2009年06月30日
「 メトロ 」
ブリリア・ショートショート・シアター
X プログラム より。
上映期間 : 2009年04月16日(木)
〜05月15日(水)
英題 : Underground
邦題 : メトロ
監督 : Aimee Lagos & Kristin Dehnert
製作国 : アメリカ
製作年 : 2003年
上映時間 : 11分00秒
種別 : ドラマ
概要 : 心臓ドキドキ、市営地下鉄一日乗車体験を描いた作品。
**********************************
プログラム上映前に、各著名人のショートショート・フィルム・フェスティバルに対する
応援メッセージの映像が流されます。
ニヘドンは毎回これを楽しみにしている人です。
だって、本当にバラエティ豊かな顔ぶれで、「 え? こんな人まで? 」という
驚きも味わえます。
今日の応援団は、ジョン・カビラ氏と、堀北真希ちゃんでした。
***********************************
「 メトロ 」
地下鉄駅構内のざわめきが聞こえる。
痩せぎすの女性が公衆電話で “ I love you too.” と言っている。
女性がエスカレーターを駆け下り、メトロに乗る。
1人の男とぶつかり、男性は “ Watch it ! ” と吐き捨てる。
女性は、余り誠意の無い口ぶりで “ Sorry.” とつぶやく。
女性は肩にかかる程度の長さのブロンドのウェイビーヘアー。
あまりフェミニンで無いカーキ色のジャケットを着ている。
下はブルージーンズ。
彼女はメイクもしておらず、かなりファッショには無頓着みたいだ。
次はメイプル駅だとアナウンスが告げる。
車内では、複数の男達が彼女に視線を向けては、目をそらす。
女性はメイプル駅でメトロを下り、足早に階段を駆け下りる。
彼女が何を急いでいるのかは謎である。
飾りっ気の無い服装からすると、デートでもなさそうだし・・・・。
女性は、またメトロのホームにいる。
女性は不安げに物陰に隠れるようにしている。
どうも複数の男達に見られているようだ。
( ニヘドンも夜中過ぎにニューヨークの地下鉄に1人で乗る時などは、
本当に怖かったから、彼女のビクビクした心持ちもよく分かる。 )
女性は次のメトロに乗り込むと、どんどん車両の中を端まで足早に進んで行く。
メトロはトンネルの中を進んで行く。
「 皆さん、いいかね? 」 と聖書の福音を喚き散らす老人が車内にやって来て
チラシを乗客たちに配り始める。
女性は次の駅で下りようかどうしようか迷うが、次の駅は見送り、そのまま乗っている。
サラリーマン姿の男がドアの前に立ったので、女性もその男の後ろに立つ。
次の駅でサラリーマン風の男がメトロを下り、通路を歩き始める。
女性もピッタリと男の背後を歩く。
何と、複数の怪しい男達が女性を取り囲むように、少し離れてついて来る!!
女性はサラリーマンの腕を取り、一緒に歩いてと頼む。 が、断られてしまう。
女性は走る。
男2人が走って後を尾いて来る!!
女性は地上に逃れ出る。 もう少しで車に轢かれそうになる。
どこからか、パトカーのサイレンの音が聞こえて来る。
女性はレストランに入る。
女性はずっと背負っていたリュックをレストランに置いて、手ぶらでレストランから出る。
( 身軽になって、怪しい男達を撒くつもりなのだろうか? )
レストランの名前が笑える。 「 Surprise Cafe 」 ( サプライズ・カフェ )。
女性がレストランを出てから数分後、レストランから大きな爆発が起こり周囲は大混乱になる。
はい。 怪しい男達に狙われた女性が逃げ惑ったと思ってしまった人達。
ブブー! ハズレです。
正解は、テロリストの女性を尾行する刑事達だったのです。
エンドロールの最後にこんな字幕が浮かび上がります。
私達は物事を主観で判断してしまう。
はい。 主観に惑わされずに、物事の本質を見極めるようにしましょうね。
しっかし、ニヘドンもこの映画には騙されたー!!
***** 「 メトロ 」 ・ 完 *******************
X プログラム より。
上映期間 : 2009年04月16日(木)
〜05月15日(水)
英題 : Underground
邦題 : メトロ
監督 : Aimee Lagos & Kristin Dehnert
製作国 : アメリカ
製作年 : 2003年
上映時間 : 11分00秒
種別 : ドラマ
概要 : 心臓ドキドキ、市営地下鉄一日乗車体験を描いた作品。
**********************************
プログラム上映前に、各著名人のショートショート・フィルム・フェスティバルに対する
応援メッセージの映像が流されます。
ニヘドンは毎回これを楽しみにしている人です。
だって、本当にバラエティ豊かな顔ぶれで、「 え? こんな人まで? 」という
驚きも味わえます。
今日の応援団は、ジョン・カビラ氏と、堀北真希ちゃんでした。
***********************************
「 メトロ 」
地下鉄駅構内のざわめきが聞こえる。
痩せぎすの女性が公衆電話で “ I love you too.” と言っている。
女性がエスカレーターを駆け下り、メトロに乗る。
1人の男とぶつかり、男性は “ Watch it ! ” と吐き捨てる。
女性は、余り誠意の無い口ぶりで “ Sorry.” とつぶやく。
女性は肩にかかる程度の長さのブロンドのウェイビーヘアー。
あまりフェミニンで無いカーキ色のジャケットを着ている。
下はブルージーンズ。
彼女はメイクもしておらず、かなりファッショには無頓着みたいだ。
次はメイプル駅だとアナウンスが告げる。
車内では、複数の男達が彼女に視線を向けては、目をそらす。
女性はメイプル駅でメトロを下り、足早に階段を駆け下りる。
彼女が何を急いでいるのかは謎である。
飾りっ気の無い服装からすると、デートでもなさそうだし・・・・。
女性は、またメトロのホームにいる。
女性は不安げに物陰に隠れるようにしている。
どうも複数の男達に見られているようだ。
( ニヘドンも夜中過ぎにニューヨークの地下鉄に1人で乗る時などは、
本当に怖かったから、彼女のビクビクした心持ちもよく分かる。 )
女性は次のメトロに乗り込むと、どんどん車両の中を端まで足早に進んで行く。
メトロはトンネルの中を進んで行く。
「 皆さん、いいかね? 」 と聖書の福音を喚き散らす老人が車内にやって来て
チラシを乗客たちに配り始める。
女性は次の駅で下りようかどうしようか迷うが、次の駅は見送り、そのまま乗っている。
サラリーマン姿の男がドアの前に立ったので、女性もその男の後ろに立つ。
次の駅でサラリーマン風の男がメトロを下り、通路を歩き始める。
女性もピッタリと男の背後を歩く。
何と、複数の怪しい男達が女性を取り囲むように、少し離れてついて来る!!
女性はサラリーマンの腕を取り、一緒に歩いてと頼む。 が、断られてしまう。
女性は走る。
男2人が走って後を尾いて来る!!
女性は地上に逃れ出る。 もう少しで車に轢かれそうになる。
どこからか、パトカーのサイレンの音が聞こえて来る。
女性はレストランに入る。
女性はずっと背負っていたリュックをレストランに置いて、手ぶらでレストランから出る。
( 身軽になって、怪しい男達を撒くつもりなのだろうか? )
レストランの名前が笑える。 「 Surprise Cafe 」 ( サプライズ・カフェ )。
女性がレストランを出てから数分後、レストランから大きな爆発が起こり周囲は大混乱になる。
はい。 怪しい男達に狙われた女性が逃げ惑ったと思ってしまった人達。
ブブー! ハズレです。
正解は、テロリストの女性を尾行する刑事達だったのです。
エンドロールの最後にこんな字幕が浮かび上がります。
私達は物事を主観で判断してしまう。
はい。 主観に惑わされずに、物事の本質を見極めるようにしましょうね。
しっかし、ニヘドンもこの映画には騙されたー!!
***** 「 メトロ 」 ・ 完 *******************
2009年06月30日
4月18日 『 アメリカン・クラシックス 』・後半
この記事は 「 4月18日 『 アメリカン・クラシックス 』・前半 」の続きの第2部のレポートです。
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e97864.html
名曲コンサート
「 アメリカン・クラシックス 」
〜 海をわたったアメリカの音楽
日時 : 2009年04月18日(土)
13:30 開場 14:00 開演
会場 : 神奈川県民ホール 大ホール
料金 : S席 4,000円 A席 3,000円 ( 全席指定 )
出演 : 指揮 / 現田 茂夫 ( げんだ しげお )
ピアノ / 三舟公 優子 ( みふね ゆうこ )
ヴァイオリン / 石義 絵里子 ( いそ えりこ )
ソロ・コンサートマスター / 石田 泰尚 ( いしだ やすなお ) 様
管弦楽 / 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演目 : 第1部
コープランド / 市民のためのファンファーレ
フォスター / フォスター・メドレー
クライスラー / 愛の喜び
ガーシュイン / サマータイム
コルンゴールド / ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35より 第3楽章
ガーシュイン / パリのアメリカ人
休 憩 ★ 1 5 分
第2部
バーンスタイン / 「 キャンディード 」序曲
ジョップリン / エンターテイナー
ヴュータン / アメリカの思い出
アンダーソン / ジャズ・ピチカート
アンダーソン / ジャズ・レガート
ガーシュイン / ラプソディ・イン・ブルー
アンコール
アンダーソン / フィドル・バトル
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
15:15から第2部が始まりました。
1曲目はバーンスタインの 「 キャンディード 」序曲 です。
うぎゃー! 細かい音符の羅列です!!
ヴァイオリンを習っていると、どの演奏を聞いても
「 いつか自分もあの曲を弾く事になるのだろうか? 」という気持ちで聞いてしまうので、
ニヘドンのヴァイオリン・テクニックからかけ離れている曲を聞くのが恐ろしい・・・・・・・・。
おお・・・・・この曲にも石田様のソロが・・・・・・・・。 ぽわーん。
移弦。 移弦。 移弦。 移弦。・・・・・・・・・・・・・。
ほっほー。 石田様、流石でございます。
どれだけ移弦の嵐が吹き荒れようとも、石田様の音は乱れもしません。
スカッとした演奏に客席から熱狂的な拍手が巻き起こりました。
マエストロ現田っちょも実に嬉しそうな顔をしてみせます。
現田っちょがマイクを手に取りました。
現田 「 実はちょっと緊張してたんです。
海外向けに我々の演奏したキャンディードが放送される事になっています。
録り直しも出来ないしね。 まあ、何とか上手く出来ました。」
( そうかー。 現田っちょの妙に嬉しそうな表情は、そういう事だったのかー。納得。)
現田 「 次は2番目の美女、三舟公優子さんです。
三舟公さんは、子供の頃アメリカでお過ごしになった方ですね。
三舟公さんに演奏していただくのは、『 スティング 』でも使われて有名な
『 エンターテイナー 』です。
スティングの映画の中でロバート・レッドフォードとポール・ニューマンが悪者、
悪者と言うのも古い言い方ですが、悪者からお金を取り戻すストーリーです。
Y-150は、横浜市が総力を挙げて取り組んでいるイベントです。
今日はその開港150周年に因んだアメリカのプログラムでお届けしています。」
現田っちょが石田様に目配せをすると、石田様が立ち上がってピアノの前まで歩み寄ります。
石田様はピアノの鍵盤を押してチューニングを行います。
現田 「 三舟公優子さん、どうぞ! 」
三舟公お姉たまの登場です。
目も覚める様なロイヤルブルーのタイとなロングドレス姿です。
早速、後半2曲目の「 エンターテイナー 」が始まりました。
三舟公お姉たまの演奏も、もう何度も聞いていますが、
おお・・・・・・・三舟公お姉たまのピアノの音は存在感が有る~。
改めてその音の存在感に圧倒されてしまいました。
あれ? ちょっと、オーケストラの音が負けちゃってませんか?
音のボリュームとかいう問題じゃなくて、存在感で負けちゃっている様です。
でもでも、最後の部分の タララタンタラ~、タララタンタラ~の所が
ピアノとオーケストラが盛り上がって最高でした!!
( 二へドンの鼻歌を文字化したものって、絶対どこのメロディーか分からないという方へ。
「 気合で分かれ! 」・・・・・・・・・・・・・ そんな無茶なあ~。 )
演奏が終わると現田っちょの突撃インタビュー!です。
現田 「 三舟公さんは、アメリカにいらっしゃる間に、こういう曲は弾かれたんですか?」
三舟公 「 私は6歳から12歳まで小学校全部ニューヨークで育って、
今日の曲は全部弾いたり聞いたりしてましたよ。 」
現田 「 僕、指揮台に上って1段高い所にいるでしょう。
どうしても三舟公さんの胸元に目がいっちゃうんですよね。(笑)
アメリカでの思い出は何か有りますか? 」
三舟公 「 よく勉強して、よく遊んだな、と思います。 」
現田 「 やっぱり自由の国なんですか? ピアノの演奏に影響も?」
三舟公 「 私は、独学では、2~3歳からピアノに触れてはいたようなんですが、
先生についたのは7歳からですね。
影響は有るんでしょうかね?
学校の音楽の授業はビートルズでしたから。」
現田 「 三舟公さんは、横浜には、何か縁が有るんですか? 」
三舟公 「 1995年から2000年迄 FM横浜で仕事をしてましたので、
その当時のリスナーの方も、もしかしたら今日、
聞きに来てくれているのかもしれませんね。 」
そして礒絵里子さんがヴァイオリンを抱えて舞台に登場して来ました。
現田 「 それでは次は、ヴァイオリンとピアノのお二人のデュエット・・・・・・・ 。
?? デュエットじゃないね? 」
礒 「 デュオ!! 」
現田 「 ああ。 デュオか。 マイクを持っていると、どうしてもデュエットになってしまう。
では、優子さんと2人でお願いします。」
そしてヴュータンの「 アメリカの思い出 」の演奏が始まりました。
いきなりヴァイオリン・ソロの情熱的な演奏です。
ちょっとちょっと! この曲って、弾くのは超・難しいですよ!?
ニヘドンには不可能な事を、礒絵里子さんは、人前でやってしまうのですよ!!
もうニヘドンは口をポカンと開けっ放しなので、やたらと口が乾いて仕方が無い・・・。
優子さんのピアノのリズミカルな伴奏が始まると、
( ありゃ、これって、「 アルプス一万尺 」のメロディじゃありませんか!? )
メロディがピアノに移ると、ヴァイオリンは1音ずつ移弦するという、ニヘドンには決して
出来ない神業を延々と演奏して行きます。
演奏が終わると、客席から歓声が上がります。
( そりゃあ、そうですよ。 この演奏は凄過ぎるもん。 )
現田 「 アメリカの曲とか言って、スイスじゃないですか!」
礒 「 私もこれ、アメリカの曲だって、初めて知りました。」
三舟公 「 ヤンキードゥードゥルですよねー。 」
( あ、そうか。 アルプス一万尺だと思うのは日本人だけか!)
現田 「 今後のご予定を聞かせて頂けますか? 」
三舟公 「 これからは、デビュー20周年で、そのリサイタルと、
CDの録音の予定が有ります。
バーバーの曲を全部入れる予定です。
礒 「 皆様のお手元にチラシが有ると思うのですが。」
現田 「 あ、偶然ですねー。」 ( 笑 )
礒 「 トッパンホールでコンサートが有ります。
よろしかったら、こちらも来て頂けると嬉しいです。 」
現田 「 はい。 それでは三舟公さんには残って頂いて、
アンダーソンの『 ジャズ・ピチカート 』 と 『 ジャズ・レガート 』を
2曲続けてお聞き下さい。
アンダーソンの2曲は、ホルンの大橋 晃一( おおはし こういち )氏の編曲です。」
弦チームは、皆、弓を譜面台に置いて演奏しています。
弓を膝の上に置いている人もいますね。
お見事! お見事!
とにかく三舟公優子さんのピアノの演奏は、聞いていて爽快感を得られます。
『 ジャズ・レガート 』は正に目に見えない『 レガート 』を眼前に提示してくれた様なレガートさ。
す・ば・ら・し・い!!
現田 「 えー。 今日の最後の曲になってしまいましたが、
ガーシュウィンの 『 ラプソディ・イン・ブルー 』をお聞き頂きます。
冒頭はクラリネットのソロで始まるんですが、これがなかなか難しいんですねー。
ガーシュウィンの曲は、唇だけで、うーんとキーを上げて行くんですねぇ。
本当に難しいんです。
プレッシャーをかける訳じゃないんですが・・・・・・。( 笑 ) 」
そして「 ラプソディー・イン・ブルー 」の演奏が始まりました。
ピアノが始まるまで、1st ヴァイオリンは御休みです。
しかし、この曲はいつ聞いてもいいし、多くの日本人演奏家達は実にうまくこの曲を弾くよね。
ぽけーっと聞き惚れている間に、あっと言う間に演奏終了。
現田 「 えー、大分時間も押しているんですが、折角ですので、アンコールを。 」
会場から拍手。 拍手。
現田 「 ピアノ(・ソロ)とヴァイオリン(・ソロ)とオーケストラが一緒に演奏の機会があまり無い
んですね。
今日はこれからアンダーソンの 『 フィドル・バトル 』、ヴァイオリン弾きの戦いって
意味なんですが、これをお届けします。 お聞き下さい。 」
これまた細かい音符の羅列!!
途中で、オーケストラ金管チームの指パッチンの演奏も入り、痺れました。
ニヘドンは子供の頃、どうあがいても指パッチンの音が出ない人でしたが、
オーケストラの中で指パッチンする時って、
やっぱり良い音が出るように練習するものなんでしょうか?
駄目出し喰らったりして!?
演奏後は大拍手に大歓声。
うんうん。 最高に楽しかったよー!!
現田っちょは右手を頭上に上げてバイバイしながら退場して行きました。
16:10 終了。 いやはや本当に楽しめた興奮物の演奏会でした。
***** 「 4月18日 『 アメリカン・クラシックス 』・後半 」 ・ 完 *******
前半はこちら → http://nihedon.hama1.jp/e97864.html
名曲コンサート
「 アメリカン・クラシックス 」
〜 海をわたったアメリカの音楽
日時 : 2009年04月18日(土)
13:30 開場 14:00 開演
会場 : 神奈川県民ホール 大ホール
料金 : S席 4,000円 A席 3,000円 ( 全席指定 )
出演 : 指揮 / 現田 茂夫 ( げんだ しげお )
ピアノ / 三舟公 優子 ( みふね ゆうこ )
ヴァイオリン / 石義 絵里子 ( いそ えりこ )
ソロ・コンサートマスター / 石田 泰尚 ( いしだ やすなお ) 様
管弦楽 / 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演目 : 第1部
コープランド / 市民のためのファンファーレ
フォスター / フォスター・メドレー
クライスラー / 愛の喜び
ガーシュイン / サマータイム
コルンゴールド / ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35より 第3楽章
ガーシュイン / パリのアメリカ人
休 憩 ★ 1 5 分
第2部
バーンスタイン / 「 キャンディード 」序曲
ジョップリン / エンターテイナー
ヴュータン / アメリカの思い出
アンダーソン / ジャズ・ピチカート
アンダーソン / ジャズ・レガート
ガーシュイン / ラプソディ・イン・ブルー
アンコール
アンダーソン / フィドル・バトル
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
15:15から第2部が始まりました。
1曲目はバーンスタインの 「 キャンディード 」序曲 です。
うぎゃー! 細かい音符の羅列です!!
ヴァイオリンを習っていると、どの演奏を聞いても
「 いつか自分もあの曲を弾く事になるのだろうか? 」という気持ちで聞いてしまうので、
ニヘドンのヴァイオリン・テクニックからかけ離れている曲を聞くのが恐ろしい・・・・・・・・。
おお・・・・・この曲にも石田様のソロが・・・・・・・・。 ぽわーん。
移弦。 移弦。 移弦。 移弦。・・・・・・・・・・・・・。
ほっほー。 石田様、流石でございます。
どれだけ移弦の嵐が吹き荒れようとも、石田様の音は乱れもしません。
スカッとした演奏に客席から熱狂的な拍手が巻き起こりました。
マエストロ現田っちょも実に嬉しそうな顔をしてみせます。
現田っちょがマイクを手に取りました。
現田 「 実はちょっと緊張してたんです。
海外向けに我々の演奏したキャンディードが放送される事になっています。
録り直しも出来ないしね。 まあ、何とか上手く出来ました。」
( そうかー。 現田っちょの妙に嬉しそうな表情は、そういう事だったのかー。納得。)
現田 「 次は2番目の美女、三舟公優子さんです。
三舟公さんは、子供の頃アメリカでお過ごしになった方ですね。
三舟公さんに演奏していただくのは、『 スティング 』でも使われて有名な
『 エンターテイナー 』です。
スティングの映画の中でロバート・レッドフォードとポール・ニューマンが悪者、
悪者と言うのも古い言い方ですが、悪者からお金を取り戻すストーリーです。
Y-150は、横浜市が総力を挙げて取り組んでいるイベントです。
今日はその開港150周年に因んだアメリカのプログラムでお届けしています。」
現田っちょが石田様に目配せをすると、石田様が立ち上がってピアノの前まで歩み寄ります。
石田様はピアノの鍵盤を押してチューニングを行います。
現田 「 三舟公優子さん、どうぞ! 」
三舟公お姉たまの登場です。
目も覚める様なロイヤルブルーのタイとなロングドレス姿です。
早速、後半2曲目の「 エンターテイナー 」が始まりました。
三舟公お姉たまの演奏も、もう何度も聞いていますが、
おお・・・・・・・三舟公お姉たまのピアノの音は存在感が有る~。
改めてその音の存在感に圧倒されてしまいました。
あれ? ちょっと、オーケストラの音が負けちゃってませんか?
音のボリュームとかいう問題じゃなくて、存在感で負けちゃっている様です。
でもでも、最後の部分の タララタンタラ~、タララタンタラ~の所が
ピアノとオーケストラが盛り上がって最高でした!!
( 二へドンの鼻歌を文字化したものって、絶対どこのメロディーか分からないという方へ。
「 気合で分かれ! 」・・・・・・・・・・・・・ そんな無茶なあ~。 )
演奏が終わると現田っちょの突撃インタビュー!です。
現田 「 三舟公さんは、アメリカにいらっしゃる間に、こういう曲は弾かれたんですか?」
三舟公 「 私は6歳から12歳まで小学校全部ニューヨークで育って、
今日の曲は全部弾いたり聞いたりしてましたよ。 」
現田 「 僕、指揮台に上って1段高い所にいるでしょう。
どうしても三舟公さんの胸元に目がいっちゃうんですよね。(笑)
アメリカでの思い出は何か有りますか? 」
三舟公 「 よく勉強して、よく遊んだな、と思います。 」
現田 「 やっぱり自由の国なんですか? ピアノの演奏に影響も?」
三舟公 「 私は、独学では、2~3歳からピアノに触れてはいたようなんですが、
先生についたのは7歳からですね。
影響は有るんでしょうかね?
学校の音楽の授業はビートルズでしたから。」
現田 「 三舟公さんは、横浜には、何か縁が有るんですか? 」
三舟公 「 1995年から2000年迄 FM横浜で仕事をしてましたので、
その当時のリスナーの方も、もしかしたら今日、
聞きに来てくれているのかもしれませんね。 」
そして礒絵里子さんがヴァイオリンを抱えて舞台に登場して来ました。
現田 「 それでは次は、ヴァイオリンとピアノのお二人のデュエット・・・・・・・ 。
?? デュエットじゃないね? 」
礒 「 デュオ!! 」
現田 「 ああ。 デュオか。 マイクを持っていると、どうしてもデュエットになってしまう。
では、優子さんと2人でお願いします。」
そしてヴュータンの「 アメリカの思い出 」の演奏が始まりました。
いきなりヴァイオリン・ソロの情熱的な演奏です。
ちょっとちょっと! この曲って、弾くのは超・難しいですよ!?
ニヘドンには不可能な事を、礒絵里子さんは、人前でやってしまうのですよ!!
もうニヘドンは口をポカンと開けっ放しなので、やたらと口が乾いて仕方が無い・・・。
優子さんのピアノのリズミカルな伴奏が始まると、
( ありゃ、これって、「 アルプス一万尺 」のメロディじゃありませんか!? )
メロディがピアノに移ると、ヴァイオリンは1音ずつ移弦するという、ニヘドンには決して
出来ない神業を延々と演奏して行きます。
演奏が終わると、客席から歓声が上がります。
( そりゃあ、そうですよ。 この演奏は凄過ぎるもん。 )
現田 「 アメリカの曲とか言って、スイスじゃないですか!」
礒 「 私もこれ、アメリカの曲だって、初めて知りました。」
三舟公 「 ヤンキードゥードゥルですよねー。 」
( あ、そうか。 アルプス一万尺だと思うのは日本人だけか!)
現田 「 今後のご予定を聞かせて頂けますか? 」
三舟公 「 これからは、デビュー20周年で、そのリサイタルと、
CDの録音の予定が有ります。
バーバーの曲を全部入れる予定です。
礒 「 皆様のお手元にチラシが有ると思うのですが。」
現田 「 あ、偶然ですねー。」 ( 笑 )
礒 「 トッパンホールでコンサートが有ります。
よろしかったら、こちらも来て頂けると嬉しいです。 」
現田 「 はい。 それでは三舟公さんには残って頂いて、
アンダーソンの『 ジャズ・ピチカート 』 と 『 ジャズ・レガート 』を
2曲続けてお聞き下さい。
アンダーソンの2曲は、ホルンの大橋 晃一( おおはし こういち )氏の編曲です。」
弦チームは、皆、弓を譜面台に置いて演奏しています。
弓を膝の上に置いている人もいますね。
お見事! お見事!
とにかく三舟公優子さんのピアノの演奏は、聞いていて爽快感を得られます。
『 ジャズ・レガート 』は正に目に見えない『 レガート 』を眼前に提示してくれた様なレガートさ。
す・ば・ら・し・い!!
現田 「 えー。 今日の最後の曲になってしまいましたが、
ガーシュウィンの 『 ラプソディ・イン・ブルー 』をお聞き頂きます。
冒頭はクラリネットのソロで始まるんですが、これがなかなか難しいんですねー。
ガーシュウィンの曲は、唇だけで、うーんとキーを上げて行くんですねぇ。
本当に難しいんです。
プレッシャーをかける訳じゃないんですが・・・・・・。( 笑 ) 」
そして「 ラプソディー・イン・ブルー 」の演奏が始まりました。
ピアノが始まるまで、1st ヴァイオリンは御休みです。
しかし、この曲はいつ聞いてもいいし、多くの日本人演奏家達は実にうまくこの曲を弾くよね。
ぽけーっと聞き惚れている間に、あっと言う間に演奏終了。
現田 「 えー、大分時間も押しているんですが、折角ですので、アンコールを。 」
会場から拍手。 拍手。
現田 「 ピアノ(・ソロ)とヴァイオリン(・ソロ)とオーケストラが一緒に演奏の機会があまり無い
んですね。
今日はこれからアンダーソンの 『 フィドル・バトル 』、ヴァイオリン弾きの戦いって
意味なんですが、これをお届けします。 お聞き下さい。 」
これまた細かい音符の羅列!!
