2009年10月25日

「 ファイティング・シェフ 」

邦題 : ファイティング・シェフ
〜 美食オリンピックへの道 〜
原題 : THE CHICKEN, THE FISH & THE KING CRAB
監督 : JOSE LUIS LOPEZ LINARES
( ホセ・ルイス・ロペス・リナレス )
製作国 : スペイン
製作年 : 2008年
上映時間 : 86分
出演 : へスース・アルマグロ
      セルジュ・ビエラ
      ペドロ・ラルンペ
      ポール・ボキューズ
鑑賞日 : 2009年10月25日(日)
映画館 : シネマ ジャック&ベティ
料金 : ¥1,800.-

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この映画は予告編を見て、「 絶対に見よう! 」と心に決めていた映画でした。
2年に1度フランスのリヨンで開催される「 ボキューズ・ドール国際料理コンクール 」。
これは世界最高のシェフと呼ばれるフランス人シェフのポール・ボキューズによって設立された
国際料理コンクール。
コンクールが始まって以来20年間の間、1度も優勝していない国、それがスペイン。
そのスペインに焦点を当てて描くドキュメンタリー映画。
さあ、果たしてスペインは勝つ事が出来るのか!?

ね? これだけ聞くと、絶対に見たくなるでしょう?
二へドンがこの映画の事を佐藤君に持ちかけると、こういうタイプの映画には目の無い
佐藤君が大乗り気で一緒に映画デートと相成りました。

この発想は凄く評価出来るんですよ。
20年間も優勝出来ないスペインの奮闘振りを見たいじゃないですか。
日本人は大抵、スペイン料理が好きですよね。
スペイン料理って美味しいじゃないですか。 
イギリスやアメリカの料理に比べたら、海の幸、山の幸が豊富で新鮮で美味しいじゃないですか。
パエリヤって言うお米料理は有るし、魚介類も新鮮で、ワインも美味しい。
日本人の口に合う料理ですよね。 スペイン料理は。
なのに何故、コンクールで優勝出来ないのだろうか?

もう本当に期待に胸を膨らませて行ったら・・・・・・・・・・・ちょっとがっかりでした。
映画の発想は本当に良いんですよ。
日本人受けする内容ですよ。 日本人はTVで料理対決する番組を見るのが大好きですし。
こんなに面白くなりそうなストーリーなのに、いかんせん、映画のレベルが低かったのです。

カメラワークがなってないんですよ。
美味しい食事を作るシェフ達が題材なのに、カメラワークがなっていないが為に、
折角の食事が美味しそうに見えないんです。
「 絵 」が、兎に角 「 雑 」で、こんなに美的感覚の無い人に、美食の何が分かるの?って
思っちゃいました。
もっとしっかり映画を作る力の有る人に撮ってもらったら良かったのにね。

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Posted by ニヘドン at 23:18│Comments(0)映画
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