2007年05月31日
5/28 石田泰尚様 エニスホール・リサイタル
古河労音 5月例会 ( 第141回 ) ジャンルを越えた名曲たち
石 田 泰 尚 ヴ ァ イ オ リ ン ・ リ サ イ タ ル
日時 : 2007年5月28日(月) 開場 18:30 開演 19:00
会場 : 野木エニスホール 小ホール
料金 : 会員外 ¥4,000.-
出演 : 石田泰尚様 ーヴァイオリン
中岡 太志 - ピアノ
演目 : ファリャ ( コハンスキ 編曲 ) / スペイン民謡組曲
・ ムーア人の織物 ・ ナナ ・ 歌 ・ ポロ
・ アストゥリアーナ ・ ホタ
クライスラー / 美しきロスマリン
愛の悲しみ
愛の喜び
マスネ / タイスの瞑想曲
ジョン・ウィリアムズ / 『 シンドラーのリスト 』 のテーマ
ガーシュウィン ( ハイフェッツ編 ) / サマータイム
そんなことはどうでもいいさ
3つの前奏曲
~ 休 憩 ~
渡辺雄一 / Peace
懐かしい浜辺
情熱のヴァイオリン
ピアソラ / 忘却 ( オブリビオン )
鮫
チキリン・デ・バチン
ル・グラン・タンゴ
アンコール : 1.ロドリゲス / ラ・クンパルシータ
2.プッチーニ / 誰も寝てはならぬ
3.ピアソラ / リベルタンゴ
*******************************************
小ホール入り口付近を伺いながら、2階のラウンジでブログ記事作成に余念が無い二へドン。
周囲の水田を見渡しながら、今、石田~りんは何処で何をしているのかと想いを馳せる。
ホールの周辺は見事な水田。
野木エニスホールのホームページに載っているホール外観の写真は、田植え前に撮影されたもので、水を張った水田が湖の様に見える。 実際は水田なんですよお。 二へドンがその事実を
暴露してしまった。写真では分かりにくいけれど、遠くに見える建物がエニスホールです。
ガラス張りの壁から、仕切りに小ホール入り口を気にするが、人々が並ぶ気配は無い。
時刻は18:10。 首都圏では有り得ない。 石田様リサイタルで自由席なのに、開場20分前に
誰も並ばない!? 業を煮やした二へドンは階下に降りてみる。
まさか、日付を間違えた? いえいえ、さっき受付横のホワイトボードにちゃんと 「 石田泰尚
リサイタル 」 って書かれているのを見たもん。
ガラス扉の向こうには 6人のスタッフの女性達が 揃いのピンクのジャンパーを着てスタンバイ。
女性2人組が入り口近くのソファーに座っている。手にチケットを持っているから、明らかに開場待ち
のお客だ。 彼女達を差し置いて、二へドンが入り口前に立つ訳には行かないので、彼女たちの隣の
ソファーに腰を下ろす。 待つ。 只ひたすら待つ。ちょぼちょぼと 人がやって来る。
皆、思い思いに空いているソファーや椅子に腰をかけて行く。
二へドンは周囲に 「 あたしは3番目なんだから、抜かしたら承知しない! 」という殺意にも似た
凶暴な意思を瞳に宿し、周囲をねめつける。
並ぼうよ。 ちゃんと 並ぼうよ。 こういう時は最初に来た人が、責任取って、最初に並ぼうよ!
でも、二へドンは、正規の会員では無い、という負い目がある為、強気の行動が取れない。
待つ。 とにかく待つ。
スタッフが立ち上がると、扉が開かれた。 後から来た人が最初に扉を潜った。
「 ! 」 正直者が馬鹿を見るのか!? 最初の2人組はまだソファーの上で愚図愚図している。
もう駄目だ!! 二へドンは小走りに入り口に向かい、順番もへったくれも無く、入り口を突破!
するはずだったが、会員外のチケットにはミシン目が無く、チケットを受け取った係りの人が
「 これどうするの? 」 なんて聞いている。 会員達が お当番で手伝っているので、文句も
言えない。 鋏で切ったはいいが、回収する方を二へドンに渡して、取替え様としても、分かって
くれない。 そうこうしている間に、もう一方の列から どんどん人が中に入って行く。
ああああああ!!! 15:30 から野木に着いていたのに!! 17:00から ここの2階に
いたのに!! 涙目になりながら、ようやく客席に入る。
「 え? 」 二へドンは一瞬立ち竦む。 目の前に広がる光景は、首都圏の石田様コンサートでは
有り得ない物であった。 先に入った人々は、後ろの席から座って行く!!
小ホールは可動式の移動席がMAX 280席。 でも今日は8列位しか無かったぞ。
一番後ろと言っても、県民ホールの一番後ろとは全然違う。こんな小さなホールでは、
音的に、そんな違いがあるとは思えないから、天下の石田様を 最前列で目の保養にしようとは
思わないのかね? 二へドンはのろのろと 最前列の、中央より右側に座る。
チラッと背後に目をやると、後ろの人々の目がこう語っていた。
「 あんら、姉ちゃん、どしてそんな一番前に座るんだあ? コンサートと言ったら、後ろがいいっぺ
よ~。 」 と。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。二へドンは心の中で反論した。
「 あのね。 石田様は今、超人気のヴァイオリニストなんだから。 コンサートチケットが売り切れて
も誰も驚かないのよ~! 実際 6月3日の東京文化会館と、6月15日の相模大野のりベルタは
もうチケット完売してるんだから! そんな偉大な素敵な石田様にかぶりつかないなんて、後で
後悔しても遅いよ!! 」
18:40 になっても、最前列は二へドン1人。
いつもの追っかけメンバーがいないと寂しい。 二へドン1人では、追っかけ魂が不完全燃焼!!
やっぱ 「 私たちの 」 石田様意識が欲しいよ。
あまりの孤独に耐えかね、ホワイエに出て、マーたんさんに SOSメールを送る。
開演前に8割方の席が埋まった。 最後に来た女性2人組が、2人並んで座れる中央の席が最前列だけだったので、厭そうな顔で、二へドンより2~3席あけて座る。
「 ちょっと、ちょっと、貴女達!! 首都圏だったら、そこはプレミアム席よ!もっと嬉しそうに
座ってよ。 今から二へドンの彼氏が目の前で演奏してくれるのよ! 」
さあ、石田様の登場です。
「 ! 」な、何と!!! どうしても、5月16日のチャリティ・コンサートの時と比べてしまうんだけど
決して客席の方を見ようとしないで、舞台の背面に顔を向けたまま出てくる、『 あの 』 石田様が
普通に客席に顔を向けて出て来た!! すごい画期的な事ではないですか?
もちろん 続く中岡さんは爽やかスマイルで控え目に登場。
2人共、衣装は16日と全く同じ。ネクタイも同じ。下着は・・・・・・・いやあね、そんなのチェックできる訳無いじゃないの! しようとしたら、又、職務質問だよ!!
1つ違っていたのは、石田様の髪の色。 茶髪でも無い。 金髪でも無い。 て、言うと・・・・?
はい、「黄色」でした。三輪明宏さんの弟ですか?と言う位の見事な黄色でございます。
二へドンの後ろの席のおばちゃんが声を出す。 「 外人さん? 」 うぷぷぷぷ。これには大受け。
「 石田泰尚 」 って言う名前の外人さんはいないよ、普通。
MC無しに、いきなり 「 スペイン民謡組曲 」 の演奏が始まる。 これに二へドン雷に打たれました。だって、だって、この曲、同じ石田様&中岡ペアで約2週間前に聞いたばかりじゃない。
なのに、なのに、全然違う!! 小ホールの2階部分はコンクリート打ち放しになっていて、
「 石のホール 」 という感じです。 そこに、石田様のヴァイオリンからは 「 木 」 の温もりの
音色が・・・・・・。 石田様のヴァイオリンから、こんなに強烈に「木」の香りを嗅いだのは初めて。
「ムーア人の織物」で、最初にわざと擦れる様な音を出すじゃないですか。そこで擦り過ぎて、
1音出し損なったのは、見逃してあげる。 もう二へドンに取っては、石田様の全てがルールブック
だから。 最初からそういう曲なんだよ、知らないの?
石田様は、次の「ナナ」位まで、肩に力が入っていたみたい。
石田様の演奏は初めて聴く人が多い会場で、「 オレ様の演奏を聞け!」という意気込みがヒシヒシ
と伝わって来ます。 いつもより慎重に楽譜をしっかり見ながら弾いています。
ふふ。二へドンの読みは当たった。 石田様のまん前では無く、右にずれて座ったのには理由が
ある。 石田様が楽譜を見ると、彼の顔の正面は二へドンとお見合いなんだよお!
え? 石田様は楽譜しか見ていない? いいの、いいの。彼の視界の隅にさえ入っていれば、彼の
潜在意識の中に刷り込まれるのは必至!! 石田~リン、気が付いた時には、二へドンに恋を
しているかも?
中岡さんのピアノの音も丸いのよ。同じ曲を同じ人が演奏しているのに、何故2週間前とこんなに
違う? 「 民謡組曲 」 を聞きながら考えた。分かった! 周囲が水田だからだ。
楽器って生き物だから、スモッグや騒音の都会の中より、自然の中の方が喜ぶはず。
ホールの周囲が水田って、悪い事じゃ無い! 寧ろ音の為には必要な物なんだ!!
楽器だけじゃないです。石田様の顔色も凄く良いです。血色が良いの。お酒で顔が赤らんでいる
のとも違う。つやつやしていて、おでこまで光り輝いているみたい。
時々石田様って、蒼白い顔して演奏している事あるじゃないですか。そんなのを見ちゃうと
「 ああ、石田様。仕事し過ぎだよ。いっぱい演奏を聴けるのは、ファンは嬉しいけど、演り過ぎは
身体壊すよ。 」 って心配になっちゃうのです。
石田様、どうぞ身体にだけは、気をつけて これからも乙女達をドキドキさせて下さいませ!
石田様から「木」の香りをもらいながら、「 民謡組曲 」のイメージも嫌が応にも湧き上がる。
スペインの強い日差しを遮ってくれる柔らかい黄緑色の新緑の森の中で、人々が歌い、踊り、
食べ、飲み、今のこの瞬間を謳歌している。恋人達も甘いひと時を満喫するが、よく見ると、
男は泰尚君で、女は二へドンちゃんじゃありませんか!! いや~ん。1曲目からそうきちゃったのね。 二へドンの右側の1列目は全部空き。 左は2席空き。二へドンの視界には石田様と中岡さん
しか入らないのよ。 こんな有り得ないシチュエーションで、二へドンの妄想スイッチ入りまくり。
語って! 語って! 愛を語って、ダーリン! 二へドンの答えは1つしかないから。
「 はい、お受け致します。」 ぽ~~~~~。うっとり。
あうう~!! 視界には石田様だけ~!! 石田様を1人占め~!!
良かった。良かった。野木まで来て良かった。 1曲目で感涙。
古河労音の会員の方々に懺悔をします。御免なさい。 二へドン来る前は、会場の雰囲気は
温泉場の大宴会場みたいなのかな?って思っちゃってました。
ところが、ところが、大間違い。マナーは首都圏のコンサートホールより良かったの。
そりゃ、そうだよね。 だって、首都圏に比べたら、コンサートの本数は少ないんだもん。
そんな中で自分達で会を運営して、音楽を聴こうって程、音楽が好きな人達なんだよね。
全身を耳にして石田様の演奏を聴いてくれています。
客席の、底なし沼の様な余りの静けさに、首都圏の大きなホールの「ざわざわ」を思い出して
1人恥ずかしくなってしまいました。 どうして、演奏中に寝るの? どうして演奏中に喋るの?
どうして演奏中に物を落とすの? 集中力が無いと言うか、聴く気が無いと言うか・・・・・・。
エニスホールに集まった人達の様に聞いてくれたら、演奏家も嬉しいでしょう。
「 よっしゃあ! 」 とやる気が出るでしょう。
次のクライスラー3曲も、石田様は1小節1小節、絹織物を織り上げる様に丹念に音を積み上げて
行きます。 二へドンちょっとジェラシー。 横浜で演奏する時だって、こんな風に演奏してくれたって
いいじゃん!! 野木の人にサービスし過ぎじゃん?
ああ、「 愛の喜び 」かあ・・・・。9日前はこの曲を及川さんがピアノでドカーンと演ってくれたんだったなあ・・・・。 石田様の演奏は特に甘い。 ちょっとちょっと、野木の乙女達を全員恋人にしようとでも
いうの? ちょっと気持ち込めすぎ!! 会場の全ての人々が石田様の演奏を「 凄い 」「上手い 」
「 気に入った 」 と思ってくれているのが、二へドンの背中が分かっちゃったから、少し複雑。
新しいファンを開拓するのは、演奏家冥利につきるのでしょうが、前からのファンとしては、
「 私だけの石田様 」 でいて欲しいのも、正直な気持ち。
ああ、でも、石田様の演奏会で、こんなにジェラシーかき立てられたのも初めてだなあ。
何か今日は、今まで使った事の無い心のパーツを刺激されるなあ。
マスネの「 タイスの瞑想曲 」が終わると、会場からは、桃色のため息が洩れる。
あ~あ、皆、石田様のファンになっちゃった・・・・。 あ~あ、二へドンは紫の複雑なため息を洩らす。
ここで、中岡さんのMC。
「 石田さんを初めて聴く方はどの位います? 」と質問すると、8割位の人々が手を上げた。
でも、TVで見た事があるという人はどちらに入るのか不明。
「 彼の風貌に驚いた方もいるでしょう。 彼は今、超人気のヴァイオリニストなんですよ。
今日は古河労音さんのお招きで演奏会をする事ができました。
彼は喋りがちょっと苦手なので、私がメインに喋っていきます。今までの5曲はクラシックの
曲だったのですが、ここからは、映画音楽やジャズ等、様々なジャンルの音楽を聴いて
頂こうと思います。 」
そして、「 シンドラーのリスト 」。 石田様の「シンドラー」が好き!と言うファンは多いのですが、
今日のは 心臓を鷲摑みにされる様な 甘くて切なくて悲しくて美しくて 初恋を10回体験したって
こんなに胸がキュンとしないでしょ!と言う位、来た。 ( 10回体験したら初恋じゃないし・ 笑 )
途中で二へドンは立ち上がって 「 もう やめて! お願いだから そんな風にしないで! 」と
叫びたい衝動に駆られる位に 来た!! 心臓に悪い。 石田様初体験の人々には刺激強過ぎ
だよ。 演奏後、オヤジが叫ぶ。 「 ぶらぼー!! 」 ほらね。 オヤジも石田様を気に入っちゃった。
再び中岡さんのMC。
「 次は映画『 ポーギーとべス 』 から、『 サマータイム 』 と 『そんなことはどうでもいいさ』
を演奏します。」
サマータイムは最近二へドンも自分でヴァイオリンで弾くので、自分と比較しちゃうのですが、
石田様の「 サマータイム 」 は美し過ぎ! 何であんな透明な音が出るの? こちらのため息
まで、透明になっちゃいそうだよ。
「 そんなことはどうでもいいさ 」 はコミカルに、飄々と。 石田様って、どうして曲本来の持ち味
を生かして演奏出きるのだろう? 彼を料理人に例えるなら、和食の板前だね。素材を生かせる。
ソースで誤魔化す様な事は決してしない。 こんな所にも、「 男 」 石田の心意気が垣間見えま
すね。
3度目の中岡さんのMC。 「 3つの前奏曲 」はジャズ、ブルース、ラテンの3曲から成っている
との説明を。 3つの曲を演奏すると言う事を力説しておりました。5月16日に1曲目で拍手した人が
いたから? でもね、1曲だけで盛り上がっちゃうから、思わず拍手しちゃう気持ちも分かるよね。
今日も、あれだけ中岡さんが注意したにも関わらず、1曲目で拍手出ちゃいました。ははは・・。
二へドンが演奏中の石田様をじっと見詰めていても、石田様はポーカーフェースですわ。
二へドンに気づいているのか、おらぬのか、全然判断つきません。ところが、中岡さんのMCの間は
中岡さんの方を見るんですよ、二へドンは。 すると、その時だけ石田様が二へドンの方を見る
んです! もう心臓バクバク。 いや、妄想なんかじゃないですよ。 最前列は二へドンを入れて
5人しか座っていなかったのですから。 あの視線の先は二へドンしかいない訳でして・・・・。
「 今日は会員限定のはずなのに、何故あいつが・・・・? 」 とか思っていたのかもね・・・。
いきなり石田様の方に視線を移すなんて、意地悪は、二へドンしません。 視線に気がつかない
振りをしてずっと 中岡さんの方に顔を向けていました。 ああ、二へドンの目が複眼であったなら。
石田様の視線もしっかりキャッチできたのに・・・・・・。
第1部は終了しました。二へドンは大満足致しました。しかし それ以上に他の石田様は初めて
という人々が石田様に惚れこんでしまったのでした。あ~あ。 またファンが増えちゃった。
古河労音さんは、演奏会だけでは無く、バスを仕立ててハイキングみたいな企画もやっているので、
今度は絶対「横浜観光&石田様コンサートの旅」 みたいな企画が出てくると思うよ。
映画 「 蜂蜜とクローバー 」 のキャッチコピーが、「 人が恋に落ちる瞬間を見た 」 でしたが、
二へドンはエニスホールで、大勢の人達が 「 石田様ファンになる瞬間 」 を見てしまいました。
それは、本当に瞬間の出来事なのです。 五大雄介君が、仮面ライダークウガに変身するよりも
短い時間です。 気がついた時には・・・・・・・。
休憩の間、ホール内は声高に石田様を褒め称える声の嵐。 二へドンは自分の彼氏が褒められてる
のは嬉しいけれど、あまりにも大勢の人の賞賛がちょっと恥ずかしかったので、ロビーで火照った
頬を冷やす。今回チケットを送ってくれた小倉さんにお礼を言いたかったけれど、まだ何やら
スタッフ達は忙しそうにしているので、声を掛けそびれている内に時間が来た。
第2部は、中岡さんが石田様に何か囁いた。 すると即座に石田様がピアノの上のマイクを取った。
「 こんばんは。」 あら、いつもの 「 え~~~~~~ 」 は今日はしないの?
あれは、常連向けのお約束なのかな?
「 第2部はまず、渡辺雄一の曲を3曲演奏します。 僕は今までにアルバムを3枚出していて、
全部渡辺雄一のプロデュースです。 この人はピアニスト兼作曲家です。今日はこのCDも
販売しますんで、え~、何でしたら・・・・・・・・・・・何して下さい。 」
会場は大爆笑。
「 では、曲の紹介ですが、最初の『 Peace 』 は、ま、平和・・・・・・平和な感じで・・・・。」
会場は大爆笑。
「 あ、これは、無伴奏で、ピアノ無しで弾きます。 次が 『 懐かしい浜辺 』 です。 これは、
まあ、 懐かしい・・・・・・・・・・浜辺みたいな。」 会場はさらに爆笑の渦。
「 あ! これは、 『 いぬの映画 』 という映画の挿入曲にもなりました。」
会場からは 「 ほ~! 」 「 へ~!! 」 「 ふ~ん・・・・」 と感慨仕切り。 皆さん、すっかり
石田様教の信者となっております。
「 次が 『 情熱のヴァイオリン 』 で、これは、まあ・・・・・ 」
ここまで来ると、客の方がオチを予測して 早くも笑いの予感が会場中に漲っている。
「 情熱的な 」 どははははは! 会場は、待ってましたと 大爆笑。
やっぱ、石田様初体験の人々にも笑えるよね、このトーク。
『 Peace 』 は、CD録音よりも、弓のストロークが短くて早かった!? 二へドンはもっと
しつこい位たっぷり弾いてくれても 好きだけど・・・・・。
『 懐かしい浜辺 』 は、石田~リンも もちろん良いし、中岡さんのピアノが、海の光を反射する
キラキラ感があって、秀逸だった。 渡辺雄一さん本人の演奏より 曲の雰囲気を掴んでいると
思った。 まあ、石田様のヴァイオリンの音を補佐するには、中岡さんのピアニズムがぴったり
なんですよね。 二へドンは今日、石田様のいつにないサービス精神たっぷりの演奏にジェラシー
を感じましたが、もう1つジェラシーの種がありました。それは、中岡さんの 恋人同士より濃厚な
絡みつく視線よ。その視線が何処に向いているのかと言えば、それは勿論石田様よ!!
石田様もさも当たり前の様に、その視線を受け留めるのよね。
男同士で何やってるの? 2人の音で結ばれた信頼感という壁に阻まれて、二へドンの石田様に
対する恋心は 撥ね返され、撥ね返され・・・・・・・・・・・・ 二へドン、惨敗。 あううう・・・・・・。
やっぱ、石田様に 「 女 」 を武器に迫っても、駄目だと思い知らされました。
彼に 「 好きだ 」 と、言葉で言う程虚しい事は無い。 石田様はヴァイオリン語を話す人なので、
楽器の音で語り掛けないと、分かってくれないのよ。 と言うか、返事もらえないのよ。
だから、二へドンはヴァイオリンの練習を頑張るのよ!!
中岡さんついでに、中岡さんの話題。 5月16日の時、ポケットから白い物が飛び出しているのを
見た方います? 正体はティッシュだったそうです。二へドンは気がつかなかったけれど。
今日はティッシュは見えなかったけれど、右ポケットが もっこりしているのに気がつきました。
多分ポケットティッシュが3つ位入っているっていう感じでした。
ピアニストの方たちって、羽健も中岡さんも、及川さんもそうだけど、ちゃんとハンカチとティッシュを
ポケットに入れてるよね。 近頃の小学生より、ちゃんとしてるよ。 見習いたいよ。
『 情熱のヴァイオリン 』 を弾き始めて、2/3 程、曲が進んだあたり、
中岡さんの伴奏が戸惑った様に左手だけになり、「 ? 」 と思った時 石田様が中岡さんに
何やら囁いて、突然ピアノもヴァイオリンも中断! 「 すみません。 もう1度弾きます。間違えました
。」 会場からは 「 え~!? 」 と 低い驚きの声。 この曲を初めて聴く人には、間違いだった
なんて、分からないのに・・・・・。 二へドンはこの一件で、石田様に惚れ直しました。
何て心が純なんだろう。 二へドンだったら、誤魔化すよ。誤魔化しきれなかったらピアノが間違えた
事にしちゃうよ。 自分の演奏に妥協を許さぬ 「 仕事人・石田! 」 に惚れ惚れ。
しかも、曲は終盤に入っていたから、石田様が1曲余分に弾いてくれたみたいで、とっても嬉しかった
です。 2回目は無事終了。会場からは盛大な拍手の嵐。 皆、石田様の真心に打たれたよね。
中岡さんがマイクを持って、フォロー・トーク。
「 繰り返しの膨らみの所を、ちょっと間違えてしまいまして・・。 でも、もう1回弾く石田さんが
僕、好きですね。 皆さんも1回余分に聞けて良かったんじゃないですか?」
会場はさらに拍手。 二へドンが思った事をそのまんま中岡さんが言ってくれたので、感動!
やっぱり、石田様の咄嗟の判断は共感を呼ぶ爽やかさがありますよね。
石田様だったら、こんなハプニングも大歓迎です!!
引き続き中岡さんが、ピアソラの曲を紹介。「 鮫 」 の紹介の時、オヤジが 「 鮫なんか釣る
のか? 」 と 思い切り不思議そうに声を出したので、苦笑。
石田様の魅力大爆発!! 熱演。熱演。何度聞いても痺れる。石田様のピアソラは!!
石田様の額は汗でびっしょり。演奏後、眼鏡の下に人差し指を入れてしきりに拭っていたから、
汗が目元まで流れていたようです。 最初会場内は、寒い程、冷房が利いていたのよ。
温度を上げる様に頼むつもりで、頼みそびれちゃったのですが、それでも石田様は大汗の熱演!!
中岡さんがまたまた解説。「『バチン』と言う名のレストランで、チキリンと言う花売りの少年が花を売る。が、花は1つも売れない。この曲には詩がついているので、今日は皆さんに雰囲気だけ楽しんで
いただきたいと思います。あくまでも、雰囲気だけですよ。」
そして、演奏と中岡さんのスペイン語の朗読が始まりました。 当初、リベルタで、中岡さんが
朗読をやり始めた時は 「 なんちゃってスペイン語 」 なんて自分で言ってましたが、なかなか
どうして堂に入った発音ですよね。 二へドンの所の読み聞かせグループでスカウトしたい位。
そして、最後の『 ル・グラン・タンゴ 』 の説明を中岡さんがして、石田様が熱演 X 10。
係りの人が花束を2人に渡す。その後握手。二へドン3度ジェラシー。
アンコールは 『 ラ・クンパルシータ 』。 これにはお客さんが喜んだ、喜んだ!!
2曲目は『 誰も寝てはならぬ 』。 これもお客が熱狂。オヤジ達が叫ぶ。叫ぶ。
「 ブラボー! 」 「 ブラボー!」 「 ぶらぼー! 」
3曲目は 「 リベルタンゴ 」。 あ~あ、やっちゃった。全国各地で「 リベルタンゴ 」で乙女たちの
ハートをゲッチュしているのに、またまた野木でもやっちゃった。 あ~あ。
石田様。日本征服を目論んでいるのですか、貴方は!!!
終演が21:07。 駅まで1.2キロ。大船までの終電が21:25。 間に合いそうだったので、
サイン会の様子は見ずに会場を後にした。水田では蛙の大合唱だった。
少し走ったが、終電に間に合い、野宿はしなくて済んだ。
帰りの電車の中で二へドンは腑抜け状態。又、石田様の新しい一面を見てしまった。
地方への追っかけ、いいかも!! にやり。
石 田 泰 尚 ヴ ァ イ オ リ ン ・ リ サ イ タ ル
日時 : 2007年5月28日(月) 開場 18:30 開演 19:00
会場 : 野木エニスホール 小ホール
料金 : 会員外 ¥4,000.-
出演 : 石田泰尚様 ーヴァイオリン
中岡 太志 - ピアノ
演目 : ファリャ ( コハンスキ 編曲 ) / スペイン民謡組曲
・ ムーア人の織物 ・ ナナ ・ 歌 ・ ポロ
・ アストゥリアーナ ・ ホタ
クライスラー / 美しきロスマリン
愛の悲しみ
愛の喜び
マスネ / タイスの瞑想曲
ジョン・ウィリアムズ / 『 シンドラーのリスト 』 のテーマ
ガーシュウィン ( ハイフェッツ編 ) / サマータイム
そんなことはどうでもいいさ
3つの前奏曲
~ 休 憩 ~
渡辺雄一 / Peace
懐かしい浜辺
情熱のヴァイオリン
ピアソラ / 忘却 ( オブリビオン )
鮫
チキリン・デ・バチン
ル・グラン・タンゴ
アンコール : 1.ロドリゲス / ラ・クンパルシータ
2.プッチーニ / 誰も寝てはならぬ
3.ピアソラ / リベルタンゴ
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小ホール入り口付近を伺いながら、2階のラウンジでブログ記事作成に余念が無い二へドン。
周囲の水田を見渡しながら、今、石田~りんは何処で何をしているのかと想いを馳せる。
ホールの周辺は見事な水田。
野木エニスホールのホームページに載っているホール外観の写真は、田植え前に撮影されたもので、水を張った水田が湖の様に見える。 実際は水田なんですよお。 二へドンがその事実を
暴露してしまった。写真では分かりにくいけれど、遠くに見える建物がエニスホールです。
ガラス張りの壁から、仕切りに小ホール入り口を気にするが、人々が並ぶ気配は無い。
時刻は18:10。 首都圏では有り得ない。 石田様リサイタルで自由席なのに、開場20分前に
誰も並ばない!? 業を煮やした二へドンは階下に降りてみる。
まさか、日付を間違えた? いえいえ、さっき受付横のホワイトボードにちゃんと 「 石田泰尚
リサイタル 」 って書かれているのを見たもん。
ガラス扉の向こうには 6人のスタッフの女性達が 揃いのピンクのジャンパーを着てスタンバイ。
女性2人組が入り口近くのソファーに座っている。手にチケットを持っているから、明らかに開場待ち
のお客だ。 彼女達を差し置いて、二へドンが入り口前に立つ訳には行かないので、彼女たちの隣の
ソファーに腰を下ろす。 待つ。 只ひたすら待つ。ちょぼちょぼと 人がやって来る。
皆、思い思いに空いているソファーや椅子に腰をかけて行く。
二へドンは周囲に 「 あたしは3番目なんだから、抜かしたら承知しない! 」という殺意にも似た
凶暴な意思を瞳に宿し、周囲をねめつける。
並ぼうよ。 ちゃんと 並ぼうよ。 こういう時は最初に来た人が、責任取って、最初に並ぼうよ!
でも、二へドンは、正規の会員では無い、という負い目がある為、強気の行動が取れない。
待つ。 とにかく待つ。
スタッフが立ち上がると、扉が開かれた。 後から来た人が最初に扉を潜った。
「 ! 」 正直者が馬鹿を見るのか!? 最初の2人組はまだソファーの上で愚図愚図している。
もう駄目だ!! 二へドンは小走りに入り口に向かい、順番もへったくれも無く、入り口を突破!
するはずだったが、会員外のチケットにはミシン目が無く、チケットを受け取った係りの人が
「 これどうするの? 」 なんて聞いている。 会員達が お当番で手伝っているので、文句も
言えない。 鋏で切ったはいいが、回収する方を二へドンに渡して、取替え様としても、分かって
くれない。 そうこうしている間に、もう一方の列から どんどん人が中に入って行く。
ああああああ!!! 15:30 から野木に着いていたのに!! 17:00から ここの2階に
いたのに!! 涙目になりながら、ようやく客席に入る。
「 え? 」 二へドンは一瞬立ち竦む。 目の前に広がる光景は、首都圏の石田様コンサートでは
有り得ない物であった。 先に入った人々は、後ろの席から座って行く!!
小ホールは可動式の移動席がMAX 280席。 でも今日は8列位しか無かったぞ。
一番後ろと言っても、県民ホールの一番後ろとは全然違う。こんな小さなホールでは、
音的に、そんな違いがあるとは思えないから、天下の石田様を 最前列で目の保養にしようとは
思わないのかね? 二へドンはのろのろと 最前列の、中央より右側に座る。
チラッと背後に目をやると、後ろの人々の目がこう語っていた。
「 あんら、姉ちゃん、どしてそんな一番前に座るんだあ? コンサートと言ったら、後ろがいいっぺ
よ~。 」 と。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。二へドンは心の中で反論した。
「 あのね。 石田様は今、超人気のヴァイオリニストなんだから。 コンサートチケットが売り切れて
も誰も驚かないのよ~! 実際 6月3日の東京文化会館と、6月15日の相模大野のりベルタは
もうチケット完売してるんだから! そんな偉大な素敵な石田様にかぶりつかないなんて、後で
後悔しても遅いよ!! 」
18:40 になっても、最前列は二へドン1人。
いつもの追っかけメンバーがいないと寂しい。 二へドン1人では、追っかけ魂が不完全燃焼!!
やっぱ 「 私たちの 」 石田様意識が欲しいよ。
あまりの孤独に耐えかね、ホワイエに出て、マーたんさんに SOSメールを送る。
開演前に8割方の席が埋まった。 最後に来た女性2人組が、2人並んで座れる中央の席が最前列だけだったので、厭そうな顔で、二へドンより2~3席あけて座る。
「 ちょっと、ちょっと、貴女達!! 首都圏だったら、そこはプレミアム席よ!もっと嬉しそうに
座ってよ。 今から二へドンの彼氏が目の前で演奏してくれるのよ! 」
さあ、石田様の登場です。
「 ! 」な、何と!!! どうしても、5月16日のチャリティ・コンサートの時と比べてしまうんだけど
決して客席の方を見ようとしないで、舞台の背面に顔を向けたまま出てくる、『 あの 』 石田様が
普通に客席に顔を向けて出て来た!! すごい画期的な事ではないですか?
もちろん 続く中岡さんは爽やかスマイルで控え目に登場。
2人共、衣装は16日と全く同じ。ネクタイも同じ。下着は・・・・・・・いやあね、そんなのチェックできる訳無いじゃないの! しようとしたら、又、職務質問だよ!!
1つ違っていたのは、石田様の髪の色。 茶髪でも無い。 金髪でも無い。 て、言うと・・・・?
はい、「黄色」でした。三輪明宏さんの弟ですか?と言う位の見事な黄色でございます。
二へドンの後ろの席のおばちゃんが声を出す。 「 外人さん? 」 うぷぷぷぷ。これには大受け。
「 石田泰尚 」 って言う名前の外人さんはいないよ、普通。
MC無しに、いきなり 「 スペイン民謡組曲 」 の演奏が始まる。 これに二へドン雷に打たれました。だって、だって、この曲、同じ石田様&中岡ペアで約2週間前に聞いたばかりじゃない。
なのに、なのに、全然違う!! 小ホールの2階部分はコンクリート打ち放しになっていて、
「 石のホール 」 という感じです。 そこに、石田様のヴァイオリンからは 「 木 」 の温もりの
音色が・・・・・・。 石田様のヴァイオリンから、こんなに強烈に「木」の香りを嗅いだのは初めて。
「ムーア人の織物」で、最初にわざと擦れる様な音を出すじゃないですか。そこで擦り過ぎて、
1音出し損なったのは、見逃してあげる。 もう二へドンに取っては、石田様の全てがルールブック
だから。 最初からそういう曲なんだよ、知らないの?
石田様は、次の「ナナ」位まで、肩に力が入っていたみたい。
石田様の演奏は初めて聴く人が多い会場で、「 オレ様の演奏を聞け!」という意気込みがヒシヒシ
と伝わって来ます。 いつもより慎重に楽譜をしっかり見ながら弾いています。
ふふ。二へドンの読みは当たった。 石田様のまん前では無く、右にずれて座ったのには理由が
ある。 石田様が楽譜を見ると、彼の顔の正面は二へドンとお見合いなんだよお!
え? 石田様は楽譜しか見ていない? いいの、いいの。彼の視界の隅にさえ入っていれば、彼の
潜在意識の中に刷り込まれるのは必至!! 石田~リン、気が付いた時には、二へドンに恋を
しているかも?
中岡さんのピアノの音も丸いのよ。同じ曲を同じ人が演奏しているのに、何故2週間前とこんなに
違う? 「 民謡組曲 」 を聞きながら考えた。分かった! 周囲が水田だからだ。
楽器って生き物だから、スモッグや騒音の都会の中より、自然の中の方が喜ぶはず。
ホールの周囲が水田って、悪い事じゃ無い! 寧ろ音の為には必要な物なんだ!!