途中で、オーケストラ金管チームの指パッチンの演奏も入り、痺れました。
ニヘドンは子供の頃、どうあがいても指パッチンの音が出ない人でしたが、
オーケストラの中で指パッチンする時って、
やっぱり良い音が出るように練習するものなんでしょうか?
駄目出し喰らったりして!?
演奏後は大拍手に大歓声。
うんうん。 最高に楽しかったよー!!
現田っちょは右手を頭上に上げてバイバイしながら退場して行きました。
16:10 終了。 いやはや本当に楽しめた興奮物の演奏会でした。
***** 「 4月18日 『 アメリカン・クラシックス 』・後半 」 ・ 完 *******
2009年06月29日
「 ディファイアンス 」
「 ディファイアンス 」
鑑賞日 : 2009年06月28日(日)
鑑賞館 : シネマ・ジャック&ベティ
主演のダニエル・クレイグがめちゃ格好いい〜。
もうこの一言に尽きます。
トゥヴィァ役のダニエル・クレイグに痺れまくり。
いい! こういう寡黙に己のすべき事を遂行する男、
滅茶素敵!
恋に落ちる! 恋に落ちる!
ニヘドンは何で今までダニエル・クレイグに無反応だったのか
本当に反省しきりですよ。
ダニエル・クレイグと言えば、最近では007シリーズで世界的にメジャーになりましたよね。
ニヘドンも
「 007/カジノロワイヤル 」と
「 007/慰めの報酬 」を両方見ました。
最初ダニエル・クレイグが新しいジェームズ・ボンドだよって聞いた時には、歓迎出来なかったんです。
だってニヘドンみたいにほぼ2分の1世紀も生きちゃってると、
なまじ昔からのジェームズ・ボンドに慣れ親しんできちゃってるから、
「 何? 新参者? お前にジェームズ・ボンドが務まるの? 」みたいな冷ややかな視線を
送っちゃっていたんです。
「 007/カジノロワイヤル 」の公開前にTVのワイドショーでこの映画が取り上げられて、
若い女性タレントが、「 ダニエル・クレイグが格好いい~!」 と黄色い声を上げているのを見て、
「 え? これで格好いいの? 若い女って、男を見る目が育ってないよねえ。」なんつって
思ってしまいました。
ごめんなさい。 男を見る目が育っていなかったのはニヘドンの方でした。
007はね、もう最初から「 格好いい役どころ 」という容器が出来上がっちゃっているから、
役者ダニエル・クレイグの魅力が今ひとつ見えてなかったのだと思います。
「 ディファイアンス 」では、1人で1200人もの命を預かりながら、ナチスから逃れて森の中で
生き抜くリーダー役の男を演じます。
この先は死なのか、ハッピーエンドなのかストーリーを知らずに見ると、もうトゥヴィアの
一挙手一投足にハラハラドキドキで、感情移入しちゃって、
もう 「 ダニエル・クレイグと私は他人じゃないなのよ。」 みたいな感覚に陥ります。
ダニエル・クレイグの過去の出演作品を調べてみたら、
「 ミュンヘン 」に Steve 役で出演していたのね。
「 ミュンヘン 」はDVDを持っているけれど、全く気がつかなかったわ。駄目ぢゃん。( 笑 )
先生、質問です。 ディファイアンスってどういう意味ですか?
はい。 英語の defiance です。 意味は 「 ( 公然たる )反抗の態度 」 とか
「 ( 命令などに対する公然たる ) 反抗、無視 」 という意味です。
show defiance toward ~ 「 ~ に対して反抗的な態度を示す 」みたいに
使います。
My son always shows defiance toward me. That's my headache.
うちの息子ちゃんたら、私に対していつも反抗的なのよー。 困るわー。
ディファイアンスとレジスタンスは、どう違うのですか?
あ、それは、いい質問です。
英語の resistance は、元々は、
・ 物理的な 「 抵抗 」 「 抵抗力 」。
・ ( 化学作用などに対する ) 「 抵抗力 」。
・ 細菌、病気などに対する 「 耐性 」。
の事です。
日本人が馴染んでいる 抵抗運動のレジスタンスという言葉は、
the を付けて、最初の r を大文字にして使って下さいね。
the Resistance と使うんですよー。
うちの息子は resistance と言われても、
息子にバネをつけて、抵抗性を測る実験をしているのかと思っちゃうので、
defiance という言葉を覚えて使って下さいねー。
鑑賞日 : 2009年06月28日(日)
鑑賞館 : シネマ・ジャック&ベティ
主演のダニエル・クレイグがめちゃ格好いい〜。
もうこの一言に尽きます。
トゥヴィァ役のダニエル・クレイグに痺れまくり。
いい! こういう寡黙に己のすべき事を遂行する男、
滅茶素敵!
恋に落ちる! 恋に落ちる!
ニヘドンは何で今までダニエル・クレイグに無反応だったのか
本当に反省しきりですよ。
ダニエル・クレイグと言えば、最近では007シリーズで世界的にメジャーになりましたよね。
ニヘドンも
「 007/カジノロワイヤル 」と
「 007/慰めの報酬 」を両方見ました。
最初ダニエル・クレイグが新しいジェームズ・ボンドだよって聞いた時には、歓迎出来なかったんです。
だってニヘドンみたいにほぼ2分の1世紀も生きちゃってると、
なまじ昔からのジェームズ・ボンドに慣れ親しんできちゃってるから、
「 何? 新参者? お前にジェームズ・ボンドが務まるの? 」みたいな冷ややかな視線を
送っちゃっていたんです。
「 007/カジノロワイヤル 」の公開前にTVのワイドショーでこの映画が取り上げられて、
若い女性タレントが、「 ダニエル・クレイグが格好いい~!」 と黄色い声を上げているのを見て、
「 え? これで格好いいの? 若い女って、男を見る目が育ってないよねえ。」なんつって
思ってしまいました。
ごめんなさい。 男を見る目が育っていなかったのはニヘドンの方でした。
007はね、もう最初から「 格好いい役どころ 」という容器が出来上がっちゃっているから、
役者ダニエル・クレイグの魅力が今ひとつ見えてなかったのだと思います。
「 ディファイアンス 」では、1人で1200人もの命を預かりながら、ナチスから逃れて森の中で
生き抜くリーダー役の男を演じます。
この先は死なのか、ハッピーエンドなのかストーリーを知らずに見ると、もうトゥヴィアの
一挙手一投足にハラハラドキドキで、感情移入しちゃって、
もう 「 ダニエル・クレイグと私は他人じゃないなのよ。」 みたいな感覚に陥ります。
ダニエル・クレイグの過去の出演作品を調べてみたら、
「 ミュンヘン 」に Steve 役で出演していたのね。
「 ミュンヘン 」はDVDを持っているけれど、全く気がつかなかったわ。駄目ぢゃん。( 笑 )
先生、質問です。 ディファイアンスってどういう意味ですか?
はい。 英語の defiance です。 意味は 「 ( 公然たる )反抗の態度 」 とか
「 ( 命令などに対する公然たる ) 反抗、無視 」 という意味です。
show defiance toward ~ 「 ~ に対して反抗的な態度を示す 」みたいに
使います。
My son always shows defiance toward me. That's my headache.
うちの息子ちゃんたら、私に対していつも反抗的なのよー。 困るわー。
ディファイアンスとレジスタンスは、どう違うのですか?
あ、それは、いい質問です。
英語の resistance は、元々は、
・ 物理的な 「 抵抗 」 「 抵抗力 」。
・ ( 化学作用などに対する ) 「 抵抗力 」。
・ 細菌、病気などに対する 「 耐性 」。
の事です。
日本人が馴染んでいる 抵抗運動のレジスタンスという言葉は、
the を付けて、最初の r を大文字にして使って下さいね。
the Resistance と使うんですよー。
うちの息子は resistance と言われても、
息子にバネをつけて、抵抗性を測る実験をしているのかと思っちゃうので、
defiance という言葉を覚えて使って下さいねー。
2009年06月29日
サマーコンファレンスへのお誘い
サマーコンファレンス 参加者募集のお知らせ
みんなで「 横浜市歌 」を歌いませんか?
今年は横浜市内のヒットチャートにどれだけ迫れるか!?
という勢いの「 横浜市歌 」を貴方は知っていますか?
2009年06月02日(火)に行なわれた臨港パークでの
「 ドリーム・オブ・ハーモニー 」のステージでも、
横浜市歌がゴスペル・バージョンで披露され、一緒に歌った中田市長もビックリしていました。
2009年06月24日(水)のオルガン1ドルコンサートでも、
オルガ二ストの平中弓弦( ひらなか ゆずる )氏が、パイプオルガンで、
めっちゃ素敵な横浜市歌を編曲してくれました。
何故って、横浜は今年は開港150周年記念で、各地で記念行事が目白押しなんです。
横浜の記念行事と言ったら「 横浜市歌 」!!
横浜は、日本一、市歌を歌う町なんです。
多分、他市町村の皆さんは、自分の出身の学校の校歌は歌えても、市歌或いは区歌は
歌えない、知らない、聞いた事無い人が大半だと思うのです。
折角、平中弓弦氏が、横浜市歌を編曲してくれても、他府県から来たお客さんは、
もしかしたら、あれが横浜の市歌だって、気が付かなかったかもしれませんね。
勿体無い!!
さて、今回、「 サマーコンファレンス 」という企画が有ります。
そこで「 横浜市歌 」を1曲だけ歌う合唱隊メンバーを大募集しているそうなので、
我こそは!と思われる方は、是非ご参加下さい。
「 サマーコンファレンス 」 - 横浜市歌を歌う会
日時 : 2009年07月25日(土)
お昼前後 ( 時間詳細は未定 ) 13:25 が撤収タイム
会場 : パシフィコ 円形広場
参加費 : 無料
参加申し込み : 練習日に練習場所へお越し下さい。
練習日 : 第1回 2009年07月05日(日) 18:30~ 横浜市西公会堂
第2回 2009年07月12日(日) 18:30~ 横浜市西公会堂
主催 : 横浜青年会議所
これは、いろいろなグループがいろいろな演奏で横浜市歌を演奏するステージだそうです。
例えばハンドベルグループとか、ブルース調のアレンジとか、いろいろなバージョンで披露します。
その最後に、「 横浜市歌を歌う会 」が、
普通の横浜市歌を歌って締めくくるという訳です。
本当は、メンバーを100人~500人集めたいそうなんですが、まだ70人しか集まっていないという
事なんで、是非是非どうぞ!!
作家・森鴎外が作詞した文学の香り高い横浜市歌を、皆さんでご一緒に!!
因みにギャラは出ません。 無償ボランティアでお願いします。
**********************************
ニヘドンがこの情報を得たのは、「 開港記念合唱団 」の練習会場でです。
毎年06月02日の横浜開港記念日に臨港パークの特設ステージで歌を披露する
一般公募のメンバーからなる 「 ドリーム・オブ・ハーモニー 」ですが、
今年から開港記念日の本番が終わった後でも、月2回希望者が集まって練習を続ける事に
なりました。
第1回目の練習は06月21日に反町ケアプラザで行なわれました。
ニヘドンはトリオ・リベルタを追って名古屋まで行ったので、練習は欠席でした。
今日第2回目の練習は宮崎ケアプラザで行なわれました。
11:00開始だったのですが、10:30には会場に着いてしまいました。
他のメンバー達と1階のロビーの椅子に座っていたら、3階のボランティアルームが空いているから
使って下さいとスタッフが気を利かせてくれたので、有り難く使わせていただく事になりました。
3階には飲み物の自動販売機が置いてあり、街中の自動販売機より10円安い110円で
販売しているので、助かります。
他の人たちに、「 先週私は練習を休んでしまったのですが、どんな練習をしましたか? 」と
尋ねてみました。
横浜市歌、すべての人の心に花を( 喜納昌吉 作詞・作曲 )、ジブリ・メドレーを歌ったそうです。
でもいきなり不満を聞かされました。
発声練習も無くいきなり歌わせられた事。予定より10分早く終わってしまった事。
不完全燃焼で面白くなかったから、今後どうするのか様子見なんだそうです。
ドリーム・オブ・ハーモニーは、楽譜代1,000円の負担のみで済みましたが、
今回は1時間の練習が月に2回で、2,000円を徴収されます。
ニヘドンみたいに1回欠席をしても、しっかり2,000円徴収されましたから、
皆の不満も分かります。
10:50になると、練習室に呼ばれました。
11:00までは、西区の区民ミュージカルの練習が行なわれています。
今年の演し物は「 エリザベート 」だそうで、合唱団のメンバーも中に入り、
彼らの練習を見物しました。
舞台の立ち位置を、他人とのバランスを見ながら決めて行く事など、
息子ちゃんのミュージカルにも参考になりそうな事が有り、興味はつきません。
横浜市には、区民ミュージカルを立ち上げている所が8区位有って、でも
区毎に全く個性が違うので面白いです。
エリザベートのメンバーが退出すると、合唱メンバーの為に椅子を並べました。
エリザベートの指導と、合唱の指導は同じ先生が担当します。
11:10にスタンバイし、合唱の練習が始まりました。
今日は首を回したり、肩を回したりする簡素な準備運動を行い、軽く発声練習をしました。
横浜市歌を2回通して歌いました。 ニヘドンは楽譜を持って行くのを忘れましたが、
何とか暗譜出来ていました。 ( 本番の時より、全く練習をしていない今の方がよく覚えてる!?)
先生から「 明るく元気に歌おう!」と言われました。
これにはニヘドンもフラストレーションが溜まりました。
だって、ドリーム・オブ・ハーモニーの大合唱は、1回の練習で700人程が集まり行なっていました。
声量の無いド素人が集まっても、700人も集まれば、物凄いボリュームに聞こえるのです。
今日は4パート合わせても30人程です。
ちゃんと声の出ない素人の合唱の酷さを満喫してしまいました。
他の人がやる気無いみたいに思えて仕方が無かったです。
ジブリ・メドレーを1回通し、前回練習しなかった幸田来未ちゃんの「 愛の歌 」を歌いました。
やった! ニヘドンこの歌、大好きなのよ。
歌詞がもろ、ニヘドンの心情を歌っているみたいで、ドリーム・オブ・ハーモニーの練習の時は
いつも涙ぐんでしまっていました。
そして「 すべての人の心に花を 」を歌いました。
あっと言う間に13:00の練習終了時間が来ました。
はは・・・・・本当に不完全燃焼だわ。 これ。
噂では、私達、秋の神奈川区のフェスティバルに参加するかもしれないそうです。
一体どうなりますことやら?
みんなで「 横浜市歌 」を歌いませんか?
今年は横浜市内のヒットチャートにどれだけ迫れるか!?
という勢いの「 横浜市歌 」を貴方は知っていますか?
2009年06月02日(火)に行なわれた臨港パークでの
「 ドリーム・オブ・ハーモニー 」のステージでも、
横浜市歌がゴスペル・バージョンで披露され、一緒に歌った中田市長もビックリしていました。
2009年06月24日(水)のオルガン1ドルコンサートでも、
オルガ二ストの平中弓弦( ひらなか ゆずる )氏が、パイプオルガンで、
めっちゃ素敵な横浜市歌を編曲してくれました。
何故って、横浜は今年は開港150周年記念で、各地で記念行事が目白押しなんです。
横浜の記念行事と言ったら「 横浜市歌 」!!
横浜は、日本一、市歌を歌う町なんです。
多分、他市町村の皆さんは、自分の出身の学校の校歌は歌えても、市歌或いは区歌は
歌えない、知らない、聞いた事無い人が大半だと思うのです。
折角、平中弓弦氏が、横浜市歌を編曲してくれても、他府県から来たお客さんは、
もしかしたら、あれが横浜の市歌だって、気が付かなかったかもしれませんね。
勿体無い!!
さて、今回、「 サマーコンファレンス 」という企画が有ります。
そこで「 横浜市歌 」を1曲だけ歌う合唱隊メンバーを大募集しているそうなので、
我こそは!と思われる方は、是非ご参加下さい。
「 サマーコンファレンス 」 - 横浜市歌を歌う会
日時 : 2009年07月25日(土)
お昼前後 ( 時間詳細は未定 ) 13:25 が撤収タイム
会場 : パシフィコ 円形広場
参加費 : 無料
参加申し込み : 練習日に練習場所へお越し下さい。
練習日 : 第1回 2009年07月05日(日) 18:30~ 横浜市西公会堂
第2回 2009年07月12日(日) 18:30~ 横浜市西公会堂
主催 : 横浜青年会議所
これは、いろいろなグループがいろいろな演奏で横浜市歌を演奏するステージだそうです。
例えばハンドベルグループとか、ブルース調のアレンジとか、いろいろなバージョンで披露します。
その最後に、「 横浜市歌を歌う会 」が、
普通の横浜市歌を歌って締めくくるという訳です。
本当は、メンバーを100人~500人集めたいそうなんですが、まだ70人しか集まっていないという
事なんで、是非是非どうぞ!!
作家・森鴎外が作詞した文学の香り高い横浜市歌を、皆さんでご一緒に!!
因みにギャラは出ません。 無償ボランティアでお願いします。
**********************************
ニヘドンがこの情報を得たのは、「 開港記念合唱団 」の練習会場でです。
毎年06月02日の横浜開港記念日に臨港パークの特設ステージで歌を披露する
一般公募のメンバーからなる 「 ドリーム・オブ・ハーモニー 」ですが、
今年から開港記念日の本番が終わった後でも、月2回希望者が集まって練習を続ける事に
なりました。
第1回目の練習は06月21日に反町ケアプラザで行なわれました。
ニヘドンはトリオ・リベルタを追って名古屋まで行ったので、練習は欠席でした。
今日第2回目の練習は宮崎ケアプラザで行なわれました。
11:00開始だったのですが、10:30には会場に着いてしまいました。
他のメンバー達と1階のロビーの椅子に座っていたら、3階のボランティアルームが空いているから
使って下さいとスタッフが気を利かせてくれたので、有り難く使わせていただく事になりました。
3階には飲み物の自動販売機が置いてあり、街中の自動販売機より10円安い110円で
販売しているので、助かります。
他の人たちに、「 先週私は練習を休んでしまったのですが、どんな練習をしましたか? 」と
尋ねてみました。
横浜市歌、すべての人の心に花を( 喜納昌吉 作詞・作曲 )、ジブリ・メドレーを歌ったそうです。
でもいきなり不満を聞かされました。
発声練習も無くいきなり歌わせられた事。予定より10分早く終わってしまった事。
不完全燃焼で面白くなかったから、今後どうするのか様子見なんだそうです。
ドリーム・オブ・ハーモニーは、楽譜代1,000円の負担のみで済みましたが、
今回は1時間の練習が月に2回で、2,000円を徴収されます。
ニヘドンみたいに1回欠席をしても、しっかり2,000円徴収されましたから、
皆の不満も分かります。
10:50になると、練習室に呼ばれました。
11:00までは、西区の区民ミュージカルの練習が行なわれています。
今年の演し物は「 エリザベート 」だそうで、合唱団のメンバーも中に入り、
彼らの練習を見物しました。
舞台の立ち位置を、他人とのバランスを見ながら決めて行く事など、
息子ちゃんのミュージカルにも参考になりそうな事が有り、興味はつきません。
横浜市には、区民ミュージカルを立ち上げている所が8区位有って、でも
区毎に全く個性が違うので面白いです。
エリザベートのメンバーが退出すると、合唱メンバーの為に椅子を並べました。
エリザベートの指導と、合唱の指導は同じ先生が担当します。
11:10にスタンバイし、合唱の練習が始まりました。
今日は首を回したり、肩を回したりする簡素な準備運動を行い、軽く発声練習をしました。
横浜市歌を2回通して歌いました。 ニヘドンは楽譜を持って行くのを忘れましたが、
何とか暗譜出来ていました。 ( 本番の時より、全く練習をしていない今の方がよく覚えてる!?)
先生から「 明るく元気に歌おう!」と言われました。
これにはニヘドンもフラストレーションが溜まりました。
だって、ドリーム・オブ・ハーモニーの大合唱は、1回の練習で700人程が集まり行なっていました。
声量の無いド素人が集まっても、700人も集まれば、物凄いボリュームに聞こえるのです。
今日は4パート合わせても30人程です。
ちゃんと声の出ない素人の合唱の酷さを満喫してしまいました。
他の人がやる気無いみたいに思えて仕方が無かったです。
ジブリ・メドレーを1回通し、前回練習しなかった幸田来未ちゃんの「 愛の歌 」を歌いました。
やった! ニヘドンこの歌、大好きなのよ。
歌詞がもろ、ニヘドンの心情を歌っているみたいで、ドリーム・オブ・ハーモニーの練習の時は
いつも涙ぐんでしまっていました。
そして「 すべての人の心に花を 」を歌いました。
あっと言う間に13:00の練習終了時間が来ました。
はは・・・・・本当に不完全燃焼だわ。 これ。
噂では、私達、秋の神奈川区のフェスティバルに参加するかもしれないそうです。
一体どうなりますことやら?
2009年06月28日
「 メルヘン 」の日替わりランチ
2009年06月28日(日)
横浜市宮崎地域ケアプラザで、「 横浜開港記念合唱団 」の練習が有りました。
11:00 〜 12:00 までの練習の後、県立音楽堂でチケットを買う予定です。
今日の13:00 から県立音楽堂で「 平成21年度 舞台芸術講座 」の通し券が発売になるからです。
チケット発売開始時刻まで丁度1時間有ります。
宮崎地域ケアプラザは、紅葉坂をちょっと左手に折れた所なので絶妙のロケーションです。
久し振りに県立音楽堂と同じ敷地にある食堂「 メルヘン 」に行きました。
日曜日でも日替わりランチが有るのが嬉しいです。
今日の日替わりは「 豚肉の味噌炒め 」でした。( 写真参照 )
具が野菜たっぷりで嬉しい悲鳴です。
豚肉の上に野菜が覆い被さっていて豚肉の姿が殆ど見えません。
( あー、ニヘドンもダーリンに、こんな風に覆い被さって欲しい。)と昼間からかなり怪しい妄想を逞しくしつつ、1つ1つ野菜を数え上げます。
ごぼう、人参、玉ネギ、ピーマン、豆腐、たけのこ、キクラゲ、鷹の爪。
凄いですねえ。
700円の日替わりランチにしては贅沢な具の使い方だと思います。
しかも電子レンジでチンしたものではなく、ちゃんと鍋で炒めたものですよ。
付け合わせは、レタス、紫キャベツの上にキュウリのスライス、くし形のトマト1片です。
これにライスとスープが付きます。
スープも具沢山ですよ〜。
ワカメ、豆腐、人参、ほうれん草、椎茸、ヤングコーンが細かく刻まれて入っています。
別料金 200円でホットコーヒーも付けました。
少し苦くて、大人向けでした。
この日はスタッフの数も多かったです。
女性3人に男性3人いましたね。
先にレジで代金を支払うシステムなので 「 南国食堂「 首里 」みたいな食いっぱぐれにはなりません。
ふふ。又今度も日替わりランチを食べに来ようっと!!
***** 「 「 メルヘン 」の日替わりランチ 」 ・ 完 **************
横浜市宮崎地域ケアプラザで、「 横浜開港記念合唱団 」の練習が有りました。
11:00 〜 12:00 までの練習の後、県立音楽堂でチケットを買う予定です。
今日の13:00 から県立音楽堂で「 平成21年度 舞台芸術講座 」の通し券が発売になるからです。
チケット発売開始時刻まで丁度1時間有ります。
宮崎地域ケアプラザは、紅葉坂をちょっと左手に折れた所なので絶妙のロケーションです。
久し振りに県立音楽堂と同じ敷地にある食堂「 メルヘン 」に行きました。
日曜日でも日替わりランチが有るのが嬉しいです。
今日の日替わりは「 豚肉の味噌炒め 」でした。( 写真参照 )
具が野菜たっぷりで嬉しい悲鳴です。
豚肉の上に野菜が覆い被さっていて豚肉の姿が殆ど見えません。
( あー、ニヘドンもダーリンに、こんな風に覆い被さって欲しい。)と昼間からかなり怪しい妄想を逞しくしつつ、1つ1つ野菜を数え上げます。
ごぼう、人参、玉ネギ、ピーマン、豆腐、たけのこ、キクラゲ、鷹の爪。
凄いですねえ。
700円の日替わりランチにしては贅沢な具の使い方だと思います。
しかも電子レンジでチンしたものではなく、ちゃんと鍋で炒めたものですよ。
付け合わせは、レタス、紫キャベツの上にキュウリのスライス、くし形のトマト1片です。
これにライスとスープが付きます。
スープも具沢山ですよ〜。
ワカメ、豆腐、人参、ほうれん草、椎茸、ヤングコーンが細かく刻まれて入っています。
別料金 200円でホットコーヒーも付けました。
少し苦くて、大人向けでした。
この日はスタッフの数も多かったです。
女性3人に男性3人いましたね。
先にレジで代金を支払うシステムなので 「 南国食堂「 首里 」みたいな食いっぱぐれにはなりません。
ふふ。又今度も日替わりランチを食べに来ようっと!!
***** 「 「 メルヘン 」の日替わりランチ 」 ・ 完 **************
2009年06月28日
神奈フィル 第254回 定期演奏会
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
第254回 定期演奏会
横浜開港150周年記念
日時 : 2009年06月27日(土)
13:20 開場 14:00 開演
会場 : 横浜みなとみらいホール 大ホール
料金 :
出演 : 指揮 / 金 聖響 ( きむ せいきょう )
ソロ・コンサートマスター / 石田 泰尚 ( いしだ やすなお )
管弦楽 / 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演目 : 武智 由香 ( たけち ゆか ) / オーケストラのための Eaux Lumieres Temps ( オ ルミエール タン )
横浜開港150周年記念委口属作品 [ 世界初演 ]( 15' )
ハイドン / 交響曲第100番ト長調 Hob.I-100 「 軍隊 」( 28' )
1. アダージョ- アレグロ
2. アレグレット
3. メヌエット : モデラート
4. フィナーレ : ヴィヴァーチェ
< 休 憩 >
ワーグナー / 楽劇 「 トリスタンとイゾルデ 」より“ 前奏曲と愛の死 ” ( 17')
ドビュッシー / 「 海 」- 管弦楽のための3つの交響的スケッチ - ( 22' )
1. 海の夜明けから真昼まで
2. 波の戯れ
3. 風と海の対話
アンコール
ドビュッシー / 小組曲より 「 小舟 」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
プログラム「 そのりて 」に、今回突然、音楽評論家の奥田佳道 ( おくだ よしみち )氏のコラムが載りました。
ニヘドンが神奈川フィルの定期会員になって3年間に、奥田氏のコラムが載るのは初めてだと思います。
( もし載っていたらごめんなさい! f^_^; )
「 唐突に何故?」
正直ビックリしましたよ。
これってさ、奥田氏に登場願わなければならない事情があったって、穿った見方をしてもいいの?
