2008年12月19日

居食屋「和み亭」(なごみてい)

2008年12月18日(木)

フラワーアレンジのレッスンが終わった後、ランチです。
残念な事に、ニヘドンが愛用していた「 華屋与兵衛 」天王町( てんのうちょう )店はフラワーアレンジが夏休み中だった8月に閉店してしまったのです。
顔馴染みのスタッフ達にサヨナラも言えず、悲しい思いをしました。
新しい店を開拓すべく、天王町 SATY へ向かって歩き始めました。
商店街を歩いて気が付いたのは、この商店街、とんかつ屋さんが4軒程有りました。
小さな商店街にしては、軒数が多くないですか?
天王町って、とんかつが名物の町なの?
普通、よく見かけるのはラーメン屋さんですよね?
いつか、天王町とんかつ食べ比べをしてみたいと、早くも来年の目標を思い描きながら、どんどん歩いて行きました。
SATY の売り場を突っ切り、反対側のドアから外に出ました。
実は、ある所に行ってみようと言う心積もりがあったのです。
横浜市営バスの保土ヶ谷車庫に面した側に、何か安そうな店が有り、数年前から気になっていたのです。
天王町 SATY は、ニヘドンの息子が小さい頃は、よく行っていましたが、最近は、とんと行かなくなっていました。
だからその店がまだ有るのかどうかも分かりませんでした。

取り敢えず行ってみたら、有りました!
「 和み亭 」( なごみてい )と云う名のお店でした。
外のガラス壁にラミネート加工したメニューが貼り付けてありました。
居酒屋さんなのですね。
15:00 まではランチ営業をしているのです。
おや、この店は、わたみグループなんですね!
中に入ると、広い店内は9割方お客が入っていて、昼間なのに居酒屋の雰囲気がプンプンしています。
落ち着く雰囲気ではないので、ゆっくり読書なんて云うのには不向きだと思います。
自動ドアを潜ると、早速席まで案内されました。
その時、お正月のフラワーアレンジの作品を新聞紙でグルグル巻きにした大きなお荷物を抱えていたので、
「 お荷物をレジの所でお預かり致しますが? 」
との申し出が有りました。
「 あ、結構です。椅子の上に置きますから。 」
ご免なさいね。
フラワーアレンジとヴァイオリンは、よっぽどの事が無いと他人には預けない主義なのです。
ニヘドンが自分の「 子供 」に対して、どれだけ繊細に扱って欲しいか分からない人達は、「 それは虐待だろおおお! 」と言う様な扱いをしますからね。
放り投げたり。
上に物を乗せたり。
ぷんぷんだぷん。

いつも話が脱線してしまうのですが、席についてから、改めてメニューを見てみました。
ハンバーグみたいなファミレス・メニューは、わざわざここまで来て頼む必要は無いですよね。
うーむむむむ・・・・・・。
おおお! 有りました! メニューには赤字で「 NEW ! 」 って書いてありますよ。
「 30品目 ヘルシーセット 」 ¥810.- ( 税込み ¥850.- )。
献立は、下記の通りです。

・ サーモンと帆立のカルパッチョ 2切れ。
  小さい器に入っているタレは、ニンニク、胡麻、唐辛子、醤油、油、香菜を使用。
・ だし巻卵 2切れ。
・ しらす大根。 → しらすの塩気が多く、しょっぱかった。 もうちょっと減塩が好き。
・ 有機ほうれん草のお浸し。 上には鰹節がかかっていました。
・ ナムル。 → 大根、人参、ぜんまい使用。 優しい柔らかい味でした。
・ 豆乳豆腐。 → これが激旨!! 豆腐料理専門店に匹敵する美味しさ!!
・ 昆布ちりめんご飯。 → う! ご・・・ご飯が・・・・・
  二へドンの嫌いなべちゃっとつぶれてくっつき合ったご飯だった。
  どうして最近の飲食店では、こういうまずまずしいご飯を平気でお客に出してしまうのだろうか?
・ 味噌汁。→ わかめとお麩。
・ 10種の野菜サラダ。
  レタス、貝割れ大根、赤ピーマン、玉ねぎ、きゅうり、コーン、かぼちゃ。
  あのー、どう数えても7種しか発見出来なかったのですが・・・・・・・。
  これって、看板に偽り有りって事?
  お店に文句は言わなかったけどさあ・・・・・・・。
  やっぱりお店に確認するのが、消費者の努めだったかしら?
・ 自社農場のブロマージュブラン
  離乳食が始まったばかりの赤ちゃんだって、こんなちょっとの量では少ないぞという
  微量のデザートでした。
  余りの少なさに、味が感じられなかった!?

