2008年11月22日
「王様の竹うま」
2008年06月05日(木)
ニヘドンが絵本で好きなタイプは、ナンセンスもの。
でも、この日に読んだ「 王さまの竹うま 」は、ナンセンスものでは無いのだけれど、設定がかなりユニークだった。
まず、第1 に、王さまが大好きな事が、竹うまに乗る事!!
うわぁ〜お! そりゃ本当に変わっているわ。
王さまは毎朝、竹うまに乗って、島中を見て歩くのだ。
あ、因みに、この王さまの国は、海に浮かぶ小さな島なんだ。
島の海抜が低くて、島の沿岸を樹木の根が張り巡らされて、海水がなだれ込むのを防いでいる。
ところが、この天然の防波堤を食い荒らす鳥の大群がいる。
その為、王様直属の猫のパトロール隊がいる。
ところが、王様が竹うまなんかに乗るのは、王様のこけんに関わると信じている大臣が、王様の隙を見て竹うまを隠してしまう。
竹うまに乗れなくなった王様は、塞ぎ込み、国の事を一切やらなくなる。
猫のパトロール隊も仕事をサボり始め、結果、鳥達が天然の防波堤をつついて壊し始めた。
海水は徐々に徐々に国に流れ込み始め、事態を悟った王様の腹心の部下が竹うまを見つけ出し、蘇った王様が猫のパトロール隊を率いて鳥達を追い払い、防波堤を繕って、事無きを得る。
奇想天外な話をただ楽しむも良し。
この物語の背後に環境問題を見いだすのも良し。
竹うまを隠してしまう大臣は、何の比喩なのか考えるのも良し。
「 児童書 」ではありが、深読みをしようと思えば、いくらでも深く読めてしまうお話でした。
DATA : 「 王さまの竹うま 」
ドクター・スース さく・え
わたなべ しげお 訳
偕成社 ¥1,600.-
***** 「 王さまの竹うま 」 ・ 完 ************
ニヘドンが絵本で好きなタイプは、ナンセンスもの。
でも、この日に読んだ「 王さまの竹うま 」は、ナンセンスものでは無いのだけれど、設定がかなりユニークだった。
まず、第1 に、王さまが大好きな事が、竹うまに乗る事!!
うわぁ〜お! そりゃ本当に変わっているわ。
王さまは毎朝、竹うまに乗って、島中を見て歩くのだ。
あ、因みに、この王さまの国は、海に浮かぶ小さな島なんだ。
島の海抜が低くて、島の沿岸を樹木の根が張り巡らされて、海水がなだれ込むのを防いでいる。
ところが、この天然の防波堤を食い荒らす鳥の大群がいる。
その為、王様直属の猫のパトロール隊がいる。
ところが、王様が竹うまなんかに乗るのは、王様のこけんに関わると信じている大臣が、王様の隙を見て竹うまを隠してしまう。
竹うまに乗れなくなった王様は、塞ぎ込み、国の事を一切やらなくなる。
猫のパトロール隊も仕事をサボり始め、結果、鳥達が天然の防波堤をつついて壊し始めた。
海水は徐々に徐々に国に流れ込み始め、事態を悟った王様の腹心の部下が竹うまを見つけ出し、蘇った王様が猫のパトロール隊を率いて鳥達を追い払い、防波堤を繕って、事無きを得る。
奇想天外な話をただ楽しむも良し。
この物語の背後に環境問題を見いだすのも良し。
竹うまを隠してしまう大臣は、何の比喩なのか考えるのも良し。
「 児童書 」ではありが、深読みをしようと思えば、いくらでも深く読めてしまうお話でした。
DATA : 「 王さまの竹うま 」
ドクター・スース さく・え
わたなべ しげお 訳
偕成社 ¥1,600.-
***** 「 王さまの竹うま 」 ・ 完 ************
Posted by ニヘドン at 17:10│Comments(0)
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