「 いえ、前から依頼してたんですよー。」と、はぐらかされそうだけれども。
ニヘドン的には、奥田氏は結構好きだし、( 何とニヘドンとタメだし。) 金聖響氏も、ニヘドンが数年前に初めて彼の練習風景を見た時の違和感も払拭出来たし、奥田氏が金聖響氏に対する応援メッセージをプログラムに寄稿しても、それはそれで普通に読めます。
でも突然の出現が、( 裏で色々有ったんだろうか? )なんて勝手に憶測を逞しくしちゃいます。
ついでに奥田氏のコラムの最後を引用させて頂きます。
「 堅牢な信念を携えた音楽家の登場に拍手し、創造的なライヴであれば喝采を贈り、時に叱咤激励も忘れない ― 私たち聴き手の役割は大きい。
そして……。
神奈川フィルの本気度も問われている。」
演奏を聴いたニヘドンに答えさせて下さい。
本気。 本気。
神奈川フィルは本気出した。
見事だったよ。
マジ本気だった。
ちゃんと応える所が流石にプロだと思った。
そしてニヘドンが1番嬉しかったのが、( 残念ながら今回は満席ではなかっけれども )大勢のお客さんが神奈川フィルに送った長い長い拍手。
神奈川フィルには昔からのファンも、新しくファンになった人達もひっくるめて、こんなに大勢のファンが声援を送ってくれると言う事。
ニヘドンは、精一杯拍手を送るお客さん達の誠実な眼差しにいたく感動しました。
このお客さん達を前に神奈川フィルが裏切る訳が無いでしょう?
( え? これプレッシャー掛けてる?
わはははは。)
んじゃ、これから又、映画を見に行くので続きは夜中に書きますよ。
第254回 定期演奏会
横浜開港150周年記念
日時 : 2009年06月27日(土)
13:20 開場 14:00 開演
会場 : 横浜みなとみらいホール 大ホール
料金 :
出演 : 指揮 / 金 聖響 ( きむ せいきょう )
ソロ・コンサートマスター / 石田 泰尚 ( いしだ やすなお )
管弦楽 / 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
演目 : 武智 由香 ( たけち ゆか ) / オーケストラのための Eaux Lumieres Temps ( オ ルミエール タン )
横浜開港150周年記念委口属作品 [ 世界初演 ]( 15' )
ハイドン / 交響曲第100番ト長調 Hob.I-100 「 軍隊 」( 28' )
1. アダージョ- アレグロ
2. アレグレット
3. メヌエット : モデラート
4. フィナーレ : ヴィヴァーチェ
< 休 憩 >
ワーグナー / 楽劇 「 トリスタンとイゾルデ 」より“ 前奏曲と愛の死 ” ( 17')
ドビュッシー / 「 海 」- 管弦楽のための3つの交響的スケッチ - ( 22' )
1. 海の夜明けから真昼まで
2. 波の戯れ
3. 風と海の対話
アンコール
ドビュッシー / 小組曲より 「 小舟 」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
プログラム「 そのりて 」に、今回突然、音楽評論家の奥田佳道 ( おくだ よしみち )氏のコラムが載りました。
ニヘドンが神奈川フィルの定期会員になって3年間に、奥田氏のコラムが載るのは初めてだと思います。
( もし載っていたらごめんなさい! f^_^; )
「 唐突に何故?」
正直ビックリしましたよ。
これってさ、奥田氏に登場願わなければならない事情があったって、穿った見方をしてもいいの?
「 いえ、前から依頼してたんですよー。」と、はぐらかされそうだけれども。
ニヘドン的には、奥田氏は結構好きだし、( 何とニヘドンとタメだし。) 金聖響氏も、ニヘドンが数年前に初めて彼の練習風景を見た時の違和感も払拭出来たし、奥田氏が金聖響氏に対する応援メッセージをプログラムに寄稿しても、それはそれで普通に読めます。
でも突然の出現が、( 裏で色々有ったんだろうか? )なんて勝手に憶測を逞しくしちゃいます。
ついでに奥田氏のコラムの最後を引用させて頂きます。
「 堅牢な信念を携えた音楽家の登場に拍手し、創造的なライヴであれば喝采を贈り、時に叱咤激励も忘れない ― 私たち聴き手の役割は大きい。
そして……。
神奈川フィルの本気度も問われている。」
演奏を聴いたニヘドンに答えさせて下さい。
本気。 本気。
神奈川フィルは本気出した。
見事だったよ。
マジ本気だった。
ちゃんと応える所が流石にプロだと思った。
そしてニヘドンが1番嬉しかったのが、( 残念ながら今回は満席ではなかっけれども )大勢のお客さんが神奈川フィルに送った長い長い拍手。
神奈川フィルには昔からのファンも、新しくファンになった人達もひっくるめて、こんなに大勢のファンが声援を送ってくれると言う事。
ニヘドンは、精一杯拍手を送るお客さん達の誠実な眼差しにいたく感動しました。
このお客さん達を前に神奈川フィルが裏切る訳が無いでしょう?
( え? これプレッシャー掛けてる?
わはははは。)
んじゃ、これから又、映画を見に行くので続きは夜中に書きますよ。
Posted by ニヘドン at
13:16
│Comments(0)
2009年06月27日
タイ料理「 サワディ 」
2009年06月05日(金)
雨がしょぼしょぼ振る中、ノートン・セミナーに参加する為に渋谷へやって来ました。
渋谷でいつも利用するベトナム料理店 「 ぶーげんびれあ 」か 「 ホアン・グン・カフェ 」のどちらかに行こうかと漠然と考えていました。
道玄坂を上っている途中、ふと 「 サワディ 」の立て看板を見つけました。
まだ1度も利用した事の無い店です。
興味を惹かれたので入ってみる事にしました。
旧来の雑居ビルの風情の地下1階にあります。
初めて1人で利用する乙女には、ちょっと利用しづらい場末の怖い雰囲気があります。
勇気を出していざ! 潜入〜!!
外の立て看板で、ランチ9種類が全て930円 均一なのはチェック済みです。
店内は全部で30席位の規模です。
時刻は12:40でしたが 5組程の客しかおらず、渋谷のランチタイムは超混みのはず!と思い込んでいたニヘドンは拍子抜けしてしまいました。
カーテンで仕切る準個室仕様の5人席が店の両端に1つずつ設置されています。
キラリ!
ニヘドンの目が光ります。
ああいうお姫様席が好きなんだよねー、ワタシ。
でもたった1人で5人用シートを占領する勇気は有りません。
そんな事をしたら、あっという間に国連平和維持軍に取り囲まれて、おちおち食事も出来ないじゃないですか。
若い無口っぽいお姉さんに4人掛けのテーブルに通されました。
背もたれの部分が「 とう 」で編まれた椅子と、ブラウンに塗装された木製のテーブルがタイの雰囲気を出しているかな?
でもインテリアの全体のトーンは、エスニックと言うよりはパブの雰囲気がプンプンしています。
キッチンの上の壁には ZIMA のネオンが輝き、紫色の豆電球が無数にチカチカ瞬いています。
タイと言うよりは、プーケット島の妙に英語が通じるアメリカナイズされたパブの雰囲気ですね。
ランチメニューは9種類有ります。
ニヘドンはさして迷わず直感で
「 週替わりスペシャルランチ 」に決めました。
スペシャルと言う言葉に弱いのよね。
今週の週替わりメニューは「 シーフード・パッポン・カレー 」です。
ニヘドンは度々タイに行った事がありますが、「 パッポン・カレー 」なるものは初めてです。
バンコクの歌舞伎町パッポンの名前を取ったものかどうか、よく分かりません。
お店の人に聞けば良かったね。
これから疑問はその場で解決する様にします!
このパッポン・カレーが絶品でした。
タイ米の上に甘口のカレーがたっぷりと掛けられています。
具が多くて豪華版です。
イカ、貝柱、ピーマン、しめじ、玉ねぎ、ニラ、赤いパプリカ、小エビ、
これらが溶き卵でまとめられています。
こんなに具沢山のタイカレーは初めてです。( 感涙 ) ヾ(≧∇≦)〃v
副菜として、温かいビーフンのヌードルの小さいお碗がついています。
鶏肉、長ネギ、小ネギの小口切りが入っています。
シンプルですが、味はタイの本場物です。
サラダの小鉢もついて来ます。
レタス、人参、トマト、貝割れ大根が盛られ、胡麻ドレッシングが掛かっています。
嬉しい事にかぼちゃのココナッツミルクのデザートとドリンクまで全部セットです。
それで¥930.-!!
良いお店を開拓できました。 もう満腹、満足、幸せ~。
ニヘドンのグルメ・レパートリーがまたまた広がっちゃいました!!
お勧めのレストランです!!
***** 「 タイ料理 『 サワディ 』 」 ・ 完 ************
[ お知らせ ]
2009.06.26 「 打楽器集団 『 男群 』 ( おぐん ) 」 の記事が完成しました。
http://nihedon.hama1.jp/e110250.html
2009.06.27 「 『 無料の休み処 』 教えます。 」 の記事が完成しました。
http://nihedon.hama1.jp/e110347.html
雨がしょぼしょぼ振る中、ノートン・セミナーに参加する為に渋谷へやって来ました。
渋谷でいつも利用するベトナム料理店 「 ぶーげんびれあ 」か 「 ホアン・グン・カフェ 」のどちらかに行こうかと漠然と考えていました。
道玄坂を上っている途中、ふと 「 サワディ 」の立て看板を見つけました。
まだ1度も利用した事の無い店です。
興味を惹かれたので入ってみる事にしました。
旧来の雑居ビルの風情の地下1階にあります。
初めて1人で利用する乙女には、ちょっと利用しづらい場末の怖い雰囲気があります。
勇気を出していざ! 潜入〜!!
外の立て看板で、ランチ9種類が全て930円 均一なのはチェック済みです。
店内は全部で30席位の規模です。
時刻は12:40でしたが 5組程の客しかおらず、渋谷のランチタイムは超混みのはず!と思い込んでいたニヘドンは拍子抜けしてしまいました。
カーテンで仕切る準個室仕様の5人席が店の両端に1つずつ設置されています。
キラリ!
ニヘドンの目が光ります。
ああいうお姫様席が好きなんだよねー、ワタシ。
でもたった1人で5人用シートを占領する勇気は有りません。
そんな事をしたら、あっという間に国連平和維持軍に取り囲まれて、おちおち食事も出来ないじゃないですか。
若い無口っぽいお姉さんに4人掛けのテーブルに通されました。
背もたれの部分が「 とう 」で編まれた椅子と、ブラウンに塗装された木製のテーブルがタイの雰囲気を出しているかな?
でもインテリアの全体のトーンは、エスニックと言うよりはパブの雰囲気がプンプンしています。
キッチンの上の壁には ZIMA のネオンが輝き、紫色の豆電球が無数にチカチカ瞬いています。
タイと言うよりは、プーケット島の妙に英語が通じるアメリカナイズされたパブの雰囲気ですね。
ランチメニューは9種類有ります。
ニヘドンはさして迷わず直感で
「 週替わりスペシャルランチ 」に決めました。
スペシャルと言う言葉に弱いのよね。
今週の週替わりメニューは「 シーフード・パッポン・カレー 」です。
ニヘドンは度々タイに行った事がありますが、「 パッポン・カレー 」なるものは初めてです。
バンコクの歌舞伎町パッポンの名前を取ったものかどうか、よく分かりません。
お店の人に聞けば良かったね。
これから疑問はその場で解決する様にします!
このパッポン・カレーが絶品でした。
タイ米の上に甘口のカレーがたっぷりと掛けられています。
具が多くて豪華版です。
イカ、貝柱、ピーマン、しめじ、玉ねぎ、ニラ、赤いパプリカ、小エビ、
これらが溶き卵でまとめられています。
こんなに具沢山のタイカレーは初めてです。( 感涙 ) ヾ(≧∇≦)〃v
副菜として、温かいビーフンのヌードルの小さいお碗がついています。
鶏肉、長ネギ、小ネギの小口切りが入っています。
シンプルですが、味はタイの本場物です。
サラダの小鉢もついて来ます。
レタス、人参、トマト、貝割れ大根が盛られ、胡麻ドレッシングが掛かっています。
嬉しい事にかぼちゃのココナッツミルクのデザートとドリンクまで全部セットです。
それで¥930.-!!
良いお店を開拓できました。 もう満腹、満足、幸せ~。
ニヘドンのグルメ・レパートリーがまたまた広がっちゃいました!!
お勧めのレストランです!!
***** 「 タイ料理 『 サワディ 』 」 ・ 完 ************
[ お知らせ ]
2009.06.26 「 打楽器集団 『 男群 』 ( おぐん ) 」 の記事が完成しました。
http://nihedon.hama1.jp/e110250.html
2009.06.27 「 『 無料の休み処 』 教えます。 」 の記事が完成しました。
http://nihedon.hama1.jp/e110347.html
2009年06月27日
「 無料の休み処 」教えます。
2009年06月26日(金)
写真は今日のトピックとは全く関係がありません。
写真は毎年ゴールデンウィーク期間中に
川崎のチッタデッラで催される
「 沖縄はいさいフェスタ 」 会場に置かれていた
大きなシーサーのディスプレイです。
今日のトピックの沖縄料理店と、沖縄繋がりという事で
写真を使ってみました。
ヴァイオリンのレッスンの後、Movilで映画
「 剣岳 〜 点の記 」を見る事にしました。
上映まで2時間弱あったので、
まだお昼ご飯を食べていなかったニヘドンは
今日のレストランを探します。
More'sの8階のレストランフロアに行きました。
「 富近 」の天ぷら定食が食べたくなったからです。
2009.04.25 「 初代富近の『 天ぷら定食 』 」を参照。
http://nihedon.hama1.jp/e98984.html
富近の前にやって来ると、ランチメニューのディスプレイが全部撤去されています。
お店の中に入れば、まだ注文出来るのかもしれませんが、ニヘドンはここで気持ちがくじけてしまいました。
モアーズのレストランフロアは、まだ富近しか利用した事が無いので、他のお店も物色してみる事にしました。
( 最近イタリアンが続いたからなあ…。)
( ちゃんとご飯物を食べたいぞ。)
「 これだ! 」と思う店に出会えないまま、フロアを1周してしまいました。
結局、日替わりランチが1,000円 以下で食べられると云うのが決め手になって、
「 南国食堂 首里 」と云う沖縄料理のお店に入りました。
ランチタイムは 11:00 〜 17:00 だから、ヴァイオリンのレッスンの後でも余裕で利用する事が出来ます。
すかさず日替わり定食を頼みます。
まだ10代の女の子みたいなバイトの子がお水を持って来てくれました。
店内は広いです。
ニヘドンが座った禁煙席でも40席は有ります。
喫煙席は壁の向こう側で見えません。
程なくニヘドンはこのお店のサービスが、沖縄本島そのまんまであると
気が付きました。
ゆっくりなのです。
お店の時間までゆっくりと流れていきます。
その異次元的なゆっくりの時の移ろいの空間で、
ニヘドンの腹時計だけは、刻々と正確に時を刻み続けました。
さっきから携帯に打ち込んでいるブログのメール投稿用の原稿が
妙に捗るのです。
この捗り加減・・・・・・・・・・・。
そして、先程からニヘドンのお腹の中で、低くくぐもったアラーム音を発している
腹時計・・・・・・・・・・・・・・・。
両者を総合して考えると、結論は1つです。
携帯の時刻を確認します。
おっとー!! オーダーをしてから、20分は経過しています。
いいねえ、いいねえ。
お店のインテリアだけではなく、料理だけではなく、
流れる時間まで琉球スタイルのものを提供してくれるのです。
横浜で体験できる本物の沖縄!
皆さん、お勧めですよー。
このお店が、本物志向の沖縄料理店である事が分かったので、
安心して又原稿書きに没頭します。
ぐぐぐぐー。
先程無視した腹時計のアラーム音が、スヌーズでさらに音を大きくして
鳴りました。
再び時刻を確認します。
オーダーをしてから30分が経過しています。
大丈夫です。 ニヘドンは日本のあらゆる地域は元より、
世界の各地で、ありとあらゆる経験をして
「 理解不能の世界 」には免疫が出来ています。
30分位で苛つくようではインド悠久の歴史やメソポタミア文明など
理解出来るはずがありません。
相手のペースに合わせようではありませんか。
二へドンは、母の生前、母、ニヘドン、息子、甥っ子の4人で沖縄に
パッケージ旅行に行きました。
ツアーなので全行程の観光がセットされていましたが、
初日の那覇のランチタイムだけ、90分のフリータイムが設けられていました。
国際通りでバスを下ろされフリータイムです。
旅行会社は、国際通りに面したホテル内のレストランで琉球名物を並べた
スペシャルランチみたいなオプショナルを設定していました。
4,000円だか5,000円も取るのです。
約3分の1位の人々がそれに申し込みましたかねえ・・・・。
ニヘドンは、「 沖縄ではランチはワンコイン( 500円 )! 」 という信念が
有ったので、「 安里 」( あさと )という食堂に飛び込みました。
( 事前にガイドブックで調べておいたのだ。)
そこは国際通りに面しているせいか、さすがにワンコインとはいきませんでしたが、
日替わり定食が750円位でしたかね。
ニヘドン達4人は、めいめいソーキそばだの、ゴーヤーチャンプルーだの、
自分の好きなものを注文しました。
地元でも人気のある店らしく、お昼時の店内はあっと云う間に満席になって
しまいました。
さあ、ここからが首都圏の人間の忍耐力が試される試練のひと時です。
注文したものが来ないんだなあ・・・・・・・。
後から来たお客の注文品が先に出たりなんかして。
特にこの時は団体ツアーで、時間に制約がある状態だったので、
まあ苛ついたの何のって!
何度ギブアップして店を出てしまおうかと思った事か!
結局30分たって最初の1品が出て来ました。
全員の料理が揃ったのは40分後でした。
ふー。 やれやれ。
きっとオプションの料理の値段が高いのは、料理そのものの仕入れ価格だけではなく、
頼んだものが間髪を入れずにお客に提供されるという速達料金が上乗せされているのだろうなあ・・・・。
ぎゅごるるるるるるー。
おっとニヘドンの腹時計のアラーム音がMAXになってしまいました。
時刻は50分が経過しています。
たまたま近くのテーブルにウェイトレスさんがやって来たので、
「 すみません。 まだ時間かかります? 」と声をかけてみました。
怪訝そうな顔をした彼女は、業務用のカウンターで何やら伝票を探す素振りを見せました。
彼女が戻って来ると、「 オーダー受けてませんけど。 」。
がびーん!!
そう言えば、二へドンのテーブルに水を持って来た女の子、その直後に
「 休憩いただきまーす。 」と言って姿を消した!!
オーダーを通さずに姿を消したんだ!!
「 すみません。 もう時間が無くなっちゃったから、もういいです。
失礼します。 」 とニヘドンは退散を決意。
「 おそばでしたら、すぐご用意出来ますけど。」とウェイトレス。
( はは。 ニヘドンはご飯物を食べないとスタミナ切れちゃう人なんだよ。)
「 あ、ごめんなさい。 本当にもう時間が無いんで。 」
その後、結局スープストック東京で手軽に昼食を済ませました。
時間が無い時の強い味方。 スープストック東京さんです。
いつもお世話になっております。
どうです。 皆さん?
群馬では気温35度近くまでいく暑い今日この頃。
横浜開国博 Y-150 を見物に来たものの、暑さにめげて、どこかで休憩したいという貴方!
モアーズ横浜の8階レストランフロアの「 南国食堂 首里 」では、
そんな貴方に無料で休憩場所を提供してくれます。
冷房が利き、冷たいお水を出してくれ、あとは50分間好きにさせてくれます。
漫画喫茶でも、基本料金は取るでしょう?
このお店は基本料金一切要らないから。
ニヘドンもたっぷりと 「 打楽器集団 『 男群 』 ( おぐん )」の原稿の打ち込みが
捗ったから。
仕上げに、このフロアのお手洗いに入ったら、完璧。
ここのフロアのお手洗いはモダンなデザインですごく気に入っています。
入り口にはコンシェルジュがあって、制服美人のお姉さんが立っています。
最後に一言吠えさせて!
不況不況って言うけどさあ。
こんな使えないバイトに時給を払える太っ腹な企業も有るんだよねえ・・・・・。
***** 「「 無料の休み処 」教えます。 」 ・ 完 *************
写真は今日のトピックとは全く関係がありません。
写真は毎年ゴールデンウィーク期間中に
川崎のチッタデッラで催される
「 沖縄はいさいフェスタ 」 会場に置かれていた
大きなシーサーのディスプレイです。
今日のトピックの沖縄料理店と、沖縄繋がりという事で
写真を使ってみました。
ヴァイオリンのレッスンの後、Movilで映画
「 剣岳 〜 点の記 」を見る事にしました。
上映まで2時間弱あったので、
まだお昼ご飯を食べていなかったニヘドンは
今日のレストランを探します。
More'sの8階のレストランフロアに行きました。
「 富近 」の天ぷら定食が食べたくなったからです。
2009.04.25 「 初代富近の『 天ぷら定食 』 」を参照。
http://nihedon.hama1.jp/e98984.html
富近の前にやって来ると、ランチメニューのディスプレイが全部撤去されています。
お店の中に入れば、まだ注文出来るのかもしれませんが、ニヘドンはここで気持ちがくじけてしまいました。
モアーズのレストランフロアは、まだ富近しか利用した事が無いので、他のお店も物色してみる事にしました。
( 最近イタリアンが続いたからなあ…。)
( ちゃんとご飯物を食べたいぞ。)
「 これだ! 」と思う店に出会えないまま、フロアを1周してしまいました。
結局、日替わりランチが1,000円 以下で食べられると云うのが決め手になって、
「 南国食堂 首里 」と云う沖縄料理のお店に入りました。
ランチタイムは 11:00 〜 17:00 だから、ヴァイオリンのレッスンの後でも余裕で利用する事が出来ます。
すかさず日替わり定食を頼みます。
まだ10代の女の子みたいなバイトの子がお水を持って来てくれました。
店内は広いです。
ニヘドンが座った禁煙席でも40席は有ります。
喫煙席は壁の向こう側で見えません。
程なくニヘドンはこのお店のサービスが、沖縄本島そのまんまであると
気が付きました。
ゆっくりなのです。
お店の時間までゆっくりと流れていきます。
その異次元的なゆっくりの時の移ろいの空間で、
ニヘドンの腹時計だけは、刻々と正確に時を刻み続けました。
さっきから携帯に打ち込んでいるブログのメール投稿用の原稿が
妙に捗るのです。
この捗り加減・・・・・・・・・・・。
そして、先程からニヘドンのお腹の中で、低くくぐもったアラーム音を発している
腹時計・・・・・・・・・・・・・・・。
両者を総合して考えると、結論は1つです。
携帯の時刻を確認します。
おっとー!! オーダーをしてから、20分は経過しています。
いいねえ、いいねえ。
お店のインテリアだけではなく、料理だけではなく、
流れる時間まで琉球スタイルのものを提供してくれるのです。
横浜で体験できる本物の沖縄!
皆さん、お勧めですよー。
このお店が、本物志向の沖縄料理店である事が分かったので、
安心して又原稿書きに没頭します。
ぐぐぐぐー。
先程無視した腹時計のアラーム音が、スヌーズでさらに音を大きくして
鳴りました。
再び時刻を確認します。
オーダーをしてから30分が経過しています。
大丈夫です。 ニヘドンは日本のあらゆる地域は元より、
世界の各地で、ありとあらゆる経験をして
「 理解不能の世界 」には免疫が出来ています。
30分位で苛つくようではインド悠久の歴史やメソポタミア文明など
理解出来るはずがありません。
相手のペースに合わせようではありませんか。
二へドンは、母の生前、母、ニヘドン、息子、甥っ子の4人で沖縄に
パッケージ旅行に行きました。
ツアーなので全行程の観光がセットされていましたが、
初日の那覇のランチタイムだけ、90分のフリータイムが設けられていました。
国際通りでバスを下ろされフリータイムです。
旅行会社は、国際通りに面したホテル内のレストランで琉球名物を並べた
スペシャルランチみたいなオプショナルを設定していました。
4,000円だか5,000円も取るのです。
約3分の1位の人々がそれに申し込みましたかねえ・・・・。
ニヘドンは、「 沖縄ではランチはワンコイン( 500円 )! 」 という信念が
有ったので、「 安里 」( あさと )という食堂に飛び込みました。
( 事前にガイドブックで調べておいたのだ。)
そこは国際通りに面しているせいか、さすがにワンコインとはいきませんでしたが、
日替わり定食が750円位でしたかね。
ニヘドン達4人は、めいめいソーキそばだの、ゴーヤーチャンプルーだの、
自分の好きなものを注文しました。
地元でも人気のある店らしく、お昼時の店内はあっと云う間に満席になって
しまいました。
さあ、ここからが首都圏の人間の忍耐力が試される試練のひと時です。
注文したものが来ないんだなあ・・・・・・・。
後から来たお客の注文品が先に出たりなんかして。
特にこの時は団体ツアーで、時間に制約がある状態だったので、
まあ苛ついたの何のって!
何度ギブアップして店を出てしまおうかと思った事か!
結局30分たって最初の1品が出て来ました。
全員の料理が揃ったのは40分後でした。
ふー。 やれやれ。
きっとオプションの料理の値段が高いのは、料理そのものの仕入れ価格だけではなく、
頼んだものが間髪を入れずにお客に提供されるという速達料金が上乗せされているのだろうなあ・・・・。
ぎゅごるるるるるるー。
おっとニヘドンの腹時計のアラーム音がMAXになってしまいました。
時刻は50分が経過しています。
たまたま近くのテーブルにウェイトレスさんがやって来たので、
「 すみません。 まだ時間かかります? 」と声をかけてみました。
怪訝そうな顔をした彼女は、業務用のカウンターで何やら伝票を探す素振りを見せました。
彼女が戻って来ると、「 オーダー受けてませんけど。 」。
がびーん!!
そう言えば、二へドンのテーブルに水を持って来た女の子、その直後に
「 休憩いただきまーす。 」と言って姿を消した!!
オーダーを通さずに姿を消したんだ!!
