2007年03月30日

3月30日のヴァイオリンレッスン

2007年3月30日(金)
ヴァイオリンのクラスメイト達と、「 今度一緒にランチをしましょう。 」 と 話が出ていた ランチを
今日やっと 実行する事が出来た。
二へドンの 磯子スポーツセンターでの 体操が 今日は休講だったのである!!
息子はスキー合宿で留守だし。 もう、ランチをすべき 運命だったのである。

店は二へドンの独断で、前から目をつけていた 「 Mariage Un 」 。
マンションの1階に位置し、外から 見ると、淡いピンクを 基調にした 隠れ家的な 高級ムードの
ある 店っぽい。 お店のPRカードを そのまんま 転記する。

「 “ 結婚 ” “ 良い組み合わせ ” を意味する フランス語 “ マリアージュ ” 
  『 料理とワインが最高のマリアージュを奏でる 』 お互いの味を引き立たせる 最高の
  組み合わせを ぜひ 味わってください。 」

「 『 体に心に優しい料理』 を コンセプトに素材から調理方法にまでこだわりました。
  フランス料理をはじめ世界各国の料理を落ち着いた店内、開放感のあるテラスで
  ゆっくりと お楽しみ下さい。  当店は全席禁煙席となっております。 」

今日は全員 Aランチを頼みました。
ボイルキャベツのトッピングが乗ったサラダ、蛸と菜の花のトマトソーススパゲッティ、
ドルチェのラビオリ、コーヒー or 紅茶 で、 ¥1,300.- でした。

11:30の開店と共に入店したのですが、最初の1時間、客は私達だけでした。
横浜の中心地で この 空き加減は一体どうした事でしょう!
12:30頃、4名のマダムグループが来て、赤ワインなんぞ 飲み始めました! うらやましい・・。

味はまあ、普通。 サービスも まあ、普通。インテリアも まあ、普通。
¥1,300.-というのは 客から言わせたら、「 もうちょっと 勉強してくれはりませんの? 」 
と 言いたくもなりますが、オーナーから 言わせたら、コックと ウェイター2人の人件費をペイ
せにゃならんで、これで 勘弁しておくんなまし・・・・・・だろうね。

レストランを貸しきったと思えば セレブな気分で 良かったか・・・・・・。
もし、息子を連れて来たら、 彼が食べられる物が無かったので、やはり 大人だけで来たい店です。
男の人は喜ばないかも。 何しろ ランチ1回食べただけだから、この店の全てを語るのは無理。
次回はぜひ、ワインなんか 飲んでみたいですね~。 
もちろん イシダーリンと・・・・・・。 イシダーリン、二へドンは いつでも OKだから!!!!

12:45 に店を出る。 テーブルでお会計なので、少し時間がかかってしまった。
教室には12:55 に到着!!
美味しい物を食べた直後なので、レッスンに身が入らないか? と思いきや、意外に イケタ!!
やっぱり 美味しい物効果って 凄いなあ。
レストランでランチして、ヴァイオリンのレッスンだなんて、 ちょっと見には セレブマダムだね!

音階練習をして、ひとしきり 手首で山を作る指導を受けた後、J.S.バッハの 「 メヌエット No.1」
を 1パート、2パートに分かれて アンサンブル。 これがね、 ググッと 心に来るわ。
アンサンブル いいわ! これで、相手がイシダーリンだったら、さらに ヨシ だけど・・・・・。
先生から、アンサンブルを合わせる コツを伝授してもらう。1パートが 伸ばしている間の 2パート
の 音が 「 合いの手 」 だから、それを よく 聞いて、 タイミングを合わせるのだそうです。
成る程。 前より アンサンブルぽく なってきた様な気がする。
でもね、 「 合いの手 」 なんて 言われたから、 その後 2パートの 音が、 全部
「 せ~、え~、の~! 」 に聞こえる様に なっちゃったんですけど・・・・・。

石田様の演奏の時も、 「  せ~、え~、の~! 」 が 聞こえてきちゃったら、
どうしてくれるのよ!!

メヌエットは本日にて終了。この曲は、ヴァイオリンで弾くと心に沁みます。
「 私は この曲をヴァイオリンで弾く為に この世に生まれて来たんだ! 」 と言える程
入れ込んじゃってます。 ピアノで弾くのと、 全然違う。 いいわ。。。。。。

来週から、モーツァルトの 「 魔笛 」 に入ります。 もちろん 全曲ではありませんよ。
まだ 第1ポジションしか できないんだから。 最後の曲の サビ部分22小節のみ。
でも 結構難しいので、特訓せねば。
好きです、ヴァイオリン!! 

一旦帰宅し、岩崎中学校のブラバン・コンサートを聞きに、岩崎中学校へ行く。
誰もいなかった!!
またもや、二へドンお得意の、日にち間違いをしでかしましたか?
知人にメールを打つ。
「 ブラバン・コンサート 今日?」
返信 「 今日だよ。 」
「 誰も いないよ! 」
返信 「 関内ホールだよ。 」

二へドン 撃沈致しました。 ちゃ~ら~ら~ら~ら~。
まあ、いいや。 明日は 本命の石田様だから!! 石田様~! 石田様~!石田様~!

  

Posted by ニヘドン at 21:22Comments(11)

2007年03月30日

映画を見る二へドンの目は節穴・・・・・

二へドンは映画をよく見る。 でも自宅でDVDを見るのは嫌い。
日常生活の中では、映画の世界に没入できない。
だから、お金を払ってでも、非日常の空間に 我が身を置いてやる。
私以外の人々も、映画を見ようという 同じ意識を 持っているから 余計に 集中できる。

その割には、「 え~!! 何で気がつかなかったの~!? 」と 後で 歯軋りをする事がある。
今日は その例を2つ ご紹介します。 どちらも2005年に 公開された 映画です。

1・ 「 蝉しぐれ 」
   ぴぃきちさんと 一緒に見に行きました。 たまには 日本映画の時代物も良いわねえ、なんて
   満足しながら タイトルバックを眺めていた。
   すると、出演者名の中に、 「 ふかわ りょう 」 と いう名前が 出てきた。
   「 ! 」 
   二へドンは 思わず 隣のぴぃきちさんと 顔を見合わせました。
   「 ふかわ りょう 」 って 、 あの 「 ふかわ りょう 」!?
   あの、個性派が、でも どこに出演していた?

   映画館を出ながら考えた。・・・・・・・・・ 分からない。・・・・・・・・・・ 駅まで歩きながら考えた。
   まるで 思い当たらない。 ・・・・・・・・ うう・・・・・・ このまま分からないままでは、気持ちが
   悪い。・・・・・・・・・・・ う~む。 う~む。・・・・・・・

   帰宅後、ぴぃきちさんが ネットで調べてくれた。
   主人公の幼馴染役で 準主役級!! あんなに スクリーンに出ていたのに、何故気が
   つかなかった?

   分かりました。 ふかわ君のアイデンティティーは、あの髪型にあるんです。
   時代物で、あの髪型を くずしてしまうと、もう どこの誰やら さっぱり分からない!


2・ 「 この胸いっぱいの愛を」
   金聖響さん 出てたの? タイトルバックに 名前出てた? 映画を見てから今日まで
   2年間、 全く気がつかなかったし、 どうして 誰も、「 あの映画に出てたね。」 って
   話題にしてくれなかったんだ? 

   分かった。 金さん、 ステージでも映画でも 自分の気配を消しちゃってるでしょ!
   金氏の面白い所はさ、 存在感があるのに、気配が薄いよね? 
   そう 感じるのは 二へドンだけですか?
   二へドン、指揮者には、ギャングの親分みたいな 悪どさが必要だと 思います。
   あまり、 好青年しない方が 良いと 思うのですが・・・・・・・。

映画出演者の皆さん、これからは、映画に出る前に、二へドンにコメントを寄越す様に!!
さもなくば、二へドンに 気づかれなくても、 文句は言えませんよ~!!  

Posted by ニヘドン at 06:00Comments(4)映画

2007年03月30日

インフルエンザ・ダイエット そして その後

タミフル服用中のニヘドンに 労わりのコメントを多数お寄せ頂きまして、ありがとうございました。
うちの家主に、皆様方の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいと思いました。
「 ニヘドンと結婚できなかったら、生きていられない!」 と JR錦糸町駅のホームで号泣した男と同一人物とは、とても思えない!

それは さておき。 生まれて初めてインフルエンザの高熱に身を焼いたニヘドン。
脂肪が燃焼するのは、筋肉で じゃないですか。 筋肉デブのニヘドンの脂肪は、メラメラ まあ 良く
燃えました。 僅か1日で、身体中がスッキリ感じられる程。 たまには インフルエンザで スッキリ
した身体になるのも悪くはないな・・・なんて 思ってしまいましたのよ。
名付けて 「 インフルエンザ・ダイエット 」!!  2日目からは、タミフルで 熱を下げちゃったので、それ以上脂肪を燃やす事はできなかったけれど、薬を使わず、自然治癒していたら、もっと
スッキリしたんでしょうね。 結構、インフルエンザとタミフル共に気に入った二へドンでした。

28日の記事更新が無かったので、「 病が重く・・・? 」 と思ってしまった方がいたらゴメンナサイ。
「 5日間は人に『感染す』 から、自宅で安静 」 と、お医者に言われました。
ギリギリOKの4月27日(火)から、商船三井 のキッズ・クルーズに参加していました。
これは、商船三井客船が、小学生から「海」をテーマにした作文と絵を募集し、応募者からクルーズ
無料ご招待者を選ぶというイベントでした。 約5倍の競争率を潜り抜けたラッキーな小学生200名と、その保護者が集結しました。 

二へドン、船の中で、溜まりに溜まっている記事の作成に励もうと ノートパソコンをちゃんと
持参したんですよ~。 そうしたら、何と、海の上では、WILLCOM の Air Edge は まるで
作動しなかった。 とほほほ・・・・・・・・。 2日間、さらに書きたい記事が溜まってしまった・・・・。
なので、元気にクルーズを楽しんでいたのですが、消息不明の2日間になってしまいました。

インフルエンザ・ダイエットで、スッキリした二へドンが、客船の中で、どの様な食生活を送って
しまったのか、ざっと、メニューだけを列挙いたします。皆様も、想像力をフル回転させながら、
暫し、客船クルーズのお食事をお楽しみ下さい。

3月27日(火)09:00 入室。 机の上に ヤマザキ製パンのブッセが4袋と200mlの牛乳パック
               2個が サービスされていた。
         11:30 三浦半島沖でデッキ・ランチ
               冷製白身魚のチロリアン・ソース / ミニ・アメリカンドック /
               コロッケ3種 ( えび・かに・牛肉 ) / フレンチ・フライド・ポテト /
               卵とじうどん / ビーフ・カレーライス / 鰻丼 / ミックス・ピザ /
               スパゲッティ・ナポリタン / アボカドとトマトのサラダ /
               温白玉ぜんざい / カット・フルーツ ( メロン3種、すいか、パイン他 )
               デザート盛り合わせ / ジェラート 4種 / オレンジジュース /
               麦茶 / 日本茶
         15:10 ラウンジ 「 海 」 にて ティー ・タイム                                     クッキー 5種 / コーヒー / 紅茶 / オレンジジュース

         18:30 ダイニング・ルーム 「瑞穂」にてディナー
               オードブル ~ 平貝とパパイヤ・コン・プロシュート キウイ・ソース
               スープ   ~ かぼちゃのクリーム・スープ
               魚料理   ~ 魚介のムース 花ズッキーニ詰め、 鱸 サフラン・ソース
               肉料理   ~ 牛フィレ肉のグリエ フォンドボー・ソース 季節の野菜添え
               サラダ   ~ 椰子の芽と完熟トマトのサラダ
               パン    ~ にっぽん丸特製パン & バター
               デザート  ~ アールス・メロン、 バニラとチョコレートのババロア
                         チョコレート・アイスクリーム添え
               お飲み物 ~ ハウスワイン ( 赤・白 ) 、 オレンジジュース、
                        ウーロン茶、コーヒー、エスプレッソ・コーヒー、
                        本日の紅茶 ( ぺティァガーラ・ティー )
3月28日(水)05:45 ラウンジ「海」 モーニング・コーヒー
               コーヒー、紅茶、
         07:30 ダイニング・ルーム「瑞穂」にて朝食
               若布と豆腐の味噌汁 / 紅塩鮭の火取り おろし大根添え /
               巻き焼き玉子 / 厚揚げ含め煮 / 千切り大根五目炒め煮 /
               メカブとろろ / 海苔 / 納豆 / 香の物 / 日本茶 /
               白粥 or ちりめん粥 or ご飯

               < ビュッフェ・コーナー >
               グレープ・フルーツ 、 カット・フルーツ 、 蜂蜜 、 メイプル・シロップ 、
               ドライフルーツのシロップ漬け 、 シリアル各種 、 オートミール 、
               フレッシュ・ミルク 、 乳製品各種  、トマト・ジュース 、 野菜ジュース、
               フルーツ・ジュース 、 チーズ入りスクランブルド・エッグ 、
               ボイルド・エッグ 、 グリルド・ベーコン 、 グリルド・ロースハム 、
               グリルド・ソーセージ 、 ハッシュド・ブラウン・ポテト 、 野菜スープ煮 、
               フレッシュ・サラダ 、 大根と貝われのサラダ 、 
               にっぽん丸特製パン&バター 、 ジャム各種 、 
               コーヒー または セイロン・ティー

25時間の間にこの食事!! どうです? 読んだだけで 500gは体重増えたでしょ?
タミフルで熱が下がった二へドンの食欲も快調!!
自称「船乗り」が船酔いなんか、する訳無いし・・・・・・・・。
お母さん、あの、インフルエンザ・ダイエットはどこに行ってしまったのでしょうね?

