ドンドン日記

2009年02月13日(金)

先月末から横浜・黄金町の映画館「 シネマ ジャック&ベティ 」に於いて
「 中国映画の全貌 」と云うシリーズで中国映画を多数上映しています。
今、中国と云う国家に対して好感を持つ日本人の割合が過去最悪のパーセンテージを記録したとニュースで報道されたのを記憶されている方も多いと思います。
数々の食品偽装の事件が尾を引いているのが主な要因だとニュースの解説では述べていましたが、でも中国の文化は日本人に取って「 母 」じゃないですか。
中国から漢字を輸入しなければ、日本人は文字を持たない期間がもっと長かっただろうし、仏教の伝来が無ければ、現代の学生さん達、修学旅行で行く所に困るじゃないですか？
中国の歴史を描いた「 三国志 」「 水滸伝 」をゲームで楽しんだ人は大勢いると思うんですよ。
何でそんなに中国の事を嫌いになっちゃうんですかね？
ニヘドンも中国共産党は好きじゃありませんよ。
でも文化や映画に国境は無しですよ。
楽しんだ者勝ちですよ。
てな訳で、ニヘドンはせっせと「 中国映画の全貌 」に足を運んで中国映画と仲良くさせてもらっています。
ただね、大分前から迷っていた事が有るんです。
それは映画 「 古井戸 」を見るかどうかと云う事でした。
ニヘドンは、世界中の映画を見ると云う、殆ど実現不可能な野望を胸に秘めている為、よっぽどの事情が無い限り、同じ映画を2回以上見たくないんですよ。
いや、見ても良いんですけど、同じ映画を見直さなくてはならない理由も無いのに、見るんだったら、他の映画を見る事に時間を費やしたいな…と。

ニヘドンが高校生の時に 「 古井戸 」を見たような気がするんです。

ニヘドンが高校生の頃、浅草の場末の映画館で3本立てなんていう映画館が有りました。
高校生料金で、５００円か６００円で３本見られたものですから、
日曜日になると、朝から夕方まで映画館の中に居たものです。
その時に「　古井戸　」を見た記憶が有るような無いような・・・・・・。
あれー？　でも計算が全然合わないかー。
１９８７年制作の映画っつうたら、二へドンはもう２０歳過ぎてたぞ。
高校生料金で見るのは不可能だぞ。
でも大人になってから見た映画を全く覚えていないって事あるかな？
でもなあ、高校生の時から、映画鑑賞ノートみたいなのをつけていて、
「　古井戸　」の作品紹介を　「　ぴあ　」から切り抜いてスクラップした覚えがあるんだよなあー。
ただ、「　見たいナｰ。　」と思っただけだったのかなあ？
当時の映画鑑賞ノートは捨ててないはずだから、どこかのダンボール箱に入っているはず。
今度探してみようかなあ？

「　古井戸　」というタイトルだけだと、井戸を掘る人々の話だというのは分かります。
果たして映画を見たから知っていたのか、作品紹介記事を読んで知っていたのか、
皆目、分からないんですよね。
もういちかばちかで、見る事にしました。
冒頭部分を見れば、「　ああ、これ、見たわ。」と合点が行くはずです。

で、今日、磯子スポーツセンターでの「　ビューティ・エクササイズ　」でたっぷり汗をかいた後に
見に行って来ました。
とうとう　「　あ、これ見たわ！　」　という手応えは感じないまま、最後まで見てしまいました。
でもね、やっぱり、過去に1度見た気が、今でもしているのは何？
映画にもデジャヴ現象が起こるものなの？

でも、もう今なら、「　古井戸　」は確かに見ました。
ストーリーも、いつかブログに書き付けます。

相変わらず、もやもやした気分を引き摺りながら、本日の日記はこれにておしまいです。


＊＊＊＊＊　「　私は「 古井戸 」を見たのでしょうか？　」　・　完　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