2011年07月18日
「 火事だっ!」@横浜市南区

京急・黄金町駅で電車を下りると、
高架ホームの上から
サイレンを鳴らして消防車が2台走って行くのが見えました。
そしてその2台は、ホームから見える
路上に止まりました。
「 え!この近くで、まさか火事!? 」
ふと、視線を右に向けると、
何と、茶色煙が立ち昇っているではありませんか!!
ちょっと信じられません。
リアルタイムで火事ですか?
現在進行形は be 動詞 + 一般動詞に ing ですね?
ちょっくら野次馬して来よう。
そういう訳でニヘドンは、黄金町駅から、目的地とは正反対の方角へ歩き始めたのでした。
目の前の小高い丘の上には関東学院の校舎が聳えています。
真っ直ぐ進んで消防車 2台を越えた所で角を右折しました。
息を呑みました。
マンションの上を、灰色の煙が渦巻いていたからです。
何処まで近付けるか分かりませんでしたが、
取り敢えず駄目元で火元を目指してみましょう。
もうこの付近から野次馬が歩道に横並びになっていました。
ビルのベランダから高見の見物を決め込んでいる人も大勢居ます。
地名で言うと、前里町の辺りでしょうか。
その交差点は野次馬大軍団で埋め尽くされていました。
ニヘドンが現場にたどり着いたのが 17:00。
その時、正に消火作業が懸命に行われていました。
興奮した人々が声高に話す内容をまとめて見ると、
燃えているのは、大和印刷所と言う空き家と、
その隣の、以前はマグロ屋と言う名前だった、お弁当屋さん。
はしご消防車が 2台、梯子を伸ばし、
マンションの5階の高さから放水をしていました。
たまたま燃えている建物の前に歩道橋が有り、
はしご消防車とは別に、歩道橋の上からも放水を行っていました。
燃えている建物は2階建てで、歩道橋の上からだと、絶妙の高さから放水出来るのです。
歩道橋って、こんな役立ち方も有るんですね!
しかし、ニヘドンが到着する、少なく見積もっても5分前から既に放水は始まっていた筈です。
火消しのプロフェッショナル達が、何十人も集まっても、
直ぐには火は消えないものなのですね。
改めて火事の恐ろしさを目の当たりにしてしまいました。
そのまま放水を続ければ、煙はどんどん沈静化するかと思いきや、
2階の天井付近から、外に向かって赤い炎の舌が出て来たのを見た時には、
自分の両膝からスッと力が抜け、
座り込んでしまいたくなりました。
何とか気力で持ち堪えました。
他人の家の火事で、こんなにショックを受けるのですから、
自分の家が燃えているのを見た日には
卒倒してしまうでしょうね。
Posted by ニヘドン at 21:22│Comments(0)
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