《本日のおまけ》
乗客の半数は小学生なので、ディナーの時は大方の母達が 「ムッ」と してしまったのです。
1. 「 ナイフとフォークは外側からって 言ったじゃない。 外側ってどっちよ? 外の側じゃないの?」
   「 ママ、この剣 カッコイイ!」 「それは剣じゃありません。 ナイフです。」
   「 音、立てない!!」 
2. 「 ママ、このスープ何?」 「かぼちゃよ。」 「ああ、かぼちゃのコーンスープね。」
   「 かぼちゃだから、コーンスープじゃありません。」「だから、かぼちゃのコーンスープでしょ?」
   「 お前はコーンスープしか飲んだ事ないんだね。」「コーンスープ以外にスープがあるの?」
3. 「 ママ、これ、らっきょう?」 「それは蕪よ。」

小学生とディナー、結構楽しいです。でも、男の子諸君! ディナーに慣れておかないと、
彼女とデートできないぞ~!!
  

Posted by ニヘドン at 00:56Comments(0)グルメ

2007年03月29日

6月15日トリオ・リベルタ 本日発売!!

本日午前10:00よりチケット発売開始されました!!

Live Collection #53
   ト リ オ ・ リ ベ ル タ

日時 : 2007年6月15日(金)   開場 18:30   開演  19:00
会場 : グリーンホール相模大野 多目的ホール   (小田急線相模大野駅北口徒歩4分)

料金 : ¥4,000.- 税込み  全席指定
      * 6歳以上のお子様よりご入場いただけます。

演目予定 : ピアソラ  / ブエノスアイレス午前零時、 タンゲディアⅢ、勝利、鮫、タンガータ、
         ガーデー / ジェラシー
         ガルデル / 首の差で、 想いの届く日、他。

主催 : (財) 相模原市民文化財団  ℡ 042-749-2200
協賛 : コカ・コーラ セントラル ジャパン株式会社
問い合わせ : チケットMove 042-742-9999 (10:00~19:00)
チケット販売 :チケットMove  042-742-9999
          電子チケットぴあ 0570-02-9999
          ローソンチケット  0570-000-777
          イープラス     eee.eplus.co.jp
          CNプレイガイド  0570-08-9999


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二へドン、今回のかぶりつき席は、チケットMoveさんが持っている様な予感がしていました。
ところが、今朝、息子がスキー合宿に行くので、横浜駅まで送って行かねばならなかったのです。
横浜駅まで来たのなら、チケットぴあの窓口で買っちゃえ!と、半分諦めながら頼んだら、
1列目ゲット!! いいじゃん、チケットぴあ。 窓口購入が良い のかな?
電話だと、2時間繋がらなかったとかいう話も聞くし・・・・。
窓口のお姉さん曰く、「機械が提示した前の方の席から順にお出しします。」
機械の微妙な接続が良いのでしょうか?
1列目に拘りたい方、発売日の10時に、相鉄線1階改札口の近くの
「 チケットぴあ ジョイナスプレイガイド 」 へ行ってみましょう!!

グリーンホールの「多目的ホール」の方なので、座席の基本配置を採用すると240席しか
ありません。皆さん、お買い逃しの無い様にね。このコンサートが行われる6月は、もう1年の半分
終わっちゃうという事!! と言う事は、石田様の演奏を聴く機会も、1年の半分終わっちゃうという事! うわ~、大変だあ!!!!


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駅の改札を抜けたら、「 トリオ 」 と書かれた幟が 何本も何本も風にはためいていた。
え? リベルタ? Bee? アパッショナート?
心をトキメカセテ よく見たら、 安楽亭の 「 大皿トリオ 」 の幟だった!
しょぼくれて 家に帰って来ました!!  

Posted by ニヘドン at 14:28Comments(5)チケット販売

2007年03月29日

牛タンラーメン 食べてやったり!

3月18日(日)
かねてから、行きたいと、 行く機会をねらっていた 「 ザ・ラーメン屋 」 に 行ってみた。
ここは、 hama1 スタッフブログで、その存在を知った。
佐藤君と 仙台旅行をした時に、本場の牛タン定食を食べ、その味の虜になった佐藤君が
喜ぶに違いないと 思ったのである。

場所は、大桟橋への道に入る すぐ脇。 シルク博物館の斜向かい。
小さな店なのに、幟が4~5本出ていて、結構目立つので すぐ 分かると思う。
幟は2種類あって、「 昔ながらの味のラーメン 」 と、 「 横浜唯一 牛タンラーメン 」 である。
古めかしいビルの2階部分にも 「 ザ・ラーメン屋 」 の看板が取り付けられていて、
「 商売してます!」 という 意気込みが伝わって来る。

いそいそと道路を渡り、入り口らしき所に行くと、ちょっと戸惑う。
「 入り口って ここで いいの? 」 こちらの躊躇いを お店のお姉さんが 察してくれ、
中から スライド式のドアを開けてくれた。

何と驚く事に、そこは ちゃんとした 店舗では無く、ビルの外側に 臨時にくっつけてみました!
夏場、江ノ島に出現する海の家の方がよっぽど立派で~す という感じ。
壁はアルミ箔シートとブルーシートのコンビネーション。
4人掛けのテーブルが4卓ある。
20年程前、韓国に嵌まり、何度も韓国を旅行したが、韓国の屋台酒場「 ポジャンマチャ 」
みたいな感じいっすむにだ。 二へドン結構、こういう感じ好き。

先客は常連さんみたいで、夫婦でお店のママさんと話が盛り上がっている。夫婦は犬連れ。
うわ~。 盲導犬じゃないのに。 随分 大陸的な店だな。
テーブル4つ分の壁側の席は1つの長いベンチで繋がっているので、ワンコがちょこちょこ 
ベンチ伝いに走って来て 佐藤君に愛想を振りまく。
飼い主の奥さんが、「 やっぱり 若い男がいいんだねえ。 」 と言い、 店内大爆笑!
厨房からも 笑いが聞こえてくる。 これは、ラーメン屋と言うよりは 居酒屋のノリですね。

佇まいは 韓国のポジャンマチャで、中の雰囲気は日本の居酒屋で、店内に流れるBGMはジャズ!
メニューはたくさんある。ラーメン各種。チャーハンとのセット。餃子。
ここは、やっぱり、横浜唯一の 牛タンラーメンを2つ頼む。
テーブルの上には、こしょう、酢、にんにく、七味、楊枝、割り箸が存在を主張している。
銀色のバットに入った長ネギも登場。この店、冷蔵庫の扉が 客席に向かって開く様に配置
されているので、常連さんは 自分で勝手に冷蔵庫を開けて 欲しい物を取っている。

牛タンラーメンが運ばれて来た。あれ? スープが辛そうな赤色に見える。 佐藤君の分も1人前
頼んでしまったが、大丈夫か? 二へドンは 葱を大盛りにして食す。
麺は細く、スープは 確かに昔懐かし風。 牛タンはとろ~り柔らか。
焼いた香ばしさが 好きな人は 最初から 牛タン定食を食べればいい訳だから、これはこれで
いいんじゃないの?

ごちそうさま。二へドン完食! 終始無言だった佐藤君の感想が気になる所だが、一応彼も完食!
牛タンラーメン1つ ¥1,000.-なので、千円札を2枚持たせ、佐藤君にレジに行かせたら、
請求金額は ¥2,100.-だった。 え~!! 消費税取るの~!? 今は内税だろう!?

店の外に出た後、佐藤君に感想を聞いた。
「 僕、細い麺が好き。」 そ、それだけ? 肝心の牛タンは?
彼はラスヴェガスで ラーメンを注文し、たった一口で 「 コシが無い 」 と言って頑なに食べなかった人なので、牛タンラーメンは、言葉好くなだけど、食べられると いう事で・・・・・。

この、ザ・ラーメン屋 県民ホールの近くなので、コンサートの前後に行ってみては、いかがでしょう?
ジョナサンなんか、めちゃ込むから、意外と穴場かも。
大陸的な大らかさが お嫌でなければ・・・・・。
石田様も結構気に入ってくれると 思います。  

Posted by ニヘドン at 12:01Comments(2)グルメ

2007年03月27日

ニヘドン 「タミフル」服用中

いやあ~、最近、記事アップのスピードが遅くなっていました。
コメントへの お返事も滞ってしまって、ごめんなさい!!

結論から言うと、ニヘドン インフルエンザB型で具合悪くなってました。

金曜日に狂言の鑑賞をした後、バスで3つ目の所の 「 くら寿司 」という 100円均一の
回転寿司に行きました。 その帰路、どうにもこうにも 身体がだるくて、ただならぬ予感がしたのです。 春休みはいろいろ 予定が入りまくりなので、土曜日に 近所の川田医院へ行きました。

ここの先生は女医さんで、60歳は過ぎていると思うのですが、かなりお色気をふりまいている
先生です。メイクは濃く、白衣の下のブラウスは第2ボタンまで外し・・・・・ちょっと・・・・ね・・・・。
ここの先生は賛否両論です。結構ズケズケ言うタイプなので、苦手な人は苦手なんでしょうね。
ニヘドンも、最初、ここは家主の母が毛嫌いしていたので、利用しなかったのです。
でも、他の医院では、超未熟児上がりで しょっちゅう熱を出す息子を、ただ何もせず、結局肺炎を
起こして入院という事を繰り返したので、結局川田医院に乗り換えました。

ここは、早め早めに対処してくれるので、乗り換えてから、ピタリと入院騒ぎをしなくなりました。
幼児を入院させると 情緒不安定になって その後のフォローが大変だったから、川田先生様様なの
です。

さて、病院へ行きまして、「鼻水が止まらなくて、頭が痛くて、腰も重くて・・・・・。」と訴えました。
熱は38.2度でした。
先生は おもむろにコットンを巻いた細長い棒をニヘドンの鼻の中に突っ込みました。
これでもか! これでもか! ぐごごごご・・・・・・・・・ 痛い! 苦しい! ふがふが・・・・・!
「 先生! そんな 長い物、そんな奥まで・・・・・無理です!! もう、やめて~!! 」

実はニヘドン、滅多に病気をしない人なので、インフルエンザにかかった事が生まれて初めてなら、
インフルエンザ検査をするのも 生まれて初めてなんです。
今までは気合いと筋肉で乗り切って来たんだけど、最近、石田様への恋にやつれちゃったかも・・。
検査の結果、インフルエンザB型!!
処方された 薬がタミフル!! おお、今話題のタミフルを、ニヘドンが身をもって実証する!!

効く~!! この薬は効きますよ! 飲んでから、1時間位で、張っていた喉や肩が スッと楽に
なって、頬が火照る位の熱も みるみる下がっていくのが体感できるし。
仕事が泰めない・・・・・あ、違ったわ。 休めない人には 救世主の薬です。

で、皆さんが一番知りたい異常行動についてなんですが、これは、何も言えません。
致命的なのは、ニヘドンが未成年者では無いという事。 大分、とうが立っているしね。
後、タミフル飲まなくても、石田様の事を考えただけで、既に異常行動だしね。
妄想も激しいしね。


結論 : ニヘドンの場合、タミフルよりも、石田泰尚様によって異常行動を引き起こされる。

石田様、皆様、インフルエンザには気をつけて下さい!!
  

Posted by ニヘドン at 00:57Comments(7)徒然

2007年03月26日

石田様が 「 AERA 」 に露出 !!

今更で ごめんなさい。
もう 既に モンともさんや アコさんから お知らせを頂いてしまいました。

「 AERA ’07.4.2 No.16  特価390円 増大号 アエラ 」 でございますよ。
間違えて 「 AERA English 」 を 買わないでね。

記事アップが遅れてしまたのは、いろいろ理由があります。
まず、今夜 青島さんと神奈川フィルの「 ヴィアマーレ・ファミリー・クラシック Vol.6 」 を
息子と聞きに行くので、午後の英語の仕事を全て 午前に振り替えたのです。
春休みは、こういう事が出来るからいいよね。

ところが、午前中本屋に行く暇が無くなっちゃって、近所のコンビニ4軒回って、どこにも無くて、
結構イライラしてました。 ヴィアマーレに行く途中で保土ヶ谷駅のスリーエフで2冊ゲットしました。
写真がすっごく格好良い~!! いやあ、つくづくイイ男だよね~!! 写メ! 写メ!
写真を撮ってくれた渡辺誠さん、石田様を格好良く撮ってくれて ありがとう!!
いいなあ。。。。。「 愛 」 がある写真だよ。 でも欲を言えば、外山君位大きい写真を載せて
ほしかったし、ポスターとかピンナップとか 秘蔵DVDとか、いっぱい 付録をつけてくれても・・・・。

あ、まだ AERA をゲットしていない方の為に、ちょこっと 内容を・・・・・。
記事のタイトルは 「 リアル『のだめ』の 王子たち  ~ クラシックに「倭流イケメン」の時代到来」
石田様の他に 外山啓介君、大萩康司さん、古川展生さん、NAOTOさん、金聖響氏が出ています。
ライターは、坂口さゆり、桑原利佳という人達なんだけど、彼女達の記事に大ブーイング!!
取り上げている6人は全員音楽家なのに、彼らの「 音 」 に関する記述が皆無なんですよ。
チケット完売とか、石田様のピアスとか、目に見える事象だけを ズラズラ書き綴っているだけ。
音を論じないなんて、音楽家に対して失礼だと思うの。

AERAの記事で石田様に興味を持って検索しているうちに 「ドンドン日記」に辿り着いてしまった
方々に言いたい事があります!! 石田様の最大の特徴は、美しいヴァイオリンの音色と、
妥協を許さないストイックな、演奏に向けられた情熱なんです!!
あの記事を鵜呑みにしないで、ぜひ 神奈川フィルの定期演奏会にでも行って下さい。
ライターの人達、クラシックなんて一度も聞かずに記事書いたんじゃないの?

