2009年06月03日
ロシア料理「マトリョーシカ」のAランチ

東京オペラシティでの
「 武満徹作曲賞本選演奏会 」を聞きに行く前に、
寄り道をします。
ニヘドンがもう20年以上も前から贔屓にしている
ロシア料理の「マトリョーシカ」です。
昔は新宿の「 味のセゾンプラザ 」に
「 マトリョーシカ 」の本店が有りました。
今は本店は閉じてしまい、
新宿ミロードとアトレ恵比寿の2つで営業をしています。
おっと2つだけじゃなかったよ。 今は計4店あります。
<ミロード店> JR新宿駅ビル「小田急ミロード」9階
03(3349)5855
<マルイ新宿店> 都営線 新宿3丁目駅より1分「マルイシティー・1」8階
03(5361)7755
<アトレ恵比寿店> JR恵比寿駅ビル「アトレ恵比寿」6階
03(5475)8419
<マルイ上野店> JR上野駅より1分「マルイシティー」9階
03(5688)6811
「 本店 」はこぢんまりしていて、
家庭的な雰囲気が大好きだったのですが、
色々経営の事などが有ったのでしょう。
致し方ありません。
どんなに残念がっても
ニヘドンが資金を融資してあげる訳にはいきませんから。
お店に入ったのは12:45 でした。
コンサートの前なので余りゆっくりも出来ません。
でもコンサートの後ではランチタイムが終わってしまうのです。
手っ取り早く食べられる様に1番軽い Aランチにしました。
1,030円です。
・ ボルシチ
・ コラーゲン入りピロシキ
・ はと麦サラダ
・ ドリンク
の4点です。
単純計算すると、1品 250円ですから、めちゃくちゃリーズナブルですよー。
ロシア料理の定番メニューと言ったらこれ!!
ボルシチ!!
マトリョーシカのボルシチは牛肉、キャベツ、人参、じゃがいもがトマトスープの中で煮込まれています。
スープの上には線状にサワークリームが垂らされています。
この微妙な量のサワークリームが、ボルシチをさらに美味しくいただく大事な要素ですよね。
本格的なボルシチは赤かぶ( ビート )が命!!
「 あれ? ロシア料理を謳っているレストランのボルシチで赤かぶが入ってない?」
いえいえ、ちゃーんと入っていますからご安心を。
ただ、赤かぶは日本では大量に市場に出回っている野菜ではないので、単価が高いせいでしょうか。
細く切られており、スープの色に混ざり込んでしまって、目で判別がつきにくいのです。
そもそもボルシチという名称が、スラブ語の「 赤かぶ 」という言葉から来ているそうですから、
ボルシチにも もっと大量に赤かぶの存在を誇示して欲しいところです。
日本で初めてボルシチを作った日本人は?
横浜は開港地だけに、初めてのボーリングとか初めてのクリーニングとか初めてのアイスクリームとか
初めてのテニスとか、色々舶来の「初めて」の歴史が残されている場所です。
ボルシチも、横浜発祥であって欲しかったのですが、違います。
昔ロシアから日本に亡命して来た盲目の詩人エロシェンコという人がおりました。
新宿中村屋の創業者である相馬夫妻がエロシェンコの世話をしていて、彼らが作り方を教わったらしいです。
こんな日本でのボルシチの薀蓄に思いを馳せながらボルシチをお召し上がり下さい。
努々( ゆめゆめ ) マトリョーシカのボルシチはここ10年の間に、どんどん量が少なくなって来ている
なんて事を考えながら食べてはいけません!!
量が少ないと思うのは気のせいです。 そうです。 きっと貴方の錯覚です。
そうです。 そうに決まっています。 そう自分に言い聞かせる二へドンが、ここにいる・・・・・・。
ピロシキはコラーゲン入りです。
マトリョーシカでは、スティック・タイプのコラーゲンを販売しています。
顆粒状になっていて、それがピロシキの具の中に含まれています。
具は挽き肉とコラーゲンと人参は目視出来るのですが、後は細かくミンチになっているので
確認出来ません。
舌で確認しようと思っても、二へドンの舌は「 美味しい 」としか感じません。
役に立たないと言うか、幸福と言うか・・・・・・・・。
はと麦サラダはレタス、紫キャベツ、水菜の上にカリカリのはと麦がふりかけられています。
白ごまドレッシングがかかっています。
はと麦と白ごまドレッシングのコンビネーションがめっちゃ美味なのです。
この2種類が有れば、25メートルプールに山盛りにしたレタスでも平らげる事が出来そうに思う程
美味しいです!!
ドリンクはホットのロシア紅茶です。
二へドンも何回か家でロシア紅茶を作ってみた事があります。
敗北です。
紅茶の中にいちごジャムを入れれば出来ると思ったら大間違いです。
いちごジャム、ワイン、蜂蜜、この3つを混ぜる割合と、紅茶の茶葉との相性が大事です。
ペクチンが入っている市販のいちごジャムは、美味しいロシア紅茶を作るのには不向きです。
マトリョーシカに来たら絶対にホットのロシア紅茶を飲まなければ駄目です。
マトリョーシカに来た意味がありません。
大抵の人がアイスコーヒーとかウーロン茶とか飲んでるのはどういう事!?
