2008年06月08日
ランジェ公爵夫人

1度は諦めた「ランジェ公爵夫人」を見に行った。
感想を一言で言うと、「 は!? 何これ?? 」
実は先月、アメリカ映画「 大いなる陰謀 」を見た時に、「 うわ〜! アメリカ映画に裏切られたぁ!! 」と思ってしまったのです。
( 「大いなる陰謀」については、気が向いたら感想をアップするかもしれません。詳しくは、その時に。)
「 ランジェ公爵夫人」も、「 大いなる陰謀」並みに裏切られた気分です。
今の時代に、それは有り得ないだろう〜!
だってさ、だってさ、そもそもの発端は、公爵夫人が、モンリヴォー将軍と話をしたいと言い出したんだよ。
で毎日毎日自分の家に来させておいて、その気にさせて、思わせぶりっこで、いい大人が何やってるの?
モンリヴォーもさ、初めて公爵夫人に会った後に 「 ランジェ公爵夫人を恋人にするぞ 」とか言っておきながら、全然進展しないし。
高校生カップルじゃないんだから、もうちょっと上手く出来ないんでしょうか?
挙げ句の果てに、モンリヴォーったら、部下を使って、公爵夫人の乗った馬車を襲わせて夫人を誘拐しちゃうし。
不倫が駄目なら、誘拐はもっと駄目だろう。( 苦笑 )
結局、夫人は修道院に入ってしまうのですが、本人はそれで良いかもしれないけど、公爵にしてみれば、夫人が浮気をしようがしまいが、夫人が家からいなくなってしまうんだから、結果は同じ。
不倫してないなら、家にいろよ。みたいな。
モンリヴォーさんったら、あちこちの修道院を探し歩いて、とうとうスペインのマヨルカ島で見つけるのです。
そうして、またもや部下を使って、修道院から夫人を連れ出す作戦に出るのです。
だから、繰り返すけど誘拐は駄目だろう。
不倫より誘拐の方が罪が重いだろう。
ラストシーンが裏切られますよ〜。
え〜!!
誘拐を企てる程、好きだったんじゃないの〜!?
日本人のメンタリティーから言ったら、後追い自殺でもして欲しい所だよねぇ。
何だ、このラスト!?
映画に裏切られたい人は、必見の映画ですよ。岩波ホールは6月13日までなので、走れ!!
この映画は、ナマコさんみたいに、服飾デザインをしている人にも見て欲しい映画です。
公爵夫人が、ドレスを着替える、着替える。
マリー・アントワネットみたいなド派手な衣装ではないけれども、配色とか、リボンの使い方とかに、ハッとするヒント満載です。
後、欧米の映画って、今までは台詞に頼っていた感じのものが多かったと思うのですが、「 譜めくりの女 」も、この映画も役者の顔の表情をじっと追うカメラワークになっています。
ああ、そう言えば、作曲家のシューベルトの生涯を描いた「 ノットウルノ 」も、台詞は必要最小限でしたね。
昔から映画はそうでしたっけ?
Posted by ニヘドン at 22:52│Comments(0)
│映画
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