「 すみません。 もう時間が無くなっちゃったから、もういいです。
失礼します。 」 とニヘドンは退散を決意。
「 おそばでしたら、すぐご用意出来ますけど。」とウェイトレス。
( はは。 ニヘドンはご飯物を食べないとスタミナ切れちゃう人なんだよ。)
「 あ、ごめんなさい。 本当にもう時間が無いんで。 」
その後、結局スープストック東京で手軽に昼食を済ませました。
時間が無い時の強い味方。 スープストック東京さんです。
いつもお世話になっております。
どうです。 皆さん?
群馬では気温35度近くまでいく暑い今日この頃。
横浜開国博 Y-150 を見物に来たものの、暑さにめげて、どこかで休憩したいという貴方!
モアーズ横浜の8階レストランフロアの「 南国食堂 首里 」では、
そんな貴方に無料で休憩場所を提供してくれます。
冷房が利き、冷たいお水を出してくれ、あとは50分間好きにさせてくれます。
漫画喫茶でも、基本料金は取るでしょう?
このお店は基本料金一切要らないから。
ニヘドンもたっぷりと 「 打楽器集団 『 男群 』 ( おぐん )」の原稿の打ち込みが
捗ったから。
仕上げに、このフロアのお手洗いに入ったら、完璧。
ここのフロアのお手洗いはモダンなデザインですごく気に入っています。
入り口にはコンシェルジュがあって、制服美人のお姉さんが立っています。
最後に一言吠えさせて!
不況不況って言うけどさあ。
こんな使えないバイトに時給を払える太っ腹な企業も有るんだよねえ・・・・・。
***** 「「 無料の休み処 」教えます。 」 ・ 完 *************
2009年06月26日
打楽器集団 「 男群 」( おぐん )
大阪国際室内楽フェスタ・予選
2009年05月25日(日)
B - 4
Entry # 608
グループ名 : 打楽器集団 「 男群 」( おぐん )
参加国 : 日本
メンバー :
山澤 洋之 ( やまざわ ひろゆき ) / 打楽器
清水 優 ( しみず まさる ) / 打楽器
斎藤 伸也 ( さいとう しんや ) / 打楽器
鈴木 和徳 ( すずき かずのり ) / 打楽器
西窪 峰人 ( にしくぼ みねと ) / 打楽器
小畑 寛 ( こばた ゆたか ) / 打楽器
プロフィール : 1988年に結成以来日本各地で多数の公演を重ねている。
今までに公演を行った主な都市は八戸、東京、浜松、広島、佐賀など。
男性だけによる同アンサンブルの豪快な演奏からマリンバ重奏の繊細な音楽まで、
多彩な音楽スタイルによって繰り広げられるレパートリーは、多くの方面より指示を受ける。
通常のコンサートスタイルのみならず、
ワークショップや学術的公演など年間数十回を超える公演を行う。
また、団員による作・編曲を積極的に行い、出版・レコーディングされている。
第5回大阪国際室内楽フェスタ、ファイナリスト。
予選演奏曲 : 山澤洋之 / 彩より 「 夜桜 」
清水優 / JJJ 2nd < 6 → 4 / 8 >
山田耕筰 / この道
B.ウィーラン / 「 リバーダンス 」より太陽を巡るリール、
キャスリーン伯爵夫人 / 妖精の女たち
リバーダンス
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
このグループには痺れまくりました!
自分でお金を払っても、もう1度聞きたいグループです。
メンバー6人全員が白いシャツに黒いスーツでビシッとキメています。
ザッと見た所、個人的にイケメンは居なさそうなんですが、メンバー全体が醸し出している雰囲気は、チョー格好良い〜!!
1曲目の「 夜桜 」は2人がマリンバ、1人がドラを担当します。
一瞬にして会場中を彼等の宇宙に引き摺り込む迫力。
1音1音の完成度は抜群。
こういうのが聞きたかったんだよ!!
各楽器の演奏も、ただ音を出すだけではなく、パフォーマンスとして「 魅せる 」事を計算しつくしています。
正にパフォーマンス集団。
2曲目は 「 JJJ 2nd < 6 → 4/8 > 」です。
6人全員がステージの前の方に出て来てパーカッションを演奏します。
ジャンベ、太鼓、マラカス、ドラム…。
一口にパーカッションと言っても実に様々な楽器が有ります。
その多様な楽器が6つ集まると物凄いパワーです。熱〜い!!
客席のお爺さんも思わず身体を揺らしてしまっています。
男群のステージが、このフェスタで1番温度が高かったです。
3曲目が山田耕筰の 「 この道 」です。
曲の出だしはマリンバ1台でしっとりと聞かせます。
直ぐにマリンバ6台の合奏になり、音の深みが増します。
身体中の血がゾワゾワと蠢きます。
余韻が素敵。
「 押せ押せ! 」なだけじゃないツボを押さえた演奏は流石です。
4曲目はリバーダンスから数曲を演奏します。
ニヘドンはリバーダンスは、本家の演奏よりも、トリオ・リベルタのアレンジを
こよなく愛しているのですが、さあ、男群はどの様に演奏してくれるのか楽しみです!
・ 太陽を巡るリール
マリンバ3台と、名前の分からない楽器( 道具と言うべきか? )を駆使して
地球の大自然を見事にホールの中に凝縮してしまった。
・ キャスリーン伯爵夫人
・ 妖精の女たち
普通、音が出たら、その瞬間、もうその状態は「 静か 」ではないとニヘドンは思っています。
「 静か 」という状態は限りなく無音に近いはずだと思うから。
なのに、男群の皆さんが音を奏でて、奏でれば奏でる程、「 無音 」からは遠ざかっている
はずなのに、「 静けさ 」が表現されていきます。
「 宗教的 」とも言いたくなるような不思議な音楽体験でした。
・ リバーダンス
床の上でのステッピングも有り、本家のリバーダンスにかなり近い表現が成されていました。
迫力! パワフル!
ステージを見ているこちらもノリノリ気分になって、元気が出て来ますよ!
偶然かもしれないのですが、前列のマリンバと、後ろのマリンバの奏者の動きが
ぴったりと重なったり、カメラがぶれた様にずれて行ったりするのです。
千手観音のパフォーマンスかと思っちゃいました。( 笑 )
そんな腕の動きまで計算しちゃってパフォーマンスに仕立てているのでしょうか?
だとしたら、凄い。 だとしなかったら・・・・・・・・・・偶然。
いやはや、楽しかったですー。
100点満点中91点。
***** 「 打楽器集団 「 男群 」( おぐん ) 」 ・ 完 *************
[ お知らせ ]
livedoor Blog に 「 スマートデリで骨抜き!! 」の記事を書きました。
よろしかったらお読み下さい。
http://blog.livedoor.jp/taisakuiinkai/archives/51214486.html
2009年05月25日(日)
B - 4
Entry # 608
グループ名 : 打楽器集団 「 男群 」( おぐん )
参加国 : 日本
メンバー :
山澤 洋之 ( やまざわ ひろゆき ) / 打楽器
清水 優 ( しみず まさる ) / 打楽器
斎藤 伸也 ( さいとう しんや ) / 打楽器
鈴木 和徳 ( すずき かずのり ) / 打楽器
西窪 峰人 ( にしくぼ みねと ) / 打楽器
小畑 寛 ( こばた ゆたか ) / 打楽器
プロフィール : 1988年に結成以来日本各地で多数の公演を重ねている。
今までに公演を行った主な都市は八戸、東京、浜松、広島、佐賀など。
男性だけによる同アンサンブルの豪快な演奏からマリンバ重奏の繊細な音楽まで、
多彩な音楽スタイルによって繰り広げられるレパートリーは、多くの方面より指示を受ける。
通常のコンサートスタイルのみならず、
ワークショップや学術的公演など年間数十回を超える公演を行う。
また、団員による作・編曲を積極的に行い、出版・レコーディングされている。
第5回大阪国際室内楽フェスタ、ファイナリスト。
予選演奏曲 : 山澤洋之 / 彩より 「 夜桜 」
清水優 / JJJ 2nd < 6 → 4 / 8 >
山田耕筰 / この道
B.ウィーラン / 「 リバーダンス 」より太陽を巡るリール、
キャスリーン伯爵夫人 / 妖精の女たち
リバーダンス
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
このグループには痺れまくりました!
自分でお金を払っても、もう1度聞きたいグループです。
メンバー6人全員が白いシャツに黒いスーツでビシッとキメています。
ザッと見た所、個人的にイケメンは居なさそうなんですが、メンバー全体が醸し出している雰囲気は、チョー格好良い〜!!
1曲目の「 夜桜 」は2人がマリンバ、1人がドラを担当します。
一瞬にして会場中を彼等の宇宙に引き摺り込む迫力。
1音1音の完成度は抜群。
こういうのが聞きたかったんだよ!!
各楽器の演奏も、ただ音を出すだけではなく、パフォーマンスとして「 魅せる 」事を計算しつくしています。
正にパフォーマンス集団。
2曲目は 「 JJJ 2nd < 6 → 4/8 > 」です。
6人全員がステージの前の方に出て来てパーカッションを演奏します。
ジャンベ、太鼓、マラカス、ドラム…。
一口にパーカッションと言っても実に様々な楽器が有ります。
その多様な楽器が6つ集まると物凄いパワーです。熱〜い!!
客席のお爺さんも思わず身体を揺らしてしまっています。
男群のステージが、このフェスタで1番温度が高かったです。
3曲目が山田耕筰の 「 この道 」です。
曲の出だしはマリンバ1台でしっとりと聞かせます。
直ぐにマリンバ6台の合奏になり、音の深みが増します。
身体中の血がゾワゾワと蠢きます。
余韻が素敵。
「 押せ押せ! 」なだけじゃないツボを押さえた演奏は流石です。
4曲目はリバーダンスから数曲を演奏します。
ニヘドンはリバーダンスは、本家の演奏よりも、トリオ・リベルタのアレンジを
こよなく愛しているのですが、さあ、男群はどの様に演奏してくれるのか楽しみです!
・ 太陽を巡るリール
マリンバ3台と、名前の分からない楽器( 道具と言うべきか? )を駆使して
地球の大自然を見事にホールの中に凝縮してしまった。
・ キャスリーン伯爵夫人
・ 妖精の女たち
普通、音が出たら、その瞬間、もうその状態は「 静か 」ではないとニヘドンは思っています。
「 静か 」という状態は限りなく無音に近いはずだと思うから。
なのに、男群の皆さんが音を奏でて、奏でれば奏でる程、「 無音 」からは遠ざかっている
はずなのに、「 静けさ 」が表現されていきます。
「 宗教的 」とも言いたくなるような不思議な音楽体験でした。
・ リバーダンス
床の上でのステッピングも有り、本家のリバーダンスにかなり近い表現が成されていました。
迫力! パワフル!
ステージを見ているこちらもノリノリ気分になって、元気が出て来ますよ!
偶然かもしれないのですが、前列のマリンバと、後ろのマリンバの奏者の動きが
ぴったりと重なったり、カメラがぶれた様にずれて行ったりするのです。
千手観音のパフォーマンスかと思っちゃいました。( 笑 )
そんな腕の動きまで計算しちゃってパフォーマンスに仕立てているのでしょうか?
だとしたら、凄い。 だとしなかったら・・・・・・・・・・偶然。
いやはや、楽しかったですー。
100点満点中91点。
***** 「 打楽器集団 「 男群 」( おぐん ) 」 ・ 完 *************
[ お知らせ ]
livedoor Blog に 「 スマートデリで骨抜き!! 」の記事を書きました。
よろしかったらお読み下さい。
http://blog.livedoor.jp/taisakuiinkai/archives/51214486.html
2009年06月26日
カフェレストラン道場
2009年06月25日(木)
「 フレンチのお店も有るのよ。」
グルメの為ならニヘドンよりも沢山お金を落とせる Sue さんが言いました。
「 嘘! あんな所にフレンチ!? 」
ニヘドンは思わず「 あんな所 」発言をしてしまいました。
すみません。
こりは横浜・天王町( てんのうちょう )のシルクロード商店街について語っていた時のひとコマです。
早速、フラワーアレンジレッスンの帰りにシルクロード商店街を探索してみました。
有りました!
直ぐに分かりました!
「 カフェレストラン道場 」です。
天王町でフレンチと言ったら、ここしか無いでしょう。
ただ、ガラス窓から覗いたら、超混みだったので諦めました。
その後、何度か挑戦を繰り返したのですが、いつ行っても超混みなんです。
でも、今日のニヘドンは違います。
ニヘドンのお友達が、引きこもり状態から最近抜け出す事に成功しました。
彼女は今ではニヘドンを励ます側の人間に変身したのです。
彼女の漲るパワーにあやかって、ニヘドンも頑張ります!
ランチタイムに混んでいるレストランに負けてたまるか!?
今日は1時間でも2時間でも待つ気合いでレストランの扉を手前に引きました。
あちゃー。 やっぱり中は超混みでした。
中に入って、ドアの付近に立っていると、しばらくして2人組が店を出て行きました。
テーブルが片付けられるのを待って、2人用の小さなテーブルに席を占めます。
店内は30席程の規模のお店です。
記事冒頭でも書いたように、ランチタイムは、いつも超混みのお店です。
引っ切り無しにお客がやって来ます。
割りと近くに保土ヶ谷ビジネスパークが有るので、その辺りから人が流れて来るようです。
4人組、6人組という大人数のサラリーマンのグループがわんさと押しかけて来ます。
テーブルがいっぱいだと外で待たなければなりませんが、先にオーダーだけ受け付けてくれます。
キッチンの中にはライブハウス KAMOME のマスターみたいな白髪混じりのおじちゃんが1人と
おばちゃんが働いています。
ホールではおばちゃんウエイトレス2人が働いています。
フレンチと言うよりは定食屋さんみたいな雰囲気です。
ニヘドンは写真の「 ロシアン・ハンバーグ 」 ¥1,200.-を注文しました。
天王町のランチ価格帯からすると超・高級なお値段ですが、かめしまへん。
念願のお店に今日やっと入れたお祝いです。
では、1つずつ品定めをしていきましょう。
最初に運ばれて来たのが、グラスのお水とミニサラダです。
千切ったレタスの中に、ちょっぴりとスライスした胡瓜が入り、プチトマト1個が添えられています。
白胡麻入りの和風ドレッシングが掛けられています。
ちょっと素っ気無いミニサラダです。
ハンバーグが出て来る迄に15分程時間が掛かりました。
ミニサラダも全部食べてしまったので、店内を観察します。
天井に近い長い飾り棚の上には壺や陶器の人形のコレクションが9点並べられています。
張り出し窓にも壁幅一面にカウンターが走るようになっていて、
グラスや飾り瓶など10点程が並べられています。
ディスプレイに混じってシュガーポットも3つ程置かれています。
紙ナプキンや楊枝も置かれています。
必要だったら自分で取れって事ですかね?
隣の男衆4人組みのテーブルにスパゲティが運ばれて来ました。
「 普通盛り 」のスパゲティがテーブルに置かれました。
ニヘドンはそれを横目で見た途端、後ろにのけぞってしまいました。
「 今、普通盛りって言ったよね? 」
ニヘドンの視界に入ったスパゲティは、どう見てもファミレスのスパゲティの2皿分の分量です。
向かい側の男性の前には「 大盛り 」のスパゲティが置かれました。
「 うぎゃー!! 」 ニヘドンは心の中で絶叫してしまいました。
それはまるで、飼いば桶に山盛りの馬の餌!?
( 表現が悪くてごめんなさい。
でもその余りにもの大量のスパゲティを形容するにはこれしかない!? )
客の大半が男性なのも頷けました。その時レストランにいた客25人の内、
女性はニヘドンを含めて7名だけ。
カフェレストラン道場は、腐女子の為のおフランスな店なんかでは無く、
働く男衆に活力を与える大盛りランチの店なのであーる!!
逆に女性客には少し少なめな盛り付けにしてくれるみたい。
キッチンにオーダーを通す時におばちゃんウエイトレスが「 女性です。」と言っていたから。
さあ、ニヘドンのロシアン・ハンバーグが運ばれて来ました。
別にロシアン・ルーレットとは全く関係が有りません。( 笑 )
メンチ風ハンバーグと、メニューが書かれた黒板には説明書きが書かれていました。
「 あれ? フツーの大きさじゃん。 」
お隣の大盛りスパゲティに目が慣れた後は、ハンバーグが嫌に普通の大きさに見えてしまいます。
って言う事はつまり、お得感が少ないって言う事で、ちょっと複雑な気分です。
付け合せには巨大な人参のグラッセが2pcs.、ブロッコリー 1pce.、
ベークド・ポテトの半身 1pce. が添えられています。
これにライスが付きます。
デミグラスソースが、とろーり甘くて美味しい!
こんなに甘いデミグラスソースは数年ぶり位に味わいました。
かなり野菜の出汁が入っているようです。
食後のホットコーヒーが苦くて美味しい。
ちゃんとコーヒーシュガーと、グラニュー糖と選べるのです。
また来たくなる癖になるお店です。
次回は週替わりメニューに挑戦したいと思います。
ただ1つ残念だったのが、分煙じゃない事。
副流煙で肺の中、真っ黒は嫌だよー!!
***** 「 カフェレストラン道場 」 ・ 完 ************
「 フレンチのお店も有るのよ。」
グルメの為ならニヘドンよりも沢山お金を落とせる Sue さんが言いました。
「 嘘! あんな所にフレンチ!? 」
ニヘドンは思わず「 あんな所 」発言をしてしまいました。
すみません。
こりは横浜・天王町( てんのうちょう )のシルクロード商店街について語っていた時のひとコマです。
早速、フラワーアレンジレッスンの帰りにシルクロード商店街を探索してみました。
有りました!
直ぐに分かりました!
「 カフェレストラン道場 」です。
天王町でフレンチと言ったら、ここしか無いでしょう。
ただ、ガラス窓から覗いたら、超混みだったので諦めました。
その後、何度か挑戦を繰り返したのですが、いつ行っても超混みなんです。
でも、今日のニヘドンは違います。
ニヘドンのお友達が、引きこもり状態から最近抜け出す事に成功しました。
彼女は今ではニヘドンを励ます側の人間に変身したのです。
彼女の漲るパワーにあやかって、ニヘドンも頑張ります!
ランチタイムに混んでいるレストランに負けてたまるか!?
今日は1時間でも2時間でも待つ気合いでレストランの扉を手前に引きました。
あちゃー。 やっぱり中は超混みでした。
中に入って、ドアの付近に立っていると、しばらくして2人組が店を出て行きました。
テーブルが片付けられるのを待って、2人用の小さなテーブルに席を占めます。
店内は30席程の規模のお店です。
記事冒頭でも書いたように、ランチタイムは、いつも超混みのお店です。
引っ切り無しにお客がやって来ます。
割りと近くに保土ヶ谷ビジネスパークが有るので、その辺りから人が流れて来るようです。
4人組、6人組という大人数のサラリーマンのグループがわんさと押しかけて来ます。
テーブルがいっぱいだと外で待たなければなりませんが、先にオーダーだけ受け付けてくれます。
キッチンの中にはライブハウス KAMOME のマスターみたいな白髪混じりのおじちゃんが1人と
おばちゃんが働いています。
ホールではおばちゃんウエイトレス2人が働いています。
フレンチと言うよりは定食屋さんみたいな雰囲気です。
ニヘドンは写真の「 ロシアン・ハンバーグ 」 ¥1,200.-を注文しました。
天王町のランチ価格帯からすると超・高級なお値段ですが、かめしまへん。
念願のお店に今日やっと入れたお祝いです。
では、1つずつ品定めをしていきましょう。
最初に運ばれて来たのが、グラスのお水とミニサラダです。
千切ったレタスの中に、ちょっぴりとスライスした胡瓜が入り、プチトマト1個が添えられています。
白胡麻入りの和風ドレッシングが掛けられています。
ちょっと素っ気無いミニサラダです。
ハンバーグが出て来る迄に15分程時間が掛かりました。
ミニサラダも全部食べてしまったので、店内を観察します。
天井に近い長い飾り棚の上には壺や陶器の人形のコレクションが9点並べられています。
張り出し窓にも壁幅一面にカウンターが走るようになっていて、
グラスや飾り瓶など10点程が並べられています。
ディスプレイに混じってシュガーポットも3つ程置かれています。
紙ナプキンや楊枝も置かれています。
必要だったら自分で取れって事ですかね?
隣の男衆4人組みのテーブルにスパゲティが運ばれて来ました。
「 普通盛り 」のスパゲティがテーブルに置かれました。
ニヘドンはそれを横目で見た途端、後ろにのけぞってしまいました。
「 今、普通盛りって言ったよね? 」
ニヘドンの視界に入ったスパゲティは、どう見てもファミレスのスパゲティの2皿分の分量です。
向かい側の男性の前には「 大盛り 」のスパゲティが置かれました。
「 うぎゃー!! 」 ニヘドンは心の中で絶叫してしまいました。
それはまるで、飼いば桶に山盛りの馬の餌!?
( 表現が悪くてごめんなさい。
でもその余りにもの大量のスパゲティを形容するにはこれしかない!? )
客の大半が男性なのも頷けました。その時レストランにいた客25人の内、
女性はニヘドンを含めて7名だけ。
カフェレストラン道場は、腐女子の為のおフランスな店なんかでは無く、
働く男衆に活力を与える大盛りランチの店なのであーる!!
逆に女性客には少し少なめな盛り付けにしてくれるみたい。
キッチンにオーダーを通す時におばちゃんウエイトレスが「 女性です。」と言っていたから。
さあ、ニヘドンのロシアン・ハンバーグが運ばれて来ました。
別にロシアン・ルーレットとは全く関係が有りません。( 笑 )
メンチ風ハンバーグと、メニューが書かれた黒板には説明書きが書かれていました。
「 あれ? フツーの大きさじゃん。 」
お隣の大盛りスパゲティに目が慣れた後は、ハンバーグが嫌に普通の大きさに見えてしまいます。
って言う事はつまり、お得感が少ないって言う事で、ちょっと複雑な気分です。
付け合せには巨大な人参のグラッセが2pcs.、ブロッコリー 1pce.、
ベークド・ポテトの半身 1pce. が添えられています。
これにライスが付きます。
デミグラスソースが、とろーり甘くて美味しい!
こんなに甘いデミグラスソースは数年ぶり位に味わいました。
かなり野菜の出汁が入っているようです。
食後のホットコーヒーが苦くて美味しい。
ちゃんとコーヒーシュガーと、グラニュー糖と選べるのです。
また来たくなる癖になるお店です。
次回は週替わりメニューに挑戦したいと思います。
ただ1つ残念だったのが、分煙じゃない事。
副流煙で肺の中、真っ黒は嫌だよー!!
***** 「 カフェレストラン道場 」 ・ 完 ************
2009年06月25日
ブーケホルダーを使った花束
2009年06月25日(木)
フラワーアレンジ・レッスン
「 ブーケホルダーを使った花束 」
デザインのポイント :
白とグリーンを基調に優しい形のデザインにする。
昔、ブーケは茎に1本ずつワイヤーを使って束ねていました。
ただ、これだと茎の根元に巻いたコットンが吸った水しか与える事が出来ないので、ブーケの寿命が短かったのです。
1本1本茎にワイヤーを掛けてフローラルテープを巻くのも次回が掛かりました。
ブーケホルダーを使うと製作時間も短縮出来、オアシス( 吸水スポンジ )に水をやる事でブーケが長持ちします。
披露宴の前日に作っておく事も可能だし、新幹線で東京から博多まで移動してもOK!
但し、何度も挿し直しをする事が出来ないので、位置や長さを見極めて茎に挿すようにしましょう。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
作り方 :
1. 初めにブーケホルダーのハンドルにグリーンの下テープを巻いておく。
今日はグリーンのチュールを使うので、ハンドルの上までテープを巻く。
写真はテープを巻き終えたブーケホルダー。
大雑把な性格のニヘドンにしては、かなりきっちりとテープを巻く事が出来て大満足です。
2. 中心にする花をホルダーに 2〜3 cm の深さに挿す事。
( 披露宴の最中に花首が落ちる事は厳禁。)
3. アウトラインを作り、空間を埋めて行く。
色の濃いものを低めにもって行く事。
4. ハンドルはチュールを巻き上げ、別に作ったチュール・リボンをコサージュ・ピンでオアシスに挿し留める。
コサージュ・ピンは、真っ直ぐに挿すのではなく、斜め下に向かって挿すようにすると、外れる事が防げる。
花材 : アステランマヨール ( 白 ) 6本
スプレーマム ( 白 ) 2本 ( 花 13 輪 )
バラ ( サーモンピンク ) 2本
アルケミラモリス ( 緑 ) 3本
ピットスホルム ( 外縁が白い、小さい緑色の縮れた葉 ) 3本
スカピオサ ( マツムシ草 )( 白 ) 5本
スターチス ( 白 ) 1本
トルコキキョウ ( 白 ) 1本 ( 花 4輪 )
ユーギリ草 ( オトギリ草 ) ( 紫色の彼岸花みたいな花 ) 2本
レモンリーフ 4本
リリオペ ( 緑色の長い葉 ) 4本
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日先生の言葉なビックリしました。
「 紫色は幸せを呼ぶので、どんなブーケでも必ず1つは入れます。
一見入っていないようでも、見えない所に必ず入っています。」
え? 嘘!?
ニヘドンはフラワーアレンジを習い始めて11年経ちますが、それは初めて聞いた様な気がします。
それはもしかして欧米の花嫁さんの Something Blue から来ていますかね?
何か青い物を身に付けると幸福になれると言う。
だったら紫色じゃなくて青い花で良さそうじゃん?
青いバラは無かっけど、青い花なら沢山有るしね?
この記事の1枚目の写真は、花瓶に入れて撮りました。
花瓶に入れてしまうと、普通のフラワーアレンジみたいに見えてしまうので、
ブーケだという事を主張する為に先生に持ってもらいました。
ブーケはやはり手に持った方がサマになります。
今日は生徒の欠席者が相次ぎ、たった2人だけでレッスンを受けました。
ブーケは楽しいですね。
日本古来の「 生け花 」にはブーケの製作が無いですからね。
いつもは嫌いなピットスホルムを挿れるのが、今日はすごく楽しかったです。
***** 「 ブーケホルダーを使った花束 」 ・ 完 **************
[ お知らせ ]
下記の記事が完成しました。
・ 06月22日 「 ソスピロ・ウィンズ 」 http://nihedon.hama1.jp/e109043.html
・ 06月25日 「 ピッピ、ごたごた荘にひっこす 」 http://nihedon.hama1.jp/e109455.html
フラワーアレンジ・レッスン
「 ブーケホルダーを使った花束 」
デザインのポイント :
白とグリーンを基調に優しい形のデザインにする。
昔、ブーケは茎に1本ずつワイヤーを使って束ねていました。
ただ、これだと茎の根元に巻いたコットンが吸った水しか与える事が出来ないので、ブーケの寿命が短かったのです。
1本1本茎にワイヤーを掛けてフローラルテープを巻くのも次回が掛かりました。
ブーケホルダーを使うと製作時間も短縮出来、オアシス( 吸水スポンジ )に水をやる事でブーケが長持ちします。
披露宴の前日に作っておく事も可能だし、新幹線で東京から博多まで移動してもOK!
