2007年12月09日

バイオリン'07.11月のレッスン

写真はニヘドンが愛用している「松ヤニ」君。「松ヤニ塗り」で検索して来る方に捧げます。(笑)

2007年11月2日(金)
レッスン40回目, レッスンを始めて 57週目。
テキスト Lesson 10。
A Minor Melodic Scale の練習。もう1ヵ月以上練習しており、家での練習は「良し、出来た!」と思ってしまうのに、レッスンでの応用練習についていけない。先生はいとも簡単に「じゃ今度は全部4の指を使って!」「じゃ今度は2つずつスラーだから、途中で移弦が入らないように!」「はい、4つスラー、テンポアップで!」等と仰います。瞬間的に頭が切り替わらないので、レッスンの前半はたら〜り、たら〜りと油汗を流しております。
いつもは、2本、3本、指を同時に弦の上に乗せておきます。ギターのように音程の目印になるフレットが無いので、置いた指が命!なんです。さっき音を出して成功した指を放してしまって、次に指を置き直した時に、今度は音がずれてしまったら泣くに泣けない。
なのに今日は、弦を押さえる指の感覚を認識する為に、音を出す指1本だけを弦の上に乗せろと言う。ううう…。ニヘドンもう呻き声しか出ません。
これで音程狂いまくりです。しかも1本だけ弦の上に乗せた指に力を入れてはいけないと言う。重心を乗せるだけだって。先生、ニヘドンの指は、「力」と「重心」の違いが分かっていない様です。
ぎゃお〜。呻いても問題解決しないので、ニヘドンとうとう叫び始めました! 皆さん、危険ですから下がって下さい!

次はアルペジオです。これも11月から1ヶ月以上練習していますが、なかなか合格しませんな。おまけに今日は開放弦を使わないで、4の指を使えと…!
ぎゃお〜ん!! バイオリンの音は、なかなか響かないが、ニヘドンの叫び声は山々にこだましているぞ!
次は Exercise 2曲。
ト長調の16小節の曲とイ短調の16小節の曲。これに臨時記号がついては、ナチュラルが来て、また臨時記号が来る。左手の指は、くっついては離れ、またくっついては離れる。ややこしい事この上無い。ニヘドンは思った。人生もっとシンプルな方が良いと。バイオリンの楽譜だって、もっとスッキリ、シンプルに行こうよ!(駄目か…。)
そして「金婚式」。主にボーイングの注意を受ける。音符によって弓を短く使う事、弓先を残す事など。こういうのってさ、家で1週間練習している内に、自己流のクセがついちゃうんだよね〜。
まだまだ曲の仕上がりに納得がいかないのに、「この曲もレパートリーに加えて下さいね〜。」との先生の言葉にて終了。くく〜。家で自主練習せねば〜!!
そして新しく「パリの空の下」を練習する事に。アンニュイに弾きたい所だが、どっこい、後半に臨時記号の嵐が吹いて、呪いのCDを作っちゃったニヘドンと致しましては、またもや人々を恐怖のどん底につき落とす事に。
「パリの空の下、妖怪ニヘドンが呪いの火の玉を投げ飛ばす」曲の出来上がり〜。
はあはあ。早く人間になりたあ〜い!!


2007年11月16日(金)
レッスン41回目, レッスンを始めて 59週目。
テキストLESSON 10.  A Minor メロディック・スケールの練習。
弓を人差し指の上に乗せて、バランスの取れる所(重心)を探し、そこから弾き始める。
ヴァイオリンって、重心やバランスを重視するから、小さい頃から演ると繊細な子に育つかも。 葉加瀬太郎さんも?
あ、いや、見た目の事じゃないです。 内面の事です。 身体の内側を見つめるって、ちょっとヨガに通じるものがあるかも?
時々ヴァイオリンの先生に、息を吐けって注意される所も、ヨガに通じてる? 目に見えない重心を感じながら、呼吸にも意識を向ける・・・・・まるでヨガじゃん!! 二へドン、独身時代に3年間ヨガ・レッスンに通っていた事を懐かしく思い出しました。
磯子スポーツセンターのヨガ教室は、とても人気でいつも締め切り状態です。

さて、ヴァイオリンのレッスンの話に戻りましょう。
本日の問題点。 --- 左小指が外側に逃げてしまうので、真上に上げる練習を もっとしろ!!
う~ん、またもや小指の筋力の問題が・・・・・・。
毎朝100回の小指上げ下げ運動でもしようかな?

