2009年03月08日
ZATS BURGER CAFE

佐藤君と映画デートをする為に、LAZONA 川崎にやって来ました!
佐藤君はエレクトーンのグレード試験を終えた直後だったので、ニヘドンと顔を合わせたら開口一番 「 お腹空いた!!」
おお!やっぱり、彼なりに緊張してたんだなあ。
緊張が解けたら「 メシ 」ですかい。
LAZONA 川崎のフードコートに行きました。
ここは、いつも超混みで、座る席を探すのに一苦労するのです。
( 平日でもランチタイムは凄い賑わいなんです。)
今日は、比較的直ぐに2人分の席をゲット出来ました。
佐藤君は、佐世保バーガー未体験なので、ニヘドンの勧めで佐世保バーガーに初挑戦です。
佐世保バーガーを提供するお店は複数有りますが、LAZONA に入っているのは
ZATS BURGER CAFE です。
うへぇ〜。
時間は16:00でしたが、カウンターには15人程が並んでいます。
オーダーを受けてから焼くので時間が掛かるのです。
待っている間に目の前の鉄板の上で焼かれる具材に見とれます。
一般のファーストフード店よりも焼き時間が長いのです。
ハンバーグパテがジワジワっと焼けて白い湯気を上げています。
その隣ではベーコンが油を垂らしながら縮んで行きます。
アボカド・バーガーを注文した人の肉厚のアボカドが、表面にこんがりと焼き色を付けます。
隣の鉄板ではハンバーガー・バンズの表面がキツネ色に輝いています。
じゅるじゅるじゅるじゅる……。
いけません。ニヘドンは石田様以上に佐世保バーガーに反応しちゃってます。
焼く係りのお兄さんは、鉄板からの熱気で、もうバテ気味です。
今日は何時間、鉄板の上で働いているのでしょうか。
でも多くの企業が人員削減している昨今、仕事が有るって素敵な事です。
お兄さん、頑張れ!
さて、写真が佐世保バーガーのレギュラーです。
具の多さに、崩れちゃってますね。
これをね、包み紙の上から押し潰して、肉汁と特製ソースを十分にパンに染み込ませてから食べるのが、正しい「 佐世保バーガー 」の食べ方らしいです。
でも佐藤君は口が小さいので、食べにくそうに食べにくそうに食べていました。
「 ちょっと食べにくそうだね。」
「 ちょっとどころじゃあ無いよ! 」
ふーん。女性も、初デートで佐世保バーガーは止めておいた方が無難です。
とうとう佐藤君は、レタスの固まりと、トマトをトレイの上に落として放置です。
仕方が無いのでニヘドンが自分のサラダの小鉢に拾い上げ食べました。
トマトが完熟で美味しかった!
Posted by ニヘドン at
20:39
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2009年03月08日
Stuff 「 彼と彼女の問題 」

Brillia Shortshorts Theater ( ブリリア・ショートショート・シアター )で上映された プログラムOの4番目の作品です。
上映期間 2008年12月01日〜2008年12月28(日)。
英題 : Stuff
邦題 : 彼と彼女の問題
監督 : Karl Raudsepp-Hearne
上映時間 : 06分40秒
ジャンル : コメディ
製作国 : カナダ
製作年 : 2007年
シアターで配られるチラシに書かれていた解説には、こう書いてありました。
「 何でも持っている女と何も持っていない男。一緒に生活したら…。」
実際に作品を見ると分かりますが、この解説は、ちょっと的ハズレな様に思います。
この文章だけ読むと、女がお金持ちで、男が貧乏みたいに聞こえませんか?
正しくは、女は物に囲まれていると安心する、「 物を捨てられない女 」。
男は最小限の物でシンプルに暮らしたい「 ミニマリズム男 」なんです。
この短編映画は妙にニヘドンの心をゲッチュしました。
何故って、ニヘドンも「 捨てられない女 」だから。
この映画は、誰かがニヘドンの生活を覗き見して作ったのではないかと思える程です!!
出演者は男と女の2人だけ。
それぞれの顔のアップが多用され、とてもシンプルな構成の映画です。
なのに皮肉はメガトン級。
笑える。笑える。クククククク…。
では、ネタバレコーナー 行ってみよう!!
10月。
テーブルを挟んで向かい合う男女。
女は無言。
「 一緒に住み始めても、ボクの空間はキープしてくれ。
物を散らかさないでくれ。
OK ? 」
男の言葉に、大きな目を丸くして、黙って頷く女。
11月。
積み上げたダンボール箱を次々に開ける女。
クローゼットを開けると赤いテープで四角い枠が切られている。
( 多分、テープを貼ったのは男だね。うぷぷ。)
女は枠の中に自分の靴を揃えて置く。
そこへ男が入って来る。
ソファの上のクッションに、ブラジャーが掛けられているのを見て男はムッとする。
壁には、男と女がツーショットで写った小さな写真が飾られる。
男はその写真を一瞥しながら女に言う。
「 ソファに衣類を置きっ放しにしないでくれ。」
女は黙って頷く。
02月。
男がクローゼットを開けると、女の靴が何十足も詰め込まれている。
男が次にバスルームを開けると、可愛らしいデザインのカバーや、色々なファンシーグッズが飾られている。
男は言う。
「 僕は長年かけて快適な空間を守って来た。」
女は何を考えているのか、大きな目で黙って男の顔を見詰めている。
「 Are you listening? 」
苛つく男に女は黙って頷く。
男は勝ち誇った様に言い放つ。
「 ルールが守れないなら出てってくれ。」
( ええ〜!? 2人は別れてしまうのでしょうか? 僅か5ヶ月で!? )
04月。
時計のアップ。
ドアノブにパンティが引っ掛けてある。
男はテーブルの上の物や、クローゼットの物を黒いゴミ袋に入れて捨てる。
( うわあ…強硬手段に出たあ…!!)
06月。
床中に靴の山 !
ソファの背にも靴が並んでいる。( 笑 )
壁中に、ゼリー状のカラフルな貼り付けるオーナメントがペタペタと並べられている。
ここでニヘドンはハタと気付いた。
各シーン毎にカップルの写真のサイズが大きくなっていたのだ。
家中がゴミ屋敷状態になった所で、男女は押し黙ったままテーブルに向かい合う。
男は心無しかやつれて見える。
女は、やや顎を上向けて傲然とした雰囲気だ。
( 2人はとうとう別れてしまうのでしょうか? )
しばしの沈黙の後、たまりかねた様に男が言う。
「 Will you marry me ? ( 結婚して欲しい。)」
女は黙って頷く。
The end.
うわははははは!!
意外な展開でしょう!?
「 捨てられない女 」
「 片付けられない女 」が最後には勝つ!みたいな話、ウェルカム!
片付けられない女・日本代表 ニヘドンのお気に入りショート・ムービーでございました。
***** 「 Stuff 「 彼と彼女の問題 」 」 ・ 完 *************