏だったのです。
今日は、東京文化会館・小ホールという、ちゃんとしたコンサートホールでの演奏です。
期待に胸膨らんで、二へドンの方がドキドキして、演奏の開始を待ちました。
おわわわ! 竹原さんの登場です。
この記事のトップに載せたチラシの写真の赤いドレスを着ています。
背中には黒いリボンが結んで有ります。
ロングヘアは、アップにせず、下に垂らしています。
最初の曲はロベルト・アレキサンダー・シューマン( Robert Alexander Schumann )
( 1810 ~ 1856 )の
「 子供の情景 作品15 ( Kinderszene Op.15 ) 」です。
13の小品から成っています。
所々に二へドンのつぶやきを混ぜながら書いていきます。
1.見知らぬ国々と人々より ( Von fremden Landern und Menschen )
優しく優しく心に染み入る演奏です。 母の眼差しに充ちた演奏なんです。
これが竹原さんの強みだと思います。
「 お母さんピアニスト 」ならではの味で、二へドンが大好きなテイストです。
「 お嬢様ピアニスト 」では、逆立ちしたって真似出来ないものなんですよ。
2.珍しいお話 ( Kuriose Geschichite )
優しく 且つ 力強い演奏です。
家庭の団欒が目の前に浮かびます。
ここはもう、ワンパターンに、冬の西洋の居間を思い浮かべましょうね。
暖炉が赤々と燃える部屋で、子供達が絨毯の上に座り込み、揺り椅子に腰掛けた
お婆さんのお話を聞くのです。
ソファにはお父さんとお母さんが仲良く座り、目を輝かせてお話に聞き入る子供達の様子を
目を細めて見ている。
駄目ですよ。 殺人事件は起こりません。 13日の金曜日でもありません。
夫の愛人が怒鳴り込んで来たりもしません。
ストーカーの男が窓からじっと家の中を覗き込んだりもしていません。
短い曲ですから、そこまで妄想している暇はありません。( 笑 )
3.鬼ごっこ ( Haschemann )
本当に鬼ごっこの雰囲気が出ていました。
二へドンが弾いたら、すぐにリアル鬼ごっこのノリになってしまいそうですが、
竹原さんは100%メルヘンな鬼ごっこに徹して弾いているので、流石です。
4.おねだり ( Bittendes Kind )
ふーむ。 二へドンは石田~リンに何をおねだりしようかなあ?
ここの東京文化会館の小ホールでは、石田様も何度も演奏しているのを聴いているから、
石田様の残像が生々しく出て来ちゃって、
ちょっと目の前の演奏家に集中するのが難しかったりして。
5.十分に幸せ ( Gluckes genug )
二へドンの隣に座っていた佐藤君が、この曲を聞いて十分に幸せになってしまって、
深い深い眠りに落ちてしまいました。
やばいんですよ。
二へドンは、佐藤君の演奏の参考になればと思い、ピアニストの手元が見える様、
2列目のピアニストの真ん前という席を占めてしまったのです。
そんな席で寝たらピアニストにバレバレなんですよ。
後で竹原さんに学校でお会いした時に、文句を言われてしまいそうです。
さり気なく ( でも後ろの人にはバレバレなんだよね。笑。)
ひじでつつきました。 起きません。 何度も諦めずにつつきます。
ピクリともしません。
二へドンは十分にイライラです。
6.重大事件 ( Wichtige Begebenheit )
力強い弾き方の中にも、子供のあどけないおどけた話を感じさせます。
結構ピアノの音がガーンと迫って来るのですが、佐藤君は起きません。
7.トロイメライ ( 夢見ごこち ) ( Traumerei )
落ち着きの有る演奏です。
しかしこの曲は、今ピアニストの目の前でグーグー眠っている佐藤君に対する
あてつけなんでしょうか? 偶然ですけど。
8.炉ばたにて ( Am Kamin )
力強さは、炉端の何を現わしているのだろうか?