但し、何度も挿し直しをする事が出来ないので、位置や長さを見極めて茎に挿すようにしましょう。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
作り方 :
1. 初めにブーケホルダーのハンドルにグリーンの下テープを巻いておく。
今日はグリーンのチュールを使うので、ハンドルの上までテープを巻く。
写真はテープを巻き終えたブーケホルダー。
大雑把な性格のニヘドンにしては、かなりきっちりとテープを巻く事が出来て大満足です。
2. 中心にする花をホルダーに 2〜3 cm の深さに挿す事。
( 披露宴の最中に花首が落ちる事は厳禁。)
3. アウトラインを作り、空間を埋めて行く。
色の濃いものを低めにもって行く事。
4. ハンドルはチュールを巻き上げ、別に作ったチュール・リボンをコサージュ・ピンでオアシスに挿し留める。
コサージュ・ピンは、真っ直ぐに挿すのではなく、斜め下に向かって挿すようにすると、外れる事が防げる。
花材 : アステランマヨール ( 白 ) 6本
スプレーマム ( 白 ) 2本 ( 花 13 輪 )
バラ ( サーモンピンク ) 2本
アルケミラモリス ( 緑 ) 3本
ピットスホルム ( 外縁が白い、小さい緑色の縮れた葉 ) 3本
スカピオサ ( マツムシ草 )( 白 ) 5本
スターチス ( 白 ) 1本
トルコキキョウ ( 白 ) 1本 ( 花 4輪 )
ユーギリ草 ( オトギリ草 ) ( 紫色の彼岸花みたいな花 ) 2本
レモンリーフ 4本
リリオペ ( 緑色の長い葉 ) 4本
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今日先生の言葉なビックリしました。
「 紫色は幸せを呼ぶので、どんなブーケでも必ず1つは入れます。
一見入っていないようでも、見えない所に必ず入っています。」
え? 嘘!?
ニヘドンはフラワーアレンジを習い始めて11年経ちますが、それは初めて聞いた様な気がします。
それはもしかして欧米の花嫁さんの Something Blue から来ていますかね?
何か青い物を身に付けると幸福になれると言う。
だったら紫色じゃなくて青い花で良さそうじゃん?
青いバラは無かっけど、青い花なら沢山有るしね?
この記事の1枚目の写真は、花瓶に入れて撮りました。
花瓶に入れてしまうと、普通のフラワーアレンジみたいに見えてしまうので、
ブーケだという事を主張する為に先生に持ってもらいました。
ブーケはやはり手に持った方がサマになります。
今日は生徒の欠席者が相次ぎ、たった2人だけでレッスンを受けました。
ブーケは楽しいですね。
日本古来の「 生け花 」にはブーケの製作が無いですからね。
いつもは嫌いなピットスホルムを挿れるのが、今日はすごく楽しかったです。
***** 「 ブーケホルダーを使った花束 」 ・ 完 **************
[ お知らせ ]
下記の記事が完成しました。
・ 06月22日 「 ソスピロ・ウィンズ 」 http://nihedon.hama1.jp/e109043.html
・ 06月25日 「 ピッピ、ごたごた荘にひっこす 」 http://nihedon.hama1.jp/e109455.html
2009年06月25日
「 ピッピ,ごたごた荘にひっこす 」
2009年06月18日(木)
朝の読書タイム・読み聞かせ
担当 :
5年1組 … プリンセス
5年2組 … クロコ
5年3組 … 佐藤パセリ
5年4組 … カヨカヨ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今 40代〜50代の方( 特に女性 )なら、子供の頃に親しんだ本に
「 長くつ下のピッピ 」があると思います。
リンドグレーン 作
大塚 勇三 訳
読み聞かせで全部読むのは不可能な位、長いお話ですので、
第1章の 「 1.ピッピ 、 ごたごた荘にひっこす 」を読みました。
これだけでも時間オーバーになってしまうので、プリンセスが物語の進行が分かる程度に
部分部分を削除してくれました。
( 本当はこれ、厳密に言うと著作権法に触れてしまうのです。
作品を無断で縮小、拡大するのは駄目なんですよね。
ただ、公立学校での読み聞かせの場合、ま、大目に見てくれる出版社さんが多いので
ちょっと甘えてしまうのが現実です。
絶対に法に触れたくないという方は、予め出版社に○月○日どこどこで、こういう風に
使います という事をFAXで送っておくと、使用許可がもらえます。
著作権協会などで、所定のフォームがあるので、1度もらっておくとコピーして何度でも
使えるので便利です。 )
日本の子供達には、やや不足しているイマジネーションを駆使した物語。
登場人物たちが、突拍子も無い想像の世界に遊びます。
ピッピは良いなあ。 「 想像力豊か 」という言葉で評価してもらえるから。
ニヘドンが同じ事をしても、「 妄想を逞しくして( いい年こいてみっともなーい )」ですからね。
大抵の人は、子供時代に1度はピッピの物語を読んでみた事があると思います。
でも細部は忘れてしまった人が多いのかな?
ちょっとピッピについて説明すると、ピッピはスウェーデンの町の外れに住んでいます。
両親のいないピッピは、1人で小猿の 「 ニルソン氏 」と、
お父さんが遺してくれた家に住んでいます。
氏名 : ピッピ・ナガクツシタ
年齢 : 9歳
ピッピの隣の家にはトミーとアンニカという兄妹が住んでいます。
ピッピは、赤い髪の毛を2つに分けてきつく編み上げています。
鼻は小っちゃなジャガイモみたいで、そばかすがいっぱいです。
イマジネーション豊かなピッピは2人と友達になり、様々な作り話に興じながら
3人でパンケーキを作ります。
****************************
聴いている子供達の様子はと言えば、今日は絵を見せずに朗読だけを聴いてもらったのですが
かなりお話の様子を各自の頭の中で思い浮かべているようでした。
両親がいないのに、9歳の女の子が1人で家に暮しているというのが、日本の普通の子供達には
新鮮な驚きだったようです。
読み終えた後、1人の子供が 「 自分で自分の頭をぺシっと叩く。」 とつぶやきました。
本の中の一節です。
これは、ストーリーの中で、親がいないピッピに、叱ってくれる人がいないの?というアンニカの
疑問を受けてピッピが答える件です。
つまり自分で自分を叱るから、大丈夫だという事です。
今日お話を聴いた子供達は、「 もし自分だったら、親がいなかったらどうだろう?」と
一様に考えたようです。
1つ難を言うと、原作も古いし、日本語の翻訳も古いので、
現在の考え方にそぐわない部分もかなり有ります。
「 おとうさんは黒人の王さまよ。 」
「 エジプトじゃ、だれもかれも、こうやってあるいてて・・・・・・」( 後ろ向きに歩くこと )
「 インドシナの人のやるように、さかだちしてあるいた・・・・」
「 ベルギー領コンゴでは、ほんとのことを言う人なんか、だれひとりいないのよ。」
「 ブラジルじゃ、だれもかれも、髪に卵をかけて、あるきまわってるのよ。」
等等・・・・・・・・・・・・。
9歳の少女のイマジネーションの成せる技とはいえ、
これが現在発表された小説だとしたら、人種差別と偏見を増長させる悪書だと
こきおろされる事でしょう。
日本語訳の文体も古いので、新しい翻訳が欲しいところです。
ニヘドン、自分で翻訳してみようかしら?
実は06月25日(木)に、5年生向けの「 授業読み聞かせ 」があります。
授業の1コマとして各クラスに図書室に下りて来てもらって、
授業の一環として読み聞かせを行なうのです。
そこでもピッピの「 ピッピ どろぼうに入られる 」をプリンセスが語ります。
だから「 ピッピ、ごたごた荘にひっこす 」は、25日の導入にあたる大切な読み聞かせ
だったのです。
事前の打ち合わせで、子供達には、その事は内緒にする事にしました。
ところが、「 ピッピ、ごたごた荘にひっこす 」を読んだ後、女性の担任教諭から
質問が出てしまいました。
「 また今度、続きを読んでもらえるのですか? 」
う・・・・・・うーん。 それは、あの・・・・・内緒なので・・・・・・・・。あの・・・・。
教えちゃうとプリンセスに怒られちゃうから・・・・・あの・・・・・・その・・・・・。
そういう事もなきにしも非ず・・・・・・・・。
と、しどろもどろで、もごもご言いながら教室を出たのでした。( 汗 )
***** 「 「 ピッピ,ごたごた荘にひっこす 」 」 ・ 完 ********
朝の読書タイム・読み聞かせ
担当 :
5年1組 … プリンセス
5年2組 … クロコ
5年3組 … 佐藤パセリ
5年4組 … カヨカヨ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今 40代〜50代の方( 特に女性 )なら、子供の頃に親しんだ本に
「 長くつ下のピッピ 」があると思います。
リンドグレーン 作
大塚 勇三 訳
読み聞かせで全部読むのは不可能な位、長いお話ですので、
第1章の 「 1.ピッピ 、 ごたごた荘にひっこす 」を読みました。
これだけでも時間オーバーになってしまうので、プリンセスが物語の進行が分かる程度に
部分部分を削除してくれました。
( 本当はこれ、厳密に言うと著作権法に触れてしまうのです。
作品を無断で縮小、拡大するのは駄目なんですよね。
ただ、公立学校での読み聞かせの場合、ま、大目に見てくれる出版社さんが多いので
ちょっと甘えてしまうのが現実です。
絶対に法に触れたくないという方は、予め出版社に○月○日どこどこで、こういう風に
使います という事をFAXで送っておくと、使用許可がもらえます。
著作権協会などで、所定のフォームがあるので、1度もらっておくとコピーして何度でも
使えるので便利です。 )
日本の子供達には、やや不足しているイマジネーションを駆使した物語。
登場人物たちが、突拍子も無い想像の世界に遊びます。
ピッピは良いなあ。 「 想像力豊か 」という言葉で評価してもらえるから。
ニヘドンが同じ事をしても、「 妄想を逞しくして( いい年こいてみっともなーい )」ですからね。
大抵の人は、子供時代に1度はピッピの物語を読んでみた事があると思います。
でも細部は忘れてしまった人が多いのかな?
ちょっとピッピについて説明すると、ピッピはスウェーデンの町の外れに住んでいます。
両親のいないピッピは、1人で小猿の 「 ニルソン氏 」と、
お父さんが遺してくれた家に住んでいます。
氏名 : ピッピ・ナガクツシタ
年齢 : 9歳
ピッピの隣の家にはトミーとアンニカという兄妹が住んでいます。
ピッピは、赤い髪の毛を2つに分けてきつく編み上げています。
鼻は小っちゃなジャガイモみたいで、そばかすがいっぱいです。
イマジネーション豊かなピッピは2人と友達になり、様々な作り話に興じながら
3人でパンケーキを作ります。
****************************
聴いている子供達の様子はと言えば、今日は絵を見せずに朗読だけを聴いてもらったのですが
かなりお話の様子を各自の頭の中で思い浮かべているようでした。
両親がいないのに、9歳の女の子が1人で家に暮しているというのが、日本の普通の子供達には
新鮮な驚きだったようです。
読み終えた後、1人の子供が 「 自分で自分の頭をぺシっと叩く。」 とつぶやきました。
本の中の一節です。
これは、ストーリーの中で、親がいないピッピに、叱ってくれる人がいないの?というアンニカの
疑問を受けてピッピが答える件です。
つまり自分で自分を叱るから、大丈夫だという事です。
今日お話を聴いた子供達は、「 もし自分だったら、親がいなかったらどうだろう?」と
一様に考えたようです。
1つ難を言うと、原作も古いし、日本語の翻訳も古いので、
現在の考え方にそぐわない部分もかなり有ります。
「 おとうさんは黒人の王さまよ。 」
「 エジプトじゃ、だれもかれも、こうやってあるいてて・・・・・・」( 後ろ向きに歩くこと )
「 インドシナの人のやるように、さかだちしてあるいた・・・・」
「 ベルギー領コンゴでは、ほんとのことを言う人なんか、だれひとりいないのよ。」
「 ブラジルじゃ、だれもかれも、髪に卵をかけて、あるきまわってるのよ。」
等等・・・・・・・・・・・・。
9歳の少女のイマジネーションの成せる技とはいえ、
これが現在発表された小説だとしたら、人種差別と偏見を増長させる悪書だと
こきおろされる事でしょう。
日本語訳の文体も古いので、新しい翻訳が欲しいところです。
ニヘドン、自分で翻訳してみようかしら?
実は06月25日(木)に、5年生向けの「 授業読み聞かせ 」があります。
授業の1コマとして各クラスに図書室に下りて来てもらって、
授業の一環として読み聞かせを行なうのです。
そこでもピッピの「 ピッピ どろぼうに入られる 」をプリンセスが語ります。
だから「 ピッピ、ごたごた荘にひっこす 」は、25日の導入にあたる大切な読み聞かせ
だったのです。
事前の打ち合わせで、子供達には、その事は内緒にする事にしました。
ところが、「 ピッピ、ごたごた荘にひっこす 」を読んだ後、女性の担任教諭から
質問が出てしまいました。
「 また今度、続きを読んでもらえるのですか? 」
う・・・・・・うーん。 それは、あの・・・・・内緒なので・・・・・・・・。あの・・・・。
教えちゃうとプリンセスに怒られちゃうから・・・・・あの・・・・・・その・・・・・。
そういう事もなきにしも非ず・・・・・・・・。
と、しどろもどろで、もごもご言いながら教室を出たのでした。( 汗 )
***** 「 「 ピッピ,ごたごた荘にひっこす 」 」 ・ 完 ********
2009年06月24日
「 港の見える丘 - 初夏の浜辺 」
第133回 オルガン・1ドル コンサート
「 港の見える丘 - 初夏の浜辺 」
日時 : 2009年06月24日(水)
開場 11:30 開演 12:10 〜 12:50会場 : 横浜みなとみらいホール 大ホール
料金 : 1ドル or 100円 ( 全自由席 )
出演 : 平中 弓弦 ( ひらなか ゆずる )
凄いですね。お名前が。
弓と弦ですよ。
なのに弦楽器の道に進まずにオルガニストに!?
ニヘドンは いつもオルガン1ドルコンサートの場合は演奏者のプロフィールは書かないのですが、今日の彼の演奏に惚れ込んじゃったので、日本国民なら彼の活躍を知らなきゃ駄目!って事でプログラムに書かれていたプロフィールを全文転記しておきますね。
玉川大学芸術学科オルガン専攻、オランダハーグ王立学院、アールンヘム市立芸術大学及び同大学院、デンマーク王立音楽大学及び同大学院、ドイツ国立フライブルク音楽大学同大学院コンタクトシュトゥデウム終了。
オルガン、チェンバロのソリスト・ディプロマ、バロックオルガニストの称号、教会音楽家( カントール )及び国家教授資格を得た。
第3回オーデンセ国際オルガンコンクール、第5回フランス トゥールーズ国際ブクステフーデ オルガンコンクールに入賞、第17回フィンランド ラハティ国際オルガンコンクール栄誉ディプロマ受賞。
07年 全欧音楽礼拝 TV 大賞ノミネート。
現在デンマーク国教会聖ヨハネ教会音楽監督及び同教区主任オルガニスト、コペンハーゲン デンマーク王立音楽大学オルガン科講師、ロスキルデ デンマーク国立シェランド教会音楽学校オルガン科講師。
並びにスウェーデン国立ルンド大学マルモー音楽院古楽科客員審査員。
ノルウェー国立音楽大学客員教授( 09年 )。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
凄いプロフィールじゃないですか?
もう日本人止めたの?
北欧に骨をうずめるの?
と云う程の活躍振りですよね。
日本がいくら不況風に吹かれようと、我関せずと北欧でご飯を食べている弓弦さん。
うーん。素晴らしい。羨ましい。
ニヘドンを北欧までお持ち帰りして欲しい。
( 拒否られるのを承知で書いてみました。
あ!動物検疫で引っ掛かるのか!
(-“-;) )
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
演目 : カール・ニールセン / 祝賀前奏曲
J.P.スヴェーリンク / 菩提樹の木陰で
イェスパー・マドゥセン / 「 今 水平線に太陽が昇り!」
ライフ・トューボー / 「 夏来たりし 」テーマと6つの変奏より
テーマ : トレモロを掛けたフルート管によるデュオ
ヴァリエーション 1 : トランペットのデュオ
ヴァリエーション 3 : プリンシパル管による暑い夏の日のオーヴァーテュール
ヴァリエーション 4 : フルート管によるカッコウのオブリガードを伴ったリード管によるインターリュード
ヴァリエーション 5 : 水平線の恐ろしい雷雲・フルオルガンによるトッカータ
ヴァリエーション 6 : トレモロを掛けたフルート管によるデュオ 心地よい穏やかな初夏の風
平中弓弦 / 「 初夏・横浜・港 」のテーマによる即興演奏
アントン・ドヴォルザーク / 「 交響曲 第9番 “ 新世界 ”」より 第2楽章
ニールス・ヴィルヘルム・ガーデ / 祝賀前奏曲 “ ほめたたえよ 力強き主を ”
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
まずは演奏前にみなとみらいホールのホールオルガニストの三浦はつみさんがステージに登場しお話しをします。
「 先週はアメリカからピーター・クラジンスキーさんをお迎えしてサイレント映画と即興演奏が行われました。私に取っては学ぶ事の多いステージでした。
沢山のお客様にお越し頂き有難うございました。
8月7日(金)には『 パイプオルガンとガラクタがっきコンサート 』が有ります。
お陰様でチケットの売れ行きは好調です。
あと少しチケットが有りますので、ご希望の方はお早めにお願いします。
その次の日の8月8日(土)には 『 パイプオルガンってなあに? 』が行われます。
これは小学校1年生から3年生までが対象のワークショップです。
舞台の上に座布団を敷いて座ってパイプオルガンの振動を体感してもらったりします。
1回に100名様のみです。
こちらもお申し込みはお早めにどうぞ。
さて、本当演奏をお願いするのは、みなとみらい初登場の平中弓弦さんです。
いつだったか、私もデンマークを訪れた事があります。
平中さんがいらっしゃる教会も訪ねたのですが、現地の方が 『 平中さんは日本人なのに、デンマーク人の為に一生懸命働いている。』と云う言葉を言っていました。
オルガンを弾く時にはオルガンシューズと云うのを履くのですが、平中さんのオルガンシューズはピカピカ金ピカです。
お近くの席の方はお目に出来るかもしれません。
それでは平中さん、お願い致します!」
オルガンの左手から登場した弓弦さんは指揮者の佐渡裕さん並みに大きな人でした。
グレーの地味過ぎる位にシンプルなスーツを着ています。
ん? 彼が履いているオルガンシューズは、金ピカじゃなくて銀色じゃん。
まあ、確かに銀色でもピカピカですが。
弓弦さんのヘアスタイルも独特です。
カトリックの司祭がやるような頭頂を丸く残すみたいな…。
でも司祭服を着ていない人が、そのヘアスタイルだと、単なるモヒカン!?
これで金色に染めたら、ニヘドンが追いかけているヴァイオリニストの石田泰尚様のヘアスタイルに相通ずるものがあるかも!?
1曲目はカール・ニールセンの「 祝賀前奏曲 」ですが、すごーい!!
これ、ニヘドンが今まで聞いて来たルーシーなの!?
お口 ポカーン。
弓弦さん凄い!! 重量級の演奏です!!
ニヘドン、こんな重量級の音を出すルーシーを初めて聞きました!
「 港の見える丘 - 初夏の浜辺 」
日時 : 2009年06月24日(水)
開場 11:30 開演 12:10 〜 12:50会場 : 横浜みなとみらいホール 大ホール
料金 : 1ドル or 100円 ( 全自由席 )
出演 : 平中 弓弦 ( ひらなか ゆずる )
凄いですね。お名前が。
弓と弦ですよ。
なのに弦楽器の道に進まずにオルガニストに!?
ニヘドンは いつもオルガン1ドルコンサートの場合は演奏者のプロフィールは書かないのですが、今日の彼の演奏に惚れ込んじゃったので、日本国民なら彼の活躍を知らなきゃ駄目!って事でプログラムに書かれていたプロフィールを全文転記しておきますね。
玉川大学芸術学科オルガン専攻、オランダハーグ王立学院、アールンヘム市立芸術大学及び同大学院、デンマーク王立音楽大学及び同大学院、ドイツ国立フライブルク音楽大学同大学院コンタクトシュトゥデウム終了。
オルガン、チェンバロのソリスト・ディプロマ、バロックオルガニストの称号、教会音楽家( カントール )及び国家教授資格を得た。
第3回オーデンセ国際オルガンコンクール、第5回フランス トゥールーズ国際ブクステフーデ オルガンコンクールに入賞、第17回フィンランド ラハティ国際オルガンコンクール栄誉ディプロマ受賞。
07年 全欧音楽礼拝 TV 大賞ノミネート。
現在デンマーク国教会聖ヨハネ教会音楽監督及び同教区主任オルガニスト、コペンハーゲン デンマーク王立音楽大学オルガン科講師、ロスキルデ デンマーク国立シェランド教会音楽学校オルガン科講師。
並びにスウェーデン国立ルンド大学マルモー音楽院古楽科客員審査員。
ノルウェー国立音楽大学客員教授( 09年 )。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
凄いプロフィールじゃないですか?
もう日本人止めたの?
北欧に骨をうずめるの?
と云う程の活躍振りですよね。
日本がいくら不況風に吹かれようと、我関せずと北欧でご飯を食べている弓弦さん。
うーん。素晴らしい。羨ましい。
ニヘドンを北欧までお持ち帰りして欲しい。
( 拒否られるのを承知で書いてみました。
あ!動物検疫で引っ掛かるのか!
(-“-;) )
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
演目 : カール・ニールセン / 祝賀前奏曲
J.P.スヴェーリンク / 菩提樹の木陰で
イェスパー・マドゥセン / 「 今 水平線に太陽が昇り!」
ライフ・トューボー / 「 夏来たりし 」テーマと6つの変奏より
テーマ : トレモロを掛けたフルート管によるデュオ
ヴァリエーション 1 : トランペットのデュオ
ヴァリエーション 3 : プリンシパル管による暑い夏の日のオーヴァーテュール
ヴァリエーション 4 : フルート管によるカッコウのオブリガードを伴ったリード管によるインターリュード
ヴァリエーション 5 : 水平線の恐ろしい雷雲・フルオルガンによるトッカータ
ヴァリエーション 6 : トレモロを掛けたフルート管によるデュオ 心地よい穏やかな初夏の風
平中弓弦 / 「 初夏・横浜・港 」のテーマによる即興演奏
アントン・ドヴォルザーク / 「 交響曲 第9番 “ 新世界 ”」より 第2楽章
ニールス・ヴィルヘルム・ガーデ / 祝賀前奏曲 “ ほめたたえよ 力強き主を ”
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
まずは演奏前にみなとみらいホールのホールオルガニストの三浦はつみさんがステージに登場しお話しをします。
「 先週はアメリカからピーター・クラジンスキーさんをお迎えしてサイレント映画と即興演奏が行われました。私に取っては学ぶ事の多いステージでした。
沢山のお客様にお越し頂き有難うございました。
8月7日(金)には『 パイプオルガンとガラクタがっきコンサート 』が有ります。
お陰様でチケットの売れ行きは好調です。
あと少しチケットが有りますので、ご希望の方はお早めにお願いします。
その次の日の8月8日(土)には 『 パイプオルガンってなあに? 』が行われます。
これは小学校1年生から3年生までが対象のワークショップです。
舞台の上に座布団を敷いて座ってパイプオルガンの振動を体感してもらったりします。
1回に100名様のみです。
こちらもお申し込みはお早めにどうぞ。
さて、本当演奏をお願いするのは、みなとみらい初登場の平中弓弦さんです。
いつだったか、私もデンマークを訪れた事があります。
平中さんがいらっしゃる教会も訪ねたのですが、現地の方が 『 平中さんは日本人なのに、デンマーク人の為に一生懸命働いている。』と云う言葉を言っていました。
オルガンを弾く時にはオルガンシューズと云うのを履くのですが、平中さんのオルガンシューズはピカピカ金ピカです。
お近くの席の方はお目に出来るかもしれません。
それでは平中さん、お願い致します!」
オルガンの左手から登場した弓弦さんは指揮者の佐渡裕さん並みに大きな人でした。
グレーの地味過ぎる位にシンプルなスーツを着ています。
ん? 彼が履いているオルガンシューズは、金ピカじゃなくて銀色じゃん。
まあ、確かに銀色でもピカピカですが。
弓弦さんのヘアスタイルも独特です。
カトリックの司祭がやるような頭頂を丸く残すみたいな…。
でも司祭服を着ていない人が、そのヘアスタイルだと、単なるモヒカン!?
これで金色に染めたら、ニヘドンが追いかけているヴァイオリニストの石田泰尚様のヘアスタイルに相通ずるものがあるかも!?
1曲目はカール・ニールセンの「 祝賀前奏曲 」ですが、すごーい!!
これ、ニヘドンが今まで聞いて来たルーシーなの!?
お口 ポカーン。
弓弦さん凄い!! 重量級の演奏です!!
ニヘドン、こんな重量級の音を出すルーシーを初めて聞きました!
Posted by ニヘドン at
21:53
│Comments(0)
2009年06月24日
ぬあんと恐ろしい事に20周年を迎えた!!