楽器だけじゃないです。石田様の顔色も凄く良いです。血色が良いの。お酒で顔が赤らんでいる
のとも違う。つやつやしていて、おでこまで光り輝いているみたい。
時々石田様って、蒼白い顔して演奏している事あるじゃないですか。そんなのを見ちゃうと
「 ああ、石田様。仕事し過ぎだよ。いっぱい演奏を聴けるのは、ファンは嬉しいけど、演り過ぎは
身体壊すよ。 」 って心配になっちゃうのです。
石田様、どうぞ身体にだけは、気をつけて これからも乙女達をドキドキさせて下さいませ!
石田様から「木」の香りをもらいながら、「 民謡組曲 」のイメージも嫌が応にも湧き上がる。
スペインの強い日差しを遮ってくれる柔らかい黄緑色の新緑の森の中で、人々が歌い、踊り、
食べ、飲み、今のこの瞬間を謳歌している。恋人達も甘いひと時を満喫するが、よく見ると、
男は泰尚君で、女は二へドンちゃんじゃありませんか!! いや~ん。1曲目からそうきちゃったのね。 二へドンの右側の1列目は全部空き。 左は2席空き。二へドンの視界には石田様と中岡さん
しか入らないのよ。 こんな有り得ないシチュエーションで、二へドンの妄想スイッチ入りまくり。
語って! 語って! 愛を語って、ダーリン! 二へドンの答えは1つしかないから。
「 はい、お受け致します。」 ぽ~~~~~。うっとり。
あうう~!! 視界には石田様だけ~!! 石田様を1人占め~!!
良かった。良かった。野木まで来て良かった。 1曲目で感涙。
古河労音の会員の方々に懺悔をします。御免なさい。 二へドン来る前は、会場の雰囲気は
温泉場の大宴会場みたいなのかな?って思っちゃってました。
ところが、ところが、大間違い。マナーは首都圏のコンサートホールより良かったの。
そりゃ、そうだよね。 だって、首都圏に比べたら、コンサートの本数は少ないんだもん。
そんな中で自分達で会を運営して、音楽を聴こうって程、音楽が好きな人達なんだよね。
全身を耳にして石田様の演奏を聴いてくれています。
客席の、底なし沼の様な余りの静けさに、首都圏の大きなホールの「ざわざわ」を思い出して
1人恥ずかしくなってしまいました。 どうして、演奏中に寝るの? どうして演奏中に喋るの?
どうして演奏中に物を落とすの? 集中力が無いと言うか、聴く気が無いと言うか・・・・・・。
エニスホールに集まった人達の様に聞いてくれたら、演奏家も嬉しいでしょう。
「 よっしゃあ! 」 とやる気が出るでしょう。
次のクライスラー3曲も、石田様は1小節1小節、絹織物を織り上げる様に丹念に音を積み上げて
行きます。 二へドンちょっとジェラシー。 横浜で演奏する時だって、こんな風に演奏してくれたって
いいじゃん!! 野木の人にサービスし過ぎじゃん?
ああ、「 愛の喜び 」かあ・・・・。9日前はこの曲を及川さんがピアノでドカーンと演ってくれたんだったなあ・・・・。 石田様の演奏は特に甘い。 ちょっとちょっと、野木の乙女達を全員恋人にしようとでも
いうの? ちょっと気持ち込めすぎ!! 会場の全ての人々が石田様の演奏を「 凄い 」「上手い 」
「 気に入った 」 と思ってくれているのが、二へドンの背中が分かっちゃったから、少し複雑。
新しいファンを開拓するのは、演奏家冥利につきるのでしょうが、前からのファンとしては、
「 私だけの石田様 」 でいて欲しいのも、正直な気持ち。
ああ、でも、石田様の演奏会で、こんなにジェラシーかき立てられたのも初めてだなあ。
何か今日は、今まで使った事の無い心のパーツを刺激されるなあ。
マスネの「 タイスの瞑想曲 」が終わると、会場からは、桃色のため息が洩れる。
あ~あ、皆、石田様のファンになっちゃった・・・・。 あ~あ、二へドンは紫の複雑なため息を洩らす。
ここで、中岡さんのMC。
「 石田さんを初めて聴く方はどの位います? 」と質問すると、8割位の人々が手を上げた。
でも、TVで見た事があるという人はどちらに入るのか不明。
「 彼の風貌に驚いた方もいるでしょう。 彼は今、超人気のヴァイオリニストなんですよ。
今日は古河労音さんのお招きで演奏会をする事ができました。
彼は喋りがちょっと苦手なので、私がメインに喋っていきます。今までの5曲はクラシックの
曲だったのですが、ここからは、映画音楽やジャズ等、様々なジャンルの音楽を聴いて
頂こうと思います。 」
そして、「 シンドラーのリスト 」。 石田様の「シンドラー」が好き!と言うファンは多いのですが、
今日のは 心臓を鷲摑みにされる様な 甘くて切なくて悲しくて美しくて 初恋を10回体験したって
こんなに胸がキュンとしないでしょ!と言う位、来た。 ( 10回体験したら初恋じゃないし・ 笑 )
途中で二へドンは立ち上がって 「 もう やめて! お願いだから そんな風にしないで! 」と
叫びたい衝動に駆られる位に 来た!! 心臓に悪い。 石田様初体験の人々には刺激強過ぎ
だよ。 演奏後、オヤジが叫ぶ。 「 ぶらぼー!! 」 ほらね。 オヤジも石田様を気に入っちゃった。
再び中岡さんのMC。
「 次は映画『 ポーギーとべス 』 から、『 サマータイム 』 と 『そんなことはどうでもいいさ』
を演奏します。」
サマータイムは最近二へドンも自分でヴァイオリンで弾くので、自分と比較しちゃうのですが、
石田様の「 サマータイム 」 は美し過ぎ! 何であんな透明な音が出るの? こちらのため息
まで、透明になっちゃいそうだよ。
「 そんなことはどうでもいいさ 」 はコミカルに、飄々と。 石田様って、どうして曲本来の持ち味
を生かして演奏出きるのだろう? 彼を料理人に例えるなら、和食の板前だね。素材を生かせる。
ソースで誤魔化す様な事は決してしない。 こんな所にも、「 男 」 石田の心意気が垣間見えま
すね。
3度目の中岡さんのMC。 「 3つの前奏曲 」はジャズ、ブルース、ラテンの3曲から成っている
との説明を。 3つの曲を演奏すると言う事を力説しておりました。5月16日に1曲目で拍手した人が
いたから? でもね、1曲だけで盛り上がっちゃうから、思わず拍手しちゃう気持ちも分かるよね。
今日も、あれだけ中岡さんが注意したにも関わらず、1曲目で拍手出ちゃいました。ははは・・。
二へドンが演奏中の石田様をじっと見詰めていても、石田様はポーカーフェースですわ。
二へドンに気づいているのか、おらぬのか、全然判断つきません。ところが、中岡さんのMCの間は
中岡さんの方を見るんですよ、二へドンは。 すると、その時だけ石田様が二へドンの方を見る
んです! もう心臓バクバク。 いや、妄想なんかじゃないですよ。 最前列は二へドンを入れて
5人しか座っていなかったのですから。 あの視線の先は二へドンしかいない訳でして・・・・。
「 今日は会員限定のはずなのに、何故あいつが・・・・? 」 とか思っていたのかもね・・・。
いきなり石田様の方に視線を移すなんて、意地悪は、二へドンしません。 視線に気がつかない
振りをしてずっと 中岡さんの方に顔を向けていました。 ああ、二へドンの目が複眼であったなら。
石田様の視線もしっかりキャッチできたのに・・・・・・。
第1部は終了しました。二へドンは大満足致しました。しかし それ以上に他の石田様は初めて
という人々が石田様に惚れこんでしまったのでした。あ~あ。 またファンが増えちゃった。
古河労音さんは、演奏会だけでは無く、バスを仕立ててハイキングみたいな企画もやっているので、
今度は絶対「横浜観光&石田様コンサートの旅」 みたいな企画が出てくると思うよ。
映画 「 蜂蜜とクローバー 」 のキャッチコピーが、「 人が恋に落ちる瞬間を見た 」 でしたが、
二へドンはエニスホールで、大勢の人達が 「 石田様ファンになる瞬間 」 を見てしまいました。
それは、本当に瞬間の出来事なのです。 五大雄介君が、仮面ライダークウガに変身するよりも
短い時間です。 気がついた時には・・・・・・・。
休憩の間、ホール内は声高に石田様を褒め称える声の嵐。 二へドンは自分の彼氏が褒められてる
のは嬉しいけれど、あまりにも大勢の人の賞賛がちょっと恥ずかしかったので、ロビーで火照った
頬を冷やす。今回チケットを送ってくれた小倉さんにお礼を言いたかったけれど、まだ何やら
スタッフ達は忙しそうにしているので、声を掛けそびれている内に時間が来た。
第2部は、中岡さんが石田様に何か囁いた。 すると即座に石田様がピアノの上のマイクを取った。
「 こんばんは。」 あら、いつもの 「 え~~~~~~ 」 は今日はしないの?
あれは、常連向けのお約束なのかな?
「 第2部はまず、渡辺雄一の曲を3曲演奏します。 僕は今までにアルバムを3枚出していて、
全部渡辺雄一のプロデュースです。 この人はピアニスト兼作曲家です。今日はこのCDも
販売しますんで、え~、何でしたら・・・・・・・・・・・何して下さい。 」
会場は大爆笑。
「 では、曲の紹介ですが、最初の『 Peace 』 は、ま、平和・・・・・・平和な感じで・・・・。」
会場は大爆笑。
「 あ、これは、無伴奏で、ピアノ無しで弾きます。 次が 『 懐かしい浜辺 』 です。 これは、
まあ、 懐かしい・・・・・・・・・・浜辺みたいな。」 会場はさらに爆笑の渦。
「 あ! これは、 『 いぬの映画 』 という映画の挿入曲にもなりました。」
会場からは 「 ほ~! 」 「 へ~!! 」 「 ふ~ん・・・・」 と感慨仕切り。 皆さん、すっかり
石田様教の信者となっております。
「 次が 『 情熱のヴァイオリン 』 で、これは、まあ・・・・・ 」
ここまで来ると、客の方がオチを予測して 早くも笑いの予感が会場中に漲っている。
「 情熱的な 」 どははははは! 会場は、待ってましたと 大爆笑。
やっぱ、石田様初体験の人々にも笑えるよね、このトーク。
『 Peace 』 は、CD録音よりも、弓のストロークが短くて早かった!? 二へドンはもっと
しつこい位たっぷり弾いてくれても 好きだけど・・・・・。
『 懐かしい浜辺 』 は、石田~リンも もちろん良いし、中岡さんのピアノが、海の光を反射する
キラキラ感があって、秀逸だった。 渡辺雄一さん本人の演奏より 曲の雰囲気を掴んでいると
思った。 まあ、石田様のヴァイオリンの音を補佐するには、中岡さんのピアニズムがぴったり
なんですよね。 二へドンは今日、石田様のいつにないサービス精神たっぷりの演奏にジェラシー
を感じましたが、もう1つジェラシーの種がありました。それは、中岡さんの 恋人同士より濃厚な
絡みつく視線よ。その視線が何処に向いているのかと言えば、それは勿論石田様よ!!
石田様もさも当たり前の様に、その視線を受け留めるのよね。
男同士で何やってるの? 2人の音で結ばれた信頼感という壁に阻まれて、二へドンの石田様に
対する恋心は 撥ね返され、撥ね返され・・・・・・・・・・・・ 二へドン、惨敗。 あううう・・・・・・。
やっぱ、石田様に 「 女 」 を武器に迫っても、駄目だと思い知らされました。
彼に 「 好きだ 」 と、言葉で言う程虚しい事は無い。 石田様はヴァイオリン語を話す人なので、
楽器の音で語り掛けないと、分かってくれないのよ。 と言うか、返事もらえないのよ。
だから、二へドンはヴァイオリンの練習を頑張るのよ!!
中岡さんついでに、中岡さんの話題。 5月16日の時、ポケットから白い物が飛び出しているのを
見た方います? 正体はティッシュだったそうです。二へドンは気がつかなかったけれど。
今日はティッシュは見えなかったけれど、右ポケットが もっこりしているのに気がつきました。
多分ポケットティッシュが3つ位入っているっていう感じでした。
ピアニストの方たちって、羽健も中岡さんも、及川さんもそうだけど、ちゃんとハンカチとティッシュを
ポケットに入れてるよね。 近頃の小学生より、ちゃんとしてるよ。 見習いたいよ。
『 情熱のヴァイオリン 』 を弾き始めて、2/3 程、曲が進んだあたり、
中岡さんの伴奏が戸惑った様に左手だけになり、「 ? 」 と思った時 石田様が中岡さんに
何やら囁いて、突然ピアノもヴァイオリンも中断! 「 すみません。 もう1度弾きます。間違えました
。」 会場からは 「 え~!? 」 と 低い驚きの声。 この曲を初めて聴く人には、間違いだった
なんて、分からないのに・・・・・。 二へドンはこの一件で、石田様に惚れ直しました。
何て心が純なんだろう。 二へドンだったら、誤魔化すよ。誤魔化しきれなかったらピアノが間違えた
事にしちゃうよ。 自分の演奏に妥協を許さぬ 「 仕事人・石田! 」 に惚れ惚れ。
しかも、曲は終盤に入っていたから、石田様が1曲余分に弾いてくれたみたいで、とっても嬉しかった
です。 2回目は無事終了。会場からは盛大な拍手の嵐。 皆、石田様の真心に打たれたよね。
中岡さんがマイクを持って、フォロー・トーク。
「 繰り返しの膨らみの所を、ちょっと間違えてしまいまして・・。 でも、もう1回弾く石田さんが
僕、好きですね。 皆さんも1回余分に聞けて良かったんじゃないですか?」
会場はさらに拍手。 二へドンが思った事をそのまんま中岡さんが言ってくれたので、感動!
やっぱり、石田様の咄嗟の判断は共感を呼ぶ爽やかさがありますよね。
石田様だったら、こんなハプニングも大歓迎です!!
引き続き中岡さんが、ピアソラの曲を紹介。「 鮫 」 の紹介の時、オヤジが 「 鮫なんか釣る
のか? 」 と 思い切り不思議そうに声を出したので、苦笑。
石田様の魅力大爆発!! 熱演。熱演。何度聞いても痺れる。石田様のピアソラは!!
石田様の額は汗でびっしょり。演奏後、眼鏡の下に人差し指を入れてしきりに拭っていたから、
汗が目元まで流れていたようです。 最初会場内は、寒い程、冷房が利いていたのよ。
温度を上げる様に頼むつもりで、頼みそびれちゃったのですが、それでも石田様は大汗の熱演!!
中岡さんがまたまた解説。「『バチン』と言う名のレストランで、チキリンと言う花売りの少年が花を売る。が、花は1つも売れない。この曲には詩がついているので、今日は皆さんに雰囲気だけ楽しんで
いただきたいと思います。あくまでも、雰囲気だけですよ。」
そして、演奏と中岡さんのスペイン語の朗読が始まりました。 当初、リベルタで、中岡さんが
朗読をやり始めた時は 「 なんちゃってスペイン語 」 なんて自分で言ってましたが、なかなか
どうして堂に入った発音ですよね。 二へドンの所の読み聞かせグループでスカウトしたい位。
そして、最後の『 ル・グラン・タンゴ 』 の説明を中岡さんがして、石田様が熱演 X 10。
係りの人が花束を2人に渡す。その後握手。二へドン3度ジェラシー。
アンコールは 『 ラ・クンパルシータ 』。 これにはお客さんが喜んだ、喜んだ!!
2曲目は『 誰も寝てはならぬ 』。 これもお客が熱狂。オヤジ達が叫ぶ。叫ぶ。
「 ブラボー! 」 「 ブラボー!」 「 ぶらぼー! 」
3曲目は 「 リベルタンゴ 」。 あ~あ、やっちゃった。全国各地で「 リベルタンゴ 」で乙女たちの
ハートをゲッチュしているのに、またまた野木でもやっちゃった。 あ~あ。
石田様。日本征服を目論んでいるのですか、貴方は!!!
終演が21:07。 駅まで1.2キロ。大船までの終電が21:25。 間に合いそうだったので、
サイン会の様子は見ずに会場を後にした。水田では蛙の大合唱だった。
少し走ったが、終電に間に合い、野宿はしなくて済んだ。
帰りの電車の中で二へドンは腑抜け状態。又、石田様の新しい一面を見てしまった。
地方への追っかけ、いいかも!! にやり。
2007年05月31日
5月30日の石田泰尚様 公開練習の模様
ちょっと前振り・・・・・・・・・・ 昨夜、28日の石田様リサイタルの模様を書いておりました。
3時間以上を費やす大長編スペクタクルになりましたが、PCの不具合に
より、全て消去されてしまいました。 PCのエキスパートでない己を呪う。
ショックの余り、午前中いっぱい仮死状態でした。
再挑戦はいつになるか、二へドンの体力・気力次第です。お待ちを!!
仮死状態から己に鞭打って、午後からアートホールの公開練習に行って参りました。
ちゃんと、彼らのお昼休みにぶつからない様に、13:30過ぎにアートホールに着く様に出かけて
行きました。 アートホールへの途中で、長椅子に腰掛けてお弁当を食べている女性達の姿が
見えました。 あ、やばい! お昼休みズレ込んでる!
小心者の二へドンが休憩中の楽員達の間を通って、
「 あ、ど~も! 追っかけ街道驀進中の二へドンです。いつもブログに変な事書いちゃってすみませ ん。 」なんて言いながら 見学ギャラリーに行ける訳無いですよ!!
二へドン、180度Uターン。 ( 思いっきり怪しい ) 暫く、付近の団地の敷地内を徘徊。
この団地ときたら、スーパーの1つも無いから、時間が潰せない!! 20分程徘徊した後、
アートホール内が見える植え込みの陰から中の様子を伺う。 ( 思いっきりストーカー風 )
まだ、うじゃうじゃ人影が見える。 近くのコンビ二で買った缶コーヒーを飲みながら、暫し待つ。
時刻は14:20。 もうこれ以上待てない!!
二ヘドンは決死の覚悟で突入!! あ! 人影は撮影の人達だった。片付け作業で、ウロウロして
いたらしい。 機材を台車に乗せて、撤収する所だった。 神奈川フィルの事務局スタッフもウロウロ
しているが、知るか! もう二へドンは見学ギャラリーへ突入あるのみ。
扉を開けると、5名程いた。 ギャラリー内には 「 真剣 」 ムードが漂っている。 熱心なファン
多いよねえ~。 平日の昼間だよ。 只今 ベートーヴェンの交響曲第1番を演奏中。
おお! 石田様!! 石田様です!!!
大きなロゴがプリントされた白いTシャツに、白いズボン。腰には黒のトレーナーを巻いています。
夏だね~。 爽やかだねえ。 いよ! Summer Boy!!
外が雨のせいか、オケの音もしっとり。 厚みとメリハリで、途中参加の二へドンも、あっという間にシュナイトワールドに引き込まれました。 2nd の小宮氏とチェロの山本氏の両氏が赤いシャツを
お召し。 石田様の真っ白と好対照。 今日は「 紅白弦合戦 」 なのかな?
石田様は怖い位にノリノリ。弓を動かす右ひじと手首が、初心者二へドンには真似の出来ない
滑らかさで動いている。この地球上には空気抵抗なんて無い!と言わんばかりの動き。
野木でも爆発してくれた石田様ですが、今日も絶好調!! 油のっちゃってますって感じ。
いいなあ。いいなあ。石田様の本番を見られる皆様が羨ましい・・・・。二へドンは仕方なく今日の
この練習風景を目に焼き付けておきます。
「 べト1 」 の聴き所は、もちろん ノリノリ石田様ではあるのですが、もう1つチェロの山本氏!
今日はチェロの存在感が滅茶滅茶凄かったのです。 だって、この曲って、そんなにチェロが重要な
パートを占める曲じゃないよね? 何故今日はチェロに存在感が?
10分程休憩が入りました。 石田様はペットボトルの水を飲む。彼は大体、水か、スポーツドリンク
ですね。緑茶とかウーロン茶系はあまり飲んでいる所を見た事が無い。あ、コーヒーを飲んでいる
所も見た事無いです。ビールもあまり好きじゃないみたいですね。手渡された缶ビールを儀礼的に
1口、2口飲んでいる所は見た事ありますが・・・・・。もし、皆様の家に突然石田様が遊びに行った
時の参考にしてみて下さい。一旦ホールの外に出る石田様。その時、見学ギャラリーを確かめる
様に仕切りに顔を向けて行った。 ? 最近、見学ギャラリーにアピールするかの様な素振りが多い
のは何故? 二へドンは個人的に嬉しいけど・・・・・。
休憩時間は思ったより短い。今日のシュナイトさんは比較的マイルド。 彼は練習の時にベージュの
ジャンパーを着ています。 ゴルフをする親父みたいなんですけど・・・。 二へドン的には、シュナイト
さんにはハイビスカス柄のピンクのアロハシャツとか来てもらいたいんです。絶対可愛いよ!
着ぐるみも似合うはず! 外人キャラを生かして、もっとファッションも遊んで欲しいよね。
二へドン、彼のスタイリストに立候補しようかな?
今日の1プルトの裏は、執行さんだと思うのですが、何しろ二へドンは危険な程視力が悪い。
人の名前を覚えるのが苦手なんですが、それは頭が悪いのは勿論、顔が見えてないので、名前と
顔が一致し難いのです、きっと。6月2日の本番に行かれる方はチェックしてみて下さい。
休憩後、ストラヴィンスキーの「 プルチネルラ 」へ。 ラッキー!! 今日の二へドンの見学時間
は短いのに、2曲聴けちゃう!! これは本番に行かれる方、ボーっとしていてはいけませんよ!
コンマスソロが随所に出てきますよ~!! これは、かぶりつき席がお勧めですよ!!
1949年版と、ほとんど現代音楽です。 これが好きか嫌いかは、人好き好きでしょうが、石田様は
最高です!! 左足の上がり具合が半端じゃないですもん。 そんなにノルか!!
石田様はきっとコサックダンスも上手に躍れます。 あの左足の上げ方からすると! 右ももと
同じ高さまで 上がっちゃうんですよ! サッカーのりフティングも上手いかも・・・・。
今日はシュナイトさんの 「 しごき 」 が余り出て無いので、石田様は超リラックス。
その内、足を組んで演奏し始めちゃった。 これは本番では見られませんよ~。
石田様印の足組み奏法なんちゃって。
ただ、2nd の小宮氏には、1小節部分だけ、ボウイングの指導が数度入っちゃって、初心者の二へドンじゃないんだから、勘弁してくれって、見てるこちらの方が胸にこたえた・・・。
4トップソロもあるし、フルートと石田様ソロとの掛け合いもあるし、これはなかなか面白いプログラム
です。 本番に行かれる方、いいなあ、いいなあ。 二へドンの分も楽しんで来て下さいね!
ただ木管組が、今日の段階ではイマイチの音だった。雨が降っていたから? 雨だと駄目なの?
本番に行かれる方、この辺のチェックも宜しくね!!
3時間以上を費やす大長編スペクタクルになりましたが、PCの不具合に
より、全て消去されてしまいました。 PCのエキスパートでない己を呪う。
ショックの余り、午前中いっぱい仮死状態でした。
再挑戦はいつになるか、二へドンの体力・気力次第です。お待ちを!!
仮死状態から己に鞭打って、午後からアートホールの公開練習に行って参りました。
ちゃんと、彼らのお昼休みにぶつからない様に、13:30過ぎにアートホールに着く様に出かけて
行きました。 アートホールへの途中で、長椅子に腰掛けてお弁当を食べている女性達の姿が
見えました。 あ、やばい! お昼休みズレ込んでる!
小心者の二へドンが休憩中の楽員達の間を通って、
「 あ、ど~も! 追っかけ街道驀進中の二へドンです。いつもブログに変な事書いちゃってすみませ ん。 」なんて言いながら 見学ギャラリーに行ける訳無いですよ!!
二へドン、180度Uターン。 ( 思いっきり怪しい ) 暫く、付近の団地の敷地内を徘徊。
この団地ときたら、スーパーの1つも無いから、時間が潰せない!! 20分程徘徊した後、
アートホール内が見える植え込みの陰から中の様子を伺う。 ( 思いっきりストーカー風 )
まだ、うじゃうじゃ人影が見える。 近くのコンビ二で買った缶コーヒーを飲みながら、暫し待つ。
時刻は14:20。 もうこれ以上待てない!!
二ヘドンは決死の覚悟で突入!! あ! 人影は撮影の人達だった。片付け作業で、ウロウロして
いたらしい。 機材を台車に乗せて、撤収する所だった。 神奈川フィルの事務局スタッフもウロウロ
しているが、知るか! もう二へドンは見学ギャラリーへ突入あるのみ。
扉を開けると、5名程いた。 ギャラリー内には 「 真剣 」 ムードが漂っている。 熱心なファン
多いよねえ~。 平日の昼間だよ。 只今 ベートーヴェンの交響曲第1番を演奏中。
おお! 石田様!! 石田様です!!!
大きなロゴがプリントされた白いTシャツに、白いズボン。腰には黒のトレーナーを巻いています。
夏だね~。 爽やかだねえ。 いよ! Summer Boy!!
外が雨のせいか、オケの音もしっとり。 厚みとメリハリで、途中参加の二へドンも、あっという間にシュナイトワールドに引き込まれました。 2nd の小宮氏とチェロの山本氏の両氏が赤いシャツを
お召し。 石田様の真っ白と好対照。 今日は「 紅白弦合戦 」 なのかな?
石田様は怖い位にノリノリ。弓を動かす右ひじと手首が、初心者二へドンには真似の出来ない
滑らかさで動いている。この地球上には空気抵抗なんて無い!と言わんばかりの動き。
野木でも爆発してくれた石田様ですが、今日も絶好調!! 油のっちゃってますって感じ。
いいなあ。いいなあ。石田様の本番を見られる皆様が羨ましい・・・・。二へドンは仕方なく今日の
この練習風景を目に焼き付けておきます。
「 べト1 」 の聴き所は、もちろん ノリノリ石田様ではあるのですが、もう1つチェロの山本氏!
今日はチェロの存在感が滅茶滅茶凄かったのです。 だって、この曲って、そんなにチェロが重要な
パートを占める曲じゃないよね? 何故今日はチェロに存在感が?
10分程休憩が入りました。 石田様はペットボトルの水を飲む。彼は大体、水か、スポーツドリンク
ですね。緑茶とかウーロン茶系はあまり飲んでいる所を見た事が無い。あ、コーヒーを飲んでいる
所も見た事無いです。ビールもあまり好きじゃないみたいですね。手渡された缶ビールを儀礼的に
1口、2口飲んでいる所は見た事ありますが・・・・・。もし、皆様の家に突然石田様が遊びに行った
時の参考にしてみて下さい。一旦ホールの外に出る石田様。その時、見学ギャラリーを確かめる
様に仕切りに顔を向けて行った。 ? 最近、見学ギャラリーにアピールするかの様な素振りが多い
のは何故? 二へドンは個人的に嬉しいけど・・・・・。
休憩時間は思ったより短い。今日のシュナイトさんは比較的マイルド。 彼は練習の時にベージュの
ジャンパーを着ています。 ゴルフをする親父みたいなんですけど・・・。 二へドン的には、シュナイト
さんにはハイビスカス柄のピンクのアロハシャツとか来てもらいたいんです。絶対可愛いよ!
着ぐるみも似合うはず! 外人キャラを生かして、もっとファッションも遊んで欲しいよね。
二へドン、彼のスタイリストに立候補しようかな?
今日の1プルトの裏は、執行さんだと思うのですが、何しろ二へドンは危険な程視力が悪い。
人の名前を覚えるのが苦手なんですが、それは頭が悪いのは勿論、顔が見えてないので、名前と
顔が一致し難いのです、きっと。6月2日の本番に行かれる方はチェックしてみて下さい。
休憩後、ストラヴィンスキーの「 プルチネルラ 」へ。 ラッキー!! 今日の二へドンの見学時間
は短いのに、2曲聴けちゃう!! これは本番に行かれる方、ボーっとしていてはいけませんよ!
コンマスソロが随所に出てきますよ~!! これは、かぶりつき席がお勧めですよ!!
1949年版と、ほとんど現代音楽です。 これが好きか嫌いかは、人好き好きでしょうが、石田様は
最高です!! 左足の上がり具合が半端じゃないですもん。 そんなにノルか!!
石田様はきっとコサックダンスも上手に躍れます。 あの左足の上げ方からすると! 右ももと
同じ高さまで 上がっちゃうんですよ! サッカーのりフティングも上手いかも・・・・。
今日はシュナイトさんの 「 しごき 」 が余り出て無いので、石田様は超リラックス。
その内、足を組んで演奏し始めちゃった。 これは本番では見られませんよ~。
石田様印の足組み奏法なんちゃって。
ただ、2nd の小宮氏には、1小節部分だけ、ボウイングの指導が数度入っちゃって、初心者の二へドンじゃないんだから、勘弁してくれって、見てるこちらの方が胸にこたえた・・・。
4トップソロもあるし、フルートと石田様ソロとの掛け合いもあるし、これはなかなか面白いプログラム
です。 本番に行かれる方、いいなあ、いいなあ。 二へドンの分も楽しんで来て下さいね!
ただ木管組が、今日の段階ではイマイチの音だった。雨が降っていたから? 雨だと駄目なの?
本番に行かれる方、この辺のチェックも宜しくね!!
Posted by ニヘドン at
00:13
│Comments(10)
2007年05月29日
宇都宮線 各駅停車の旅
2007年5月28日(月)
午前中はヴァイオリンの練習、洗濯、銀行で大金を下ろそうとしたが、預金残高が無いのに気づき
雑誌を読みまくって過ごした。
12:00 家を出る。駅まで、意外に気温の低い風に吹かれながら保土ヶ谷駅まで歩く。
12:30 駅ビルの中の「グルメドール」と言うファミレスで昼食。
電子レンジでチーン!のメニューばかりで、大人のセグレタ女が入る様な店では無い。
( 二へドンは今、セグレタシャンプーの虜です。漢方チックな香りが好き!)
では、何故入ったのか? ドリンクバーが5回無料になるドリンクパスポートをもらって
しまったのである。 こういうサービスは最大限に利用する二へドンである。
ハンバーグ&から揚げランチ ¥609.-也。
13:10 みどりの窓口で野木までの切符を往復で買う。 ¥3,780.-
13:22 保土ヶ谷駅より湘南新宿ライン乗車。
車内は空いており、すぐ好みの端の席に座る。
横浜 13:25 → 新川崎 13:34 → 西大井 13:41 → 大崎 13:44 →
恵比寿 13:48 → 渋谷 13:52 → 新宿 13:56 → 池袋 14:04 →
赤羽 14:12 → 大宮 14:21 → 土呂 14:30 → 東大宮 14:33 →
蓮田 14:37 → 白岡 14:41 → 新白岡 14:44 → 久喜 14:47 →
東鷺宮 14:50 → 栗橋 14:54 → 古河15:00
ツアーコンダクターが天職だと思っている二へドンは、ついつい通過地点と時刻をメモってしまうのが
職業病なんです。
ずっと、住宅が密集している景色で、特に見る物も無い。人間ウォッチングでもするか。電車の路線
って、客層がくっきり分かれるから面白いですよね。同じ横浜と東京都内を結ぶと言っても、東横線
と、京急線では全然違う。阪神と阪急が違うのと似ている。京急は魚臭い! ハハハ。でも二へドンは人間臭い京急の方が好きだよ。
羽田空港にも行くしね。
新白岡辺りで、やっと水田が現れて来た。1両に15人程度の乗車率。女性は目が濁っているタイプ
が、多いと思っちゃった。偶然? サラリーマンのおじちゃん達も、だらしなく座っている人が多い。
若い兄ちゃんも、20年前のヘアスタイルだろ、それは!という感じの子が多い。
毎日横浜の電車やバスに揺られている二へドンは、異邦人の気分。埼玉で異邦人。
林の中を通過。両サイドの木々の間から、木漏れ日のシャワーを浴びながら電車は走る。
こんな感じの絵は、ジグソーパズルの絵に使えそうだよ。
利根川を越え、余りにもローカルな風景に途方に暮れる。
時間を潰す喫茶店はあるかしら?
おお! 古賀駅の手前で、保土ヶ谷より都会の町並みが、砂漠のオアシスの様に突然現れた。
高層マンション、SATY、居酒屋庄や、動物病院・・・・・。駅前の広場には、誰も見ていないのに、
観光アニメを流している大きなスクリーンがある。
ここでなら、たっぷり時間を潰せるでしょう。だって、まだ3:00なのに、もう古河に着いちゃったん
だもーん。 コンサートの開演は7:00だっちゅうのに!
有人改札口で駅員さんに声をかける。「 途中下車でお願いします!」
「 え?あ~、保土ヶ谷からですか? 保土ヶ谷からは、駄目なんですよ。途中下車前途無効なん
ですよ。ここで降りちゃうと、野木まで¥190.-切符を買ってもらわないと・・・・。」
ええ~、そんな馬鹿な!! 自動券売機で買えない切符は、途中下車可能だと思っていたよ!
ショック!! ¥190.-余分に払うなんてイヤだ。じゃあ、このまま野木駅まで行くよ。
あ~あ。古河駅前でお茶したかったなあ。
野木駅が田んぼの中にポツンとある無人駅だったら、どうしてくれるの?
デイ野宿になっちゃうじゃんよ!! 野木・・・・・・。 きっと野原に木が生えていたんだろうなあ。
狸出るのかな? 狐出るのかな?
古河 15:28 → 野木 15:32 ほッ。野木駅周辺は新興住宅地だった。真新しい住宅が立ち並び
さながら住宅展示場の様です。
5分程歩いた所で、野木郵便局へ。息子のキャンプの申込書を出そうと思い入って行く。
封筒を糊付けしようとした、その瞬間、写真を添付し忘れている事に気がついた。
スゴスゴ戻る。田舎の割には大きな郵便局で、局員達が二へドンに注目している中を、スゴスゴ
戻る。 「 ありがとうございましたあ!」 女性局員が爽やかに声を出す。
あ、やめてよ、もう・・・・・。 恥ずかしいぢゃん・・・・・・。
さらにちょっと歩くと、 REO WESTERN CAFE を見つけた。 入る。
外観は確かにウェスタンスタイル。 でも中に入ると、日本の居酒屋風。
テーブルが4卓。カウンターに椅子が5つ。
30歳にはなってないな、という位のチャーミングなショートカットのお姉さんがカウンターの中にいた。
「 ケーキありますか? 」
「 あ・・・いいえ、無いんですよ。甘いものでしたら、あんみつとか、アイスクリームですね。」
「 じゃあ、トーストなんかあります?あと コーヒーで。」
二へドンが入ったと同時におじさんの客が出て行ったので、店内の客は二へドン1人。奥から
ママさんと思しきやや古めのお嬢様が出て来た。仕切りに2人で話を咲かせている。
コーヒーは1人分をサイフォンで淹れてくれているのが嬉しい。
TVでニュースが始まった。
「 大変悲しいニュースをお知らせしなければなりません。」 アナウンサーの声に、ノートPCを
叩いていた二へドンも思わずTVの方に顔を向けた。
松岡農水相の自殺のニュースだった。随分長い時間をかけて報道した後、
「 もう1つ訃報をお知らせしなければなりません。」 とのアナウンサーの声に、再びTVを見る
二へドン。 「 今度は誰?」
ZARDの坂井泉水さん! え~!! すごいびっくり。
松岡農水相は、ちょっと灰色だったけど、坂井さんは、何も悪いことしてないじゃん。何で?
