2009年08月23日
「 やつらが街にやってくる 」

鑑賞日 : 2009年08月06日(木)
映画館 : ブリリア・ショートショート・シアター
邦題 : やつらが街にやってくる
監督 : Thilo Ewers
監督プロフィール : 1981年生まれ。高校で古典芸術の勉強を始める。2001年からフリーランスのアニメーターとして映画制作に携わる。現在はバーデン・ヴュルテンベルク・フィルムアカデミーで、アニメーションと視覚効果を勉強中。
製作国 : ドイツ
製作年 : 2008年
上映時間 : 1分30秒
種別 : アニメーション
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「 」内の文章は、ショートショート・フィルム・フェスティバル 2009 の公式プログラムの解説から転記。
映画を見ただけでは分からない部分を補足してもらいます。
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廃虚と化した都会のビル。
「 ニューヨークは静寂に包まれていた。」
教会の建物の内部が映される。
石像は倒れ首がもげている。
「 人影はなく、どこのカフェも空っぽで明かりさえ付いていない。」
鉄道も止まったまま動かない。
「 それはまるで、住民が全員いなくなったゴーストタウンのよう。
そんな中、街角や建物に陰が忍び寄る。」
その陰は、クジラ達だった。
街は海の底に沈んでおり、巨大なクジラ達が死の街と化したニューヨークの上を優雅に泳ぎ回る。
メッセージがスクリーンに現れる。
「 温暖化を止めよう。
地球の人類が滅びる前に。」
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「 絵 」は美しい。
影絵の様な儚い雰囲気が、こういう世界が好きな向きには堪(こた)えられないと思います。
が! 耽美主義の傾向のある人なんか、こんな美しい世界になるなら、もっとどんどん温暖化しよう!とか、間違った方向に走らないですかね?
ショートならではのピリリと風刺の利いたブラックな物の方が、温暖化阻止の役目を果たせると思いました。
アイデア自体も新鮮味が無くて、つまらないですよね?
このまま温暖化が進めば、いつか人類は滅びると云う事は誰でも考えている事で、わざわざ映画にするなら、その一歩先を提示して欲しかったな。
映画はヴィジュアルな表現手段ではあるのですが、やっぱり1番大事なのはストーリーです。
先日、知人のクリスティーナが映画 「 そんな彼なら捨てちゃえば 」を見に行きました。
ニヘドンはまだ見ていないのですが、こう云う軽いラブコメが大好きなので、クリスティーナにはこう言っておきました。
「 それ、私も見たかったの〜。
スカーレット・ヨハンセン絶対可愛いよね〜!
楽しんで来てね♪ 」
見終わった彼女から感想がメールで送られて来ました。
「 がっかり。お金の無駄だから見ない方がいいよ!(-_-メ) 」
むむむむ…。
ニヘドンって、見るなと言われると、逆に見たくなってしまう人なんですが…。( 笑 )
恐らく想像するに「 軽いラブコメ 」でも許し難い程ストーリーがなってなかったのだと思います。
ストーリー大事ですよ。
絵の美しさだけなら、写真の方がまだ奥が深くて哲学的だと思いますから。
***** 「 やつらが街にやってくる 」 ・ 完 ************
Posted by ニヘドン at 14:03│Comments(0)
│映画
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