2009年06月24日(水)
ありゃあ…。
私の計算に間違えがなければ、
多分、迎えちゃったんです。
結婚 20周年。
20年前の06月24日にニヘドンは結婚式を挙げたのでした。
写真は披露宴のドレスを選ぶ時に撮ったスナップです。
披露宴当日のアルバムが行方不明なので、( 多分夫婦喧嘩の時に捨ててしまったんだと思う。) 唯一残っていた、こんな写真を使ってみました。
ニヘドンは当時から、「 月並み 」が嫌いでした。
猫も杓子も白いウェディング・ドレスというのが嫌でした。
そこで最初は和装で、お色直しに色物のドレスを着ようと思いました。
当時お色直しは2回するのが主流でした。
でもニヘドンは1回だけに留めました。
「 ジミ婚 」という言葉が無かった時代でしたから、
これはかなり個性的な決断でした。
「 お金無いの? 」と言われかねなかったですから。
当時はまだ、披露宴にドライアイスたいてゴンドラで下りて来るカップルが生き残っていた時代でしたから。
ポリシーを貫いた、かなりお客さん寄りの個性的な披露宴になったと自負しています。
披露宴を挙げた場所は、山下公園の向かい側にある産業貿易ビル
( パスポートセンターが入っているビル )の10階にある東天紅でした。
今はレストランだけしか残っていませんが、20年前は、レストランと共に結婚式が出来る設備が完備されていました。
東天紅ですから、披露宴の食事は当然中華料理でした。
これも二へドンがこだわった所です。
折角横浜で披露宴をするのだから、食事は中華にしようよ!!と。
実の所、会社の同僚や親戚の結婚式に何度も招ばれ、どこの式場も食べ物が似たり寄ったりで飽きていたからです。
引き出物にもこだわりました。
それまでに引き出物で頂いたもので感動したものって、余り無かったからです。
すぐに壊れたタッチセンサーのランプとか、フィリピンの木彫りのサラダボウルとか、
正直 「 何これ? 」というものが多かったのです。
そこで吟味しました。 幸い、東天紅さんが用意してくれた引き出物カタログの中に
横浜開港時の錦絵を皿にプリントしたものが有って、スタンドもついていて飾り絵皿としても使えるのでそれにしました。
どこも皆一緒のケーキやバウムクーヘンも嫌だったので、中華にこだわって月餅にしました。
ここの東天紅の結婚式場のスタッフは皆、プロッフェッショナル魂を持った素晴らしい接客をする人々だったので、
ニヘドンは声を大にしてここをお勧めしたかったのですが、残念ながらもう無いのよね。
山下公園と海とベイブリッジを見渡す最高の眺めも、地方から来てくれたお客様には最高のもてなしだったのですが。
昨日の朝、TVのワイドショーで個性的なウェディングの特集をやっていました。
ディズニーシーのホテル・ミラコスタでのミッキーやミニー達が参加してくれるウェディングとか、
象に乗って入場する屋外のウェディングとか、日産スタジアムでのウェディングとかね。
さあて、ニヘドン、お次の結婚式はどのようなスタイルでしようかなあ?
( ふふふ。 結婚20周年の記念日とは思えない発言をしてしまいましたが。)
そうそう、今日の結婚記念日に、「 ドンドン日記 」のアクセスカウンターが
「 555,555 」を迎えそうです。
この栄光の番号を踏んだ人は、ちゃんとニヘドンまで知らせてよー。
本当は二へドンが自分で踏もうと狙いたいのですが、お出かけしちゃうから無理なんですよ。
よろしく!!
ありゃあ…。
私の計算に間違えがなければ、
多分、迎えちゃったんです。
結婚 20周年。
20年前の06月24日にニヘドンは結婚式を挙げたのでした。
写真は披露宴のドレスを選ぶ時に撮ったスナップです。
披露宴当日のアルバムが行方不明なので、( 多分夫婦喧嘩の時に捨ててしまったんだと思う。) 唯一残っていた、こんな写真を使ってみました。
ニヘドンは当時から、「 月並み 」が嫌いでした。
猫も杓子も白いウェディング・ドレスというのが嫌でした。
そこで最初は和装で、お色直しに色物のドレスを着ようと思いました。
当時お色直しは2回するのが主流でした。
でもニヘドンは1回だけに留めました。
「 ジミ婚 」という言葉が無かった時代でしたから、
これはかなり個性的な決断でした。
「 お金無いの? 」と言われかねなかったですから。
当時はまだ、披露宴にドライアイスたいてゴンドラで下りて来るカップルが生き残っていた時代でしたから。
ポリシーを貫いた、かなりお客さん寄りの個性的な披露宴になったと自負しています。
披露宴を挙げた場所は、山下公園の向かい側にある産業貿易ビル
( パスポートセンターが入っているビル )の10階にある東天紅でした。
今はレストランだけしか残っていませんが、20年前は、レストランと共に結婚式が出来る設備が完備されていました。
東天紅ですから、披露宴の食事は当然中華料理でした。
これも二へドンがこだわった所です。
折角横浜で披露宴をするのだから、食事は中華にしようよ!!と。
実の所、会社の同僚や親戚の結婚式に何度も招ばれ、どこの式場も食べ物が似たり寄ったりで飽きていたからです。
引き出物にもこだわりました。
それまでに引き出物で頂いたもので感動したものって、余り無かったからです。
すぐに壊れたタッチセンサーのランプとか、フィリピンの木彫りのサラダボウルとか、
正直 「 何これ? 」というものが多かったのです。
そこで吟味しました。 幸い、東天紅さんが用意してくれた引き出物カタログの中に
横浜開港時の錦絵を皿にプリントしたものが有って、スタンドもついていて飾り絵皿としても使えるのでそれにしました。
どこも皆一緒のケーキやバウムクーヘンも嫌だったので、中華にこだわって月餅にしました。
ここの東天紅の結婚式場のスタッフは皆、プロッフェッショナル魂を持った素晴らしい接客をする人々だったので、
ニヘドンは声を大にしてここをお勧めしたかったのですが、残念ながらもう無いのよね。
山下公園と海とベイブリッジを見渡す最高の眺めも、地方から来てくれたお客様には最高のもてなしだったのですが。
昨日の朝、TVのワイドショーで個性的なウェディングの特集をやっていました。
ディズニーシーのホテル・ミラコスタでのミッキーやミニー達が参加してくれるウェディングとか、
象に乗って入場する屋外のウェディングとか、日産スタジアムでのウェディングとかね。
さあて、ニヘドン、お次の結婚式はどのようなスタイルでしようかなあ?
( ふふふ。 結婚20周年の記念日とは思えない発言をしてしまいましたが。)
そうそう、今日の結婚記念日に、「 ドンドン日記 」のアクセスカウンターが
「 555,555 」を迎えそうです。
この栄光の番号を踏んだ人は、ちゃんとニヘドンまで知らせてよー。
本当は二へドンが自分で踏もうと狙いたいのですが、お出かけしちゃうから無理なんですよ。
よろしく!!
2009年06月23日
「 かみさまになったゆうれい 」
2009年06月11日(木)
朝の読書タイム
読み聞かせ・5年生
「 かみさまになったゆうれい 」
作 : ドン・メイリン
Dong Meiling
絵 : ジャン・シーミン
Zhang Shiming
訳 : おおさか まさこ ( 大幸 昌子 )
発行 : 新世研
発行年月日 : 2003年08月20日
価格 : 1,600円 + 税
あらすじ : 中国リンツーに住む漁師のスーは、ある晩、夜釣りの最中にリュウランと云う青年に声を掛ける。
「 一緒に酒でも飲もうよ。」
すっかり意気投合した2人は、それ以後毎晩一緒に酒を飲む様になる。
不思議な事にリュウランと出会って以降、スーの網には魚が大漁に獲れる様になる。
或い晩、リュウランがスーに別れを告げる。
実はリュウランは、川で溺れ死んだ幽霊だった。
死後、親兄弟に忘れられ、友人達に忘れられ、どうしょうも無い寂しさを抱えている所にスーから声を掛けてもらって非常に嬉しかった。
しかし、明日、1人の女が川で溺れて死ぬ。
リュウランはその女の命をもらって、人間として転生する事が出来ると言う。
翌日、スーはリュウランが人間に生まれ変わる所を見てやろうと川岸に身を隠してじっと待っている。
言われた通り、若い女が川岸を歩いて来る。
女は胸に赤ん坊を抱いていた。
女は足を滑らせて川に落ちてしまう。
しかし女は最後の力を振り絞って赤ん坊を岸に押し上げると、水の中に沈んでしまう。
赤ん坊は岸辺で泣き叫ぶ。
隠れていたスーが、赤ん坊の所に駆け寄ろうとすると、女が自力で這い上がって来て、赤ん坊を抱き上げると、よろよろと歩み去る。
何が起こったのか分からないスーの元へ、その晩、リュウランが姿を現す。
リュウランは、女が赤ん坊連れだったのを見て、女の命を貰うのを諦めたと言う。
「 これで良かった。」と言うリュウランに、スーは答える。
「 神様がこの事を知ったら、必ず報いてくれるさ。」
スーの言葉は本当になり、ユアン上帝がリュウランをチャオユエンの守り神にしてくれた。
スーは早速、遠くのチャオユエンまで日数を掛けて旅をし、お社に参る。
もう神様になってしまったリュウランの姿を目で見る事は出来ないけれども、温かい風として感じる事が出来る。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
良いですねー。
「 菊花の契り 」のお話みたいですねー。
民話の中には「 異界 」のものと交わる類が沢山有りますが、これは、相手が幽霊でも神様になっても、心は変わらずに付き合うと云う究極の理想論の話ですね。
相手の姿がどうなろうとも、心を開いた相手には、とことん心を開き続けると云う、ネットの世界では絶対に有り得ない心象を描いていると云う点で、ニヘドンが激しく評価する作品です。
子供達も、タイトルの 「 ゆうれい 」で激しく惹きつけられた様子でした。
( 子供達は本当に怖い話が大好きですからねぇ。笑 )
子供達が、このオカルトチックなお話を、どの様にそしゃくしたのか、いつか感想を聞いてみたいなあ…。
朝の読書タイム
読み聞かせ・5年生
「 かみさまになったゆうれい 」
作 : ドン・メイリン
Dong Meiling
絵 : ジャン・シーミン
Zhang Shiming
訳 : おおさか まさこ ( 大幸 昌子 )
発行 : 新世研
発行年月日 : 2003年08月20日
価格 : 1,600円 + 税
あらすじ : 中国リンツーに住む漁師のスーは、ある晩、夜釣りの最中にリュウランと云う青年に声を掛ける。
「 一緒に酒でも飲もうよ。」
すっかり意気投合した2人は、それ以後毎晩一緒に酒を飲む様になる。
不思議な事にリュウランと出会って以降、スーの網には魚が大漁に獲れる様になる。
或い晩、リュウランがスーに別れを告げる。
実はリュウランは、川で溺れ死んだ幽霊だった。
死後、親兄弟に忘れられ、友人達に忘れられ、どうしょうも無い寂しさを抱えている所にスーから声を掛けてもらって非常に嬉しかった。
しかし、明日、1人の女が川で溺れて死ぬ。
リュウランはその女の命をもらって、人間として転生する事が出来ると言う。
翌日、スーはリュウランが人間に生まれ変わる所を見てやろうと川岸に身を隠してじっと待っている。
言われた通り、若い女が川岸を歩いて来る。
女は胸に赤ん坊を抱いていた。
女は足を滑らせて川に落ちてしまう。
しかし女は最後の力を振り絞って赤ん坊を岸に押し上げると、水の中に沈んでしまう。
赤ん坊は岸辺で泣き叫ぶ。
隠れていたスーが、赤ん坊の所に駆け寄ろうとすると、女が自力で這い上がって来て、赤ん坊を抱き上げると、よろよろと歩み去る。
何が起こったのか分からないスーの元へ、その晩、リュウランが姿を現す。
リュウランは、女が赤ん坊連れだったのを見て、女の命を貰うのを諦めたと言う。
「 これで良かった。」と言うリュウランに、スーは答える。
「 神様がこの事を知ったら、必ず報いてくれるさ。」
スーの言葉は本当になり、ユアン上帝がリュウランをチャオユエンの守り神にしてくれた。
スーは早速、遠くのチャオユエンまで日数を掛けて旅をし、お社に参る。
もう神様になってしまったリュウランの姿を目で見る事は出来ないけれども、温かい風として感じる事が出来る。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
良いですねー。
「 菊花の契り 」のお話みたいですねー。
民話の中には「 異界 」のものと交わる類が沢山有りますが、これは、相手が幽霊でも神様になっても、心は変わらずに付き合うと云う究極の理想論の話ですね。
相手の姿がどうなろうとも、心を開いた相手には、とことん心を開き続けると云う、ネットの世界では絶対に有り得ない心象を描いていると云う点で、ニヘドンが激しく評価する作品です。
子供達も、タイトルの 「 ゆうれい 」で激しく惹きつけられた様子でした。
( 子供達は本当に怖い話が大好きですからねぇ。笑 )
子供達が、このオカルトチックなお話を、どの様にそしゃくしたのか、いつか感想を聞いてみたいなあ…。
Posted by ニヘドン at
18:45
│Comments(0)
2009年06月23日
「 愛を読むひと 」 - 前半
鑑賞日 :2009年06月19日(金)
鑑賞館 : 109シネマズみなとみらい
監督 : スティーヴン・ダルドリー
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
良かったです。
基本的にニヘドンは、アカデミー賞受賞作が嫌い。
ケイト・ウィンスレットが嫌い。
… な人なんです。
そのニヘドンが、「 愛を読む人 」は、良い映画であると認めました。
見ようかどうしようか迷っている方々へアドバイス。
「 見た方がいいですよ。」
ニヘドンは、これ、原作は読んでいません。
で、勝手に思い込んでいたのは、
「 未成年者に手を出した女を、純愛に仕立て上げた馬鹿馬鹿しい物語 」。
違いました。
全然、違ってました!
ごめんなさい。
知らないとは言え、全く違う方向に考えていて御免なさい!!
まさか、これ程までに重いテーマを含んだストーリーだとは露知らず……。
ニヘドンはこの映画を見終わった今、この映画を恋愛映画とは位置付ける気は全く有りません。
( タイトルがいけないよねー。
タイトルに「 愛 」なんて付けるからいけないんだよ。)
ニヘドンはこの映画を反戦映画、若しくは法廷映画と位置付けます。
ニヘドンはこのストーリーを今後、何年もかけて反すうしていく事になると思います。
幾つか謎の部分も有るので原作も読んでみたいし。
1番の疑問は、明らかにティーン・エイジャーと分かっている相手と、大人の女が関係を持つかという事。
映画の描写だけではよく分からなかったので、原作を読んでみたいなあと思います。
ニヘドンは、年齢差の有る恋愛も認めます。
ただ、ものには順序と云うものがあって、年齢差がある分 余計に精神性が欲しいと思ってしまうのです。
まず何らかの接点が有って、心の交流が有って、それから…ですよ。絶対!
映画では、マイケルがハンナと出会って、ハンナのアパートに行くようになった2回目 ( 原作では何回目に設定されているのか未確認。)に、ハンナの方から誘った感じ。
ちょっとこの辺りのハンナの気持ちは理解不能です。
ニヘドンだったら手は出さないけどなあ…。
この映画の醍醐味は、被告人として裁判を受けるハンナのシーンを丁寧に描いている事。
日本でも裁判員制度が始まって、一般の人々が「 人間が人間を裁けるのか? 」と云う命題をちょっとは考える様になって来ました。
そんな風潮の中で この映画は非常に重い告発を投げつけて来ます。
「 真実かどうかなんて関係ねーよ。
本人が裁判で拷問も無しに自白したんだから、それで有罪で、いっちょ上がり!! 」
マイケルは大学で法律を学ぶ学生となり、ゼミの教授や仲間達とハンナの裁判をずっと傍聴します。
こういう設定は、昼ドラ大好きなニヘドン大満足の設定です。
丁度今、日本では、足利事件で冤罪で服役させられた菅谷利和さんの再審のニュースに世間の耳目が集まっています。
こういう時期に、「 愛を読むひと 」を見ると、やはり裁判に意味なんか無いんじゃないの?とやるせない思いに捕らわれてしまいます。
しかし、このハンナという女性は、ニヘドンと180°全く異なる選択をしながら生きた人です。
何もかも異なります。
1.ニヘドンだったら、未成年者には手は出さない。
ハンナがそこまで孤独で愛に飢えていたのかどうか、映画では全く描かれていません。
2.ニヘドンだったらトラム( 市電 )の車掌から事務職に栄転になった時、車掌のまま続けさせてくれと言う。
そもそもの間違いは、ここから始まっているよね。
3.裁判で有罪判決を受ける位なら、自分が文盲である事を告白するけどなあ・・・・。
4.ニヘドンだったら、最後自殺なんかしない。
あそこまで待って、自殺なんかしない。 待つ前だったら分かるけど。
ハンナの自殺が全く解せません。
ハンナが文字が読めないままでいたなら、文盲のまま社会に出されて、また文盲の秘密が露呈されるのを恐れて・・・・という心理を想像する事が出来ます。
でも、文字が読めるようになって、短いながらも手紙が書けるようになって、マイケルが住む所や仕事を世話してくれて、だったら新しい環境で思いっきり本を読んだり、逆に自分が識字活動をする事だって出来るじゃないですか。
ハンナに取って、文字が読めるようになったというのは、彼女の人生の最大の出来事だったはずです。
その大切なものを、自分の死で終わらせてしまうハンナの気持ちが分からない。
ニヘドンは、憧れのヴァイオリンを習い始めて2年半。 もう今ではヴァイオリンを手放す事なんか考えられません。
ハンナに取って、「 読むこと 」は手放しちゃって良い事だったの?
ニヘドンだったら、「 読むこと 」にすがるけれどなあ・・・・・・・・。
ハンナとマイケルの気持ちのズレも大いに気になる所です。
1度はハンナに面会に刑務所を訪れたマイケルなのに、手前で逃げ出してしまう。
数年後、ハンナが文字を書けるようになってマイケルに何通も何通も手紙を出すのに、
マイケルは返事をしない。
「 返事を下さい。」 という手紙も無視。 なのに手紙を捨てずに大切に引き出しにしまっておく。
刑務所から呼び出しを受けて、マイケルがハンナの釈放後の身元引受人になるよう相談を受けた時、
映画ではマイケルは迷惑そうな素振りを見せてませんでしたか?
ニヘドンはてっきり、マイケルは身元引受人を断るのかと思ってしまいましたよ。
そのくせ、実際はマイケルは住居から仕事までハンナの為に準備万端整えてあげて、
ニヘドンは「 何 これ!? 」 と思ってしまいました。
そうして花束を抱えて刑務所に迎えに行ったら、もうハンナはあの世へ旅立っていたというお話。
こんなに気持ちがズレていて、これで「 愛 」って言葉を使っていいの?
マイケルはもう奥さんとは正式に離婚が成立していて、奥さんに気兼ね無く、ハンナの世話が出来たのに。
別に2人に夫婦になれとは言わないけれども、新しい生活のどこをハンナは気に入らなかったの?
しかもまだ試してもいないのに。
ハンナは若い頃から 「 当たって砕ける 」前に、敵前逃亡して生きて来た。
マイケルも同じ。
年の差が有るんだったら、年上の方がもうちょっと上手くリードしてあげれば良かったのに。
2人にコミュニケーションが無いんだよねえ。
欧米人はもっと徹底的に話し合う人々だと思っていたので、
ろくに話もしないで、ズレまくっている人間模様は胸が潰れました。
ハンナの出所が決まってから、マイケルが1度刑務所の食堂にハンナを訪ねて行きました。
ハンナが死を決意したのは、あの食堂での1幕がキーになっていると思われます。
あそこのシーンをもう1度見てみたいと思います。
「 これは、こうなって、ああなって、だからこうなんだよ! 」
という懇切丁寧な説明は映画の中では一切有りません。
だから見る人によって、解釈が違って来るだろうし、勿論正解は作品に触れた人個々がそれぞれ考えた事全てが正解なんだろうし、映画を見た後のディスカッションに花が咲く事は間違い無い映画です。
*******************************
鑑賞日 : 2009年06月19日(金)
映画館 : 109シネマズ横浜みなとみらい
字幕 : 戸田奈津子
予告編 : 「 南極料理人 」
「 アマルフィ 」 サラ・ブライトマンが出ている新しいバージョン。
「 それでも恋するバルセロナ 」
「 Good Bad Weired 」 ( グッド バッド ウィアード ) これ見たい!!
*******************************
ドイツ ベルリン 1995年。
中年の痩せ型の男がゆで卵をエッグスタンドに乗せ、テーブルに置く。
白いカップに珈琲を入れる。
裸の女が出て来る。 男は彼女に「 娘と1年振りに会う 」と言う。
女は彼の話を聞くと、「 娘がいるなんて初耳だわ。 」と言って着替えて部屋を出て行く。
窓の外を電車が走る。
男は昔を回想する。
西ドイツ ノイシュタット 1958年。
旧式の列車の中、若い男の子が乗っている。 何やら落ち着きの無い様子。
青年は悪寒に震えながら電車を降りる。
豪雨の中を傘も無く、歩き続けるが、通り端で吐いてしまう。
青年は、どこかのアパートの入り口に座り込んで、さらに吐く。
そこへ女がやって来て青年を見つけ、彼を介抱する。
雨が雪に変わり、女は青年と別れる。
青年の名はマイケル。 マイケルは自宅に戻る。
青年の父親であるピーターは、医者を呼ぶ。
医者はしょう紅熱という診断を下す。
マイケルの妹のエミリーは別の部屋に行かされる。
マイケルは切手コレクションのアルバムをベッドの中で見ている。
切手を大事そうにピンセットでつまむ。
( 二へドンも小学生の頃、切手コレクションをストックブックにしていたけれども、
ピンセットを使う程の高価なコレクションは持っていなかったなあ。)
元気になったマイケルは、花束を持って、介抱してくれた女性のアパートを訪ねる。
マイケルが部屋の中へ「 Excuse me? 」 と声を掛けると、
「 Yes ? 」 と女性の声だけが返って来る。
返事が有ったものの、ドアを開けてくれる気配が無いので、マイケルは恐る恐るドアを開ける。
すると女性はアイロンかけをしていた。 女性の名はハンナ。
マイケル 「 3ヶ月も寝てました。退屈でした。 Well, thank you again. 」
ハンナ 「 待って。 私も仕事に外に出るから、外で待ってて。」
マイケルは外の共用廊下に出て待つが、ドアの隙間から、ハンナが片足をスツールに乗せて
パンストを穿く様子を見てしまう。
スクリーンにはハンナの太もものクローズアップ。
ハンナは、マイケルが覗いていたのに気づく。 マイケルは慌てて階段を駆け下りて逃げてしまう。
ハンナは路面電車の車掌をしている。
勤務中のハンナは、1人1人のお客の切符に鋏を入れて回る。
マイケルは客として、ハンナが乗務する電車に乗り合わせる。
マイケルは爪を噛みながら、じっと乗っている。
マイケルは再びハンナのアパートを訪ねる。
顔中炭だらけになったマイケル。
( このシーンは、途中で映画館に入って来た、くそ爺ィが二へドンの前に立ちはだかったので、
どうして顔中炭で真っ黒になったのか分からない。 見えなかった。 くそ爺ィめ!! )
ハンナは、マイケルにお風呂に入るように言う。
マイケルは言われるまま、お風呂に入る。
マイケルが出る頃、「 I get your towel. 」 とハンナが大きなバスタオルを広げる。
ハンナは丸裸!!
( この展開が良く分からないですが・・・・・・。)
ハンナ 「 この為に戻ったのね? 」
マイケル 「 You are beautiful. 」
マイケルの背後から抱きつくハンナなのでありました。
自宅の食卓で食が進まないマイケル。
マイケルが家族に黙って外出し、帰りが遅くなった事で、マイケルと家族達の間が
ぎくしゃくしているのだった。
マイケル 「 明日から学校へ行くよ。」
放課後、ハンナのアパートへ行くマイケル。
マイケル 「 What’s your name ? 」
ハンナ 「 何故訊くの? ・・・・・・・・・・・・ ハンナよ。 」
( 名前を知らない相手と一線を越えちゃうんですか!? )
「 オデュッセイア 読者は行間を読み取って想像でイメージを膨らませなければならない。」
ホラティウスの一節を言ってみるマイケル。
マイケルはベッドから起き出してランプを点け、本を開き読み始める。
「 エミリア・ギャロッティ 」 を朗読するマイケル。
マイケルとハンナは一緒にバスタブに入っている。
ハンナ 「 上手だね。 reading が。 」
学校でハンドボールの試合に興じるマイケルの映像。
マイケルは、2両編成の市電( トラム )に乗り込む。
トラムの行き先表示は「 回送 」 となっているので、お客は他には誰も乗っていない。
車掌として乗務しているハンナは1両目の運転席側にいるが、マイケルは2両目に座っている。
それに気付いたハンナは怒った様に運転室の扉を乱暴に閉めてしまう。
マイケルがハンナのアパートに行くと2人は喧嘩をしてしまう。
ハンナ 「 私を避けて2両目に乗ったくせに!」
( おいおい。 おいおい。 それは無いだろう。 15歳の坊や相手に!
お姉さんの方が優しい包容力を見せてやらねば!! )
外ですすり泣くマイケル。
1人でバスタブに浸かっているハンナの所にマイケルが戻って来る。
マイケル 「 Do you love me? 」
黙っているハンナ。 ( おいおい、お姉さん。 その仕打ちは無いだろう・・・・・。)
マイケルがホメロスのオデュッセイアを朗読する。
ハンナ 「 順番を変えましょう。 本を読んでからセックスしましょう。 」
マイケルが「 チャタレイ夫人の恋人 」を朗読する。
ハンナ 「 猥褻だわ。 」
( おいおい。 未成年者と事に及んでる姉さんの方が、ふしだらだと二へドンは思うぞ。)
マイケルはコミックも音読する。
マイケルは自分の切手のコレクションの1部を、切手商の店に売りに行く。
ハンナとの1泊のサイクリング旅行の費用を作る為だ。
サイクリング1泊旅行を決行するハンナとマイケル。
途中の田舎のオープン・カフェでハンナはメニューを渡されるが、変な顔をしてメニューを見つめるだけ。
結局マイケルが2人分をオーダーする。
食事の後、マイケルが支払いの為に立ち上がって店のおばさんの所に行く。
その時、おばさんが言うには、「 お母様もご満足かしら? 」
マイケルは曖昧に頷きながら、またサイクリングを続ける。
今度は田舎の小さな教会でアマチュア合唱団が練習している様子を見るハンナとマイケル。
ハンナは後ろのベンチに座って熱心に聴く。
合唱団の柔らかい柔らかい歌声が流れる。
( マリア・カラスのご大層な歌声より、こういう密やかな歌声の方が二へドンは好き。)
川で泳ぐハンナ。 マイケルは川岸に座って詩をノートに書き付ける。
大人になったマイケルのシーンに転換。
マイケルは当時のノートをめくって眺め、ちょっと微笑む。
その後マイケルは車を自分で運転して工事現場みたいな場所で車を降りる。
どこかの建物の中に入るマイケルに、他の男が声を掛ける。
「 バーグ先生。 306号法廷です。 」
***** 「 愛を読む人 」 - 前半 ・ 完 ****************
後半は別の記事に独立させます。
「 愛を読む人 」 - 後半 の記事はこちら →
鑑賞館 : 109シネマズみなとみらい
監督 : スティーヴン・ダルドリー
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
良かったです。
基本的にニヘドンは、アカデミー賞受賞作が嫌い。
ケイト・ウィンスレットが嫌い。
… な人なんです。
そのニヘドンが、「 愛を読む人 」は、良い映画であると認めました。
見ようかどうしようか迷っている方々へアドバイス。
「 見た方がいいですよ。」
ニヘドンは、これ、原作は読んでいません。
で、勝手に思い込んでいたのは、
「 未成年者に手を出した女を、純愛に仕立て上げた馬鹿馬鹿しい物語 」。
違いました。
全然、違ってました!