自殺で無い事を祈る。実際、雨の日の階段は危ないんだよ。 二へドンの父も、雨の日のゴミ出しで
濡れている非常階段で滑り、入院する程の骨折を負いましたから。 打ち所が悪いとね・・・・。
二へドンが昔OLだった時、同じ会社の男性が、酔っ払って午前様で帰宅した折、自宅の階段から
転落。そのまま帰らぬ人となりました。酔ってると出血が半端じゃないらしい。
そして、家族は朝まで気づかなかったって言うから・・・・・。 ( 哀 )
余談ですが、坂井さんを偲ぶ会が、6月27日(水)青山葬儀所で行われます。( 東京都港区
南青山2-33-20 ) 問い合わせ: B-Gram Records 03-3479-2371
東京と大阪の献花台は5月31日だそうです。
4:30頃になったら、おやじ連中が4人も入って来て、結構煩くなり、会計を済ませる。
トースト1枚と、ホットで¥750.-。 う~ん、こういう時、大都会の方が安かったりするんだよな。
都会の人口密度の高さに感謝!!
店を出て、エニスホールの方角へ、足を向ける。住宅地の中に、突如、「 ファッションセンター
しまむら 」 が見えた。もちろん入って見る。時間潰しに店内を端から端まで見る。
息子のズボン2本と、Tシャツ1枚、ソックス3足買ってしまった・・・・・。
昨年の大和でのりベルタ・クリスマスコンサートの時も、靴流通センターで靴を2足も買って、
すごい荷物で行っちゃったのよね。 衝動買いの二へドン・・・・・。
これ以上、この店でも時間が潰せなくなり、外に出る。 しまむらからホールまでは、道路沿いに
水田が広がる。まだ田植えが終わって苗も30センチも育ってない若い稲たちが風にそよぐ向こう側
に、エニスホールが見えて来た。 喫茶店の1つでもあるかと思ったが、何も無い。
人の気配も無い。本日の会場である小ホールに、女性が1名入って行くのが見えた。
2階に自動販売機コーナーの表示があったので、行ってみる。 ラウンジがあり、コンセントの
差込口があったので、開場時間までの1時間程をブログの記事作成をする事にする。
ガラス張りなので、1階に人が並び始めたらすぐ分かるので便利。
かくして、この記事の前半は、エニスホールで作成されたのである。
いよいよ、コンサートの模様は、多分、恐らく、想像するに、12時間後位に完成するのか?
いや、24時間以内と言っておこうかな?
乞うご期待!!
午前中はヴァイオリンの練習、洗濯、銀行で大金を下ろそうとしたが、預金残高が無いのに気づき
雑誌を読みまくって過ごした。
12:00 家を出る。駅まで、意外に気温の低い風に吹かれながら保土ヶ谷駅まで歩く。
12:30 駅ビルの中の「グルメドール」と言うファミレスで昼食。
電子レンジでチーン!のメニューばかりで、大人のセグレタ女が入る様な店では無い。
( 二へドンは今、セグレタシャンプーの虜です。漢方チックな香りが好き!)
では、何故入ったのか? ドリンクバーが5回無料になるドリンクパスポートをもらって
しまったのである。 こういうサービスは最大限に利用する二へドンである。
ハンバーグ&から揚げランチ ¥609.-也。
13:10 みどりの窓口で野木までの切符を往復で買う。 ¥3,780.-
13:22 保土ヶ谷駅より湘南新宿ライン乗車。
車内は空いており、すぐ好みの端の席に座る。
横浜 13:25 → 新川崎 13:34 → 西大井 13:41 → 大崎 13:44 →
恵比寿 13:48 → 渋谷 13:52 → 新宿 13:56 → 池袋 14:04 →
赤羽 14:12 → 大宮 14:21 → 土呂 14:30 → 東大宮 14:33 →
蓮田 14:37 → 白岡 14:41 → 新白岡 14:44 → 久喜 14:47 →
東鷺宮 14:50 → 栗橋 14:54 → 古河15:00
ツアーコンダクターが天職だと思っている二へドンは、ついつい通過地点と時刻をメモってしまうのが
職業病なんです。
ずっと、住宅が密集している景色で、特に見る物も無い。人間ウォッチングでもするか。電車の路線
って、客層がくっきり分かれるから面白いですよね。同じ横浜と東京都内を結ぶと言っても、東横線
と、京急線では全然違う。阪神と阪急が違うのと似ている。京急は魚臭い! ハハハ。でも二へドンは人間臭い京急の方が好きだよ。
羽田空港にも行くしね。
新白岡辺りで、やっと水田が現れて来た。1両に15人程度の乗車率。女性は目が濁っているタイプ
が、多いと思っちゃった。偶然? サラリーマンのおじちゃん達も、だらしなく座っている人が多い。
若い兄ちゃんも、20年前のヘアスタイルだろ、それは!という感じの子が多い。
毎日横浜の電車やバスに揺られている二へドンは、異邦人の気分。埼玉で異邦人。
林の中を通過。両サイドの木々の間から、木漏れ日のシャワーを浴びながら電車は走る。
こんな感じの絵は、ジグソーパズルの絵に使えそうだよ。
利根川を越え、余りにもローカルな風景に途方に暮れる。
時間を潰す喫茶店はあるかしら?
おお! 古賀駅の手前で、保土ヶ谷より都会の町並みが、砂漠のオアシスの様に突然現れた。
高層マンション、SATY、居酒屋庄や、動物病院・・・・・。駅前の広場には、誰も見ていないのに、
観光アニメを流している大きなスクリーンがある。
ここでなら、たっぷり時間を潰せるでしょう。だって、まだ3:00なのに、もう古河に着いちゃったん
だもーん。 コンサートの開演は7:00だっちゅうのに!
有人改札口で駅員さんに声をかける。「 途中下車でお願いします!」
「 え?あ~、保土ヶ谷からですか? 保土ヶ谷からは、駄目なんですよ。途中下車前途無効なん
ですよ。ここで降りちゃうと、野木まで¥190.-切符を買ってもらわないと・・・・。」
ええ~、そんな馬鹿な!! 自動券売機で買えない切符は、途中下車可能だと思っていたよ!
ショック!! ¥190.-余分に払うなんてイヤだ。じゃあ、このまま野木駅まで行くよ。
あ~あ。古河駅前でお茶したかったなあ。
野木駅が田んぼの中にポツンとある無人駅だったら、どうしてくれるの?
デイ野宿になっちゃうじゃんよ!! 野木・・・・・・。 きっと野原に木が生えていたんだろうなあ。
狸出るのかな? 狐出るのかな?
古河 15:28 → 野木 15:32 ほッ。野木駅周辺は新興住宅地だった。真新しい住宅が立ち並び
さながら住宅展示場の様です。
5分程歩いた所で、野木郵便局へ。息子のキャンプの申込書を出そうと思い入って行く。
封筒を糊付けしようとした、その瞬間、写真を添付し忘れている事に気がついた。
スゴスゴ戻る。田舎の割には大きな郵便局で、局員達が二へドンに注目している中を、スゴスゴ
戻る。 「 ありがとうございましたあ!」 女性局員が爽やかに声を出す。
あ、やめてよ、もう・・・・・。 恥ずかしいぢゃん・・・・・・。
さらにちょっと歩くと、 REO WESTERN CAFE を見つけた。 入る。
外観は確かにウェスタンスタイル。 でも中に入ると、日本の居酒屋風。
テーブルが4卓。カウンターに椅子が5つ。
30歳にはなってないな、という位のチャーミングなショートカットのお姉さんがカウンターの中にいた。
「 ケーキありますか? 」
「 あ・・・いいえ、無いんですよ。甘いものでしたら、あんみつとか、アイスクリームですね。」
「 じゃあ、トーストなんかあります?あと コーヒーで。」
二へドンが入ったと同時におじさんの客が出て行ったので、店内の客は二へドン1人。奥から
ママさんと思しきやや古めのお嬢様が出て来た。仕切りに2人で話を咲かせている。
コーヒーは1人分をサイフォンで淹れてくれているのが嬉しい。
TVでニュースが始まった。
「 大変悲しいニュースをお知らせしなければなりません。」 アナウンサーの声に、ノートPCを
叩いていた二へドンも思わずTVの方に顔を向けた。
松岡農水相の自殺のニュースだった。随分長い時間をかけて報道した後、
「 もう1つ訃報をお知らせしなければなりません。」 とのアナウンサーの声に、再びTVを見る
二へドン。 「 今度は誰?」
ZARDの坂井泉水さん! え~!! すごいびっくり。
松岡農水相は、ちょっと灰色だったけど、坂井さんは、何も悪いことしてないじゃん。何で?
自殺で無い事を祈る。実際、雨の日の階段は危ないんだよ。 二へドンの父も、雨の日のゴミ出しで
濡れている非常階段で滑り、入院する程の骨折を負いましたから。 打ち所が悪いとね・・・・。
二へドンが昔OLだった時、同じ会社の男性が、酔っ払って午前様で帰宅した折、自宅の階段から
転落。そのまま帰らぬ人となりました。酔ってると出血が半端じゃないらしい。
そして、家族は朝まで気づかなかったって言うから・・・・・。 ( 哀 )
余談ですが、坂井さんを偲ぶ会が、6月27日(水)青山葬儀所で行われます。( 東京都港区
南青山2-33-20 ) 問い合わせ: B-Gram Records 03-3479-2371
東京と大阪の献花台は5月31日だそうです。
4:30頃になったら、おやじ連中が4人も入って来て、結構煩くなり、会計を済ませる。
トースト1枚と、ホットで¥750.-。 う~ん、こういう時、大都会の方が安かったりするんだよな。
都会の人口密度の高さに感謝!!
店を出て、エニスホールの方角へ、足を向ける。住宅地の中に、突如、「 ファッションセンター
しまむら 」 が見えた。もちろん入って見る。時間潰しに店内を端から端まで見る。
息子のズボン2本と、Tシャツ1枚、ソックス3足買ってしまった・・・・・。
昨年の大和でのりベルタ・クリスマスコンサートの時も、靴流通センターで靴を2足も買って、
すごい荷物で行っちゃったのよね。 衝動買いの二へドン・・・・・。
これ以上、この店でも時間が潰せなくなり、外に出る。 しまむらからホールまでは、道路沿いに
水田が広がる。まだ田植えが終わって苗も30センチも育ってない若い稲たちが風にそよぐ向こう側
に、エニスホールが見えて来た。 喫茶店の1つでもあるかと思ったが、何も無い。
人の気配も無い。本日の会場である小ホールに、女性が1名入って行くのが見えた。
2階に自動販売機コーナーの表示があったので、行ってみる。 ラウンジがあり、コンセントの
差込口があったので、開場時間までの1時間程をブログの記事作成をする事にする。
ガラス張りなので、1階に人が並び始めたらすぐ分かるので便利。
かくして、この記事の前半は、エニスホールで作成されたのである。
いよいよ、コンサートの模様は、多分、恐らく、想像するに、12時間後位に完成するのか?
いや、24時間以内と言っておこうかな?
乞うご期待!!
2007年05月28日
初夏は「ぬいぐるみ婆あ」の季節
陽気が良くなってくると、頭の可笑しなのが出てくると、昔から申しますが、今日も二へドン2人も
見ちゃいました。
1. 保土ヶ谷駅東口のバス乗り場からバスに乗ろうとしたその時! 二へドンの前に横入りして
来たおば様は、頭に桜田純子がデビュー当時に被っていた様な白い帽子を被り、パンタロン
みたいなズボンを穿き、黄色いリュックを背負っています。そのリュックには高さ30センチ位の
昭和30年代にあった様な布の女の子の人形が付いています。縫い付けてあるのか、ぶら下げ てあるのか、その辺はよく分からなかったのですが、髪の毛が極太の黄色い毛糸でできている
昔、よくあった様な人形ね。で、おば様本人は左腕に大きなクマのプーさんのぬいぐるみを
抱えているのです。
( !! )
プーさん抱えて、彼女は何処へ何しに行くのでしょうか? 推定年齢60歳は過ぎてるぞっと。
2. JR保土ヶ谷駅のホームに座り込んでいる女性が!!
彼女は身体の具合が悪い訳では無く、ヤンキーな訳でも無い。年齢は30代後半?
身なりは普通の街中の女性。少し痩せ型で、顔だって綺麗な方だと思うよ。
でも、座り込んでいる彼女が何をしているかと言うと、大きな( 推定で高さ40センチ )の
テディベアを抱きかかえているのです。そして、いとおしそうに、クマの頭を撫で続けているの
です。電車が来て、二へドンが乗り込んでも、彼女はそのまま座って、クマの頭を撫で続けて
いました。
電車の中で二へドンは色々、彼女に関するストーリーを考えてしまいましたよ。
長い事授からなかった子供が出来たものの、死産だったとか。でも、不思議なのは、ホーム
に居ると言う事は、切符を買って入って来たのですよね?何処までの切符を買ったのだろう?
あ、SUICA や、PASMO だったら、行き先は関係無いか。
彼女の家族は、彼女がこんな状態なのを、知っているのでしょうか?
あ、二へドンの追っかけの事は、夫も、息子も、埼玉に住んでいる妹も、友人・知人も、皆、
知ってますよ。二へドンは、ぬいぐるみは持たないな。携帯にストラップじゃらじゃら付けて
ますけど・・・。
おまけ - 過去記事でも書いた「 指サックおばさん 」。まだ健在ですよ~!!
昨日も井土ヶ谷駅前のガード下で、青い服を着て、しゃがんでました。
ところが、彼女のトレードマークの指サックは、今は全然無いんです。
劣化して、ボロボロになっちゃったのでしょうね。大分黄ばみが酷かったですから。
彼女が指サックをしているのは、指が溶けているからだと言う高校生の噂を聞いた事
がありますが、指サックをしていない現在、それは嘘だったと、証明されました。
まさか形成手術を受けて、それで指サックを卒業したって事は無いよね?
見ちゃいました。
1. 保土ヶ谷駅東口のバス乗り場からバスに乗ろうとしたその時! 二へドンの前に横入りして
来たおば様は、頭に桜田純子がデビュー当時に被っていた様な白い帽子を被り、パンタロン
みたいなズボンを穿き、黄色いリュックを背負っています。そのリュックには高さ30センチ位の
昭和30年代にあった様な布の女の子の人形が付いています。縫い付けてあるのか、ぶら下げ てあるのか、その辺はよく分からなかったのですが、髪の毛が極太の黄色い毛糸でできている
昔、よくあった様な人形ね。で、おば様本人は左腕に大きなクマのプーさんのぬいぐるみを
抱えているのです。
( !! )
プーさん抱えて、彼女は何処へ何しに行くのでしょうか? 推定年齢60歳は過ぎてるぞっと。
2. JR保土ヶ谷駅のホームに座り込んでいる女性が!!
彼女は身体の具合が悪い訳では無く、ヤンキーな訳でも無い。年齢は30代後半?
身なりは普通の街中の女性。少し痩せ型で、顔だって綺麗な方だと思うよ。
でも、座り込んでいる彼女が何をしているかと言うと、大きな( 推定で高さ40センチ )の
テディベアを抱きかかえているのです。そして、いとおしそうに、クマの頭を撫で続けているの
です。電車が来て、二へドンが乗り込んでも、彼女はそのまま座って、クマの頭を撫で続けて
いました。
電車の中で二へドンは色々、彼女に関するストーリーを考えてしまいましたよ。
長い事授からなかった子供が出来たものの、死産だったとか。でも、不思議なのは、ホーム
に居ると言う事は、切符を買って入って来たのですよね?何処までの切符を買ったのだろう?
あ、SUICA や、PASMO だったら、行き先は関係無いか。
彼女の家族は、彼女がこんな状態なのを、知っているのでしょうか?
あ、二へドンの追っかけの事は、夫も、息子も、埼玉に住んでいる妹も、友人・知人も、皆、
知ってますよ。二へドンは、ぬいぐるみは持たないな。携帯にストラップじゃらじゃら付けて
ますけど・・・。
おまけ - 過去記事でも書いた「 指サックおばさん 」。まだ健在ですよ~!!
昨日も井土ヶ谷駅前のガード下で、青い服を着て、しゃがんでました。
ところが、彼女のトレードマークの指サックは、今は全然無いんです。
劣化して、ボロボロになっちゃったのでしょうね。大分黄ばみが酷かったですから。
彼女が指サックをしているのは、指が溶けているからだと言う高校生の噂を聞いた事
がありますが、指サックをしていない現在、それは嘘だったと、証明されました。
まさか形成手術を受けて、それで指サックを卒業したって事は無いよね?
2007年05月28日
5月のヴァイオリンレッスン with 石田様 (心の中)
5月も無事に3回のヴァイオリンレッスンを、お休みする事無く、消化する事ができました。
雨の日は、ヴァイオリンの息子、泰次郎が濡れない様に、レインコートを着せてあげます。
今までは100円ショップで買った、透明のダサいレインコートだったので、本格的な梅雨時を前に
可愛らしいレインコートを新調しました。
では、ヴァイオリン初心者のオバサンが、1ヶ月で どこまで進むのか、振り返ってみましょう。
5月11日(金) おお! GWが入っちゃったので、実に3週間振りのレッスン。
新鮮な気持ち! そして、レッスンによって、ヴァイオリンは、こうして弾くんだって
いう感覚が蘇って来た。家では3週間毎日練習はしていたのですが、やはり、注意
してくれる人がいないと、指の形とか、間違ったまんま3週間弾いちゃうから、あまり
意味が無いのかも。音程ずれてても、「 ん?気にしない。気にしない。」 音楽は
大らかにいこうよ! と思ってしまう、悲しいO型人間。
レッスンは毎回、軽い指の運動でウォーミング・アップ。そして、スケールの練習。
初心者にとって、一番重要な練習なのに、二へドンは一番下手かも。
今日は D - Major スケールを リズムや弓の使い方を変えて、練習。
スラーをつけるのが、すっごい苦手。 特に、スラーの中に移弦があるのが!!
そして、アルペジオD と アルペジオG の練習。 ピアノだったら、アルペジオ
ったって、そんなに恐れる事は無いと思うけど、ヴァイオリンのアルペジオは、
音のずれの誤魔化し様が出来無いので、胃に穴が開きそうでっす!!
毎日、家でやってるのに、何で出来ないかな?
大体ここまでで、30分近くかかってしまう。
「 魔笛 」の2パートの練習。2パートは冒頭から16分音符ばかりが5小節続くの
で、正しいリズムをキープするのが、難しい。
「 主よ人の望みの喜びよ」の2パート。これが、3週間レッスンが無い間、二へドン
にとって、地獄だった。 今まで 0-1-23-4 ( 中指と薬指をくっつける)のと
0-12-3-4 ( 人差し指と中指をくっつける) 練習は、してきて、まあ、OKなん
ですよ。 この曲で、初めて、 0-1-2-34 (薬指と小指をくっつける)の形が
出て来て、自主練習では、どうにもならなかった。音が合っているのかどうかすら、
分からなかった。でも、実際に見てもらうと、3週間悶々としていたのが溶けて消え
ました。よし! これで、家で特訓だ!!
5月18日(金) いつもの様に、スポーツセンターでの体操教室を途中で早退。ヴァイオリンを背負っ て横浜駅から教室まで足早に歩く。毎週、同じ曜日の同じ時間に同じ 道を通るので
大体同じ顔ぶれの人々とすれ違う。特に時間が12:50位なので、ランチを終えた
OLさんとか、制服を着ている人は、結構記憶に残っているもたい。そんな中で、
「 こんな人初めて! 」 という人物が、二へドンの前を歩いていた。
40代位の長髪、ロックをやってるぜ!風ファッションに、ヴァイオリンケースを背負っ
ている。でもそのヴァイオリンケースが石田様もビックリ!の蛍光ピンク!!
しかも、つけているマスコットは、バーバパパのピンクのキャラ。ママなの?
いつも見ない人が歩いているので、生徒?それにしてはプロっぽいなあ。バンドの
人? よく分かんない。
教室は、先生の準備が終わって、「どうぞ!」と呼ばれるまで、ロビーで待つ。
そのロビーに、さっきのヴァイオリン男が係りの人とやって来て、二へドン達の教室
のガラスドアから中を覗いて、「あ、先生、練習してる!」とか言っている。
その後、ヤツはロビーの椅子に座って、二へドンと他のクラスメート達の様子を見て
いる様だったので、目を合わせない様にしていた。
入室OKになったら、先生が、「 今日は見学の方がいます。」とおっしゃる。え?
余りにもプロっぽくて、初心者クラスを見学しに来る人には見えないけど?
あ、もしかして、本業はギタリストなんだけど、ヴァイオリンを始めてみたくなったと か? 「 先生なんですよ。私も緊張します。」と先生が補足説明。エエ~!!
途端に二へドンの全身が緊張の金縛り攻撃を受ける。たった1人の見学者でこんな に緊張していて、10月の発表会は大丈夫なのか?
いつもの様に指のウォーミングアップに続き、今日は G Major スケール。
久しぶりだったせいか、まだ身体で覚えてないと言うか、下りがボロボロ。
悪戦苦闘し、苦笑いする私たちに合わせて、見学男も大笑い。くそ~、寄席より
笑わせてあげたんだから、お金払ってもらうよ!! 続いて、アルペジオG と、
アルペジオC。先生は 「 これは、また来週やりましょう。」 とおっしゃる。
この台詞は、「 ああ、もう!下手にも程がある。時間をやるから、家で特訓して来
な!」 と言う暗号なんです。短いエクササイズを2曲やり、「魔笛」のアンサンブル。
生徒3人が1パートを演り、先生が1人で2パートを演る。今まで見学男の顔には
「 ハハ! やってらんないよ、全く。 初心者ったって、こんなに下手かな、普通?」
と言う表情がありありと浮かんでいたのに、演奏が始まった途端に、やつの顔が、
「 え?弾けるの!! あ、弾けるんだ。へ~~~。」 と言う顔に変化したのを、
二へドンは見逃さなかったぞ。私達は、ろくに基礎も出来てないのに、レパートリー
だけは、増やしているんだぞ!!
二へドンの右隣に、先生が座って、アンサンブルをすると、先生の音がとても頼りに
なるので、安心して曲を続けられるという事に気がついた。
演奏会で聞いているだけだと、「美しい音」「安定した音」「情熱的な音」「物悲しい音」
等等を感じてみたけれど、「 頼れる音 」があるなんて、初めての体験でした。
この様な、「 頼れる音 」を出すのが、コンマスのお仕事なのだなと、改めて認識
できました。 これは、演奏する側に回らなければ、なかなか感じられない音なので
、皆様も習いなはれ、ヴァイオリン!!
二へドンは2パートも練習に励んだので、2パートもアンサンブルで弾いてみたかった
が、「 これでいいでしょう。」とのお言葉を頂きました。この台詞は、「 ふ!本人達
は弾けてるつもりなんだけど、私もストレス溜まるから、この辺にしておこう!」と
言う暗号なんです。
最後に先週ボロボロだった 「 主よ人の望みの喜びよ 」の2パートを特訓。
大分指も慣れて、動く様になって来たけれど、二へドン1人で変な音を出しまくりまし
た。 その都度、見学男と目が合うのが、超ヤダった。
5月25日(金) 今日は、今まで練習したF.D. ( Finger Distribution - 指の形 )
3パターンを総復習。 理屈はよ~く分かるのだが、脳から指先までの神経系統に
不具合があるらしい。フラワーアレンジでは、F.P. と言う言葉を使う。 Focal
Point の略で、機構上の焦点と言う意味。色んな事に鼻を突っ込んでいると、
言葉の洪水で訳分からなくなるね。
先週に引き続き、G Major スケールの練習。今日は大笑いする見学男が居なか
ったので、自分のペースで出来た。そして、アルペジオG と C。
エクササイズで、スラーの中に移弦がある苦手な所を重点的に教わる。
右肘を上げ目にし、右腕の内側を意識すると、かなり弓の動かし方が最小限で済む
事を教えてもらった。そして、アーティキュレーションの練習。スラーの掛け方で、
同じテンポでも全然弾き方が異なると言うのを体感できて、面白かった。
いや、いや、面白いなんて、言ってる場合じゃないよ。もっと練習せねば!!
今日から新しいエチュードに入る。32小節の短い曲ですが、今日は指番号の
確認だけ。ちょっと見は、簡単そうだけれど、「魔笛」より後ろに掲載されていると
言う事は、何処かに二へドンを悩ませる「何か」が潜んでいると言う事か・・・・。
その「何か」に気づけない二へドンは、まだ未熟者だなあ・・・・・。
最後は、いつもの「主よ人の望みの喜びよ」。これさ、たった20小節の曲で、
テンポも65で、ゆっくりだし、こんな苦戦する曲だとは思わなかった。4月6日から
教室でやり始めて、2ヶ月経っても、未だ合格できないんだよ・・・・。 うへえ。
かくして、二へドンのヴァイオリン生活8ヶ月目は、こうして過ぎました。
教室で使っているテキスト以外に、自分で買った楽譜も弾いて楽しんでいます。
「アメイジング・グレイス」が、初見で最後まで弾けたのは嬉しかった。
「バッハのメヌエット」は、子供でも知っている曲なのに、苦戦しています。
バッハの曲はヴァイオリンで弾くと、なかなか大変。ピアノで弾くのと大違い。ヴァイオリンでバッハ
を上手に弾く演奏家を見たら、思い切り拍手するべし!
雨の日は、ヴァイオリンの息子、泰次郎が濡れない様に、レインコートを着せてあげます。
今までは100円ショップで買った、透明のダサいレインコートだったので、本格的な梅雨時を前に
可愛らしいレインコートを新調しました。
では、ヴァイオリン初心者のオバサンが、1ヶ月で どこまで進むのか、振り返ってみましょう。
5月11日(金) おお! GWが入っちゃったので、実に3週間振りのレッスン。
新鮮な気持ち! そして、レッスンによって、ヴァイオリンは、こうして弾くんだって
いう感覚が蘇って来た。家では3週間毎日練習はしていたのですが、やはり、注意
してくれる人がいないと、指の形とか、間違ったまんま3週間弾いちゃうから、あまり
意味が無いのかも。音程ずれてても、「 ん?気にしない。気にしない。」 音楽は
大らかにいこうよ! と思ってしまう、悲しいO型人間。
レッスンは毎回、軽い指の運動でウォーミング・アップ。そして、スケールの練習。
初心者にとって、一番重要な練習なのに、二へドンは一番下手かも。
今日は D - Major スケールを リズムや弓の使い方を変えて、練習。
スラーをつけるのが、すっごい苦手。 特に、スラーの中に移弦があるのが!!
そして、アルペジオD と アルペジオG の練習。 ピアノだったら、アルペジオ
ったって、そんなに恐れる事は無いと思うけど、ヴァイオリンのアルペジオは、
音のずれの誤魔化し様が出来無いので、胃に穴が開きそうでっす!!
毎日、家でやってるのに、何で出来ないかな?
大体ここまでで、30分近くかかってしまう。
「 魔笛 」の2パートの練習。2パートは冒頭から16分音符ばかりが5小節続くの
で、正しいリズムをキープするのが、難しい。
「 主よ人の望みの喜びよ」の2パート。これが、3週間レッスンが無い間、二へドン
にとって、地獄だった。 今まで 0-1-23-4 ( 中指と薬指をくっつける)のと
0-12-3-4 ( 人差し指と中指をくっつける) 練習は、してきて、まあ、OKなん
ですよ。 この曲で、初めて、 0-1-2-34 (薬指と小指をくっつける)の形が
出て来て、自主練習では、どうにもならなかった。音が合っているのかどうかすら、
分からなかった。でも、実際に見てもらうと、3週間悶々としていたのが溶けて消え
ました。よし! これで、家で特訓だ!!
5月18日(金) いつもの様に、スポーツセンターでの体操教室を途中で早退。ヴァイオリンを背負っ て横浜駅から教室まで足早に歩く。毎週、同じ曜日の同じ時間に同じ 道を通るので
大体同じ顔ぶれの人々とすれ違う。特に時間が12:50位なので、ランチを終えた
OLさんとか、制服を着ている人は、結構記憶に残っているもたい。そんな中で、
「 こんな人初めて! 」 という人物が、二へドンの前を歩いていた。
40代位の長髪、ロックをやってるぜ!風ファッションに、ヴァイオリンケースを背負っ
ている。でもそのヴァイオリンケースが石田様もビックリ!の蛍光ピンク!!
しかも、つけているマスコットは、バーバパパのピンクのキャラ。ママなの?
いつも見ない人が歩いているので、生徒?それにしてはプロっぽいなあ。バンドの
人? よく分かんない。
教室は、先生の準備が終わって、「どうぞ!」と呼ばれるまで、ロビーで待つ。
そのロビーに、さっきのヴァイオリン男が係りの人とやって来て、二へドン達の教室
のガラスドアから中を覗いて、「あ、先生、練習してる!」とか言っている。
その後、ヤツはロビーの椅子に座って、二へドンと他のクラスメート達の様子を見て
いる様だったので、目を合わせない様にしていた。
入室OKになったら、先生が、「 今日は見学の方がいます。」とおっしゃる。え?
余りにもプロっぽくて、初心者クラスを見学しに来る人には見えないけど?
あ、もしかして、本業はギタリストなんだけど、ヴァイオリンを始めてみたくなったと か? 「 先生なんですよ。私も緊張します。」と先生が補足説明。エエ~!!
途端に二へドンの全身が緊張の金縛り攻撃を受ける。たった1人の見学者でこんな に緊張していて、10月の発表会は大丈夫なのか?
いつもの様に指のウォーミングアップに続き、今日は G Major スケール。
久しぶりだったせいか、まだ身体で覚えてないと言うか、下りがボロボロ。
悪戦苦闘し、苦笑いする私たちに合わせて、見学男も大笑い。くそ~、寄席より
笑わせてあげたんだから、お金払ってもらうよ!! 続いて、アルペジオG と、
アルペジオC。先生は 「 これは、また来週やりましょう。」 とおっしゃる。
この台詞は、「 ああ、もう!下手にも程がある。時間をやるから、家で特訓して来
な!」 と言う暗号なんです。短いエクササイズを2曲やり、「魔笛」のアンサンブル。
生徒3人が1パートを演り、先生が1人で2パートを演る。今まで見学男の顔には
「 ハハ! やってらんないよ、全く。 初心者ったって、こんなに下手かな、普通?」
と言う表情がありありと浮かんでいたのに、演奏が始まった途端に、やつの顔が、
「 え?弾けるの!! あ、弾けるんだ。へ~~~。」 と言う顔に変化したのを、
二へドンは見逃さなかったぞ。私達は、ろくに基礎も出来てないのに、レパートリー
だけは、増やしているんだぞ!!
二へドンの右隣に、先生が座って、アンサンブルをすると、先生の音がとても頼りに
なるので、安心して曲を続けられるという事に気がついた。
演奏会で聞いているだけだと、「美しい音」「安定した音」「情熱的な音」「物悲しい音」
等等を感じてみたけれど、「 頼れる音 」があるなんて、初めての体験でした。
この様な、「 頼れる音 」を出すのが、コンマスのお仕事なのだなと、改めて認識
できました。 これは、演奏する側に回らなければ、なかなか感じられない音なので
、皆様も習いなはれ、ヴァイオリン!!
二へドンは2パートも練習に励んだので、2パートもアンサンブルで弾いてみたかった
が、「 これでいいでしょう。」とのお言葉を頂きました。この台詞は、「 ふ!本人達
は弾けてるつもりなんだけど、私もストレス溜まるから、この辺にしておこう!」と
言う暗号なんです。
最後に先週ボロボロだった 「 主よ人の望みの喜びよ 」の2パートを特訓。
大分指も慣れて、動く様になって来たけれど、二へドン1人で変な音を出しまくりまし
た。 その都度、見学男と目が合うのが、超ヤダった。
5月25日(金) 今日は、今まで練習したF.D. ( Finger Distribution - 指の形 )
3パターンを総復習。 理屈はよ~く分かるのだが、脳から指先までの神経系統に
不具合があるらしい。フラワーアレンジでは、F.P. と言う言葉を使う。 Focal
Point の略で、機構上の焦点と言う意味。色んな事に鼻を突っ込んでいると、
言葉の洪水で訳分からなくなるね。
先週に引き続き、G Major スケールの練習。今日は大笑いする見学男が居なか
ったので、自分のペースで出来た。そして、アルペジオG と C。
エクササイズで、スラーの中に移弦がある苦手な所を重点的に教わる。
右肘を上げ目にし、右腕の内側を意識すると、かなり弓の動かし方が最小限で済む
事を教えてもらった。そして、アーティキュレーションの練習。スラーの掛け方で、
同じテンポでも全然弾き方が異なると言うのを体感できて、面白かった。
いや、いや、面白いなんて、言ってる場合じゃないよ。もっと練習せねば!!
今日から新しいエチュードに入る。32小節の短い曲ですが、今日は指番号の
確認だけ。ちょっと見は、簡単そうだけれど、「魔笛」より後ろに掲載されていると
言う事は、何処かに二へドンを悩ませる「何か」が潜んでいると言う事か・・・・。
その「何か」に気づけない二へドンは、まだ未熟者だなあ・・・・・。
最後は、いつもの「主よ人の望みの喜びよ」。これさ、たった20小節の曲で、
テンポも65で、ゆっくりだし、こんな苦戦する曲だとは思わなかった。4月6日から
教室でやり始めて、2ヶ月経っても、未だ合格できないんだよ・・・・。 うへえ。
かくして、二へドンのヴァイオリン生活8ヶ月目は、こうして過ぎました。
教室で使っているテキスト以外に、自分で買った楽譜も弾いて楽しんでいます。
「アメイジング・グレイス」が、初見で最後まで弾けたのは嬉しかった。
「バッハのメヌエット」は、子供でも知っている曲なのに、苦戦しています。
バッハの曲はヴァイオリンで弾くと、なかなか大変。ピアノで弾くのと大違い。ヴァイオリンでバッハ
を上手に弾く演奏家を見たら、思い切り拍手するべし!
