2009年06月11日

初夏のテーブルアレンジ

2009年06月11日(木)

フラワーアレンジ・レッスン

「 初夏のテーブルアレンジ 」

・ パーティー等に相応しいデザイン。
少ない花材でも素敵に見える。
・ 葉物で器の周りをカバーリングを兼ねて包み、緑色のホチキス針で留める。
・ 中央に高さの花を 2〜3本 挿れ、器の周囲には低めにデザインする。
・ アクセントにスチールグラスでデザインに変化を付けて完成。

花材 :
・ ユリ ( オレンジ色 ) 3本
・ ガーベラ ( 黄色 ) 2本
・ ガーベラ ( 赤 ) 1本
・ ニューサイラン ( 剣型の緑色の葉 ) 2本
・ ドラセナ 1本 ( 葉 6枚 )
・ バラ ( クリームピンク ) 5本
・ ミスカンサス ( 緑色と白色のストライプの細い葉 ) 1本
・ ギボウシ ( 緑色の葉 ) 2枚
・ スチールグラス ( ワイヤーみたいに細長い葉 ) 10本

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

製作を終えて :
楽しかったあ〜。
今日はデザインをすると云う目的を成し遂げる事よりも、無意識に湧いて来る感覚に身を任せて完成した作品です。
兎に角、花1輪、葉っぱ1枚を手で触れるのが楽しかった。
頭で考えない分、「 計算された美 」が無い分、ユニークなデザインに仕上がりました。
ニヘドンはこういう作品が好きなので大満足です。
花材として与えられた物は1本も残さず使いました。

ガーベラの赤と黄色のビタミンカラーがニヘドンに元気100倍のパワーを与えてくれました。
おまけにバラの香りの素晴らしい事。
最近は品種改良によって、花の香りも万人受けする甘い無難な香りが増えて来てしまった感があります。
今日のバラの香りは、昔のトイレの芳香剤の様な、ちょっとツンとした香りです。
この香りが苦手な人もいるかもしれませんが、ニヘドンはただ甘いだけの香りより、こっちの方が好きなんです。
レッスン室に馥郁と立ち込めるバラの香りに仮死状態の心も蘇生されます。

フラワーセラピーとアロマセラピーとカラーセラピーで、ニヘドン、(`・ω・´)シャキーン!!


先生からのアドバイス :
後ろ側が壁になってしまっている。
四方見 ( しほうみ )のデザインなので、後ろ側はスチールグラスで動きを付けなさい!



先生のアドバイスに従い、スチールグラスを投入した後ろ側。
四方見は、どちらの方向から見てもOKなデザインなので、日によって正面に向く面を変える事が出来ます。
つまり1つのアレンジで4度美味しいデザインなのです。
スチールグラスはデザインに変化を付けるだけではなく、高さの花を固定させる役目も果たします。


先生からのトリビア :
通常、パーティーのテーブル花は高さ30センチ位にするものだった。
( 向かい側に座った相手の顔が見えるのが条件だった。)
最近は2〜3本の花を高くして、隙間から相手の顔を見るデザインでも許容される様になった。

***** 「 初夏のテーブルアレンジ 」 ・ 完 ***************

  


Posted by ニヘドン at 13:09Comments(0)フラワーアレンジ