内容も5~6年前からネットで公開されている内容をなぞっているだけで、全然新しい事が書かれていない。電車の中気吊り広告も『 イシダ様 』とカタカナ表記くだったので、中吊り広告を見たのに気づくのが 遅かったぞ!!

「熱狂的な女性ファン」の1人と致しましては、あの記事の内容には大いに不満です。
AERAさん、今度は 「 熱狂的な女性ファン 」 である ニヘドンに 記事を書かせなさい!!
皆が知らなかった石田様を 鋭く抉った記事書くから。 写真もニヘドンが撮るから!!

いくら、音楽雑誌じゃないから、音の話題はノータッチなんて、AERAの読者も見くびられたものよ!

記事の最後に、クラシックジャーナル編集長のコメントがあって、これが秀逸!
「 既存の男性ファンが好きなのは、クラシックというジャンルであり、音源の背景にある物語なんかに拘りがある。それに対して女性は、個人限定が多い。浮気をしない限りは特定の人をマークするわけだから、根強いよね。」

はい、正にその通りでございます。
ニヘドンは これからも 石田泰尚様限定で、根強く 追っかけて行きますよ~!!


《本日のおまけ》

Bee 3大協奏曲の会場で先行予約をしていた 10月28日のBeeコンサートの席番通知が来た。
「 1列目希望 」 と書いたら、本当に1列目だった。 しかも、1番端っこ!! とほほ・・・・・・。
今度から 「 石田様の前 」 と書くわ!!  

Posted by ニヘドン at 23:37Comments(4)

2007年03月25日

狂言をもっと楽しもう!

「 杉田劇場開館2周年記念 
     
       狂言をもっと楽しもう! 」

日時 : 2007年3月23日(金)    開場 18:00   開演 18:30 
会場 : 杉田劇場 ホール
曲目 : 狂言 「 柿山伏 」 シテ ( 山伏 ) 山本 東次郎
                   アド ( 柿主 ) 山本 則俊 

      狂言 「 首引 」  シテ ( 親鬼 ) 山本 則重
                   アド ( 鎮西ゆかりの者 ) 山本 則孝
                   アド ( 姫鬼 ) 山本 泰太郎
                  立衆 ( 鬼の眷属 ) 山本 則秀
                   〃      〃     遠藤 博義
                   〃      〃     若松 隆
                   〃      〃     山本 則俊

金曜の夜は、佐藤隆介君のフィギュア・スケートの練習日だが、3月23日は たまたま
スケートのレッスンが休講だったので、狂言を見に行く事にした。
杉田劇場は出来て2周年。新しい ( でも、とっても小さいの。 全部で200席位かな? )
劇場に、能舞台が誂えられて、凛とした、身が引き締まる様な空間が出現していました。
クラシックの演奏会場とも また 違う雰囲気を 暫く 楽しんじゃいました。

何故、狂言なのかと 言うと、佐藤君もニヘドンも 本物の狂言を見た事が無かったから。
いや、ニヘドンは もしかしたら 子供の時に見た事があるのかもしれないけれど、覚えて無い。
そして、数年前、横浜能楽堂の「子供狂言ワークショップ」のオーディションを受け、落ちた事が
あったから。 いつか来るであろう リベンジの日に備えて、勉強しておくのだ!

3つ目の理由は、佐藤君が国語の授業で使っている 光村図書の教科書( 6年生 )に、
山本東次郎家の台本の「柿山伏」が掲載されており、そのページに使われている写真と同じ出演者
で 上演されるからです。 常々、机上の知識を嫌っている ニヘドンに取ったら、これは、
机上の知識を本物の知識に変える、又と無い良い機会だったのであります。

ところが、肝心の佐藤君、国語の授業で 「 柿山伏 」 をやった覚えが無いと言う。 ええ~?

「 柿山伏 」 は上演時間 20分。 「 首引 」 は25 分。 2つを上演した後 10分間の休憩。
その後、第2部は 事前公募の小学生20名を舞台に上げ、狂言の立居体験。
立ったり、座ったり、摺り足で歩いたり走ったり、笑ったり泣いたり。

そして、残りの時間は、山本東次郎さんが狂言の鑑賞の仕方を解説してくれました。
30分位しゃべっていたかな? 狂言は、台詞回しが、まだるっこい位に ゆっくりなんですが、
東次郎さんの 普段の喋りは、明石屋さんま張りの マシンガントークです。
羽田健太郎氏と対決させたいと思ってしまいました。
この解説は 有り難かった。 狂言の基礎が よく 分かりました。
例えば、狂言の台詞は、何故ゆっくりなのか?
・・・・・・・・・・ 言葉には言霊が宿っているから、必要最低限の台詞を よく吟味して 客席に
         伝え様とするから。
白い肌襦袢の意味は?
・・・・・・・・・・ 狂言では、「 白 」 という色は、存在が無いという意味がある。
        西洋では、人間の身体は美しい物と考えるが、東洋では、人間の身体は、何れ
        朽ち果てる、美しく無いものと考える。だから、美しく無いものに、白を被せて、存在を
        無くしてしまう。 でも、背中にオレンジ色の小布が縫い付けられている。
        これは、白は白でも、死に装束とは違うと言う事だそうな。
暴力シーンがダサいのは何故?
・・・・・・・・・・ 狂言では、人間一般の人々が持っている愚かしさを表現しようとしている。
         表現様式の中で、いくつかタブーがあり、1つが、観客を驚ろかさない事。
         そして、不快な思いをさせない事。だから、現代のTV ドラマや映画の様に
         血みどろ映像は有り得ない。

等など。
ニヘドン、すっかり、東次郎さんのファンになりました。
やっぱり、己の芸を極めた人の言葉は重い。これは 石田様ヴァイオリンの音に共通するよね。
そして、東次郎さんの言葉で一番心に残ったのは、
「 同じ舞台を見ても、自分と隣の人とでは、全然感じ方が違うかもしれない。でも、それでいいんです。狂言は、あくまでも、見る人に、全ての考え方をお任せしています。」 というもの。
ニヘドン、この言葉を聴いて、「あ!」と思いました。
これって、音楽にも 全く同じ事が言えると思うのね。
大方の人が、これが良い演奏ですって 言うから、自分もそう思わなくちゃいけないって事は無い
よね。 ニヘドン、ブログを始めてから、来るべきクレームを予め予測して、予防線張っちゃって、
正直さが弱まっていたんじゃないの? 自己反省をしつつ、杉田劇場を後にしたのでした。

狂言は全部で200場 程あるそうです。 むふふふ。ニヘドン全部制覇してやるって思っちゃった!
実はニヘドン、昔から結構 日本の伝統芸能は好きで、大蔵流鼓奏者の大蔵正之助さんが
ずっと好きでした。 10年程前、南区のお三宮の境内で、夜、薪能をやったのね。
それを見に行って、いつも鼓は舞の伴奏として、裏方ばかりだけど、正之助さんが一人で鼓を
演奏したんです。 それが、すっごい格好良くて、目も心にも ハートが飛び交いました。

能楽は大蔵正之助さん! クラシックは石田泰尚様!
音楽と格好良い男!! クラクラっと来ますね~!!  はあ~!! Love! Love!  

Posted by ニヘドン at 00:53Comments(4)演劇 / ミュージカル

2007年03月24日

全く ヴァイオリンのヤツときたら・・・・・後篇

私が 養子縁組をした 泰次郎君は、初っ端から弦が切れ、ヴァイオリン初心者であるニヘドンの
お先を真っ暗にしてくれた。
大体、旧石器時代から連綿と続いて来た、先祖代々の血筋の中で、ヴァイオリンを習うという人は
ニヘドンが初めてなのである。 ニヘドンのDNAに 「 ヴァイオリンを弾く 」 という情報は皆無である。 でも、そんな事言ったら、明治時代にヴァイオリンを習い始めた日本人の全員が、
「 ヴァイオリンを弾く 」 DNA は持っていなかったよね。 よし、頑張れ、ニヘドン!!

まず、音を出す時に、他の弦に触れてしまうので、各弦の角度を身体にたたき込む事を意識した。
考えなくても 身体が自然に動く所まで、やりたいよね。
もう、がむしゃら。

1ヶ月程、経過。 家で自分では調弦しない。 だって又、弦切りそうで怖いもん。
だから、レッスンの初めに 先生に調弦して 頂くのが 「 命 」 !!
悲しい事に、ヴァイオリンのレッスンは 月に3回のみ。 だからレッスンとレッスンの間が2週間
空く事がある。 これは辛い。 音が狂っているのが 分かっていながら、どうする事もできない。
弦を切らない様に、そっと ペグを微妙に 触わってみるが、その程度で音に変化は無い。
近所に 「 調弦屋 」 なんて出来たら、ニヘドン毎日通い詰めるよ!!

ある日、家で気持ち良く練習していた。ベートーヴェンの「喜びの歌」が弾ける様になり、丁度
11月だったので、気分的にイヤがおうにも 盛り上がる。
「 ガ ッ タ ~ ~ ~ ン !!!!!!!! 」
車が ぶつかったのか!? 爆弾でも落ちたのか!? 
自分の身の近くで 突然起こった 物凄い衝撃音に 度を失う。 何が起こったのか分からない。
「 ぶ に ょ ~ ん ・・・・・・・ 」
情け無い音が その後に続く。  ??? まだ 何が起こったのか分からない。

ヴァイオリンの駒が倒れていた。・・・・・・・・・・・・・・・
や、 ・・・・・・・ 泰次郎君・・・・・・・・ 君は一体どうしたの?・・・・・・・・・・・
YAMAHAに電話をする。
「 あの、あの、ヴァイオリンの駒が倒れてしまったんですけど!! ( 絶叫 )
  あの、その、実は私、先月から習い始めたばっかりで、どうしたらいいか 分からないんですけ    ど! ( 大絶叫 ) 持って行ったら 治してもらえますかああああああ !! 」
もう、電話口で泣き叫んでいた。 土曜日で 英語レッスンの仕事は無かったので、早速
YAMAHA に飛んで行く。 もうさすがに 家主には頼めないよね。

「 あの、あの、先程電話した者なんですけど、駒が・・・・駒が・・・・・・・」 ( 嗚咽 )
エプロンをした 若いお兄ちゃんが 出てきて、私の 泰次郎君を受け取る。
「 ああ、これは すぐ 出来ますよ! 」 彼の言葉に ホッと安堵。
お兄ちゃんは、4本の弦を全て緩める。 うわ!1度に4本も!! 大胆!
ニヘドンには決して真似が出来ないわ。
あっと いう間に駒を起こす。

「 あ、あの~、ついでに調弦も してもらっちゃったりなんかしてもらえますよね~ ?」
日本人とは思えない怪しい日本語を操りながら、図々しいお願いも試みる。
無言で頷くお兄ちゃんは、弦を弾じくだけで あっと言う間に調弦完了。 やおら弓を手に取ると
泰次郎君を奏で始めた。
ニヘドンのヴァイオリンは、( 後で知った事だが ) SUZUKI の一番値段の安い 初心者用
3点セット ( ヴァイオリン本体、弓、ケース ) 。
安いから 音は悪いと思い込んでいたら、 お兄ちゃんの出す 甘い華麗な音は 衝撃!!
楽器売り場に ひと時、泰次郎君の耽美な調べが 流れたのであります。

う・・・・うまい。 このお兄ちゃん、エプロンなんかして、バイトの子っぽい風情でありながら、
こんなに ヴァイオリンが上手いんだ!! ほけ~・・・・・・。
ニヘドン、石田様に Love し始めてから、ヴァイオリンの上手い人には無条件降伏する事に
している。 脱毛! あ、いえ、脱帽!!
お兄ちゃんは、クロスで泰次郎君を磨いた後、ニヘドンに返してくれた。
本日の代金 無料!! ありがとうございます!!

それから さらに 1ヶ月後。 「 愛はかげろうのように 」 の練習に入る。
わずか 2ヶ月で、有名な曲ができるなんて、さすがだね!! 石田様、待っててね~!
ピアノだったら、まだ バイエルやってるよ! 多分。
12月は 石田様のステージの回数も多く、軒並み追いかけたニヘドンのボルテージも上がりっぱなし。
気持ち良~く、気持ち良~く、「愛はかげろうのように」を 練習する。
ニヘドンの脳裏には 石田泰尚様とニヘドンの愛のデュエット・シーンしか浮かんでいない。
「 随分 ヴァイオリンが上達したんだね。」
「 いやだ、お世辞なんか言わなくていいのに・・・・・・。 きゃふ・・・・・・!」
ピンク色の もやもやの中に埋没していく その瞬間、
「 バーチーン!! 」

へ? バチン? チキリン・デ・バチン?
又もや、何が起こったのか分からない。・・・・・・・・・・・・・・・・?
恐る恐る 泰次郎君を見る。
でろりーん!!
切れたA弦が 虚しく垂れ下がっていた。 や、泰次郎君。あなたは 何で又そんな風に・・・・・・。
今度はYAMAHA に電話する事無く、むんずと ヴァイオリンケースを摑むと、電車に乗って
YAMAHAに 乗り込んで行った。
だって、もう年末だよ。 このまま正月休みに ヴァイオリン弾けなかったら、ニヘドン発狂しちゃうよ。

ワシワシと階段を上がり、2階の弦楽器売り場に行く。
仁王立ちになり、「頼もう~!!」 とは 言わなかったけれど、相手に有無を言わさない様に
「 弦が切れたので 取り替えて下さい!!」 と主張。
正月休みに ヴァイオリンが弾けるか弾けないか、ここに かかっているんだから!!
調弦が出来ない人が、弦の張替えが 出来る訳 無いでしょう!!