2007年05月27日
器を重ねるデザイン
器を重ねる事によって、新しい機能や形態が生まれるデザイン。
ポイント
1. 2~3器を使い、同じ形、同じ素材、色、 違う形、違う素材等、組み合わせは自由。
引き出物で、もらったけれど、使わない器は、この様にデコレーションに使うという手も。
2. 重ねる角度は自由だが、安全性に注意する。
( 二へドンは、故意に器を斜めに重ねているのですが、この写真で分かりますかね?)
3. 重ねる事によって、新しい器の形が生まれるデザイン。
* 1番トップは、フルーツを入れて、食卓に出す事も可能。 食器本来の機能と装飾を兼ねる。
今回二へドンは、トップを小さいラウンドに作ってみました。
* 上から2段目・3段目は、化粧用コットンを置き、水を入れています。
花材 ・ ガーべラ 赤 / オレンジ
・ カーネーション
・ ミニひまわり
・ オンシジウム
・ ブルーレースフラワー
・ どうだんつつじ
・ キャンディタフト
ポイント
1. 2~3器を使い、同じ形、同じ素材、色、 違う形、違う素材等、組み合わせは自由。
引き出物で、もらったけれど、使わない器は、この様にデコレーションに使うという手も。
2. 重ねる角度は自由だが、安全性に注意する。
( 二へドンは、故意に器を斜めに重ねているのですが、この写真で分かりますかね?)
3. 重ねる事によって、新しい器の形が生まれるデザイン。
* 1番トップは、フルーツを入れて、食卓に出す事も可能。 食器本来の機能と装飾を兼ねる。
今回二へドンは、トップを小さいラウンドに作ってみました。
* 上から2段目・3段目は、化粧用コットンを置き、水を入れています。
花材 ・ ガーべラ 赤 / オレンジ
・ カーネーション
・ ミニひまわり
・ オンシジウム
・ ブルーレースフラワー
・ どうだんつつじ
・ キャンディタフト
2007年05月27日
みなとみらいホールの策略に嵌まった!!
うう・・・・・・・。 実はこう見えても、二へドン、弱い女なんです・・・・・・。 うううう・・・・・・。
「 惚れた弱み 」 を ズルズル 引き摺って 生きているものですから、時々 大きな落とし穴に
落ち込んでしまうのです。 今回の落とし穴を仕掛けたのは、横浜みなとみらいホールですよ!!
6月30日の横浜美術館での石田泰尚様コンサートは、二へドンの過去記事でもお知らせしてありますので、まだご存知無い方は、探して読んでみて下さい。
じっとチラシを見て、すごい事に気がついた。
一般 チケット ¥8,000.- Miraist Club 会員 ¥6,000.-
¥2,000.- の差は、有り得ないですよ、普通。
普通は会員割引は 5~10% が相場ですよね。 放っておいても売れちゃう石田様のコンサート
チケットに、¥2,000.-の差をつけるって、これは、あなた、もう Miraist Club
の会員になれ
と、そう言う罠なんですよね!!
二へドン、弱い女なんで、( って言うか、貧乏な女なのか? ) 2,000円お得の誘惑に抗い切れ
なかった!! 年会費¥3,000.- と 入会金 ¥1,000.-を払っても まだ、元は取れるし、
一般発売より1週間早く購入できるし、ザ・ファイブ・ブラウンズ・コンサートも買うし、年末は
どうせジルヴェスターに行くだろうし、9月以降も、みなとみらいホールでの石田様の出演コンサートが1本や2本は出てくるだろうし。 元は取れる、元は!!
これが、ホール側の 計略である事は重々承知で会員になっちまいましたよ!!
助けて~!! 神奈川フィルの定期会員だし、ミューズの森も、Bee に引かれて会員になっちゃった
し、それで今度、みなとみらいホールだよ・・・・・・・。 会員地獄だよ。
カードローンが雪だるま式に膨らんじゃった人の気持ち、良く分かる気がする・・・・・・。
最初は、軽い気持ちだったんだよ・・・・・・・。
さて、本日5月26日(土)は、横浜美術館での石田泰尚様コンサートチケットの一斉発売開始日
だったので、息子が部活に朝8時に家を出るのと一緒に 二へドンも出かけました。
8:20のバスで保土ヶ谷駅で横浜駅までバスを乗り換え。さらにバスで横浜駅から桜木町駅まで。
二へドンは いつも横浜市営バスの1日乗車券¥600.-也を購入するので、多少時間がかかっても、バスでの移動が経済的なんです。今日は15:00~ 回転寿司のバイトがあるので、交通費
¥600.-はバイト先に請求できるし。 うしし・・・。さすが、主婦の経済感覚!!
昨日の1日降り続いた雨の天気とは うって変わって 爽やかな晴天の今日。 石田様のチケットを
買いに行くのには、 ぴったりの 青空です! おまけに 風も乾いていて、肌に当たる時の気持ちの
良い事・・・・! ああ、まるで、石田様が・・・・・・・・・・・・・。
あ、いかん、いかん。 朝から妄想スイッチ入ってしまった・・・・・・・・。
途中、マクドナルドで¥100.-コーヒーを買い、いざ、みなとみらいホールチケットセンターへ。
到着するまでは、二へドン半信半疑だったのです。早く来過ぎ? いや、遅れを取った?
MMチケットセンターにこんなに早く来るのは、初めてでした。到着時刻は9:10。
ああ!先客が2名いた!! カウンターは、雨戸(!)が閉まっていた。ああいうの、何と言えばいいの?窓でも無い。ドアでも無い。シャッターでも無い。完全に閉まった状態では、一面が壁に見える
スライド式の物。カウンター上部だけにあるから、やっぱり一番近いのは雨戸だよ。アコーディオン
カーテンとも違うし・・・・・・。
1番の人がカウンターの上で、ワンセグでTV番組を楽しんでいたので、二へドンもその隣のカウンター
の上でコーヒーに砂糖とミルクを入れ、飲みながら、イラスト・ロジックを解いて楽しんでおりました。
2番の人は何故か、少し離れた所におりました。
9:40頃、雨戸(!)がガラガラっと開き、向こう側で制服を来たお姉さんが 「お!」と仰け反って
びっくりしておりました。 まさかこんなに早くから人が来るとは、思わなかったらしい。
時間が来るまで、あっちの看板の所で並んで待てと、指示されたので、3人、すごすごと移動開始。
この頃、4番目の人、5番目の人・・・・・・・・と並び始めた。
9:55 になると、1番目と2番目の人が、2人いる係りのお姉さんの所に行き、公演名、名前、電話番号を記入。 10:00の販売開始に備えてスタンバイ。
くくく・・・・・・。3番目は不利じゃん。 窓口には端末が2つしかないから、2人の処理が終わるのを
待っている間に、電話予約の人が入っちゃったら、並んだ意味無いじゃん!
50分前に並ぶのは遅かったのか・・・・・・・?
2分位前に、第3の係員が現れ、二へドンを手招き。 ゴロニャーんと近寄った二へドンは申し込み
用紙を記入。後は1番目・2番目のどちらかの人が終わるのを待つだけ。
でも、この待ち時間が長いのよね・・・・・・・・。 第3の係りの人が、とても居心地悪そうにしていたから、二へドンがかなり怖かったらしい・・・・・・。 ごめんね。だって今日は、二へドン1人のチケットを
買うのでは無く、追っかけ仲間の分も買うので、責任重大なのよ。
電話予約の方がマシだった、なんて言われたくないじゃん。
1番目の人は、石田様ファンじゃなかった。全然別のチケットを複数購入。2番目の人は、石田様
ファン。1枚だけチケット購入。後、他の公演のチケットも買っていた。 彼女は、Miraist Club の
仮カードを持っていたから、きっと 二へドンと同じように、石田様コンサートで¥2,000.-の差
があるなら、会員になっちゃえ! と思ったクチだと思うよ。
1番目の人が先に終わったので、二へドンはカウンターへ走り寄る。
先週、会員先行販売で予約した ザ・ファイブ・ブラウンズ のチケットも一緒に頼む。
二へドンとしては、石田様の方を先にゲットしたいのに、係りの人は、5 ブラウンズを先に取ると言う。
Oh,no!!!!!!!
さらに 悪い事に、予約番号をインプットすれば良いだけなのに、何やら端末が作動しないらしい!!
ファイルを奥に取りに行くお姉さんの背中に、「 こっち先にしてよ~!! 」 思わず涙声で抗議。
野獣・二へドンを放置するのは危険だと、お姉さんの長いチケット販売人生が察知したのか、
お姉さんは 素直に戻って来る。
取れた! 一番前が取れた!! これで 追っかけ仲間に合わせる顔が出来たと言うもの・・・。
ふ~、安堵。 安堵。 横浜美術館の場合、一番前は、首が痛くなって、駄目だよ。と言う声も耳に
しますが、二へドンは、自分の首よりも、石田様の お傍に居られる事の方が大事なんですううう。
因みに、二へドンの後、4番目の人も、5番目の人も、6番目の人も・・・・・・・・皆、皆んな、石田様の
チケットを買っておりました。 しかも1枚のみ!!
時間が勿体無くない? 仕事とかで、発売日に買いに行かれない方は、二へドンが行くから、遠慮せずにご相談下さい。 結果的に最悪の席になってしまっても、文句は言わないという条件でお引き受けしますわ。
最終的に、発売初日でチケットはどの位、売れちまったのでありましょうか?
佐藤君に会った時、チケットセンターには既に先客がいた事を話したら、
「 ふ~ん、まだ すごい追っかけの人がいるんだね。 」 と申しておりました。
行こうかどうしようか、迷っている方、悪い事は言わない。早くした方が良いですよ~!!
コンサートチケットで、展覧会も見られるのですが、演奏会当日のみで、10:00~17:30だそうです。
二へドン思ったのですが、フランスワインには なびかないんです。 でも、石田様がワイングラスを
手渡してくれるとか、石田様がワインを注いでくれるとか、あ~んと開けた口に、石田様がサンドイッチ
を入れてくれるとか、そういう罠だったら、喜んで引っ掛かりますよ!!
誰か! そう言う甘い罠 仕掛けて! 仕掛けて!!
「 惚れた弱み 」 を ズルズル 引き摺って 生きているものですから、時々 大きな落とし穴に
落ち込んでしまうのです。 今回の落とし穴を仕掛けたのは、横浜みなとみらいホールですよ!!
6月30日の横浜美術館での石田泰尚様コンサートは、二へドンの過去記事でもお知らせしてありますので、まだご存知無い方は、探して読んでみて下さい。
じっとチラシを見て、すごい事に気がついた。
一般 チケット ¥8,000.- Miraist Club 会員 ¥6,000.-
¥2,000.- の差は、有り得ないですよ、普通。
普通は会員割引は 5~10% が相場ですよね。 放っておいても売れちゃう石田様のコンサート
チケットに、¥2,000.-の差をつけるって、これは、あなた、もう Miraist Club
の会員になれ
と、そう言う罠なんですよね!!
二へドン、弱い女なんで、( って言うか、貧乏な女なのか? ) 2,000円お得の誘惑に抗い切れ
なかった!! 年会費¥3,000.- と 入会金 ¥1,000.-を払っても まだ、元は取れるし、
一般発売より1週間早く購入できるし、ザ・ファイブ・ブラウンズ・コンサートも買うし、年末は
どうせジルヴェスターに行くだろうし、9月以降も、みなとみらいホールでの石田様の出演コンサートが1本や2本は出てくるだろうし。 元は取れる、元は!!
これが、ホール側の 計略である事は重々承知で会員になっちまいましたよ!!
助けて~!! 神奈川フィルの定期会員だし、ミューズの森も、Bee に引かれて会員になっちゃった
し、それで今度、みなとみらいホールだよ・・・・・・・。 会員地獄だよ。
カードローンが雪だるま式に膨らんじゃった人の気持ち、良く分かる気がする・・・・・・。
最初は、軽い気持ちだったんだよ・・・・・・・。
さて、本日5月26日(土)は、横浜美術館での石田泰尚様コンサートチケットの一斉発売開始日
だったので、息子が部活に朝8時に家を出るのと一緒に 二へドンも出かけました。
8:20のバスで保土ヶ谷駅で横浜駅までバスを乗り換え。さらにバスで横浜駅から桜木町駅まで。
二へドンは いつも横浜市営バスの1日乗車券¥600.-也を購入するので、多少時間がかかっても、バスでの移動が経済的なんです。今日は15:00~ 回転寿司のバイトがあるので、交通費
¥600.-はバイト先に請求できるし。 うしし・・・。さすが、主婦の経済感覚!!
昨日の1日降り続いた雨の天気とは うって変わって 爽やかな晴天の今日。 石田様のチケットを
買いに行くのには、 ぴったりの 青空です! おまけに 風も乾いていて、肌に当たる時の気持ちの
良い事・・・・! ああ、まるで、石田様が・・・・・・・・・・・・・。
あ、いかん、いかん。 朝から妄想スイッチ入ってしまった・・・・・・・・。
途中、マクドナルドで¥100.-コーヒーを買い、いざ、みなとみらいホールチケットセンターへ。
到着するまでは、二へドン半信半疑だったのです。早く来過ぎ? いや、遅れを取った?
MMチケットセンターにこんなに早く来るのは、初めてでした。到着時刻は9:10。
ああ!先客が2名いた!! カウンターは、雨戸(!)が閉まっていた。ああいうの、何と言えばいいの?窓でも無い。ドアでも無い。シャッターでも無い。完全に閉まった状態では、一面が壁に見える
スライド式の物。カウンター上部だけにあるから、やっぱり一番近いのは雨戸だよ。アコーディオン
カーテンとも違うし・・・・・・。
1番の人がカウンターの上で、ワンセグでTV番組を楽しんでいたので、二へドンもその隣のカウンター
の上でコーヒーに砂糖とミルクを入れ、飲みながら、イラスト・ロジックを解いて楽しんでおりました。
2番の人は何故か、少し離れた所におりました。
9:40頃、雨戸(!)がガラガラっと開き、向こう側で制服を来たお姉さんが 「お!」と仰け反って
びっくりしておりました。 まさかこんなに早くから人が来るとは、思わなかったらしい。
時間が来るまで、あっちの看板の所で並んで待てと、指示されたので、3人、すごすごと移動開始。
この頃、4番目の人、5番目の人・・・・・・・・と並び始めた。
9:55 になると、1番目と2番目の人が、2人いる係りのお姉さんの所に行き、公演名、名前、電話番号を記入。 10:00の販売開始に備えてスタンバイ。
くくく・・・・・・。3番目は不利じゃん。 窓口には端末が2つしかないから、2人の処理が終わるのを
待っている間に、電話予約の人が入っちゃったら、並んだ意味無いじゃん!
50分前に並ぶのは遅かったのか・・・・・・・?
2分位前に、第3の係員が現れ、二へドンを手招き。 ゴロニャーんと近寄った二へドンは申し込み
用紙を記入。後は1番目・2番目のどちらかの人が終わるのを待つだけ。
でも、この待ち時間が長いのよね・・・・・・・・。 第3の係りの人が、とても居心地悪そうにしていたから、二へドンがかなり怖かったらしい・・・・・・。 ごめんね。だって今日は、二へドン1人のチケットを
買うのでは無く、追っかけ仲間の分も買うので、責任重大なのよ。
電話予約の方がマシだった、なんて言われたくないじゃん。
1番目の人は、石田様ファンじゃなかった。全然別のチケットを複数購入。2番目の人は、石田様
ファン。1枚だけチケット購入。後、他の公演のチケットも買っていた。 彼女は、Miraist Club の
仮カードを持っていたから、きっと 二へドンと同じように、石田様コンサートで¥2,000.-の差
があるなら、会員になっちゃえ! と思ったクチだと思うよ。
1番目の人が先に終わったので、二へドンはカウンターへ走り寄る。
先週、会員先行販売で予約した ザ・ファイブ・ブラウンズ のチケットも一緒に頼む。
二へドンとしては、石田様の方を先にゲットしたいのに、係りの人は、5 ブラウンズを先に取ると言う。
Oh,no!!!!!!!
さらに 悪い事に、予約番号をインプットすれば良いだけなのに、何やら端末が作動しないらしい!!
ファイルを奥に取りに行くお姉さんの背中に、「 こっち先にしてよ~!! 」 思わず涙声で抗議。
野獣・二へドンを放置するのは危険だと、お姉さんの長いチケット販売人生が察知したのか、
お姉さんは 素直に戻って来る。
取れた! 一番前が取れた!! これで 追っかけ仲間に合わせる顔が出来たと言うもの・・・。
ふ~、安堵。 安堵。 横浜美術館の場合、一番前は、首が痛くなって、駄目だよ。と言う声も耳に
しますが、二へドンは、自分の首よりも、石田様の お傍に居られる事の方が大事なんですううう。
因みに、二へドンの後、4番目の人も、5番目の人も、6番目の人も・・・・・・・・皆、皆んな、石田様の
チケットを買っておりました。 しかも1枚のみ!!
時間が勿体無くない? 仕事とかで、発売日に買いに行かれない方は、二へドンが行くから、遠慮せずにご相談下さい。 結果的に最悪の席になってしまっても、文句は言わないという条件でお引き受けしますわ。
最終的に、発売初日でチケットはどの位、売れちまったのでありましょうか?
佐藤君に会った時、チケットセンターには既に先客がいた事を話したら、
「 ふ~ん、まだ すごい追っかけの人がいるんだね。 」 と申しておりました。
行こうかどうしようか、迷っている方、悪い事は言わない。早くした方が良いですよ~!!
コンサートチケットで、展覧会も見られるのですが、演奏会当日のみで、10:00~17:30だそうです。
二へドン思ったのですが、フランスワインには なびかないんです。 でも、石田様がワイングラスを
手渡してくれるとか、石田様がワインを注いでくれるとか、あ~んと開けた口に、石田様がサンドイッチ
を入れてくれるとか、そういう罠だったら、喜んで引っ掛かりますよ!!
誰か! そう言う甘い罠 仕掛けて! 仕掛けて!!
Posted by ニヘドン at
01:36
│Comments(9)
2007年05月26日
4月29日 題名のない音楽会21 レビュー
3月25日、4月1日と、「 題名のない音楽会21 」 は二へドンを満足させてくれなかった。
それで、暫く、日曜の朝9時に家にいても、テレビをつけなかった。
約1ヶ月経ち、満足できない内容への腹立ちも少し紛れ、またテレビをつけて見た。
本日のテーマは、「 2007年の注目アーティスト 」
於 : 文京シビックホール ( 毎年、ここに英国のクリスマスレクチャーを聞きにくるが、なかなか
斬新なデザインのホールですよね。 展望台も凄いし!)
アナウンサーは、久保田直子さん。
何か、二へドンの印象では、この番組の女子アナの使い方って、使い捨てみたいで感じ悪いんですけど、二へドンは応援していますから、頑張って下さいね!
1番最初に紹介されたのが、「 高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニスト 」。
クラシックを楽しむ為のプロジェクトをしているそうですが、「 お色気で売れ!」みたいな方向性が
鼻について、何だか厭だ。 昨年、この番組が仕切りに売り込んでいた 「 クラシック娘。 」も
同じ理由で却下! 二番煎じで、己のプライドは無いんか~!と言いたい。
「 12人のヴァイオリニスト 」は、本当に世間が注目している訳では無くて、スポンサーの
お気に入りってだけでしょ? メンバーの岡部磨知さんや、松本蘭さんが、インタビューに答えて
いました。「 ヴァイオリンは楽器の女王。その女王を弾くヴァイオリニストも女王様。」
うわ! 自分で自分を女王様と言って憚らない女って、どうよ?
ま、自分で自分を石田泰尚様の恋人と言って憚らない女もいるらしいけど・・・・・。
何か、「ドンドン何とか」とか言うブログの主らしいけど・・・・・。 ほほほほ・・・・・・・。
因みに、二へドンのヴァイオリン泰次郎君は、女王様なんかじゃ無いよ! 性別は♂だし。
「 ちさ子さんがいつも怒ってくれる。」 なんて言ってました。 まだ、「ねんね」の存在なんですね。
この 12人のヴァイオリニスト達が、近藤亜紀さんのピアノ伴奏で、「 星に願いを 」 を演奏しました。 12人もいるのに、石田様1人で「 星に願いを 」 を演った方が美しいって、どういう事?
ソロを張れない2流が12人集まっても、決して一流にはなれない。
二へドンは高嶋ちさ子さん個人は、とても好きだし、良い演奏家だとは思うけれど、この
「 12人のヴァイオリニスト 」 達は、ちょっと企画ミスだと思うよ。
彼らは 「 心 」 が無い。 自分のスタイルが無い。 高嶋お姉に叱ってもらわなければ動けない
子供ちゃん達なのよ。 二へドンは全然注目してません!!
お次は、「 秀々 」( ひでひで ) と言うデュオ。 三味線の尾上秀樹君と、尺八の石垣秀基君の
2人組。 2人共、名前に「 秀 」 の字が付くから、、ユニット名も 「 秀々 」 と言う明快さ!
「 獅子奮迅 」 という曲を披露してくれましたが、これは文句無しに OK!!
二へドンは、和楽器を奏でる青少年に滅法弱いのです。 もう フラフラの メロメロ。
洋楽をメインに聞いている方は、邦楽は あまり聞かないかもしれませんが、侮れませんよ!
格好良い男の宝庫ですよ!! もちろん、中年おやじが 幅を効かせている世界なので、表には
余り出てきませんが、探すといますよ~!! 昨年、日比谷公会堂で行われた「 和・風 上 」(わふゅーじょん ) と言うイベントは、洋楽と邦楽のクロスオーバーで、邦楽界を元気にして行こう! という物で、格好良い若者達の、迫力の生演奏に うはうは、してしまった二へドン。 コンテスト形式で、
誰がグランプリを取るか興味津々だったのですが、仕事の関係で結果発表を見る事ができなかったのです。 が、三味線、津軽三味線、エレキギター、三線、薩摩琵琶、笙、ドラムス、ピアノ、ベース、和太鼓、その他、その他・・・・・。 楽器オンパレード。 どのユニットも 滅茶格好良かった~!!
今、邦楽はナウいのよ。 ナウいと言う言葉がナウくなくて、御免なさいね。
「 秀々 」も、日比谷公会堂で熱演してくれた連中に負けず劣らず、良かった!!1曲だけじゃ少ない
!! 彼らのレパートリーを全部聞きたいよね。
この日の演奏では、尺八と三味線の演奏の部分だけがクローズアップされていたけれども、デジタルサウンドやパーカッションも使うので、やはり生の
ステージを聞いてみたいです!! 尺八の石垣君は、ドラマにも出演した事があるとか。
尺八は感情が表に出やすいという話もしていました。
又、話が脱線するけれども、2~3年前に佐藤君が尺八のレッスンを1回だけ受ける機会があったの。本来それは、小・中学生のみを対象としたものだったのですが、二へドンが会場まで佐藤君を
送って行ったら、 「 今日は受講生の数が少ないので、ぜひご一緒に! 」と言われちゃいました。
心の準備が無かったので、びびりまくりでした。 尺八は下水道用のパイプを、先生が穴を開けて
作った「 手作り偽尺八 」 ! ところがこれ、音が出ないんですよ!! 吹けども吹けども、
ピーとも言わない。 本物はもっと音が出ないらしい。20分経ち、30分経ち、そのうちに小学生達の席から音が出始めた。
二へドン、あせりまくる。 だって、小学生に負ける訳には行きませんよ!!
あんまり フーフーしたものだから、その内、目の前が黄色く見えてきちゃって、酸欠状態!!
でも、何とか1回音を出せると、後は早い。 何とか、その日の課題曲 「 ほたる来い 」 をクリア
したのでした。 ふ~、やれやれ。
こんな経験がある二へドンだから、尺八を吹く若者は、無条件に崇拝!
石垣君、もう1度言ってごらん! 尺八は感情が表に出やすいだって? そもそも尺八は音が
出にくいのだから、感情なんか出る訳が無いよ、二へドンの場合!
彼らの今後の目標は、「 書道、華道、等、ジャンルを問わずコラボしてみたい。 」
いいねえ、いいねえ。 二へドン、そういうの好きだよ。 二へドンもフラワーアレンジで参加してあげるから!
お次は 「 古武道 」 という名のトリオ。 名前からして、石田様も気に入りそうな、男臭さが
感じられるねえ。 来ましたよ! ぐぐっと! 二へドンの心に!!
チェロ - 古川展生 、 ピアノ - 妹尾武 、 尺八 - 藤原道山 の3人の名前から1字ずつ
取って、「 古武道 」 です。
古川展生さんって、最近滅茶滅茶、露出してませんか? 毎日何かで見ると言っても過言では無い
位。 新聞や雑誌やチラシで、見ちゃうんだなあ・・・・。 彼のステージは未経験なので、番組で
見られたのは良かった。 演奏曲は 「 SASUKE 」。 カッコイイ!!
3人の音が、客席の 隙間を駆け抜けるみたい。 TVじゃなくて、あの場に身をおいてみたかった!
二へドンのブログネタ帳の、古川展生さんの名前の所には、ハートマークが3つも書かれていたぞ。
彼らは、音楽の基礎がしっかりしていて、さらにその上に新しいスタイルを創り上げていこうと、
「古武道」の演奏をしている事が感じられて、安心して楽しめるの。
クラシックという王道から外れてしまった人が仕方なく迷い込んだのでは無いから、聴き手も
スンナリ 「 新しさ 」 を受け入れられる。 何しろ、彼らのスタイルも音もカッコイイ!!
4組目の紹介アーティストは、「沖仁( おきじん )」さん。
14歳から独学でエレキギターを始め、3年半かけてスペイン留学。曲は 「 雨上がりのマーチ 」。
彼の演奏も良いが、バックで、パルマ2名、パーカッション1名、ベース1名がおり、演奏をさらに
情熱的に盛り上げる。 この、パルマのお兄さん達2人が、日本人なんだけど、ちょっとラテン入って
いて、スリムな体型と肩まで流れる黒髪が キラリン!! 二へドンの好みでござんす。むふ。
彼、面白い事を言っていた。「 ギターを弾くと爪が痛むので、釣り用のボンドを塗っている。これが
すごくイイ! 」 同じ事をポルトガル・ギターの演奏家からも聞いた事がある。これって、ギタリスト
の間では、常識?
番組最後の登場は、「 Fried Pride 」 ( フライド・プライド )。
ヴォーカルの Shiho さんと、ギターの横田明起夫さんのデュオ。
曲は、「 Lullaby of Birdland 」。 横田氏は、楽しそうに気持ち良さそうに弾いていて、高感度高い
のですが、 二へドンは Shiho の声がイヤだった。 何か、嫌い・・・・・・。
自分のテクニックに溺れているタイプ。英語は下手だよ。 ただの猿真似。
全米ツアーが夢なんて言ってるけど、無理、無理。アメリカは、よっぽど実力があるか、SEXYなお色気が無いと、売れないでしょ。 彼女は、両方無いと思う。
この様に、二へドンが気に入ったアーティスト、気に入らなかったアーティスト、色々おりますが、
こういう風に情報発信してくれる番組作りなら、見るよね。 ちょっとこの所、番組の作り方が
ヤラセっぽかったからね・・・・・。
《本日のおまけ》
二へドンの一押しアーティストをお教え致しましょう。
石田泰尚様は、秘蔵品なので、教えない!
( と言うか、5月16日以降、10日も石田様に会っていないので、結構むくれている二へドン )
それは、ギタリストの岩永 善信 ( いわなが よしのぶ ) さんです。
彼は並みのギタリストでは、ありませんよ。 多分二へドンが出会ったギタリストの中では世界No.1。
10弦ギター、1本のみで、リサイタルをやってしまうだよ。 ピアノ伴奏無しや。
因みに、2005年12月3日(土) 飯田橋・トッパンホールで行われたリサイタルでの演目をリストアップするから、眺めてみて!
アダージョ / T.アルビノー二
無伴奏チェロ組曲 第6番 二長調 BMV 1012 / J.S.バッハ
( プレリュード、 アレマンデ、 クーラント、 サラバンド、 ガヴォット、 ジーグ )
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.115より 第1楽章 / S.プロコフィエフ
ヴォカリーズ
アンダンテカンタービレ: パガニーニの主題による狂詩曲より / S.ラフマ二ノフ
ぺテネーラ
ロンデーニャ / R.サインス・デ・ラ・マーサ
アンコールには、何と ピアソラの 「 天使の死 」!
どうです? 石田様や、及川さんが、ピアノや、ヴァイオリンで弾く曲達を、ギター1本で弾いてしまう。
巧い。 迫力。二へドンは、彼は 「 ギター界の石田泰尚様 」だと思う。
岩永さんのルックスは地味で、大人し目。 ステージの上でも、口数が少ない。でも、ギター語を
話すのよね。 ね? ヴァイオリン語を話す石田様と、演奏スタイルが同じでしょ?
岩永さんのピアソラで、脳天ガツンとカチ割られましたよ!!
ぜひ、機会があったら、彼の演奏会に行ってみて下さい。
岩永善信・公式ホームページ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~iwanaga/
それで、暫く、日曜の朝9時に家にいても、テレビをつけなかった。
約1ヶ月経ち、満足できない内容への腹立ちも少し紛れ、またテレビをつけて見た。
本日のテーマは、「 2007年の注目アーティスト 」
於 : 文京シビックホール ( 毎年、ここに英国のクリスマスレクチャーを聞きにくるが、なかなか
斬新なデザインのホールですよね。 展望台も凄いし!)
アナウンサーは、久保田直子さん。
何か、二へドンの印象では、この番組の女子アナの使い方って、使い捨てみたいで感じ悪いんですけど、二へドンは応援していますから、頑張って下さいね!
1番最初に紹介されたのが、「 高嶋ちさ子と12人のヴァイオリニスト 」。
クラシックを楽しむ為のプロジェクトをしているそうですが、「 お色気で売れ!」みたいな方向性が
鼻について、何だか厭だ。 昨年、この番組が仕切りに売り込んでいた 「 クラシック娘。 」も
同じ理由で却下! 二番煎じで、己のプライドは無いんか~!と言いたい。
「 12人のヴァイオリニスト 」は、本当に世間が注目している訳では無くて、スポンサーの
お気に入りってだけでしょ? メンバーの岡部磨知さんや、松本蘭さんが、インタビューに答えて
いました。「 ヴァイオリンは楽器の女王。その女王を弾くヴァイオリニストも女王様。」
うわ! 自分で自分を女王様と言って憚らない女って、どうよ?
ま、自分で自分を石田泰尚様の恋人と言って憚らない女もいるらしいけど・・・・・。
何か、「ドンドン何とか」とか言うブログの主らしいけど・・・・・。 ほほほほ・・・・・・・。
因みに、二へドンのヴァイオリン泰次郎君は、女王様なんかじゃ無いよ! 性別は♂だし。
「 ちさ子さんがいつも怒ってくれる。」 なんて言ってました。 まだ、「ねんね」の存在なんですね。
この 12人のヴァイオリニスト達が、近藤亜紀さんのピアノ伴奏で、「 星に願いを 」 を演奏しました。 12人もいるのに、石田様1人で「 星に願いを 」 を演った方が美しいって、どういう事?
ソロを張れない2流が12人集まっても、決して一流にはなれない。
二へドンは高嶋ちさ子さん個人は、とても好きだし、良い演奏家だとは思うけれど、この
「 12人のヴァイオリニスト 」 達は、ちょっと企画ミスだと思うよ。
彼らは 「 心 」 が無い。 自分のスタイルが無い。 高嶋お姉に叱ってもらわなければ動けない
子供ちゃん達なのよ。 二へドンは全然注目してません!!
お次は、「 秀々 」( ひでひで ) と言うデュオ。 三味線の尾上秀樹君と、尺八の石垣秀基君の
2人組。 2人共、名前に「 秀 」 の字が付くから、、ユニット名も 「 秀々 」 と言う明快さ!
「 獅子奮迅 」 という曲を披露してくれましたが、これは文句無しに OK!!
二へドンは、和楽器を奏でる青少年に滅法弱いのです。 もう フラフラの メロメロ。
洋楽をメインに聞いている方は、邦楽は あまり聞かないかもしれませんが、侮れませんよ!
格好良い男の宝庫ですよ!! もちろん、中年おやじが 幅を効かせている世界なので、表には
余り出てきませんが、探すといますよ~!! 昨年、日比谷公会堂で行われた「 和・風 上 」(わふゅーじょん ) と言うイベントは、洋楽と邦楽のクロスオーバーで、邦楽界を元気にして行こう! という物で、格好良い若者達の、迫力の生演奏に うはうは、してしまった二へドン。 コンテスト形式で、
誰がグランプリを取るか興味津々だったのですが、仕事の関係で結果発表を見る事ができなかったのです。 が、三味線、津軽三味線、エレキギター、三線、薩摩琵琶、笙、ドラムス、ピアノ、ベース、和太鼓、その他、その他・・・・・。 楽器オンパレード。 どのユニットも 滅茶格好良かった~!!
今、邦楽はナウいのよ。 ナウいと言う言葉がナウくなくて、御免なさいね。
「 秀々 」も、日比谷公会堂で熱演してくれた連中に負けず劣らず、良かった!!1曲だけじゃ少ない
!! 彼らのレパートリーを全部聞きたいよね。
この日の演奏では、尺八と三味線の演奏の部分だけがクローズアップされていたけれども、デジタルサウンドやパーカッションも使うので、やはり生の
ステージを聞いてみたいです!! 尺八の石垣君は、ドラマにも出演した事があるとか。
尺八は感情が表に出やすいという話もしていました。
又、話が脱線するけれども、2~3年前に佐藤君が尺八のレッスンを1回だけ受ける機会があったの。本来それは、小・中学生のみを対象としたものだったのですが、二へドンが会場まで佐藤君を
送って行ったら、 「 今日は受講生の数が少ないので、ぜひご一緒に! 」と言われちゃいました。
心の準備が無かったので、びびりまくりでした。 尺八は下水道用のパイプを、先生が穴を開けて
作った「 手作り偽尺八 」 ! ところがこれ、音が出ないんですよ!! 吹けども吹けども、
ピーとも言わない。 本物はもっと音が出ないらしい。20分経ち、30分経ち、そのうちに小学生達の席から音が出始めた。
二へドン、あせりまくる。 だって、小学生に負ける訳には行きませんよ!!
あんまり フーフーしたものだから、その内、目の前が黄色く見えてきちゃって、酸欠状態!!
でも、何とか1回音を出せると、後は早い。 何とか、その日の課題曲 「 ほたる来い 」 をクリア
したのでした。 ふ~、やれやれ。
こんな経験がある二へドンだから、尺八を吹く若者は、無条件に崇拝!
石垣君、もう1度言ってごらん! 尺八は感情が表に出やすいだって? そもそも尺八は音が
出にくいのだから、感情なんか出る訳が無いよ、二へドンの場合!
彼らの今後の目標は、「 書道、華道、等、ジャンルを問わずコラボしてみたい。 」
いいねえ、いいねえ。 二へドン、そういうの好きだよ。 二へドンもフラワーアレンジで参加してあげるから!