二へドンにはそれが信じられません。
それって、寿司屋に行って、蕎麦だけ食べて帰る人みたいですよ。
「 あ、俺、魚アレルギーなんだ。 」って・・・・・。 だったら寿司屋に来るな!みたいな。
マトリョーシカではお持ち帰り商品も充実しています。
列記すると、
・ ボルシチ瓶詰め 1瓶 ¥700.-
・ コラーゲン入りピロシキ 1個¥330.-
・ 白ごまドレッシング ( 320g ) ¥600.-
・ 漢方薬屋さんが作ったはと麦 ( 100g ) ¥380.-
・ ロシア紅茶の茶葉 ( 60g ) ¥480.-
・ ロシア紅茶のジャム ( 230g )¥700.-
・ 醗酵コラーゲンペプチド「 純コラ 」スティック10本入り ¥1,050.-
二へドンがマトリョーシカで食べたAランチを家で再現しようと、上記お持ち帰り商品を全部
購入すると ( 純コラ を除く ) ¥3,190.-です。
だったら、¥1,050.-で熱々を食べた方が美味しいですよ。
二へドンもよくレストランで食べて美味しかったから食材を買って買えります。
家で使い切った事ありません。
自分の家で食べたら安上がりだと思うかもしれませんが、レストランでその都度注文した方が
食材が新鮮ですよ。
例えばはと麦だって、レストランなら1日に大勢のお客さんが来るから、新しく開けた袋を、
あっと言う間に使い切ってしまうじゃないですか。
家に持って帰ったものは、いくら小袋とはいえ、1週間とか1ヶ月とか、使い切るのに時間が
かかります。
食品は賞味期限が長くても、開けた瞬間に徐々に徐々に酸化が始まっている訳ですよ。
だから二へドンは外食が好きなの。
10人位の大家族なら、食品も毎日使い切れるから問題無いのでしょうが、
1人や2人だったら、レストランの方が新鮮な食材にありつけますって!!
マトリョーシカのホームページはこちら http://www.matoryo-shika.com/
***** 「 ロシア料理「マトリョーシカ」のAランチ 」 ・ 完 **********
2009年06月03日
日帰りバスツアーが当たった!

04月に息子ちゃんと上大岡の京急百貨店に食事をしに行きました。
バイキングのお店だったのですが、息子ちゃんが余り食べなかったので、ニヘドンは少々お冠でした。
( 元が取れないじゃないか。(-o-;) )
そのお店は、ニラックスグループのお店で、丁度「 母の日 」キャンペーンの懸賞をしていました。
応募ハガキに必要事項を記入して投函すると、指定した名義人に甲府日帰り旅行が当たると云うキャンペーンでした。
そこでニヘドンは応募人を息子ちゃんの名前で、旅行参加者をニヘドンにしてハガキを出しました。
( 息子から母親への母の日プレゼントを自作自演。)
しかしニヘドンはそんな事なぞ忘れていました。
05月に入って、当選通知が来たのでビックリしました。
こういうキャンペーンは、多種の企業が時々行います。
ニヘドンの母親も、「 ミヤビ 」と云う今は倒産して解散してしまった旅行会社のツアーに無料ご招待で参加した事が有ります。
しかしこれにはカラクリが有ります。
「 無料ご招待 」は1名だけなのです。
無料だからと言って1名だけで参加する日本人はそう多く有りません。
同伴者を連れて行きたいと思います。
同伴者を連れて行くのは主催旅行会社は大歓迎です。
だって同伴者は有料になるのですが、通常のバスツアーの代金より高い値段に設定してあるからです。
今回のツアーの行程はこんな感じです。 旅行実施はホリデー・ツアー。
・ 白金工房( 宝石工場 )見学 ( 90分 )
・ ほうとう会館
・ 昼食 & ほうとう作り & 昇仙峡 散策
・ モンデ酒造 見学
・ 甲斐善光寺 参拝
うん。お客さんの観光の為のツアーと云うよりも、旅行会社がバックマージンで稼ぐ為のツアーですね。( 笑 )
さて、この内容ですと、普通の旅行会社の設定しているツアー代金は、6月なら5,800円前後です。
甲斐善光寺は05月31日まで御開帳をしていました。
もう目玉は無い期間ですから、5月よりも若干安くなっても良い位です。
各旅行会社のツアーをよーく比較検討すると、目玉ツアーを発見出来ます。
例えば会社の創立〇〇記念とかで、有り得ない安さのツアーが企画される事が有ります。
よく有るのが「 サンキュー 」に引っ掛けて 3,900円とか。
ニヘドンはこういうのしか参加しないので、今回の同伴者の参加費が 10,300円だったので開いた口が塞がらない。塞がらない。
ニヘドンは 「 1人で行けるもん ! 」の人なので、無料で参加させて頂きます。
横浜駅西口の天理ビル前に 06:30に集合です。
朝05:00 に目覚まし時計をセットしておいたのですが、日頃の睡眠不足が祟って、目覚ましが鳴っていた事なんてまるで気がつかなかったのです。
執事のセバスチャンが
「 奥様、先程から目覚ましが鳴っておりますが…。」と声を掛けてくれたので、起きる事が出来ました。
実に役に立つ男だ、セバスチャン!!
もうニヘドンの生活はセバスチャン無しには立ち行かない……。
無事にJRに乗り、カフェイン中毒の二へドンはカフェインが切れるといけないのでコーヒーショップでコーヒーを買い込みました。
06:15 には集合場所に到着しました。
さあ、甲府の旅はどうなるのか?
これから数回に分けてレポして行きたいと思います。
では!
***** 「 日帰りバスツアーが当たった! 」 ・ 完 *************
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2009.06.04.(木) 「 東洋と西洋の宗教観 」 http://nihedon.hama1.jp/e105892.html