今日は前回のエプロン兄ちゃんは おらず、女の子が応対してくれた。
「 弦の張替えは簡単ですから、今日見て、覚えて帰って下さいね!!」
分かった。見た。・・・・ 覚えられなかった。・・・・・ ( 泣 )
ニヘドンが 弦の代金をレジで払っている時、若くてきれいなお嬢さんがやって来た。
彼女はニヘドンの隣でヴァイオリンケースを開け、店員さんに言われた。
「弦の張替えは簡単ですから、今日見て、覚えて帰って下さいね!!」
ほら、見ろ! こういう客は ニヘドンだけじゃ ないんだって!! うししし。
分かった。彼女のヴァイオリンの弦の張替えも見た。・・・・ 覚えられなかった。・・・・・ ( 泣 )

1月・2月は、トラブルが皆無だった。 先生からも、 「 大分状態が安定していますね。」と
言われた。 だって、ヴァイオリンは、乾燥が大敵だと分かったから、家では スチームもくもく
たいて、洗面器にお湯をはったものを部屋において、洗濯物もその部屋の中で干す様にして、
シャンプーした髪が濡れているうちにヴァイオリン練習するんだもん!!
やっと、泰次郎君も良い子になってきた・・・・・と思った矢先・・・・・・・。

3月は金曜日が5回ある。月3回のレッスンだから、2回はお休みになる。
9日と16日が連続で休みだった。 うへえ~。レッスンとレッスンの間が3週間もある。
こういう時に限って・・・・・・あ、駄目駄目、不吉な事考えちゃ、駄目駄目!!

ヴァイオリンケースから泰次郎君を取り出す。
お、おおおおおおお! ペグ( 糸巻き ) が4つ共、外へ飛び出している!!!
これって、誰かがいじったんじゃない? 触わりもしないで、こんな風になる????
ペグが緩んでいるという事は、弦だって 案の定 4本とも全部 デロデロ。
ああああ! 恐れた通りになってしまった!!!

結局 自分1人で 調弦出来ず、1週間ほとんど 練習にならなかった。
石田様~!! こんな時助けてほしいのよ~!!! ダーリン、助けて~!!

ニヘドン、自分でヴァイオリンを習い始めて 分かった事がある。
ヴァイオリンは、弾くだけなら、大人から始めても 大丈夫。 でも、ヴァイオリンに言う事を聞かせる
のは至難の業。 ヴァイオリンは人を見るぞ。
石田様の美しい音色の秘密。 それは、ヴァイオリンが石田様の言いつけを忠実に聞いている
からかもしれない。

[ 後日談 ]
あまりにも ニヘドンが調弦ができないので、先生の薦めで オート・チューナーを買った。
たまたま 3月31日が YAMAHAのショップの棚卸で セール開催中だったので、オート・チューナー
は、 30%引きだった。 ついでに、弦を4本大人買いすると20%引きだというので、少し高めの
ナイロン弦をセットで購入。ついでに 本体を拭くクロスも購入。このクロス平均2,000円前後。
高いよ~!! 徳永二男氏印のクロスもあったが、めちゃ高額で手が出なかった。

で、オート・チューナーも慣れていないので、4本調整するのに、45分かかりました!! ( 惨 )  

Posted by ニヘドン at 15:01Comments(10)徒然

2007年03月24日

全く ヴァイオリンのヤツときたら・・・・・ 前篇

私、ニヘドンが、ちょっと練習すれば石田泰尚様張りの演奏が 出来るのでは無いか? という
妄想にかられ、自分も ヴァイオリンの練習を始めたのが、昨年の10月。
今月で 約6ヶ月が経過する事になる。

最初、どこで習うか迷った。個人で看板をかかげている所。前から知っていたのは、弘明寺にある
弘明寺音楽院。 何度も教室の前を通った事がある。 ヴァイオリンを始め、ヴィオラ、チェロなど
弦楽器のラインアップが充実しているらしい。
フリーペーパーにも、大人の音楽教室と称して、ヤマハ、カワイ、有隣堂などがよく広告を載せて
いるのも目にしていた。

賢い消費者は、まず、複数の教室の資料請求をし、レッスン料やシステムの比較検討を行い、
実際に教室を訪問し、雰囲気や他の生徒の様子等を把握し、体験レッスンを受け、先生との
相性や、レッスンの進め方を確認・納得してから、ベストと思われる所に申し込むであろう。

しか~し、石田泰尚様との電撃的な恋から1年2ヶ月が経過し、石田様への想いが
うなぎ昇りなニヘドンが、賢い消費者になれる訳が ありませんよね?
しかも、細木数子先生の六星占術の本を読んだら、ニヘドン、10月は「種子」の月。
新しい事を始めるのに適している月! これはもう ヴァイオリンを始めるしかありませ~ん!!
10月からヴァイオリンを始めるなら、9月には体験レッスンを受けておかなければ・・・・!!

ニヘドン、家を飛び出しました! どこに行くあてが あった訳でもありません。
頭の中は、「石田様~!」 「 石田様~!!」 「 石田様~!!!」 と、そればっかり。
でも、人間はちゃんと無意識下でちゃんと思考しているものですね。
ニヘドンの足は横浜駅西口のヤマハへ向かいました。息子がまだヤマハの音楽教室に在籍して
いた頃、子供の合唱グループのメンバーになり、何度か そこの 練習に連れて行った事があったの
です。 パンフレットをむんずと 掴み、取りあえず帰宅。

ピアノ、エレクトーン、ヴォーカル、ギター、ドラムス、チェロ、トランペット、トーンチャイム、
何でもありますわ。 当然ヴァイオリンもありますわ。
電話しましたわ。  5つ位体験レッスンの日にちを教えてもらい、一番時間に余裕のある
金曜日にお願いをしました。 

まだか・・・・まだか・・・・・体験レッスンの日はまだか・・・・・・・。
ニヘドンは 自分が石田泰尚様と 愛のヴァイオリン・デュエットを奏でている 幻覚だけを見て
体験レッスンまでの 日々を過ごしたのでした。

いよいよ 体験レッスンの日!!
サイレントヴァイオリンを借りて、体験レッスン。先生はゴージャスなフレアースカートをなびかせた
女性で、レッスンは 気に入りました。 この日は開放弦だけを使って音出しをするのですが、
「3歳から習い始めなければ、ヴァイオリンは弾けない!」 と思い込んでいた ニヘドンは
「 私でも いける! 」 と 思ってしまったのでした!!
石田様!待ってて!! ニヘドンもいけそう!!!
体験後、「 入会します!!」と 受付カウンターのお兄さんに熱く叫んだニヘドンは、全然賢い
消費者では無い。 普通、やる気があっても、 「 家に帰って、主人と相談してみます。」とか何とか
言うのが常套手段だろう? 他の教室を見学しなくて いいのかあ~?
他の教室には、石田様に激似のイケメン講師がいるかも しれないんだぞう!!

さて、翌日、ニヘドンは京急上大岡へ走る。 昨日、折角習った事を、家で練習しなければ
忘れてしまう。 ヴァイオリンをゲットしなければああああああああ!!!!!!!
何故 上大岡へ走ったかと言うと、京急のポイントカードが もう少しで1,000 ポイント
貯まりそうだったからである。 ヴァイオリンの代金のポイントだったら、文句無しに 貯まる!!
新星堂に楽器を売っているコーナーがある。

ショーケースの中にヴァイオリンが1台ある。
売り場のおじさんを掴まえる。 「あの ヴァイオリンを下さい!!!!!!」
おじさんは、後ろに のけぞり、口を あんぐり 開ける。
「 こ、これは、初心者用の セットですが・・・・・・・・・。」
「 はい! 下さい。 すぐ持って帰れますよね? 」

この話を ヴァイオリンの先生の門下生の新年会で披露したら、全員たまげてくれた。
「 他と比較しなかったんですか?」 「 音を出さずに買ったのですか?」 「 迷わなかったの?」
迷うもなにも、あの店には 1台しか置いてなかったんだから。
「 カタログを見て 注文しなかったの?」
だって、今欲しいんだよ! 取り寄せている間に 体験レッスンでやった事を忘れてしまったら
どないすんの?

これで、家で毎日ヴァイオリンの練習が出来る様になった。 にんまり。
翌日、練習前に調弦の真似事をしてみる。 
ブチ!!  
あああああああああああ!!!  弦が切れた!!   ああああああああああああああ!!

早速、新星堂に泣きの電話を入れる。 「 弦が切れちゃったんですけど、張り替えてもらえますよね
?」 「 あららら、 もう切っちゃいました? ええ、 持って来てくれれば、張り替えますよ。」
その日、ニヘドンは仕事が夜の10時まであり、行かれないので、家主に持って行ってもらう。
泰次郎君 ( ニヘドンのヴァイオリンの名前 ) は、実の息子より 手のかかる子供であった。

続く・・・・・・・・・・。  

Posted by ニヘドン at 01:18Comments(2)徒然

2007年03月23日

横浜の名物人間達

横浜の名物人間と言えば、もうこれは「メリーさん」を挙げても、大方の異存は無いでしょう。
メリーさんが横浜から姿を消す、最後の2~3年間、ニヘドンは我が子を関内駅前の幼児教室に
3才から通わせていたので、教室の前後に、よく伊勢崎町界隈をブラブラしていました。
だから、ニヘドンの視界に、絶対メリーさんが入っていたのに、意識した事が無い。
確か、バーガーキングで、ニヘドンの通路を挟んだ向かい側のテーブルにメリーさんが誰かと
一緒に座っていたのを ウッスラ覚えている様な、いない様な。

大体、メリーさんを見て驚く人は、伊勢崎町辺りをベースにしていない人達だよね。
ベースにしている人達は、メリーさんがいる事自体、空気があるのと同じく当たり前過ぎる事だったよね。もう、メリーさんはいないので、映画でも見て、彼女を偲ぶのが関の山ですが、
いやあ、メリーさん程では無いですが、まだいますよ!! を名物人間達が!!

1. 指サックおばさん。
   京急井土ヶ谷駅前のガード下 ( マルエツ側 )に午前8:00~10:00頃出没。
   ニヘドンは土・日に井土ヶ谷駅を利用するので、土・日に毎週必ず見るが、他の人の目撃情報に
   依ると、平日も同じ時間帯にいるらしい。
   彼女は、半分壊れているベンチの脇にしゃがみ込んでいます。
   服装は、時々変わります。古ぼけてはいるが、まあ、お年寄りがよく着る様な普通の格好です。
   普通じゃ無いのが、両手の指10本全部に、指サックをしているのです。
   最近の指サックって白っぽい感じの物が多いじゃないですか?
   彼女の指サックは、昔ながらの使い込み過ぎて黄ばんだ・・・・・・・。何だかなあ、の指サック。
   で、しかも 指にピッタリ はめてないんですよ。 第一間節までしか はめてないので、
   指先が空気だけで「 ぺにょ~ん 」なんです。

   しゃがんだまま、でもその指サックを見せたいみたいで、10本の指をやや開いて、
   指を上に胸の前にかざしているんですよ。そして じーっとしています。

   ニヘドンと指サックおばさんの遭遇率は高いので、時々、指サックおばさんが自動販売機で
   飲み物を買っている所も目撃します。 あの指で、どうやってコインを投入したのか不思議です。
   飲み物を取り出すのも、結構大変じゃないのかと、思うのですが・・・・・・。

   よく、小銭を30枚位 両手に抱えています。 チャラチャラ音を立てている時もあります。
   彼女が、何処から来て、何処へ帰るのか、一度調べてみたいのですが・・・・・・。
   声でも かけてみましょうかね?
   大好きな大好きな石田様にも 「 こんにちは 」 の一言も言えないニヘドンは駄目だな。

2. 簀巻きおばさん。
   関内駅前のバス停のベンチに出没。メリーさんを髣髴とさせるドレッシーなワンピースに
   ハイヒール。でもハイヒールと足の間には新聞紙が挟まれている。 足が濡れたのか?
   髪もパーマが当てられ、街中のおばちゃんより 小奇麗な感じ。 足元の新聞紙さえ
   無ければ・・・・。 小柄ですごく痩せてる。 で、注目すべきが、ピンク色のキルトのマットみたい
   な物を 身体にピッタリ巻いているのです。 一人では不可能な程、余りにもピッタリなのです。
   両手はキルトの中です。 どうやって巻いたのだろう? これって、誰かが巻いてくれなきゃ、
   普通、1人では無理だよ。 ニヘドン、バスが来るまで、簀巻きのまま眠っているおばさんを
   凝視してしまいました。

3. 金魚鉢おじさん。
   金魚鉢 ( 丸くて、上部がチューリップ状にうねっている奴 )に水と金魚を入れて頭に乗せ、
   自転車に乗って、井土ヶ谷から弘明寺辺りに出没。ステテコに腹巻の時もあれば、
   キャンディ・キャンディ風ドレスの時も有り。 何れにしても 金魚鉢は必ずある。
   お花見シーズンになると 遭遇率アップ。
   ニヘドンの知人は、彼を京急品川駅で見たと言っていたので、彼の行動半径は意外に
   広いのかも・・・・?