勢いよく爆ぜる炎なんだろうなあ。
9.木馬の騎士 ( Ritter vom Steckenpferd )
どうも二へドンには独特の思考回路の癖がありまして、
この曲のタイトルにある リッター ( Ritter ) という言葉を見ると
田中芳樹の人気小説 「 銀河英雄伝説 」に出て来る
ローゼンリッター ( Rosen Ritter )を思い出してしまうのです。
だからシューマンと銀河英雄伝説は何の関係も無いのですが、
二へドンはローゼンリッターを想いながらこの曲を聴いてしまいました。
10.むきになって ( ほとんど深刻過ぎ ) ( Fast zu ernst )
タイトルの( )の中の、「 ほとんど深刻過ぎ 」という言葉が二へドンちっくで
気に入っています。
この「 子供の情景 」は1838年に作曲されました。
シューマンが28歳の時です。
28歳と言えば、二へドンが結婚した年齢ですねー。
28歳の二へドンは何の作品も生み出さない有象無象の人々の1人でしたね。
フラワーアレンジもヴァイオリンも体操もブログも何もしていなかった時代です。
今から思うと、無意味な時期だったかも?
うーん、曲の暗示に掛かってしまったのか?
結構深刻に己の人生なんぞ、振り返ってしまったぞい。
11.おどかし ( Furchtenmachen )
時々ガーンと大きな音を立てる曲なのですが、佐藤君はピクリとも動きません。
よく寝るよなー。 もしかしたら彼にピアノを投げつけても起きないのかもしれません。
しつこく肘で突付いてみましょう。
あ、駄目ですね。 全然無駄でした。
王子には姫の口付けで目覚めるのかもしれませんが、後が怖いので止めておきます。
12.眠りにつく子供 ( Kind im Einschlummern )
はははは。 はははっは・・・・・・・。
またもや、演奏の最中に傍若無人に眠りこけている佐藤君に対する
あてつけの曲ですか?
もう笑うしかないです。 ははははははははは・・・・・・・・・。
13.詩人は語る ( Der Dichter spricht )
母親が子供にお話を聞かせてくれる様に、竹原さんがピアノの音で絵を描いて
音の世界を聴衆に見せてくれています。
ぱちぱちぱちぱち。 素晴らしい!!
経験豊富な人の演奏は、自然に中身が湧き出て来る様な音になりますね。
ここで一旦、竹原さんは舞台袖に退場します。
またもや長くなりましたので、続きは別の記事にアップします。
***** 「 竹原暁子ピアノリサイタル その1. 」 ・ 完 **********
( ドンドン日記は男性の演奏家優先で書くからさあ…。遅くなってごめんね。)
実は、竹原暁子さんのお嬢さんとニヘドンの息子ちゃんは今、同じ中学に通うクラスメイトなんですよ。
昨年は、子供達は別のクラスだったので、ニヘドンと竹原さんはPTAの学年学級委員会で一緒に活動した仲間だったんですねぇ。
まだ学年学級委員会のメンバーの顔もウロ覚えの5月に、ニヘドンと竹原さんの2人で、学校の裏門で保護者の参加者にリボンを渡す仕事をしておりました。
( 因みに、竹原姓は旧姓で、演奏活動の時に使っております。PTA活動は、結婚後の姓を使っています。
ニヘドンは普段は彼女を竹原さんとは呼ばないのですが、ブログの上ではハンドルネーム的に使います。)
裏門から裏口入学して来る人は、そんなに人数は多くなくて、私達の仕事は暇でした。
でも決められた時間までは、そこにスタンバイしていなければならず、結果、ニヘドンは竹原さんと、しゃべりまくったのでした。
当時ニヘドンは彼女がピアニストだと知らなかったのです。
だってその時の彼女の恰好は、ジーンズに野球帽だったんですよ!
