2008年08月13日

イケメン対決にウットリ!

2008年08月13日(水)

いやあ〜。学校が夏休み期間中の「 水曜日レディース・デー 」は、シネコンは阿鼻叫喚の地獄絵ですよ。
本日は9:35に「109シネマ横浜みなとみらい」に到着した。
案の定、チケット売り場前は長蛇の列。
案の定どころか、今日はニヘドンの経験の中では最長の行列を記録!
チケット売り場の後ろの通路を曲がりくねった挙げ句、非常階段を2段も3段も下って行く。
途中で階段を下りるのを面倒臭かった人が、横に並び始めてしまったので、列は折り返し、最後尾がどこだか、ニューカマーには分からない。
皆、黙って視線に「 横入りするなよ 」の敵意をギリギリと込め自分のテリトリーを守る。
子供の付き添いで朝早く起きてやって来たパパとママ達は、「 何でポケモンごときにこんな行列せにゃならんの。」とお疲れモード。
「 劇場版 NARUTO - ナルト- 」の9:50の回はチケット完売。
10:10 の 「 ポケットモンスター 」も完売だったのかな? お母さん達が、「 次の回も駄目だったら、ポケモンセンターにでも行こうか?」と作戦立て直しに躍起になっている。
9:45の「 クライマーズ・ハイ 」のチケットも残り僅かだとアナウンスをしている。
凄いなあ〜。

さて、ニヘドン達は、「 ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 」を見に来た。予告編上映開始の10:00になってもチケット売り場に辿り着かない。
映画は最初からエンドロールまで、きっちりと見るのが 「 映画道ニヘドン流 」の正しいお作法だが、今日は家元自らオキテを破ってしまうのだろうか…。ショボボボーン。
間もなく、「 ゲゲゲの鬼太郎 」の希望者だけ、右端の列に集められ、優先的にチケットを売ってくれた。
ダッシュで客席に向かうが、席に着くと、まだ予告編の最中だった。
ふー。良かった。奇跡だよ。

最近ニヘドンが気が付いた事がある。
それは、「 映画は、一緒に見る人によって印象が変わる 」と言う事だ。
同じ作品でも、レンタルDVDを自宅の小さなスクリーンで見るのと、シネコンの大きなスクリーンで見るのは印象が違うのは当然。
でも、同じシネコンで見ても、1人で見る時、友達と見る時、家族と見る時、好きな人と見る時でも、印象は変わると思う。
多くの人が、この事実を無視して、「 この映画は良い 」とか 「 悪い 」とか論じる。
「 誰と一緒に見るか 」これは映画の見方を変えてしまう大事な要素なのである。
例えば、ニヘドンが息子ちゃんと一緒に映画を見に行く場合、息子ちゃんの反応が無いとつまらない。
息子ちゃんが喜んでくれると、超、嬉しい。「 ゲゲゲの鬼太郎 」は、息子ちゃんが大喜びしたので、母に取っては、メチャメチャ良い映画だったのである。
息子ちゃんの喜び イコール 母の喜び の図式の前には、専門家の評価なんぞ、クソ食らえなのである。
今回、「 ゲゲゲの鬼太郎 」に息子ちゃんは大満足したが、全てのお子ちゃまがそうとは限らない。
我が家は少し変な家庭で、我が家に住み着いている男2人が「 ゲゲゲの鬼太郎 」ファンなのである。
水木しげる先生のコミックは全巻揃っているし、水木しげる先生の他の著作も勿論有る。アニメのビデオも新旧取り混ぜて山積みになっている。
今もTVのアニメ放映をする日曜日9時には、自分たちで起き出してTV の前に座っている。
息子ちゃんに取って、「 ゲゲゲの鬼太郎 」の登場人物( 登場妖怪 )は、慣れ親しんだ友達であり、だからこそ楽しめたのだと思う。
言うなれば、この映画はコミケ( コミック・マーケット )で売られる同人誌のノリの映画なのだと思う。
慣れ親しんだキャラクター達に、色々なシチュエーションで色々な事をさせて楽しむ…みたいな。
ゲゲゲの鬼太郎のコミックもアニメもよく知らないと言う人がこの映画を見たら、どう思うのか、逆に知りたい。
数ヶ月前、「 ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 」の予告編を見た時、超怖かった。
1作目も、勿論、ニヘドンは息子ちゃんと一緒に見た。
1作目は、コミックやアニメでお馴染みのゲゲゲの鬼太郎を実写で作ってしまいました〜!と言うノリの「 祭り 」的な映画だった。
妖怪キャラクター達を実写で再現する事に力点が置かれていた。
これでもか、これでもか、と、妖怪に扮した実力派俳優達が出てきて、万国博覧会並みの賑やかさに楽しめた。
2作目は、ストーリーをしっかり作って来た。為に、鬼太郎のキャラの重要性が薄れてしまった感は否めない。
ウエンツ君は、ニヘドン大好き!
でも、1作目のウエンツ鬼太郎の方が美しかった。
その代わり(?) 夜叉の役で出ている韓国のイケメン俳優ソ・ジソブ が超超超超格好良かった!!
もう、ニヘドン駄目・・・・・・・・。 ああいうキャラクターに滅法弱いのよ。
映画の夜叉の井出達でニヘドンの前に現れてお金の無心をされたら、もう払っちゃうから、ニヘドン。

