2009年06月26日

打楽器集団 「 男群 」( おぐん )

大阪国際室内楽フェスタ・予選

2009年05月25日(日)

B - 4

Entry # 608
グループ名 : 打楽器集団 「 男群 」( おぐん )
参加国  : 日本
メンバー :
      山澤 洋之 ( やまざわ ひろゆき ) / 打楽器
 清水 優 ( しみず まさる ) / 打楽器
 斎藤 伸也 ( さいとう しんや ) / 打楽器
 鈴木 和徳 ( すずき かずのり ) / 打楽器
 西窪 峰人 ( にしくぼ みねと ) / 打楽器
  小畑 寛 ( こばた ゆたか ) / 打楽器

プロフィール : 1988年に結成以来日本各地で多数の公演を重ねている。
今までに公演を行った主な都市は八戸、東京、浜松、広島、佐賀など。
男性だけによる同アンサンブルの豪快な演奏からマリンバ重奏の繊細な音楽まで、
   多彩な音楽スタイルによって繰り広げられるレパートリーは、多くの方面より指示を受ける。
通常のコンサートスタイルのみならず、
   ワークショップや学術的公演など年間数十回を超える公演を行う。
また、団員による作・編曲を積極的に行い、出版・レコーディングされている。
第5回大阪国際室内楽フェスタ、ファイナリスト。

予選演奏曲 : 山澤洋之 / 彩より 「 夜桜 」
   清水優 / JJJ 2nd < 6 → 4 / 8 >
   山田耕筰 / この道
  B.ウィーラン / 「 リバーダンス 」より太陽を巡るリール、
             キャスリーン伯爵夫人 / 妖精の女たち
              リバーダンス

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このグループには痺れまくりました!
自分でお金を払っても、もう1度聞きたいグループです。

メンバー6人全員が白いシャツに黒いスーツでビシッとキメています。
ザッと見た所、個人的にイケメンは居なさそうなんですが、メンバー全体が醸し出している雰囲気は、チョー格好良い〜!!

1曲目の「 夜桜 」は2人がマリンバ、1人がドラを担当します。
一瞬にして会場中を彼等の宇宙に引き摺り込む迫力。
1音1音の完成度は抜群。
こういうのが聞きたかったんだよ!!
各楽器の演奏も、ただ音を出すだけではなく、パフォーマンスとして「 魅せる 」事を計算しつくしています。
正にパフォーマンス集団。

2曲目は 「 JJJ 2nd < 6 → 4/8 > 」です。
6人全員がステージの前の方に出て来てパーカッションを演奏します。
ジャンベ、太鼓、マラカス、ドラム…。
一口にパーカッションと言っても実に様々な楽器が有ります。
その多様な楽器が6つ集まると物凄いパワーです。熱〜い!!
客席のお爺さんも思わず身体を揺らしてしまっています。
男群のステージが、このフェスタで1番温度が高かったです。

3曲目が山田耕筰の 「 この道 」です。
曲の出だしはマリンバ1台でしっとりと聞かせます。
直ぐにマリンバ6台の合奏になり、音の深みが増します。
身体中の血がゾワゾワと蠢きます。
余韻が素敵。
「 押せ押せ! 」なだけじゃないツボを押さえた演奏は流石です。

4曲目はリバーダンスから数曲を演奏します。
ニヘドンはリバーダンスは、本家の演奏よりも、トリオ・リベルタのアレンジを
こよなく愛しているのですが、さあ、男群はどの様に演奏してくれるのか楽しみです!

・ 太陽を巡るリール
  マリンバ3台と、名前の分からない楽器( 道具と言うべきか? )を駆使して
  地球の大自然を見事にホールの中に凝縮してしまった。

・ キャスリーン伯爵夫人
・ 妖精の女たち
  普通、音が出たら、その瞬間、もうその状態は「 静か 」ではないとニヘドンは思っています。
  「 静か 」という状態は限りなく無音に近いはずだと思うから。
  なのに、男群の皆さんが音を奏でて、奏でれば奏でる程、「 無音 」からは遠ざかっている
  はずなのに、「 静けさ 」が表現されていきます。
  「 宗教的 」とも言いたくなるような不思議な音楽体験でした。

・ リバーダンス
  床の上でのステッピングも有り、本家のリバーダンスにかなり近い表現が成されていました。
  迫力! パワフル!
  ステージを見ているこちらもノリノリ気分になって、元気が出て来ますよ!
  偶然かもしれないのですが、前列のマリンバと、後ろのマリンバの奏者の動きが
  ぴったりと重なったり、カメラがぶれた様にずれて行ったりするのです。
  千手観音のパフォーマンスかと思っちゃいました。( 笑 )
  そんな腕の動きまで計算しちゃってパフォーマンスに仕立てているのでしょうか?
  だとしたら、凄い。 だとしなかったら・・・・・・・・・・偶然。

いやはや、楽しかったですー。

100点満点中91点。

***** 「 打楽器集団 「 男群 」( おぐん ) 」 ・ 完 *************






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livedoor Blog に 「 スマートデリで骨抜き!! 」の記事を書きました。
よろしかったらお読み下さい。
http://blog.livedoor.jp/taisakuiinkai/archives/51214486.html
  


Posted by ニヘドン at 20:02Comments(4)コンサート

2009年06月26日

カフェレストラン道場

2009年06月25日(木)

「 フレンチのお店も有るのよ。」
グルメの為ならニヘドンよりも沢山お金を落とせる Sue さんが言いました。
「 嘘! あんな所にフレンチ!? 」
ニヘドンは思わず「 あんな所 」発言をしてしまいました。
すみません。

こりは横浜・天王町( てんのうちょう )のシルクロード商店街について語っていた時のひとコマです。

早速、フラワーアレンジレッスンの帰りにシルクロード商店街を探索してみました。
有りました!
直ぐに分かりました!
「 カフェレストラン道場 」です。
天王町でフレンチと言ったら、ここしか無いでしょう。
ただ、ガラス窓から覗いたら、超混みだったので諦めました。
その後、何度か挑戦を繰り返したのですが、いつ行っても超混みなんです。

でも、今日のニヘドンは違います。
ニヘドンのお友達が、引きこもり状態から最近抜け出す事に成功しました。
彼女は今ではニヘドンを励ます側の人間に変身したのです。
彼女の漲るパワーにあやかって、ニヘドンも頑張ります!