4. 戦争おじさん。
   羽衣町のバス停に出没。 自称中国人で、太平洋戦争中に、日本兵として出兵したらしい。
   その話をバス停で大声で怒鳴るおじさん。 息子の幼児教室帰りにバス停で必ず見かけた。
   毎回の彼の話は大体同じ。 日本軍の上官と、中国共産党が大嫌いらしい。
   時々、「ハハハハハ!」と笑うので、怒っているのか、楽しいのか よく分からない。
   ある日、おじさんが ガバっと財布を開け 1万円札を20枚位見せられた事がある。
   うわあ~、おじさんと仲良くしちゃおうかな?と言う誘惑にかられた。
   かと思えば、ある日 おじさんが クルクルっと ズボンの裾を膝上までたくし上げ、
   戦争中 銃剣で刺されたと言う 脛を見せられた。
   でも 毛むくじゃらで 傷なんて見えなかった。

横浜って 面白過ぎる!!
願わくば、ヴァイオリニストを追っかけている 馬鹿な女が横浜にいるなんて事を どこかのブログに
書かれていない事を祈る。
  

Posted by ニヘドン at 07:17Comments(5)

2007年03月22日

6月3日の石田様チケットゲットしました!

いつも、チケットをゲットしようとする時、どこで ゲットすべきjか ちょっとだけ悩む。
特に、石田様に かぶりつこうという下心にメラメラ燃えている ニヘドンは、
どこの媒体が かぶりつきシートを 保持しているのか、大いに気になる所である。

主催者に聞けば簡単なんだろうだけど、ニヘドン、仕事が終わるの 夜10時だから、
大抵の事務所は閉まっている。 何度留守録のメッセージを空しく聞いた事か。
そして、翌日は大抵10:00から オープンする 事務所が ほとんどである。
ニヘドンの朝は早い。 毎日何かしらの用事で8:00には出掛ける。 そしてそのまま電話を
かけられない 状況に身を置く。 ああ、今日も電話をかけられなかった・・・・・。
こんな日の連続。

で、6月3日のチケットを どこに頼むのか、 ずっと思案していた。
Min-on に電話をする 機会がずっと 無かった。
かぶりつき席を持っているのは、Min-on さんか、東京文化会館まで行った方が確実なのか・・?
一昨日までは、東京文化会館まで買いに行く予定にしていた。
しかし、今朝になって、上野まで行ってしまったら、フラワーアレンジのレッスンに遅れる事に
気がついた! 仕方無い。 横浜駅のチケットぴあで買おう。
だって、Min-on への電話が繋がらなかったら、心臓発作起こしそうだもん。
ニヘドンの今までの経験では、チケットぴあで、かぶりつきシートは まず有り得ない。
しかし、一番の安全パイだもん。

カウンターに行くと、先客がいた。 ひどく時間のかかる やりとりをしている。 イライラ。
ふー。 やっと ニヘドンの番が回って来た。
「 あの、あの、希望の席選べますよね? ね? ね?」
「 ええ。 こちらで販売する中では、お選び頂けますが?」
「 あの、あの、出来たら、出来たらでいいんですけど、出来たら なるべく 前の方の席なんて、
  あったら、いいかなああ・・・・・なんて・・・・・ハハ・・・・・・・・・・ハハ八・・・・・・・・ 」
「 はい。 1列目のこちらは いかがでしょうか? 」
「 い・・・・・・・? 今 何て? い・・・・・? 1・・・・・・?1列目・・・・・・・・?」

チケットぴあで 1列目? 嘘だろう・・・・・・?
ちょびっと 左に寄りすぎている。 これでは 中岡さんの背中しか見えんばい。
「 も、もちょっと、真ん中辺なんて・・・・・・・・ど・・・・・・・・どう・・・・・・で・・・・しょう・・・・か・・・・?」
「 もうちょっと真ん中ですと、 E列がありますね。」
「 い、1列目でお願いします!」 キッパリ!!

か、買えたぞ!!  チケットぴあだって かぶりつき席あったぞ!!

それでは皆様、6月3日にお会いしましょう!! いざいざ!  

Posted by ニヘドン at 13:18Comments(4)

2007年03月22日

3月21日 また石田様にかぶりついちゃいました

2007年3月21日(水・祝) 

シュナイト音楽堂シリーズ Vol. X  「 フィルハーモニーの原点 」

会場 : 神奈川県立音楽堂    開場 14:30   開演 15:00
指揮 : ハンス=マルティン・シュナイト ( 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 主席客演指揮者 )
演奏 : 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演目 : レスピーギ / リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲 ( 1931 )
                Ⅰ・ イタリアーナ
                Ⅱ・ 宮廷のアリア
                Ⅲ・ シチリアーナ
                Ⅳ・ パッサカリア
      ラヴェル / 組曲 「 クープランの墓 」  ( 1919 )
                Ⅰ・ プレリュード
                Ⅱ・ フォルラーヌ
                Ⅲ・ メヌエット
                Ⅳ・ リゴードン
      ・・・・・・・・・・・・・ 休憩 15分 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       ベートーヴェン / 交響曲第2番 二長調 作品36 ( 1802 )
                Ⅰ・ アダージョ・モルト - アレグロ・コン・ブリオ
                Ⅱ・ ラルゲット
                Ⅲ・ スケルツォ : アレグロ
                Ⅳ・ アレグロ・モルト


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実は今日、急に来る事を決めたので、心穏やかに音楽を聞く心持ちでは無かった。
おまけに、コンサート前に腹ごなしをしようと 入ったイタリアントマトJr. が、オーダーした
スパゲティーを 待たせる待たせる。 食べ終わったら 14:40 だったので、
紅葉坂を ヒーヒー言って 早足で上がる羽目に・・・・。

受付で小さな声で己の名前を囁く。 「 あ~、いつもお世話になっております。」
いや、言わなくていいです。無視して下さい。無視。
学校で無視されたら、それは いじめだけど、神奈川フィルの皆さんは、ニヘドンを 完璧に無視
して下さい。 もう、皆さんの視線が ニヘドンの心に グサグサ 刺さっています。
こう見えても、ニヘドンは 滅法気が弱いんです。

あと10分で開演だから、急がないと!!
しかし 女性用トイレは案の定 長蛇の列! しかし 並ぶ。 トイレの入り口の所に たどりついた時
中から出て来た背の高い女性が、ジロッと ニヘドンの顔に目を止め、
「 あ~ら、この女 又 来ちゃって 」 みたいな 表情を浮かべる。
えっ、えっ、え~ん! 青木るねさん、 やめて下さいよ!! 貴女まで そんな目で・・・・。
何で 彼女と トイレで出くわさなきゃ ならないんだよ~!! ( 泣 )
るねさんを 知らない方の為の注釈。 彼女は神奈川フィルのヴァイオリニスト。
基本的には、イシダーリンの隣で 演奏する事が多い。 今日は彼女、降り番で、お客を決め込む
らしい。 それにしても、バッチリ メイクをしていた。

しょぼくれながら、席に着く。 最前列の19番。 イシダーリンがすっぽり視界に入る ニヘドンが
大好きな かぶりつき席!! 恐れていた、最前列にニヘドン1人という 最悪のパターンには
ならなかった!! ほぼ 満席!!
最前列も全席 埋まった。

これがさ、石田様のソロリサイタルや、トリオの演奏会だったら、大手を振って 最前列に座るんだ。
だって、他の人達も 皆、 「石田様目当てで前に座りたい」 という下心は一緒だもん。
でもね、真面目なクラシックファンや、真の神奈フィルファン達の中で、1人だけ 不純な動機で
最前列に座るのはね、とっても とっても 気後れが するものなのですよ!

ニヘドンの左隣の男は、ちょっとクラシックファンには見えない ( 外見だけで決め付けてごめん!)
ブルーワーカーっぽいガテン系の人。演奏開始まで文庫本を読んでいたから、自分を高めようと
言う意識が高い人だと思うの。 でも、一般の男の人にありがちな、 自分だけアームレストを
独占して、腕が当たっても平気な 人だった。 ニヘドン、これ 耐えられないのね。
他人の腕でも身体じゃん。 身体に触れて、平気って神経が理解できない。
電車だったら 即座に席を立つけど、コンサートホールでは、それが出来ないのよね~!
度々、アンケートに 「 電車みたいに、女性専用席を作って下さい! 」 って書くんだけど、
全然無視ですね。
ニヘドンの右隣の女性は1人で来てる70才近い方。ずっと石田様の方に顔を向けていた様な
気がする。

楽員達が登場。 ニヘドン、前髪を精一杯下ろし顔を隠そうとし、さらに 俯く。
石田様が登場。 今日はスーツなんだけど、ピアスが無い!! 数珠のブレスレットも無い!!
右手首には、白いプラスチックかビニールに見えるバンド様の物を着けていました。
指揮者のシュナイトさんが、指揮台に座って、「さあ!」って時に、結構前の方の席の馬鹿者の
携帯が鳴り始め、石田様は ピクッ と 音の方に  鋭い眼光を飛ばす。
 これから演奏するっていう 音楽家にとって、こんな 嫌な仕打ちは無いよね。
悶ぺ。さんじゃないけど、あの携帯の電源を切り忘れた馬鹿野郎に天罰が下ります様に!!
ニヘドンのダーリンの気持ちを逆撫でにするんじゃないわよ!!


では、まず 第1曲目。レスピーギ。 ニヘドン、この作曲家の曲は初めて聞きました。
でも、とっても とても 気に入りました。 静か~で、優雅~で、音楽~!というムードを満喫
出来ます。 いくら古典に材を取っているからと言って、20世紀の曲で、完璧に古典風に
なっているのには、驚き!
あまりの心地よさに、左隣のガテン男は第1楽章から安らかな眠りに。起きたのは曲が終わって
拍手の時だった。

石田様の弓の毛が、第1曲の「イタリアーナ」で既に切れる。石田様、練習し過ぎです。
ニヘドンの場合、ヴァイオリンを習い始めて、一応毎日練習しているつもりなんだけど、
弓の毛が切れたのは、半年経ってから、やっと1本です。
ニヘドンの半年分の摩擦を、石田様は1日か2日で弓の毛に与えてしまうのね!!

石田様の左手に見とれる。他のヴァイオリニスト達の左手は、ずっと指を曲げたまま。
石田様は、特に人差し指と中指が、屹立しているかの様に真っ直ぐ上げられる事が多い。
ニヘドンも毎回、ヴァイオリンのレッスンの時、先生に
「 使い終わった指は、横に移動させては駄目! 必ず真上に上げる様に クセをつけなさい!」
と注意されます。 ニヘドンのヴァイオリンの先生が、石田様の演奏を見たら、
「 とても いいですね。」 と言って、花丸をくれると 思います。 ( 笑 )

ニヘドン、第3曲が終わったと思いました。 シーンと動かぬオケ・メンバー。 ???????
シュナイトさんが座ったまま、拍手をしました。
え、えー!! いつの間に第4曲終わったの~???? どことどこの曲がくっついていたのよ!!
何と勘違いしたのは、ニヘドンだけでは無く、ほぼ 全員?
おいおい、誰か 1人位 この曲を知ってる人いなかったの?
こういう場合、最前列に座っていると、とても恥ずかしいです。

お次はラヴェル。
全体的な印象は、レスピーギとよく似ているが、こちらの方が、より 「 澄み切った 」 感じが
強い。 より 石田様的かな? 

この2曲を通して、共通して言える事。
今日はヴィオラの存在感が めちゃめちゃ 凄かった。
ヴィオラ6名で、ヴァイオリン 1st と 2nd 合わせて 16名を 凌ぐ 存在感!
2曲とも、1st Vn が 休みのパートが度々あり、 2nd Vn、 ヴィオラ、チェロの 各音色を
楽しむ事ができます。 ヴィオラ・ファンは、この2曲は 外すな!!
石田様と、2nd、ヴィオラ、チェロの首席の人 4名限定のパートも数度出てきて、
まあ、美しい。 もっともっと酔い痴れたいのに、あっと言う間に終わってしまうのよね。
今日は、ニヘドンの目線が、度々ヴィオラの方向へ動いてしまいましたの。
石田様も頑張っていたんだけれどね。
今日は、石田様とヴィオラ首席の方とのアイ・コンタクトが すごく頻繁に ありました。
いつも、こんな風だっけ?

やっぱり かぶりつき席は良いわ。細かい所も分かるし。
オケは、音だけではなく、見て楽しむ方法もあるわよ。
今日気が付いた事。 石田様と、2nd の小宮氏の、眉を上げるタイミングが同じ!!
ぶはははは!  前々から思っていたんだ。 石田様と小宮氏って、全然顔が違うのに、
時々同じ表情を浮かべる時があるのよ。 眉毛のタイミングか!!
皆様も次回のコンサートでは2人の眉毛にご注目ですよ~!!
あとね、石田様の足首周りのソックスのひだなんか 凝視しちゃったり!!
ああ、こんなに ひだ よるんだ。 足首細いのかな? そういえば、夏場は 素足にサンダル
履いてたな・・・・・なんて事は コンサートの最中に考えては駄目ですかね?

演奏中に、時々石田様、ヴァイオリンを客席側にひねる事があります。
ヴァイオリンを客席側にひねると言う事はですね、石田様の上体を 客席側に グルリン!と
向けるという事なので、客席のニヘドンと ご対面~!! という事になるのであります!!
いや~だ、もう。 ニヘドン、一応、毎回のコンサートはお忍びで来てるんだから、
そんな事しないの!! 今日も2回も ニヘドンの事、見たでしょ!!