ドレスを着てたら、もしかしたらこの人はステージに立つ人なのかもしれないと思ったかもしれません。
ジーンズに野球帽ですからね。
ニヘドンはてっきり竹原さんは普通のお母さんだと思い込んで、こんな事まで言ってしまいました。
「 私はお友達と月に1回、テアトルフォンテでグランドピアノを借りてピアニストごっこをするんだけど、良かったら一緒にやる?」
今から思えばお腹の皮がよじれる程、笑っちゃいますが。
それはまるで佐藤しのぶさんに、PTAのママさんコーラスに入らないかと言う様なものですよね。
だからあの時、竹原さんの返事は微妙だったんだなあ…。
そして2008年の02月にPTA行事として中学の音楽室で竹原暁子さんの演奏会が行われました。
ピアニストのご主人との共演でした。
それがニヘドンが竹原さんの演奏を聞いた最初でした。
暖かい物が溢れてくる素敵な演奏でした。
そして2008年の7月にPTAの定例会で竹原さんのピアノ・リサイタルの話を聞きました。
その時に、校長先生の所に何枚かチケットを預けてあるので、ご希望の方はどうぞと
言われたのです。
生憎、すぐその場で行かれるかどうか即返出来なかったので、
家に帰ってスケジュールを調べたら、行かれる事が判明しました。
ところが夜中に学校に電話は通じないし、こちらも忙しさにかまけてぐずぐずしている内に
木曜日の夜になってしまったのでした。
もう半分行くのは諦めてしまいました。
が!二へドンの自宅の郵便受けに夜、クイーンがコンサート・チケットを2枚投げ込んで行って
くれたのです。
クイーンのメモが添付してありました。「 行くと思って。」
ふはははは。 二へドンの性癖をお見通しだな。 流石はクイーンだけの事は有ります。
そして佐藤君と2人で行って来ました。
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竹原暁子 ピアノ・リサイタル
日時 : 2008年07月04日(金) 18:30 開場 / 19:00 開演
会場 : 東京文化会館 小ホール
料金 : ¥4,000.-( 全自由席 )
出演 : 竹原 暁子 ( たけはら あきこ )
演目 : シューマン / 子供の情景 作品15
シューマン / クライスレリアーナ 作品16
シューベルト / 即興曲 変ロ長調 作品142-3、へ短調 作品142-4
リスト / 巡礼の年 第1年「 スイス 」より 『 オーベルマンの谷 』
竹原さんのプロフィールをコンサートチラシより抜粋しておきます。
『 都立芸術高校音楽科卒業。
第29回全日本学生音楽コンクール東日本大会高校の部で第1位。
東京藝術大学音楽学部卒業。
’82~’84年 ドイツ国立ハノーヴァー音楽演劇大学の大学院ソリストコース。
’84~’86年 スイス、ヴィンタートゥール・コンサヴァトリウム演奏家養成コース。
’85年 イタリア、ブゾー二国際ピアノコンクール入選。
洗足学園音楽大学講師。
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前回、竹原さんのピアノ演奏を聴いたのは、中学校の音楽室でした。
だからピアノの状態も、音響効果も全く期待出来ない中での演奏だったのです。
今日は、東京文化会館・小ホールという、ちゃんとしたコンサートホールでの演奏です。
期待に胸膨らんで、二へドンの方がドキドキして、演奏の開始を待ちました。
おわわわ! 竹原さんの登場です。
この記事のトップに載せたチラシの写真の赤いドレスを着ています。
背中には黒いリボンが結んで有ります。
ロングヘアは、アップにせず、下に垂らしています。
最初の曲はロベルト・アレキサンダー・シューマン( Robert Alexander Schumann )
( 1810 ~ 1856 )の
「 子供の情景 作品15 ( Kinderszene Op.15 ) 」です。
13の小品から成っています。
所々に二へドンのつぶやきを混ぜながら書いていきます。
1.見知らぬ国々と人々より ( Von fremden Landern und Menschen )
優しく優しく心に染み入る演奏です。 母の眼差しに充ちた演奏なんです。
これが竹原さんの強みだと思います。
「 お母さんピアニスト 」ならではの味で、二へドンが大好きなテイストです。
「 お嬢様ピアニスト 」では、逆立ちしたって真似出来ないものなんですよ。
2.珍しいお話 ( Kuriose Geschichite )
優しく 且つ 力強い演奏です。
家庭の団欒が目の前に浮かびます。
ここはもう、ワンパターンに、冬の西洋の居間を思い浮かべましょうね。
暖炉が赤々と燃える部屋で、子供達が絨毯の上に座り込み、揺り椅子に腰掛けた
お婆さんのお話を聞くのです。
ソファにはお父さんとお母さんが仲良く座り、目を輝かせてお話に聞き入る子供達の様子を
目を細めて見ている。
駄目ですよ。 殺人事件は起こりません。 13日の金曜日でもありません。
夫の愛人が怒鳴り込んで来たりもしません。
ストーカーの男が窓からじっと家の中を覗き込んだりもしていません。
短い曲ですから、そこまで妄想している暇はありません。( 笑 )
3.鬼ごっこ ( Haschemann )
本当に鬼ごっこの雰囲気が出ていました。
二へドンが弾いたら、すぐにリアル鬼ごっこのノリになってしまいそうですが、
竹原さんは100%メルヘンな鬼ごっこに徹して弾いているので、流石です。
4.おねだり ( Bittendes Kind )
ふーむ。 二へドンは石田~リンに何をおねだりしようかなあ?
