ドンドン日記

2012年02月04日(土)
ヴァイオリンの先生の門下生が集う
年に一度の恒例の新年会が行われました。
毎回、ニヘドンが利用した事の無い素敵なお店を体験出来る又と無い機会なのでニヘドンはとても楽しみにしています。
今年の会場は「 わん 」横浜西口駅前店です。

18:30 〜 の開始でした。
１階から階迄、全てのフロアが飲み屋と言うワンダフルなビルです。
土曜日の夜は大混雑。
エレベーターが２基しかないので、エレベーターホールから、なかなかエレベーターに乗れずフラストレーション。
やっとの思いでエレベーターに乗り込みました。
エレベーターの中で誰かに声を掛けられ、後ろを振り返ると、同じヴァイオリン仲間のK 嬢でした。

お店の入り口に入り、靴を鍵付きの下駄箱に入れると、メンバー達が立っていました。
まだお部屋に入れないとの事。
あらら。もう予約時間の 18:30 なのに。
暫く、皆で「 廊下に立ってなさい 」状態でした。
5分程で部屋に案内されました。

この店は全室個室との事。
「 わん 冬の宴 」のリーフレットには、こう書いてあります。
「 都会に佇む百年前の家屋
個室でゆったり宴のとき 」

自分達の部屋に行く途中、他の部屋を覗きながら廊下を歩きました。
どの部屋も人が寿司詰め状態で、
木の格子組の引き戸が、江戸時代の女郎屋か、牢獄の様だと思いました。

掘り炬燵形式の座敷で、13人で１室でしたが、何しろ狭い。
皆、口々に今日はヴァイオリンを持っていなくて良かったと言い合いました。
これが演奏会直後の打ち上げだったら、大変です！
ヴァイオリン・ケースを13個も何処に置くんだろうか？

今日の宴会メニューは、
「 ２時間飲み放題付
ボリューム満点コース
遊コース 」
飲み放題付きで お一人様 3,500円です。
料理は７品です。
☆ 海老カクテルと合鴨ロース
☆ サーモンのカルパッチョ
☆ 本日のサラダ
☆ カムジャタン風チゲ
☆ 鶏もちチーズ焼き
☆ イベリコ豚のメンチカツ
☆ 香ばしおじや

トップの写真は「 海老カクテルと合鴨ロース 」です。
黒いお重の蓋みたいな容器に入れられ、おせち料理みたいな風情です。


先ずは KIRIN BEER 一番搾りの瓶で乾杯！
冷えていて美味しい！
ビールって、こんなに美味しいものだったんだ！

カムジャタン風チゲを乗せたガスコンロに火を点け、煮えるまでにはに
「 海老カクテルと合鴨ロース 」を頂きます。
美味しいのですが、仲間からは「 殻を剥くのが面倒臭い。
見栄えを良くする為なのは分かるが、ハッキリ言って剥いて出して欲しい！」との声が。
ニヘドンは殻付きでOKです。
食事は五感を使って味わうものだと信じているからです。
日本人や欧米人が食事をする時、色や味わいにうるさい人っていますよね。
それはつまり味覚と視覚にうるさいって事。
でも西洋文明が忘れているのは、触覚です。
パンは手づかみで食べるのに、何故おかずはナイフとフォークを使わないと駄目なのか？
日本人はまあ、おにぎりや江戸前寿司は手で食べますよね。
自分の手で触って食べたら、食べ物はもっと美味しいのに！
流石、インド人は食事の食べ方も、ツボを心得ていますよね。

次に運ばれて来たのは「 サーモンのカルパッチョ 」。
やけに赤いサーモンが沢山オニオンやトマトの上に乗っていました。

「 本日のサラダ 」の具材はレタス、サラダ菜、トマト、春巻きの皮を細切りにして揚げたものが乗っていて、ニヘドンはこれを集中的に食べました。( 笑 )

「 鶏もちチーズ焼き 」は、チキンの上に餅、その上にチーズを乗せてグリルした料理です。
照り焼きソースが沢山掛かっていました。
ほうれん草の胡麻和えが添えられています。
餅は目で見てその存在がよく分からないのですが、口に入れると、もっちりとした食感が楽しめます。
餅とチーズって、相性いいよね。

チゲが煮たって来たので、フーフーしながら食べます。
そんなに辛くなく美味しいです。

「 イベリコ豚のメンチカツ 」は極上でした。
ロッテリアの「 近江牛メンチカツバーガー 」のメンチカツより、美味しかったです。
もしかしたら、牛よりも豚の方が美味しいのでは？と思わせる美味しさだったのです。

最後にご飯、焼き海苔、生卵が運ばれて来ました。
チゲ鍋に投入して、おじやにして食べます。

最後のおじやは、殆どの人が余り食べませんでした。
鍋に山盛りのご飯を見て悲しくなりました。
何で私達は、いまだに悪しき飽食の時代を続けているのだ？
宴会コースは斯くの如く「 無駄 」にお金を払っているので、もう止めよう。
読み聞かせボランティアの飲み会は、全く残飯を出さない飲み会であった。
改めて主婦の底力を思い知らされました。