2020年12月31日

キプロス紀行 ~ パフォス城の周辺。

パフォス城 by 二へドン2019年12月07日(土)
パフォスと言う街は、街全体が世界遺産に登
録されています。 大きく分けて2つの地区
に分けられます。
Kato Pafos ( カト・パフォス )と 
PanoPafos ( パノ・パフォス )の2つ
です。両者の間は約4km 程離れています。
写真のパフォス城は、海辺に面したKato 
Pafos に有ります。 文字通り、海辺。
ビザンティン時代に港を守る為に砦として
造られました。 13世紀に城として再建さ
れています。 しかしその後、1570年に
ヴェネツィア人によって取り壊され、16世
紀にオスマン帝国がキプロスを支配した後に
再再建されたものだそうです。
中にも入ってみましたが、外から眺める方が
ロマンチックです。 水面に映る逆さパフォ
ス城は、本当に美しいものです。
今にも甲冑に身を包んだ十字軍の騎士が
出て来そう。 コロナ以前の情報ですが、
パフォス城の入場時間は
9/16~4/15  08:30~17:00
4/16~9/15   08:30~19:30
定休日は原則無し。
入場料 € 2.50 です。
パフォスの透明な海 by二へドン2枚目の写真は、パフォス城の足元の海を
覗き込んだ所です。 海水が透明なので、
海底に生えている海藻まで、つぶさに見て
とる事が出来ます。 ここで単純に
「 うわー!キプロスの海って素晴らしい
  のね!」で終わらせてしまっては駄目な
のです。 2020年09月09日のAFP通信から
転載します。
「 キプロス南部のアクロティリ
(Akrotiri)半島の海岸で6日、スジイルカ
の死骸が打ち上げられているのが見つかっ
た。前日には、沖合で30頭近くのイルカの
群れがいたことを地元の漁師が報告していた
という。
  サメやエイ、ウミガメなど絶滅の危機に
ある生き物たちと同様、地中海での船の往来
や海洋ゴミの増加によってイルカもその生存
が脅かされている。数こそは少ないが、混獲
で偶然捕獲される個体もある。
  キプロスを拠点に地中海でイルカの個体
数調査を行っている非政府組織(NGO)団
体によると、定置網にかかった獲物を狙う
イルカが全体の4分の1以上で確認されてお
り、漁業従事者らに経済的損失を与えている
という。(c)AFPBB News 」
パフォスの椰子の木 by二へドンこのニュースが配信された2020年09月と言
ったら、コロナの影響で世界中の人が暢気に
海外旅行を楽しむ状況なんかでは無かった
時期です。 ロックダウンのお陰で人間が減
り、ベニスの運河等は水が澄んで綺麗になっ
たなんて事も聞きました。 レジャー客が減
っても、未だに海の生態系は脅かされている
のですね。 一朝一夕には解決しない問題
と言う事ですね。 こういう問題はキプロス
だけでは無く、日本でも何処でも起こっては
いるのですが・・・。
3枚目の写真は、海岸通りに生えていた
椰子の木です。 椰子の木、いいですね~。
南国ムードを醸し出すには格好のアイテム
ですよね。 今、庭に椰子の木を植えるのが
日本で密かなブームと聞きましたが、そうな
んですか? ネット通販では、240 cm の
フェニックス椰子が ¥66,6000.- でした。
高さ 40 cm のテーブル椰子だと 
¥ 768.- 。 安いと思いますけど、これに
送料が掛かるんですよね。
あんまり大き過ぎると宅配扱いしてくれない
みたいです。 やはり椰子の木に適した気候
の中で、スクスク育った椰子の木を眺めるの
が一番かもしれませんね。

*****「 キプロス紀行 ~ パフォス城の周辺。」 ・ 完 *****



  


Posted by ニヘドン at 12:51Comments(0)旅行

2020年12月30日

キプロス紀行 ~ パフォスの街で見掛けたあれやこれや。

パフォスの無敵艦隊?2019年12月07日(土)
パフォス遺跡の見学を終
え、外に出た二へドンは
港に写真の船を見掛け
心を奪われました。
「 強そう!」 と同時
に「 チキチキマシン猛
レース 」の犬のケンケ
ンの笑い顔を連想してし
まいました。
乗りたかったなあ・・。
パフォスのドでかいアイスクリーム2枚目の写真はパフォスの街中で見たアイス
クリームショップの看板ボーイ。
アイスを持っている男の子の身体よりも、
アイスクリームの方が大きいです!
一目見ただけで、見た人をハッピーに
させてくれる秀逸な看板です。
二へドンはキプロスのこのデザインセンスが
大好きなんです。 キプロスの首都ニコシア
でも、こういうおもしろ看板やオブジェを沢
山見て来ましたが、どれにも共通して言える
のが、「 明るくて嫌味が無い。」のです。
大阪の「 くいだおれ太郎 」なんかは、
愛着が有るものの、どこかに「 昭和時代の
哀しみ 」をそこはかとなく感じてしまうの
です。 アメリカの物だと、えげつ無さを感
じ取ってしまって、インパクトは有るけど、
「 美的 」にどうよ?と思ってしまう。
キプロスの物は、すっからかーんに明るくて
でも美的な良識の範囲に収まっているの。
二へドンがちょっと気になるのが、アイスを
持っている男の子が長袖のシャツを着ている
所。確かに二へドンがキプロスに行った12
月は気温が10℃以下になる日も有るけど、
それでも紫外線はきついのよ。 白人は
平気で半袖シャツで歩いているけどね?
パフォスのトイレの表示 by 二へドン3枚目の写真が、パフォスのトイレで見つけ
た表示です。日本国内や諸外国で色々ユニー
クな表示に出くわすけど、これも笑えまし
た。 洗面台で手を洗っても良いけど、
足を洗うのは駄目なんだ? じゃ顔は?
と、思わず突っ込みを入れたくなってしまう
表示です。 キプロスは小さな島国でビーチ
が無数に有るからだと思いますが。
歯を磨いたら駄目でしょうか?
そもそも二へドンは背が低く、脚も短いので
洗面台に足が届きません!

****************

大半の日本人に取って馴染みの薄い
キプロスと言う国。 小さな島なのに
40年以上も分断状態が続き、「 外交の墓
場 」なんて揶揄されてしまう。
実際、二へドンが通過したグリーンライン
は、双方の出入国がほぼ自由に行われて
いました。 今、コロナの影響でグリーンラ
インはどうしたんだろう? 閉鎖したかな?
2020年04月の段階では、日本国籍者は
北キプロス入国は一切認められないと言う事
だったけれども。 情報が少なくて心配です。

*****「 キプロス紀行 ~ パフォスの街で見掛けたあれやこれや。 」 ・ 完 ****





  


Posted by ニヘドン at 17:11Comments(0)旅行