ごめんなさい。
知らないとは言え、全く違う方向に考えていて御免なさい!!
まさか、これ程までに重いテーマを含んだストーリーだとは露知らず……。
ニヘドンはこの映画を見終わった今、この映画を恋愛映画とは位置付ける気は全く有りません。
( タイトルがいけないよねー。
タイトルに「 愛 」なんて付けるからいけないんだよ。)
ニヘドンはこの映画を反戦映画、若しくは法廷映画と位置付けます。
ニヘドンはこのストーリーを今後、何年もかけて反すうしていく事になると思います。
幾つか謎の部分も有るので原作も読んでみたいし。
1番の疑問は、明らかにティーン・エイジャーと分かっている相手と、大人の女が関係を持つかという事。
映画の描写だけではよく分からなかったので、原作を読んでみたいなあと思います。
ニヘドンは、年齢差の有る恋愛も認めます。
ただ、ものには順序と云うものがあって、年齢差がある分 余計に精神性が欲しいと思ってしまうのです。
まず何らかの接点が有って、心の交流が有って、それから…ですよ。絶対!
映画では、マイケルがハンナと出会って、ハンナのアパートに行くようになった2回目 ( 原作では何回目に設定されているのか未確認。)に、ハンナの方から誘った感じ。
ちょっとこの辺りのハンナの気持ちは理解不能です。
ニヘドンだったら手は出さないけどなあ…。
この映画の醍醐味は、被告人として裁判を受けるハンナのシーンを丁寧に描いている事。
日本でも裁判員制度が始まって、一般の人々が「 人間が人間を裁けるのか? 」と云う命題をちょっとは考える様になって来ました。
そんな風潮の中で この映画は非常に重い告発を投げつけて来ます。
「 真実かどうかなんて関係ねーよ。
本人が裁判で拷問も無しに自白したんだから、それで有罪で、いっちょ上がり!! 」
マイケルは大学で法律を学ぶ学生となり、ゼミの教授や仲間達とハンナの裁判をずっと傍聴します。
こういう設定は、昼ドラ大好きなニヘドン大満足の設定です。
丁度今、日本では、足利事件で冤罪で服役させられた菅谷利和さんの再審のニュースに世間の耳目が集まっています。
こういう時期に、「 愛を読むひと 」を見ると、やはり裁判に意味なんか無いんじゃないの?とやるせない思いに捕らわれてしまいます。
しかし、このハンナという女性は、ニヘドンと180°全く異なる選択をしながら生きた人です。
何もかも異なります。
1.ニヘドンだったら、未成年者には手は出さない。
ハンナがそこまで孤独で愛に飢えていたのかどうか、映画では全く描かれていません。
2.ニヘドンだったらトラム( 市電 )の車掌から事務職に栄転になった時、車掌のまま続けさせてくれと言う。
そもそもの間違いは、ここから始まっているよね。
3.裁判で有罪判決を受ける位なら、自分が文盲である事を告白するけどなあ・・・・。
4.ニヘドンだったら、最後自殺なんかしない。
あそこまで待って、自殺なんかしない。 待つ前だったら分かるけど。
ハンナの自殺が全く解せません。
ハンナが文字が読めないままでいたなら、文盲のまま社会に出されて、また文盲の秘密が露呈されるのを恐れて・・・・という心理を想像する事が出来ます。
でも、文字が読めるようになって、短いながらも手紙が書けるようになって、マイケルが住む所や仕事を世話してくれて、だったら新しい環境で思いっきり本を読んだり、逆に自分が識字活動をする事だって出来るじゃないですか。
ハンナに取って、文字が読めるようになったというのは、彼女の人生の最大の出来事だったはずです。
その大切なものを、自分の死で終わらせてしまうハンナの気持ちが分からない。
ニヘドンは、憧れのヴァイオリンを習い始めて2年半。 もう今ではヴァイオリンを手放す事なんか考えられません。
ハンナに取って、「 読むこと 」は手放しちゃって良い事だったの?
ニヘドンだったら、「 読むこと 」にすがるけれどなあ・・・・・・・・。
ハンナとマイケルの気持ちのズレも大いに気になる所です。
1度はハンナに面会に刑務所を訪れたマイケルなのに、手前で逃げ出してしまう。
数年後、ハンナが文字を書けるようになってマイケルに何通も何通も手紙を出すのに、
マイケルは返事をしない。
「 返事を下さい。」 という手紙も無視。 なのに手紙を捨てずに大切に引き出しにしまっておく。
刑務所から呼び出しを受けて、マイケルがハンナの釈放後の身元引受人になるよう相談を受けた時、
映画ではマイケルは迷惑そうな素振りを見せてませんでしたか?
ニヘドンはてっきり、マイケルは身元引受人を断るのかと思ってしまいましたよ。
そのくせ、実際はマイケルは住居から仕事までハンナの為に準備万端整えてあげて、
ニヘドンは「 何 これ!? 」 と思ってしまいました。
そうして花束を抱えて刑務所に迎えに行ったら、もうハンナはあの世へ旅立っていたというお話。
こんなに気持ちがズレていて、これで「 愛 」って言葉を使っていいの?
マイケルはもう奥さんとは正式に離婚が成立していて、奥さんに気兼ね無く、ハンナの世話が出来たのに。
別に2人に夫婦になれとは言わないけれども、新しい生活のどこをハンナは気に入らなかったの?
しかもまだ試してもいないのに。
ハンナは若い頃から 「 当たって砕ける 」前に、敵前逃亡して生きて来た。
マイケルも同じ。
年の差が有るんだったら、年上の方がもうちょっと上手くリードしてあげれば良かったのに。
2人にコミュニケーションが無いんだよねえ。
欧米人はもっと徹底的に話し合う人々だと思っていたので、
ろくに話もしないで、ズレまくっている人間模様は胸が潰れました。
ハンナの出所が決まってから、マイケルが1度刑務所の食堂にハンナを訪ねて行きました。
ハンナが死を決意したのは、あの食堂での1幕がキーになっていると思われます。
あそこのシーンをもう1度見てみたいと思います。
「 これは、こうなって、ああなって、だからこうなんだよ! 」
という懇切丁寧な説明は映画の中では一切有りません。
だから見る人によって、解釈が違って来るだろうし、勿論正解は作品に触れた人個々がそれぞれ考えた事全てが正解なんだろうし、映画を見た後のディスカッションに花が咲く事は間違い無い映画です。
*******************************
鑑賞日 : 2009年06月19日(金)
映画館 : 109シネマズ横浜みなとみらい
字幕 : 戸田奈津子
予告編 : 「 南極料理人 」
「 アマルフィ 」 サラ・ブライトマンが出ている新しいバージョン。
「 それでも恋するバルセロナ 」
「 Good Bad Weired 」 ( グッド バッド ウィアード ) これ見たい!!
*******************************
ドイツ ベルリン 1995年。
中年の痩せ型の男がゆで卵をエッグスタンドに乗せ、テーブルに置く。
白いカップに珈琲を入れる。
裸の女が出て来る。 男は彼女に「 娘と1年振りに会う 」と言う。
女は彼の話を聞くと、「 娘がいるなんて初耳だわ。 」と言って着替えて部屋を出て行く。
窓の外を電車が走る。
男は昔を回想する。
西ドイツ ノイシュタット 1958年。
旧式の列車の中、若い男の子が乗っている。 何やら落ち着きの無い様子。
青年は悪寒に震えながら電車を降りる。
豪雨の中を傘も無く、歩き続けるが、通り端で吐いてしまう。
青年は、どこかのアパートの入り口に座り込んで、さらに吐く。
そこへ女がやって来て青年を見つけ、彼を介抱する。
雨が雪に変わり、女は青年と別れる。
青年の名はマイケル。 マイケルは自宅に戻る。
青年の父親であるピーターは、医者を呼ぶ。
医者はしょう紅熱という診断を下す。
マイケルの妹のエミリーは別の部屋に行かされる。
マイケルは切手コレクションのアルバムをベッドの中で見ている。
切手を大事そうにピンセットでつまむ。
( 二へドンも小学生の頃、切手コレクションをストックブックにしていたけれども、
ピンセットを使う程の高価なコレクションは持っていなかったなあ。)
元気になったマイケルは、花束を持って、介抱してくれた女性のアパートを訪ねる。
マイケルが部屋の中へ「 Excuse me? 」 と声を掛けると、
「 Yes ? 」 と女性の声だけが返って来る。
返事が有ったものの、ドアを開けてくれる気配が無いので、マイケルは恐る恐るドアを開ける。
すると女性はアイロンかけをしていた。 女性の名はハンナ。
マイケル 「 3ヶ月も寝てました。退屈でした。 Well, thank you again. 」
ハンナ 「 待って。 私も仕事に外に出るから、外で待ってて。」
マイケルは外の共用廊下に出て待つが、ドアの隙間から、ハンナが片足をスツールに乗せて
パンストを穿く様子を見てしまう。
スクリーンにはハンナの太もものクローズアップ。
ハンナは、マイケルが覗いていたのに気づく。 マイケルは慌てて階段を駆け下りて逃げてしまう。
ハンナは路面電車の車掌をしている。
勤務中のハンナは、1人1人のお客の切符に鋏を入れて回る。
マイケルは客として、ハンナが乗務する電車に乗り合わせる。
マイケルは爪を噛みながら、じっと乗っている。
マイケルは再びハンナのアパートを訪ねる。
顔中炭だらけになったマイケル。
( このシーンは、途中で映画館に入って来た、くそ爺ィが二へドンの前に立ちはだかったので、
どうして顔中炭で真っ黒になったのか分からない。 見えなかった。 くそ爺ィめ!! )
ハンナは、マイケルにお風呂に入るように言う。
マイケルは言われるまま、お風呂に入る。
マイケルが出る頃、「 I get your towel. 」 とハンナが大きなバスタオルを広げる。
ハンナは丸裸!!
( この展開が良く分からないですが・・・・・・。)
ハンナ 「 この為に戻ったのね? 」
マイケル 「 You are beautiful. 」
マイケルの背後から抱きつくハンナなのでありました。
自宅の食卓で食が進まないマイケル。
マイケルが家族に黙って外出し、帰りが遅くなった事で、マイケルと家族達の間が
ぎくしゃくしているのだった。
マイケル 「 明日から学校へ行くよ。」
放課後、ハンナのアパートへ行くマイケル。
マイケル 「 What’s your name ? 」
ハンナ 「 何故訊くの? ・・・・・・・・・・・・ ハンナよ。 」
( 名前を知らない相手と一線を越えちゃうんですか!? )
「 オデュッセイア 読者は行間を読み取って想像でイメージを膨らませなければならない。」
ホラティウスの一節を言ってみるマイケル。
マイケルはベッドから起き出してランプを点け、本を開き読み始める。
「 エミリア・ギャロッティ 」 を朗読するマイケル。
マイケルとハンナは一緒にバスタブに入っている。
ハンナ 「 上手だね。 reading が。 」
学校でハンドボールの試合に興じるマイケルの映像。
マイケルは、2両編成の市電( トラム )に乗り込む。
トラムの行き先表示は「 回送 」 となっているので、お客は他には誰も乗っていない。
車掌として乗務しているハンナは1両目の運転席側にいるが、マイケルは2両目に座っている。
それに気付いたハンナは怒った様に運転室の扉を乱暴に閉めてしまう。
マイケルがハンナのアパートに行くと2人は喧嘩をしてしまう。
ハンナ 「 私を避けて2両目に乗ったくせに!」
( おいおい。 おいおい。 それは無いだろう。 15歳の坊や相手に!
お姉さんの方が優しい包容力を見せてやらねば!! )
外ですすり泣くマイケル。
1人でバスタブに浸かっているハンナの所にマイケルが戻って来る。
マイケル 「 Do you love me? 」
黙っているハンナ。 ( おいおい、お姉さん。 その仕打ちは無いだろう・・・・・。)
マイケルがホメロスのオデュッセイアを朗読する。
ハンナ 「 順番を変えましょう。 本を読んでからセックスしましょう。 」
マイケルが「 チャタレイ夫人の恋人 」を朗読する。
ハンナ 「 猥褻だわ。 」
( おいおい。 未成年者と事に及んでる姉さんの方が、ふしだらだと二へドンは思うぞ。)
マイケルはコミックも音読する。
マイケルは自分の切手のコレクションの1部を、切手商の店に売りに行く。
ハンナとの1泊のサイクリング旅行の費用を作る為だ。
サイクリング1泊旅行を決行するハンナとマイケル。
途中の田舎のオープン・カフェでハンナはメニューを渡されるが、変な顔をしてメニューを見つめるだけ。
結局マイケルが2人分をオーダーする。
食事の後、マイケルが支払いの為に立ち上がって店のおばさんの所に行く。
その時、おばさんが言うには、「 お母様もご満足かしら? 」
マイケルは曖昧に頷きながら、またサイクリングを続ける。
今度は田舎の小さな教会でアマチュア合唱団が練習している様子を見るハンナとマイケル。
ハンナは後ろのベンチに座って熱心に聴く。
合唱団の柔らかい柔らかい歌声が流れる。
( マリア・カラスのご大層な歌声より、こういう密やかな歌声の方が二へドンは好き。)
川で泳ぐハンナ。 マイケルは川岸に座って詩をノートに書き付ける。
大人になったマイケルのシーンに転換。
マイケルは当時のノートをめくって眺め、ちょっと微笑む。
その後マイケルは車を自分で運転して工事現場みたいな場所で車を降りる。
どこかの建物の中に入るマイケルに、他の男が声を掛ける。
「 バーグ先生。 306号法廷です。 」
***** 「 愛を読む人 」 - 前半 ・ 完 ****************
後半は別の記事に独立させます。
「 愛を読む人 」 - 後半 の記事はこちら →
タグ :愛を読む人
2009年06月22日
ソスピロ・ウィンズ
2008年05月25日(日)
大阪国際室内楽フェスタ・予選
B - 3
Entry # 669
グループ名 : ソスピロ・ウィンズ
参加国 : アメリカ
メンバー : ケリー・マリー・キャズマン / フルート
ジェイムズ・オースティン・スミス / オーボエ
ロミー・ダ・ギーズ・ランダロワ / クラリネット
エイドリアン・キース・モウレホン / ファゴット
カイヤ・ジャスティーン・ラクール / ホルン
プロフィール : 「 素晴らしいアンサンブル 」とニュー・ミュージック・コニサー誌に賞賛されたソスピロ・ウィンズはニューヨークに拠点を置き、室内楽のミュージック・シーンにおけるダイナミックな新しい勢力となってきた。
今シーズンはアメリカ各地でのコンサートの他、ニューヨークのカーネギーホールにてデビュー・コンサートを行う予定である。
同アンサンブルはイェール大学音楽部にて結成され、2007年フィショフ室内楽コンクールにて銀賞を獲得。
またイェール室内楽コンクールでも入賞している。
予選演奏曲 : G.リゲティ / 6つのバガテル 第 1 - 4 楽章
A.ドヴォルザーク ( U.G.シェーファー編曲 )/ スラブ舞曲集 第2集 op.72
A.ピアソラ ( U.G.シェーファー編曲 ) / ボーデル 1900
J.フランセ / 木管五重奏曲 第1番 第2楽章
G.ガーシュウィン ( W.ホイト編曲 ) / 3つの前奏曲
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
5人組のユニットです。2人が男性( オーボエとファゴット )。
2人とも黒のスーツでビシッとキメています。
3人が女性です。( フルート、ホルン、クラリネット )。
女性は3人共、黒いドレス姿で、これが又、妙にセクシーなんです。
最初、ステージには5人分の譜面台が並べられていましたが、
メンバー達はステージに現われるとガタガタと音を立てて、
譜面台を後ろにうっちゃってしまいました。
どうやら暗譜で演奏する様です。
1曲目はG.リゲティの「 6つのバガテル 」 第1-4楽章です。
第1楽章は、ジャズっぽいアプローチです。
メンバー全員がお話をし合う様な演奏です。
コンサート・ホールよりも、ライブハウスで楽しみたいエキサイティングなライブ感!
さすがアメリカって感じです。
第2楽章
楽器を「 音を出す道具 」としてではなく、コミュニケーションのパーツと見なしています。
楽器を自分の身体の一部として表現しているのが凄いです。
中でもフルートの存在感がピカイチです!
第3楽章
ジャズでも無い、クラシックでも無い、自分たちの世界を作っています。
なかなか真似出来る事ではないのですよねえ。
2曲目はドヴォルザークの 「 スラブ舞曲集 」です。
演奏の前に、メンバー達は、1曲目の前に後ろに投げやっちゃった譜面台を
自分たちの前に移動させました。
( おお、今度は楽譜有りなんだ。) 変な所で感心してしまったニヘドンです。
さて、彼らの演奏の方はと言うと、エキゾチックな雰囲気が良く出ていて美しいのです。
ゆったりとしたテンポで心が洗われます。
3曲目は、ピアソラの 「 ボーデル 1900 」です。
ありゃりゃりゃ。 今度は又、譜面台を後ろに移動です。
別に楽譜を見なくても、いちいち移動が面倒くさいから前に置きっ放しにしておいても
よさそうなのに、そうもいかないのでしょうか?
しかし、この大阪室内楽フェスタをずっと聴いていると、いろいろなグループがピアソラを
取り上げています。
それだけ演奏家にとって魅力が有るという事なんでしょうか。
この予選の演奏曲の中では、ピアソラの曲がダントツに使用頻度が高いと思われます。
フルートがメロディを奏でると、皆で足でステップを踏みます。 バンバン! カッコいい~!
ホルンのカイヤ嬢が地道に良い味を出しています。
他の楽器がクネクネ動きながら演奏している間、カイヤ嬢はほとんど動きません。
「 孤高の人 」みたいな雰囲気を出していて、ついついホルンに目が行ってしまいました。
4曲目はJ.フランセの 「 木管五重奏曲 第1番 第2楽章 」です。
彼らはまた譜面台を前に移動させます。
彼らの演奏をしみじみと聴いて思ってしまいました。
「 今回のフェスタでは、アメリカ、ロシアからの参加者が多いけれども、
やはりアメリカ、ロシアの音楽を演奏する音楽性の高さ、深さには勝てないなあ。
日本は、音楽後進国と言わざるを得ないのかなあ? 」
そりゃあね、最近では辻井伸行君が巷の話題をさらっています。
優秀な演奏家を日本は何人も何人も輩出して来ました。
でも、草の根ではどうよ? 世界の誰も、「 日本は音楽の国 」って言ってくれないよね?
今回のフェスタ参加者の演奏を聴いて思ったのは、外国は明らかに演奏者の層が厚い。
プロとアマの間の層が日本とは比べ物にならない程、厚くて質が高い。
日本人はまだまだ
「 ははあ。 プロ様が演奏して下さるクラシック音楽という有り難いものを拝聴させて頂きます。」
って感じだよね。
音楽はもっと気楽に楽しもうよ。 自分が演奏して楽しもうよ。
そんな事を考えさせてくれる彼らの演奏でした。
5曲目はガーシュウィンの 「 3つの前奏曲 」です。
あ、いいですねえ。 この2日間のフェスタで、ほとんど、いずみホールに缶詰で多くの演奏を
聴く訳ですけれども、たまには、こんなガーシュウィンも聞きたいですよー。
これは1926年に出版された3曲から成るピアノ曲なんですが、
もうありとあらゆる楽器の為の編曲が成されています。
さあ、これからソスピロ・ウィンズの皆さんは、どの様な味付けをしてくれるのでしょうか?
Ⅰ. Allegro ben ritmato e deciso
うわあお! クラリネットのロミー嬢が聴かせてくれます!
ロミー嬢のワンフレーズを聴いただけで、
もう曲を最後まで聴かなくても大満足な気がしちゃいました。
クラリネットの音を堪能しました。
Ⅱ. Andante con moto e poco rubato
うーん。 今度はホルンとファゴットのアンサンブルが絶妙です。
そこへオーボエのジェイムズ君の音色が乗って来ます。
うわ! 日本人が演奏するよりも、しっとりウェットなガーシュウィンですよ!
こんなにスローテンポで弾いちゃうんだ。 へー。
間の取り方が美しいー。 「 間 」も音楽の一部としてしっかりと聞かせてくれる。
Ⅲ. Allegro ben ritmato e deciso
こんなソフトムードに包まれた、でもライヴリーなガーシュウィンは初体験です。
気に入りました!
とてもアカデミックな気分に満ちたガーシュウィンでしたよ。
100点満点中80点。
***** 「 ソスピロ・ウィンズ 」 ・ 完 *****************
大阪国際室内楽フェスタ・予選
B - 3
Entry # 669
グループ名 : ソスピロ・ウィンズ
参加国 : アメリカ
メンバー : ケリー・マリー・キャズマン / フルート
ジェイムズ・オースティン・スミス / オーボエ
ロミー・ダ・ギーズ・ランダロワ / クラリネット
エイドリアン・キース・モウレホン / ファゴット
カイヤ・ジャスティーン・ラクール / ホルン
プロフィール : 「 素晴らしいアンサンブル 」とニュー・ミュージック・コニサー誌に賞賛されたソスピロ・ウィンズはニューヨークに拠点を置き、室内楽のミュージック・シーンにおけるダイナミックな新しい勢力となってきた。
今シーズンはアメリカ各地でのコンサートの他、ニューヨークのカーネギーホールにてデビュー・コンサートを行う予定である。
同アンサンブルはイェール大学音楽部にて結成され、2007年フィショフ室内楽コンクールにて銀賞を獲得。
またイェール室内楽コンクールでも入賞している。
予選演奏曲 : G.リゲティ / 6つのバガテル 第 1 - 4 楽章
A.ドヴォルザーク ( U.G.シェーファー編曲 )/ スラブ舞曲集 第2集 op.72
A.ピアソラ ( U.G.シェーファー編曲 ) / ボーデル 1900
J.フランセ / 木管五重奏曲 第1番 第2楽章
G.ガーシュウィン ( W.ホイト編曲 ) / 3つの前奏曲
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
5人組のユニットです。2人が男性( オーボエとファゴット )。
2人とも黒のスーツでビシッとキメています。
3人が女性です。( フルート、ホルン、クラリネット )。
女性は3人共、黒いドレス姿で、これが又、妙にセクシーなんです。
最初、ステージには5人分の譜面台が並べられていましたが、
メンバー達はステージに現われるとガタガタと音を立てて、
譜面台を後ろにうっちゃってしまいました。
どうやら暗譜で演奏する様です。
1曲目はG.リゲティの「 6つのバガテル 」 第1-4楽章です。
第1楽章は、ジャズっぽいアプローチです。
メンバー全員がお話をし合う様な演奏です。
コンサート・ホールよりも、ライブハウスで楽しみたいエキサイティングなライブ感!
さすがアメリカって感じです。
第2楽章
楽器を「 音を出す道具 」としてではなく、コミュニケーションのパーツと見なしています。
楽器を自分の身体の一部として表現しているのが凄いです。
中でもフルートの存在感がピカイチです!
第3楽章
ジャズでも無い、クラシックでも無い、自分たちの世界を作っています。
なかなか真似出来る事ではないのですよねえ。
2曲目はドヴォルザークの 「 スラブ舞曲集 」です。
演奏の前に、メンバー達は、1曲目の前に後ろに投げやっちゃった譜面台を
自分たちの前に移動させました。
( おお、今度は楽譜有りなんだ。) 変な所で感心してしまったニヘドンです。
さて、彼らの演奏の方はと言うと、エキゾチックな雰囲気が良く出ていて美しいのです。
ゆったりとしたテンポで心が洗われます。
3曲目は、ピアソラの 「 ボーデル 1900 」です。
ありゃりゃりゃ。 今度は又、譜面台を後ろに移動です。
別に楽譜を見なくても、いちいち移動が面倒くさいから前に置きっ放しにしておいても
よさそうなのに、そうもいかないのでしょうか?
しかし、この大阪室内楽フェスタをずっと聴いていると、いろいろなグループがピアソラを
取り上げています。
それだけ演奏家にとって魅力が有るという事なんでしょうか。
この予選の演奏曲の中では、ピアソラの曲がダントツに使用頻度が高いと思われます。
フルートがメロディを奏でると、皆で足でステップを踏みます。 バンバン! カッコいい~!
ホルンのカイヤ嬢が地道に良い味を出しています。
他の楽器がクネクネ動きながら演奏している間、カイヤ嬢はほとんど動きません。
「 孤高の人 」みたいな雰囲気を出していて、ついついホルンに目が行ってしまいました。
4曲目はJ.フランセの 「 木管五重奏曲 第1番 第2楽章 」です。
彼らはまた譜面台を前に移動させます。
彼らの演奏をしみじみと聴いて思ってしまいました。
「 今回のフェスタでは、アメリカ、ロシアからの参加者が多いけれども、
やはりアメリカ、ロシアの音楽を演奏する音楽性の高さ、深さには勝てないなあ。
日本は、音楽後進国と言わざるを得ないのかなあ? 」
そりゃあね、最近では辻井伸行君が巷の話題をさらっています。
優秀な演奏家を日本は何人も何人も輩出して来ました。
でも、草の根ではどうよ? 世界の誰も、「 日本は音楽の国 」って言ってくれないよね?
今回のフェスタ参加者の演奏を聴いて思ったのは、外国は明らかに演奏者の層が厚い。
プロとアマの間の層が日本とは比べ物にならない程、厚くて質が高い。
日本人はまだまだ
「 ははあ。 プロ様が演奏して下さるクラシック音楽という有り難いものを拝聴させて頂きます。」
って感じだよね。
音楽はもっと気楽に楽しもうよ。 自分が演奏して楽しもうよ。
そんな事を考えさせてくれる彼らの演奏でした。
5曲目はガーシュウィンの 「 3つの前奏曲 」です。
あ、いいですねえ。 この2日間のフェスタで、ほとんど、いずみホールに缶詰で多くの演奏を
聴く訳ですけれども、たまには、こんなガーシュウィンも聞きたいですよー。
これは1926年に出版された3曲から成るピアノ曲なんですが、
もうありとあらゆる楽器の為の編曲が成されています。
さあ、これからソスピロ・ウィンズの皆さんは、どの様な味付けをしてくれるのでしょうか?
Ⅰ. Allegro ben ritmato e deciso
うわあお! クラリネットのロミー嬢が聴かせてくれます!
ロミー嬢のワンフレーズを聴いただけで、
もう曲を最後まで聴かなくても大満足な気がしちゃいました。
クラリネットの音を堪能しました。
Ⅱ. Andante con moto e poco rubato
うーん。 今度はホルンとファゴットのアンサンブルが絶妙です。
そこへオーボエのジェイムズ君の音色が乗って来ます。
うわ! 日本人が演奏するよりも、しっとりウェットなガーシュウィンですよ!
