2011年01月21日

今年1年分、笑っちゃった!「 MunasawaKing 」

Munasawa King Live
フライヤーのコピーから
「 Munasawa King Live 」は、2011年年明けに始動するスラッシュパイル、splash!! 、お笑いナタリーの3つの発信源が主催する『 笑い 』を中心テーマにしたライブシリーズです。
『 面白い 』という名のもとに、すべての垣根を超えて、新しい化学反応を追及します。」

期間 : 2011年01月17日(月)〜23日(日)
会場 : 下北沢駅前劇場

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

7日間に渡って9本のライブが行われます。
ニヘドンが観戦したのは、このライブ。
Munasawa King Live # 5
「 芸人紅白歌合戦 produced by 寺坂直毅 」
日本一紅白歌合戦に詳しい男・寺坂直毅 ( てらさか なおき )( 放送作家 )による前口上とともにお送りする芸人版紅白歌合戦!!

日時 : 2011年01月21日(金)
開場 18:30 開演 19:00
料金 : 前売り 1,500円 当日 1,800円
出演者 : イカルス渡辺 / 井上マー / エハラマサヒロ / ジャングルポケット斉藤 / 少年少女安部 / ダブルネーム / チョコレートプラネット長田 / どぶろっく / 5GAP 久保田 / フラミンゴ ( 核恋暮・辻本耕志・吉田ウーロン太 ) / マキタスポーツ / レイザーラモン RG

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

いやはや! 笑った。笑った!
まさか 1,500円で、こんなに笑えて楽しめるとは、夢にも思いませんでした。
下らないジャンク・ミュージック(ええ。あの人の事ですけど。笑。)に2,000円も払っていた昨年迄の自分が恥ずかしい。
笑うとキラー細胞が増えるって言うけど、ニヘドンもう200歳まで生きられそうです!!

マジ歌対決有り。オリジナル・ソング対決有り。
下ネタ対決有り。
ただのお笑いでは無く、普段音楽を聞いているニヘドンが楽しむには最高の企画でしたね。
いやもう、芸人の皆さんの歌の上手い事、上手い事。
下手な歌手より芸人さん達の方が、よっぽど歌が上手いって、どういう事なんでしょうか?

だって、お笑い芸人が上手に歌を歌ったからって、じゃあ反対に、歌手がお笑いを出来るかって言うと、なかなか、そうは行かないでしょう?

寺坂直毅さんの「 紅白マニア 」振りにも舌を巻きました。
昭和50年代から昨年までのトリの歌手が誰だか言えて、しかも、その前口上を全部言えるのです。
グッズも集めていると言う事で、お財布の中から紅白で使われた紙吹雪を取り出して見せてくれたり、現場から盗んだ(?)定規を見せてくれたりしました。

何でも、毎年の紅白のセットのミニチュアを作っていて、それが素晴らしい出来らしいですよ。
そのミニチュアを実際に見られなかったのは残念ですが。

寺坂直毅さんの凄い所は、そのマニアック振りが四面四角では無く、芸能界の(恐ろしい)裏側を笑い飛ばしたり、大人の余裕の有るマニアっ振りな所です。
決してNHKの回し者では無いのです。
だから寺坂さんの「 お説 」には共感度満点。
本当に面白かったです。

この「 芸人紅白歌合戦 ライブ 」の企画は今回が初めてで、2回目以降が有るのかどうかは分かりません。
司会者が言ってました。
「 今日のお客さんは、いい感度してますよね。」
はい。これは偶然等では無く、数多くのライブ・イベントに足を運んでいると、ライブのタイトルを見ただけで、自分が楽しめるかどうか、第六感がピーンと働く様になるものなんです。

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以下は二へドンがノートに書いている日記より転記。

2011年01月21日(金) @駅前劇場
MunasawaKing Live

駅前劇場には初めてやって来ました。
ビルの何処から入るのか、分からんかったよ。
「 わたみん家 」への階段を上がり、居酒屋を羨ましそうに眺めつつ、更に3階へ。
そこが劇場。
右手が ONOFF 劇場。 左手が駅前劇場。
チケットの整理番号が127番だったので、前の方の席は無理かと思いきや、中はガラガラ。
2列目中央も空いていたのだが、二へドンはヴァイオリンの荷物が有ったので、
2列目の右端に座る事にしました。


トイレが面白いんですよ。
洗面台の所に張り紙がしてありました。
「 劇団の皆さんへ
  『 ここは手を洗う所です。
    ペンキや残飯は流さないで下さい。』 」
トイレの直ぐ隣が楽屋で、仕切りは壁ではなく、カーテンが1枚下がっているだけなので、
出演者達の談笑する声が丸聞こえです。
ビールが飲めるみたいな話をしていました。
もっと聞いていたかったけど、立ち聞きなんて( しかもトイレから!) 悪趣味の極みなんで
客席へ戻りました。

客席は折り畳み椅子が並び、100席程でしょうか。
前列を占めているのは女子ばっかりです。
本当に何処に行っても、お笑いファンは圧倒的に女子なんですよね。
神保町花月も、そうだったけど、お笑いの世界を支えているのは女子だと言っても過言では
無いでしょう。
お笑い芸人は、女の子にもてる!?
今や、女の子にもてたかったら、エレキギターを持つよりも、お笑いを演った方が良い!?

客席に居ても、楽屋の大爆笑が、引っ切り無しに聞こえて来るのです。
もう、楽屋の様子が客席にも分かる様に、映像を流してしまったらどうでしょうか?

