2012年02月03日

2012年01月31日(火)のお弁当

2012年01月31日(火)
その日はお弁当を作る予定ではありませんでした。
なのに、朝06:00に目覚めた後で、
「 お弁当を作ってくれ。」と言われました。
何だって!?face08

さあ、大変です。
我が家は数年前から、冷蔵庫に食品を溜め込む事を止めたのです。
買った食材は、なるべくその日の内に使い切る事を目指しています。
あれもこれも、冷蔵庫に詰め込んでおくと、
存在を忘れて腐らせる事が日常茶飯だったからです。
食品廃棄を出さない事も、立派なエコ・ライフなのですから!!

しかし、この立派なエコ・ライフは、
この日の様に、突然お弁当を作れと言われた時に大きなダメージを食らいます。
冷蔵庫の中に、殆ど食材が無い為に、とてもじゃないけれども見栄えのするお弁当が
作れないのです。

しかし、ここでへこたれて、息子に500円玉を渡して「 コンビニで買って。」なんて言ったら
主婦の名折れです。
頑張ります。
見栄えが悪かろうと何だろうと、ある物で何とかしてみせましょうぞ!!

そして、何とかしたのが、写真のお弁当。
詰め込んだ物は、
ご飯の右半分にふりかけを掛け、左半分には海苔を置き、軽く醤油を垂らしました。
本当は、海苔とご飯の間に、鰹節を入れると、格段に美味しくなるのですが、
残念ながら鰹節も品切れ。

おかずの容れ物には、右から
☆ ハムエッグ
☆ ハンバーグ
☆ ハムを巻いた物 - 本当はキュウリでも巻きたかったのに、キュウリも在庫切れ。
☆ さつまいもの煮物。
☆ キウイ - ところが、果物が余り好きではない息子ちゃんはキウイを残して来た!

***** 「 2012年01月31日(火)のお弁当 」 ・ 完 *****


  


Posted by ニヘドン at 22:28Comments(0)クッキング

2012年02月03日

「 歴史は女で作られる 」

邦題 :  歴史は女で作られる
観賞日 : 2012年02月02日(木)
映画館 : シネマ ジャック&べティ

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
この作品は、巨額の製作費を投入した鳴り物入りの作品だったのに、
封切り直後に酷評され、興行的には散々だったと言う曰く付きの映画。
余りの不人気振りに、プロデューサー達がストーリーの順を入れ替えて再公開。
それを 21世紀になって、当初の監督が意図した作品に近付けたのを、デジタルリマスター版として公開されました。
それを映画マニアのニヘドンが見たっちゅう、そう言うこってすよ。

ニヘドンが現代の感覚で、この映画を見た限りにおいては、
全然 OKですよ。
実に丁寧に作られているし、
登場人物の感情描写も無理&無駄が無く納得出来るし。

何が酷評の種になったんでしょうかね?
公開当時の批評を読んでみたいものです。

ヒロインは、ローラ・モンテスと言う、
19世紀に実在した踊り子さん。
数々の著名人と浮き名を流した魔性の女ですが、
そう言う女は古今東西何処にでも大勢いますよね?

しかも映画の中では、他の女性を騙したり、奪い取ったりと言う根性の悪い所は微塵も見せないのです。
彼女の魅力に、男の方が勝手に夢中になり、別れる時も、実にスマートです。
愛と憎しみのドロドロの昼ドラの方が、
よっぽどおぞましいと思います。

1つニヘドンの度肝を抜いたのは、
ローラがサーカス一座と契約を結び、
彼女の魔性を演し物として見せる事。
其処まで市中引き摺り回しみたいな仕打ちをしなくても良いのでは?

ニヘドンは、この映画を見る迄は、
ローラ・モンテスの名前もエピソードも知りませんでした。
映画の最初の愛人エピソードのお相手が作曲家のフランツ・リストだったんでビックリ!!
そうかと思うとバヴァリアの王様だったり。

この映画は、スキャンダラスな女の人生に思いを馳せてもいいですが、
ニヘドンから見ると、ローラ・モンテスは、ただ自分の心に正直だっただけで、
誉めそやす気も無いし、見下す気も有りません。
自分に正直に生きる事は普通の事だと思います。

ニヘドンはこの映画に散りばめられている「 音楽 」のエッセンスに小躍りしましたよ。
フランツ・リストもそうですし、
1番( ̄ー+ ̄)ニヤリとした箇所は、
耳の遠い王様に、診察をした医者が言う台詞です。
「 ワーグナーは聞いてはいけません。
音が大き過ぎるから。」
これ、ニヘドンのツボに嵌まりました。
ローラのドレスも素敵だし、細部迄見ると、なかなか見応えの有る映画なのでありました。

ニヘドンは、この映画に拍手を送ります。
ぱちぱちぱちぱち。
  

Posted by ニヘドン at 13:26Comments(0)