メニューの写真の感じよりも、実物の量がうんと少なかったので、
腹空かしっぺさんには、全くお勧め出来ません。
10種類の野菜サラダが7種だったのもミステリーです。
クレーマーさんにもお勧めできません。
わざわざ行く程の店ではなかったような気がします。

***** 「 居食屋「和み亭」(なごみてい) 」 ・ 完 *********

  


Posted by ニヘドン at 21:29Comments(0)グルメ

2008年12月19日

古者(つわもの)共が夢の跡

2008年12月19日(金)

写真を見て下さい。
ここは何処の遺跡でしょうか?
横浜山岳民族特別自治区には、こんな遺跡が!?

いえいえ。ここは特別自治区の山を降りた、他県からも大勢の観光客を集める場所です。
以前、東急東横線が走っていた、桜木町のガード下です。
何やら工事をしているなあ…と思ったら、あの有名な落書き(?)、ストリート・アート(?)を壁の表面もろとも剥がしてしまったのです。
ロコ・サトシさんの作品も、地元の小学生達が共同製作した作品も、情け容赦なく全部剥がされてしまいました。
ニヘドンは今日、高島町から桜木町まで、ずっとこのガードに沿って歩いてみました。
不思議な空間でした。
無造作に削られ武骨な肌合いを見せる壁の道行きは、エジプトの遺跡を1つ1つレリーフを確かめながら歩いている様な感じです。
ほんのひと時の異空間にワープした様で、こういうイマジネーションを刺激してくれる場所が大好きです。
多分、来年の 「 横浜開港150周年記念祭 」に向けて、綺麗にしようとしているのでしょう。
ストリート・アート( 落書き ) に関しては、賛否両論有るのでしょうが、ニヘドンはストリート・アート肯定派です。
個人の所有物に落書きをするのは犯罪ですが、桜木町のガード下みたいに、誰が困ると言う訳ではない場合は、積極的に場所を開放すべきだと思っていました。
あのガードに沿って走るバスに、当時5歳だった息子と乗った事があります。
「 ママ、どうしてあんなところにお絵描きしちゃったの? 」
と息子が突然大きな声で言いました。
前に座っていた人々も皆、振り向いて息子を見て、微笑みかけました。
でもその時、ニヘドンは公衆の面前で
「 あれはアートだから良いのよ。」と言えませんでした。
ただ曖昧にニヤニヤ笑って済ませました。
実の所、ニヘドンはあの 「 桜木町の落書きガード 」をひどく気に入っていたのです。
お寺や教会に落書きするのと訳が違うと思うのです。
大体からして、日本は、街の中にアートが不足し過ぎ。
不足と言うより欠乏していますよ。
アートは、美術館の四角いキャンバスに収まった物だけだと思っていませんか?
ニヘドンは常々、日本には日常生活にアートが無いと思っていました。
都市にアートが必要だと誰も思わないから、都市計画にアートな部分が欠如しているから、街全体の統一感がまるで無い。
日本には石油や鉄鋼石の様な地下資源が無い。
食糧自給率も低い。
だったら、人々の美的センスや創造力で勝負出来るじゃないですか!
世界で活躍している日本人のデザイナーや建築家がいるのだから、もっともっと金の卵を孵す努力を国全体でしても良いのではないかしら?

桜木町の落書きが剥がされてしまったのは、とてもとても残念でした。
でも今、「 遺跡体験 」が出来るので、是非ゴツゴツ壁に沿って歩いてみて下さい。
横浜市内で、あんなゴツゴツ壁を楽しめる期間は、そう長くはない筈です。
マニアックに横浜を楽しみたい方にお勧めする、期間限定スポットです。

ニヘドンみたいに、「 落書き 」が無くなってしまってお嘆きの諸兄は、清掃局のビルを左に曲がってみて下さい。( ランドマークタワーに通じる道です。)
落書きガードの裏手には、まだ削られずに残っている落書きが5〜6点有ります。

このゴツゴツ壁、夜はライトアップされるのかしら?

九州の 「 青の洞門 」を思い浮かべても良し。
「 厳窟王 」を思い浮かべても良し。
それとも 「 インディ・ジョーンズ 」いっちゃう?
「 ハムナプトラ 」かな?
恋人とラブラブは駄目。 それは禁止。
ニヘドンがレッドカードを切りに行くから!

あ、今、ランドマーク・プラザ5階の 「 gilaff 」にいるのですが BGMは LAST CHRISTMAS がかかっているぞ。
もうこの曲、今月何十回聞いた事か。
今のこれ、誰が歌っているんだ?
WAM か? WAM ?
すげー懐かしくないか?
じゃ、そろそろ映画の時間なんで、本日の日記は、これにて終了ー!!
またね♪
  

Posted by ニヘドン at 15:58Comments(0)