2010年10月20日

心和む綿摘み作業

2010年10月17日(日)
渡良瀬エコビレッジで、いよいよ綿花畑に向かいます。
のんびり歩いて5分位の所です。
途中の民家の犬が狂った様に吠えたてます。
ふふふ。いつもは、ほとんど人通りなんて無いのでしょうね。
今日は30人位の団体様ご一行が通ってしまう訳ですからね。
永遠に吠え続けるかの様な勢いの横を通り過ぎて畑へ向かいました。

色々な作物が植わっている畑の間の農道を進みます。
雨蛙や茶色の蛙が無数に、ぴょんぴょん跳ね回っています。
右手は水田で、稲穂が頭を垂れていました。
渡良瀬エコビレッジの凄い所は、有機栽培すらしていないと云う事です。
稲も、沢の水だけで栽培しているそうです。
だから、蛙がこんなにいるんですね。
飛蝗( ばった )の数も凄いです。
渡良瀬エコビレッジ代表の町田武士さんのお話ですと、今年は猛暑でお米の質が落ちたと言われますが、町田さんのお米は例年と同じ味なんだそうです。
有機肥料を与えると、根が怠けてしまうが、自然に任せると、暑い時は暑いなりに、寒い時は寒いなりに、根が育って、暑さ寒さを植物が自分で乗り越えるのだそうです。


稲穂や蛙に気を取られながら歩いていると、1人の女性がしゃがんで写真を撮り始めました。
ニヘドンは最初、それに気が付かなかったのですが、その被写体こそ、トップの写真です。
綿の実が弾けた、綿が飛び出していたのです。
もし、ニヘドン1人だけで歩いていたら、綿花に気が付かずに通り過ぎてしまったかもしれません。

綿花が植わっている面積は、予想以上に狭いものでした。
アメリカの南北戦争時代に有った様な見渡す限りの綿花畑を想像していたのです。
でも、現在、日本国内の綿花栽培が実質0% に近いと云う現実を考えると、この僅かばかりの綿花畑は、とっても貴重なのです。

こんな貴重な体験をしてみたい方は、下記サイトをご参照下さい。

・orgabits × MYLOHAS Organic Agri Tour → http://www.mylohas.net/orgabits/
・orgabits(オーガビッツ)公式サイト → http://orgabits.com/
・渡良瀬エコビレッジ → http://blog.canpan.info/watarase/
・天ぷら油バスで行くエコツーリズム「リボーン」→ http://reborn-japan.com/







  

Posted by ニヘドン at 23:28Comments(0)MYLOHAS

2010年10月20日

映画「 エクスペンダブルズ

観賞日 : 2010年10月20日(水)
映画館 : 109 シネマズ MM横浜
料金 :1,000円( レディース・デー )

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この映画を一言で言い現すと、
「 筋肉馬鹿の同窓会 」。
この 「 筋肉馬鹿の同窓会 」が、実にイイんですよ!

ハリウッドを彩る(?)筋肉野郎達が大集合するのですが、年を取っちゃった皆さんが、相変わらず身体を張って頑張ってくれちゃってます。
CG を全く使わないで、最初から最後まで、己れの肉体を駆使して頑張っているのが、凄く観ていて気持ち良かったです。
最近の日本人を見ていると、
歩くより車、
飛脚(!?)よりメール、
リアルよりバーチャルになってしまってますでしょ?
若者も熟年も、口を開けば
「 そんなの面倒い。」
「 それって何か意味有るの ? 」

ニヘドンは、こういう意識が大っ嫌いなのね!!
駄目でも無駄でも、何か行動してみようよ!! と言う主義の人なんで。
年を取っても筋肉馬鹿の皆様大集合に、「 職人技 」すら感じました。

ニヘドンは過去にも、あちこちで書いていますが、アメリカの良い所は、
「 筋肉馬鹿を筋肉馬鹿だけで終わらせない 」社会の土壌が有ると思うのです。
日本と云う国では、筋肉馬鹿が非常に片身の狭い思いをして生きているじゃありませんか?
若い内はまだ、筋肉が商品にもなりますが、年を取ったらどうなるの?

アメリカの良い所は、最初は筋肉馬鹿だった人間も、社会の中で成長出来るんです。
その成長を見守ってくれる世間の人々の目が有るって事ですね。
だから、この 「 エクスペンダブルズ 」の中で、い〜い味に熟成された男達を見るのは、心がほっこり和みます。
真の「 教育 」が社会の中に根付いているんです。
学校の中で学ぶ事は「 勉強 」であって、本当に人生に必要な事じゃない。
ちょっと他人より優位に立とうと云う意識が芽生えるだけ。
学校で優等生だからって、せいぜいママに褒めてもらいなって。
社会の中で学ぶ事こそ、人生を学ぶ事に他ならないんだから。
今の日本は 「 教育 」を全て学校に任せちゃって、社会が社会人の教育をする事わ一切放棄しちゃっている。
だから、人を非難し、人を罵倒はするけれども、自分が見本を示そうなんて、おくびにも思わない。
赦しの無い社会が日本だと思う。
勿論、アメリカと云う社会のあり方に、問題が有るのは百も承知。
それらのマイナス要因を全部差し引いても、日本よりは遥かに、庶民レベルの「 赦し 」と 「 希望 」と 「 信じる力 」が有ると思う。

これから「 エクスペンダブルズ 」を観る方は、単なるアクション映画としてだけではなく、こんな「 熟成された男達 」を骨まで味わって楽しんで欲しい。

筋肉馬鹿が、これだけ集まっても、シルベスター・スタローンが群を抜いて格好イイのです!
「 ランボー 4 」より若返ったし、引き締まったし、何から何まで良かったですよ。
エンディングに流れり長渕剛の力強い歌声も楽しめました。
どちらかと言うとニヘドンは今まで長渕剛は好きなタイプでは無かったのだけれども、彼の歌声はハリウッド屈強の筋肉馬鹿集団に負けてないもの。
何から何まで「 男 」を感じる、秀逸な映画でございました。
お勧め!!
  

Posted by ニヘドン at 18:23Comments(0)