こんなにスローテンポで弾いちゃうんだ。 へー。
間の取り方が美しいー。 「 間 」も音楽の一部としてしっかりと聞かせてくれる。
Ⅲ. Allegro ben ritmato e deciso
こんなソフトムードに包まれた、でもライヴリーなガーシュウィンは初体験です。
気に入りました!
とてもアカデミックな気分に満ちたガーシュウィンでしたよ。
100点満点中80点。
***** 「 ソスピロ・ウィンズ 」 ・ 完 *****************
2009年06月22日
DIRECT CAFE のカニクリームコロッケ定食
2009年06月21日(日)
トリオ・リベルタを追いかけて名古屋までやって来ました!
会場のメーテレ・ハウジングの場所を確かめてから、来た時とは違う地下鉄・八事日赤( やごと にっせき )の駅まで歩きました。
メ〜テレ・ハウジングのすぐ向かいに素敵なレストランがあったのですが、営業が11:30 からでした。
その時の時間が10:45でしたから、雨の中を外で待つのは、ちょっと嫌です。
そこで八事日赤の駅まで歩けば、幾つか飲食店が有るのはネットで調べていました。
人に道を尋ねながら、結構長い道のりを歩き、無事に八事日赤の駅に着きました。
横浜山岳民族特別自治区なんかより、よっぽど開けていて、お店も沢山有ります。
ここにも高級ムード溢れるイタリアンのお店が有りました。
階段を上がって2階の入り口を覗いてみましたが、メニューも無ければ、営業時間を示す物も何も有りません。
諦めました。
ネットで探した時に、カフェ・ダウニーと云うお店が良さそうだったので、そこを探したかったのですが、30分歩き回ったのですが見つかりません。
ROYAL HOST なんて全国展開しているお店はつまりません。
地元ならではの個性的なお店を探すのです!
でもでも、悪戯に時間だけが過ぎていきました。
今日のライブは無料で、当然自由席です。
名古屋と云うロケーションを考えると、大阪方面からリベルタ親衛隊が押し掛けて来るかもしれません。
2時間前には行って、様子を見ておきたいですよ。
もう時刻は11:30です。
そこで。
名古屋第二赤十字病院に飛び込みました。
大病院の中にはレストランや喫茶室の1つや2つ有るものですからね。
コンビニの隣にカフェテリア方式のお店が2つ入っています。
焼きたてパンやお弁当も扱っている定食屋さんと、おにぎり屋さんです。
ニヘドンは定食屋さん「 DIRECT CAFE 」で「 カニクリームコロッケ定食 」を頼みました。
750円です。
ただご飯を食べたい一心で頼んだのですが、ビックリした事にドリンクまで付いていました!!
お金を払う時、レジ横の小さなバスケットに入っていた 「 名古屋まんじゅう 」ミニサイズが3個だけ入っている袋に目が留まりました。
210円です。
ふっふっ。息子ちゃんへの土産は これでいいや。
お腹がペコペコだったニヘドンは、定食が出来上がるのを待ち切れません。
( 出来上がるのに、とっても時間がかかるみたい…。)
でも時計を見るとまだ5分しか経っていません。
放送で番号を呼ばれたのでカウンターまで受け取りに行きました。
ごくり。
トレイの上に乗ったものを見てたまげました。
「 何て充実振りなんだ! 」
定食の中身は、
・ カニクリームコロッケ 2個
・ ポテトサラダ
・ 山盛りサラダ
( 千切りキャベツ、千切りキュウリ、プチトマト1個 )
・ たくわん 2切れ
・ 切り干し大根の小鉢
・ 卵焼き 1切れ
・ ライス
・ 味噌汁 ( 勿論、赤出し )
・ ホットコーヒー
名古屋は昔から食費が安い土地柄だが、まさか21世紀になってもそうなんだ!
もうお腹いっぱいで、ニヘドンは思わずコロッケを1つ残してしまう所でした。
でも頑張ってたべました。
げぷっ!!
ご馳走様でした!!
トリオ・リベルタを追いかけて名古屋までやって来ました!
会場のメーテレ・ハウジングの場所を確かめてから、来た時とは違う地下鉄・八事日赤( やごと にっせき )の駅まで歩きました。
メ〜テレ・ハウジングのすぐ向かいに素敵なレストランがあったのですが、営業が11:30 からでした。
その時の時間が10:45でしたから、雨の中を外で待つのは、ちょっと嫌です。
そこで八事日赤の駅まで歩けば、幾つか飲食店が有るのはネットで調べていました。
人に道を尋ねながら、結構長い道のりを歩き、無事に八事日赤の駅に着きました。
横浜山岳民族特別自治区なんかより、よっぽど開けていて、お店も沢山有ります。
ここにも高級ムード溢れるイタリアンのお店が有りました。
階段を上がって2階の入り口を覗いてみましたが、メニューも無ければ、営業時間を示す物も何も有りません。
諦めました。
ネットで探した時に、カフェ・ダウニーと云うお店が良さそうだったので、そこを探したかったのですが、30分歩き回ったのですが見つかりません。
ROYAL HOST なんて全国展開しているお店はつまりません。
地元ならではの個性的なお店を探すのです!
でもでも、悪戯に時間だけが過ぎていきました。
今日のライブは無料で、当然自由席です。
名古屋と云うロケーションを考えると、大阪方面からリベルタ親衛隊が押し掛けて来るかもしれません。
2時間前には行って、様子を見ておきたいですよ。
もう時刻は11:30です。
そこで。
名古屋第二赤十字病院に飛び込みました。
大病院の中にはレストランや喫茶室の1つや2つ有るものですからね。
コンビニの隣にカフェテリア方式のお店が2つ入っています。
焼きたてパンやお弁当も扱っている定食屋さんと、おにぎり屋さんです。
ニヘドンは定食屋さん「 DIRECT CAFE 」で「 カニクリームコロッケ定食 」を頼みました。
750円です。
ただご飯を食べたい一心で頼んだのですが、ビックリした事にドリンクまで付いていました!!
お金を払う時、レジ横の小さなバスケットに入っていた 「 名古屋まんじゅう 」ミニサイズが3個だけ入っている袋に目が留まりました。
210円です。
ふっふっ。息子ちゃんへの土産は これでいいや。
お腹がペコペコだったニヘドンは、定食が出来上がるのを待ち切れません。
( 出来上がるのに、とっても時間がかかるみたい…。)
でも時計を見るとまだ5分しか経っていません。
放送で番号を呼ばれたのでカウンターまで受け取りに行きました。
ごくり。
トレイの上に乗ったものを見てたまげました。
「 何て充実振りなんだ! 」
定食の中身は、
・ カニクリームコロッケ 2個
・ ポテトサラダ
・ 山盛りサラダ
( 千切りキャベツ、千切りキュウリ、プチトマト1個 )
・ たくわん 2切れ
・ 切り干し大根の小鉢
・ 卵焼き 1切れ
・ ライス
・ 味噌汁 ( 勿論、赤出し )
・ ホットコーヒー
名古屋は昔から食費が安い土地柄だが、まさか21世紀になってもそうなんだ!
もうお腹いっぱいで、ニヘドンは思わずコロッケを1つ残してしまう所でした。
でも頑張ってたべました。
げぷっ!!
ご馳走様でした!!
Posted by ニヘドン at
01:31
│Comments(0)
2009年06月21日
トリオ・リベルタ 〜 メーテレ・ハウジング・ライブ
トリオ・リベルタ・ライブ
日時 : 2009年06月21日(日)
14:00 〜
会場 : メ〜テレ・ハウジング 広場
料金 : 無料
( 写真はハウジングの入り口の掲示板 )
出演 : トリオ・リベルタ
中岡 太志 ( なかおか ふとし ) / ピアノ
石田 泰尚 ( いしだ やすなお ) / ヴァイオリン
松原 孝政 ( まつばら たかまさ ) / サックス
演目 : ガーシュウィン / サマータイム
ガーシュウィン / サムワンズ・ウォッチング・オーバー・ミー ( Someone's Watching Over Me )
コンスエラ・ベラスケス / ベサメ・ムーチョ
チック・コリア / スペイン
カルロス・ガルデル / 首の差で
アストル・ピアソラ / ブエノスアイレスの冬
アストル・ピアソラ / ブエノスアイレスの夏
アストル・ピアソラ / 悪魔のロマンス
アストル・ピアソラ / 鮫( エスクワロ )
アストル・ピアソラ / リベルタンゴ
アンコール
ルパン3世のテーマ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
白いテントの下に緑色のディレクターズ・チェアが並べられています。
最初、椅子の数は180位でしたが、ほぼ満席になって来たので、スタッフが次から次へと新たに椅子を並べます。
優に200は超えています。
演奏が始まった後から来た人々は立ち見でしたから、結局何人のお客さんが来たのか把握しきれません。
ざっと考えても定員60人の KAMOME ライブの3倍以上の人々が集まった訳です。
ステージの裏手にハウジングの事務所とカフェが有ります。
トリオ・リベルタのメンバー達は、そのカフェの建物から出て来ました。
ピアノの中岡さんは白いシャツに黒いズボンでシンプルにキメています。
おお、袖は腕まくりですよー!!
中岡さんの腕まくりに痺れていたお嬢さんに、この中岡さんの両腕を見せてあげたかった!!
代わりにニヘドンがしっかりと目に焼き付けておきましたよー!
ニヘドンが死んだら角膜あげるから。
中岡さんが焼き付いている筈だから!
( ホラー! ) (^。^;)
ヴァイオリンの石田様は黒い地にピン・ストライプのシャツを、黒いズボンの上に出しています。
石田様も肘まで袖をまくっています。
なので今日は両手首のブレスレットがバッチリ見えています。
でも、それぞれ3つずつ位、付けているので、1つ1つがどの様な形状なのか分かりません。
左手首にはショッキングピンクの物と、白いバンドと、ブルーのバンドみたいです。
右手は、白い物と、透明の珠子ブレスと、クリーム色のバンドみたいです。
シャツのボタンは上から2つ外しています。
いやーん。
ニヘドン、又お嫁に行けなくなっちゃう〜!!
サックスの松原さんは、黒いズボンに黒いシャツをオーバー・ブラウス風に着ています。
松原さんも肘まで腕まくりをしています。
石田様が何だか嬉しそうにしています。
( きっとニヘドンが応援に掛け付けたからだわ。
そうよ。そうに決まっているわ!)
ま、思うのは勝手だからねー。
昨夜未明から関東から東海地方は激しい雨に見舞われました。
名古屋は午前中も小雨になったり、時折、激しく降ったり、ニヘドンは今日の野外ライブの開催が、ずっと気になってやきもきしていました。
お昼過ぎに雨が上がり、薄日が射して来ました。
雨上がりの湿度の多い中、急激に温度が上がる…。
開演前からお客達は扇子や団扇でパタパタ扇いでいました。
中岡さんがピアノの前奏を弾き始めました。
おお、この曲はガーシュウィンの 「 サマータイム 」です!
石田様のヴァイオリンの音がいいわぁ〜。
めちゃめちゃトロピカルにウェットです。
石田様の最初のヴァイオリンのワンフレーズで、トリオ・リベルタを初めて聞くお客さん達も、皆、呑み込まれてしまいました。
次に松原さんのアルトサックスの深い音色が被さり、リベルタ・ワールドに引きずり込まれた連中は、もう一歩も逃れる事が出来ません。
トリオ・リベルタの演奏が熱く、外の温度も熱い!
サウナよりホットな熱気の中で、時折、涼しい風が首元の温度を下げて通り過ぎます。
しかしトリオ・リベルタは野外が燃える。
特にニヘドンは生まれて初めてのトリオ・リベルタとの出会いが、県民ホールの野外ライブだったでしょう。
ひな鳥が生まれて初めて見るものを母親だと思ってしまうように、ニヘドンに取ってトリオ・リベルタと言ったら、もう野外ライブになっちゃったのよね。
石田様を初めて野外ライブで見初め、いえ、聴き初め、追っかけ歴4年目を、又トリオ・リベルタの野外ライブで締め括る。
うむ。 なかなか節目になって宜しい。
フレーズの切れ目で、気の早い数人がパラパラと拍手をしました。
こらー、拍手するなあ!
これからテンポアップして超・カッコ良くなる所なんだから!!
幸いな事に他のお客さん達はつられて拍手をしなかったので、フライング拍手は尻すぼみに消えて行きました。
石田様の胸元が赤い様な気がするのですが、まさか、まさか、食前酒ならぬ「 演前酒 」お召し上がりになりました?
ただ単に余りの暑さに火照っているだけなのかもしれませんが…。
それにしてもメンバーの中で石田様が1番ご機嫌なので、ちょっと飲酒疑惑が消えなかったりして。
「 サマータイム 」の演奏が終わると中岡さんがマイクを持ちました。
「 ありがとうございます。
皆さん、こんにちは!
トリオ・リベルタです! 」
客席から拍手が起こります。
「 天気予報では雨と云う事だったんですが、僕達の行いが良いから、日も射して来ましたね。
僕達は普段関東地方で演奏する事が多くて、名古屋で演奏するのは今日が初めてです。
僕達はクラシック音楽専門に演奏している人間のユニットです。
クラシック出身の3人がジャンルを問わない曲を演奏していく。
そんな所に面白味があるグループだと思っています。
それではメンバー紹介を致します。
神奈川フィルのソロ・コンサートマスターの石田泰尚。」
ぱちぱちぱちぱち…。
「 クァルテット・スピリタスなどでも活動しているサクソフォンの松原孝政。」
ぱちぱちぱちぱち…。
「 今日は、って言うか、いつもそうなんですが、MCを務めて行きますピアノの中岡太志です。」
ぱちぱちぱちぱち…。
「 暑いですね、しかし。
『 サマータイム 』は今の季節にぴったりだと思って演奏してみたんですが、
また明日、帰宅したら続きを書きます。
小出しに続く…。
日時 : 2009年06月21日(日)
14:00 〜
会場 : メ〜テレ・ハウジング 広場
料金 : 無料
( 写真はハウジングの入り口の掲示板 )
出演 : トリオ・リベルタ
中岡 太志 ( なかおか ふとし ) / ピアノ
石田 泰尚 ( いしだ やすなお ) / ヴァイオリン
松原 孝政 ( まつばら たかまさ ) / サックス
演目 : ガーシュウィン / サマータイム
ガーシュウィン / サムワンズ・ウォッチング・オーバー・ミー ( Someone's Watching Over Me )
コンスエラ・ベラスケス / ベサメ・ムーチョ
チック・コリア / スペイン
カルロス・ガルデル / 首の差で
アストル・ピアソラ / ブエノスアイレスの冬
アストル・ピアソラ / ブエノスアイレスの夏
アストル・ピアソラ / 悪魔のロマンス
アストル・ピアソラ / 鮫( エスクワロ )
アストル・ピアソラ / リベルタンゴ
アンコール
ルパン3世のテーマ
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
白いテントの下に緑色のディレクターズ・チェアが並べられています。
最初、椅子の数は180位でしたが、ほぼ満席になって来たので、スタッフが次から次へと新たに椅子を並べます。
優に200は超えています。
演奏が始まった後から来た人々は立ち見でしたから、結局何人のお客さんが来たのか把握しきれません。
ざっと考えても定員60人の KAMOME ライブの3倍以上の人々が集まった訳です。
ステージの裏手にハウジングの事務所とカフェが有ります。
トリオ・リベルタのメンバー達は、そのカフェの建物から出て来ました。
ピアノの中岡さんは白いシャツに黒いズボンでシンプルにキメています。
おお、袖は腕まくりですよー!!
中岡さんの腕まくりに痺れていたお嬢さんに、この中岡さんの両腕を見せてあげたかった!!
代わりにニヘドンがしっかりと目に焼き付けておきましたよー!
ニヘドンが死んだら角膜あげるから。
中岡さんが焼き付いている筈だから!
( ホラー! ) (^。^;)
ヴァイオリンの石田様は黒い地にピン・ストライプのシャツを、黒いズボンの上に出しています。
石田様も肘まで袖をまくっています。
なので今日は両手首のブレスレットがバッチリ見えています。
でも、それぞれ3つずつ位、付けているので、1つ1つがどの様な形状なのか分かりません。
左手首にはショッキングピンクの物と、白いバンドと、ブルーのバンドみたいです。
右手は、白い物と、透明の珠子ブレスと、クリーム色のバンドみたいです。
シャツのボタンは上から2つ外しています。
いやーん。
ニヘドン、又お嫁に行けなくなっちゃう〜!!
サックスの松原さんは、黒いズボンに黒いシャツをオーバー・ブラウス風に着ています。
松原さんも肘まで腕まくりをしています。
石田様が何だか嬉しそうにしています。
( きっとニヘドンが応援に掛け付けたからだわ。
そうよ。そうに決まっているわ!)
ま、思うのは勝手だからねー。
昨夜未明から関東から東海地方は激しい雨に見舞われました。
名古屋は午前中も小雨になったり、時折、激しく降ったり、ニヘドンは今日の野外ライブの開催が、ずっと気になってやきもきしていました。
お昼過ぎに雨が上がり、薄日が射して来ました。
雨上がりの湿度の多い中、急激に温度が上がる…。
開演前からお客達は扇子や団扇でパタパタ扇いでいました。
中岡さんがピアノの前奏を弾き始めました。
おお、この曲はガーシュウィンの 「 サマータイム 」です!
石田様のヴァイオリンの音がいいわぁ〜。
めちゃめちゃトロピカルにウェットです。
石田様の最初のヴァイオリンのワンフレーズで、トリオ・リベルタを初めて聞くお客さん達も、皆、呑み込まれてしまいました。
次に松原さんのアルトサックスの深い音色が被さり、リベルタ・ワールドに引きずり込まれた連中は、もう一歩も逃れる事が出来ません。
トリオ・リベルタの演奏が熱く、外の温度も熱い!
サウナよりホットな熱気の中で、時折、涼しい風が首元の温度を下げて通り過ぎます。
しかしトリオ・リベルタは野外が燃える。
特にニヘドンは生まれて初めてのトリオ・リベルタとの出会いが、県民ホールの野外ライブだったでしょう。
ひな鳥が生まれて初めて見るものを母親だと思ってしまうように、ニヘドンに取ってトリオ・リベルタと言ったら、もう野外ライブになっちゃったのよね。
石田様を初めて野外ライブで見初め、いえ、聴き初め、追っかけ歴4年目を、又トリオ・リベルタの野外ライブで締め括る。
うむ。 なかなか節目になって宜しい。
フレーズの切れ目で、気の早い数人がパラパラと拍手をしました。
こらー、拍手するなあ!
これからテンポアップして超・カッコ良くなる所なんだから!!
幸いな事に他のお客さん達はつられて拍手をしなかったので、フライング拍手は尻すぼみに消えて行きました。
石田様の胸元が赤い様な気がするのですが、まさか、まさか、食前酒ならぬ「 演前酒 」お召し上がりになりました?
ただ単に余りの暑さに火照っているだけなのかもしれませんが…。
それにしてもメンバーの中で石田様が1番ご機嫌なので、ちょっと飲酒疑惑が消えなかったりして。
「 サマータイム 」の演奏が終わると中岡さんがマイクを持ちました。
「 ありがとうございます。
皆さん、こんにちは!
トリオ・リベルタです! 」
客席から拍手が起こります。
「 天気予報では雨と云う事だったんですが、僕達の行いが良いから、日も射して来ましたね。
僕達は普段関東地方で演奏する事が多くて、名古屋で演奏するのは今日が初めてです。
僕達はクラシック音楽専門に演奏している人間のユニットです。
クラシック出身の3人がジャンルを問わない曲を演奏していく。
そんな所に面白味があるグループだと思っています。
それではメンバー紹介を致します。
神奈川フィルのソロ・コンサートマスターの石田泰尚。」
ぱちぱちぱちぱち…。
「 クァルテット・スピリタスなどでも活動しているサクソフォンの松原孝政。」
ぱちぱちぱちぱち…。
「 今日は、って言うか、いつもそうなんですが、MCを務めて行きますピアノの中岡太志です。」
ぱちぱちぱちぱち…。
「 暑いですね、しかし。
『 サマータイム 』は今の季節にぴったりだと思って演奏してみたんですが、
また明日、帰宅したら続きを書きます。
小出しに続く…。
Posted by ニヘドン at
20:40
│Comments(4)
2009年06月21日
ルルドの洞窟
2009年06月19日(金)
石田様のヴァイオリン・リサイタルが東京カテドラル 聖マリア大聖堂で行われました。
ニヘドンは過去に2回、ここに演奏会を聞きに来た事が有ります。
しかし何れも真冬のソワレのコンサートだったので周囲は真っ暗で、敷地内を散策しようなんて気はまるで起きませんでした。
今回は夏。梅雨入りしたとは言え、天気は良く、カテドラルに到着した18:00 には周囲の様子がよく見えました。
開場時間はまだだったので、連れのお嬢さんと、何とは無しに敷地内をうろつきました。
奥に大きな洞窟が有ります。
洞窟の上の崖の中腹にマリア像が立っています。
このマリア像が凄く目立ちます。
洞窟の前には木製のベンチが6つ程置かれ、洞窟の中にはベンチに相対する様に祭壇が設えてあります。
右端に説明板が有りました。
「 ルルドの洞窟 」と書かれています。
ルルドはフランスの西南 ピレネー山脈の奥地に有ります。
約150年前の1858年にベレナデッタの前に聖母マリアが現れ、信仰を広める様に言いました。
ベレナデッタは小さなほこらを建てて布教活動をしますが、
ほこらを建てた場所の泉の水が病気を治すと云う噂が広まり、
今では世界中からルルドの奇跡を求めて巡礼者が後を立ちません。
巡礼時期には1日に 7万 〜 30万人 の参詣者が訪れるそうです。
興味深いのは、1862年に科学的調査が行われ、
ルルドの奇跡は真実であるとお墨付きが与えられました。
更に科学の進んだ現在なら、どう云う調査結果が出されるか興味が尽きない所です。
東京カテドラルのルルドの洞窟は、フランスの実物と全く同じ大きさで再現されているそうです。
1911年( 明治44年 )仏人宣教師ドマンジェル神父が建てました。
***********************************
2010年02月に出版されたフランス文学者の大野英士先生の著作
「 ユイスマンスとオカルティズム 」は、興味深い知識の冒険が出来る優れものの本ですが、
この本の中で「 ルルド 」が索引に6箇所出て来ます。
P.35 ゾラが「 ルルド 」という著作を1894年に著している。
P.45 1858年02月11日 ルルドのマサビエル洞窟で聖母出現。
この事をローマ教会が公式に認めた。
P.223 ブーラン元神父が生まれた サン=ボルキエはルルドにも近い。
P.386 ノートル=ダム・デ・ヴィクトワール教会はルルドと異なり、聖母が出現した事は無い。
P.456 & P.471 ルポ「 ルルドの群集 」( Les foules de Lourdes )
ルルドに興味を持った方でも、「 ユイスマンスとオカルティズム 」を楽しく読んで頂けると
思いますので、強力にお勧めしておきます。
「ユイスマンスとオカルティズム 」に関しては、
2010年02月06日に「 雑音音楽と悪魔主義 」という記事で紹介しています。
→ http://nihedon.hama1.jp/e818116.html
***** 「 ルルドの洞窟 」 ・ 完 ****************
[ お知らせ ]
livedoor blog に 「 これで私も骨美人!!」の記事を書きました。
よろしければお読み下さい。
http://blog.livedoor.jp/taisakuiinkai/archives/51212559.html
石田様のヴァイオリン・リサイタルが東京カテドラル 聖マリア大聖堂で行われました。
ニヘドンは過去に2回、ここに演奏会を聞きに来た事が有ります。
しかし何れも真冬のソワレのコンサートだったので周囲は真っ暗で、敷地内を散策しようなんて気はまるで起きませんでした。
今回は夏。梅雨入りしたとは言え、天気は良く、カテドラルに到着した18:00 には周囲の様子がよく見えました。
開場時間はまだだったので、連れのお嬢さんと、何とは無しに敷地内をうろつきました。
奥に大きな洞窟が有ります。
洞窟の上の崖の中腹にマリア像が立っています。
このマリア像が凄く目立ちます。
洞窟の前には木製のベンチが6つ程置かれ、洞窟の中にはベンチに相対する様に祭壇が設えてあります。
右端に説明板が有りました。
「 ルルドの洞窟 」と書かれています。
ルルドはフランスの西南 ピレネー山脈の奥地に有ります。
約150年前の1858年にベレナデッタの前に聖母マリアが現れ、信仰を広める様に言いました。
ベレナデッタは小さなほこらを建てて布教活動をしますが、
ほこらを建てた場所の泉の水が病気を治すと云う噂が広まり、
今では世界中からルルドの奇跡を求めて巡礼者が後を立ちません。
巡礼時期には1日に 7万 〜 30万人 の参詣者が訪れるそうです。
興味深いのは、1862年に科学的調査が行われ、
ルルドの奇跡は真実であるとお墨付きが与えられました。
更に科学の進んだ現在なら、どう云う調査結果が出されるか興味が尽きない所です。
東京カテドラルのルルドの洞窟は、フランスの実物と全く同じ大きさで再現されているそうです。
1911年( 明治44年 )仏人宣教師ドマンジェル神父が建てました。
***********************************
2010年02月に出版されたフランス文学者の大野英士先生の著作
「 ユイスマンスとオカルティズム 」は、興味深い知識の冒険が出来る優れものの本ですが、
この本の中で「 ルルド 」が索引に6箇所出て来ます。
P.35 ゾラが「 ルルド 」という著作を1894年に著している。
P.45 1858年02月11日 ルルドのマサビエル洞窟で聖母出現。
この事をローマ教会が公式に認めた。
P.223 ブーラン元神父が生まれた サン=ボルキエはルルドにも近い。
P.386 ノートル=ダム・デ・ヴィクトワール教会はルルドと異なり、聖母が出現した事は無い。
P.456 & P.471 ルポ「 ルルドの群集 」( Les foules de Lourdes )
ルルドに興味を持った方でも、「 ユイスマンスとオカルティズム 」を楽しく読んで頂けると
思いますので、強力にお勧めしておきます。
「ユイスマンスとオカルティズム 」に関しては、
2010年02月06日に「 雑音音楽と悪魔主義 」という記事で紹介しています。
→ http://nihedon.hama1.jp/e818116.html
***** 「 ルルドの洞窟 」 ・ 完 ****************
[ お知らせ ]
livedoor blog に 「 これで私も骨美人!!」の記事を書きました。
よろしければお読み下さい。
http://blog.livedoor.jp/taisakuiinkai/archives/51212559.html