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では、「 芸人版紅白歌合戦!! 」のレビューをば!!
しかし、二へドンは大笑いするのに忙しくて、余りメモが取れなかったので、
あんまり正確で無いのですが、そこはお許し下さいよ。

トップバッターは、紅組としてお笑いコンビ「 少年少女 」の阿部磨有香が
「 津軽海峡冬景色 」を歌います。
赤と黒の横ボーダーの服に、黒いスパッツと言ういでたちです。
歌、うまいんだ~。 彼女の歌唱力は、TVで見るより、目の前で生で歌ってもらうと
凄くよく分かる。 

お次の白組は、「 5GAP ( ファイブギャップ )」の久保田賢治。
「 雪国 」を歌うんだけれども、これも素晴らしく上手い!!
まさか、最初の対戦カードから、こんなに実力派が出て来るとは思わなかったから、
もうビックリ。

紅組の2番手は、レイザーラモン RG。
歌うのはカルロス・トシキの「 君は1000% 」。
彼もめちゃめちゃ上手い!!
お笑い芸人がここまで上手く歌っちゃったら、本職の歌手達、うかうかしてられないじゃん。

白組2番手は、ダブルネームで、歌うのはコブクロの「 流星 」。
上手い!! もう二へドンは冒頭から「 上手い 」しか言ってないよね。
だって、もうそれしか言葉が出て来ないんだよ。
彼らの上手さは半端無いもん。
ダブルネームが「 流星 」を歌うのを、TVで見た人も大勢いると思うけれども、
目の前で生で歌われると、もう鳥肌物ですよ!! スゲー!!

紅組3番手は、ジャングルポケットの斉藤慎二が歌います。
曲は河村隆一の「 グラス 」。
対する白組は御茶ノ水男子の、おもしろ佐藤がアニソン「 we got a power 」で対抗。

応援団として、なべやかんが宇宙戦艦ヤマトの森雪に扮して登場。
もう1人、( ごめんなさい。 芸人さんの名前を忘れちゃった! ) が、身体にピッタリとした
全身タイツを着て、寿司ギャグを披露。
肛門の部分に、タイツに穴が開けてあって、ここに誰か指を入れてみませんか? と
客席に要求。 
二へドン、手を上げてみようかしらと思ったものの、実際に手を上げる勇気は無し。

すると驚いた事に、最前列に座っていた若いお嬢さんが手を上げ、
芸人さんが彼女の前に立って、お尻を突き出して来ました。
お嬢さんがタイツの穴に指を入れると、芸人さんがお尻の筋肉を締めたらしく、
指を挟まれたお嬢さんは悲鳴を上げておりました。
今度二へドンがこの芸人さんの寿司ギャグに遭遇したら、
勇気を振り絞って、指を入れてみようかと思います。

白組4番手は、イカルス渡辺の「 童謡をアレンジしてみよう 」です。
ふふ。 芸人さんの本領発揮になって来ましたね~。

紅組はフラミンゴによる「 夏歌 Summer Vacation 」。
白組はエハラマサヒロによる「 君はバラより美しい 」。
さ、二へドンの大好きな(!?)下ネタ対決になって来ました!!

白組は、布施明の歌。
対して紅組は、どぶろっくが歌う「 世界1ピュアなラブソング 」。

白組は女性で、うたネタメドレー。
井上マーが尾崎豊や吉幾三の物真似を織り込みながら。

紅組は、マキタスポーツが抱腹絶倒。
♪ ポニョ・ブルース・バージョン
♪ 岡本真夜 Tomorrow 学校の校歌バージョン
♪ BOOWY 校歌風「 New York 」
♪ 長渕剛 X 桑田佳祐 を融合した「 愛しのエリーに乾杯 」
♪ ミスターチルドレン「 トイレ 」 - 揺れる男心を字余り的に歌う。( 笑 ! )
♪ 「 歌が上手い歌 」 - 歌い手の真実

実は、会場に入った時に、他公演のフライヤーと共に、赤い画用紙と白い画用紙を
手渡されました。
歌合戦の判定は、お客全員が、この紙を上げて、勝敗を決定するのです。
二へドンは紅組に票を入れました。
35 対 14 で、紅組が勝ちました。

この企画、絶対に面白いから、続けて欲しいと思ったのですが、
2012年には企画されなかったみたいですね? 残念!
2011年の Munasawa King の01月23日の公演には
「 Panasonic Let’s note 15周年スペシャル・イベント 」でゲスト出演した
IT ジャーナリストの津田大介さんも出演していたのですよね。
うわ、ニアミスだった!

二へドンは、こういう企画が大好きなので、継続を切に望みます!!

***** 「 今年1年分、笑っちゃった!「 MunasawaKing 」 」 ・ 完 *****  


Posted by ニヘドン at 22:52Comments(0)パフォーマンス

2010年07月11日

有り得ない「 ラジオ体操 」

2010年07月10日(土)
写真をご覧下さい。
上海雑技団の演舞ですか?
いえいえ、違います。
彼女達はラジオ体操をしているのです。
え!? これ、ラジオ体操じゃないよ!?