弓を持つ薬指と小指を離し、力を入れずに弓の重さを弦に全て預けてしまう事を念頭にスケール練習。
倍音を響かせろと言われる。 二へドンの苦悩の叫びは良く響くんですけれどねえ・・・・・。
2つスラーでやり、4つスラーでやり・・・・・・ やはり今日も音程が低めになってしまった。
どうしても短調だと音程が低くなってしまうのがヴァイオリンの悲しい運命・・・・。
そして、今日初めてピチカートの練習を行なう。 今日は弓を持たないバージョン。 うう、いよいよ二へドン、ピチカート・デビュー。
親指を指板の角に当てて、人差し指で弦をはじく。 なかなか良い音が出ない。 人差し指を曲げたり伸ばしたりのタイミングが難しい。 石田様の大きく美しいピチカートの音が記憶の海から溢れ出て来る。 それに比べて二へドンの下手な事。
思わず命名 「 ヘボカート 」。

Exercise 1と2 の練習。 16小節しかないとは言え、まだまだ練習が必要だ! 家ではついつい出来たつもりになってしまうのが二へドンの駄目な所でやんす。 

いよいよ 1冊目のテキストの最後の Etude 曲に入る。 3つのパートに分かれる曲だが、今日は1パートのみ演る。
段々楽譜が複雑になっていくので、今日は先生が記号をまとめてレクチャーしてくれました。

arco.    ( アルコ )    弓で弾く。
pizz.    ( ピチカート )  指ではじく。
div.     ( ディヴィジ )   2段 ( 上の段と下の段 ) に分かれて弾く。
tutti    ( トゥッティ )   一緒のパートを弾く。
poco rit. ( ポコ・リタルダンド ) 少し段々ゆっくりになる。
フェルマータ           その音を長く伸ばす。 どれ位伸ばすかは、演奏者のセンスだそうです。 へえ~。
                  二へドンはピアノの先生に「 2倍伸ばす 」って習った記憶があるけど・・・・。
フェルマータはイタリア語で、「バス停」の意味だそうです。 じゃあ、二へドン、フェルマータを日本で流行らす!!
みけ師匠、明日は江戸川橋のフェルマータでお会い致しましょう。 なんてね。

みけ師匠に破門されかかっている二へドンが上記のレクチャーを 「ドンドン日記」風にアレンジして、再レクチャー致しましょう。

パルコ      渋谷にあるショッピング・ビル。 周辺の路地には石田様激似ファッションの日本男児諸君がしゃがんでいる。
ピンカートン   オペラ「蝶々夫人」の登場人物。 大昔、桃屋のTV CMで、この人物の事を知った子供時代の二へドン。
          ♪ い~かないで~、 いかないで~、 おねが~い、ピンカート~ン ♪ 行かないで~!!
デヴィ夫人    元インドネシア大統領夫人。 現在は日本でTV タレントとしてお仕事中。
トゥイーティー  アメリカのアニメの黄色いヒヨコのキャラクター。
踊るポンポコリン アニメ「ちびまるこちゃん」の曲。 カラオケが嫌いだった二へドンが唯一人前で歌った曲。
ベルマーク    集めて希望商品と交換出来る。 息子ちゃんの中学では数年前、ベルマークでグランド・ピアノを貰おうとして
           挫折した。

