2008年12月07日

BREIZH ( ブレッツ ) Cafe creperie 

2008年11月25日(火)

赤坂ブリッツでのカイザーチーフスのライブが終わりました。
はい、次なるミッションは、
「 美味しい物を探せ! 」です。
赤坂ブリッツが有る赤坂サカスに来たのは、ニヘドン初めてですから、心が踊りますねー。
ところが残念な事に、ニヘドンはこの日の昼、点滴治療をする程に具合が悪かったのでありますよ。
カイザー・チーフスのライブは元気にこなしたものの、今ひとつ食欲が有りません。
何か軽めの食事が出来る所はないかなあ…と探しましたら、直ぐに見つかりました!

「 BREIZE Cafe CREPERIE 」( ブレッツ・カフェ・クレープリー )です。

実は、このお店、新宿タカシマヤ、LAZONA 川崎、 横浜赤レンガ倉庫と、魔物・ニヘドンの出現率が高い所を押さえて、出店をしています。
横浜赤レンガ倉庫の クレープリーで食べた事有ります。
でも、赤レンガ倉庫は、1つの店として壁で仕切られておらず、フードコートの様な、チープな雰囲気なんです。
クレープの値段が同じなら、きちんとした雰囲気の中で食べたいですよね。
その点、赤坂Bizタワー店は、1つの店舗を構えているので、ちゃんとレストランでお食事気分が味わえます。
白い壁にはブラウンの横木が走らせてあり、南仏っぽい風景画が数点掛けられています。
麦わらを束ねた大きなオブジェも壁の中央に掛けられています。
麦わらの色は地味この上ないのに、つい目を向けてしまう存在感を放っています。
お店のスタッフがドリンクを作るカウンターの戸棚の把手は木靴のオブジェです。
天井が高くて、しみじみと落ち着けます。
クレープリーだけに、女性客が多いのですが、
人々の話し声もやんわりと病み上がりの二へドンを包んで行きます。

通路に面したガラス壁の上部には、クリスマスのデコレーションが飾られています。
柊( ヒイラギ )の枝を、横に伸ばしたアレンジです。

家庭的な雰囲気の中で、ほっとしながら、オーダーをします。
「 Crepes Saisonnieres 」 季節のお勧めクレープ
Pomme figue ¥1,250.- にしました。

長四角に折畳んだクレープ生地の中には、
自家製りんごのコンポートがぎっしりと詰まっています。
りんごの味付けと、ジューシーさが、
やはりファーストフード店のアップルパイとは比べ物にならない程、上質です。
クレープ生地の上には、塩バターキャラメルが、うねる様にかけられています。
その上に、スライスされたトルコ産セミ・ドライ・イチジクが5~6個置かれています。
とどめにヴァニラ・アイスクリームのトッピングがどどーんと乗っかっています。

風邪ひきさんの腫れた喉には、アイスの冷たさと、カロリーの高さが良い薬です。

レジに、「 Le Gazette du Bretagne 」 ( ラ・ガゼット・ドゥ・ブルターニュ ) という
B5サイズのチラシが置かれています。
これは二へドンのお勧めなので、是非お手に取って読んでみて下さい。
無料です。
季節のおすすめガレットの紹介や、トリビア情報が載っています。
日本・ブルターニュ交流クラブなんて云う物もあるんですねえ。

因みに、この ラ・ガゼット・ドゥ・ブルターニュ 2008年10月号より転記しますと、
「 ブレッツカフェ ・・・・・・ フランスのブルターニュ(ブレッツ)では、カフェより多い
                『 クレープリー 』に人々は集います。 ブルターニュの
                伝統料理“ ガレット ” をメインに、前菜からデザートまで
                フルコースでお楽しみいただけます。 」

へえー。 そうなんだ。 ブレッツって、ブルターニュ地方の事だったんだ。
ただ、黙って食べるより、こんな事を知ってて食べると、また味わいも格別です。
ブルターニュ地方に残る古くからの言葉 「 ブルトン語 」の一言講座のコラムも有ります。
今回の表現は、叱る時の言葉。
標準フランス語では、「 こらっ! 」 は、「 He! 」 ( エ )ですが、
ブルトン語では 「 Peoc'h ! 」 ( ペオッホ ) なんですと。

