2009年03月05日

2009年2月27日(金)のヴァイオリン・レッスン

2009年02月27日(金)

ヴァイオリン・レッスン

ヴィヴァルディの「 春 」の演奏会が終わってから
E♭Major ( イーフラットメジャー )のスケール練習に入りました。
第1回目は第1ポジションからスタートし、
1番線( E線 )で第3ポジションに移動しました。

今日は全部第3ポジションで弾きます。
最初の弦が4番線 ( G線 )で、指が3の指 (薬指 )なので音が出しにくいのなんのって。
2つ目の音は小指で押さえるんですよ!
一番太い弦を、左手の薬指と小指で押さえるって、箸より重い物を持った事の無い深窓の令嬢育ちのニヘドンには、結構きつい物がありました。
家で必死に練習したら左腕が痙攣してしまった!
f^_^;

でも、E♭Major スケールは、比較的、音程が取り易いのです。
C Major のスケールは見事に5ヶ月間練習させられたからねえ・・・・・。
ピアノの初心者は、絶対にC Major ( ハ長調 )から練習するけれども、
ヴァイオリンは A Major ( イ長調 )なんです。 A Major 簡単!
ヴァイオリンの C Major スケールは難しかったんよ。
E♭ Major は♭が3つもついているので、ピアノで弾く時はビビるけれども、
ヴァイオリンならOKです。

スケールでリズム・アレンジをつけて練習したり、2つスラー、4つスラーで練習しました。
その後、E♭ のコード練習です。 
ミ♭、ソ、シ♭、ミ♭、ソ、シ♭、シ♭、ソ、ミ♭、シ♭、ソ、ミ♭
と音が飛んで行くので、慣れるまで音程の狂いが半端無いっす。

そして、写真にアップした、恐怖のエクササイズに入りました。
1番のエクササイズは、自宅で予習をしようとして、ポジションをどこで弾くのか今一つ
自信が無くて、たった8小節の短い曲の予習を断念した曰く付きのエクササイズです。

レッスンで、先生にポジションと指番号を教えていただき、早速楽譜にメモメモ。
たった8小節に、第3ポジション → 第2ポジション → 第3ポジション 
→ 第1ポジション → 第2ポジション → 第1ポジション と移動しまくります。
楽譜を見て、瞬間的に指の判断が出来ないので、「 ソラ♭ 」 「 レミ♭ 」とメモします。
つまり、ソとラ♭が半音関係、レとミ♭が半音関係という事を書き留めて置かないと、
正しい音程が出せないのです。

まずは、「 伴奏君 」を聞いて、左指だけを指板に乗せながら指の位置を確認します。
この時、弾けそうな人は弓を持って音を出しても良いのですが、
さっぱり分かりません。 
今までだったら、1回左手だけで指の位置を確認したら、2回目の繰り返しは弓を持って
音を出してみるのですが、今日はばかりは生徒3人共、2回目も弓は持てませんでした。
次に先生が1小節弾いた後に、生徒達がリピートしていくのですが、
全然ついていけませんでした。

家に帰ってから、死に物狂いで練習しました。
「 ミソシ レシソ ミー 」 を何十回も繰り返して、やっと何とか出来る様になりました。
次の 「 ファラド ミレド レー 」は、何十回やっても突っかかってしまいます。
こんなにヴァイオリンの練習が辛いのも初めての経験かもしれません。
3小節目の 「 ソシレ ミレミ ソー 」に至っては、
もう演奏不可能かもしれないと思ってしまいました。

このレッスンの後、今までで1番ヴァイオリンを練習したかもしれません。
1週間で何とか形にしてやる!!って、本当に5分でも時間が有れば
ヴァイオリンを弾いていました。
1小節ずつ練習してみたのですが、全部通すと、小節ごとが繋がらない。 やれやれ。
嫌でも何でも練習を続けるしか有りません。
3日目の月曜日ですかね? 何と無く繋がる様になって来たのは?
火曜日、水曜日とブラッシュ・アップを重ね、木曜日に何とかなって来ました。
多分次のレッスンでは合格はもらえないけれども、自分で納得が出来る範囲には
たどり着きました。
うん、良く頑張った、自分!!

レッスンでは、引き続きエクササイズの2番に入りました。
この曲を最初に演ったのは02月20日ですので、レッスンでは2回目の練習です。
自分では出来る様になったつもりだったのですが、重大な指摘を受けてしまいました。
先生曰く 「 楽譜を見て。 Swing って書いてあるでしょ?
        これはポップスだから、音の余韻を残さないで弓を止めて。 」
うは。 曲によって、弓の使い方が違うんだよねー。
大体、Swing って印刷されているのに気が付かない私って、一体・・・・・・!?
そして、休符の間に弓を弦の上に乗せてから、音を出し始める様に注意されました。
急発進は変な音が出ちゃうから駄目なのよね。
ヴァイオリンの演奏って、何から何まで 「 準備 」「 準備 」です。
行き当たりバッタリな性格の血液型O型人間の二へドンにはちょい、きつい!?
  

Posted by ニヘドン at 21:34Comments(4)ヴァイオリンレッスン

2009年03月05日

「 うしとトッケビ 」

2009年03月05日(木)

朝の読書タイム
読み聞かせ ・ 4年生
08:25 〜 08:40
担当 : 1組 - パセリ 2組 - カヨカヨ
3組 - マダム・Shio 4組 - マダム・Shige

「 うしとトッケビ 」
文 - イ・サン 絵 - ハン・ビョンホ
訳 - おおたけ きよみ
( 株 ) アートン
2004年03月31日初版第1刷発行
1,500円 + 税
ISBN4-901006-67-3


トッケビと言うのは、日本人には余り馴染みの無い名前だと思います。
朝鮮半島の民話に登場する小鬼の事です。
悪戯をしたり、術を使ったり、空を飛んだりします。
日本語に、トッケビをピッタリと言い表す単語が無いので、「 小鬼 」と言う言葉が使われますが、角は無く、勿論トラの皮のパンツも穿きません。
トッケビを深く調べると、かなり面白い発見が有ると思います。
日本語で出版されている他の「 トッケビ 」が出てくるお話も有りますので、探して読んでみて下さい。

「 うしとトッケビ 」荒筋

トルセと言う薪売りは1人暮らし。
ごろごろ遊んで食べ物が無くなると、山へ薪を取りに行って、それを売って暮らしていた。
或る日、トルセが牛を引いて山道を歩いていると、「 やまおきあがりこぼし 」と名乗る不思議な生き物に助けを乞われる。
トルセはトッケビこぞうだと正体を見破る。
トッケビは1週間前に犬に捕まって尻尾を噛まれた。
トッケビに取って尻尾は大切な物。
尻尾が無くては術を使えない。
トッケビはトルセに牛のお腹に2ヵ月間、入れてくれと頼む。
その代わりに牛の力を10倍強くしてあげると言う。
  

Posted by ニヘドン at 14:47Comments(0)