2008年07月10日

緑のストリングス

2008年07月10日(木)
フラワーアレンジ・レッスン
「 緑のストリングス 」
ストリングスと言う言葉から、弦楽器の事だと思った方、貴方は音楽ファンの方ですね?( 笑 )
この記事はフラワーアレンジの記事ですので、ストリングスはただ単に「 糸 」と言う意味で使っています。

糸の様に細く裂いた葉を器の上に渡して花留めにし、花は低目にデザインする。
1.長い葉( 今日はニューサイランを使用。)を糸の様に細く裂く。
葉の端から裂くより、中央から裂く方が上手く行く。
試しに器に乗せて長さを確認しないと、ニヘドンは最初ニューサイランの長さをそのまま使ってしまったので、皆、器より長くなってしまった! 注意!
また、長いもの、短いものを取り混ぜて作っておくとリズム感を出し易い。
2.「 ストリングス 」の重しとして、短い枝( 3cm 〜 4cm ) をくくりつける。
枝の先端部分だけにハサミで切り込みを入れる。
切り込みが深過ぎると枝が2つに割れてしまうので、ご用心。
切り込みの中に葉を差し込む。
股の有る枝には、切り込みは不要。
股の部分にストリングスをからげる。
ストリングスは固結びで留め、飛び出した端はハサミで切り取る。
3. 円筒の器 ( 今日は何とパスタボトルを使用!) に、ストリングスを広げながら器の口の上に渡す。
この時、器の縁にぴったり当ててストリングスに折り目を付けると安定し易い。
ストリングスをクロスさせ、放射状に広げる。

緑のストリングス

6本程ストリングスを置いたら、ラフィアで留め、その後、広げる。
この、ストリングスを交差させて出来たスペースに花を挿して行く。

真ん中に花の塊を入れると、ストリングス全体が安定し、ストリングスが落下する恐れも無い。

アレンジのヒント :
・ 花の茎は長くしない。
・ 器に水はたっぷり入れる。
水の反射で涼しさも楽しめる。
・ 夏場はただでさえ、花保ちが悪くなる。 そんな時にオアシス( 吸水性スポンジ )を使うと、余計に花保ちが悪くなるので、器に投げ入れるアレンジがお勧め。

花材 :
・ セダム
・ アワ
・ バラ ( ピンク )
・ ユーギリ草
・ スターチス ( 濃い紫 )
・ ガーベラ ( ピンクとサーモンピンクの2種 )
・ スカピオサ ( 紫 )

最初の写真は、真横から撮ったので、花の美しい部分がよく分かりません。
なので、上から撮ってみました。
ピンクと緑を基調に、「 初恋 」 の爽やかなイメージです。

緑のストリングス

***** 「 緑のストリングス 」 ・ 完 **************


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Posted by ニヘドン at 13:25│Comments(0)フラワーアレンジ
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