2011年11月03日
いきなり突然の前座出演にビックリ!!

今日は約1ヶ月振りに
「 杉劇リコーダーず 」の練習日です。
実は 10月27日(木)にも
「 飲酒運転を根絶しよう!! 県民大会 」の
イベントに出演する事になっていました。
が、生憎と東京都写真美術館で行われた
「 ショートショート 『 フォーカス・オン・アジア 」のボランティア・スタッフを引き受けてしまったのでした。
映画祭のシフトは、10:00 〜21:00と長丁場なので、粟良くば、リコーダーずの出演の時間の前後に
映画祭会場を抜け出そうと思ったのです。
が、蓋を開けてみたら、今年のボランティア・スタッフは各日たったの4人。
とても抜け出せる状態ではありません。
そこで杉劇リコーダーずの担当者に、
当日の朝、電話してドタキャンさせて頂きました。
申し訳ございません。m(_ _)m
10月30日(日)にも杉劇リコーダーずの練習が午前中に
有りました。
ショートショート『 フォーカス・オン・アジア 』がこの日迄
開催されたので、残念ながら練習にも参加出来ませんでした。
やっと11月03日(木・祝)に杉劇リコーダーずの練習が有り、
二へドンはこれに参加する事が出来ます。
だって、リコーダーの練習時間に間に合う様に
予め、バイトのシフト希望を短く入れておいたんだも~ん。
準備万端!? あれれれ? はははは。 実は昨夜、リコーダーの練習に必要な
物を鞄に詰めていて、楽譜一式を入れたクリアホルダーが見当たらなかったのです。
懸命に頭を捻って、最後に楽譜を見たのは、いつ、どこでだったか考えます。
が、全く記憶にございません。
いつも置く様な場所には無いのです。
冷蔵庫やお風呂場まで見たのに無いのです。
ベルリン・フィル五重奏団との共演の時に、持って行ったから、まさかその時に
杉田劇場に置いて来てしまったのかしら?
でも杉劇のスタッフが見れば、それが杉劇リコーダーずの誰かの楽譜だと気付く筈。
まさか二へドンに一目惚れしたベルリンの人が、記念に(?)持って行ってしまった?
う~む。 う~む。 まさか楽譜が無いので練習をサボる訳には行かないでしょう。
実は杉劇リコーダーずの活動は、なかなかどうして二へドンの生き甲斐になって
いる感が有り。
そうならば、徹夜で楽譜を捜索致しましょう。
夜が明けたならば、05:00に家を出てバイトに向かうと言うのに、
睡眠時間を削るのは、後が恐ろしいですが、致し方ありません。
探します。 兎に角探します。
・・・・・・・・・・・・・・1時間後。
有りました!! 何の事は無い。 二へドンのPCが置いてある机の上に有りました。
ただ、クリアホルダーの上に、映画のチラシやらパンフレットやら、何やらかんやらが
いっぱい乗っていて、完全に目くらましを食らっていたのです。
むむむむむ・・・・・・・。
自分の凄さに感動して、暫し動けんかったわい。
二へドンって、片付けられない女だったんかい。
かくして2時間半程眠る事が出来て、06:30~09:00迄バイト。
10:00から始まる杉劇リコーダーずの練習に参加しました。
そこで、耳を疑う様な発言がスタッフから落とされたのです。
「 突然でごめんなさい。 実は今日の14:00からの吉澤先生のコンサートに
杉劇リコーダーずが前座で出演する事になりました。
今日の午後、出られる人います? 」
え? 今日? 2時間後に? 衣装も無く? マジ? 本当? REALLY?
「 参加出来る人います? 」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
二へドンが手を上げたのは言うまでもありません。
だって、10月27日の本番をドタキャンして、本当に悔しかったんだもん!
演奏会は「 La strada リコーダーコンサート 」。
吉澤実先生と、他に5人の演奏家が出演します。
結局、余りにも急なお話に、参加出来る小学生は、たったの4人。
演奏隊は大人6人。( 二へドンを含む。)
ダンスに参加する大人は10人位。
いつものメンバーの半分以下ですね。
最初はどうなる事かと思いましたよ。
杉劇リコーダーずが得意としている演目は、コンテンポラリーダンスなのです。
色々な曲をメドレーで演奏しながら、ダンスチームがコンテンポラリーダンスを
披露します。
歌有り、踊り有り、合奏有り、の1度見た人は、かなり気に入ってくれる演目です。
この中にいつも詩を朗読する小学生の男の子がいるのですが、
何と骨折をしてしまって、当分ステージ活動は出来ないと言う事で、
急遽、参加出来る小学生の女の子4人が合わせて朗読をする事になりました。
最初は恥ずかしいのか、全然やる気を見せてくれず、どうなる事かと思いました。
二へドンも、いつも吹いているパートとは違うパートを吹いてくれと突然言われ、
慌てて練習する始末。
高音のレが綺麗に出せず、本番の出来が危ぶまれました。
スタッフも恐ろしい事を言い出しました。
「 舞台には魔物が棲んでいると言われています。
本番では何が起こるか分かりません。 各自心して臨んで下さい。」
ちょっぴり、魔物が二へドンに悪さをしました。
最後の曲の最中に、天井から目に見える埃が落ちて来たのです。
それを事もあろうか、二へドンは吸い込んでしまいました!!
ぺタっと喉に貼り付いた感じがして、最初は我慢しようと思ったのですが、
咳がこみ上げて来て、10小節程、演奏を中断してしまいました。
他に5人の演奏者がいたから、演奏自体は進んで行きましたが、
小さく喉元で咳を抑えようとゼイゼイしてしまいました。
でも平気。
お客さんの誰も二へドンなんかには注目していなかったから。
お客さん達の目は最初から最後まで子供達に釘付けでした。
結局、本日の前座公演は大成功でした。
人数が極端に少ないので、1人1人が、「 私が頑張らなければ駄目だ。」と
言う気持ちが出せたのだと思います。
中村牧館長さんも、スタッフの人々も一様に喜んでくれました。
吉澤実先生は、いつもステージでこの演し物をすると、
感動で涙を流してくれるのですが、今日もじゃんじゃん泣いてくれたようです。
ふっふっふ。
感動の源は子供達の素晴らしさなのだけれども、まるで二へドンのお陰の様な
妄想を抱いて、実に気分良く、ステージを後にしたのでした。
この満足感を元に、更に綺麗な音が出せる様に精進して行きたいと思ったのでした。
いつも、ド素人の私達に、得難い体験をさせてくれる杉田劇場のスタッフの皆様に
お礼を述べたいと思います。
いつもありがとうございます。 そして、これからも頑張ります。
どうぞ、よろしくお願い致します!!
***** 「 いきなり突然の前座出演にビックリ!! 」 ・ 完 *****
Posted by ニヘドン at 16:49│Comments(0)
│杉劇リコーダーず
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