2011年07月07日
「 おじさんのかさ 」

小学校・朝の読書タイム
読み聞かせ 3年1組
題名 : おじさんのかさ
作・絵 : 佐野洋子
出版社 : 講談社
発行 : 1992年05月28日 第1刷発行
2008年05月21日 第35刷発行
コード : ISBN 4 - 06 - 131880 - 2
N.D.C.913
ページ数 : 32ページ
サイズ : 31 cm
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
[ 粗筋 ]
立派な傘を持っているおじさんは、
雨が降っても傘をさしません。
おじさんが傘をささずに、
どうやって雨を凌いでいるのかが、
前半で語られます。
ページをめくる度に、文末は
「 雨にぬれるのが いやだったからです 」のフレーズが繰り返されます。
案の定、ここで子供達からクスクス笑いが洩れました。
ある日、おじさんが公園のベンチに座っていると雨が降り出し、小さな男の子と女の子の歌声が、
おじさんの耳に残ります。
「 あめが ふったら ぴっちょんちょん
あめが ふったら ぽんぽろりん 」
おじさんは思います。
「 本当かな? 」
好奇心の誘惑に勝てなかったおじさんは、
とうとう傘を開いてしまいました。
ページの見開きいっぱいに開いた傘のイラストは、
実に新鮮な驚きを感じます。
おじさんは雨の日に傘をさす楽しみを感じ、大満足したのでした。
家に帰ると、奥さんが声を掛けます。
「 傘をさしたんですか? 雨が降っているのに。」
ここでも子供達から失笑が洩れます。
読み聞かせの後、子供達に感想を聞いてみました。
「 傘をささなければ意味無い。」
が主流の意見でした。
そうだよね。でも自分が本当に大切だと思うものは、
本来の用途とは関係無く、
大事にしまっておきたいものなんですよね。
ニヘドンはいつも、読み聞かせの自宅練習をミュージカル俳優の佐藤隆介君に聞いてもらいます。
彼は既に高校生なので、小学生とは又別の感性を持っている筈なのですが、
彼が又実に喜ぶんですよね、読み聞かせを。
最初は、「 その話もう知ってるし。」と、
聞きたくない素振りを見せていましたが、夢中で聞いていました。
彼が一番反応したのが、最後です。
「 奥さんが出て来た! 」
うぷぷ。そんなにウケますかな?
今回ニヘドンは、作中の子供達の歌声を可愛く歌う様に読み、
おじさんの声を低く抑揚の無い様に読みました。
佐藤君は笑い転げてくれて、
ニヘドンは我が意を得たり。
「 あんた、段々、声が低くなって行くよ。」
「 何だ、その野太い声!」
はい。絵本を媒介に話が弾むのも、絵本の魅力です。
自宅練習も本番も楽しかったです。
***** 「 おじさんのかさ 」・ 完 *********
Posted by ニヘドン at 10:09│Comments(0)
│読み聞かせ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。