だって、だって、
日本の小学校に通った子だったら、
絶対に学校でラジオ体操をやらされたよね?
夏休みになると、子ども会や町内会主催で、
近所の公園や学校の校庭で、
ラジオ体操が行なわれたよね。
だって、スタンプカードが小学校で配られるんだから、
子ども心には、それは半ば強制と同じ事に感じられたよ。

学校が休みの日に、何故朝06:00から起きなければならんのじゃ?
子ども時代に、理不尽だと感じた事の筆頭にあげられるんじゃないかな?
どこの町内にも、やたらに元気なおじさんがいてさ、
眠い目をこすりながら、ちんたら歩いてラジオ体操の会場に行くと、
「 しゃきっとせんか、若い子達が!! 」 と叱咤されたもんだよなあ。

学校や、職場で行なわれるラジオ体操は、せいぜい
「 ラジオ体操・第1 」 か 「 ラジオ体操・第2 」です。
「 ラジオ体操・第3 」 なるものが存在する事を大人になってから知りました。
数年前、TV番組でも取り上げられていました。
「 第3 」 は、とても難しくて、普通の人ではちょっと出来ないんです。

そもそも、ラジオ体操とは何ぞやと申しますと、
アメリカのメトロポリタン生命保険会社により考案された体操です。
健康増進、衛生思想の啓蒙を図る目的です。
平たく言うと、保険契約者が早死にする人が続出すると、
保険会社は保険金を払わなければならず、会社としては経営上余りよろしくないので、
保険契約者達には、せいぜい長生きして頂いて、ガンガン掛け金を払って頂きましょうという
趣旨ですね。
体操 → 長生き → 生命保険会社の利益 な訳です。
それが太平洋を渡って来て、日本風にアレンジされると、これが又日本の社会風土に
見事にマッチしてしまったんだよね~。
日本で生まれ育ったけれど、ラジオ体操を見た事も無ければ、聞いた事も
無いって人は皆無でしょう?

ラジオ体操に関する、笑っちゃう薀蓄はこちらで
 → http://home.att.ne.jp/sky/kakiti/radio.html

しかし、二へドンは、ひょんな事から、「 ラジオ体操・第4 」なるものの存在を知ってしまった!!
しかも、その演技を見せると言う!!
こ・・・・こ・・・・これは見に行かなければならない!!
そこで、横浜トレッサに見に行って来ました!!

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本当にできるの!?「ラヂオ体操第四」実演イベント開催!
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人間とは思えない数々のポーズで話題の「ラヂオ体操第四」。
なんと「ラヂオ体操第四」を実演で見られるイベントが
7月10日(土)トレッサ横浜にて開催されます!

イベント参加費はもちろん無料!
この機会にぜひ生の「ラヂオ体操第四」をご覧ください!

場所 : トレッサ横浜北棟2F リヨン広場
 ※イベント開催場所は変更になる場合がございます。
(アクセス) http://www.tressa-yokohama.jp/access/

イベント日時 : 2010年7月10日(土)
         1部 14:00~
         2部 15:30~
         3部 17:00~

主催 : スーパースポーツゼビオ トレッサ横浜店

◎ラヂオ体操第四とは? (動画ページ:PC推奨)
http://www.youtube.com/watch_popup?v=Ep4JAf8hECE&vq=medium

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二へドンは、午後は麻布十番で行なわれた
「 MYLOHAS ロハブロガーパーティー2010 」 に出席していたので、
最終回の17:00~ を目指しました。
トレッサ横浜に行くのは初めてで、土地勘が全く有りませんでした。
しかし、地下鉄の南北線・麻布十番の駅からは、東急東横線・日吉駅までの直通運転の
電車が有ったので、日吉駅までは何なく行かれました。
日吉駅からは東急バスの綱島駅行き( 2番乗り場 )に乗りました。
これが、到着時間が読めなくてイライラしました。
道路は、みなとみらい地区には考えられない程、交通量が多く、渋滞しがち。
30分以上乗ったでしょうかね。
しかも、バス停の名前が「 トレッサ横浜 」 ではなく、「 明治製菓研究所前 」なのです。
うっかりうると降り忘れて、綱島駅まで行ってしまったかもです。

無事に16:40にはトレッサ横浜に到着しました。
2階の広場も直ぐに分かりました。
ただ、拍子抜けする程、集まっている人は少なかったです。
広場は屋根が有るので、紫外線を気にせずイベント参観が出来るので良かったです。
ベンチが4台だけ出ていて、二へドンはそこに座りました。

先ずは、Reebokのお兄さんが、ラジオ体操に関する解説を行いました。
ラジオ体操は、3分程の短い体操で、36kcal を消費する事が出来るそうです。
これだけだと、少ないと思うかもしれませんが、毎日1年間続けると
36×365=13,140kcal の消費。
これで体重3kg 減らす事が出来るのだって。
又、ラジオ体操1回分は、サイクリングや軽いウォーキングに匹敵するカロリー消費量が有り、
尚且つ、ウォーキングには無い、ゆっくりした動きから素早い動きなど、全身を使う動きが
入っているので、より強い身体を築くのに適しているのだとか。

中学生の女子2名と、高校生の女子1名による「 ラジオ体操・第1 」の演技が始まります。
「 皆さんもご一緒に! 」
え? 無理だって、今日は二へドン、パーティー帰りだから、膝丈のスカート穿いて来ちゃったよ。
周囲に何となく集まったギャラリーも数人、一緒にラジオ体操・第1を行いました。

そして、いよいよ「 ラジオ体操・第4 」です。
最初は、両腕を振る、誰でも出来る動きです。
そしていきなり始まっちゃいました!!
これ、上海雑技団のオーディションですか!?
YouTube でも見られるのですが、何しろ目の前で繰り広げられるアクロバットに、
もうお口あんぐりです。
これって・・・・・・・・・・ 絶句!!

だってさ、だってさ、日本のラジオ体操の趣旨って、
「 老若男女を問わず誰でも出来る事にポイントを置いた体操 」 でしょ?
これでは、まるで、「 危険ですから良い子は絶対に真似をしないでね。 」の世界ですよ!!

