2009年06月18日
Fw:「 マリア・カラスの真実 」

2009年06月17日(水)
映画タイトル :
「 マリア・カラスの真実 」
監督 : フィリップ・コーリー
製作年 : 2007年
製作国 : フランス
鑑賞館 : シネマ・ジャック&ベティ
料金 : 1,000円 ( レディースデー )
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
うーん。
(^。^;)
最初にお断りしておくけど、ニヘドン、マリア・カラスはあんまり好きじゃないんです。
顔だとか、生き方とか、考え方が好きじゃないんじゃなくて…。
歌い方が好きになれないんです。
オペラ歌手の歌い方が好きじゃないって、それ、根底から好きじゃないですよね。
もし、マリア・カラスの大ファンの方が、これを読んじゃったら、御免なさい。
マリア・カラスはニヘドンが生まれた1962年には既に絶頂期は過ぎていた人なので、彼女の歌声に馴染みが無かったと云うのが1番大きな理由だと思います。
マリア・カラスのCDも1枚も持っていないし。
このドキュメンタリー映画では、マリア・カラス本人の舞台映像やインタビュー映像、写真等々を繋げた構成になっています。
彼女が歌ったオペラの名曲も沢山かかります。
これだけマリア・カラスの歌声を集中的に聞いたのは、ニヘドンは初めての経験でした。
で見終わって感じた事。
「 あ、やっぱし、ニヘドンはマリア・カラスの歌声好きじゃないし。」
(-.-;)
録音技術に原因が有るのかもしれません。
歌唱法に時代差が有るのかもしれません。
マリア・カラス本人には全く原因は無いと思いますよ。
オペラ全幕を通して聞いてみなければ、確かな事は言えないのですが、でも今更マリア・カラスの出演作を3時間掛けて見る時間が有ったら、2009年の今をときめくスター・シンガー達の出演作品を見たいなぁ。
具体的に言うと、ルネ・フレミングとか。
( かなりミーハーみたいで言うの恥ずかしいんですが… 恥 )
もう1つ、映画の撮り方にも甚だ疑問が有ります。
ニヘドンはドキュメンタリー映画は好きでよく見ます。
個人にターゲットを絞ったドキュメンタリー映画って、取り上げた人物の魅力をあまねく紹介するものだと思っています。
だから、映画を見る前は全く知らなかった人物なのに、映画を見終わった後は、すっかりその人物の虜になっている事が多いです。
他人を虜にする映画を撮る為には、監督がその素材( 人物 )に興味や愛情を持っていないと説得力の有る映画にはなりませんよね。
だから今までニヘドンが見て来たドキュメンタリー映画は、何れも、監督の並々ならぬ好奇心や愛情が感じられたものです。
往々にして、その人物のスキャンダラスな部分も描かれます。
「 人間的にどうよ、それ? 」と云う部分もえぐられたりもします。
そういうマイナス面を割り引いても、映画を見終わった後には、描かれた人物に対する親近感を持つのが常です。
では、この 「 マリア・カラスの真実 」はどうだったのでしょうか?
余りマリア・カラスを好きでなかったニヘドンが、映画を見終わった後も、やっぱり好きになれていません。
ま、ドキュメンタリー映画の役割は、観客に親近感を持たせるだけではないと言われたら、それまでですけど。
直ぐに感動する為に生まれて来た様なニヘドンに感動を与えなかったドキュメンタリー映画って云うのもなぁ…。
感動したかったんです。私。本当は…。
マイケル・ムーア監督の 「 シッコ 」ですらニヘドンを感動させたのに。
ローリング・ストーンズの元メンバーを描いた映画 「 ブライアン・ジョーンズ 」ですら、ドラッグ漬けの生活を映像で見せつけられたのに嫌悪感はまるで無かった。
逆に、実に人間的だと思ってブライアン・ジョーンズに対する同情心が強く芽生えたものです。
マリア・カラスは、この映画の中で、失意の中で孤独に死ぬ所で終わります。
それが真実なんだから仕方が有りません。
でも、この映画の描き方は、生い立ちから成功するまでが、ほんのちょっとで、長い時間を掛けて、マリア・カラスの没落を描いている様な気がします。
「 真実 」とは、良いも悪いも取り混ぜて「 真実 」だろうに、この映画は 「 ネガティブな真実 」の描写に傾いています。
他人を落としめて、それが幸福なタイプの人間なら、この映画を楽しめるでしょうか?
でも映画を見る事によって幸福になりたい女の子達には受けない映画だと思いました。
もしかしたらマリア・カラスの強気で、敵を作ってでも自分の信念を曲げない部分がニヘドンによく似ていて、それがこの映画を受け入れられない理由かもしれませんが…。
Posted by ニヘドン at 00:38│Comments(0)
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