2010年11月04日
「 シスタースマイル ドミニクの歌 」
観賞日 : 2010年11月04日(木)
映画館 : シネマ ジャック&ベティ
邦題 : シスタースマイル
ドミニクの歌
原題 : Soeur Sourire
( スール・スーリール)
監督 : ステイン・コニンクス
出演 : セシル・ド・フランス
/ ジャニーヌ・デッケルス役
サンドリーヌ・ブランク
/ アニー役
製作国 : フランス=ベルギー
製作年 : 2009年
上映時間 : 124分
日本公開 : 2010年07月03日(土)
*****************
Sue さんに映画のチラシを見せました。
「 うわー! 楽しそう! 」
・・・・・・・・・・・・。
映画を見ていない人は、そう思ってしまうんだ。
確かに、修道女がギターを持って微笑む後ろに、
大勢の人達が、やはり笑顔で集っていたら、
そりゃあ、楽しい健全な心温まる映画だと思っちゃうでしょうね。
チラシの写真は、確かに、
「 サウンド・オブ・ミュージック 」の
ジュリー・アンドリュースみたいに見えますもの。
でも、もう映画を観てしまった二へドンは、
無邪気に「 うわー! 楽しそう!」 と言える人を前に、
「 いや、実は全然楽しくないんです。」とは
言えませんでした。
いえ、映画そのものは秀逸なんです。
映画は秀逸ですから、是非観ておくべき映画です。
でも、主人公の人生が、私たちに投げかけて来る物が、重い。
この重さに耐えられる人しか観ない方が良いのかもしれません。
シスタースマイルと言うのは、「 ドミニク 」という、誰でも1度は聞いた事のある歌を
作ってレコードを出したシスター( 修道女 )の女性の芸名です。
このシスターを、「 モンテーニュ通りのカフェ 」でキュートな魅力を振り撒いた
セシル・ド・フランスが演じています。
( 「 モンテーニュ通りのカフェ 」の二へドンのレビューはこちら
→ http://nihedon.hama1.jp/e78480.html )
ベルギー出身のシスターですが、まあ、十把一絡げに、
フランスとベルギーを同じフランス語圏という事で一括りにして言いますと、
フランス語圏の映画って、みんな寂しいね。
人間って、そこまで孤独のどん底に落ち込めるものなの?
「 ぼくのともだち 」も然り。( まだレビューを書いていなかった様です・・・・・。)
「 Paris 」も然り。( http://nihedon.hama1.jp/e114613.html )
「 サガン - 悲しみよこんにちは - 」 ( http://nihedon.hama1.jp/e826677.html )
「 ベルサイユの子 」
今、ちょっと頭に思い浮かんだフランス語の映画を2~3挙げただけでも、
どの映画もどの映画も皆、底無しの孤独に押しつぶされてしまいそうです。
しかも、日本や韓国の映画みたいに、うわーん! と号泣しちゃえれば、まだ救われ様も有るのですが、
フランス語圏の映画は、孤独の深さはマリアナ海溝並みなのに、決して号泣出来ないのです。
映画を観終わった後、じわじわと心に受けた浅くて小さな傷から細い血の流れが垂れ出し、
その出血が随分長い期間続いてしまうと言う・・・・・・・・。
映画館 : シネマ ジャック&ベティ
邦題 : シスタースマイル
ドミニクの歌
原題 : Soeur Sourire
( スール・スーリール)
監督 : ステイン・コニンクス
出演 : セシル・ド・フランス
/ ジャニーヌ・デッケルス役
サンドリーヌ・ブランク
/ アニー役
製作国 : フランス=ベルギー
製作年 : 2009年
上映時間 : 124分
日本公開 : 2010年07月03日(土)
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Sue さんに映画のチラシを見せました。
「 うわー! 楽しそう! 」
・・・・・・・・・・・・。
映画を見ていない人は、そう思ってしまうんだ。
確かに、修道女がギターを持って微笑む後ろに、
大勢の人達が、やはり笑顔で集っていたら、
そりゃあ、楽しい健全な心温まる映画だと思っちゃうでしょうね。
チラシの写真は、確かに、
「 サウンド・オブ・ミュージック 」の
ジュリー・アンドリュースみたいに見えますもの。
でも、もう映画を観てしまった二へドンは、
無邪気に「 うわー! 楽しそう!」 と言える人を前に、
「 いや、実は全然楽しくないんです。」とは
言えませんでした。
いえ、映画そのものは秀逸なんです。
映画は秀逸ですから、是非観ておくべき映画です。
でも、主人公の人生が、私たちに投げかけて来る物が、重い。
この重さに耐えられる人しか観ない方が良いのかもしれません。
シスタースマイルと言うのは、「 ドミニク 」という、誰でも1度は聞いた事のある歌を
作ってレコードを出したシスター( 修道女 )の女性の芸名です。
このシスターを、「 モンテーニュ通りのカフェ 」でキュートな魅力を振り撒いた
セシル・ド・フランスが演じています。
( 「 モンテーニュ通りのカフェ 」の二へドンのレビューはこちら
→ http://nihedon.hama1.jp/e78480.html )
ベルギー出身のシスターですが、まあ、十把一絡げに、
フランスとベルギーを同じフランス語圏という事で一括りにして言いますと、
フランス語圏の映画って、みんな寂しいね。
人間って、そこまで孤独のどん底に落ち込めるものなの?
「 ぼくのともだち 」も然り。( まだレビューを書いていなかった様です・・・・・。)
「 Paris 」も然り。( http://nihedon.hama1.jp/e114613.html )
「 サガン - 悲しみよこんにちは - 」 ( http://nihedon.hama1.jp/e826677.html )
「 ベルサイユの子 」
今、ちょっと頭に思い浮かんだフランス語の映画を2~3挙げただけでも、
どの映画もどの映画も皆、底無しの孤独に押しつぶされてしまいそうです。
しかも、日本や韓国の映画みたいに、うわーん! と号泣しちゃえれば、まだ救われ様も有るのですが、
フランス語圏の映画は、孤独の深さはマリアナ海溝並みなのに、決して号泣出来ないのです。
映画を観終わった後、じわじわと心に受けた浅くて小さな傷から細い血の流れが垂れ出し、
その出血が随分長い期間続いてしまうと言う・・・・・・・・。
Posted by ニヘドン at 20:46│Comments(0)
│映画
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