ラジオ体操・第4の披露が終わった後、このイベントは大型スポーツ専門店ゼビオが、
Reebok の「 TAIKAN ( 体幹 ) 」 シリーズの販売キャンペーンの一環として
行なった物なので、その商品に関する話が有りました。
その後、再び、ラジオ体操・第4の演技が行なわれました。

どうせなら、第1、第2、第3、第4 通して見せてくれたら良かったのに。
でも、実際に見れて大興奮!!
だって、ウィキペディアにも、ラジオ体操・第3までの記述しか無くて。
ラジオ体操・第4は一切触れられてないんだよ。
皆さんも、機会が有ったら、是非練習して、やってみて下さいね。( 笑 )

***** 「 有り得ない「 ラジオ体操 」 」 ・ 完 ***********  


Posted by ニヘドン at 10:16Comments(0)パフォーマンス

2009年11月29日

マッスルミュージカル 2009 夏公演 ・ 第2部

この記事は、2009年07月29日(水)にアップした
「 マッスルミュージカル 2009 夏公演 ・ 第1部 」
の後半の記事です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

16:20 休憩が終わり、いよいよ第2部の幕開けです。

女性と、ゆうちゃんのリングの演技で第2部は始まりました。
ゆうちゃんが舞台袖に引っ込んだなと思ったら、今度は巨大リングを持って登場しました。
あ、凄い! あの巨大なリングを回した!!
ビックリ! ゆうちゃんも、色々芸達者だよなあ。

お次は長縄パフォーマンスです。
男子選手達( 笑 )が人間ピラミッドを作り、そのままの状態で縄跳びをします。
あ、失敗。
パフォーマー達は客席に向かって土下座をします。
客席は笑いで応えます。
いいよ。いいよ。
そんなウルトラC を、いつも完璧に演られたら、運動神経が全く無いニヘドンとしては自信喪失もいい所ですからね〜。
「 ニヘドンも人間ピラミッド縄跳びをやってみたいっ!! 」
1人じゃピラミッドを作れないので、只今メンバー募集中です。(笑 )

次は、やっぱり長縄パフォーマンスなんですが、女性13人が横一列に並び、ラインダンスをしながらの縄跳びなんです!
凄い! 凄い! もう人間が考えられる範囲のありとあらゆる妙技を次から次へと見せてくれます。

次はイタリアの人なのか、南米の人なのか、かなりラテンな顔立ちの小柄な男性がジャグリングをします。
最初は普通のジャグリングでしたが、今度は麦わら帽子を使ったジャグリングです。
驚くなかれ。60個の麦わら帽子をアシスタントの男性の頭の上に積み上げました!
もうこれで終しまいかと思いきや、更に20個!
次はバスケットボールのユニフォームを着たダンサー達がバスケットのボールを持ってダンスをします。
次は女の子 6人が則転を50回!!
ただじっと椅子に座って見ているだけの、こちらが目がぐるぐる回ってしまいそう・・・・・。( 汗 )
しかしステージは容赦をしてくれません。

今度は踏み台を使って空中回転を連続技で、見る者の目も頭もぐるぐる回してくれちゃいます。
トランポリンの上で天井高くまで跳び上がります。
演技者達の頭が、上のライトにぶつかりそうで、下から見上げている観客はハラハラしちゃいます。
特に1列目の二へドンは鋭角に上を見上げるので、ハラハラ感も又格別・・・・。( 汗 )
ジャンプしてバスケットゴールにボールをシュート!! おまけにもう1つシュート!!
この様に次から次へとめまぐるしく様々な演技が矢継ぎ早に行われるので、
観客達は瞬きをする暇も無いです。 ドライアイの皆様は目薬で目を潤す事を忘れずに!!

さ、お次はちょっと小休止。 ぐるぐる回った目を休めましょう。
グーチョキパー体操の時間です。
ステージのパフォーマー達と客席の人々と、皆で一緒に遊びます。
二へドンは、こういうの、ちょっと苦手なんですよね。
どちらかと言うと自分は高みの見物をしていたいと言う・・・・・・・・。
( 余談になりますが、ずっと昔、横浜のワールドポーターズの広場で「 東京プリン 」の
  ステージが行われました。 両手を動かす振り付けを一緒にやれと言うのですが、
  二へドンはやらなかったの。 そうしたら、東京プリンの1人が怒っちゃってさ。
  「 こういうのはやらない方が恥ずかしい。」「 まだやらない人がいる。一体どういう神経してるんだ。」
  なんて非難の言葉を吐き始めてさ。 結局二へドンも意地になってやらなかった。
  確かに全員で一緒にやったら楽しいのは分かるけど、そういう気分になれない人に無理強いって
  どうなのかな?
  客の為の芸人なのか、芸人の為の客なのか、考えてみれば直ぐ分かる事だと思うけど。)

お次は、上半身裸の男衆7人と、白いスーツに白い帽子の ゆうちゃんが出て来ました。
高い位置での懸垂パフォーマンスです。
そして、天井から下がっている9本の太いロープでターザン・パフォーマンス。
「 あ~、あ~、あ~!」 叫び声は立てていなかったけれども。( 笑 )
見ている方がついつい叫びたくなっちゃいました。 「 あ~、あ~、あ~! 」
さらに長いロープを、身体の横や、頭の上で振り回すパフォーマンスです。
これは二へドンみたいに1列目に座っている人は怖かったです!!
だって、まるで長いロープが自分達の頭の上を通過して行くみたいに感じられるのです。
もし間違って、あのロープが自分を引っ叩いてしまったら?
痛いよ、絶対~!! 余りの痛さに気絶してしまうかも!?
そんな限りなくリアルに近い想像をしながらパフォーマンスを見ると、もう怖いの何のって!

