2008年03月24日
2008年03月23日(日)今シーズン最後のBEE

約半年の間に15回。2週間に1回はBEEとデート。濃密な日々であった。コンサート・レポが全然書き上がっていない。やれやれ。
そんな思い入れのあるBEE のシーズン最後の演奏会に、ニヘドンが多大な期待をしたからと言って、誰がニヘドンを責められようか?それだけ、時間と労力と費用を掛けたのだから、今日は十尺玉の大花火を打ち上げてもらって当然でしょう?
今日は、BEEに取っての総決算の日であるのと同様に、ニヘドンに取っても又、追っかけ年度末決算なのである。
一言で演奏会全体を総括するならば、「不発」であった。
ええ〜!? ニヘドンって女は、また何て事を言い出すの!?
でも、一緒に行った支部長も同じ意見で一致した。支部長も、松原から始まり、福知山、大和高田、青山、西宮、和泉と、6回のBEEをかぶりついている。
つまり2人共、シーズンの最初と中間と最後を押さえているのである。BEEの成長、進化を概ね、かぶりついて見守って来たのである。もっともっと最後は爆裂的に盛り上がって欲しかったのである。
演奏会の詳細は、又、チマチマと小出しに書いて行きますが、今日は、速報として全般的な感想を先にお届けします。
多分、今日初めてBEEを聞いたお客さんは、喜んだ事でしょう。
及川さんのピアノは、抑えと盛り上げのコントロールが効いていて、彼の実力を示してくれました。石田様はいつもと同じようにクールに熱演していました。今日の殊くん者賞はチェロの石川祐支( 通称・チェロじ)さんです。今日はチェロの音がピアノにかき消される事も無く、深く石川ワールドを編み上げておりました。
3人それぞれ、良い仕事をしていたのですよ。では、ニヘドン達の不満は何?
3人の気持ちがかみ合っていなかった。例えリズムが合っていても、音が合っていても、3人の気持ちが合っていなかったら、何もかも台無しでは有りませんか!!
昨日、今日活動を始めたグループでは無いんですよ。
1曲1曲見ていくと、以前より良くなった曲もあります。「フガータ」がそうですね。ニヘドンが松原で初めて聞いて、「もうこの曲はやらなくて良いんじゃない?」発言をした松原シンドロームから、よく立ち直りました。もう完璧にBEEの曲にしましたよね。
でも今日は、1曲目の「アディオス・ノニーノ」がバラけ、3曲目の「リベルタンゴ」が格好良くなかった。
第2部の「 パッサカリア」は流石の出来で、一番会場の拍手が大きかった。
でも、最後のメンデルスゾーンのピアノトリオがバラけたのは、絶対に許せ無いです。
今までのBEEだったら、この曲で失敗した事なんか無かったじゃないですか!
16回追っかけた年度末決算がこれでは、ニヘドンは成仏出来ませんて。
一体BEEの皆さんに何が起こったと言うのです? もう彼らの中では、とっくに彼らのシーズンは終わってしまったのでしょうか?
それぞれのソロ活動の方に気持ちがシフトしていたのでしょうか?
音楽的には、松原が一番未熟だった。でも、松原の演奏会は楽しかった。メンバー達が、久しぶりに一緒に活動出来る事を喜んでいて、これから頑張ろうと言う気持ちが満ち溢れていた。トークが一番受けたのは、松原だった。
今日は、メンバー達のトークも、かみ合っていませんでした。上わっつらの言葉が虚しく響いた。
繰り返し言いますが、今日初めてBEEの演奏を聞いたお客さんは、喜んだでしょう。でも今までの演奏を知っている私たちは、不完全燃焼でした。最後の最後で不完全燃焼ですか!? 演奏中のメンバー達の表情も、ずっと固かったですよね。
いつも包み込む様な笑顔を向けてくれる及川さんの笑顔ですら、営業的に見えてしまいました。
BEEの皆さん、喧嘩でもしたのですか?
そこで!! ニヘドンは又もや妄想してしまいました。
何故BEEは不発だったのか!? 夜行バスが発車するまでの隙間時間を利用して、ニヘドンが無責任に、根も葉もないフィクションをでっち上げます。
名付けて「 3時のおやつ事件 」。
今日がBEEシーズン最後の演奏会と言う事で、A嬢が3人に3時のおやつを差し入れた。実際には3時から演奏が始まるので、お昼のデザートと言う感じであったが…。
キラキラ輝く3人の瞳に見守られて、おやつの箱が開けられた。
大福が3つ入っていた。全て種類が違っていた。
1つは苺大福だ。2つ目は豆大福であった。3つ目は、普通のオーソドックスな大福であった。
3人の誰もが、苺大福を食べたいと思った。しかし、三男坊が、そんな主張は出来ない。遠慮して言った。
「あ、僕、好き嫌い無いんで、余ったので良いです。」
長男は、喉から手が出る程、苺大福が食べたかった。でもまさか、日本のピアノ界を背負って立つ俺様が、後輩を差し置いて1人で苺大福を食べる訳には行かない。そこで言ってみた。