あ、いかん。 こんな事考えているから、ヴァイオリンが上達しないのね・・・。 反省・・・・・・。

A minor ( イ短調 ) から A ( イ長調 ) に転調する様に、主音が同じ転調の仕方を 「 同主調 」 と言うのですね。
はあ・・・・、それが 何か?  え? 同主調の時には、ドのナチュラルの音程をハッキリ出すんですね?
ん~。 もし、万が一、覚えていられたら、 試してみたいと思います。 え? 試すんじゃ駄目? 絶対にしろ?
「 ド 」 だけに、 「 ド~ 」しようもない!? 「 ど~しゅん  ちょお~ !! 」 ( どうすんの~? )

あ、いかん。 こんな事考えているから、ヴァイオリンが上達しないのね・・・・・。 反省 × 2・・・・・。

「ミ~ラシ~ 」 というフレーズの所では、 「 シ 」に行く時間が短いから、開放弦を使って良いのですね?
嬉しい! 二へドンの大大大好きな 開放弦ちゃんに やっと会えたわ♪
ヴァイオリンを習っていると、たまにこういう嬉しい出来事に出くわす。 石田様に接近遭遇した様な嬉しさです。

今日は先生のレクチャー、天こ盛りです。
バロックの曲は最後の音だけ長調で明るく終わる事が多いのですね? いいじゃないですか。 暗く終わるより明るく終わる方が二へドン好きですよ。 え? 「 ラシド 」 を 「 ピカルディの3度 」 と言い、バッハの曲に多いんですね?
こういう終わり方を 「 ピカルディ終止 」 と言うんですね? 分かりました。 覚えておきます。
「 オヤジの禿げ頭、ピカルディ!! 」  ほ~ら、もう忘れないよ!

あ、いかん。 こんな事考えているから、ヴァイオリンが上達しないのね・・・・。 反省 × 3 ・・・・・・。

最後に 「 レパートリー集 」 から 「 パリの空の下 」の2回目。 
・ アウフタクトの音が大きくなり過ぎない様に、ひじをリラックスさせる事。
・ 弓は少な目に使う事。
・ 長く伸ばす音でも、弓元を残す事。
等、専ら弓の使い方の注意を受ける。 次のレッスンで仕上げるそうです。 うむむむむ・・・・・。

A Minor  から  A Major に転調するんだよな・・・・・。 そこに ナチュラルの記号が4回も出て来やがって!
はあ~い、練習して来まあ~す!!


2007年11月30日(金)
レッスン42回目, レッスンを始めて 61週目。

テキスト Lesson 10 A Minor Melodic Scale の練習。 アルペジオの練習と、いつもの繰り返し。
リズムや弓の動き、スラーを変則的にされると、もう応用がきかない。 少しずつ身体を慣らすより仕方が無い。
家ではついつい曲を弾くのが楽しくて、基本のスケールやアルペジオの練習が疎かになってしまうからなあ・・・・。

テキスト1の最後の Etude の 2パート、3パートを練習。 2パートは全部ピチカート。 大分、音が出る様になって来た。

レパートリー集からは、「 パリの空の下 」。 何ヶ所か、弓を少なめに使えと指摘を受ける。
この曲は今日で終了。 二へドンの場合、合格とは言い難いので、終了とだけ言っておく。

次に新曲「 My Favorite Things 」。 いんや~だ~!! リベルタの演奏を聞いたばかりなのよ~!! 
二へドンの様な未熟者が、石田様と同じ曲を演って良いんですかね~!?
まあ、二へドンの楽譜は音符の数が少ないんですけれどね。
二へドンの楽譜では、最初の16小節はピチカートでやるのだが、まずはアルコ ( 弓を使って ) 練習。
指番号を先生に確認してもらい、先生の後について2小節ずつ弾く。
「 石田様と同じ曲 」 と言う事にのぼせ上がって、実はこの後、ドツボに嵌まる・・・・・。
さて、12月はどうなります事やら・・・・!