お次は 「 古武道 」 という名のトリオ。 名前からして、石田様も気に入りそうな、男臭さが
感じられるねえ。 来ましたよ! ぐぐっと! 二へドンの心に!!
チェロ - 古川展生 、 ピアノ - 妹尾武 、 尺八 - 藤原道山 の3人の名前から1字ずつ
取って、「 古武道 」 です。
古川展生さんって、最近滅茶滅茶、露出してませんか? 毎日何かで見ると言っても過言では無い
位。 新聞や雑誌やチラシで、見ちゃうんだなあ・・・・。 彼のステージは未経験なので、番組で
見られたのは良かった。 演奏曲は 「 SASUKE 」。 カッコイイ!!
3人の音が、客席の 隙間を駆け抜けるみたい。 TVじゃなくて、あの場に身をおいてみたかった!
二へドンのブログネタ帳の、古川展生さんの名前の所には、ハートマークが3つも書かれていたぞ。
彼らは、音楽の基礎がしっかりしていて、さらにその上に新しいスタイルを創り上げていこうと、
「古武道」の演奏をしている事が感じられて、安心して楽しめるの。
クラシックという王道から外れてしまった人が仕方なく迷い込んだのでは無いから、聴き手も
スンナリ 「 新しさ 」 を受け入れられる。 何しろ、彼らのスタイルも音もカッコイイ!!
4組目の紹介アーティストは、「沖仁( おきじん )」さん。
14歳から独学でエレキギターを始め、3年半かけてスペイン留学。曲は 「 雨上がりのマーチ 」。
彼の演奏も良いが、バックで、パルマ2名、パーカッション1名、ベース1名がおり、演奏をさらに
情熱的に盛り上げる。 この、パルマのお兄さん達2人が、日本人なんだけど、ちょっとラテン入って
いて、スリムな体型と肩まで流れる黒髪が キラリン!! 二へドンの好みでござんす。むふ。
彼、面白い事を言っていた。「 ギターを弾くと爪が痛むので、釣り用のボンドを塗っている。これが
すごくイイ! 」 同じ事をポルトガル・ギターの演奏家からも聞いた事がある。これって、ギタリスト
の間では、常識?
番組最後の登場は、「 Fried Pride 」 ( フライド・プライド )。
ヴォーカルの Shiho さんと、ギターの横田明起夫さんのデュオ。
曲は、「 Lullaby of Birdland 」。 横田氏は、楽しそうに気持ち良さそうに弾いていて、高感度高い
のですが、 二へドンは Shiho の声がイヤだった。 何か、嫌い・・・・・・。
自分のテクニックに溺れているタイプ。英語は下手だよ。 ただの猿真似。
全米ツアーが夢なんて言ってるけど、無理、無理。アメリカは、よっぽど実力があるか、SEXYなお色気が無いと、売れないでしょ。 彼女は、両方無いと思う。
この様に、二へドンが気に入ったアーティスト、気に入らなかったアーティスト、色々おりますが、
こういう風に情報発信してくれる番組作りなら、見るよね。 ちょっとこの所、番組の作り方が
ヤラセっぽかったからね・・・・・。
《本日のおまけ》
二へドンの一押しアーティストをお教え致しましょう。
石田泰尚様は、秘蔵品なので、教えない!
( と言うか、5月16日以降、10日も石田様に会っていないので、結構むくれている二へドン )
それは、ギタリストの岩永 善信 ( いわなが よしのぶ ) さんです。
彼は並みのギタリストでは、ありませんよ。 多分二へドンが出会ったギタリストの中では世界No.1。
10弦ギター、1本のみで、リサイタルをやってしまうだよ。 ピアノ伴奏無しや。
因みに、2005年12月3日(土) 飯田橋・トッパンホールで行われたリサイタルでの演目をリストアップするから、眺めてみて!
アダージョ / T.アルビノー二
無伴奏チェロ組曲 第6番 二長調 BMV 1012 / J.S.バッハ
( プレリュード、 アレマンデ、 クーラント、 サラバンド、 ガヴォット、 ジーグ )
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op.115より 第1楽章 / S.プロコフィエフ
ヴォカリーズ
アンダンテカンタービレ: パガニーニの主題による狂詩曲より / S.ラフマ二ノフ
ぺテネーラ
ロンデーニャ / R.サインス・デ・ラ・マーサ
アンコールには、何と ピアソラの 「 天使の死 」!
どうです? 石田様や、及川さんが、ピアノや、ヴァイオリンで弾く曲達を、ギター1本で弾いてしまう。
巧い。 迫力。二へドンは、彼は 「 ギター界の石田泰尚様 」だと思う。
岩永さんのルックスは地味で、大人し目。 ステージの上でも、口数が少ない。でも、ギター語を
話すのよね。 ね? ヴァイオリン語を話す石田様と、演奏スタイルが同じでしょ?
岩永さんのピアソラで、脳天ガツンとカチ割られましたよ!!
ぜひ、機会があったら、彼の演奏会に行ってみて下さい。
岩永善信・公式ホームページ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~iwanaga/
2007年05月25日
6月2日 新田純子 講演会のお知らせ
2007 神奈川区民ミュージカル 「 100年の扉の向こう ~ 七福神の港に生きて ~ 」
記 念 プ レ イ ベ ン ト 企 画
「 新田 純子 講演会 」
『 九転十起の男 』 《 旧題 「 その男、はかりしれず 」サンマーク出版 》 の著者
川崎・横浜、京浜工業地帯開発の父 《 浅野總一郎 》 を語る
日時 : 2007年6月2日(土) 13:30 開場 14:00 開演
会場 : 浅野中学・高等学校 講堂
横浜市神奈川区子安台1-3-1 ℡ 045-421-3281て
JR・京浜東北線 新子安駅下車 徒歩8分 / 市バス290系統 「浅野学園前」下車
料金 : 大人 ¥1,000.- 高校生 ¥500.- 小・中学生 ¥300.-
* 講演会では、2006年度の神奈川区民ミュージカルの様子を、一部ご紹介します。
* 講演会終了後、区民ミュージカル関係者と共に、銅像山見学を行います。( 希望者のみ )
* 希望者は、二へドンまでメールで希望枚数をお知らせ下さい。
*****************************************
2005年度にスタートした神奈川区民ミュージカル。
区内在住・在学・在勤者を中心に集まった出演者達は、約3ヶ月、思い切り歌いながら、踊りながら
熱い汗を流して、本番の舞台を迎えます。
2005年度 「 新・浦島伝説 」
2006年度 「 ヘボンくらぶへようこそ 」
2007年度 「 100年の扉の向こう ~ 七福神の港に生きて ~ 」
8月3日~5日 於 : かなっくホール
2007年の舞台の素材を、この浅野總一郎の物語に求めました。
折りしも、2006年に、映画 「 九転十起の男~浅野總一郎の青春 」 が上映され、続く2007年
5月には 「 九転十起の男2 ~激動編~ 」 が公開され、大きな反響を呼んでいます。
実行委員会では、身近な地域の歴史を学び、先人の叡智に触れる機会として、 「 九転十起の男」
の著者、新田純子さんを迎えて、今回の講演会を行います。
歴史の深部から、現在・過去・未来に想いを馳せる時間を、共に過ごしてみませんか?
対象は小学校中学年から。
主催 : 神奈川区民ミュージカル実行委員会
問い合わせ : 090-4662-4614 ( 村上 ) 090-1107ー0597 ( 佳山 )
ブログ : 「 神奈川区民ミュージカルの日記 」
http://plaza.rakuten.co.jp/kanagawamusical/
****************************************
昨年に引き続き、佐藤隆介君も、このミュージカルに出演します。
5月20日(日)に ミュージカル発会式が行われました。
マネージャー・二へドンは、回転寿司のバイトの為、佐藤君だけで行かせましたが、昨年、仲良く
なった小学生の男の子達3名が今年も続投。 スタッフの方達も、ほとんどが昨年と同じ顔ぶれ
なので、同窓会みたいなノリであっただろうと想像します。
この日、二へドンはあせって、ワークショップ代金¥6,000.-を持たせるのを忘れました。
申し訳ありません。
小学生のメンバーの中には、「花より男子」「神童」等に出演している子役の子もいたりして、
今年の舞台が楽しみです。
又、折りに触れて、練習中の裏話なども記事にしていきたいなあと、考えています。
記 念 プ レ イ ベ ン ト 企 画
「 新田 純子 講演会 」
『 九転十起の男 』 《 旧題 「 その男、はかりしれず 」サンマーク出版 》 の著者
川崎・横浜、京浜工業地帯開発の父 《 浅野總一郎 》 を語る
日時 : 2007年6月2日(土) 13:30 開場 14:00 開演
会場 : 浅野中学・高等学校 講堂
横浜市神奈川区子安台1-3-1 ℡ 045-421-3281て
JR・京浜東北線 新子安駅下車 徒歩8分 / 市バス290系統 「浅野学園前」下車
料金 : 大人 ¥1,000.- 高校生 ¥500.- 小・中学生 ¥300.-
* 講演会では、2006年度の神奈川区民ミュージカルの様子を、一部ご紹介します。
* 講演会終了後、区民ミュージカル関係者と共に、銅像山見学を行います。( 希望者のみ )
* 希望者は、二へドンまでメールで希望枚数をお知らせ下さい。
*****************************************
2005年度にスタートした神奈川区民ミュージカル。
区内在住・在学・在勤者を中心に集まった出演者達は、約3ヶ月、思い切り歌いながら、踊りながら
熱い汗を流して、本番の舞台を迎えます。
2005年度 「 新・浦島伝説 」
2006年度 「 ヘボンくらぶへようこそ 」
2007年度 「 100年の扉の向こう ~ 七福神の港に生きて ~ 」
8月3日~5日 於 : かなっくホール
2007年の舞台の素材を、この浅野總一郎の物語に求めました。
折りしも、2006年に、映画 「 九転十起の男~浅野總一郎の青春 」 が上映され、続く2007年
5月には 「 九転十起の男2 ~激動編~ 」 が公開され、大きな反響を呼んでいます。
実行委員会では、身近な地域の歴史を学び、先人の叡智に触れる機会として、 「 九転十起の男」
の著者、新田純子さんを迎えて、今回の講演会を行います。
歴史の深部から、現在・過去・未来に想いを馳せる時間を、共に過ごしてみませんか?
対象は小学校中学年から。
主催 : 神奈川区民ミュージカル実行委員会
問い合わせ : 090-4662-4614 ( 村上 ) 090-1107ー0597 ( 佳山 )
ブログ : 「 神奈川区民ミュージカルの日記 」
http://plaza.rakuten.co.jp/kanagawamusical/
****************************************
昨年に引き続き、佐藤隆介君も、このミュージカルに出演します。
5月20日(日)に ミュージカル発会式が行われました。
マネージャー・二へドンは、回転寿司のバイトの為、佐藤君だけで行かせましたが、昨年、仲良く
なった小学生の男の子達3名が今年も続投。 スタッフの方達も、ほとんどが昨年と同じ顔ぶれ
なので、同窓会みたいなノリであっただろうと想像します。
この日、二へドンはあせって、ワークショップ代金¥6,000.-を持たせるのを忘れました。
申し訳ありません。
小学生のメンバーの中には、「花より男子」「神童」等に出演している子役の子もいたりして、
今年の舞台が楽しみです。
又、折りに触れて、練習中の裏話なども記事にしていきたいなあと、考えています。
2007年05月24日
数字の「 7 」って、ラッキーなんじゃないの?
ヴィトウィンさんの舞台が又、始まりました。佐藤君と一緒に行って来ました。
studio salt 「 7 」
日時 : 2007年5月23日(水) 19:00 開場 19:30 開演
会場 : 横浜 ・ 相鉄本多劇場
料金 : 自由席・予約 ¥2,500.- 学生割引 ¥1,500.-
出演 : 勝碕若子 ( 劇団蒼生樹 ) / 富岡英里子 、 小角真弥
麻生0児 、 会田知也 、 高野ユウジ 、 東享司 、 木下智巳 、 松本・F・光生 、
shikyo
最初に、ヴィトウィンさんから、この舞台のお知らせを頂いた時、タイトルの 「 7 」だけでは、
何をテーマにした演し物なのか、全く分かりませんでした。
「 007 」? 「 オーシャンズ11 」? どちらもアクション物だな?
サブタイトルが、 「 僕らの7日目は、毎日やってくる 」。
ますますもって 分からない。
だってさ、ある人に取っての7日目が日曜日だとするじゃん。そうしたら、日曜日が毎日やってくる訳
ないじゃん。 それって、お父さんがリストラされちゃって、毎日が日曜日みたいなもの・・・って事?
2007年4月11日に、二へドンのサイトで 「 スタジオソルト 『本公演』 のお知らせ 」 という
記事をアップしました。 その時に、ヴィトウィンさんから コメントを頂いたのを、復習で再度コピー。
****************************************
ネットの「作品説明」を貼っときます。
どんな作品かご参考になれば・・・。
**************************************
僕らの7日目は、毎日やってくる。それは例えば歯を磨くような。ごく当たり前にこなす日常作業。なんてことはない。思いを止めずに通り過ぎていく日々。
気がつけば随分長いこと繰り返している。見たくないモノを見ないで過ごすうちに、見なきゃいけないモノまで見えなくなっているのかもしれないけれど。
鈍感でありたい。鈍感でなければならない。そう自分に言い聞かせる。やがて僕らは何も感じないフリをするのが上手くなっていく。
7日目さえこなければ─。
**************************************
Posted by 弁太 at 2007年04月12日 09:36
ううん? これで分かった人がいたら凄いよね!
先週、相鉄本多劇場の前を通ったので、この公演のチラシを入手してみた。
裏に犬の写真が載っていた。 「 犬 ? 」 ・・・・・・・。 メンバーに犬好きの人がいるの?
自由席は両サイドなのだが、最前列をゲット。 石田様でなくても、かぶりつく悲しい習性・・・・。
5月17日にヴィトウィンさんからメールを頂いた時に、
「 ただ残念な事に、平日の座席が大分空いてしまっています。」 と書かれていたので、ちょっと
心配していたのです。 でも、今日は、満席。 折りたたみ椅子を通路に出す程の盛況ですよ。
もう、24日(木) 18:00~ が最終公演なので、思いっきりネタバレしちゃいますよ!
所は、動物愛護センター。 「 愛護 」とは名ばかりで、里親が見つからなかった犬達は、7日目に
薬殺処分されてしまう。 その日に処分される犬達が入るオリが、「 7 オリ 」。
つまり タイトルの 「 7 」 なんですね。
ラッキー・セブンなんかじゃないんですよ!!
表現されている断片だけを見ると、胸が痛くなります。
今では「ケージ」という言葉が日本語の中に浸透して来たのに、「 オリ 」 と言う言葉にグサッ!
扉を開ける度に犬達の吠え声が聞こえるのにグサッ!
転任して来た「 先生 」 が、同僚達と打ち解けられない状況にグサッ!
16歳の老犬を飼っている老婆が、人工透析をしている夫と、自分も足が悪く散歩にも連れて行かれずストレスを貯めている老犬を持ち込みたいと相談に来る。職員は「よく考えろ」と言うが、老婆の決心
は固い。 こういうシチュエーションは、やり切れないですよ。
「 最後まで責任を取って飼え」 って言うのは簡単ですよ。 でも、16年前に自分達夫婦の健康状態まで正しく予測する事は不可能ですよね。 1週間後の天気予報だって外れる事があるのに、16年後
の事なんてねえ・・・。 二へドンだって、16年後は、もし正社員だったら、もう定年退職を迎えています。一般論として、まだまだ現役を続けられる人も多いのが事実ですが、二へドン個人の健康状態
が、どれ程なのか、医者だって、分からないでしょう。 もういないかもしれないし・・・。
「 老老介護 」ではないですけれど、老人が老犬を飼う事の限界を考えると、手助けをしない人には
何も言う権利は無いですよね。
「 崖っぷち犬 」 も劇中に登場しますよ。 現実にTVニュースで取り上げられた時、里親希望者が
殺到した事に、憤りを感じた方も多いと思います。 毎日、多くの、引き取り手のいない犬達が処分
されているのに、何で崖っぷち犬だけ持て囃されるの?
僅か、1時間10分の劇の中に、考えさせられる要素がいっぱい凝縮されています。
作・演出の椎名泉水さんは、毎回秀逸な作品を作っていますよ。どれが一番って決められない。
重くて、苦しいだけではなくて、随所に笑いも有り、佐藤君なんか、のべつまく無しに笑っていました
。デブキャラが出て来たと言っては笑い、台詞にいちいち反応しては、笑い・・・・・。
彼に取っては、この劇はコメディーだったのかも。
佐藤君も二へドンも、滅茶滅茶 ウケタのが、「 ハリーズ・ブートキャンプ 」!!
これは、言わずもがな、の、例のアレのパロディーです。
で、狭い舞台の上で7人の大人の男達が、やるんですよ。ただやるんじゃないんですよ。
熱演するんですよ!! これは、凄い。 ブートキャンプをやっている集団を傍から見るだけで、
こんなに笑えるとは思わなかった。
ヴィトウィンさん、一番演技巧いですよ!! ガラス窓の向こうで、台詞無しで表情だけで見せる
シーンがあったのですが、台詞に頼らない演技が出来るって、素晴らしいですよ。
後、勝碕若子さんに痺れました! 彼女は、演技では無く、本当に足が不自由なんだと思って
しまいましたよ!! 台詞回しも凄く心に沁みるし。 彼女に朗読をしてもらったら、いい味を出すの
だろうなあ・・・・。
イイ脚本と、イイ役者達と、イイ演出で、大満足ですよ。
これを見逃した人達がお気の毒様。 二へドンが良いとお勧めした物は絶対に良いのだから、
見に行かなきゃ駄目じゃん!! 過ぎてしまった時間は取り戻せないんだよ。どうせ時間が過ぎる
なら、舞台を見て過ごそうよ! スタジオソルトは、非常に真面目な演劇集団です。アングラ劇団
や、中高生の演劇部みたいに、ノリだけでやってる人達と違います。
大人の鑑賞に堪え得る、余韻に満ちた舞台を作り上げる人達だから、絶対に見た方がいいって!!
スタジオ ソルトの次回公演は、2007年11月14日(水)~25日(日)です。
「 職員会議 - 第37回運動会について - 」
詳細は決まり次第ホームページにて。
http://www.studiosalt.net/
スタジオソルトの皆様、今回も素晴らしい舞台をありがとうございました!!
では、最後に、ネットの作品説明へのオマージュを・・・・・・・・・・・・・・。
「 8470 」
『 僕らの石田様を、毎日想っている 』
僕らの石田様は時々やってくる。それは例えば白馬に乗った王子様がやって来るような。
いつも公演情報を細めにチェックする日常作業。
何て事は無い。
チケットをゲットする為に通り過ぎていく日々。
見たいモノを見て過ごすうちに、見てはいけない妄想まで見えてしまうのかもしれないけれど。
敏感でありたい。 敏感でなければならない。
そう自分に言い聞かせる。
やがて僕らは石田様を感じ悶々するのが 上手くなっていく。
かぶりつき席さえ手に入れればーーーーー。
《本日のおまけ》
1.オマージュのタイトルの数字「 8470 」は、「 やすなお 」 と読んで下さいね。
2.ヴィトウィンさんへ。
佐藤君が亀を飼いたいと言い出しましたぞ!!
studio salt 「 7 」
日時 : 2007年5月23日(水) 19:00 開場 19:30 開演
会場 : 横浜 ・ 相鉄本多劇場
料金 : 自由席・予約 ¥2,500.- 学生割引 ¥1,500.-
出演 : 勝碕若子 ( 劇団蒼生樹 ) / 富岡英里子 、 小角真弥
麻生0児 、 会田知也 、 高野ユウジ 、 東享司 、 木下智巳 、 松本・F・光生 、
shikyo
最初に、ヴィトウィンさんから、この舞台のお知らせを頂いた時、タイトルの 「 7 」だけでは、
何をテーマにした演し物なのか、全く分かりませんでした。
「 007 」? 「 オーシャンズ11 」? どちらもアクション物だな?
サブタイトルが、 「 僕らの7日目は、毎日やってくる 」。
ますますもって 分からない。
だってさ、ある人に取っての7日目が日曜日だとするじゃん。そうしたら、日曜日が毎日やってくる訳
ないじゃん。 それって、お父さんがリストラされちゃって、毎日が日曜日みたいなもの・・・って事?
2007年4月11日に、二へドンのサイトで 「 スタジオソルト 『本公演』 のお知らせ 」 という
記事をアップしました。 その時に、ヴィトウィンさんから コメントを頂いたのを、復習で再度コピー。
****************************************
ネットの「作品説明」を貼っときます。
どんな作品かご参考になれば・・・。
**************************************
僕らの7日目は、毎日やってくる。それは例えば歯を磨くような。ごく当たり前にこなす日常作業。なんてことはない。思いを止めずに通り過ぎていく日々。
気がつけば随分長いこと繰り返している。見たくないモノを見ないで過ごすうちに、見なきゃいけないモノまで見えなくなっているのかもしれないけれど。
鈍感でありたい。鈍感でなければならない。そう自分に言い聞かせる。やがて僕らは何も感じないフリをするのが上手くなっていく。
7日目さえこなければ─。
**************************************
Posted by 弁太 at 2007年04月12日 09:36
ううん? これで分かった人がいたら凄いよね!
先週、相鉄本多劇場の前を通ったので、この公演のチラシを入手してみた。
裏に犬の写真が載っていた。 「 犬 ? 」 ・・・・・・・。 メンバーに犬好きの人がいるの?
自由席は両サイドなのだが、最前列をゲット。 石田様でなくても、かぶりつく悲しい習性・・・・。
5月17日にヴィトウィンさんからメールを頂いた時に、
「 ただ残念な事に、平日の座席が大分空いてしまっています。」 と書かれていたので、ちょっと
心配していたのです。 でも、今日は、満席。 折りたたみ椅子を通路に出す程の盛況ですよ。
もう、24日(木) 18:00~ が最終公演なので、思いっきりネタバレしちゃいますよ!
所は、動物愛護センター。 「 愛護 」とは名ばかりで、里親が見つからなかった犬達は、7日目に
薬殺処分されてしまう。 その日に処分される犬達が入るオリが、「 7 オリ 」。
つまり タイトルの 「 7 」 なんですね。
ラッキー・セブンなんかじゃないんですよ!!
表現されている断片だけを見ると、胸が痛くなります。
今では「ケージ」という言葉が日本語の中に浸透して来たのに、「 オリ 」 と言う言葉にグサッ!
扉を開ける度に犬達の吠え声が聞こえるのにグサッ!
転任して来た「 先生 」 が、同僚達と打ち解けられない状況にグサッ!
16歳の老犬を飼っている老婆が、人工透析をしている夫と、自分も足が悪く散歩にも連れて行かれずストレスを貯めている老犬を持ち込みたいと相談に来る。職員は「よく考えろ」と言うが、老婆の決心
は固い。 こういうシチュエーションは、やり切れないですよ。
「 最後まで責任を取って飼え」 って言うのは簡単ですよ。 でも、16年前に自分達夫婦の健康状態まで正しく予測する事は不可能ですよね。 1週間後の天気予報だって外れる事があるのに、16年後
の事なんてねえ・・・。 二へドンだって、16年後は、もし正社員だったら、もう定年退職を迎えています。一般論として、まだまだ現役を続けられる人も多いのが事実ですが、二へドン個人の健康状態
が、どれ程なのか、医者だって、分からないでしょう。 もういないかもしれないし・・・。
「 老老介護 」ではないですけれど、老人が老犬を飼う事の限界を考えると、手助けをしない人には
何も言う権利は無いですよね。
「 崖っぷち犬 」 も劇中に登場しますよ。 現実にTVニュースで取り上げられた時、里親希望者が
殺到した事に、憤りを感じた方も多いと思います。 毎日、多くの、引き取り手のいない犬達が処分
されているのに、何で崖っぷち犬だけ持て囃されるの?
僅か、1時間10分の劇の中に、考えさせられる要素がいっぱい凝縮されています。
作・演出の椎名泉水さんは、毎回秀逸な作品を作っていますよ。どれが一番って決められない。
重くて、苦しいだけではなくて、随所に笑いも有り、佐藤君なんか、のべつまく無しに笑っていました
。デブキャラが出て来たと言っては笑い、台詞にいちいち反応しては、笑い・・・・・。
彼に取っては、この劇はコメディーだったのかも。
佐藤君も二へドンも、滅茶滅茶 ウケタのが、「 ハリーズ・ブートキャンプ 」!!
これは、言わずもがな、の、例のアレのパロディーです。
で、狭い舞台の上で7人の大人の男達が、やるんですよ。ただやるんじゃないんですよ。
熱演するんですよ!! これは、凄い。 ブートキャンプをやっている集団を傍から見るだけで、
こんなに笑えるとは思わなかった。
ヴィトウィンさん、一番演技巧いですよ!! ガラス窓の向こうで、台詞無しで表情だけで見せる
シーンがあったのですが、台詞に頼らない演技が出来るって、素晴らしいですよ。
後、勝碕若子さんに痺れました! 彼女は、演技では無く、本当に足が不自由なんだと思って
しまいましたよ!! 台詞回しも凄く心に沁みるし。 彼女に朗読をしてもらったら、いい味を出すの
だろうなあ・・・・。
イイ脚本と、イイ役者達と、イイ演出で、大満足ですよ。
これを見逃した人達がお気の毒様。 二へドンが良いとお勧めした物は絶対に良いのだから、
見に行かなきゃ駄目じゃん!! 過ぎてしまった時間は取り戻せないんだよ。どうせ時間が過ぎる
なら、舞台を見て過ごそうよ! スタジオソルトは、非常に真面目な演劇集団です。アングラ劇団
や、中高生の演劇部みたいに、ノリだけでやってる人達と違います。
大人の鑑賞に堪え得る、余韻に満ちた舞台を作り上げる人達だから、絶対に見た方がいいって!!
スタジオ ソルトの次回公演は、2007年11月14日(水)~25日(日)です。
「 職員会議 - 第37回運動会について - 」
詳細は決まり次第ホームページにて。
http://www.studiosalt.net/
スタジオソルトの皆様、今回も素晴らしい舞台をありがとうございました!!
では、最後に、ネットの作品説明へのオマージュを・・・・・・・・・・・・・・。
「 8470 」
『 僕らの石田様を、毎日想っている 』
僕らの石田様は時々やってくる。それは例えば白馬に乗った王子様がやって来るような。
いつも公演情報を細めにチェックする日常作業。
何て事は無い。
チケットをゲットする為に通り過ぎていく日々。
見たいモノを見て過ごすうちに、見てはいけない妄想まで見えてしまうのかもしれないけれど。
敏感でありたい。 敏感でなければならない。
そう自分に言い聞かせる。
やがて僕らは石田様を感じ悶々するのが 上手くなっていく。
かぶりつき席さえ手に入れればーーーーー。
《本日のおまけ》
1.オマージュのタイトルの数字「 8470 」は、「 やすなお 」 と読んで下さいね。
2.ヴィトウィンさんへ。
佐藤君が亀を飼いたいと言い出しましたぞ!!
2007年05月24日
金沢さんの ご質問への回答
先日、金沢さんから ご質問を頂いておりました回答をお届け致します。
Q : 6月2日の県立音楽堂のシュナイト音楽堂シリーズに、石田様は乗り番ですか?
A : YES! 乗り番です!!
事務局の菅野氏から確認を頂きましたので、安心して、演奏会に足を運んで下さい!
因みに 二へドンはこの日、 DREAM OF HARMONY の本番で行かれないので、
どんな演奏会だったか、教えて下さいね!!
****************************************
シュナイト音楽堂シリーズ Vol.XII 「 フィルハーモニーの原点 」
日時 : 2007年6月2日(土) 開場 14:30 開演 15:00
会場 : 神奈川県立音楽堂
料金 : S席 ¥4,000.- A席 ¥3,000.- 学生(小~大学生)¥1,000.-
チケットの申し込み : 音楽堂チケットセンター 045-263-2255
チケットぴあ 0570-02-9990
神奈川フィル・チケットサービス 045-263-2255
演目 : ブリテン / シンプル・シンフォニー 作品4
ストラヴィンスキー / 組曲 「 プルチネラ 」 ( 1949年版 )
ベートーヴェン / 交響曲第1番 ハ長調 作品21
Q : 6月2日の県立音楽堂のシュナイト音楽堂シリーズに、石田様は乗り番ですか?
A : YES! 乗り番です!!
事務局の菅野氏から確認を頂きましたので、安心して、演奏会に足を運んで下さい!
因みに 二へドンはこの日、 DREAM OF HARMONY の本番で行かれないので、
どんな演奏会だったか、教えて下さいね!!
****************************************
シュナイト音楽堂シリーズ Vol.XII 「 フィルハーモニーの原点 」
日時 : 2007年6月2日(土) 開場 14:30 開演 15:00
会場 : 神奈川県立音楽堂
料金 : S席 ¥4,000.- A席 ¥3,000.- 学生(小~大学生)¥1,000.-
チケットの申し込み : 音楽堂チケットセンター 045-263-2255
チケットぴあ 0570-02-9990
神奈川フィル・チケットサービス 045-263-2255
演目 : ブリテン / シンプル・シンフォニー 作品4
ストラヴィンスキー / 組曲 「 プルチネラ 」 ( 1949年版 )
ベートーヴェン / 交響曲第1番 ハ長調 作品21
2007年05月24日
八幡宮裏 参詣者休憩所 ~ 饅頭の湯気
2007年5月19日。建長寺に行く用事があった。
二へドンは最寄り駅がJR 横須賀線・保土ヶ谷駅なので、1本で行けて超便利なのである。
しかし、ちょっとだけ悩んだ。
建長寺に行くのに、鎌倉駅から歩こうか? それとも北鎌倉駅から歩こうか?
鎌倉散策が大好きな二へドンは、行きは鎌倉駅から歩き、帰りは北鎌倉駅を利用する事にした。
鎌倉駅前に10:30頃着いた。駅前は人々でごった返しており、身動きが取れない。東洋人も西洋人
も、うじゃうじゃいる。よく探せば、宇宙人だって居たかもしれない。
「 こんな人混みはイヤじゃ~!!」 早々に小町通りに駆け込む。
11:00オープンの店も多く、ドラ焼きを買いたかったが早過ぎた。今日の目的はコンサートなので、
開店時間を待つ心の余裕が無かった。
途中で腹の足しになる物を買おう! そのまま小町通りをずんずん進む。
なかなか軽い昼食に良さそうな物が見つからない。 自由席だから早く並ばなければと思うと、
おちおち店にも入れない。
県立近代美術館・別館の手前( 八幡宮の裏手 ) に、参拝者無料休憩所を発見!!
おお、ここなら15分で、軽食を取れる!!
八幡宮の休憩所と言ったら、大抵の人は舞殿右手の休憩所を利用すると思います。
でも、裏の休憩所の方がお勧め。何しろ空いている。建物内部も比較的新しく、5卓ある木のテーブル
で、気持ちの良い時間を過ごせます。
各テーブルには、それぞれ違う花器に、違う種類の花が挿され、何とも贅沢な気分。だって、
一般家庭で、部屋ごとに違う種類の花を飾っている風流な家は、そうそう無いでしょ?
あの、刈谷崎省吾さんの自宅だって、造花が飾られているのよ。 TVの「 お宅拝見 」番組で
レポーターに造花の事を突っ込まれて、「 生の花を毎日飾ったら、お金かかって仕様が無い。」
と答えていましたよ!
二へドンが座ったテーブルに飾られていた花。
店内では、親切なおばちゃん達2人が、愛想良くお客に話し掛ける。
いつも仕事で利用するらしいバスガイドのお姉さんとも話が はずんでいる。
鎌倉の気候風土って、人なつこい性格を形成するのか?
気に入ってしまった。 無料休憩所。
本日のメニューは、二へドン - ホットコーヒー ¥250.-
八幡宮の御朱印が印刷されたプラカップに入って来る。
佐藤君は、冷たい甘酒 ¥250.-
ふかし立て 御神酒饅頭 @¥80.- × 2個
この他にも チャーハン、ドライカレー が¥350.-
焼きそば、焼きうどんが ¥300.- で 激安なんです。
又、今度利用させて頂きます!!
二へドンは最寄り駅がJR 横須賀線・保土ヶ谷駅なので、1本で行けて超便利なのである。
しかし、ちょっとだけ悩んだ。
建長寺に行くのに、鎌倉駅から歩こうか? それとも北鎌倉駅から歩こうか?
鎌倉散策が大好きな二へドンは、行きは鎌倉駅から歩き、帰りは北鎌倉駅を利用する事にした。
鎌倉駅前に10:30頃着いた。駅前は人々でごった返しており、身動きが取れない。東洋人も西洋人
も、うじゃうじゃいる。よく探せば、宇宙人だって居たかもしれない。
「 こんな人混みはイヤじゃ~!!」 早々に小町通りに駆け込む。
11:00オープンの店も多く、ドラ焼きを買いたかったが早過ぎた。今日の目的はコンサートなので、
開店時間を待つ心の余裕が無かった。
途中で腹の足しになる物を買おう! そのまま小町通りをずんずん進む。
なかなか軽い昼食に良さそうな物が見つからない。 自由席だから早く並ばなければと思うと、
おちおち店にも入れない。
県立近代美術館・別館の手前( 八幡宮の裏手 ) に、参拝者無料休憩所を発見!!
おお、ここなら15分で、軽食を取れる!!
八幡宮の休憩所と言ったら、大抵の人は舞殿右手の休憩所を利用すると思います。
でも、裏の休憩所の方がお勧め。何しろ空いている。建物内部も比較的新しく、5卓ある木のテーブル
で、気持ちの良い時間を過ごせます。
各テーブルには、それぞれ違う花器に、違う種類の花が挿され、何とも贅沢な気分。だって、
一般家庭で、部屋ごとに違う種類の花を飾っている風流な家は、そうそう無いでしょ?
あの、刈谷崎省吾さんの自宅だって、造花が飾られているのよ。 TVの「 お宅拝見 」番組で
レポーターに造花の事を突っ込まれて、「 生の花を毎日飾ったら、お金かかって仕様が無い。」
と答えていましたよ!
二へドンが座ったテーブルに飾られていた花。
店内では、親切なおばちゃん達2人が、愛想良くお客に話し掛ける。
いつも仕事で利用するらしいバスガイドのお姉さんとも話が はずんでいる。
鎌倉の気候風土って、人なつこい性格を形成するのか?
気に入ってしまった。 無料休憩所。
本日のメニューは、二へドン - ホットコーヒー ¥250.-
八幡宮の御朱印が印刷されたプラカップに入って来る。
佐藤君は、冷たい甘酒 ¥250.-
ふかし立て 御神酒饅頭 @¥80.- × 2個
この他にも チャーハン、ドライカレー が¥350.-
焼きそば、焼きうどんが ¥300.- で 激安なんです。
又、今度利用させて頂きます!!