「 石田君は、苺大福食べたいよね〜?」
次男坊は答えた。
「ええ、大好きですよ。」そして苺大福に手を伸ばすと、いきなり苺大福にかぶりついた。
「あ!」 長男と三男は、声にならない声を呑み込んだ。
半分に噛じられた苺の汁が次男の唇を赤く染めた。大福を食べ終わった次男は、満足そうに唇を舐めて言った。
「うっめ!これ最高だし。」
一部始終を見つめていた4つの目が悲しい光を宿した。
気を取り直した長男が末弟に言った。
「さ、どっちがいい?」
だから、末弟が長男を差し置いて言えるはずが無いのである。
「あ、いや、本当にどっちでもいいんで、先に選んで下さいよ。」
「じゃ、お言葉に甘えて、僕こっちね。」
長男は豆大福をつまんで噛ぶりついた。
三男は、瞳の悲しみの度合いをさらに深めたが、何も言えなかった。
「 いいさ。残り物には福がある。僕はこの残り物の何のへんてつも無い大福を食べて福を貰おう。」
その時! 誰かが三男の背中にぶつかって来た。
「ああああ…!」
三男は、ぶつかられた拍子に福を授けてくれるはずのフツーの大福を床に落としてしまった。大福に罪は無い。大福には地球の重力に逆らう能力は無い。大福がただ地球の重力に身を任せたからと言って、誰が大福を責める事が出来ようか。
三男坊の目に、大福がスローモーションの様に落下して行くのが映った。三男坊は無意識に腕を伸ばし、落下する大福を掴もうとした。後ちょっとで掴めるはずだった。三男坊の意識下では、今、確かに、大福の影は掴めた感触があったのだ。
しかし、大福は床に落ちた。床に落ちて。本の数ミリ程バウンドするのを、この目で見たと思った。
そこへ!!
先程背中にぶつかった人間の足が、大福の真上に不吉な影を落とした。
「 !! 」
ぶっちょ〜。
踏まれた! 僕の福を呼ぶ大福は踏まれてしまった!!
ぶっにゅ〜。
あんこが絞り出された。
悲しかった。ただ、ただ悲しかった。大人気ないとは知りながら、思わず目から1粒の涙が出た。
長男は彼の涙を見てしまった。チクっと長男の胸は針で刺された様な痛みを感じた。せめてもの罪滅ぼしに、長男は優しい声音で言った。「 もう食べられないね。」
三男にぶつかった挙げ句に、大福の上に上陸した人物は、「あ、ごめん!」と一言だけを残し、一陣の風を巻き起こし、去って行った。
次男は、まだ鼻孔に残る苺の爽やかな春の香りを、さらに身体の奥まで吸い込んだ。
「よし、今日も爽やかな演奏をするぞ!」
そして、3人は、それぞれの気持ちを引き摺りながら、ステージに向かった。
各自の演奏は悪くは無かったが、3人のまとまりは無かった。
こう言う訳なんでは無いでしょうか!!
これから、BEEの皆さんに差し入れをされる方は、3人が仲良くなれる様に、同じ物をお願いしますね。
それにしても三男坊にぶつかった人間は一体誰なんでしょうか?
再度お断りしておきますが、この話しは100パーセント、フィクションです!!
***** 「 2008年03月23日(日)今シーズン最後のBEE 」 ・ 完 *****
Posted by ニヘドン at 05:39│Comments(4)
│石田様偏愛倶楽部
この記事へのコメント
差し入れは同じものですか、、
どうしましょう…愛のチーズケーキは一人だけですが…
どうしましょう…愛のチーズケーキは一人だけですが…
Posted by コウ at 2008年03月24日 21:33
> コウさん。
コウさんの 「 愛のチーズケーキ 」 は及川さんだけに献呈されるものなので、次男と三男には、 「 愛の二へドン 」 を召し上がって頂きましょう。
煮ても焼いても好きにして!!
コウさんの 「 愛のチーズケーキ 」 は及川さんだけに献呈されるものなので、次男と三男には、 「 愛の二へドン 」 を召し上がって頂きましょう。
煮ても焼いても好きにして!!
Posted by ニヘドン
at 2008年03月25日 00:08

でも「愛のニヘドン」さんだって一つしかないのでは、、??
Posted by コウ at 2008年03月25日 21:12
> コウさん。
大人の解決方法があるのですよ。
どういう事かと言うと・・・・・・・・・・・・・・・
あ! このブログは未成年者も読むので、
この件に関しては秘密会議ででも・・・・・・。
大人の解決方法があるのですよ。
どういう事かと言うと・・・・・・・・・・・・・・・
あ! このブログは未成年者も読むので、
この件に関しては秘密会議ででも・・・・・・。
Posted by ニヘドン
at 2008年03月25日 23:15

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