休憩時間、いつも用も無いのにロビーを ウロウロするのに、今日はさっき聞いた曲を反芻したくて
ずっと イスに座っていました。 2曲良かったけど、特にレスピーギの曲に惚れました!
弦楽器の様々な奏法をあちこちに 散りばめて、曲の面白さは ピカイチ!!
ニヘドンは いつも、石田様が弾くなら、どんな曲でも良いと思っているのですが、
この曲は、石田様抜きに考えても、何度でも聞きたい曲だわ!!
ピチカートが美しいの。 弦を弾くだけで、あの美しい音が出るって、どういう事!? はあ~!!

さあ、休憩も終わり、ベートーヴェンが始まりました。
今日、神奈川フィルが一番力を入れた演目です。 石田様、すんごい集中力だったもん。
またもや 第1楽章で、石田様の弓の毛が ばらん!
石田様が 切れた毛をむしり取っている様子に、神奈川フィルのグランパ・シュナイトが、破顔する。
グランパは演奏中、終始笑顔。 練習風景を見ていない人は、グランパは何て優しい人なんだろう
としか思わないよね。 でも、あの厳しい練習を乗り越えて来て、本番で期待に応えた
可愛い息子や孫達に対する、精一杯のご褒美なんだろうね。あの笑顔は。
シュナイトさんは、指揮をしている間、本当に楽員達を よく見ている。
オケの隅々まで 意識が届くって、今までニヘドンが聞いた指揮者の中には いなかったと思う。
後ろの席のお父ちゃんが、「あのドイツ人、77歳だよ。」と言う声が聞こえてきました。
はい、人生のほとんどを音楽に費やして来た人は、やはり違います。
血の繋がったおじいちゃんだって、そんな優しい笑顔は向けてくれないでしょう。
神奈川フィルの人達は良いなあ~! と僻んでいたら、最前列下手に座っていた小学生の女の子
に、愛嬌ふりまく。ふりまく。

ベートーヴェンの第1楽章の時に、石田様の足元に、金色の、何かフワッとした糸屑みたいな物が
落ちたんですが、あれは一体何だったのでしょうか?

驚く事に、ニヘドン、ドイツ人指揮者が振るベートーヴェンを生で聴くのは、これが初めてでした。
ビデオやTVでは あるのですが、やはり 臨場感に欠けるよね。
一口にドイツ人と言っても、ベートーヴェンを好きな人、嫌いな人、別にどうでもいい人と、
色々なタイプの人がいるだろうけれど、やはり、ドイツの人はベートーヴェンを DNAレベルで
理解していそう。 でもねえ、ちょっと野卑なベート-ヴェンが好きなので、もうちょっと泥臭く
演ってくれても、良かったかな? ちょっと美し過ぎたかな?
でも石田様が何度も腰を上げて熱演してくれたから、100点あげます。
よく 頑張りました!

演奏後のグランパのパフォーマンスが面白い。もう お客さん待ってるもん。
次は何して笑わせてくれるのかなあ・・・・って。
まず、Vnの一番下手側に座っている桜井さんの足を押しやる。桜井氏、以後グランパが前を
通る度に後ろに逃げる。最近、グランパ・シュナイトは、石田様を背後から襲う様になったね。
正面攻撃は逃げられるから。 後ろから忍び寄って腕を押さえちゃう!!
そうしたら、石田様は 渋々立つのよねえ。
ニヘドンも いつか、石田様の背後から忍び寄って、腕を押さえちゃおうかな?
それだけじゃ、足らない? 羽交い絞めにしちゃう? 今度誰かで練習しとくわ。 むふふ。

そうそう、「 Kanagawa Arts PRESS 神奈川県総合文化芸術情報誌 」 の3月号は、
シュナイトさんが表紙です。表紙裏がシュナイトさんのインタビュー記事になっていて、
すごく良い事を言っているので、まだ 読んでいない方は 絶対入手すべし!!

それから、もう1つ、そうそう、ニヘドンが恐れていた バイトには、余裕で間に合いました。
むふふふ。 これからは、音楽堂シリーズも大っぴらに鑑賞できるって訳ね。
石田様~! これでもう、寂しくないわよ~! 待っててね~!!
  

Posted by ニヘドン at 08:12Comments(10)

2007年03月21日

PASMO してますか?

2007年3月18日(日) PASMO の利用がスタートしました!!
どうです? 皆さん、もう使ってみましたか?

京急杉田駅では、PASMO導入に伴い、券売機前に職員を1人置いて、不慣れな客への
案内ができる様にしていました。
早速、職員を摑まえて、( ホント、手で押さえんばかりにしてた・・・ぷぷぷ・・・)
「 カードを頼んだのに まだ 来ないのよ! 」 「まだ 来ないなら、来るまで お待ち頂き、
 カードが来てから、使用を開始頂く事に・・・・・」 「だから、まだカードが来ないのよ!!」
「今日の時点で カードが無ければお使い頂けませんので・・・・」「どうしてカードが来ないのかしら?」
「お客様、一体いつ お申し込みなさいました?」 「昨日なんだけど!」 「・・・・・・・・・」
「申し込んだのに、カードが来ないって、どういう事なの?」 という やりとりをしているオバちゃんを
見ました。

多分、オバちゃんが言っているカードというのは、クレジット機能のついている PASMOカードの
事だと思うのですが、いや、この後、どうやって オバちゃんを納得させたのか、最後まで
聞いている時間が無かったのが残念です。

かと思えば、70歳は超えているだろうという 貴婦人が、颯爽と PASMOで改札を通り抜けて
行ったのは、格好良かった!! いやあ、人間、ああなりたいものです!

PASMO導入に合わせて、 「PASMOいいかも」 と いう フリーペーパーも発刊されました。
なかなか いい紙面になっていますので、ぜひ手にとって見て下さい。
新しいものを作るぞって 編集の意気込みが感じられます!!
今号4月号の特集は、 
『 春爛漫! TOKYO行楽特集 』 で、浅草と お台場が 取り上げられています。
ニヘドンが気に入ったのは、「 PASMO ・ Suica ご利用路線図 」 が 2ページ見開きで
載っているの。 これは重宝だ! 家の壁に貼っておこう! 
最近の交通網の発達について行かれてない ニヘドンの お宝ですよ!
( 実はニヘドン、まだ つくばエクスプレスに乗っていない。 駄目?駄目?こんなんじゃ駄目?)

後、興味深いのが、「 PASMO 参加事業者一覧 」 です。
鉄道23事業者、 バス65事業者 全てを写真と1言コメントと問合せ先の小さなコラムで
網羅してあります。 名前すら知らなかったバス会社もあったりして、
「全社制覇してやる~!」 と 闘志めらめら しちゃうのは、ニヘドンだけでは無いはずだ。

隅から隅まで読むと、
「 PASMOを使って都バスから都バスへ乗り継ぐ時に、2乗車目の運賃が自動的に100円割引」
なんて、お得情報もゲットできますよ!

2社以上を乗り継ぐ時、お得な路線、高くなっちゃう路線、いろいろあるので、
これからは 面倒くさがらずに、情報収集と計算した者勝ちの世の中という事ですね。
やれやれ・・・・・。

ところで、御多分にもれず、「 PASMO いいかも 」 にも 石田様情報は ございません。
「 ニヘドン イシシ・・・ 石田泰尚様特集 」 やっておくれよ~!!

ま、何はともあれ、PASMOで 春を 遊びつくしましょう!!


《本日のおまけ》

関東地方の人々に、JR東日本のSuica のペンギンキャラは有名ですが、
JR西日本のキャラ、「 イコカ 」 を ご存知ですか?
「 イコカ 」 は 可愛く無いところが、関西人の心を くすぐっているらしいが・・・・・。
何しろ、 イコカのキャラクターグッズは ほとんど無く、Suica の人気振りを ひがんでいるらしい。
京都の地下鉄にもキャラクターがあって、名前は 「 京ちゃん 」と 「 都 (みやこ)君 」という
モグラです。 いくら、キャラがあっても 知名度が無いんじゃあねえ・・・・・。

因みにニヘドンの好きなキャラは、札幌テレビ塔の 「 テレビ父さん 」 です。
札幌に行く時は必ず、テレビ父さんの新しいキャラクターグッズが出ていないかチェックします。

因みにニヘドンの好きなヴァイオリニストは石田泰尚様で、今日の県立音楽堂のコンサートも
最前列の席を取っちゃって、電話に出たルミ子嬢に 「 え~!! 一番前でよろしいんですか??」
と 言われてしまいました。 いえ、ですからね、ルミ子さん。
あなたは まだ、 ニヘドンの石田様病に気がついていないんでしょうが・・・・・
この事、他のスタッフに言うなよ!!

最前列席、私1人だったら、どうしよう・・・・・・・・。
もう、バレバレじゃん・・・・・。
 
  

Posted by ニヘドン at 09:39Comments(0)

2007年03月20日

石田泰尚様 リサイタルチケット販売日

6月に石田泰尚様ご出演のコンサートが3本予定されています。チケット販売日が近いものから
お知らせです。

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チケット販売開始 2007年3月22日(木) 午前10:00~

「 石田泰尚ヴァイオリン・リサイタル 」
日時 : 2007年6月3日(日)   開場  13:30    開演 14:00
会場 : 東京文化会館小ホール
料金 : ¥4,000.- 税込み  全席指定

出演 : 石田泰尚 ( Vn ) / 中岡太志 ( Pf )
演目予定 : 渡辺雄一 / 懐かしい浜辺、情熱のヴァイオリン
         ピアソラ  / オブリビオン、 ル・グラン・タンゴ 他

チケット販売 : Min-on チケットセンター  03-3226-9999 ( 平日10:00~17:30 )
          電子チケットぴあ        0570-02-9966 ( Pコード 25-4767 )
          イープラス( パソコン&携帯 )htp://eplus.jp/
          チケットクラシック        03-5447-3050 ( 10:00~21:00 )
          東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452
          東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707               


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チケット販売開始 2007年3月29日(木) 午前10:00~

「 Live Collection t#53  トリオ・ リベルタ 」 
日時 : 2007年6月15日(金)   開場  18:30    開演 19:00
会場 : グリーンホール相模大野 ( 小田急相模大野駅北口 徒歩4分 )
料金 : ¥4,000.- 税込み  全席指定

演目予定 : ピアソラ  / ブエノスアイレス午前零時、 タンゲディアⅢ、勝利、鮫、タンガータ、
         ガーデー / ジェラシー
         ガルデル / 首の差で、 想いの届く日、他。
問い合わせ : チケットMove 042-742-9999 (10:00~19:00)
チケット販売 :チケットMove  042-742-9999
          電子チケットぴあ 0570-02-9999
          ローソンチケット  0570-000-777
          イープラス     eee.eplus.co.jp
          CNプレイガイド  0570-08-9999
         
チケットMoveの木村嬢の話では、先行予約はしないと言う事ですので、
発売日まで指を咥えてお待ち下さい。


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発売日が分からないのですが・・・・・・・・・

2007年5月28日(月) 「 石田泰尚ヴァイオリン・リサイタル 」

会場 : 野木町文化会館 ( 野木エニスホール )
      〒329-0101 栃木県下都賀郡野木町大字友沼181
      電話 : 0280-57-20000     Fax : 0280-57-2044

3月16日にエニスホールに詳細を問い合わせをした所、主催者は古河労音さんになるので、
そちらから ニヘドンに連絡してもらうとの事。
で、まだ 連絡が無い・・・・・・。
分かり次第記事アップします。

古河労音 
      〒306-0023 茨城県古河市本町1-2-48
      電話 : 0280-32-3878 ( 平日19:00~21:30 )


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《本日のおまけ》

ロサンゼルスのディズニーランドの45周年記念フォトフレームに、石田様のコンサートチラシを
切り抜いた物を入れて、日夜眺めている。
先日、我が家に来た小学校1年生の子が、その写真を見て、「これ、お父さん?」と
聞くので、 思わず「 うん!」と答えてしまった。

イシダーリン、嘘にならない様に・・・・・・よろしく お願いします!!  

Posted by ニヘドン at 16:47Comments(16)チケット販売

2007年03月20日

「当たらぬも八卦」が好きなんです。

ニヘドン、占いが好き。
西洋占星術でも、血液型占いでも、動物占いでも、細木数子さんでも、Dr.Copaでも何でも
OKですわ。 神社に行きゃあ、御神籤引きますわ。

真面目に信じている訳では 決してありませんが、猪突猛進タイプのニヘドンを少しセーブさせる
為に、「占い」という物を 活用していこうかなあ・・・・・と。

因みに、先週の読売新聞に出ていた、「星にお願い」という 宇月田麻裕(うつきた まひろ)さんの
星占いコーナーには、おひつじ座はこう書かれておりました。
「 愛情面は先手をとれば有利に展開 」

これって、勿論、石田様への愛情を先手に取れ!って事ですよね?
あー、「戦争レクイエム」 行かなかった事が、致命傷になった?

因みにDr.Copaによると、今日のニヘドン (二黒土星)のラッキーアイテムは
「銀行」と 「友人の家」。
銀行でいっぱいお金を下ろして、友人の家に遊びに行って大盤振る舞いしろってか?

いや、これから磯子スポーツセンターに行って、筋肉デブの筋力アップして参ります!!では!  

Posted by ニヘドン at 08:26Comments(2)

2007年03月19日

ミシェル・ルグラン氏は良い爺さんです。

たまに日曜 朝9時からTV朝日の 「題名のない音楽会21」を見る。
何故たまになのかと言うと、日曜日は大抵 朝早くから 出掛けてしまうからである。
毎週日曜日の朝9時に 家にいるなら 毎週見てると思う。
概ね、楽しい番組ではあるが、神奈川フィルのソロ・コンサートマスターの石田泰尚様が出演されると
もうTV画面に へばりついて 離れない!!