2007年05月23日
及川浩治ファンと語らう
2007年5月19日(土) 建長寺での及川浩治さんのコンサートを終えた後、のんびり寺域を散策。
朝 降っていた雨が嘘の様に日差しが暑い。 持っていた雨傘を日傘代わりに差す。佐藤君に
「 それは どう見ても雨傘だ! 」 と文句を言われながら歩く。ふん、佐藤君。君はまだ、
紫外線が女性のお肌の大敵だという事実を、ちっとも認識していないな!!沖縄だって、タイだって、
色白が美人の条件なんだぞ!
佐藤君のお腹が 「 ぎゅごるるる 」 になってしまったので、総門を出て、道路の向かい側にある
蕎麦屋に入る事にした。店の名前は、「 鎌倉五山別館 」。 本館はJR北鎌倉駅の近くにある。
もう15:00 近くだったので、店内は誰もお客が入っていなかった。
佐藤君は 「 冷やし山菜そば 」¥850.- を注文。
二へドンは「 けんちんセット 」 ¥1,250.-を注文。建長寺に来たら けんちん汁でしょ!と言う
安易な発想。 これはけんちん蕎麦/うどんに、山菜ちらし寿司がセットになっている。
かなり年配のお姉様3人が店を切り盛りしている。 いや、もう遠慮する事無く、「 お婆様 」と
呼んでしまって良いかもしれない。
「 暑いですね 」 お婆様が二へドンに話し掛けて来る。ほらね。鎌倉の大抵の店の人は、
こんな風に人懐こく話し掛けて来る人が多いのよ。
「 あ、でも風がひんやりしているので、大丈夫ですよ。」 と答えた。
何しろ二へドン鎌倉が大好きだから。 「 暑いから鎌倉はイヤだ 」 なんて、自分が言いたくも
無いし、人が言うのも聞きたく無い。
注文品が運ばれている間、佐藤君は任天堂DSをプレイ。お婆様が再び話しかけて来る。
「 最近の子は皆、これやるのね。私の孫も、やるんだよ。 これ、結構イイ値段するでしょ?
孫にね、たまにはお婆ちゃんにも貸してくれって言ったら、『 お婆ちゃんは、どうせ出来ないよ』
ってね、貸してもくれないんだよお。 」
一見の客だなんて意識は全く無い。 前から町内会で顔を合わせる人みたいなノリで、どんどん
喋っちゃう!!
しばらくすると、涼しげなワンピースを着た女性が( 40代位? )来店。 二へドン達の隣の
テーブルに席を取った。
「 やっぱり、けんちん汁頼みたいわよね・・・・・・。」 女性もこの店は初めてらしく、随分長い間
注文品を決めかねていた。 お婆様はオーダーを取るのを待っている間、仕切りに二へドンに
話し掛ける。 お婆様と二へドンが 余りにも仲良しなので、隣の女性が 「 こいつ何者?」 という
視線を二へドンに投げかける。 いえいえ、私、ただの一見の客でござんす。
やっとの事で女性がオーダーを決め、一件落着。彼女は、けんちんそばを単品で。
佐藤君の冷やし山菜そばと、二へドンのけんちんセットが運ばれて来た!
けんちん汁は超具沢山!! 外食続きで栄養が心配の方にお勧めメニューですね。
特に豆腐が激ウマ!! 二へドンは余り豆腐が好きでは無いのですが、その二へドンを唸らせる
この豆腐の実力は、計り知れないものが ございますよ!!
ちょっと、麺の茹で方が足らないかな?と思いつつ、総合的に ウマイので、パクつく。
佐藤君は、そばつゆに わさびを入れないので、二へドンのけんちん汁に そのわさびを投下!
おお! けんちん汁にわさびって合う!!
見事完食して 気がついた。 「 あ!写真撮るの忘れた!!」
大体二へドンは、こんな事ばかりしている。
食後のお茶を啜っていると、隣の女性が唐突に話し掛けて来た。
「 あの、及川さんのコンサートにいらしてましたよね?」
「 あ、はい。」
「 一番前の真ん中に座ってらしたから、ああ、少年の及川ファンなんだなあ・・・って思ってました。」
( うへ! やっぱあの席に座ってると目立つ?)
「 あ、いえいえ。 彼は及川さんの演奏を聴くのは今日が初めてなんです。この子、エレクトーンの
練習に身が入らないので、少し及川さんに刺激をもらおうと思って、今日は前の席を狙って来まし た。」
「 前の席って凄いでしょ? もう、及川さんの息遣いが感じられる様で・・・・・。」
「 あ、はい。私が及川さんの演奏を初めて聴いたのは、去年の8月の東京芸術劇場なんですけど、
ああいう大きいホールだと遠くて今ひとつですよね。 」
「 その芸術劇場は私も行きました。遠くても素晴らしい雰囲気は伝わって来ましたけどね。」
「 及川さんのコンサートには よく行かれるのですか? 」
「 ええ。 大体、関東地方は行ってます。」
等など・・・・・・・・・・・・・・・。
私達、佐藤君を放ったらかして、追っかけ談義に華が咲いちゃったんです!!
散々盛り上がって、又今度の8月の東京芸術劇場に行く事を伝えたら、
「 あ、それは私もチケット買ってあります。またその時お会いしましょう。」 と言って、彼女は店を
出て行きました。
彼女が店を出る時に、爽やかな風が通り過ぎましたよ。
及川さんのコンサートだけでも 胸キュンなのに、こうして気さくなファンの方とお話が出来て、盛り上がれると、コンサートの喜びが2倍になりますよね!! 興奮物の出来事でした。
演奏の合間に話し掛けて来たお姉様達も気さくだったし。
やっぱり、及川さんご本人の人柄が良いから、ファンも人間が丸い?
やだなあ・・・・ こんな幸せな出会いがあると、二へドン、又及川さんのコンサートに足を運んじゃいそう・・・・・・・・。
《本日のおまけ》
5月19日の及川さんリサイタルのアンコール曲目を、はしょりましたが、作品番号を調べるのが
面倒くさかったからなんです。
ミューズの森の事務局に、秋の寺社めぐりコンサートの件で質問をするついでに、アンコール曲も
聞いちゃいました。翌日、早速お返事をいただきましたので、ここで公開で~す。
アンコール曲 : 1. ショパン / ノクターン 第8番 Op.27-2
2. ショパン / エチュード Op.10-4
事務局の深浦さん、わざわざ 教えていただき、ありがとうございました。
お手数をおかけしました。 我が儘な客で申し訳ありません。でも我が儘ついでに、今度は
「 石田泰尚様 リサイタル 」 もよろしくね!
朝 降っていた雨が嘘の様に日差しが暑い。 持っていた雨傘を日傘代わりに差す。佐藤君に
「 それは どう見ても雨傘だ! 」 と文句を言われながら歩く。ふん、佐藤君。君はまだ、
紫外線が女性のお肌の大敵だという事実を、ちっとも認識していないな!!沖縄だって、タイだって、
色白が美人の条件なんだぞ!
佐藤君のお腹が 「 ぎゅごるるる 」 になってしまったので、総門を出て、道路の向かい側にある
蕎麦屋に入る事にした。店の名前は、「 鎌倉五山別館 」。 本館はJR北鎌倉駅の近くにある。
もう15:00 近くだったので、店内は誰もお客が入っていなかった。
佐藤君は 「 冷やし山菜そば 」¥850.- を注文。
二へドンは「 けんちんセット 」 ¥1,250.-を注文。建長寺に来たら けんちん汁でしょ!と言う
安易な発想。 これはけんちん蕎麦/うどんに、山菜ちらし寿司がセットになっている。
かなり年配のお姉様3人が店を切り盛りしている。 いや、もう遠慮する事無く、「 お婆様 」と
呼んでしまって良いかもしれない。
「 暑いですね 」 お婆様が二へドンに話し掛けて来る。ほらね。鎌倉の大抵の店の人は、
こんな風に人懐こく話し掛けて来る人が多いのよ。
「 あ、でも風がひんやりしているので、大丈夫ですよ。」 と答えた。
何しろ二へドン鎌倉が大好きだから。 「 暑いから鎌倉はイヤだ 」 なんて、自分が言いたくも
無いし、人が言うのも聞きたく無い。
注文品が運ばれている間、佐藤君は任天堂DSをプレイ。お婆様が再び話しかけて来る。
「 最近の子は皆、これやるのね。私の孫も、やるんだよ。 これ、結構イイ値段するでしょ?
孫にね、たまにはお婆ちゃんにも貸してくれって言ったら、『 お婆ちゃんは、どうせ出来ないよ』
ってね、貸してもくれないんだよお。 」
一見の客だなんて意識は全く無い。 前から町内会で顔を合わせる人みたいなノリで、どんどん
喋っちゃう!!
しばらくすると、涼しげなワンピースを着た女性が( 40代位? )来店。 二へドン達の隣の
テーブルに席を取った。
「 やっぱり、けんちん汁頼みたいわよね・・・・・・。」 女性もこの店は初めてらしく、随分長い間
注文品を決めかねていた。 お婆様はオーダーを取るのを待っている間、仕切りに二へドンに
話し掛ける。 お婆様と二へドンが 余りにも仲良しなので、隣の女性が 「 こいつ何者?」 という
視線を二へドンに投げかける。 いえいえ、私、ただの一見の客でござんす。
やっとの事で女性がオーダーを決め、一件落着。彼女は、けんちんそばを単品で。
佐藤君の冷やし山菜そばと、二へドンのけんちんセットが運ばれて来た!
けんちん汁は超具沢山!! 外食続きで栄養が心配の方にお勧めメニューですね。
特に豆腐が激ウマ!! 二へドンは余り豆腐が好きでは無いのですが、その二へドンを唸らせる
この豆腐の実力は、計り知れないものが ございますよ!!
ちょっと、麺の茹で方が足らないかな?と思いつつ、総合的に ウマイので、パクつく。
佐藤君は、そばつゆに わさびを入れないので、二へドンのけんちん汁に そのわさびを投下!
おお! けんちん汁にわさびって合う!!
見事完食して 気がついた。 「 あ!写真撮るの忘れた!!」
大体二へドンは、こんな事ばかりしている。
食後のお茶を啜っていると、隣の女性が唐突に話し掛けて来た。
「 あの、及川さんのコンサートにいらしてましたよね?」
「 あ、はい。」
「 一番前の真ん中に座ってらしたから、ああ、少年の及川ファンなんだなあ・・・って思ってました。」
( うへ! やっぱあの席に座ってると目立つ?)
「 あ、いえいえ。 彼は及川さんの演奏を聴くのは今日が初めてなんです。この子、エレクトーンの
練習に身が入らないので、少し及川さんに刺激をもらおうと思って、今日は前の席を狙って来まし た。」
「 前の席って凄いでしょ? もう、及川さんの息遣いが感じられる様で・・・・・。」
「 あ、はい。私が及川さんの演奏を初めて聴いたのは、去年の8月の東京芸術劇場なんですけど、
ああいう大きいホールだと遠くて今ひとつですよね。 」
「 その芸術劇場は私も行きました。遠くても素晴らしい雰囲気は伝わって来ましたけどね。」
「 及川さんのコンサートには よく行かれるのですか? 」
「 ええ。 大体、関東地方は行ってます。」
等など・・・・・・・・・・・・・・・。
私達、佐藤君を放ったらかして、追っかけ談義に華が咲いちゃったんです!!
散々盛り上がって、又今度の8月の東京芸術劇場に行く事を伝えたら、
「 あ、それは私もチケット買ってあります。またその時お会いしましょう。」 と言って、彼女は店を
出て行きました。
彼女が店を出る時に、爽やかな風が通り過ぎましたよ。
及川さんのコンサートだけでも 胸キュンなのに、こうして気さくなファンの方とお話が出来て、盛り上がれると、コンサートの喜びが2倍になりますよね!! 興奮物の出来事でした。
演奏の合間に話し掛けて来たお姉様達も気さくだったし。
やっぱり、及川さんご本人の人柄が良いから、ファンも人間が丸い?
やだなあ・・・・ こんな幸せな出会いがあると、二へドン、又及川さんのコンサートに足を運んじゃいそう・・・・・・・・。
《本日のおまけ》
5月19日の及川さんリサイタルのアンコール曲目を、はしょりましたが、作品番号を調べるのが
面倒くさかったからなんです。
ミューズの森の事務局に、秋の寺社めぐりコンサートの件で質問をするついでに、アンコール曲も
聞いちゃいました。翌日、早速お返事をいただきましたので、ここで公開で~す。
アンコール曲 : 1. ショパン / ノクターン 第8番 Op.27-2
2. ショパン / エチュード Op.10-4
事務局の深浦さん、わざわざ 教えていただき、ありがとうございました。
お手数をおかけしました。 我が儘な客で申し訳ありません。でも我が儘ついでに、今度は
「 石田泰尚様 リサイタル 」 もよろしくね!
Posted by ニヘドン at
23:12
│Comments(6)
2007年05月23日
5月14日 第71回昼どきクラシック
やや、今日も行って参りました! でも、家を出られたのが11:20。
いつも 横浜市営バスを乗り継ぐか、JR横浜駅で京浜東北線に乗り換えるので、乗り換え時間が
意外にかかってしまうのですねえ。 いつもだったら、絶対に間に合わない時間です!!
でも、ふっと思いつきました! みなとみらい線を使えば、桜木町駅からMMホールまで歩く時間を
節約できる!! 何故今まで、みなとみらい線を使わなかったかと言うと、「 高いのよ! 」。
運賃が高いのよ!! 歩こうと思えば歩ける距離に、妙に運賃が高くありません?
年に1~2度、観光に来る人ならいざ知らず。 週に3回は遊び呆けている地元の不良主婦には
ちょっと出せなかったんだな。 でも、今日は背に腹は変えられない。
使いました、みなとみらい線!! 間に合いました!! みなとみらい線、ミラクル!!
****************************************
「 第71回 昼どきクラッシク ~ 新緑を奏でる室内楽スペシャル ~」
日時 : 2007年5月14日(月) 1回目 開場 11:30 開演 12:10
会場 : 横浜みなとみらいホール 大ホール
出演 : 鈴木理恵子 ( ヴァイオリン ) & ストリング・アンサンブル・ミケランジェロ
演目 : モーツァルト / アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより 第1楽章
エルガー / 愛の挨拶
ドヴォルザーク / 我が母の教え給いし歌
グリーグ / ホルベアの時代より 「 前奏曲 」
グリーグ / 春
ヴィヴァルディ / ヴァイオリン協奏曲集「四季」より「 夏 」
アンコール : マスネ / タイスの瞑想曲
*************************************************************
今日の「 昼クラ 」 は、前から行きたいと思っていたのです。だって、演目をご覧下され。
グリーグの2曲を除くと、石田泰尚様が好んで弾く曲目ばかりではないですか!
ずっと石田様ばかり追いかけていて、他のヴァイオリニストは、どんな風に弾くんだろう? と
常々、聴き比べてみたくて仕方なかったのです。こんなに 1度に何曲も聴き比べる機会が来るとは!!
まずは、生まれてこの方、何度この曲を聴いた事だろう? という定番物の 「 アイネ・クライネ 」。
う・・・・美しい・・・・・・・。 最初の音で二へドンの心を捉えました!!!
こういう 誰もが何十回も聴いている曲で、聴衆を感動させる演奏って、そうそう無いんですよねえ。
格調の高さを まざまざと見せ付けられました。 鈴木理恵子さんは、この曲には乗っていなかった。
二へドンを 腑抜けにさせたのは、 「 ストリング・アンサンブル・ミケランジェロ 」 というアンサンブル。 2回目の14:30~ の回で演奏される ジャック・ボディの新作 「 ミケランジェロの瞑想曲 」
を世界初演する為に 結成された特別なアンサンブル。
メンバーは、( 敬称略 )
ヴァイオリン 1 浜野考史 ( コンマス ) / 安田貴裕 / 三木晶子
ヴァイオリン 2 桑田穣 / 柳原有弥 / 蓑田真理
ヴィオラ 長谷川弥生 / 舘泉礼一 /
チェロ 山本祐ノ介 ( 司会 )/ 三森未來子
コントラバス 吉田秀
チェンバロ 水永牧子
今日の演奏会のタイトルが、「 新緑を奏でる ~ 」 ですが、正しく 新緑の季節に相応しい
フレッシュな爽やかさに満ち、尚且つ 正統派の折り目の正しさ。 noble です。
ホールを 新緑の黄緑色に染め、風にそよぐ葉ずれの音が聞こえてきそうです。
もう間に合わないかもしれないと思うと、面倒臭くて 行くのをサボる事もあるのですが、今日は
馳せ参じて大正解!! こんな素敵なアンサンブルに出会えるなんて!
石田泰尚様の熱狂的な 「 信者 」 である二へドンから お墨付きをもらえるなんて、本当に
実力がある人達なのよ。 今日1回限りではなく、今後もチョクチョクこのメンバーで演奏してくれたら
嬉しいなあ・・・・・。
2曲目は、鈴木理恵子さんが 登場。 エルガーの 「 愛の挨拶 」をアンサンブルと共に。
今日も二へドン、2階席。 神奈川フィルの定期演奏会の時と全く同じ席になってしまいました。
「 昼クラ 」 は当日券は2階席しかくれないからね。 でも、石田様の演奏と比べるには、同じ席の
方が公平に評価できるかも?
で、公平に比較した結果、どうかと言うと、う~~~~~~ん。 言いにくいなあ・・・。
鈴木理恵子さんは、実力的には、石田様に ひけを取らない経歴の持ち主なんですよ。
23歳で、新日本フィル副コンサートミストレス に 就任。 海外での客演コンサートミストレスの
経験も有り、現在は読売日響の客員コンミス。ソロCDも数枚出していて、2006年には、久石譲氏
プロデュースのCD 「 ウィンターガーデン 」 もリリース。
ね? 若い頃からコンマスのお仕事を務めたり、ソロCD発売枚数から言っても、決して石田様に
ひけを取っていないのよ。 彼女には、固定ファンも大勢ついていると思うので、彼女を褒めるのは、
彼女のファンの人達に任せる!!
二へドンは、石田様に軍配を上げる!!
鈴木理恵子さんの音は、深みがあり、滑らかで巧いのですが、今ひとつ 心を揺さぶられるものが
無いのが残念。 何しろ二へドンの価値判断は、ヴァイオリンは石田様、ピアノは及川浩治さんが
基準だからね。 鈴木嬢は、感情を内に籠めるタイプ?
二へドンとしては、もっともっと、外へ出して欲しいんだけど・・・・。
今度は、鈴木嬢のコンミスのお仕事ぶりを拝見してみたいです。
2階席からステージを見下ろしていて、気がつきました。
何故 同じ曲でも、演奏家によって 音が違うのか? それは、まあ、個々のヴァイオリンが持って生まれた音の質が そもそも違うと言う事もあるでしょうが、演奏家によって左手の指の動かし方や、
弓の動かし方が違うのですよ。鈴木嬢は、左手のビブラートのつけ方は派手なのですが、
右手の弓の動かし方が重い。 石田様が いつも軽々と、地球の重力や摩擦を全く感じさせない
ボウイングをするのに比べると、重さを感じさせるボウイングを見ていると疲れちゃう。
3曲目は「 我が母の教え給いし歌 」。
これはねえ、もう石田様がよくアンコールで弾く曲ですし、5月11日にもロビーコンサートで
石田~リンが弾いたばかりだから・・・・・・。 ごめんね・・・・・・。もう石田様の演奏に洗脳されちゃってるから、ノーコメント。
4曲目はグリーグの 「 ホルベアの時代より 『 前奏曲 』 」。 鈴木嬢は引っ込む。
グリーグは良いですねえ。 北欧の神話や、妖精や、美しい自然や、教育水準の高さとか、プラス
の要素ばかりが 透明なベールに包まれて曲の中に盛り込まれていますよ。
逆に、離婚率が高いとか、アル中になる人が多いとか、高齢者の自殺者があいも変わらず多いとか
マイナスの要素は微塵も感じられないでしょ?
( フィンランドの様に世界有数の高い学力を誇る国でも、近代国家が出来てからずっと、これらの
問題を解決できずにいるって、何だか不思議。 グリーグはノルウェイの人だけど、似た様なものでしょ?)
今日の演奏会で、二へドンが一番気に入ったのは、これ!!
何か、鈴木嬢が参加していない曲ばかり 気に入って 申し訳ありません。 ぺこぺこ。
今年は グリーグ没後100年なので、各地でグリーグの曲が演奏されると思います。
グリーグは、「 ペールギュントの 『 朝 』 」 だけじゃないからね!! 「 ホルベア 」 は二へドン
の一押しだから皆聞いてね!! 昨年のモーツァルトイヤーは、 ちょっと モーツァルトが食傷気味
になっちゃったのですが、 グリーグなら、白樺林の朝霧みたいに ヒーリング系なので、何度聴いて
も胃にもたれない。
5曲目も同じくグリーグで 「 春 」。 鈴木嬢も参加。
6曲目はヴィヴァルディの 「 夏 」 。 ウワォ! 拠りによって二へドンが一番好きな「 夏 」をやってくれますか! でも、第2楽章で、鈴木嬢の腕が 「 ひ~、疲れるよ!!」 と悲鳴を上げている
のが、聞こえて来た気がした。
アンコールは タイスの瞑想曲。 アンコール1曲が終わると、メンバー達は そそくさと退場。
う~ん、もうちょっと 愛想を振りまいてもいいんじゃないの?
「 昼クラ 」 には、フレンドリーな演奏家が来る事が多いので、比べちゃうと、あっけなかった。
でも、素敵なアンサンブルに出会えて大収穫!
特に気に入ったのが、コンマスの浜野考史氏と、チェロの山本祐ノ介氏。
山本氏は演奏中の背中しか見えなかったのが残念でしたが、背中が熱演していましたよ。
二へドンは 自分だけの特別オーケストラを妄想の中で編成しようとしているのですが、このお二人
いただきます。
ぺタリ! 「 売約済み 」 カードを浜野氏に貼る!
ぺタリ! 「 売約済み 」 カードを山本氏に貼る!
このドリーム・オーケストラのコンマスは、もちろん石田泰尚様です。
これから、1人ずつ、お気に入りの演奏者を見つけて、ドリーム・オケに入れていきます。
これで、演奏会に足を運ぶのが、さらに楽しくなる事、請け合い!!
《本日のおまけ》
今日の第2部は、少し演目が変わり、世界初演のジャック・ボディの 「 ミケランジェロの瞑想曲 」
が演奏されます。 この朗読が、超歌唱家の巻上公一氏。 あら、残念!! 巻上氏の朗読を
聞きたかったのに、2回目のステージを聴いていると、仕事に間に合わなくなるのよね。
2006年12月8日の巻上氏の超歌唱のステージに佐藤君も出演したので、練習だけは、ずっと
見ていたの。でも、本番は見てないの。だから、本番の巻上氏を1度見てみたいと思っていたのよね。
あ、超歌唱家の巻上氏と言うよりは、ロックグループ 「 ヒカシュー 」 のリーダーと言った方が
ピンと来るかもしれません。 何で二へドンが本番を見なかったかって?
大きな声では言えませんが、杉並公会堂の石田様リサイタルを聴きに行っておりました。
石田様の為なら、佐藤君も捨てる!! 自称マネージャーなんでしょ?
おほほほ・・・。 これぞ真の追っかけ!! 本番には佐藤君の父親が行ったから、いいの。いいの。
いつも 横浜市営バスを乗り継ぐか、JR横浜駅で京浜東北線に乗り換えるので、乗り換え時間が
意外にかかってしまうのですねえ。 いつもだったら、絶対に間に合わない時間です!!
でも、ふっと思いつきました! みなとみらい線を使えば、桜木町駅からMMホールまで歩く時間を
節約できる!! 何故今まで、みなとみらい線を使わなかったかと言うと、「 高いのよ! 」。
運賃が高いのよ!! 歩こうと思えば歩ける距離に、妙に運賃が高くありません?
年に1~2度、観光に来る人ならいざ知らず。 週に3回は遊び呆けている地元の不良主婦には
ちょっと出せなかったんだな。 でも、今日は背に腹は変えられない。
使いました、みなとみらい線!! 間に合いました!! みなとみらい線、ミラクル!!
****************************************
「 第71回 昼どきクラッシク ~ 新緑を奏でる室内楽スペシャル ~」
日時 : 2007年5月14日(月) 1回目 開場 11:30 開演 12:10
会場 : 横浜みなとみらいホール 大ホール
出演 : 鈴木理恵子 ( ヴァイオリン ) & ストリング・アンサンブル・ミケランジェロ
演目 : モーツァルト / アイネ・クライネ・ナハト・ムジークより 第1楽章
エルガー / 愛の挨拶
ドヴォルザーク / 我が母の教え給いし歌
グリーグ / ホルベアの時代より 「 前奏曲 」
グリーグ / 春
ヴィヴァルディ / ヴァイオリン協奏曲集「四季」より「 夏 」
アンコール : マスネ / タイスの瞑想曲
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今日の「 昼クラ 」 は、前から行きたいと思っていたのです。だって、演目をご覧下され。
グリーグの2曲を除くと、石田泰尚様が好んで弾く曲目ばかりではないですか!
ずっと石田様ばかり追いかけていて、他のヴァイオリニストは、どんな風に弾くんだろう? と
常々、聴き比べてみたくて仕方なかったのです。こんなに 1度に何曲も聴き比べる機会が来るとは!!
まずは、生まれてこの方、何度この曲を聴いた事だろう? という定番物の 「 アイネ・クライネ 」。
う・・・・美しい・・・・・・・。 最初の音で二へドンの心を捉えました!!!
こういう 誰もが何十回も聴いている曲で、聴衆を感動させる演奏って、そうそう無いんですよねえ。
格調の高さを まざまざと見せ付けられました。 鈴木理恵子さんは、この曲には乗っていなかった。
二へドンを 腑抜けにさせたのは、 「 ストリング・アンサンブル・ミケランジェロ 」 というアンサンブル。 2回目の14:30~ の回で演奏される ジャック・ボディの新作 「 ミケランジェロの瞑想曲 」
を世界初演する為に 結成された特別なアンサンブル。
メンバーは、( 敬称略 )
ヴァイオリン 1 浜野考史 ( コンマス ) / 安田貴裕 / 三木晶子
ヴァイオリン 2 桑田穣 / 柳原有弥 / 蓑田真理
ヴィオラ 長谷川弥生 / 舘泉礼一 /
チェロ 山本祐ノ介 ( 司会 )/ 三森未來子
コントラバス 吉田秀
チェンバロ 水永牧子
今日の演奏会のタイトルが、「 新緑を奏でる ~ 」 ですが、正しく 新緑の季節に相応しい
フレッシュな爽やかさに満ち、尚且つ 正統派の折り目の正しさ。 noble です。
ホールを 新緑の黄緑色に染め、風にそよぐ葉ずれの音が聞こえてきそうです。
もう間に合わないかもしれないと思うと、面倒臭くて 行くのをサボる事もあるのですが、今日は
馳せ参じて大正解!! こんな素敵なアンサンブルに出会えるなんて!
石田泰尚様の熱狂的な 「 信者 」 である二へドンから お墨付きをもらえるなんて、本当に
実力がある人達なのよ。 今日1回限りではなく、今後もチョクチョクこのメンバーで演奏してくれたら
嬉しいなあ・・・・・。
2曲目は、鈴木理恵子さんが 登場。 エルガーの 「 愛の挨拶 」をアンサンブルと共に。
今日も二へドン、2階席。 神奈川フィルの定期演奏会の時と全く同じ席になってしまいました。
「 昼クラ 」 は当日券は2階席しかくれないからね。 でも、石田様の演奏と比べるには、同じ席の
方が公平に評価できるかも?
で、公平に比較した結果、どうかと言うと、う~~~~~~ん。 言いにくいなあ・・・。
鈴木理恵子さんは、実力的には、石田様に ひけを取らない経歴の持ち主なんですよ。
23歳で、新日本フィル副コンサートミストレス に 就任。 海外での客演コンサートミストレスの
経験も有り、現在は読売日響の客員コンミス。ソロCDも数枚出していて、2006年には、久石譲氏
プロデュースのCD 「 ウィンターガーデン 」 もリリース。
ね? 若い頃からコンマスのお仕事を務めたり、ソロCD発売枚数から言っても、決して石田様に
ひけを取っていないのよ。 彼女には、固定ファンも大勢ついていると思うので、彼女を褒めるのは、
彼女のファンの人達に任せる!!
二へドンは、石田様に軍配を上げる!!
鈴木理恵子さんの音は、深みがあり、滑らかで巧いのですが、今ひとつ 心を揺さぶられるものが
無いのが残念。 何しろ二へドンの価値判断は、ヴァイオリンは石田様、ピアノは及川浩治さんが
基準だからね。 鈴木嬢は、感情を内に籠めるタイプ?
二へドンとしては、もっともっと、外へ出して欲しいんだけど・・・・。
今度は、鈴木嬢のコンミスのお仕事ぶりを拝見してみたいです。
2階席からステージを見下ろしていて、気がつきました。
何故 同じ曲でも、演奏家によって 音が違うのか? それは、まあ、個々のヴァイオリンが持って生まれた音の質が そもそも違うと言う事もあるでしょうが、演奏家によって左手の指の動かし方や、
弓の動かし方が違うのですよ。鈴木嬢は、左手のビブラートのつけ方は派手なのですが、
右手の弓の動かし方が重い。 石田様が いつも軽々と、地球の重力や摩擦を全く感じさせない
ボウイングをするのに比べると、重さを感じさせるボウイングを見ていると疲れちゃう。
3曲目は「 我が母の教え給いし歌 」。
これはねえ、もう石田様がよくアンコールで弾く曲ですし、5月11日にもロビーコンサートで
石田~リンが弾いたばかりだから・・・・・・。 ごめんね・・・・・・。もう石田様の演奏に洗脳されちゃってるから、ノーコメント。
4曲目はグリーグの 「 ホルベアの時代より 『 前奏曲 』 」。 鈴木嬢は引っ込む。
グリーグは良いですねえ。 北欧の神話や、妖精や、美しい自然や、教育水準の高さとか、プラス
の要素ばかりが 透明なベールに包まれて曲の中に盛り込まれていますよ。
逆に、離婚率が高いとか、アル中になる人が多いとか、高齢者の自殺者があいも変わらず多いとか
マイナスの要素は微塵も感じられないでしょ?
( フィンランドの様に世界有数の高い学力を誇る国でも、近代国家が出来てからずっと、これらの
問題を解決できずにいるって、何だか不思議。 グリーグはノルウェイの人だけど、似た様なものでしょ?)
今日の演奏会で、二へドンが一番気に入ったのは、これ!!
何か、鈴木嬢が参加していない曲ばかり 気に入って 申し訳ありません。 ぺこぺこ。
今年は グリーグ没後100年なので、各地でグリーグの曲が演奏されると思います。
グリーグは、「 ペールギュントの 『 朝 』 」 だけじゃないからね!! 「 ホルベア 」 は二へドン
の一押しだから皆聞いてね!! 昨年のモーツァルトイヤーは、 ちょっと モーツァルトが食傷気味
になっちゃったのですが、 グリーグなら、白樺林の朝霧みたいに ヒーリング系なので、何度聴いて
も胃にもたれない。
5曲目も同じくグリーグで 「 春 」。 鈴木嬢も参加。
6曲目はヴィヴァルディの 「 夏 」 。 ウワォ! 拠りによって二へドンが一番好きな「 夏 」をやってくれますか! でも、第2楽章で、鈴木嬢の腕が 「 ひ~、疲れるよ!!」 と悲鳴を上げている
のが、聞こえて来た気がした。
アンコールは タイスの瞑想曲。 アンコール1曲が終わると、メンバー達は そそくさと退場。
う~ん、もうちょっと 愛想を振りまいてもいいんじゃないの?
「 昼クラ 」 には、フレンドリーな演奏家が来る事が多いので、比べちゃうと、あっけなかった。
でも、素敵なアンサンブルに出会えて大収穫!
特に気に入ったのが、コンマスの浜野考史氏と、チェロの山本祐ノ介氏。
山本氏は演奏中の背中しか見えなかったのが残念でしたが、背中が熱演していましたよ。
二へドンは 自分だけの特別オーケストラを妄想の中で編成しようとしているのですが、このお二人
いただきます。
ぺタリ! 「 売約済み 」 カードを浜野氏に貼る!
ぺタリ! 「 売約済み 」 カードを山本氏に貼る!
このドリーム・オーケストラのコンマスは、もちろん石田泰尚様です。
これから、1人ずつ、お気に入りの演奏者を見つけて、ドリーム・オケに入れていきます。
これで、演奏会に足を運ぶのが、さらに楽しくなる事、請け合い!!
《本日のおまけ》
今日の第2部は、少し演目が変わり、世界初演のジャック・ボディの 「 ミケランジェロの瞑想曲 」
が演奏されます。 この朗読が、超歌唱家の巻上公一氏。 あら、残念!! 巻上氏の朗読を
聞きたかったのに、2回目のステージを聴いていると、仕事に間に合わなくなるのよね。
2006年12月8日の巻上氏の超歌唱のステージに佐藤君も出演したので、練習だけは、ずっと
見ていたの。でも、本番は見てないの。だから、本番の巻上氏を1度見てみたいと思っていたのよね。
あ、超歌唱家の巻上氏と言うよりは、ロックグループ 「 ヒカシュー 」 のリーダーと言った方が
ピンと来るかもしれません。 何で二へドンが本番を見なかったかって?
大きな声では言えませんが、杉並公会堂の石田様リサイタルを聴きに行っておりました。
石田様の為なら、佐藤君も捨てる!! 自称マネージャーなんでしょ?
おほほほ・・・。 これぞ真の追っかけ!! 本番には佐藤君の父親が行ったから、いいの。いいの。
2007年05月22日
月刊 Electone を買いました。
また、衝動買い。 コンサート以外にお金を使うなって言ってるのに!
どうせ 弾かない ( 弾けない ) くせに、いちいち 買うな!!
だって、だって、「 月刊 Electone 2007年 6月号 」 は、
「 ニュー・シネマ・パラダイス 」 と、ガーシュウィンの 「 サマータイム 」のスコアがあるんだよ!
どちらも 石田泰尚様が コンサートで聞かせてくれた曲だから、二へドンも弾きたいんだもん!
「 サマータイム 」 の楽譜は、この間買ったでしょ?
だって だって、アレンジが違うんだもん。 二へドン 自分で アレンジ出来ないんだもん!
それに、 「 ジャック・スパロウ 」 「 ゲゲゲの鬼太郎 」 「 Awaking Emotion 8/5 」
「 雨にぬれても 」 と、映画音楽のスコアも、二へドンが見た映画ばかり載ってるんだよ!