***** 「 ヴァイオリン ’07.11月のレッスン 」 ・ 完


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この記事へのコメント
おおお~、私も持ってるよ、この松ヤニ。でも、ヴァイオリン買ったとき
に、「この松ヤニより、こちらのほうが使いやすいからご購入下さい」
と別の松ヤニ勧められたので、つかってはいないんですが・・・(笑)

4の指、いやだよね。私も開放弦が大好き!!
音程がずれるなんてしょっちゅうです!
さっき、指置いたとこに置いたはずなのにね~?

まぁ、がんばろうね!!(と、主に自分に語りかける)
Posted by モンとも at 2007年12月10日 13:30
えーー!?
私が?いつ破門にしたの?
そんな覚えはないわよ〜〜。

ところで、昨日のお店おいしかったよね♪
また行きたいから、及川さんにはクリスマス以外にもあの場所でコンサートやっ
てもらいたいわ。
石田様にも協力してもらわなくちゃね(笑)
じゃなさんが泣いて悔しがる某所のケーキセットの半額以下なんだからビックリよね。
Posted by みけ at 2007年12月13日 15:32
> みけさん。

   未だ破門はされてないってば!
   破門 「 されかかってる 」って 書いたんだってば!(笑)

   哀しい息子ちゃんの様にはならない様に頑張ります!

   じゃなさん、本当に悔しがってたよねえ。
   試合の後はお腹が空くんだろうなあ・・・・・。

   石田様がカテドラルで演奏会をしたら、二へドンは司祭席に
   座るから!
Posted by ニヘドン at 2007年12月13日 16:48
試合の後で(え?)お腹がグーグー鳴っているのに、二人は遅れるっていうし、
訳あって、ガラスの十代は隣でメソメソ泣いているし・・・
そこにニヘドンさんから、よだれが出そうな写メが送られてきて
私はじだんだを踏みました(笑)
もし駅の改札じゃなかったら、四の字固めしてましたよ~(爆)

ところで昨日のお店は掘り出し物でしたよねぇ。 定食屋入らなくてよかった~(^-^) 
Posted by だからじゃなじゃないのよ! at 2007年12月13日 17:58
> だからじゃなじゃないのよ!さん。

   初めまして! ( 爆 )

   駅の改札でも四の字固めして良いですよ。
   二へドン実況中継します~!!
   
   だから リングネームは じゃなじゃないのよ~!
   わ! 日本語って難しいわ。
   文字面が全く同じなのに、意味が正反対だわ。

   「 だからじゃなじゃないのよ!」
   「 じゃなじゃないのよ~! 」
Posted by ニヘドン at 2007年12月13日 21:07
ぎょぎょ! ↑一瞬???でしたよ。
なるほど、日本語は難しい・・・
イントネーションの違いで反対の意味にもとれるのねぇ。。。
Posted by だからじゃなではありません! at 2007年12月13日 23:44
> だからじゃなではありませんさん。

   「 だからじゃなではあ~りませんか!」

   ぷっ。 駄目? しつこい?
   明日も試合ですか?
Posted by ニヘドン at 2007年12月14日 00:17
ほ~、そうきましたか・・・
負けませんよ!(笑)

今日ももちろん試合です。
対戦相手は二のつく人かもよ(爆!)
Posted by I'm not Jana at 2007年12月14日 07:59
> I'm  not Jana さんへ。

   1文字だけ アルファベットを変えますから、
   よ~く見て下さいよ!

   I'm hot Jana.

「 燃える闘魂 」 って奴ですかね?

                I'm not Kaba.
Posted by ニヘドンニヘドン at 2007年12月14日 23:34
ニヘドンさん、私たちの試合いつまで続くんでしょうね(笑)

でもhot Janaっていけてるかも!?
リングネームはこれにしようかしら!

hot Kaba VS hot Jana??(爆!)
Posted by hot at 2007年12月15日 18:16
>  hot さん。

   試合の後は、 Java tea でも 飲んで下さいよ。 (笑)
Posted by ニヘドン at 2007年12月15日 23:58
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