出掛ける時は録画しろって? それをやってると、結局見ないで溜まって行くだけだと よ~く
分かったので、 もう録画はしない。 一期一会の精神で臨みます。

さて、3月18日(日)は家を出る時間が10時過ぎだったので、「題名の無い音楽会21」を見る事が
出来た。『団塊の世代が選んだ映画音楽ベスト10』の発表の日であった。
本日のオーケストラは神奈川フィル。 ニンマリ。
しかし、イシダーリン石田様はご不在。 ガッカリ。
でも、石田様がご不在でも、番組そのものは、面白かった。
ゲストのサーカスのコーラスはイマイチだった。彼らの持ち歌を超える出来では無かった。
出色は、『シェルブールの雨傘』を作曲したミシェル・ルグラン氏が登場した事。
『題名の~』の番組には、コンサートチケット高くて手が出ない様な外国の大物アーティストが
バンバン出ちゃいますよね。 ニヘドンもこの番組を見ていなければ、M・ルグラン氏は写真でしか
見た事が無い人になっていたかも・・・・・。

短いインタビューの後(編集し過ぎ!やっぱ 会場に行かなければ!でもハガキ外れたのよ!!)
羽田健太郎氏とM・ルグラン氏が『シェルブールの雨傘』を2台のピアノでアンサンブルしたのは、
美しかった。 M・ルグラン氏がピアノの合間に指揮したり、ハネケンが演奏途中で感極まって
目がウルウルしていたり・・・・。 最後はハネケンとM・ルグラン氏の熱い抱擁だったけど・・・・。
ニヘドンも いつか、石田様と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

神奈川フィルの楽員の皆さんも、得がたい経験が出来て 良かったと思います。
あの、M・ルグラン氏が指揮して演奏ですよ!!
楽員の皆さんもいつもより 顔が上気していたかも・・・・・。
石田様もいらっしゃれば 良かったのに・・・・・・・・・・・・・・。

M・ルグラン氏の言葉で心に残ったのは、「世界には音楽が不足している。」と言うもの。
確かに! 特に横浜はね!!  市営地下鉄構内で音楽奏でている連中がいないというのは、
駄目じゃん、横浜!! 学校での音楽教育が全然足りてないよね。
ニヘドンが文部科学省のトップになったら、小学校でのピアノとヴァイオリンは必修にしちゃうよ!!
あと、足らないもの? 「横浜には石田様が不足している」よね!!
もう、全然足らない!! イヤになる程足りていない!!

ところで、ニヘドン個人的な映画音楽ベスト10!
1. ジーザス・クライスト・スーパースター   (何と!)
2・ LED ZEPPELIN 狂熱のライブ     ( やはり!)
3. ラ・カージュ・オ・フォール          ( おお! )
4・ オペラ座の怪人                ( 映画音楽とは言わない!?)
5. トミー                      ( う~む )
6・ ウッドストック・ライブ             ( 正式なタイトル忘れた!)
7. 敬愛なるベートーヴェン           ( 第九の録音が良かった!)
8. ロッキー・ホラー・ショー           ( ゲッ!)
9. タイトル忘れたんだけど、ヴィレッジ・ピープルが出てたおまぬけな映画。 (うほ!)
10.イントレランス                 ( て、これ無声映画じゃん。ハハハハハ!)

う~ん、ニヘドンの今までの人生が凝縮されたランキングになっておりますねえ。
運良く、趣味が合致された方、どうぞ コメントをお寄せ下さいませ!


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話は変わりますが、今日の「題名のない音楽会」は神奈川フィルでしたね☆
石田さまを探したけど、居ませんでした~(泣)
いつも石田さまの隣にいる彼女は居たのに・・・
「題名のない音楽会」たまに応募して行きます♪
前回行ったのは超ラッキーなゲストでした!
「フジコヘミング」「マキシム」「ディヴィッド・ギャレット」でした♪
Posted by まろん at 2007年03月18日 11:39

*****************************************

> まろんさん。
   はい、私もよくハガキを出すのですが、石田様が出ない時は、ハガキを1枚しか書かない
   ので、滅多に当たりません。平日の夜は仕事の時間帯なので、あまり頻繁に休講にする
   のもねえ・・・・。 でも、これからも ハガキは出し続けます!
   すんごい ゲストに当たると、嬉しいですよねえ!!  

Posted by ニヘドン at 20:10Comments(11)

2007年03月19日

3月18日の石田泰尚様

え~ん、え~ん!!
3月17日(土)は、『戦争レクイエム』だったのに、石田様に会えなかったんだよ~!!
息子の卒業式が午前中にあったし、回転寿司のバイトが18:00~入ってたんだよ~!!
14:00から始まるコンサートなら、確実にチケットをゲットしたんだけど、会場からバイト先まで
1時間はみたいし、演奏会を途中で抜け出すのは、ちょっとね・・・・・・、なんて躊躇してたら
石田様と デートできなかったんだよ~!!

でも、いいわ。 あんまり ニヘドンが追いかけ過ぎても、石田様は監視されてる様で 息が詰まる
だろうから、お互い大人同士だし、1日だけ 解放してあげる・・・・・。

だ・か・ら・・・・・・・・・・・今日 18日に来ちゃった!!
え? 18日にコンサートは無かった? 違うわよ。 アートホールでの練習よ!
またもや、 息子の愚図に 行手を阻まれ、自宅を出るのが 10:35になってしまう。
玄関の鍵を締めていると、 無情にも 乗ろうとしていた バスが目の前を通過!

仕方無い。 山の下のバス停まで歩くよ! しかし、皆様 ご存知の様に、この日は風は冷たかった
ものの、真っ青な空が楽しめる よく晴れた散歩日和だったんですね。
卒業式を終えた息子と 花を見たり、昔の思い出話をしたりしながら 歩くのは とても良い
ひと時でした。
山の下のバス停で保土ヶ谷駅行きのバスに乗り、いそいそと駅の反対側のバスターミナルへ。
25番のバスに乗り、いつもの 明神台で下車。
噴水広場を右折し100メートル先のアートホールを目指す。
アートホールの嫌~な所は、前面ガラス張りなので、外から中も丸見えだし、中から外も丸見え
なんです。 ホールの扉が開くと、事務局の男性スタッフが 丁度顔を覗かせた所でした。
やば! アートホール到着が 11:30。今日のリハは 10:30始まりだから、
丁度1時間練習した所で休憩に入ったのです。
やば! メンバーに姿を見られないウチに 早いとこ 2階の見学ギャラリーに上がっちゃおう。
少し歩を早めるニヘドンの視線の先に、さっき顔を覗かせた男性スタッフが立ち止まって
ニヘドンを認めました。 やば! あの人にだけは 見られたくなかった!
何か言いたげな彼の顔付きに 内心イライラしながら 心の中でパニックを起こす。
ニヘドンが彼に愛想良くしなさそうな 雰囲気を感じたのか、彼は背を向け 行ってしまった。
受付でヘッドフォンを借りるつもりだったが、もう この際 どうでもいい。
早く。早く。2階に駆け上がる。

見学ギャラリーの暗がりの中に身を潜り込ませ、ようやく安堵する。
やれやれ、1度 照れ隠しに 嘘を言うと、後々 こんな思いをしてしまうんだよな。

ステージの上を見ると、楽員の人たちはもぬけの空。今日は何の練習か、確認もせずに
来てしまったが、果たして石田様は いらっしゃるのでしょうか?
駄目で元々、という気で 来たが、コンマス席に 見慣れた石田様のヴァイオリンケースが無い。
やっぱり、はずれか・・・・・。 だよな。 石田様は よく イスの背に無造作に上着を引っ掛けて
おくんだけど、 それも無いから、今日のコンマスは他の人か・・・・・・・。

奥の壁に寄りかかって、ノートパソコンを広げ 卒業式の記事なんぞ書き始める。
練習再開。音を聞きながら、「この曲は何だ? ニヘドンは聞いた事ないぞ?」
「ん? あの指揮者の頭頂ハゲは もしかしたら シュナイトさん?」
ガラスの方に移動し、確認すると、確かにシュナイトさん。
そうか、21日のシュナイト音楽堂シリーズの練習か!

おおおおおおおおおお! コンマスは 石田泰尚様だー!!!!!!
良かった! 来て良かった!!  『イシダーリン』に会えたわ!!
するってえと、この曲は レスピーギか? はたまた ラヴェルの「クープランの墓」か?
勉強不足のニヘドンには分からん。 くそ~、ウルトライントロクイズ・クラシック版に全問正解する
実力をつけてやる!!  これから・・・・・・・・!

石田様は3月10日のお洋服と同じ。白黒ボーダーのロングジャケット。
やっぱり今日もガード固いか・・・・・。黒いカーゴパンツに白い靴。
昨日、戦争レクイエムの本番があったばかりなのに、もう朝から練習開始ですか。
石田様、神奈川フィルの皆様、ご苦労様です。

石田様は昨日の疲れも見せず、今日はやけに右肘が柔らかい。
右肘が グルングルングルングルン 大きく回転している。
石田様を見るにつけ、いつも何かに 驚いてしまう ニヘドンであるが、
今日は右肘サプライズデーでした。 

石田様、ヴァイオリンを弾いている時は、少年の様に嬉しそう~!!な表情を見せる事が多いの
ですが、今日もノリノリです。静か~な曲なのに、石田様のアクション・ヴァイオリンはパワー全開!
今日はオケは小ぶりな編成。
ヴァイオリンはファースト・セカンド各8台、ヴィオラ6台、コントラバス4台、チェロ4台・・・・という
サイズ。
コントラバス軍団が揃ってトレーナーを着ていたのですが、杉本氏の赤を筆頭に、黄、水色、
モスグリーンと見事に色が分かれていて、そこだけ虹がかかっている様でした。
これいいかもしれない。低い音を出す楽器に、モノトーンの衣装は余計重さを感じてしまうから、
たまには本番でも、こんなの来てみればいいのに!
いや、ホント。 コントラバス軍団のレインボーカラー可愛いっすよ!!
ニヘドン、フラワーアレンジやってるせいか、色彩はきれいな方が好きですねえ。
( え? 色気違いだから? ふん・・・・・)

一回 ざっと流して演奏した後、シュナイトさんの 駄目出し攻撃が始まりました。
シュナイトさんの練習風景を見るのは初めてだったのですが、演奏時間よりも、シュナイトさんの
指示している時間の方が長いんです。シュナイトさんがメロディーを歌って指示を出すのですが、
良い声してるわ・・・・・・! 本番ではシュナちゃん、歌ったりしないからね!

冒頭8小節の部分を6回駄目出し。うわ~、要求厳しいわ~!!
ここまでやる指揮者、普通いないよ・・・・ね?
ストップがかかる間隔がどんどん短くなる・・・。
ついに 1.5小節で ストップ。 その次には1小節終わらないうちにストップ。
細か~い!!
ニヘドン、シュナイトさんが舅だったら、一緒に暮らせないと思っちゃった!

さすがの石田様も苦戦。額の汗を手の甲で拭う。 
ストップがかかる度に 石田様は足を組むのですが、チェロに長~い指示が出されている間
組んだ足の膝の上に、真っ直ぐ伸ばした右手を乗せて、その手の上に額を乗せて、
グターッと しばらく 動かないでいました。
そうかと 思うと、口元を袖で拭ったり、1時間程 イシダーリンを堪能しました。

シュナイトさんの指示で、抑えて抑えて抑えて抑えまくっていました。
そんなに 抑えんでも・・・・・と思っちゃう位。
そこで、ふと思ったのですが、Bee3大協奏曲で、石田様がメチャ抑えた弾きかたをしたのは、
シュナイトさんの影響なのかな・・・・・と思っちゃったりして。

僅か1時間の見学でしたが、いろいろ考える所があって 面白かったです。
本当は練習の最後までお付き合いしたかったけれど、息子の卒業祝いに遊びに連れて行かなければ
ならないので、イシダーリン、寂しいだろうけれど、我慢してね。
ニヘドン、もう行くわ。

見学ギャラリーの扉を開けたら、撮影機材を肩にしょった男の人を案内している 先ほどの
スタッフの人にまた出くわしてしまった!! 彼は廊下で一度歩を止め、何か言いたげな顔で
ニヘドンを見た。
だから何よ! 人の事見なくていいから!! 無視してくれていいから!! もう勘弁してよ!!
彼は今度は背中で物問いたげな様子を見せながら、去って行った。
階段を降りようとすると、背後で、「あの・・・・」と声がしたので、振り返ってみると、
20代前半くらいのお兄さんが、店屋物の皿を重ねて私の方に差し出していた。
瞬時の判断で、それは中華料理屋のチャーハンの皿だと思った。
私が振り向くと、男の子は「あ!」と しまった!という表情を見せ、踵を返し行ってしまった。

????????? 何だ、今のは???????????
黒いコートを着ていたから、中華料理屋の人に間違えたとは、思えない。
まさか、事務局の誰かと間違えた? いや、いくら ニヘドンが 石田様の周囲をウロウロしている
からってねえ?

階段を降りながら、ニヘドン後悔のドン底にいた。
あの、チャーハン食べたのが、石田様だったら、どうよ!!
あなただったら、そのお皿をどうしますか?
1・ 写メ で友人・知人に送りまくる。
2. 有無を言わさずお持ち帰り。
3. 皿をなめまくる?  でも、どれが石田様の皿か分からないよ。シュナイトさんのだったら
   どうする? え?シュナイトさんって チャーハン食べるのか?
   まるで ロシアン・ルーレットやなあ・・・・・。

とにかく、3月21日に時間の開いている方は、県立音楽堂にGO!!