次のパフォーマンスは超・面白かったです。
ハムスターを飼った事の有る人なら、恐らく買った事が有ると思うのだけれども、
ぐるぐる回転するわっかがあるでしょ。 あれ、あれ!!
実は二へドンは、ハムスターが中に入ってグルグル回るやつの名前を知らなかったので、
今調べてみたのです。 分かりました。
「 回し車 」というのです。 へー。 何か普通・・・・・・・・。
ついでに色々な回し車を通販サイトで眺めて面白かったですよ。
安いのはプラスチック製で¥420.-から、メタル製の物まで。
商品名が笑える物が多かったです。
「 くるくるフラワー 」。「 クルクルハウス 」。 うーむ。 くるくる系が多いですねえ。
「 静かだ輪! 」 なんて二へドンチックなネーミングの物も有りました。( 笑 )
メタル製の 「 スーパーホイール SAMURAI 」 ¥1,610.-なんてのも有りました。
ハムスターとサムライのイメージって合わないと思うけど・・・・・・。

ま、とにかく、マッスルミュージカルの演目に話を戻しましょう。
巨大な回し車の様な中に入って演技をするのです。
ジャイロスコープみたいにね。

そうかと思うと、今度はバーをジャンプしながらどんどん上に移動して行きます。
1番上で失敗! あ”あ”あ”あ”~!! 客席から痛恨の悲鳴が漏れます。
でもさすが、プロです。 2回目で見事に成功してみせました。

次は並んだ男達の頭の上を、女性が歩いて渡って行きます。
いくらスリムな女性だからと言っても、体重は40kgは有るでしょう?
それを首の筋肉で支えるって、ちょっと普通では有り得ないんですけど!?
綱渡りのパフォーマンスを見るより緊張して手に汗握りました!

次は白い衣装を着た人達と、黒い衣装を着た人達とに別れて音楽を奏でます。
白いのが鍵盤の白鍵で、黒いのが黒鍵を現しているのです。
ハンドベルならぬ、「 ボディベル 」! ( 笑 )

そして再び左側の水槽の中で水中バレエのパフォーマンスです。
息をつかせないパフォーマンス & パフォーマンスの連続の内にとうとうフィナーレの時間に
なりました。
何人もの( 特に女性達 )の腿や膝や、ありとあらゆる所に、大きな正方形のハップ布が
貼られているのが痛々しくて涙が出ました。 
スラッピングで痛めてしまうのでしょうね。 毎日の事だから、
出演者の皆さん、お身体を大切にして下さいね!!
二へドンが席を立ったのは15:21。

いやはや。聞きしに勝る凄いエキサイティングなステージでした!!
これは見ないと、人生の損失ですよ!!


***** 「 マッスルミュージカル 2009 夏公演 ・ 第2部 」 ・ 完 *********


   


Posted by ニヘドン at 18:56Comments(0)パフォーマンス

2009年07月29日

マッスルミュージカル 2009 夏公演 ・ 第1部

マッスルミュージカル 2009 夏
祭 MATSURI

日時 : 2009年07月29日(水)
14:00 開場
15:00 開演
会場 : マッスルシアター
公園通り 渋谷区役所前
料金 : SS席 9,800円
S席 7,800円
A席 5,800円
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

いやあ〜、今日のチケットは、席がどこになるのか、チケットカウンターに行ってみなければ分からなかったんです。
1列目の31番でした。
ハハハ…。
ニヘドンが「 かぶりつき席 」好きだって、知ってて渡したん?マッスルシアターさんの馬鹿ン。( 笑 )

凄い! すごい!! スゴい!!!
噂には聞いていたけれど、マッスルミュージカル、スゴい!
今ニヘドンはマッスルシアターのロビーにいます。
「 何でこんなに早く終わるの? 」と思っちゃっています。
いえ、公演時間は2時間タップリ有るんですよ。
ただ面白くて面白くて時間が経つのがあっという間。

ステージの幕が開いて5分で、見ているこちらのアドレナリンの分泌量が MAX になって来ます。
大興奮!
全出演者の、ステージに掛ける情熱が、ひしひしと伝わって来ます。

ニヘドンはさ、コンサートでも芝居でも落語でも何でも、演じる者のひたむきさに感動するんで、このマッスルミュージカルの出演者達の「 ひたむきに演じる力 」に涙が止まらかったのです。
ニヘドンは常々、「 仕事人 」の仕事振りが好きだと言い続けて来ましたが、正に彼等は必殺仕事人!!
い〜い仕事しています。
いい仕事が出来る人達だから、実にいい表情を見せてくれます。

惚れましたよ。
お金さえ有れば、毎週通い詰めたい気分です。
かぶりつきの1列目は実に美味しいです。
まだマッスルミュージカルを体験していない方は、是非とも1列目の席をゲットして下さいませ。
演技者達が、身体を張って魅せてくれる肉体労働振りを、彼等の息づかいを、上腕筋のピクピク振りを、間近で目撃しちゃって下さい。
高い飛び箱の踏み切り板を踏み切る瞬間をも目撃出来ちゃうのです。
座席中央のお客さん達は、余りにも巨大な飛び箱のせいで、ジャンプした人が降下し始めた所しか見えないと思うんですよ。