りんご酒 カルヴァドスについての解説とか、ブルターニュ地方の古城の話とか、
もう本当に内容が充実なんですよ!!
最近は、フリーペーパーも質が高くなって、なかなか侮れないので、
二へドンは駅やレストランのフリーペーパーは、根こそぎチェックを入れてます。

この ラ・ガゼット・ドゥ・ブルターニュ 2008年10月号の記事で1番感銘を受けたのが、
映画の話。
何で? 何で? クレープ屋のチラシに、何で映画の話が出ているの~?
フィリップ・リオレ監督の 「 マドモワゼル 」 「 灯台守の恋 」が紹介されています。
うっひょー。 
見たいー。 見たいー!!

あ、いかん。 クレープの話から、映画の話に流れてしまった。 
ま、ともかく、ブレッツには毎月行って、このガゼットを入手せにゃならんて。

SHOP DATA :

BREIZH Cafe CREPERIE ブレッツカフェクレープリー
赤坂Bizタワー店  

住所 : 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー1F
電話 : 03-5545-6761
■営業時間 全日 11:00〜23:00  (LO 22:30)
■URL http://www.breizhcafe.jp/

総座席数:40席
(テラス:6 )

***** 「 BREIZH ( ブレッツ ) Cafe creperie 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 22:50Comments(0)グルメ

2008年12月07日

「サンドとの出会い」〜ショパンの音楽日記No.8

写真は東京オペラシティのエレベーターホールのクリスマスツリー。
一体、今、世の中には幾つのクリスマスツリーが飾られているのでしょうか?



Le Journal Musical de Chopin
( ル・ジュルナル・ド ・ショパン )
ショパンの音楽日記
No.8 「 サンドとの出会い 」 1836 〜 1838年

日時 : 2008年11月29日(土)
開場 17:30 開演 18:00
会場 : 東京オペラシティ コンサートホール
料金 : S席 2,000円 A席 1,500円 ( 全指定席 )
演目 & 演奏家

ノクターン ロ長調 op.32-1 ( 1836-37 )
ノクターン 変イ長調 op.32-2 ( 1836-37 )
即興曲第1番 変イ長調 op.29 ( 1837 )
♪ フィリップ・ジュジアーノ

スケルツォ第2番 ロ変短調 op.31-2 ( 1837 )
♪ 児玉 桃

マズルカ ハ短調 op.30-1 ( 1836-37 )
マズルカ ロ短調 op.30-2 ( 1836-37 )
マズルカ 変ニ長調 op.30-3 ( 1836-37 )
マズルカ えいハ短調 op.30-4 ( 1836-37 )
マズルカ えいト短調 op.33-1 ( 1837-38 )
マズルカ ニ長調 op.33-2 ( 1837-38 )
マズルカ ハ長調 op.33-3 ( 1837-38 )
マズルカ ロ短調 op.33-4 ( 1837-38 )
ポロネーズ イ長調 op.40-1 「 軍隊 」( 1838 )
♪ イド・バル=シャイ

ポロネーズ ハ短調 op.40-2 ( 1838 )
♪ ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
1曲目は、フィリップ・冬彦の「 ノクターン ロ長調 」です。
彼のムーディーな演奏に、ニヘドンが無意識につく溜め息の時間も長くなります。
でも、ヨガのレッスンでも、吸う息より吐く息に意識を集中する様に言われますから、長い溜め息は健康に良い筈です!!
ニヘドンが追っかけをしている石田〜リンがヴァイオリンでニヘドンに愛の告白をすると云うシチュエーションも悪くないですが、このフィリップ・冬彦のピアノの演奏で愛を囁かれても、全然OKですよ!
I'm available !!
さあ、フィリップ君、どこからでも掛かって来い!!

2曲目は、「 ノクターン 変イ長調 」です。
「 自分は世の中で1人ぼっちだ。」と云う現実を、思いっきり忘れさせてくれる程の、甘い幸福な時間がピアノから届けられます。
柔らかな月の光を浴びて、湖の畔に憧れのあの人の隣に座って、じっと黙って、湖面に反射する月の光の煌めきを、いつまでもいつまでも眺めている、そんな世界に、どっぷり浸からせてくれます。
永遠に続いて欲しい時間です。
  

Posted by ニヘドン at 16:38Comments(0)コンサート