アサヒ飲料「十六茶」 CMソング 「 BRAND NEW SONG 」( KinKi Kids )もあるし、
フジテレビ系アニメ 「 One Piece 」 主題歌 「 Crazy Rainbow 」 ( タッキー&翼 )も!
NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」主題歌 「 ダイジョウブ 」 ( 小田和正 )もあるよ!
秋川雅史さんの 「 千の風になって 」もあるし。
おまけに、付録のCDには12曲のエレクトーン演奏が収録されていて、
「 明日に架ける橋 」--- これは小学校での読み聞かせで 英語の歌詞を朗読した事があり、
見学のお母さんを号泣させた思い出の「一品」だから、いいのよ!
「 ソーラン節 」 ------- 石田様もソロで弾きましたわさ。
「 ゲド戦記メドレー 」--- ついこの間、カルロス・ヌニェスの生演奏を聴いたばかりだわ。
スコアだけじゃなくて、記事も充実。 Q&A では、今更人には聞けない事も載ってるし、
加曾利康之の「 エフェクト 」の話とか、指揮者・森内剛氏の 「 曲の構成 」の話とか、
「 引退した盲導犬支援コンサート 」 の事とか、興味深い記事のオンパレード。
教室は実技だけで、楽典や理論がなかなか追いついていかないと思っていたから、毎月丹念に
読んでいけば、少しは知識の補充ができるかも?
CD付いて、¥780.-だから、悪くは無いですよ!
( でも、CDのエレクトーンのアレンジは、正直あまり好きじゃないかも?
二へドン、純粋なクラシックが好きかも・・・・・。 )
どうせ 弾かない ( 弾けない ) くせに、いちいち 買うな!!
だって、だって、「 月刊 Electone 2007年 6月号 」 は、
「 ニュー・シネマ・パラダイス 」 と、ガーシュウィンの 「 サマータイム 」のスコアがあるんだよ!
どちらも 石田泰尚様が コンサートで聞かせてくれた曲だから、二へドンも弾きたいんだもん!
「 サマータイム 」 の楽譜は、この間買ったでしょ?
だって だって、アレンジが違うんだもん。 二へドン 自分で アレンジ出来ないんだもん!
それに、 「 ジャック・スパロウ 」 「 ゲゲゲの鬼太郎 」 「 Awaking Emotion 8/5 」
「 雨にぬれても 」 と、映画音楽のスコアも、二へドンが見た映画ばかり載ってるんだよ!
アサヒ飲料「十六茶」 CMソング 「 BRAND NEW SONG 」( KinKi Kids )もあるし、
フジテレビ系アニメ 「 One Piece 」 主題歌 「 Crazy Rainbow 」 ( タッキー&翼 )も!
NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」主題歌 「 ダイジョウブ 」 ( 小田和正 )もあるよ!
秋川雅史さんの 「 千の風になって 」もあるし。
おまけに、付録のCDには12曲のエレクトーン演奏が収録されていて、
「 明日に架ける橋 」--- これは小学校での読み聞かせで 英語の歌詞を朗読した事があり、
見学のお母さんを号泣させた思い出の「一品」だから、いいのよ!
「 ソーラン節 」 ------- 石田様もソロで弾きましたわさ。
「 ゲド戦記メドレー 」--- ついこの間、カルロス・ヌニェスの生演奏を聴いたばかりだわ。
スコアだけじゃなくて、記事も充実。 Q&A では、今更人には聞けない事も載ってるし、
加曾利康之の「 エフェクト 」の話とか、指揮者・森内剛氏の 「 曲の構成 」の話とか、
「 引退した盲導犬支援コンサート 」 の事とか、興味深い記事のオンパレード。
教室は実技だけで、楽典や理論がなかなか追いついていかないと思っていたから、毎月丹念に
読んでいけば、少しは知識の補充ができるかも?
CD付いて、¥780.-だから、悪くは無いですよ!
( でも、CDのエレクトーンのアレンジは、正直あまり好きじゃないかも?
二へドン、純粋なクラシックが好きかも・・・・・。 )
Posted by ニヘドン at
15:09
│Comments(0)
2007年05月22日
ここは、何処でしょう? クイズ その1
ここは何処でしょう?
バックさんには、ぜひ 答えてもらいたい問題です。
写真の撮り方が悪いのですが、実際は もっと奥行きがあって、両サイドが緑の回廊になっていて
息を呑む美しさです。
まずは ノーヒントでお答え下さい。少しずつ ヒントを出していきます!! Good luck!!
バックさんには、ぜひ 答えてもらいたい問題です。
写真の撮り方が悪いのですが、実際は もっと奥行きがあって、両サイドが緑の回廊になっていて
息を呑む美しさです。
まずは ノーヒントでお答え下さい。少しずつ ヒントを出していきます!! Good luck!!
Posted by ニヘドン at
01:14
│Comments(2)
2007年05月21日
5月19日及川浩治ピアノリサイタル(建長寺)
鎌倉寺社めぐりコンサート 2007
「 及川浩治 ピアノリサイタル 」
日時 : 2007年5月19日(土) 第1部 13:10開場 13:30 開演
会場 : 鎌倉 建長寺 法堂 ( 佐藤君は、しっかり 「 ほうどう 」 と読みましたが 「 はっとう 」
ですよ! )
演目 : ショパン / マズルカ 第11番 Op.17-2
ショパン / スケルツォ 第1番
リスト / 愛の夢 第1番 第3番
リスト / メフィスト・ワルツ 第1番
ラフマニノフ / W.R.のポルカ
ラフマニノフ / ヴォカリーズ ( コチシュ編 )
クライスラー / 愛の喜び ( ラフマニノフ編 )
アンコール : ショパン エチュード
鎌倉散策をされた事のある方は、まず行った事がありますよね? 建長寺。
近頃、こんなお寺でコンサートが旬なんですね。
逆に、コンサートホールで、お坊さん達の声明を聞かせる 「 コンサート 」 もありますね。
日本の文化が、さらに自由になるのは、とても良い事だと思います!!
鎌倉のガイドブックをお持ちの方は、建長寺敷地内の配置図なんぞを ご覧下さい。
まず、正面玄関である総門を潜ります。 チケット売り場で、「演奏会に来ました」と言うと、フリーパス
で入山できます。入山料¥300.-は、演奏会チケットをもぎる所で支払います。この事は、入り口の
料金所には書かれてないので、早く来て、係りの人に確かめなかった場合、うっかりチケットを購入
してしまうので、注意が必要です。何しろ、鎌倉寺社めぐりコンサートは、毎回会場が違うので、その
都度、勝手が違って、戸惑いますよね。 万が一、チケットを買ってしまった人は、コンサートチケットを、もぎる場所で、チケット半券を、出せばOKです。
何だ、OKなら、最初から入山料は、総門で払う様にすれば良いじゃん? う~ん、多分、コンサート
のお客さんからの入山料は、主催者が一括で払って、お寺から バックマージンをもらう都合上、
一般の参詣者とは別にしたいんだろうなあ・・・・・。( 元ツアコンの想像 )。
聳え立つ三門を見上げ、「 あれ? 建長寺ってこんなに立派なお寺さんだっけ? 」 と ビックリ!! もしかしたら、建長寺には、10年以上来ていなかったかも・・・・・?
仏殿で、「仏像をぶつぞう!」 と口走り、「 今時の小学生だって、そんな事は言わない! 」と
佐藤君に ひどく 叱られ、めげながら 法堂横へ。
「 コンサート会場 」 と書かれた矢印表示があるので、そちらの方角に回り込んでみる。
「 ? 」 事務机がポツンと入り口と思しき場所に1つ 置いてあるのみ。 あれ? 行列は?
因みに、二へドンが法堂に辿り着いた時刻は、11:35。
すると、向こうから、ひょうひょうと歩いて来る若者が1人。 おお!彼は、前回の八幡宮のBeeの
コンサートで並んでいる時、お姉様達と話がはずんだ ミューズの森のスタッフの熊谷君では
ありませんか? 熊谷君は、二へドンの事は全然覚えていなかったけれど、二へドンが熊谷君を
覚えていたので、二へドンは超馴れ馴れしく熊谷君に話し掛ける。
そして非常に懇切丁寧に、「 法堂をさらに超えた、向こう側の建物の中で、12:00から整理券を
配る 」 という情報を聞き出す。 うむむ・・。今回は整理券で来たか。
多いよなあ。 トリオ・リベルタのクリスマスコンサートも。 リリスのチケット発売日も整理券出たなあ。
これからは、整理券が当たり前と思った方が良いのかも?
折りしも、法堂の中から、及川さんのリハの音が聞こえてくる!! うわ~!! 丸聞こえ!!
これじゃあ、チケットを買わないで、外で立ち聞きする人も出るんじゃないの?
ま、ファンだったら、及川さんの姿を見ずに、音だけ聞くなんて、悶絶物なんでしょうが・・・・。
二へドンは、ついうっかりと、ずっと及川さんの音を聞こうとしてしまったが、ふと、我に返る。
おっと、いけない。整理券をゲットせねば!! 慌てて、熊谷君が教えてくれた次の建物に。
入り口に 「 大玄関 」 と書かれた 木の板が掲げられている。 でも、見た所、大きくは無い。お寺の建物の玄関にしては、普通の大きさの玄関だ。 玄関を潜ると、左右に下駄箱が並ぶ。
右側に 「 ミューズの森 」 と紙が掲示されている所に靴を脱いで入れる。
突き当たりに、テーブルが並び、黄緑色のジャンパーを着た人達がスタンバイしている。
1メートル位離れて、女性2人がいた。 「 及川さんの演奏を聞くんだ!! 」と言う 溢れるオーラ
が感じられないので、果たして及川さんの演奏会に並んでいるのか よく分からない。
聞いてみると、ここから並べと言われているらしい。 大玄関を入り、左手の棟は、「 龍王殿 」。
今日はそこで、大勢の人達が座禅をしていた。 一般の見学者も入れるので、一般の人が整理券の
列に並んだり、コンサートの人が、整理券の列の前に侵入して来たりと、結構分かりにくい。
「 靴はミューズの森と書かれている所に入れろ!」 なんて、今更言われても、並び始めた人は
もう動きが取れないよね。 目の前にスタッフがいるのだから、もっとしっかり案内をして欲しいものです。だって、整理券を求める人々の列が長くなったら、折角の張り紙は見えなくなってしまうのだから。 二へドンに依頼をしてくれたら、もっと上手に案内、誘導致しまっせ~!!
3週間位前だったかなあ? ミューズの森鎌倉から お手紙が来て、開場時間を変更すると言って来たの。 「 前回ゆっくり茶菓をお楽しみいただけませんでしたので、下記の様にさせていただき、
コンサート前の時間をお寺の散策、又、鎌倉ならではの茶菓をお楽しみいただければと思います。
第1部 13:00 開場 → 12:30 開場
第2部 15:00 開場 → 14:30 開場 」
でも、この案内も、結局違っちゃいましたね。
結果的に、第1部は、12:00 整理券配布開始。 開場 13:10 でした。
二へドンと佐藤君は、整理券番号3番と4番をゲット。石田~リンがいないのに、何故そんな前を?
今日はね、佐藤君に及川さんのフィンガーテクニックを見せてやるのが目的だったのですよ。
近頃の佐藤君のエレクトーンの練習は、不完全燃焼の連続で、マネージャー・二へドンの怒りのおき
火が、ぷすぷす音をたてているからね。 及川さんの 「 凄いピアノ 」 で、佐藤君に喝を入れて
もらいたかったの。
整理券配布時間までの20分強の間、二へドンはとても居心地が悪かったの。
だって、スタッフ達が大声で話すんだもん。仕事上必要な事でも、隣で座禅を組んでいる大勢の
人達に対して、遠慮ってものは無いのでしょうか? まあ、周囲の雑音が気になる様では、座禅に
集中出来て無いって事なんでしょうが・・・。 襖を開け放しており、座禅をしている人達の姿が見える
だけに、申し訳なくて・・・。 せめて無駄でも、衝立を1枚あてるとかしてあげれば良かったのに。
列の後ろの方も同じ様に気になったようで、「 ミューズの森は駄目だって、今度から使わせて
もらえないわよ!」と仕切りに言ってました。
12:00きっかりに チケットを提示し、もぎってもらい、右側の得月楼( とくげつろう )に流されます。
整理券をゲットしたら、てっきり外で時間を潰すのだと思っていたので、50人以上が座れる広い
部屋に、テーブルと椅子が並び、ゆっくりとくつろげます。今日のお菓子は、豊島屋の若鮎でした。
小一時間を椅子に座って待てるなんて、超極楽!!
廊下に出ると、ガラス戸越しに、美しい庭園を眺める事ができます。
二へドンは観光地の一箇所でボーっと過ごすのが好きなので、こんなに建長寺のお庭を眺める
事ができて、良かった! 京都の竜安寺だって、気合いを入れて庭を眺めても、1時間は居られない
よね? これなら、雨の日でも、濡れずに待つ事ができるし。ただ、お手洗いが男女共用のが2つ
しかないので、行列でした。八幡宮のたくさんあるけど、文字通りご不浄なのと、綺麗だけど数が
少ないのと、どちらが良いか!? お手洗いの手前にはお風呂もあって、二へドンのみならず、皆
興味があって、覗いていました。「男」と書かれてある板をスライドさせると、「女」の文字が出てくるのをいじって遊んでいたお姉様達!! 二へドンは一部始終を見ていましたよ! 板を真ん中に置いて
みたり、しまいには、板が動かなくなって、泡を食ったり!! この、おちゃめちゃん!!
整理券には、こんな風に書かれていました。
「 13:05 より法堂前で、番号順にお並び下さい。13:10以降の開場後は、整理券の番号は
無効となりますので、ご注意下さい。 」
12:55に法堂前に行ってみました。でも、まだ並んでなくて、大勢の人が石垣に腰掛けて時間を
待っていました。 男性のスタッフが、10番単位で並ばせて行きます。
何と1番・2番の人が来ません!! 13:10になっても来ません!! 他人事なのに、二へドンは
胸が苦しくなって来ました! 一体、どんな突発事故が起こったのだろうか? 1番最初に並ぶ
気合いは、どうしたんだ!! あれで、燃え尽きてしまったのでしょうか? 周囲をキョロキョロしても、
どうしても行方不明です。係りの人が扉を開けようと近寄って来た時、「 貴方達は何を並んでいるの?」 と言う感じで ひょうひょうと現れました。 ほっ、でも良かった。
1つの長椅子に3人掛けと注意を受け、会場に入る。1番2番さんがピアノのまん前に席を取ったので、佐藤君がその左隣、さらに二へドンがその左隣に座りました。およよよ、まん前!まん前!
ミューズの森鎌倉の代表、深浦由紀子さんが、挨拶。
衝撃の事実が判明!!
1. 今日は、メいっぱい演奏をしてもらうので、一言インタビューは無し。
2. 今日はサイン会は無し。
ええ~!! 無い無いづくしではないですか!!
及川さんのサイン会で、並ぶ練習をしようと思っていたので、ガックシ・・・・・・。
でも、及川さんは、お寺での演奏が好きで、ミューズの森の寺社めぐりコンサートは、年に1回は
演るそうです。 及川さんは5月が良いと言う事なので、多分2008年5月頃も、鎌倉の、何処かの
お寺で及川さんのソロ・コンサートがあるでしょう、との事。 又、その前にも、Bee とか、いろいろ
計画中だそうですので、期待大ですね!!
お問い合わせは : ミューズの森事務局
℡ 0467-39-1388 ( 電話番号が変更になっています )
Fax 0467-32-0084
URL http://musenomori.co.jp
法堂は天井が高く、天井中央には 雲龍図が描かれ、紫、緑、黄、橙、白の幕が垂れ下がっている。
このお陰で音が響かなく、YAMAHAのピアノの上だけ、一部分カーテンを捲し上げた様に
なっている。これだけで随分、音が違うそうです。深浦さんんが引っ込むと、今度はお坊さんのお話。
良い音楽を聴いた後は、心が満ち足りて、そういう心には誰でも、仏様が宿っているとの事。
じゃあ、追っかけをしている人は、皆、いつも心に仏様って訳ね。 拝んでもらいたいよ。
いや、拝まなくても良いから、お供えとお賽銭だけ、よろしく頼むわ。
お坊さんの短いお話の後、もう早速及川さんが登場。 Bee の時なんか、二へドンの石田~リンは
ご存知の通りの、あんな人だし( 爆 )、 石川さんも、ちょっと おどおど系入ってるし、及川さんが
一番微笑みが優しくて、救われる気がするでしょ? でも今日は 及川さんが入って来て客席を
見渡した時、ちょっと困った様な、戸惑った様な、きょとんとした表情を浮かべていたので、こちらも
「 あれ? な・・何か? 」 と思ってしまいました。 原因は佐藤君か? 及川さんの演奏を聞きたい
というファン達の中で、ただ1人、及川さんを知らなければ、演奏も聞いた事の無い、何の期待も、聴く意欲も無い 餓鬼んちょ が、異質なオーラを放っていたのかもしれません。
及川さんは一礼すると、椅子に座り、徐にショパンのマズルカを弾き始めた。ピアニストの中には、
椅子に座ってから1分以上瞑想してから弾き始めるタイプの人も多いですけれど、及川さんは、
椅子に座ったがいなや、怒涛の様に弾き始めるよね。あの、気持ちの切り替えは見習いたいです。
どうやったら、ああも見事に切り替われるのか、分からないですけど・・・・。
及川さんは「 化け物 」 なので、つまり、毎回聞く度に違うので、「 変化する人物 」 略して化け物
ですよね。( 笑 ) 今日も1曲目から、軽やかな優しい音色に、ため息しか出ません。
目の前で、乱舞する及川さんの指先を見つめている間、隣の佐藤君の事なんか、全く意識にありませんでした。 二へドンがピアノを優しく弾こうとすると、ヘナヘナのへニョへニョに なってしまうのです。
が、及川さんの音は優しいのに、1つ1つの音の粒が揃っている!! しっかりしていて優しいって、
女が男に求める条件そのまんまではないですか!! 目がハートだよ、全く!!
石田~リン、悪いけど、浮気って言われても仕方無いよ。 本当に目も心もハートになっちゃったんだから!! 悔しかったら、石田~リンも たまには、ピアノでも弾いてみそらせ!
二へドンはピアノもヴァイオリンも両方弾くから。 バイエルと第1ポジションだけだけど!
( 大 ・ 爆 ・ 笑 )
及川さんの両手は、二へドンが小学校の頃、ピアノの先生に いつも注意された様な正しい形に
なっていました。手のひらの下に卵を置いている様な形。結局、正しい形に終始し、弾く喜びを感じぬ
まま大人になってしまった二へドンに取って、今、目の前でピアノを弾いている男は、憧れです!!
二へドンの憧れが、人間の形に見えるという、幻ではないのでしょうか?
及川さんに対しては、下心が無いので、妄想はみませんが、幻は見ちゃったなあ・・・・。
明るく、楽しげな演奏の只中にあって、 「 あれ、ショパンのマズルカって、こんな曲だっけ?」
「 あれれ? 及川さんって、こんな演奏する人だっけ?」と 惰性に走りがちな二へドンの脳に、
ビンビン刺激が走ります。 ああ、及川さんって、ピアノを弾く為に生まれて来た人なんだなあ・・。
モンともさんにも以前言った事があるんだけど、世間一般の母親達って、子供に
「 練習しなさい! もっと練習しなさい!! 」 って言うのが常だよね。でも、及川さんの母は、
「 ピアノが壊れるから、もう練習は止めなさい! 」 って、絶対言ったよね!! ( 笑 )
演奏が終わると及川さんは立ち上がり、一礼して退場。二へドンは我に返り、隣の佐藤君に感想を
聞く。 「 ね? 凄いでしょ? 」 佐藤君は答える代わりに、両手を素早く動かして及川さんの物真似
!? 整理番号5番・6番の方達が二へドンの左隣に座っていたが、佐藤君に話し掛ける。
「 僕はピアノ習ってるの? あ~ら、いいわねえ。 こんな一番前で見れて!! 」
及川さんが登場しなければ、話はもっと盛り上がったかもしれないが、及川さん登場。
ショパンの「スケルツォ」。 もう これは及川さんの本領発揮! 手の形が1曲目と違う!!
今度は、全体的に手の甲が平ら。 そのまま垂直にしたら、正しいヴァイオリンの手の形やん!
変幻自在の及川さんの両手に見惚れる。 時々、左足もピョン!
激しさが スーッと引く様に最後の音が閉じたと思ったら、及川さんは そのままリストの「 愛の夢 」
に突入。 MCが全然無くて、まさか 連続で弾くとは思ってなかったから、ちょっと ビックリしました。
周囲を見渡すと、何処にもマイクが置かれていないから、「 ああ、今日は本当に喋る気が無いんだな
」 と分かりました。 でも、妄想体質の二へドンは、「 愛の夢 」 を200% 楽しめましたわさ!
第3番は、F.フライリヒラートの詩 「 愛せる限り愛せよ 」によるんだって。 むふふふふ。
『 石田様を愛せる限り愛せよ 』 て事だわね。 頑張ります!!
及川さんから、二へドンへの応援歌だと 勝手に解釈。 にまり。
この後も、そのまま リストの 「 メフィスト・ワルツ 」に 突入。 ああ、やっぱり佐藤君を
かぶりつき席に連れて来て良かった!! また何の偶然か、及川さんも、練習嫌いのお子チャマに
すごい爆弾曲を 選んでくれたよね! 演奏途中で、佐藤君は、ブルブルっと 身震いしてましたよ!
ハハハ。 ついこの間まで小学生をしていた坊主には 刺激が強すぎたかもです。
もちろん、佐藤君は、放っといて、二へドンも楽しみましたよ~!! 最高です!!
ここで一旦退場。 すぐに現れると、ラフマニノフの「 W.R.のポルカ 」。
ああ、すごいなあ。ポルカをポルカっぽく弾くなんて・・・。 と感想にもなっていない事を考えながら
聞く。 及川さんのソロをかぶりつきで聞くのは、脳髄が疲れる。 だって聴覚だけでは無く、視覚も
フル稼動だもん。 ビデオの早送りを1時間見続けた感じですよ。
曲と曲の間にハンカチで仕切りに汗を拭いていた及川さん。 今度はティッシュも取り出し鼻をかむ。
どうしたの、及川さん。 感極まって涙ぐんじゃいましたか?
お次は前回の八幡宮でのBeeの演奏会で、二へドンが妙に気に入った ラフマの 「 ヴォカリーズ」
。 及川さんの演奏する曲の中では、一番透明感があると思います。 ( 及川さんの演奏を全部
聞いてる 訳ではないけれど。 ) で、及川さんが どれだけ二へドンに影響を及ぼしているかと
言うとですね、こうしてPC のキーボードを叩いている手つきが、及川さんのピアノを弾く手つきに
なっちゃうんですよ!! エンターキーを叩いた後、右手がハラリと高く上がっちゃった時には、
我ながら、馬鹿だなあ・・・と思いますよ。 ( 大 ・ 爆 ・ 笑 ! )
で、やっぱり今日の演奏会の中で一番良かったのは、「 ヴォカリーズ 」 だな、と早くも結論を
下そうとした その矢先、及川さんが 原子爆弾を投下しました!!
クライスラーの「 愛の喜び 」。 これはね、石田~リンもよく弾くのを聞いてたし、他のヴァイオリニストもよく弾くのを聞いてたし、余りにも耳慣れた曲だと思い込んでいたので、油断しました。
プログラムの最後に持って来てるって事を理解すべきだったんですよね。
!!!! 激しい !!!!!!! 最初から大音量!!
こ、こんな 激しい 「 愛の喜び 」 が世の中にあって いいんですか? 本当ですか?
二へドンはかぶりつき席だったので、及川原子爆弾の放射能を全身に大量に浴びちゃって、
もう 打ちのめされました。 こうして 記事書きながら 思い出すだけで、ため息が出ちゃいます。
まだ、及川さんの「愛の喜び」を聞いていない人は絶対聞くべきですよ!!
これを聞かなかったら、今までコンサート会場に足を運んだ事が全て無駄になりますよ!
そこまで言っちゃう程の衝撃でした。 はあ~・・・・・。
あちゃちゃちゃ・・・・・。 思い出しただけで心臓がドキドキしてきた。
アンコールはショパンのエチュード他2曲。 思いっきり はしょる。
今回の演奏会を一言で総括すると、 「 愛の喜び 」。 ドッか~ん!!!!!!!!
建長寺 法堂でのコンサートは すごく良かったです。 外の音が聞こえるから、音質重視の人には
お勧めしないけれども、二へドンが気に入ったのは、鳥のさえずりが聞こえる事。
及川さんのソロだとばかり思っていたら、小鳥達とのアンサンブルだったのですよ!
これは、コンサートホールでは絶対に味わえません。
曲が終わって、音が閉じるその瞬間、鶯の 「 ホーホケキョ 」が聞こえてきたのには、感涙です。
こんな素敵な企画を立ててくれたミューズの森事務局に感謝ですよ。
何でも赤字らしいので、皆さん、会員になってやっておくんなまし。
「 及川浩治 ピアノリサイタル 」
日時 : 2007年5月19日(土) 第1部 13:10開場 13:30 開演
会場 : 鎌倉 建長寺 法堂 ( 佐藤君は、しっかり 「 ほうどう 」 と読みましたが 「 はっとう 」
ですよ! )
演目 : ショパン / マズルカ 第11番 Op.17-2
ショパン / スケルツォ 第1番
リスト / 愛の夢 第1番 第3番
リスト / メフィスト・ワルツ 第1番
ラフマニノフ / W.R.のポルカ
ラフマニノフ / ヴォカリーズ ( コチシュ編 )
クライスラー / 愛の喜び ( ラフマニノフ編 )
アンコール : ショパン エチュード
鎌倉散策をされた事のある方は、まず行った事がありますよね? 建長寺。
近頃、こんなお寺でコンサートが旬なんですね。
逆に、コンサートホールで、お坊さん達の声明を聞かせる 「 コンサート 」 もありますね。
日本の文化が、さらに自由になるのは、とても良い事だと思います!!
鎌倉のガイドブックをお持ちの方は、建長寺敷地内の配置図なんぞを ご覧下さい。
まず、正面玄関である総門を潜ります。 チケット売り場で、「演奏会に来ました」と言うと、フリーパス
で入山できます。入山料¥300.-は、演奏会チケットをもぎる所で支払います。この事は、入り口の
料金所には書かれてないので、早く来て、係りの人に確かめなかった場合、うっかりチケットを購入
してしまうので、注意が必要です。何しろ、鎌倉寺社めぐりコンサートは、毎回会場が違うので、その
都度、勝手が違って、戸惑いますよね。 万が一、チケットを買ってしまった人は、コンサートチケットを、もぎる場所で、チケット半券を、出せばOKです。
何だ、OKなら、最初から入山料は、総門で払う様にすれば良いじゃん? う~ん、多分、コンサート
のお客さんからの入山料は、主催者が一括で払って、お寺から バックマージンをもらう都合上、
一般の参詣者とは別にしたいんだろうなあ・・・・・。( 元ツアコンの想像 )。
聳え立つ三門を見上げ、「 あれ? 建長寺ってこんなに立派なお寺さんだっけ? 」 と ビックリ!! もしかしたら、建長寺には、10年以上来ていなかったかも・・・・・?
仏殿で、「仏像をぶつぞう!」 と口走り、「 今時の小学生だって、そんな事は言わない! 」と
佐藤君に ひどく 叱られ、めげながら 法堂横へ。
「 コンサート会場 」 と書かれた矢印表示があるので、そちらの方角に回り込んでみる。
「 ? 」 事務机がポツンと入り口と思しき場所に1つ 置いてあるのみ。 あれ? 行列は?
因みに、二へドンが法堂に辿り着いた時刻は、11:35。
すると、向こうから、ひょうひょうと歩いて来る若者が1人。 おお!彼は、前回の八幡宮のBeeの
コンサートで並んでいる時、お姉様達と話がはずんだ ミューズの森のスタッフの熊谷君では
ありませんか? 熊谷君は、二へドンの事は全然覚えていなかったけれど、二へドンが熊谷君を
覚えていたので、二へドンは超馴れ馴れしく熊谷君に話し掛ける。
そして非常に懇切丁寧に、「 法堂をさらに超えた、向こう側の建物の中で、12:00から整理券を
配る 」 という情報を聞き出す。 うむむ・・。今回は整理券で来たか。
多いよなあ。 トリオ・リベルタのクリスマスコンサートも。 リリスのチケット発売日も整理券出たなあ。
これからは、整理券が当たり前と思った方が良いのかも?
折りしも、法堂の中から、及川さんのリハの音が聞こえてくる!! うわ~!! 丸聞こえ!!
これじゃあ、チケットを買わないで、外で立ち聞きする人も出るんじゃないの?
ま、ファンだったら、及川さんの姿を見ずに、音だけ聞くなんて、悶絶物なんでしょうが・・・・。
二へドンは、ついうっかりと、ずっと及川さんの音を聞こうとしてしまったが、ふと、我に返る。
おっと、いけない。整理券をゲットせねば!! 慌てて、熊谷君が教えてくれた次の建物に。
入り口に 「 大玄関 」 と書かれた 木の板が掲げられている。 でも、見た所、大きくは無い。お寺の建物の玄関にしては、普通の大きさの玄関だ。 玄関を潜ると、左右に下駄箱が並ぶ。
右側に 「 ミューズの森 」 と紙が掲示されている所に靴を脱いで入れる。
突き当たりに、テーブルが並び、黄緑色のジャンパーを着た人達がスタンバイしている。
1メートル位離れて、女性2人がいた。 「 及川さんの演奏を聞くんだ!! 」と言う 溢れるオーラ
が感じられないので、果たして及川さんの演奏会に並んでいるのか よく分からない。
聞いてみると、ここから並べと言われているらしい。 大玄関を入り、左手の棟は、「 龍王殿 」。
今日はそこで、大勢の人達が座禅をしていた。 一般の見学者も入れるので、一般の人が整理券の
列に並んだり、コンサートの人が、整理券の列の前に侵入して来たりと、結構分かりにくい。
「 靴はミューズの森と書かれている所に入れろ!」 なんて、今更言われても、並び始めた人は
もう動きが取れないよね。 目の前にスタッフがいるのだから、もっとしっかり案内をして欲しいものです。だって、整理券を求める人々の列が長くなったら、折角の張り紙は見えなくなってしまうのだから。 二へドンに依頼をしてくれたら、もっと上手に案内、誘導致しまっせ~!!
3週間位前だったかなあ? ミューズの森鎌倉から お手紙が来て、開場時間を変更すると言って来たの。 「 前回ゆっくり茶菓をお楽しみいただけませんでしたので、下記の様にさせていただき、
コンサート前の時間をお寺の散策、又、鎌倉ならではの茶菓をお楽しみいただければと思います。
第1部 13:00 開場 → 12:30 開場
第2部 15:00 開場 → 14:30 開場 」
でも、この案内も、結局違っちゃいましたね。
結果的に、第1部は、12:00 整理券配布開始。 開場 13:10 でした。
二へドンと佐藤君は、整理券番号3番と4番をゲット。石田~リンがいないのに、何故そんな前を?
今日はね、佐藤君に及川さんのフィンガーテクニックを見せてやるのが目的だったのですよ。
近頃の佐藤君のエレクトーンの練習は、不完全燃焼の連続で、マネージャー・二へドンの怒りのおき
火が、ぷすぷす音をたてているからね。 及川さんの 「 凄いピアノ 」 で、佐藤君に喝を入れて
もらいたかったの。
整理券配布時間までの20分強の間、二へドンはとても居心地が悪かったの。
だって、スタッフ達が大声で話すんだもん。仕事上必要な事でも、隣で座禅を組んでいる大勢の
人達に対して、遠慮ってものは無いのでしょうか? まあ、周囲の雑音が気になる様では、座禅に
集中出来て無いって事なんでしょうが・・・。 襖を開け放しており、座禅をしている人達の姿が見える
だけに、申し訳なくて・・・。 せめて無駄でも、衝立を1枚あてるとかしてあげれば良かったのに。
列の後ろの方も同じ様に気になったようで、「 ミューズの森は駄目だって、今度から使わせて
もらえないわよ!」と仕切りに言ってました。
12:00きっかりに チケットを提示し、もぎってもらい、右側の得月楼( とくげつろう )に流されます。
整理券をゲットしたら、てっきり外で時間を潰すのだと思っていたので、50人以上が座れる広い
部屋に、テーブルと椅子が並び、ゆっくりとくつろげます。今日のお菓子は、豊島屋の若鮎でした。
小一時間を椅子に座って待てるなんて、超極楽!!
廊下に出ると、ガラス戸越しに、美しい庭園を眺める事ができます。
二へドンは観光地の一箇所でボーっと過ごすのが好きなので、こんなに建長寺のお庭を眺める
事ができて、良かった! 京都の竜安寺だって、気合いを入れて庭を眺めても、1時間は居られない
よね? これなら、雨の日でも、濡れずに待つ事ができるし。ただ、お手洗いが男女共用のが2つ
しかないので、行列でした。八幡宮のたくさんあるけど、文字通りご不浄なのと、綺麗だけど数が
少ないのと、どちらが良いか!? お手洗いの手前にはお風呂もあって、二へドンのみならず、皆
興味があって、覗いていました。「男」と書かれてある板をスライドさせると、「女」の文字が出てくるのをいじって遊んでいたお姉様達!! 二へドンは一部始終を見ていましたよ! 板を真ん中に置いて
みたり、しまいには、板が動かなくなって、泡を食ったり!! この、おちゃめちゃん!!
整理券には、こんな風に書かれていました。
「 13:05 より法堂前で、番号順にお並び下さい。13:10以降の開場後は、整理券の番号は
無効となりますので、ご注意下さい。 」
12:55に法堂前に行ってみました。でも、まだ並んでなくて、大勢の人が石垣に腰掛けて時間を
待っていました。 男性のスタッフが、10番単位で並ばせて行きます。
何と1番・2番の人が来ません!! 13:10になっても来ません!! 他人事なのに、二へドンは
胸が苦しくなって来ました! 一体、どんな突発事故が起こったのだろうか? 1番最初に並ぶ
気合いは、どうしたんだ!! あれで、燃え尽きてしまったのでしょうか? 周囲をキョロキョロしても、
どうしても行方不明です。係りの人が扉を開けようと近寄って来た時、「 貴方達は何を並んでいるの?」 と言う感じで ひょうひょうと現れました。 ほっ、でも良かった。
1つの長椅子に3人掛けと注意を受け、会場に入る。1番2番さんがピアノのまん前に席を取ったので、佐藤君がその左隣、さらに二へドンがその左隣に座りました。およよよ、まん前!まん前!
ミューズの森鎌倉の代表、深浦由紀子さんが、挨拶。
衝撃の事実が判明!!