開演 : 15:00 ( 開場 : 14:30 ) 
料金 : S 席 ¥4,000.-  A席 ¥3,000・-  学生(小~大学生) ¥1,000・- 
演目 : レスピーギ / リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
      ラヴェル / 組曲 「 クープランの墓 」
      ベートーヴェン / 交響曲第2番 二長調 作品36

ニヘドン、まだチケット取ってないの。またバイトが18:00からあるの。思案のしどころだなあ・・・。
バイト、たまには遅刻してもOK? でもあの店長にイヤミ言われるんだよ・・・・・・・・・・・・。
どうなるか、後日談をお楽しみに!!  

Posted by ニヘドン at 09:05Comments(6)

2007年03月18日

一人息子の卒業式で泣けなかった母

あ・・・・・あれ・・・・・?  無い!   プリントが無い!
どこいっちゃったんだろう?  大事なプリントなのに・・・・・。  おかしいなあ・・・・?

ああ、もうタイムリミットだ。しょうがない。
U-saka ちゃんにメールしちゃおう。

「今日の卒業式って、親は何時に行けばいいの?」
すぐに返信メールが来た。 「式は10:00からだから、9:30頃行けばいいんじゃない?」
U-saka ちゃん 感謝! 助かったよ!

9:30に家主と家を出る。下駄箱前で受付の先生から プログラムを受け取り 会場である
体育館へ。 そう、今日はニヘドンの息子の小学校の卒業式である。
体育館前は、親御さん達の大行列!!
な・・・・何で? あなた達は何時から そうして 並んでいるの?
石田様がゲスト出演する訳でもないのに・・・・・・・? 
石田様より子供が大切な訳?  ニヘドン、この時、世間の普通の親心を初めて理解した・・・・。

思い起こせば、スタート地点から こうだった。
息子が幼稚園を卒園した後、春休みに息子と母と甥っ子と私の4人でラスベガスへ遊びに行った。
帰国したのは、小学校入学式の前夜だった。
時差ボケの頭で家中を引っ掻き回す。

あ・・・・・あれ・・・・・?  無い!   プリントが無い!
どこいっちゃったんだろう?  大事なプリントなのに・・・・・。  おかしいなあ・・・・?

ああ、もうタイムリミットだ。しょうがない。
明日の朝一番で学校に電話しちゃおう。

翌朝。 家主に学校へ電話させ、入学式に遅刻せずに済んだ。

世間の普通の親から見たら、一人息子の入学式、卒業式の時間を把握しない親って、
有り得ないと思うのよね。 でも、ニヘドン、自分が幼稚園から現在に至るまでの間に、
社会人として必要な事を学んだのは、社会に出てからだと強く思っています。
学校での時間は、ただ単に、大人になるまでの 時間潰しだったと思うの。
だから、自分の息子には、良い大学に入る為だけの、勉強、入試の為だけの勉強はしてほしく
ないの。 有名大学を出て、教養の無い奴、 頭が固いだけで、余り世の中の人の為になってない
輩を数多く見てきて、実際迷惑も蒙って来たからさあ。
自分の息子には、古き良き時代のアメリカ人のパパみたいな男になって欲しいんだ。

だから、机上の知識を得る為の、いや、もっと言えば親や先生のお気に入りの優等生製造ラインに
自分の息子を乗せるつもりは全然無かった。もし、息子が学校に行きたくないと言えば、
うほほのほい! と ニヘドン独自のカリキュラムで息子を男にする教育を施す予定でした。
例えば 東海道を日本橋から京都まで歩くとか、四国八十八箇所巡りをするとか・・・・・。
ところが、世の中、上手く行かないのが常。
息子の奴、学校へ行きたくないって、言わないまま、小学校を卒業しちゃったんだ!

近頃の小学校は、ニヘドンが小学生だった頃に比べると、随分体験を重視する様になったけど、
それでも、ニヘドンに言わせると生ぬるいんだよねえ。
だから学校以外の活動に力を入れました。

ヨットに乗せ、マリンスクールで海で遠泳1・5キロに挑戦、海のキャンプでカヌーで江ノ島1周、
横浜水源ボランティアで水源涵養林の下草刈り作業で鎌を振るい、レクリエーション協会の
イベントで、竹林保護の作業でのこぎりを引き、キャンプで鉈を振るい、NPOのイベントで
江ノ島の海岸で黒いゴミ袋で作った実物大のシロナガスクジラに空気を入れてふくらませ
クジラの大きさを体感したり・・・・・・・。

事故や訴訟を恐れてへっぴり腰の公立学校に比べて、民間やNPO法人は、
本当に子供の為になる事を、やってくれているんですよ!!
だから ニヘドンに取って、息子を育ててくれたのは、学校ではなく、
ミュージカルの先生であり、エレクトーンの先生であり、塾の先生であり、ヨットのコーチであり、
スケートのコーチであり、キャンプのスタッフ達だったと思っています。
学校以外の先生達は、息子を本当に可愛がってくれました。
学校の先生達は、悪しき平等主義のせいか、公務員のお仕事として、息子に接してくれました。

息子が小さい頃から、学校に対して、こんな想いを抱いていたから、ついつい 力が入らないんだよね。息子は 学校に行けば友達がいるから、学校に対しては何の不満も持っていないんだけど。
息子は、学校の先生達は皆いい人たちだと言うし。
母1人の想いで、息子が行くと言う学校を止めさせる訳にもいかず、体のいい無料託児所に預けて
いる気持ちでした。

ニヘドンが いかに学校に対して思い入れが無かったかは、服装にも現れていた。
保護者席は全員黒か紺のスーツ。
ニヘドンだけ、黒のロングスカートに赤いジャケット。 葬式じゃないんだから、もっと華やかでも
いいんじゃん。 ( と、思っているのは ニヘドンだけ?) 
息子には中学の制服を着せた。 でも、中学の制服を着ているのは、ほんの一握り、私立に行く子
ぐらいだった。 そういえば昔、ハバネロクイーンが、
「まだ中学に入学していないのに、中学の制服を着せるのはおかしい。」と言っていた気がする。
違うんだよ。クイーン。 ニヘドン家の場合、たかだか 小学校の卒業式だけの為に、スーツを買う
気が無かっただけ。 そんなお金があるなら、息子がちょっと興味を持った三味線か、ニヘドンの
練習用のピアノを買いたいの。
世間体の為の死に金は使わない主義だからさ!

ニヘドンが6年間、PTA活動やら何やらで 同じ時間を過ごして来た仲間達が、子供の卒業式に、
親も子供もスーツを新調みたいな人ばかりだった事は、ちょっと複雑。
ニヘドン、やっぱり 日本の社会では異端児?

ま、気を取り直して 卒業式の様子等をば・・・・・・。
平成18年度 第32回 卒業証書授与式

式次第
1. 開式の言葉 ( ニヘドンの天敵、副校長により )
2. 国家斉唱 ( ご存知 「君が代」ね。 保護者はほとんど声を出してないのが、何だかなあ。)
3. 校歌斉唱 ( 学校創立後数年間、校歌が無かったという 曰く付きの校歌です。)
4. 卒業証書授与 ( 息子が大きな声で返事できたので、ほっ。
               小さい声だったら、もうミュージカルは やらせない! と思っとりました。)
5. 学校長式辞 ( ニヘドンの天敵No.2. 珍しく泣くのを堪えている様な喋り方でした。
             この校長、前任校が大好きだった人だから、そんな様子を見せるとは思わなん              だ。野球の松井ゴジラ選手の言葉なんか引用していました。)
6. 来賓祝辞 ( PTA会長より。 元広報委員長だが、 しゃくり上げながらのスピーチに、
            保護者席から、もらい泣きも。)
7. 来賓紹介 ( 中学のPTA会長としてクイーンも出席。いつもより服が地味だったので???)
8. 祝電披露
9. たびだちの言葉 ( 後で詳しく )
10.閉式の言葉 ( 再び ニヘドンの天敵No.1 副校長より。)

以上、90分のイベントでございました。
この後、クラス毎に写真を撮るんですが、保護者も一緒に入るので、すごい騒ぎに!
保護者の無言の、鋭い眼光で他を制圧しつつ、物腰はソフトだが、『良い立ち位置は私の物よ!』
光線を出しつつ、舞台の上は関が原の戦いも真っ青の状態でした。
背が低くて、気が弱い方は、「 My お立ち台 」 を 持参される事を お勧めします。

この式で特筆すべきは、「たびだちの言葉」です。大昔の卒業式しか知らない方はビックリすると
思います。卒業生と在校生代表の5年生が、1人ずつ言葉を交換するという 物です。
ニヘドンの時代は、総代が 1人だけ お言葉を述べていたと思うのですが、
いつから、こういうのが 始まったんでしょうかね?
で、ただ言葉だけではなく、合間に歌が入るんですよ! ミュージカルかい!???

6年生による『若い翼は』。5・6年生合同で『ひろい世界へ』。保護者による『君たちの未来は』。
5年生の『 Smile Again 』。 6年生の『巣立ちの歌』。
全5曲って、結構すごくないですか?
一番ひどかったのが、保護者。全然声が出てないの。これは昨年の中学の学祭でも、そうだったんだけど、保護者って全然、声出さないんだよね。人から笑われたらイヤとか、思うのかね?
音痴でも何でも 気持ちよく歌えば いいじゃん。 日本人でも昔は 寄り合いとか何かで、
歌ったり踊ったりしてたと思うんだけど、一体いつから気取る様になっちゃったんだろうね?

それに対して5年生の 『 Smile Again 』 が素晴らしかったのよ。
1時間以上じっと していなくては いけなくて、余ったエネルギーを全部歌につぎ込んだのかね?
それにしても、卒業生や保護者から嗚咽が洩れる中、ニヘドンはちっとももらい泣きせずにいた。
韓流映画なら大泣きする ニヘドンなのに・・・・。
そのニヘドンを、泣く程では無いが、ちょっと うるっとさせたのが、この5年生の歌声だった。
どこぞの児童合唱団の様に作らされた 歌声では無く、 素のままで美しい!!
いいじゃん、いいじゃん。 ニヘドン こういうの好きだよ。
もし ニヘドンがプロデューサーだったら、この歌声、使うね!!
素人の童声は、本当にいいわ。同じ童声でも、幼稚園位だと、幼な過ぎて ただ可愛いだけだけど。
5年生という微妙なお年頃が、又良いんでしょうね。
子供と大人の丁度 中間がね。 幼稚園児よりは ずっと人情も分かって来てるぞ、みたいなね。

いやあ、この5年生の歌声を聴けた事は、卒業式に出席した収穫でした!!
来年ももぐり込んじゃおうかな? 歌声を聞きに。
児童合唱団、声作り過ぎ。 面白くないよ。 子供は「素」のままが一番美しいんだよ!!

外に出て、担任の先生に挨拶をしたら、
「 力不足で済みませんでした。お母さんから見たら、物足らなかったと思いますが、僕なりに
  精一杯やったつもりです。」 と言われてしまいました。
ありゃりゃ~、やっぱ、ニヘドン、うるさ型の母だと思われていた?
でも、民主主義の世の中だもの。 言いたい事は言わなきゃね。

では最後に、ニヘドンが本当に言いたい事を言わせていただきます。

「 石田様!! 好きです! 好きです! 大好きです!! 」  以上。  

Posted by ニヘドン at 23:15Comments(0)

2007年03月17日

「沿線のことなら『京急沿線』ニュース」

ニヘドン、活字病である。子供の頃より、本を読むのが好きであったが、いつしか、読む物は
本だけに限らなくなった。
町の看板、電車の中吊り広告、駅のポスター、電信柱の求人ビラ・・・・・・・・。
駅や店舗に置かれている無料のミニコミ紙やタウン紙も必ず手に取って読む様にする。

中でもお気に入りは、「京急沿線ニュース」である。多分、知らない方が多いと思う。
文字通り、京急(京浜急行線)の各駅のラックに置かれている。
昭和48年に発行された、結構歴史のあるものだが、何だか、マイナー?地味?
でも、中身は濃いよ~。

ニヘドン、息子が参加できるイベントは、いつも この『京急沿線ニュース』で情報ゲット!
ニヘドン自身も、ウォーキングとか、ニヘドンの物好き魂をくすぐるイベントを数多くゲット!
ニヘドンの横浜ライフを充実させてくれる、優れた存在なんです。
唯一の欠点は、石田様情報が載っていない事だね。
ま、他紙にも 石田様情報は無いけどね。

昨日も京急に乗った折、3月号を手に取り、車内で読みふけった。
「 We Love Baseball 永谷侑の野球大好き!! No.39 花は桜木 男意気!」という
コラムが秀逸であった。 ニヘドン、野球は興味無い。日本で野球が禁止されても、痛くも痒くも無い。
しかし、このコラムを読むと、野球選手を思わず応援してみたくなる吸引力がある!!
著作権の問題に抵触しそうで、引用ができないので、皆さん、ぜひ京急沿線のどこかの駅に
行って、「京急沿線ニュース」を入手してみて下さい。
毎月、月初めに置かれるので、そろそろ無くなって来たかも。
昨日の段階で、井土ヶ谷駅は全部掃けていた。杉田駅はまだ たくさん残っていた。

「横浜ノスタルジア」「横浜開港資料館」「金沢文庫」「日本新聞博物館」等等、4ページしかない
紙面に情報、コラム満載です。
横浜人必読の新聞でありんすよ!!  

Posted by ニヘドン at 09:06Comments(6)