ジャンプした演技者達が、1列目の座席とステージの間の狭い通路を走り抜けて行くんですよ。
もう、ただ単にお客として醒めた目で自分の居る場所とは違う世界を眺めやる楽しみ方は出来ませんよ!
自分の周囲を演技者達が縦横無尽に走り回り、もう自分がマッスルミュージカルの世界に引きずり込まれてしまうのです。

1列目は、ステージと余りにも近過ぎて、出演者達と余りにも多く目が合い過ぎる所が、ちょっと恥ずかしいんですけどね。

若い男の子達が皆、格好いいんだあ。
しかも表面だけチャラチャラ飾り立てた格好良さじゃないんですよ。
仕事が出来る男の格好良さ!
女の子達も可愛いい娘揃い!!
これで9,800円は安いですよ。
今、丁度サマージャンボ宝くじの発売中ですが、1万円札を握り締めて宝くじを買いに行ったと思いなさいな。
支払った代金に見合った幸福が得られてますか?
よく「 夢を買う 」と言われますが、買った夢の結末にガッカリしませんか?
マッスルミュージカルなら、支払った代金以上の大きな感動が得られますよ!!

このマッスルミュージカルを見る話は、前日にひょっこりニヘドンの所に舞い込んで来ました。
24時間前には全く興味の無かったマッスルミュージカルに、もうニヘドンは夢中です!

みんなも1度はマッスルミュージカルを見に行ってねー♪

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客席は満席でした。
1時間前から開場してくれるので、併設のカフェでアイスコーヒーを買って外のテラスで蝉の
鳴き声を聞きながらコーヒー・ブレイクをしました。
売店を冷やかすのも楽しかったです。 オリジナル・グッズがたくさんありました。
二へドンの心を捉えたのがモンスター跳び箱の形のパンですね。
( 別の日に Sueさんがマッスル・ミュージカルを見に行き、チュトリスを食べたら、
  中までよく火が通ってないのか、カリッとした感じが無く、へにょーんとしていたと言ってました。)

15:00。 開演時間になると、赤い幕の向こうでゴンゴン!と重たい物を運ぶ音が聞こえて来ました。
さあ、これからステージの上でどんなパフォーマンスが繰り広げられるのか期待感がいや増します!!
最初の1ベルは、太鼓の音でした。
開演前のBGMはお囃子です。
英語のアナウンスの後、日本語のアナウンスが行われました。
リーダーが紹介されます。
男性は高橋ひろみち さん。 そして女性が小田島あずさ さんです。

舞台中央でフラフープを使った演技が始まりました。
続いて花魁( おいらん )達7人が1列に歩いて行きます。
上手( かみて )から、赤い、さらに豪華な着物を着た女性が1人登場します。
同じく下手( しもて )からは白い着物を着た女性が現れます。
高さが30cmはあろうかと見える、厚底のポックリを履いています。
よくあれで歩けるものだと感心してしまいます。
マッスル・ミュージカルは巨大跳び箱を跳んだり「 動 」のイメージが強かったので、
花魁がゆっくりゆっくりと歩く「 静 」の瞬間には意表を衝かれました。

踊り手の一団がわらわらとステージの上に集結すると、山車が現れます。
最前列の踊り手が後ろに下がると、2列目の踊り手が現れ、次々と切れ目無く踊り手が
万華鏡の様に現れます。
長い弓を持った6人の男性陣に、二へドンは心を奪われてしまいました。
( いい男達が出演してるじゃんよ。 むふふふ。)
纏( まとい )を持った連中が踊ります。
山車の上の梯子では、たいまつを投げ始めました。
たいまつでジャグリングをし、次は長縄で縄跳びパフォーマンスを披露します。
今度はブレイクダンスです。

下手( しもて )には巨大な水槽が有り、中でシンクロ・スイミングの演技が行われます。
今度は中央でトランポリンの演技が始められました。
次から次へと息をもつかせぬ、エキサイティングなステージです。
二へドンは最前列の席でステージにかぶりついているので、ダンサー達の胸が、
荒くハーハーと波打っているのが分かり、それをじっと見つめていると、
自分の呼吸まで荒くなって来るようです。

男衆3人が、縄跳びを、あちこち移動しながら跳び回ります。
小学生の頃、縄跳びが苦手だった二へドンは、ただただ舌を巻くばかりです。
( いや、正確に言うと、縄跳びだけではなく、運動全般が苦手だったのですが。)
日本のお城の天守閣型の跳び箱を次々に人が飛び越えて行きます。
「 何じゃ、こりゃあ? 」
こんなの運動会でもオリンピックでも見られない光景ですよ!
ぴょん、ぴょん、ぴょん、ぴょん、・・・・・・・・・・ 人間ってこんな事が出来るんだ。 ひゃ~!!
演技が終わった演技者達は、ステージから客席のフロアに飛び下りて、
二へドン達の目の前を走って、舞台袖に戻って行くのです。
開演前に、スタッフから、ここの通路は人が通るから足を出さないように注意を受けたのですが、
実際に演技者達が目の前を走り過ぎると、狭い通路で何かアクシデントがあったらどうしよう?と
ハラハラドキドキです。
跳び箱の着地側には、分厚いマットが置かれています。
これが天守閣型の跳び箱に合わせて、灰色の石垣模様なんですよ。
この石垣マットいいなあ。 小学校のマットも、こんなユニークなマットを使えば、
体育が苦手な子でも、楽しく授業を受けられそうです。

