ドンドン日記

邦題 ： スプリング・フィーバー
監督 ： ロウ・イエ
音楽 ： ペイマン・ヤズダニアン
製作国 ： 中国＝フランス
製作年 ： 2009年
言語 ： 中国語

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いや、参りましたわ。
「 これぞ、映画だ！！ 」って言う
作品を見せ付けられてしまいました。
もう、冒頭から映画の世界にグイグイ引き込まれてしまいます。
なのに無理やりって感じがまるで無いの。
映画の世界に入り込むのが、さも当たり前の様に感じてしまいます。
こんな「 グイグイ 」感の有る映画を見るのは、何年か振りって気がします。

現代の南京の街を舞台に5人の男女がすれ違い、ぶつかり合う。
「 やるせない 」「 儚い 」「 切ない 」
こんな言葉を凝縮して、ロウ・イエ監督が魔法のメガホンを取ったら、「 スプリング・フィーバー 」と言う作品が生まれたのです。

もし、この映画を見て、同性愛云々をしか爪らしく語る人がいたら、そりゃ映画の見方、間違ってるよ！
ロウ・イエ監督自身も「 この映画は、純粋なラブストーリーです。」と語っている様に、ラブストーリーなんですよ。