2008年09月26日

スルース ( 思いっきりネタバレ版 )

2008年07月09日(水)

「 スルース 」は予告編が格好良かったよね。
シネコンで予告編を見て、
「 あ、これ絶対ニヘドンが気に入るテイストの映画だから、必ず見よう!」
と思ったのです。
ところが色々色々有りまして、とうとう横浜・黄金町の ジャック&ベティに掛かった所を見る事が出来たのでした。

キャッチ・コピーが凄いでしょ?
「 男の嫉妬は世界を滅ぼす 」!!
日本のTV ドラマや映画は、「 大奥 」に代表される様に、 「 女の嫉妬 」ばかりが取り上げられるでしょ?
ニヘドンは自分が女だけに、女の嫉妬なんて、言われなくても体験済みだから、今更テーマとして取り上げてくれなくても結構。
「 男ね嫉妬 」は、実の所どうなの?
日本の男共は、かなり淡白で、余り嫉妬心丸出しの人って見た事無いんですが…。
日本人の男の嫉妬心って、大概、仕事絡みじゃないですか?
「 仕事ではあいつに負けたくない。」みたあな。
それとかスポーツで、レギュラー選手に嫉妬の炎を燃やす万年補欠選手とか。

「 妻の夫 」VS 「 妻の愛人 」って、実際の所どうなのよー!?
もう興味津々で見ちゃいましたよ〜。

登場人物は2人だけ。
初老のベストセラー作家・アンドリュー・ワイク。( マイケル・ケイン )
若い俳優のマイロ・ティンドル。( ジュード・ロウ )
この映画は1972年にローレンス・オリヴィエが作家役を演った「 探偵<スルース> 」を
ケネス・ブラナー監督がリメイクしたもの。
二へドンは、ローレンス・オリヴィエの方は全然見ていないのです。
( 1度は見ておかないとね・・・・。)

大きく分けて、3つのパートに分けられます。
まずは、パート1。
作家のお屋敷にマイロが車で乗り付ける。
車が敷地内に入って来た時から、作家はモニターで確認をしているのさ。
2007年に製作された映画だから、作家のお屋敷もハイテク装備さ。
映画の最初のパートは、勿論男たちも良いのだけれど、
お屋敷の中身=インテリアに目が釘付け。
建物は古風なイギリスの伝統的なお城のデザイン。
でも中は、モダンなインテリアと、全てスイッチ1つでコントロールできるハイテク装備。
映画の中ではとうとう姿を現さなかった作家の奥さんが、
インテリア・デザイナーという設定だからね。
あまりにも二へドンの日常生活とかけ離れた斬新なインテリアにもう目が釘付けです。
( このお家の人達は、スーパーのレジ袋なんてストックしておかないのだろうなあ・・・・。)
「 雑多な物 」 が一切見当たらない。 すごいねー。

インテリアに目を奪われている内に、どうやら二へドンは気もそぞろになってしまったらしい。
いきなりパート1で、( 注意:パート1と言う言い方は二へドンが勝手に言っているだけで、
映画はそんな表示は使っていません。 ) 騙されてしまったのでした。

作家がね、妻の愛人に1つの提案をするのですよ。
妻をやるから、妻の宝石を盗め・・と。
うまく盗んでくれたら、保険金が下りると、こういう訳ですよ。

こういうルートで侵入しろと、作家が細かく指示を出すのです。
この作家さん、ミステリーを書いている人だから、
シナリオ書かせたらバッチリなんですね~。





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Posted by ニヘドン at 22:32│Comments(0)映画
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