お次はスラッピング・ダンスです。
自分の身体が楽器です。
手のひらで、腿や腕をピシャピシャ叩いて音を出すパフォーマンスです。

ステージ中央の背後の扉が開きました。
外の植え込みが見えます。
男の人が植え込みぎりぎりの所から長く助走を取って走り出します。
中央の巨大跳び箱を跳ぼうと云うのです。
二へドンは1列目の、やや右よりの席だったので、
踏み板を踏み切る瞬間がバッチリ見えてしまいました。
小学校の頃、跳び箱が大の苦手だった二へドンにとって、これは凄い恐怖です。
跳び箱の端に尾てい骨を打ち付けると、滅茶滅茶に痛いのです。
遥か昔に感じた痛みがまざまざと甦って来ました。 うー!!
もう、とてもじゃないけど、正視出来ません。 目がうるうるしてきちゃいました。
ホラー映画を5本まとめて見ても、こんなに目を背けたくなる事は無いはずです。

どわーっと会場から拍手が沸き起こりました。 
成功したのです!! おおおお・・・・・・・・・。 
やった!! ・・・・・・・・・・・・・・ 興奮半分。 どっと疲れた半分。
マッスル・ミュージカルは、観客にも体力と気力が必要なようです。

今度はガラリと趣向が変わりまして、舞台上手( かみて )で男女ペアによるフラメンコ舞踏が
始まりました。 男女共に如何にもフラメンコという衣装をつけています。
短いフレーズが終わると、上手のライトが消え、今度は下手 ( しもて )の水槽にスポットライトが
当たります。 水中でペアのフラメンコダンスが披露されます。
でも、やはり動きに制約が有るので、フラメンコの音楽がかかっていなかったら、
それがフラメンコ・ダンスだとは思わなかったかもしれません。

水槽のスポットライトが消えると再び上手にライトが当たります。
音楽がフラメンコなので、又先程のペアのフラメンコダンスが見られるのかと思いきや、
男性は先ほどと同じなのですが、女性がいるべき場所に法被姿の男性が!!
これは笑いました。 笑・笑・笑・笑・・・・・・・・・・・・。
そして下手の水槽の中でシンクロのフラメンコダンスが踊られます。
水中のダンスを側面から見るという機会は、普通のプールでは有り得ないので、
興味深く眺めました。
泳げない二へドンには奇跡としか言い様が有りません。 ぱちぱちぱちぱち・・・・。

お次は小原庄助 ( おはらしょうすけ )節に合わせてダンスの時間です。
法被姿のダンサー達が客席の人々に振り付けを教えてくれて、ステージと客席のみんなで踊ります。 
小原庄助は会津地方の有名人( 笑 )です。 二へドンの父は会津若松の出身で
二へドンも物心ついた時からしょっちゅう父親に連れられて会津に行っていたので、
まさか小原庄助さんがマッスルミュージカルで演じられるとは思ってもみなかったのでビックリでした。

小原庄助ダンスアワーが終わると、次は客席の中から小学生の男の子が選び出され
舞台の上に立たされました。 フラフープをやってみようというのです。
さすがお子ちゃまです。 見事にフープを回して会場からやんやの拍手を浴びました。

その後、背広姿の出演者が1人で縄跳びを始めました。
二へドンの座席の後ろにはマッスル・ミュージカルの追っかけをしているような女子軍団が占めていました。
「 いでさまー!」 と軍団から黄色い声が上がります。
多分、背広縄跳びの人の名前が「 井出 」さんと言うのでしょうが、
客席の人には出演者の名前はリーダー格の人しか紹介されないので、二へドンみたいに
マッスル・ミュージカルを初めて見る人には名前が皆目分からないのです。
公演後、マッスル・シアターのホームページを見てみましたが、実際に出演したのは誰か知る事は
出来ませんでした。
出演者達は皆、頑張って演技をしている訳だから、慰労の意味も込めてコピー用紙の印刷でも
構わないから出演者名簿を希望者に配れば良いのにね。

背広縄跳び男のパフォーマンスを、法被姿のお兄さんが唖然とした表情で見つめている様子が
超・笑えました。
フラフープを首に掛けて回す演技には客席から「 うおー 」と感動の唸り声。
舞台中央に置かれたトランポリンの上で、背広男が飛び跳ねます。
よくサーカスで演じられるトランポリンは、「 衣装 」で行われますよね。
背広の衣装もあるけれども、わざと「 つぎ 」が当たっていたりして。
だから、普通の地味な背広姿のトランポリンは、妙にしみじみ可笑しかったです。

そうかと思うと舞台の背面の壁に、足だけ付けて駆け上がってみたり。
天井近くにパイプが付いていて、演技者達は手に持った棒で、そのパイプを鳴らすのです。
パイプ毎にちゃんと音程が付いていて、カーン! カーン! と音楽を奏でて行きます。
でも最後に変な音!!
スーツ姿のお兄さんが後2人加わって3人で演奏に挑みます。
3人が、少しずつ時間差をつけて垂直の壁を駆け上がる様子がコミカルで笑えます。
やや間延びした感じの音を繋ぎ合わせて聞いてみると、おお!
演奏しているのは 「 キラキラ星 」だ!
最前列の席から、彼らの「 闘い 」 を見ていたら、目が回りそうでした。

お次はダンサー達がステージの上にワーッと出て来てスラッピング・ダンスの演技です。
手のひらで自分の腕や腿をはたいて音を出しながら踊ります。
二へドンはこの日1列目でダンサー達を観察していて分かったのですが、
彼等の腿が真っ赤になっているのです!! 痛いよー!
連日、こんな風に己の身体を酷使するなんて・・・・・・・。