ここの東京文化会館の小ホールでは、石田様も何度も演奏しているのを聴いているから、
石田様の残像が生々しく出て来ちゃって、
ちょっと目の前の演奏家に集中するのが難しかったりして。
5.十分に幸せ ( Gluckes genug )
二へドンの隣に座っていた佐藤君が、この曲を聞いて十分に幸せになってしまって、
深い深い眠りに落ちてしまいました。
やばいんですよ。
二へドンは、佐藤君の演奏の参考になればと思い、ピアニストの手元が見える様、
2列目のピアニストの真ん前という席を占めてしまったのです。
そんな席で寝たらピアニストにバレバレなんですよ。
後で竹原さんに学校でお会いした時に、文句を言われてしまいそうです。
さり気なく ( でも後ろの人にはバレバレなんだよね。笑。)
ひじでつつきました。 起きません。 何度も諦めずにつつきます。
ピクリともしません。
二へドンは十分にイライラです。
6.重大事件 ( Wichtige Begebenheit )
力強い弾き方の中にも、子供のあどけないおどけた話を感じさせます。
結構ピアノの音がガーンと迫って来るのですが、佐藤君は起きません。
7.トロイメライ ( 夢見ごこち ) ( Traumerei )
落ち着きの有る演奏です。
しかしこの曲は、今ピアニストの目の前でグーグー眠っている佐藤君に対する
あてつけなんでしょうか? 偶然ですけど。
8.炉ばたにて ( Am Kamin )
力強さは、炉端の何を現わしているのだろうか?
勢いよく爆ぜる炎なんだろうなあ。
9.木馬の騎士 ( Ritter vom Steckenpferd )
どうも二へドンには独特の思考回路の癖がありまして、
この曲のタイトルにある リッター ( Ritter ) という言葉を見ると
田中芳樹の人気小説 「 銀河英雄伝説 」に出て来る
ローゼンリッター ( Rosen Ritter )を思い出してしまうのです。
だからシューマンと銀河英雄伝説は何の関係も無いのですが、
二へドンはローゼンリッターを想いながらこの曲を聴いてしまいました。
10.むきになって ( ほとんど深刻過ぎ ) ( Fast zu ernst )
タイトルの( )の中の、「 ほとんど深刻過ぎ 」という言葉が二へドンちっくで
気に入っています。
この「 子供の情景 」は1838年に作曲されました。
シューマンが28歳の時です。
28歳と言えば、二へドンが結婚した年齢ですねー。
28歳の二へドンは何の作品も生み出さない有象無象の人々の1人でしたね。
フラワーアレンジもヴァイオリンも体操もブログも何もしていなかった時代です。
今から思うと、無意味な時期だったかも?
うーん、曲の暗示に掛かってしまったのか?
結構深刻に己の人生なんぞ、振り返ってしまったぞい。
11.おどかし ( Furchtenmachen )
時々ガーンと大きな音を立てる曲なのですが、佐藤君はピクリとも動きません。
よく寝るよなー。 もしかしたら彼にピアノを投げつけても起きないのかもしれません。
しつこく肘で突付いてみましょう。
あ、駄目ですね。 全然無駄でした。
王子には姫の口付けで目覚めるのかもしれませんが、後が怖いので止めておきます。
12.眠りにつく子供 ( Kind im Einschlummern )
はははは。 はははっは・・・・・・・。
またもや、演奏の最中に傍若無人に眠りこけている佐藤君に対する
あてつけの曲ですか?
もう笑うしかないです。 ははははははははは・・・・・・・・・。
13.詩人は語る ( Der Dichter spricht )
母親が子供にお話を聞かせてくれる様に、竹原さんがピアノの音で絵を描いて
音の世界を聴衆に見せてくれています。
ぱちぱちぱちぱち。 素晴らしい!!
経験豊富な人の演奏は、自然に中身が湧き出て来る様な音になりますね。
ここで一旦、竹原さんは舞台袖に退場します。
またもや長くなりましたので、続きは別の記事にアップします。
***** 「 竹原暁子ピアノリサイタル その1. 」 ・ 完 **********
横浜バッカスブラスオーケストラ! #25定期演奏会
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
第272回 神奈川フィル定期演奏会
第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
ベルリン・フィルハーモニー弦楽五重奏団@杉田劇場
はじめてのクラシック 2011年 東京公演
第7回 イマジン七夕コンサート 2011
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第7回 大阪国際室内楽フェスタ 予選第1日目
Posted by ニヘドン at 11:31│Comments(0)
│コンサート
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