ランチタイムに混んでいるレストランに負けてたまるか!?
今日は1時間でも2時間でも待つ気合いでレストランの扉を手前に引きました。

あちゃー。 やっぱり中は超混みでした。
中に入って、ドアの付近に立っていると、しばらくして2人組が店を出て行きました。
テーブルが片付けられるのを待って、2人用の小さなテーブルに席を占めます。
店内は30席程の規模のお店です。
記事冒頭でも書いたように、ランチタイムは、いつも超混みのお店です。
引っ切り無しにお客がやって来ます。
割りと近くに保土ヶ谷ビジネスパークが有るので、その辺りから人が流れて来るようです。
4人組、6人組という大人数のサラリーマンのグループがわんさと押しかけて来ます。
テーブルがいっぱいだと外で待たなければなりませんが、先にオーダーだけ受け付けてくれます。

キッチンの中にはライブハウス KAMOME のマスターみたいな白髪混じりのおじちゃんが1人と
おばちゃんが働いています。
ホールではおばちゃんウエイトレス2人が働いています。
フレンチと言うよりは定食屋さんみたいな雰囲気です。

ニヘドンは写真の「 ロシアン・ハンバーグ 」 ¥1,200.-を注文しました。
天王町のランチ価格帯からすると超・高級なお値段ですが、かめしまへん。
念願のお店に今日やっと入れたお祝いです。

では、1つずつ品定めをしていきましょう。
最初に運ばれて来たのが、グラスのお水とミニサラダです。
千切ったレタスの中に、ちょっぴりとスライスした胡瓜が入り、プチトマト1個が添えられています。
白胡麻入りの和風ドレッシングが掛けられています。
ちょっと素っ気無いミニサラダです。

ハンバーグが出て来る迄に15分程時間が掛かりました。
ミニサラダも全部食べてしまったので、店内を観察します。
天井に近い長い飾り棚の上には壺や陶器の人形のコレクションが9点並べられています。
張り出し窓にも壁幅一面にカウンターが走るようになっていて、
グラスや飾り瓶など10点程が並べられています。
ディスプレイに混じってシュガーポットも3つ程置かれています。
紙ナプキンや楊枝も置かれています。
必要だったら自分で取れって事ですかね?

隣の男衆4人組みのテーブルにスパゲティが運ばれて来ました。
「 普通盛り 」のスパゲティがテーブルに置かれました。
ニヘドンはそれを横目で見た途端、後ろにのけぞってしまいました。
「 今、普通盛りって言ったよね? 」
ニヘドンの視界に入ったスパゲティは、どう見てもファミレスのスパゲティの2皿分の分量です。
向かい側の男性の前には「 大盛り 」のスパゲティが置かれました。
「 うぎゃー!! 」 ニヘドンは心の中で絶叫してしまいました。
それはまるで、飼いば桶に山盛りの馬の餌!?
( 表現が悪くてごめんなさい。
  でもその余りにもの大量のスパゲティを形容するにはこれしかない!? )
客の大半が男性なのも頷けました。その時レストランにいた客25人の内、
女性はニヘドンを含めて7名だけ。
カフェレストラン道場は、腐女子の為のおフランスな店なんかでは無く、
働く男衆に活力を与える大盛りランチの店なのであーる!!

逆に女性客には少し少なめな盛り付けにしてくれるみたい。
キッチンにオーダーを通す時におばちゃんウエイトレスが「 女性です。」と言っていたから。

さあ、ニヘドンのロシアン・ハンバーグが運ばれて来ました。
別にロシアン・ルーレットとは全く関係が有りません。( 笑 )
メンチ風ハンバーグと、メニューが書かれた黒板には説明書きが書かれていました。
「 あれ? フツーの大きさじゃん。 」
お隣の大盛りスパゲティに目が慣れた後は、ハンバーグが嫌に普通の大きさに見えてしまいます。
って言う事はつまり、お得感が少ないって言う事で、ちょっと複雑な気分です。

付け合せには巨大な人参のグラッセが2pcs.、ブロッコリー 1pce.、
ベークド・ポテトの半身 1pce. が添えられています。
これにライスが付きます。
デミグラスソースが、とろーり甘くて美味しい!
こんなに甘いデミグラスソースは数年ぶり位に味わいました。
かなり野菜の出汁が入っているようです。

食後のホットコーヒーが苦くて美味しい。
ちゃんとコーヒーシュガーと、グラニュー糖と選べるのです。
また来たくなる癖になるお店です。
次回は週替わりメニューに挑戦したいと思います。

ただ1つ残念だったのが、分煙じゃない事。
副流煙で肺の中、真っ黒は嫌だよー!!

***** 「 カフェレストラン道場 」 ・ 完 ************

  


Posted by ニヘドン at 00:29Comments(0)グルメ