2009年10月11日

須衛都久( すえつぐ )神社の大鳥居

2009年10月10日(土)

JR松江駅で「 特急やくも 」を降り立ちました。
駅北口の周遊バス「 レイクライン 」に乗り、ふと気が向いた所で下りてみました。
そこは 「 須衛都久( すえつぐ )神社前 」と云う停留所でした。
宍道湖 ( しんじこ )に面した小さな神社ですが、何か心惹かれる物を感じたのです。

後で気がついてビックリしたのですが、この日の夜に「 リメンバーしまね 」事務局が用意してくれたホテルが、この神社の隣に立っていました!
しかもニヘドンの6階の客室の窓から、この神社の境内が眺められたのです。
何の因縁かねー。

宍道湖畔の遊歩道に、「 湖畔の私の一言案内板 」と云うのが立っています。
そこから須衛都久神社の由来を転記しておきます。
「 出雲風土記所載の須衛都久神社は『 権現さん 』と称えられている所から、この辺りを権現灘と言い、古くは築城の際、舟や筏津( いかだ )で運んだ石材を陸上げしたと伝え、又、水上からの参拝や郊外からの野菜等の行商の人達の船着場として賑わった所でもある。
現在は埋め立てられ、同神社境内の灯台の様な高石燈籠や、宍道湖ゆ向かった大鳥居が往時を偲ばせている。
松江市西茶町 永岡弘見( ながおか ひろみ )」

うん。参拝客が入る為の鳥居とは別に、宍道湖に向かった大鳥居が有るんです。
この記事に載せた写真が、その大鳥居です。
この鳥居の下は、高さ2メートル位の木が壁の様に生い茂っていて、猫の子も犬の子も通れません。
多分、ストーカーの違名を取るニヘドンすらも通れない筈です。
( 通ろうとも思いませんでしたが。)

昔は人もこの下を潜り抜けたのでしょうか?
それとも最初から神様だけが通る様に立てられたのでしょうか?
出雲は日本全国から神様が大集合する場所ですから、神様が通る場所が沢山有ります。
宍道湖に浮かぶ小さな嫁ヶ島も、真西に向いており、その先は出雲大社が有るので「 神様の参道 」と呼ばれています。
関東地方に居ると、神様はいつも、その場所に居ると思いがちです。
だから神様が神社の境内を出入りするって感覚は違和感有りますよね?
鳥居は参拝する人間が通る為の物だと、ずっと思っておりました。
今回、ニヘドンが参加した「 運気UP ! HAPPY ツアー 」で、今まで知らなかった多くの事を学びましたが、鳥居の潜り方も初めて知りました。
曰わく「 鳥居の真ん中は神様の通り道だから人間は端を歩け。
そして右側の端を歩く時には右足から。
左側の端を歩く時には左足から。」
ほっへー。そうなんだ。

皆さんも、今度神社を参拝する時には試してみて下さい。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

現在 2009年10月11日(日) 15:48 。
JR 松江駅のホームで特急やくも 24号を待っている所です。
果たしてニヘドンはこの後、どこまで流されて行くのでありましょうか?

***** 「 須衛都久( すえつぐ )神社の大鳥居 」 ・ 完 *****


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Posted by ニヘドン at 15:51│Comments(0)歴史散歩
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