香港映画 「 The Myth 神話 」で、悪役振りを見せてくれた二コラス・ツェーを彷彿とさせる格好良さでした。
日本人が描く悪役って、「 だけど根は良い人なんだよ。」という描き方が好きじゃないですか?
ニヘドンはそういうの駄目なんだよね。
二コラス・ツェーが「 The Myth 神話 」で何が良かったかって、徹頭徹尾、悪に徹しているのね。
そうする事で、「 悪の美学 」を体現する。 するとニヘドンがコロリと参る。 
と、こういう図式なんですわさ。
「 ゲゲゲの鬼太郎 」 でも、ソ・ジソブの夜叉が、二コリともせず、
黙々と主人公・鬼太郎に対決を挑んで来るのよ。
鬼太郎 VS 夜叉。 つまり、
ウエンツ VS ソ・ジソブ。 つまり、
イケメン VS イケメン。
んきゃああ~!!  息子ちゃん、息子ちゃん、ママ、この映画見て、ヨ・カ・ッ・タ・ああああああああicon06

700円も出して買ったプログラムに拠りますとですね、
( プログラムには主要登場人物のインタビューが掲載されています。)
ソ・ジソブ曰く、韓国では妖怪は身近な存在では無いそうだ。
ニヘドン家の執事セバスチャンの言う事には、原作では夜叉は中国の妖怪だそうだ。
だから、ソ・ジソブが妖怪・夜叉を演じる際、どのように演じるか悩んだらしい。
インタビュー記事の中でこんな事を言っています。
「 共演のウエンツさんは少年のように明るく元気な方で、彼のおかげでいろいろと助かりました。
  私も彼の役に立てたならうれしいです。 」
やっだあ~!! ソ・ジソブったら、良い人すぎる~!!
芸能界で成功街道まっしぐらのイケメン俳優は、普通言えないよ。
こんな、謙虚な事。

ニヘドン、2008年下半期は、イギリスのイケメン俳優ジュード・ロウの研究をしようと思っていた。
しかし・・・・・・しかし・・・・・・・ソ・ジソブも捨て難い・・・・・・。
どうする? どうしよう? ここは、ほれ、普通に二股ってか?
片やイギリス、片や韓国。 バレないよね。 2人も日本語読めないよね?
ニヘドンの「 ドンドン日記 」を読んだりしないよね?
よし、そうと決まれば、スケジュール作るか。
月・水・金がジュード・ロウの日で、火・木・土がソ・ジソブの日。
日曜日が石田様の日かな?

プログラムを読んでさらに驚いた事が有る。
キャラクター監修をしたのが、カリスマ・ヘアデザイナーの柘植伊佐夫( つげ いさお )氏なのだが、
夜叉のデザインを 
「 音楽つながりで、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジからイメージを広げました。」そうだ。
ええええええええ!?
そ・・・・そう言われてみたら、そうだ。 そうなんだ。
確かにジミー・ペイジだ。 これは!!!
柘植伊佐夫氏は1960年生まれ。 ははあ・・・・・。
レッド・ツェッペリンを知っている世代だ!!