1. 今日は、メいっぱい演奏をしてもらうので、一言インタビューは無し。
2. 今日はサイン会は無し。
ええ~!! 無い無いづくしではないですか!!
及川さんのサイン会で、並ぶ練習をしようと思っていたので、ガックシ・・・・・・。
でも、及川さんは、お寺での演奏が好きで、ミューズの森の寺社めぐりコンサートは、年に1回は
演るそうです。 及川さんは5月が良いと言う事なので、多分2008年5月頃も、鎌倉の、何処かの
お寺で及川さんのソロ・コンサートがあるでしょう、との事。 又、その前にも、Bee とか、いろいろ
計画中だそうですので、期待大ですね!!
お問い合わせは : ミューズの森事務局
℡ 0467-39-1388 ( 電話番号が変更になっています )
Fax 0467-32-0084
URL http://musenomori.co.jp
法堂は天井が高く、天井中央には 雲龍図が描かれ、紫、緑、黄、橙、白の幕が垂れ下がっている。
このお陰で音が響かなく、YAMAHAのピアノの上だけ、一部分カーテンを捲し上げた様に
なっている。これだけで随分、音が違うそうです。深浦さんんが引っ込むと、今度はお坊さんのお話。
良い音楽を聴いた後は、心が満ち足りて、そういう心には誰でも、仏様が宿っているとの事。
じゃあ、追っかけをしている人は、皆、いつも心に仏様って訳ね。 拝んでもらいたいよ。
いや、拝まなくても良いから、お供えとお賽銭だけ、よろしく頼むわ。
お坊さんの短いお話の後、もう早速及川さんが登場。 Bee の時なんか、二へドンの石田~リンは
ご存知の通りの、あんな人だし( 爆 )、 石川さんも、ちょっと おどおど系入ってるし、及川さんが
一番微笑みが優しくて、救われる気がするでしょ? でも今日は 及川さんが入って来て客席を
見渡した時、ちょっと困った様な、戸惑った様な、きょとんとした表情を浮かべていたので、こちらも
「 あれ? な・・何か? 」 と思ってしまいました。 原因は佐藤君か? 及川さんの演奏を聞きたい
というファン達の中で、ただ1人、及川さんを知らなければ、演奏も聞いた事の無い、何の期待も、聴く意欲も無い 餓鬼んちょ が、異質なオーラを放っていたのかもしれません。
及川さんは一礼すると、椅子に座り、徐にショパンのマズルカを弾き始めた。ピアニストの中には、
椅子に座ってから1分以上瞑想してから弾き始めるタイプの人も多いですけれど、及川さんは、
椅子に座ったがいなや、怒涛の様に弾き始めるよね。あの、気持ちの切り替えは見習いたいです。
どうやったら、ああも見事に切り替われるのか、分からないですけど・・・・。
及川さんは「 化け物 」 なので、つまり、毎回聞く度に違うので、「 変化する人物 」 略して化け物
ですよね。( 笑 ) 今日も1曲目から、軽やかな優しい音色に、ため息しか出ません。
目の前で、乱舞する及川さんの指先を見つめている間、隣の佐藤君の事なんか、全く意識にありませんでした。 二へドンがピアノを優しく弾こうとすると、ヘナヘナのへニョへニョに なってしまうのです。
が、及川さんの音は優しいのに、1つ1つの音の粒が揃っている!! しっかりしていて優しいって、
女が男に求める条件そのまんまではないですか!! 目がハートだよ、全く!!
石田~リン、悪いけど、浮気って言われても仕方無いよ。 本当に目も心もハートになっちゃったんだから!! 悔しかったら、石田~リンも たまには、ピアノでも弾いてみそらせ!
二へドンはピアノもヴァイオリンも両方弾くから。 バイエルと第1ポジションだけだけど!
( 大 ・ 爆 ・ 笑 )
及川さんの両手は、二へドンが小学校の頃、ピアノの先生に いつも注意された様な正しい形に
なっていました。手のひらの下に卵を置いている様な形。結局、正しい形に終始し、弾く喜びを感じぬ
まま大人になってしまった二へドンに取って、今、目の前でピアノを弾いている男は、憧れです!!
二へドンの憧れが、人間の形に見えるという、幻ではないのでしょうか?
及川さんに対しては、下心が無いので、妄想はみませんが、幻は見ちゃったなあ・・・・。
明るく、楽しげな演奏の只中にあって、 「 あれ、ショパンのマズルカって、こんな曲だっけ?」
「 あれれ? 及川さんって、こんな演奏する人だっけ?」と 惰性に走りがちな二へドンの脳に、
ビンビン刺激が走ります。 ああ、及川さんって、ピアノを弾く為に生まれて来た人なんだなあ・・。
モンともさんにも以前言った事があるんだけど、世間一般の母親達って、子供に
「 練習しなさい! もっと練習しなさい!! 」 って言うのが常だよね。でも、及川さんの母は、
「 ピアノが壊れるから、もう練習は止めなさい! 」 って、絶対言ったよね!! ( 笑 )
演奏が終わると及川さんは立ち上がり、一礼して退場。二へドンは我に返り、隣の佐藤君に感想を
聞く。 「 ね? 凄いでしょ? 」 佐藤君は答える代わりに、両手を素早く動かして及川さんの物真似
!? 整理番号5番・6番の方達が二へドンの左隣に座っていたが、佐藤君に話し掛ける。
「 僕はピアノ習ってるの? あ~ら、いいわねえ。 こんな一番前で見れて!! 」
及川さんが登場しなければ、話はもっと盛り上がったかもしれないが、及川さん登場。
ショパンの「スケルツォ」。 もう これは及川さんの本領発揮! 手の形が1曲目と違う!!
今度は、全体的に手の甲が平ら。 そのまま垂直にしたら、正しいヴァイオリンの手の形やん!
変幻自在の及川さんの両手に見惚れる。 時々、左足もピョン!
激しさが スーッと引く様に最後の音が閉じたと思ったら、及川さんは そのままリストの「 愛の夢 」
に突入。 MCが全然無くて、まさか 連続で弾くとは思ってなかったから、ちょっと ビックリしました。
周囲を見渡すと、何処にもマイクが置かれていないから、「 ああ、今日は本当に喋る気が無いんだな
」 と分かりました。 でも、妄想体質の二へドンは、「 愛の夢 」 を200% 楽しめましたわさ!
第3番は、F.フライリヒラートの詩 「 愛せる限り愛せよ 」によるんだって。 むふふふふ。
『 石田様を愛せる限り愛せよ 』 て事だわね。 頑張ります!!
及川さんから、二へドンへの応援歌だと 勝手に解釈。 にまり。
この後も、そのまま リストの 「 メフィスト・ワルツ 」に 突入。 ああ、やっぱり佐藤君を
かぶりつき席に連れて来て良かった!! また何の偶然か、及川さんも、練習嫌いのお子チャマに
すごい爆弾曲を 選んでくれたよね! 演奏途中で、佐藤君は、ブルブルっと 身震いしてましたよ!
ハハハ。 ついこの間まで小学生をしていた坊主には 刺激が強すぎたかもです。
もちろん、佐藤君は、放っといて、二へドンも楽しみましたよ~!! 最高です!!
ここで一旦退場。 すぐに現れると、ラフマニノフの「 W.R.のポルカ 」。
ああ、すごいなあ。ポルカをポルカっぽく弾くなんて・・・。 と感想にもなっていない事を考えながら
聞く。 及川さんのソロをかぶりつきで聞くのは、脳髄が疲れる。 だって聴覚だけでは無く、視覚も
フル稼動だもん。 ビデオの早送りを1時間見続けた感じですよ。
曲と曲の間にハンカチで仕切りに汗を拭いていた及川さん。 今度はティッシュも取り出し鼻をかむ。
どうしたの、及川さん。 感極まって涙ぐんじゃいましたか?
お次は前回の八幡宮でのBeeの演奏会で、二へドンが妙に気に入った ラフマの 「 ヴォカリーズ」
。 及川さんの演奏する曲の中では、一番透明感があると思います。 ( 及川さんの演奏を全部
聞いてる 訳ではないけれど。 ) で、及川さんが どれだけ二へドンに影響を及ぼしているかと
言うとですね、こうしてPC のキーボードを叩いている手つきが、及川さんのピアノを弾く手つきに
なっちゃうんですよ!! エンターキーを叩いた後、右手がハラリと高く上がっちゃった時には、
我ながら、馬鹿だなあ・・・と思いますよ。 ( 大 ・ 爆 ・ 笑 ! )
で、やっぱり今日の演奏会の中で一番良かったのは、「 ヴォカリーズ 」 だな、と早くも結論を
下そうとした その矢先、及川さんが 原子爆弾を投下しました!!
クライスラーの「 愛の喜び 」。 これはね、石田~リンもよく弾くのを聞いてたし、他のヴァイオリニストもよく弾くのを聞いてたし、余りにも耳慣れた曲だと思い込んでいたので、油断しました。
プログラムの最後に持って来てるって事を理解すべきだったんですよね。
!!!! 激しい !!!!!!! 最初から大音量!!
こ、こんな 激しい 「 愛の喜び 」 が世の中にあって いいんですか? 本当ですか?
二へドンはかぶりつき席だったので、及川原子爆弾の放射能を全身に大量に浴びちゃって、
もう 打ちのめされました。 こうして 記事書きながら 思い出すだけで、ため息が出ちゃいます。
まだ、及川さんの「愛の喜び」を聞いていない人は絶対聞くべきですよ!!
これを聞かなかったら、今までコンサート会場に足を運んだ事が全て無駄になりますよ!
そこまで言っちゃう程の衝撃でした。 はあ~・・・・・。
あちゃちゃちゃ・・・・・。 思い出しただけで心臓がドキドキしてきた。
アンコールはショパンのエチュード他2曲。 思いっきり はしょる。
今回の演奏会を一言で総括すると、 「 愛の喜び 」。 ドッか~ん!!!!!!!!
建長寺 法堂でのコンサートは すごく良かったです。 外の音が聞こえるから、音質重視の人には
お勧めしないけれども、二へドンが気に入ったのは、鳥のさえずりが聞こえる事。
及川さんのソロだとばかり思っていたら、小鳥達とのアンサンブルだったのですよ!
これは、コンサートホールでは絶対に味わえません。
曲が終わって、音が閉じるその瞬間、鶯の 「 ホーホケキョ 」が聞こえてきたのには、感涙です。
こんな素敵な企画を立ててくれたミューズの森事務局に感謝ですよ。
何でも赤字らしいので、皆さん、会員になってやっておくんなまし。
2007年05月20日
世代交代??
多くの方が、「 あ、そうそう。」 と言ってくれると思うのですが、家の中の電化製品とか、1つ壊れると、次々に連鎖して 他の物も壊れていきますよね。
二へドン家が昨夜から、そんな状態。壊れる物は、電化製品みたいに大袈裟な物では無く、どうって
無い物ばかり。
昨夜、バイトから帰宅したのが22:30.たぬき寝入りをしていた息子にちょっかいを出した後、洗面台に立った。 歯磨き用のコップに水を入れたはずなのに、いざ口を漱ごうとコップを持ち上げたら、
水が入っていない?? 早く口の中の歯磨きをきれいに洗い流したい二へドンは あせって再び
コップの中に水を入れる。 (!) 水が漏れている!!
何と、プラスチックのコップに亀裂が入り、そこから水が漏れ出していた。
「 さては、びんぼっちゃま だな・・・・。」 二へドンの実家の人々は、二へドンの夫をそう呼んでいる。
余りにもコンサートにうつつをぬかしている 美貌の人妻に業を煮やして、でも怖くて面と向かって
文句言えないから、密かに歯磨きコップに八つ当たりをしたのか?
いやいや、ヤツは金曜日から静岡に出張に出ている。 ふ~む。 二へドン探偵の推理する所に依ると、プラスチックが長年の使用に耐えられず劣化した模様。
長い間、お勤めありがとうございました。 ピンクのプラスチックコップだった。 「 おばけのQ太郎 」
のイラストがついていた!! 子供が小さい時は、わざわざ買わなくても、プラスチックのコップが
手に入る機会が多かったが、家族の年齢が上がっていくにつれ、プラスチックのコップは、わざわざ
買いに行かなければ無い・・・・・。 でも、根性で家の物置( て言うか、全部の部屋が物置状態!)
から発掘した。 SNOOPY のイラストがついている。 ま、これでイイか。
やっぱり歯磨きにはプラスチックのコップだよね。 どなたか、歯磨き用に、ウェッジウッドのカップや
バカラのクリスタルグラスを使っている、セレブな方、います?
早朝、2週間も提出が遅れていた仕事の報告書を郵便ポストに投函しに行った。
広い駐車場をショートカットしている時、突然 「 ぐぼっ ! 」 と音がした。
「 !? 」 ぐ・・・・ぐぼ・・・・?
本能的に足元を見た。 「 ! 」 ・・・・・・・・・・・・ 右足の靴底が剥がれていた。
文字通り靴を 「 履きつぶして 」 しまった様だ。
ハイヒールと違って、指先が ドラえもんの足の様に丸く広がっているので、靴の中で足の指を広げられる快適さが とても気に入っていたのに。 このデザインの靴、どこを探しても もう無いんだよなあ。 でも平気。 二へドンは自称 「 偽イメルダ婦人 」。 何故か靴を買うのが好きで、家には
シューズ・クローゼットに入りきらない靴が わんわん うなっている。 又、別のを履きつぶそう!
ポストから帰ってきても、まだ 息子も 「 びんぼっちゃま 」 も寝ているので、1人で優雅に
モーニングコーヒーを楽しむ事にした。昨夜出しっぱなしのマグカップを洗おうと、取っ手を持った
途端、カップが床に転がり、中に少し残っていた紅茶が壁や床に 飛び散った!!
「 ? 」 ・・・・ 二へドンの手はまだ 取っ手を握っている。・・・・・・・・? 二へドンの手は、取っ手
だけを 握っていた。 ぶつけても いないのに、落としてもいないのに、ただ静かに取っ手を握った
だけで、もろけてしまうなんて・・・・・。 保土ヶ谷駅前に骨董品屋があり、いかにも古めかしい皿なんかが並んでいるけど、そんなもろけてないよね? 大量生産品は粗悪品???
しかし、まあ、紅茶の出がらしで床を拭いたら、フローリングの汚れが落ちたから、怪我の巧妙?
後、これは物が壊れたという話では無いのだけれど、亡母が残した口紅を、折りに触れ、使っていました。もう残り少ないのを、紅筆で ほじってほじって使っていたのを、もう捨てる事にしました。
今まで未練たらたらで、捨てられずにいたのですが、もういい加減、母にサヨナラを言おうという気に
なって来ました。
という訳で、二へドン宅は、どうでも良い細々した物達が、リニューアル。 これが不吉なお知らせでは
なければ良いと思いつつ・・・・・。後は、二へドン自身が一皮向けて、い~い女になって、
石田様コンサートに足を運ぶ・・・・・・と、はい、そんなこんなのお話でした。
二へドン家が昨夜から、そんな状態。壊れる物は、電化製品みたいに大袈裟な物では無く、どうって
無い物ばかり。
昨夜、バイトから帰宅したのが22:30.たぬき寝入りをしていた息子にちょっかいを出した後、洗面台に立った。 歯磨き用のコップに水を入れたはずなのに、いざ口を漱ごうとコップを持ち上げたら、
水が入っていない?? 早く口の中の歯磨きをきれいに洗い流したい二へドンは あせって再び
コップの中に水を入れる。 (!) 水が漏れている!!
何と、プラスチックのコップに亀裂が入り、そこから水が漏れ出していた。
「 さては、びんぼっちゃま だな・・・・。」 二へドンの実家の人々は、二へドンの夫をそう呼んでいる。
余りにもコンサートにうつつをぬかしている 美貌の人妻に業を煮やして、でも怖くて面と向かって
文句言えないから、密かに歯磨きコップに八つ当たりをしたのか?
いやいや、ヤツは金曜日から静岡に出張に出ている。 ふ~む。 二へドン探偵の推理する所に依ると、プラスチックが長年の使用に耐えられず劣化した模様。
長い間、お勤めありがとうございました。 ピンクのプラスチックコップだった。 「 おばけのQ太郎 」
のイラストがついていた!! 子供が小さい時は、わざわざ買わなくても、プラスチックのコップが
手に入る機会が多かったが、家族の年齢が上がっていくにつれ、プラスチックのコップは、わざわざ
買いに行かなければ無い・・・・・。 でも、根性で家の物置( て言うか、全部の部屋が物置状態!)
から発掘した。 SNOOPY のイラストがついている。 ま、これでイイか。
やっぱり歯磨きにはプラスチックのコップだよね。 どなたか、歯磨き用に、ウェッジウッドのカップや
バカラのクリスタルグラスを使っている、セレブな方、います?
早朝、2週間も提出が遅れていた仕事の報告書を郵便ポストに投函しに行った。
広い駐車場をショートカットしている時、突然 「 ぐぼっ ! 」 と音がした。
「 !? 」 ぐ・・・・ぐぼ・・・・?
本能的に足元を見た。 「 ! 」 ・・・・・・・・・・・・ 右足の靴底が剥がれていた。
文字通り靴を 「 履きつぶして 」 しまった様だ。
ハイヒールと違って、指先が ドラえもんの足の様に丸く広がっているので、靴の中で足の指を広げられる快適さが とても気に入っていたのに。 このデザインの靴、どこを探しても もう無いんだよなあ。 でも平気。 二へドンは自称 「 偽イメルダ婦人 」。 何故か靴を買うのが好きで、家には
シューズ・クローゼットに入りきらない靴が わんわん うなっている。 又、別のを履きつぶそう!
ポストから帰ってきても、まだ 息子も 「 びんぼっちゃま 」 も寝ているので、1人で優雅に
モーニングコーヒーを楽しむ事にした。昨夜出しっぱなしのマグカップを洗おうと、取っ手を持った
途端、カップが床に転がり、中に少し残っていた紅茶が壁や床に 飛び散った!!
「 ? 」 ・・・・ 二へドンの手はまだ 取っ手を握っている。・・・・・・・・? 二へドンの手は、取っ手
だけを 握っていた。 ぶつけても いないのに、落としてもいないのに、ただ静かに取っ手を握った
だけで、もろけてしまうなんて・・・・・。 保土ヶ谷駅前に骨董品屋があり、いかにも古めかしい皿なんかが並んでいるけど、そんなもろけてないよね? 大量生産品は粗悪品???
しかし、まあ、紅茶の出がらしで床を拭いたら、フローリングの汚れが落ちたから、怪我の巧妙?
後、これは物が壊れたという話では無いのだけれど、亡母が残した口紅を、折りに触れ、使っていました。もう残り少ないのを、紅筆で ほじってほじって使っていたのを、もう捨てる事にしました。
今まで未練たらたらで、捨てられずにいたのですが、もういい加減、母にサヨナラを言おうという気に
なって来ました。
という訳で、二へドン宅は、どうでも良い細々した物達が、リニューアル。 これが不吉なお知らせでは
なければ良いと思いつつ・・・・・。後は、二へドン自身が一皮向けて、い~い女になって、
石田様コンサートに足を運ぶ・・・・・・と、はい、そんなこんなのお話でした。
2007年05月19日
コケル人々
二へドンは チラシ配りのバイトをしている。 自分の住んでいる町内のみ、チラシ配布会社から
依頼のあった時に 1,400世帯に配る。 1枚の配布単価が¥3.-。全部配っても、¥5,000.-
以下の報酬である。配布時間は、10時間以上かかる。時給にしたら、¥400.-台。
靴も減るし、夏は喉が渇くので、ついつい コンビ二や自販機で 飲み物を買ってしまう。
こんな割の合わない仕事を、もう12年も続けている。
理由は、自分の英会話教室の生徒募集チラシを、自分で配布しなければならないから。
新聞販売店に依頼すると、折込料を1枚¥3.5.-位払わなければならない。
最近は新聞を購読しないで、ネットで済ませてしまう若い世代の人々も多いので、万遍無く配布しようと思ったら、ポスティングがベストなのである。
チラシは、1,000枚あったら、問い合わせの反応は1件あるか無いかです。
ただ、自分で配布しても、虚しい事が多いのです。
そこで 二へドン考えました。
チラシ配布会社に登録して、依頼されたチラシを配れば、僅かなりとも報酬がもらえる。
だったら、依頼された仕事と一緒に、自分のチラシも配ってしまえ!!
これで、自分のチラシに反応が無くても、全く無駄足になる事は無い。
どうです、二へドン 良い事考えたでしょ?
後、二へドンは「ウォーキング教」の信者なので、チラシ配りでイヤでも1日に1時間は歩く事になる。
健康にいいですよ~!! 歩くと体内で、キラー細胞が増殖されますから、病気になりにくい!
昨夜もチラシ配りに出かけました。本当は夜は やらない方が良いのですが、息子が寝た後の方が
落ち着いて出きるので、つい・・・・・。先月は夜中の2時頃 やっていたら、見事にパトカーの
お巡りさんに 職務質問されてしまいました!! 「 大丈夫ですか? 」 って聞かれちゃったけど、
「 大丈夫じゃない。」 て答えたら、パトカーで送ってくれたのでしょうか?
昨夜、マンションの給水等の陰から、髪の長い痩せた女性が出てきたのです。片手には何も入って
いないビニール袋を持っていたので、「 犬の散歩かな? 」 と思ったのですが、結局犬は居なかったので、彼女が何をしていたのかは不明。
給水塔の周囲には花が植えられていて、20センチ位の低い柵が渡されているのですが、彼女が
何とそれに足を引っ掛け、地球の重力に素直に従って、全身地面にバタン!!
頭からつま先まで、一直線に倒れる様は圧巻でした。普通、膝が折れたり、両手を前に出そうと
したり、腰をねじって回転してしまったり するのだけれど、彼女はコメディドラマの演出の様に
身体が1本の棒の様に バタン!! なんですよ!!
普通だったら、「 大丈夫ですか? 」 って助け起こすところですが、彼女があまりに無言を押し通す
ので、声をかけるのが躊躇われてしまいました。 転ぶ時、「 キャー 」 とか 「 わー 」 とか、
つい言葉が出ちゃいますよね。 起き上がるときも、「 痛た・・・」 とか、照れ隠しに何か言ったり
するものではないですか? 彼女は、転ぶ時も、起き上がる時も終始無言で、まるで 二へドンの
言葉掛けを一切拒否している様なオーラを発していたのです。そして、彼女は、そのまま何処かへ
消えて行きました。
!????? 今のは何???? 幽霊? 転ぶ幽霊? ゲゲゲの森からやって来た新手の妖怪?
コンサートホールでも、よ~く 人が転びますねえ。
昨冬、みなとみらいホールで、演奏会終了後、階段を下りていた時の事です。
後ろの人の紙袋が、二へドンの脹脛に強く押し当てられたので、「イヤだな。。」 と思いながら
神経を後ろに向けた瞬間、50代位の女性の頭が、二へドンと、その隣にいた人の間に割って入って
来て、そのままどんどん下に落下していくのです。皆さんも、経験があると思うのですが、ああいう時
って、スローモーションの様にコマ割りに見えるのですよね。 やっぱりこの時も そうで、
「 あ~、あ~、あ~、あ~・・・・・・・・ 」 と効果音が聞こえてきそうなスローモーションに見えました。
咄嗟に助け様と手が出ない 己の愚鈍さに 腹が立ちますが。
階段のステップの角に、彼女の右側頭部が ゴチン(!)と ぶち当たる時の、彼女の「え?何で?」
みたいな大きく見開いた目を 思わず直視してしまいました。 しばらく彼女は そのまま動かなく
なってしまいました。 レセプショニストが即座に 「 お客様!大丈夫ですか? 」 と飛んで来ました
し、「 みっちゃん? みっちゃんなの? 」 と後ろから声をかけてくる人もいて、どうやらお知り合い
の方もいるようだし、一度階段の下まで下りたのに、野次馬根性で又階段を上がって見に来る人も
いたので、邪魔にならない様に二へドンは退散しました。
県民ホールでの神奈川フィルの定期演奏会の時も、開演前に段差で杖をついたおじいちゃんが
転びそうになり、一度自力で踏みとどまったのですが、それが返って変なチカラが作用する結果に
なり、おじいちゃんは2度3度まろびながら とうとう回転しつつ床に倒れてしまったのです。
二へドンと周囲にいた人4~5人で助け起こそうとするのですが、身長170センチ位ある 大きな
おじいちゃんで、一度倒れた人間を他人のチカラで立たせるのは至難の業だと知りました。
結局おじいちゃんが立地ち上がって、「 いやいや、大丈夫ですから。 ほっほっほっほ。 つい足元が
ふらふらしちゃいまして。転ばない様にしたのですが・・・・。ああ、本当に大丈夫ですから・・。 」と
仕切りに言い訳を言いながら、よろよろと何処かへ歩み去りました。その時、おじいちゃんを見守る
二へドンの視界に、レセプショニスト2人の姿が入っていました。彼女達はお喋りに夢中でした。
勤務中におしゃべりって言うのが、「 プロに徹する 」 主義の二へドンからは許せないし、
職務の遂行を横に置いておいても、おじいちゃんの事を4~5人の大人が立たせ様としていたら、
かなり周囲の人々の目を引いたと思うのに、彼女達は目も上げない。人道的にどうなのかね、そういうの? いくら時給で働いているバイトだって言っても、いただけないな。
時給は多かろうと、少なかろうと、上司が良かろうと、悪かろうと、引き受けた仕事は遂行しようよ!
石田泰尚様の仕事振りを見習ってさあ!!
しかし、ステージの上に立つ人間にとって、自分のステージが「 コケル 」 という事程、イヤな事は
無いだろうなあ・・・・・。 皆さん、コケナイ様に、演る人も、見る人も、歩く人も、皆、
今日も頑張っていきましょう!!!!
依頼のあった時に 1,400世帯に配る。 1枚の配布単価が¥3.-。全部配っても、¥5,000.-
以下の報酬である。配布時間は、10時間以上かかる。時給にしたら、¥400.-台。
靴も減るし、夏は喉が渇くので、ついつい コンビ二や自販機で 飲み物を買ってしまう。
こんな割の合わない仕事を、もう12年も続けている。
理由は、自分の英会話教室の生徒募集チラシを、自分で配布しなければならないから。
新聞販売店に依頼すると、折込料を1枚¥3.5.-位払わなければならない。
最近は新聞を購読しないで、ネットで済ませてしまう若い世代の人々も多いので、万遍無く配布しようと思ったら、ポスティングがベストなのである。
チラシは、1,000枚あったら、問い合わせの反応は1件あるか無いかです。
ただ、自分で配布しても、虚しい事が多いのです。
そこで 二へドン考えました。
チラシ配布会社に登録して、依頼されたチラシを配れば、僅かなりとも報酬がもらえる。
だったら、依頼された仕事と一緒に、自分のチラシも配ってしまえ!!
これで、自分のチラシに反応が無くても、全く無駄足になる事は無い。
どうです、二へドン 良い事考えたでしょ?
後、二へドンは「ウォーキング教」の信者なので、チラシ配りでイヤでも1日に1時間は歩く事になる。
健康にいいですよ~!! 歩くと体内で、キラー細胞が増殖されますから、病気になりにくい!
昨夜もチラシ配りに出かけました。本当は夜は やらない方が良いのですが、息子が寝た後の方が
落ち着いて出きるので、つい・・・・・。先月は夜中の2時頃 やっていたら、見事にパトカーの
お巡りさんに 職務質問されてしまいました!! 「 大丈夫ですか? 」 って聞かれちゃったけど、
「 大丈夫じゃない。」 て答えたら、パトカーで送ってくれたのでしょうか?
昨夜、マンションの給水等の陰から、髪の長い痩せた女性が出てきたのです。片手には何も入って
いないビニール袋を持っていたので、「 犬の散歩かな? 」 と思ったのですが、結局犬は居なかったので、彼女が何をしていたのかは不明。
給水塔の周囲には花が植えられていて、20センチ位の低い柵が渡されているのですが、彼女が
何とそれに足を引っ掛け、地球の重力に素直に従って、全身地面にバタン!!
頭からつま先まで、一直線に倒れる様は圧巻でした。普通、膝が折れたり、両手を前に出そうと
したり、腰をねじって回転してしまったり するのだけれど、彼女はコメディドラマの演出の様に
身体が1本の棒の様に バタン!! なんですよ!!
普通だったら、「 大丈夫ですか? 」 って助け起こすところですが、彼女があまりに無言を押し通す
ので、声をかけるのが躊躇われてしまいました。 転ぶ時、「 キャー 」 とか 「 わー 」 とか、
つい言葉が出ちゃいますよね。 起き上がるときも、「 痛た・・・」 とか、照れ隠しに何か言ったり
するものではないですか? 彼女は、転ぶ時も、起き上がる時も終始無言で、まるで 二へドンの
言葉掛けを一切拒否している様なオーラを発していたのです。そして、彼女は、そのまま何処かへ
消えて行きました。
!????? 今のは何???? 幽霊? 転ぶ幽霊? ゲゲゲの森からやって来た新手の妖怪?
コンサートホールでも、よ~く 人が転びますねえ。
昨冬、みなとみらいホールで、演奏会終了後、階段を下りていた時の事です。
後ろの人の紙袋が、二へドンの脹脛に強く押し当てられたので、「イヤだな。。」 と思いながら
神経を後ろに向けた瞬間、50代位の女性の頭が、二へドンと、その隣にいた人の間に割って入って
来て、そのままどんどん下に落下していくのです。皆さんも、経験があると思うのですが、ああいう時
って、スローモーションの様にコマ割りに見えるのですよね。 やっぱりこの時も そうで、
「 あ~、あ~、あ~、あ~・・・・・・・・ 」 と効果音が聞こえてきそうなスローモーションに見えました。
咄嗟に助け様と手が出ない 己の愚鈍さに 腹が立ちますが。
階段のステップの角に、彼女の右側頭部が ゴチン(!)と ぶち当たる時の、彼女の「え?何で?」
みたいな大きく見開いた目を 思わず直視してしまいました。 しばらく彼女は そのまま動かなく
なってしまいました。 レセプショニストが即座に 「 お客様!大丈夫ですか? 」 と飛んで来ました
し、「 みっちゃん? みっちゃんなの? 」 と後ろから声をかけてくる人もいて、どうやらお知り合い
の方もいるようだし、一度階段の下まで下りたのに、野次馬根性で又階段を上がって見に来る人も
いたので、邪魔にならない様に二へドンは退散しました。
県民ホールでの神奈川フィルの定期演奏会の時も、開演前に段差で杖をついたおじいちゃんが
転びそうになり、一度自力で踏みとどまったのですが、それが返って変なチカラが作用する結果に
なり、おじいちゃんは2度3度まろびながら とうとう回転しつつ床に倒れてしまったのです。
二へドンと周囲にいた人4~5人で助け起こそうとするのですが、身長170センチ位ある 大きな
おじいちゃんで、一度倒れた人間を他人のチカラで立たせるのは至難の業だと知りました。
結局おじいちゃんが立地ち上がって、「 いやいや、大丈夫ですから。 ほっほっほっほ。 つい足元が
ふらふらしちゃいまして。転ばない様にしたのですが・・・・。ああ、本当に大丈夫ですから・・。 」と
仕切りに言い訳を言いながら、よろよろと何処かへ歩み去りました。その時、おじいちゃんを見守る
二へドンの視界に、レセプショニスト2人の姿が入っていました。彼女達はお喋りに夢中でした。
勤務中におしゃべりって言うのが、「 プロに徹する 」 主義の二へドンからは許せないし、
職務の遂行を横に置いておいても、おじいちゃんの事を4~5人の大人が立たせ様としていたら、
かなり周囲の人々の目を引いたと思うのに、彼女達は目も上げない。人道的にどうなのかね、そういうの? いくら時給で働いているバイトだって言っても、いただけないな。
時給は多かろうと、少なかろうと、上司が良かろうと、悪かろうと、引き受けた仕事は遂行しようよ!
石田泰尚様の仕事振りを見習ってさあ!!
しかし、ステージの上に立つ人間にとって、自分のステージが「 コケル 」 という事程、イヤな事は
無いだろうなあ・・・・・。 皆さん、コケナイ様に、演る人も、見る人も、歩く人も、皆、
今日も頑張っていきましょう!!!!
2007年05月18日
カルロス・ヌニェス来日公演2007のお知らせ
2007年5月9日(水)の「ゲド戦記」DVD発売記念コンサートで、NHKホールを総立ちにさせた
ラテン・ハゲ男 カルロス・ヌニェスが秋に日本ツアーを行います。
ガリシアの海辺の静かで心地よい風と、ラテンの熱風を同時に味わいたい方に絶対お勧めです!
詳細は未定なので、日程と場所だけのお知らせで、済みません。
2007年10月13日(土) 北九州市立響ホール 093-662-4010
2007年10月14日(日) 東京 三鷹市公会堂 ( 三鷹市藝術文化センター ) 0422-47-5122
2007年10月17日(水) 名古屋 名鉄ホール ( メ~テレ ) 052-331-9966
2007年10月18日(木) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 077-523-7136
2007年10月20日(土) 福井県立音楽堂 「 ハーモニーふくい 」 0776-38-8288
共演 : 松居直美 ( パイプオルガン )
お問い合わせ : プランクトン 03-3498-2881 http://plankton.co.jp
*************************************************************
共演者が石田泰尚様だったら、絶対行くのですがね・・・・・・。
カルロスは、5月9日の演奏会の時、スタジオ・ジブリの事を最大限に賞賛していました。
曰く、「ジブリは、proffessional で、heart がある。」。
いや、二へドンは、この言葉にリボンをつけて、そっくりそのままカルロスにお渡ししますよ!!
ラテン・ハゲ男 カルロス・ヌニェスが秋に日本ツアーを行います。
ガリシアの海辺の静かで心地よい風と、ラテンの熱風を同時に味わいたい方に絶対お勧めです!
詳細は未定なので、日程と場所だけのお知らせで、済みません。
2007年10月13日(土) 北九州市立響ホール 093-662-4010
2007年10月14日(日) 東京 三鷹市公会堂 ( 三鷹市藝術文化センター ) 0422-47-5122
2007年10月17日(水) 名古屋 名鉄ホール ( メ~テレ ) 052-331-9966
2007年10月18日(木) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 077-523-7136
2007年10月20日(土) 福井県立音楽堂 「 ハーモニーふくい 」 0776-38-8288
共演 : 松居直美 ( パイプオルガン )
お問い合わせ : プランクトン 03-3498-2881 http://plankton.co.jp
*************************************************************
共演者が石田泰尚様だったら、絶対行くのですがね・・・・・・。
カルロスは、5月9日の演奏会の時、スタジオ・ジブリの事を最大限に賞賛していました。
曰く、「ジブリは、proffessional で、heart がある。」。
いや、二へドンは、この言葉にリボンをつけて、そっくりそのままカルロスにお渡ししますよ!!