そしてブレイク・ダンスの演技です。
「 オノイチ ギネスに挑戦 」 という文字が電光掲示板に現れました。
頭を床につけて身体を回転させる「 ヘッドスピン 」の
60秒に101回という自己記録を更新させるのだそうです。
ヘッドスピンを練習するには、基本は三点倒立だと言う事ですが、
三点でも四点でも(!?)そもそも倒立と言うものが出来ない二へドンからすると、
ヘッドスピンなんて神業以外の何物でもありません。
この日、彼のヘッドスピンは、120回の記録を打ち立てました!!
1秒に2回転しちゃうんですよ!!
二へドンがした事・・・・・・・・ ただ唖然・・・・・・・・・・・。

唖然の口ぽかーん状態から立ち直る暇も与えてもらえません。
お次はだるま落としです。 
13段ある、『だるま』の上に人間が立ちます。
上に立っている人間がジャンプした瞬間に、横に立っている人間が木槌で
「 だるま 」を叩いて抜いて行くのです。
上に立っている人間は、ただ普通にジャンプするんじゃありません。
ポーズを取ったり、その都度その都度、異なるパフォーマンスを見せてくれます。
1番最後には宙返り!! 見事に決まりましたっ!!

客席から拍手喝さいの嵐の中、白い着物の花魁達がステージ中央に出て来て踊ります。
4人の男達が長い棒を振る演技を見せ、第1部は終了です。
第1部が終了したのが 16:03。 これから20分間の休憩に入ります。
休憩の間、ふらふらと無意味に歩き回ってみました。
ざっと座席を数えると、43席が22列程有ります。 43x22=946席か。
大まかに言って1,000席程あるんですね。 それが満席って凄いな。

第2部の模様は、別の日記に書きますねー。

***** 「 マッスルミュージカル 2009 夏公演 ・ 第1部 」 ・ 完 ******  


Posted by ニヘドン at 19:37Comments(0)パフォーマンス

2008年08月27日

イベントのお知らせ ~ 殺人 - こんな世界は最悪だ!・・

神沢敦子さんの出演するイベントへのお誘いです。
ニヘドンも、噂には聞いていた神沢敦子さんのパフォーマンスを見るのは
今回が初体験になるので、とても楽しみにしています。

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神沢敦子企画 第一弾

殺人  ーこんな世界は最悪だ! もう殺すしかないー


2008.9.19(金) 18:30開場 19:00開演

料金 1000円(ドリンク別)

会場 前衛派珈琲処Matching Mole
   住所 東京都杉並区高円寺南3-45ー1 永和ビル3F
   電話 03-5378ー1517
   http://www.softs.org/matching_mole/index.php
   http://mixi.jp/view_community.pl?id=143766


「命を救う殺意」「正義なる殺人」
「殺意による連帯」「生きるための殺人」ーー

現代最大のタブーに挑む、
トークありライブありアジテーションありの、
パンクでアナーキーで妖しく、
かつ大真面目な企画。

       +++++++++++

日々様々な形で世界から送られてくる、
「お前なんか死んで当然」というメッセージ。
そんな中で「生きてあろうとすること」、
それは全世界を敵に回すことである。

物理的命よりも大切な、「生きてある」実存、
それを侮蔑否定されることは、
生まれる以前にまで遡って、殺されること。
それは物理的殺人よりもおぞましい、魂の殺人。

生きることを許されるのは、「生きてあろう」としない命だけ。
それでもなお「生きてあろう」として、殺意が芽生える。

だが世界は、
「殺意を持つ奴等は、ガス室送りへ!」と、
残酷に連呼し続ける。

       +++++++++++

「生きてある」とは、物ではなく事件である。
本物の命とは、「もの」ではなく「こと」なのだ。

だがそれを成立させるために、
殺人事件まで起こさねばならないほど、
この世界には、健全な事件が枯渇している。

願わくばこの「殺人」イベントが、
多くの殺意を抱く人々にとって、
殺人事件よりも意義のある、
健全な事件とならんことを!
                  by 神沢敦子


       +++++++++++

出演者紹介

パイソン
外山恒一の思想に影響され、ファシストを名乗る活動家。
政府転覆を目指す市民団体「黒い旅団」団長。

朧塚
自らの世界滅亡・人類絶滅願望の、芸術的昇華を切望する、自称ゴシキスト。
ユニット「溺死する空」やブログサイト「鉄の鳥篭」などで、
自らの思想ゴシキズムを表現。

暗器使い
小・中・高と学生時代を通じていじめに合い続け、
世の中に対するテロ願望を抱くにいたる。
イベント「いじめは深刻な問題」を、継続的に主催。

神沢敦子
半年間、無差別殺人衝動に駆られ続けた過去を持つ。
2000年1月、AGUA GALAの「ハムレット・マシーン」に出演後、様々なアーティスト達と、コラボレーション。
ユニット「天空鏡」を立ち上げてより、自らの思想をアジテートする、
思想的パフォーマンスを展開。

スー
ユニット「阿呆船」や宮西敬三とのコラボレーションなどで活躍する、
サックス吹き兼ボイスパフォーマー。
今回は音楽のみでの参加。

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チケットの前売り等はありませんので、当日、直接会場にGO!です。
突然、彼氏に 「 仕事が忙しい! 」 とかフラれた方、
飲み仲間が突然、電撃駆け落ちしてしまった方、
親友がある日「 自分探しの旅に出る 」とか言って in to the wild してしまった方、
当日思い立ったら、高円寺で神沢敦子ワールドを体験してみましょう!!

***** 「 イベントのお知らせ ~ 殺人 - こんな世界は最悪だ!・・ 」 ・ 完 *****
  


Posted by ニヘドン at 08:35Comments(4)パフォーマンス