で、夜叉が映画の中で武器として使っているのが、胡弓。
これを弾くと、破壊音波が出るという設定。
ニヘドンは、ただの胡弓かと思っていた。
しかし、プログラムには 「 胡弓型ギター 」と書かれていた。
!!!!! ギター!!!!
そ・・・・そうか! だって、ジミー・ペイジはギタリストじゃんよ!
それに、ジミー・ペイジはギターを弓で弾いたりしたじゃんよ!
あちゃー! 胡弓型ギターを弓で弾く! 正しくジミー・ペイジ~!!

さあ、母の趣味はひとまず置いておいて、映画の本題に入りましょうかね。
予告編は、ぞっとする程のオカルトチックな物でしたが、本編はそんな事は無くて、
ヒロイン楓( かえで )が、ねずみ男とぶつかるシーンでは、息子ちゃんは笑いが止まりませんでした。
ねずみ男役の大泉洋さん、相変わらずイイ味を出してます。
ただ、「 テネイシャスD ~ 運命のピックを探せ! 」張りの、お下品なシーンが多過ぎ。
これはママは許しません!
1回か2回なら面白いけれど、あんまりくどいと、ウザイだけです。

この映画の中では様々な小道具も良い味を出していて、ねずみ男の名刺も登場!
スクリーンに出た時は、思わず笑ってしまった。
息子ちゃんは、「 あれ、ダンボール? 」と言っていた。 
どうせ、ねずみ男の事だから、道で拾ったダンボールを利用して作ったのだと思ったのでしょう。
ニヘドンは、駅弁の容器の経木を使っているのかと思いました。
本当の所は分からない。 プログラムにも書いてなかった。

笑える所満載の映画だったのだが、ニヘドンが妙に楽しめたのが、
前述したイケメン対決の他には、室井滋 演じる 砂かけ婆 VS 佐野史郎 演じる 蛇骨婆 ( じゃこつばばあ )。
婆あ対決。 何か楽しめちゃった。
佐野史郎さんは、相変わらずの怪演振りだ。
あなたの夫になるのが、冬彦さん か、 蛇骨婆 、どちらを選ぶかと迫られたら、どうする?
えええええ!? どっちも嫌だ!!
でも蛇骨婆は、女だから、日本の法律では女同士は結婚出来ないから、じゃあ、冬彦さんしか残ってないじゃん!?
いやあ・・・・佐野史郎さん。 いい俳優さんです。

映画 「 ゲゲゲの鬼太郎 」の良い所は、役者達が充実しているのですよ。
しかも特殊メイクでしょ。 言われなければ気が付かない場合も有るのだ。
今回気が付かなかったのが、妖怪・琵琶牧々( びわぼくぼく )。
楽器の琵琶に顔が付いているのだ。
映画を見ている時に、「 あれ? これ誰だ? 」と首を捻っていたのである。
後でプログラムを見て、お笑いの「次長課長」の河本準一だと知り、
「 ああああ! そうだよ。 そうだよ! 言われてみれば、そうじゃん!!」。
「濡れ女」が、寺島しのぶ。 いいですねえ。 役柄にぴったりでしたよ。
ニヘドンは、若い頃は、寺島しのぶの良さが分からなかったのだけれども、ここ5年ばかりは
彼女にぞっこんですわ。

「さとり」が上地雄輔( かみじ ゆうすけ )。 
ちょっと演技が、マザコンっぽい仕上がりだったかな? ( 笑 )
いえいえ、批難している訳ではなく、クネっとした感じが、ちょっとね。( 笑 )

「 猫娘 」が田中麗奈( たなか れな )。
息子ちゃんは、1作目のおかっぱ頭の猫娘の方が、原作に近くて好きだった様です。
確かに、2作目は余りにも人間体だったので、もっと猫メイクを見たかったな。



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Posted by ニヘドン at 15:37│Comments(2)映画
この記事へのコメント
ニヘドン様。
ぜひジュード・ロウ語ってくださいませ!
Posted by 陶子 at 2008年08月15日 13:56
> 陶子さん。

   ご無沙汰しております。
   毎日暑いですが、お元気でしたか?
  
   陶子さんもジュード・ロウはお好きですか?
   では、頑張って、ジュード・ロウを研究させて頂きます!
Posted by ニヘドンニヘドン at 2008年08月15日 19:17
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